岡山市の美術館でお庭番から番頭へと出世した人気者の黒猫に、歴史学者の磯田道史さんがにゃんとも素敵なプレゼントを贈りました。
2017年に夢二郷土美術館にすみ着き、竹久夢二が描いた黒猫にそっくりな「黒の助」。
「お庭番」として5年間、美術館で癒やしを届けてきた活動が認められ、2021年12月「お庭番頭」に昇格しました。
昇格を記念して江戸時代の古文書風の辞令を書いたのは岡山市出身の歴史学者・磯田道史さんです。
(歴史学者/磯田道史さん)
「猫なのに頑張っているという表現は古文書の世界にないかなと思ったら結構ある。(夢二は)生きとし生けるものを大事にする気持ちがあったから、美術館で生活することで黒の助が訴えてくだされば」