国語こくご辞書じしょの索引さくいん「きしょ」1ページ目め

き‐しょ【希書きしょ／稀書きしょ】

なかなか手てに入はいらない珍めずらしい書物しょもつ。希まれ覯本(きこうぼん)。

き‐しょ【奇書きしょ】

珍めずらしい書物しょもつ。珍書ちんしょ。

き‐しょ【寄書きしょ】

［名な］(スル) １ 手紙てがみを書かき送おくること。また、その手紙てがみ。 ２ 新聞しんぶん・雑誌ざっしなどに文章ぶんしょうを寄よせること。また、その文章ぶんしょう。寄よせ...

き‐しょ【貴所きしょ】

［名な］ １ 相手あいてを敬うやまって、その住所じゅうしょをいう語かたり。 ２ 貴人きじんの居所きょしょ。貴人きじんの御前ごぜん。「或あるる—より仰おおせを承うけたまわりて」〈著聞ちょぶん集しゅう・一いち九きゅう...

き‐しょ【貴書きしょ】

相手あいてを敬うやまってその手紙てがみや書物しょもつなどをいう語かたり。尊書そんしょ。

きしょ・い

［形かたち］俗ぞくに、気色けしきが悪わるい。気持きもちが悪わるい。きもい。

き‐しょう【気性きしょう】

［名な］生うまれつきの性質せいしつ。気質きしつ。きだて。気象きしょう。「—が激はげしい」「さっぱりとした—」 ［形かたち動どう］性質せいしつがしっかりしているさま...

き‐しょう【気象きしょう】

１ 大気たいきの状態じょうたい、および雨あめ・風ふう・雪ゆきなど大気たいき中ちゅうで起おこる諸しょ現象げんしょう。 ２ 「気性きしょう」に同おなじ。「上等じょうとうの社会しゃかいに立たつ時ときは、—も自然しぜんに...

き‐しょう【希少きしょう／稀少きしょう】

［名な・形かたち動どう］少すくなくて珍めずらしいこと。きわめてまれなこと。また、そのさま。「今時いまどき—な存在そんざい」

き‐しょう【奇き峭】

［名な・形かたち動どう］山やまなどが険けわしくそびえ立たっていること。また、物事ものごとがきわだって鋭するどいこと。また、そのさま。「越後えちご境さかいの連山れんざん、或ある...

き‐しょう【奇捷きしょう】

「奇勝きしょう(きしょう)1」に同おなじ。

き‐しょう【奇勝きしょう】

１ 思おもいがけない勝利しょうり。また、思おもいもつかないような計略けいりゃくで勝かつこと。奇捷きしょう(きしょう)。 ２ 珍めずらしい景色けしき。すばらしい景色けしき...

き‐しょう【記章きしょう】

記念きねんとして参加さんか者しゃ・関係かんけい者しゃに与あたえるしるし。「従軍じゅうぐん—」

き‐しょう【記章きしょう／徽章きしょう】

《「徽」は旗はたじるし、「章あきら」は模様もようの意い》職業しょくぎょう・身分みぶん・所属しょぞくなどを示しめすために帽子ぼうしや衣服いふくなどにつけるしるし。バッジ。

き‐しょう【記き誦】

［名な］(スル) １ 記憶きおくしておいて、そらで唱となえること。暗唱あんしょう。「今いまもなお—せるものが数すう十じゅうある」〈中島なかじま敦あつし・山月やまつき記き〉 ２...

き‐しょう【起床きしょう】

［名な］(スル)寝床ねどこから起おき出だすこと。「五ご時じに—する」「—喇叭らっぱ(らっぱ)」⇔就床しゅうしょう(しゅうしょう)。

き‐しょう【起請きしょう】

［名な］(スル)《3が原義げんぎ》 １ 自分じぶんの言動げんどうに偽いつわりのないことや約束やくそくに違背いはいしないことを、神仏しんぶつに誓ちかって書かき記しるすこと。また...

き‐しょう【帰き性せい】

仏語ふつご。迷まよいのない本性ほんしょうに帰かえること。法ほう性せいの真実しんじつに行いき着つくこと。

き‐しょう【毀傷きしょう】

［名な］(スル)損そこない傷きずつけること。「彼かれも此も—せられたり」〈鴎外おうがい・藤ふじ鞆絵〉

き‐しょう【旗はた章あきら】

旗はたにつける図柄ずがら。旗はたじるし。また、国旗こっき・校旗こうき・軍旗ぐんきなどの総称そうしょう。

き‐しょう【嬉うれし笑わらい／嘻笑】

［名な］(スル)喜よろこび笑わらうこと。「—にも相あい感かんじ怒いか罵ののしにも相あい感かんじ」〈二葉ふたば亭てい・浮雲うきぐも〉

き‐しょう【譏そし笑わらい】

［名な］(スル)そしり笑わらうこと。あざけり笑わらうこと。また、その笑わらい。「此三宝さんぼう論ろんを聴きかば人ひと誰だれか—せざらんや」〈西にし周あまね・明あかり六ろく...

きしょう‐えいせい【気象きしょう衛星えいせい】

地球ちきゅうの気象きしょう状況じょうきょうを観測かんそくする人工じんこう衛星えいせい。可視かし光線こうせん・赤外線せきがいせんを利用りようして雲くもや海面かいめん水温すいおんの分布ぶんぷなどを観測かんそくし、上層じょうそう風ふうの流ながれなどの情報じょうほう...

きしょう‐かち【希少きしょう価値かち／稀少きしょう価値かち】

少すくなくて珍めずらしいために生しょうじる価値かち。「かつての日ひ用品ようひんも今いまでは—がある」

きしょう‐かん【気象きしょう管かん】

⇒ストームグラス

きしょう‐がく【気象きしょう学がく】

大気たいきの状態じょうたいやその中なかで起おこる諸しょ現象げんしょうを物理ぶつり的てき・化学かがく的てきに研究けんきゅうする学問がくもん。

きしょう‐きんぞく【希少きしょう金属きんぞく／稀少きしょう金属きんぞく】

⇒レアメタル

きしょうぎょうむ‐ほう【気象きしょう業務ぎょうむ法ほう】

気象きしょう・地象ちしょう・水みず象ぞうの観測かんそく、予報よほうおよび警報けいほう、発表はっぴょうなどの気象きしょう業務ぎょうむに関かんする基本きほん的てき制度せいどを規定きていした法律ほうりつ。昭和しょうわ27年ねん（1952）制定せいてい。

きしょう‐けいほう【気象きしょう警報けいほう】

重大じゅうだいな災害さいがいが起おこるおそれがある気象きしょうの状態じょうたいのときに、気象台きしょうだいが発表はっぴょうする警報けいほう。大雨おおあめ警報けいほう・洪水こうずい警報けいほう・大雪おおゆき警報けいほう・暴風ぼうふう警報けいほう・暴...

きしょう‐けんきゅうしょ【気象きしょう研究所けんきゅうじょ】

気象きしょう・気候きこう・地震じしん火山かざん・海洋かいようなど地球ちきゅう科学かがくの研究けんきゅうを総合そうごう的てきに行おこなう国立こくりつ試験しけん研究けんきゅう機関きかん。気象庁きしょうちょうの施設しせつ等とう機関きかん。中央ちゅうおう気象台きしょうだい研究けんきゅう課かを...

きしょう‐こうがく【気象きしょう光学こうがく】

光学こうがく現象げんしょうを研究けんきゅうする気象きしょう学がくの一いち分科ぶんか。暈かさ(かさ)・虹にじ・薄明はくめいなど、大気たいき中ちゅうの光ひかりの散乱さんらん・屈折くっせつなどを対象たいしょうとする。

きしょう‐こうがくげんしょう【気象きしょう光学こうがく現象げんしょう】

⇒大気たいき光こう象ぞう

きしょう‐さいがい【気象きしょう災害さいがい】

気象きしょう現象げんしょうが主おもな原因げんいんとなって生しょうじる災害さいがい。洪水こうずい・風害ふうがい・霜害そうがい・冷害れいがい・干害かんがい・雪害せつがいなど。

きしょう‐しっぺい【希少きしょう疾病しっぺい／稀少きしょう疾病しっぺい】

患者かんじゃ数すうが少すくない難治なんじ性せい疾患しっかんの総称そうしょう。日本にっぽんでは患者かんじゃ数すうが5万まん人にん未満みまんの重じゅう篤あつしな疾病しっぺいをいう。

きしょう‐しゅ【希少きしょう種しゅ／稀少きしょう種しゅ】

日本にっぽんの1991年版ねんばんレッドリストで使用しようされていたカテゴリー項目こうもくの一いち。存在そんざい基盤きばんが脆弱ぜいじゃくな種たね。絶滅ぜつめつの危険きけん性せいは危急ききゅう種しゅよりも低ひく...

きしょう‐せいし【起請きしょう誓紙せいし】

「起請文きしょうもん」に同おなじ。「恋こいの—といったような色いろっぽいものではなくて」〈秋声しゅうせい・仮装かそう人物じんぶつ〉

きしょう‐だい【気象台きしょうだい】

気象きしょうの観測かんそく・資料しりょう収集しゅうしゅう・研究けんきゅうをし、天気てんき予報よほう・気象きしょう警報けいほうを出だすなどの気象きしょう業務ぎょうむを行おこなう機関きかん。地震じしん・火山かざんなどの観測かんそくも含ふくむ。→管かん...

きしょう‐だいがっこう【気象きしょう大だい学校がっこう】

千葉ちば県けん柏かしわ市しにある気象庁きしょうちょう幹部かんぶ職員しょくいん養成ようせいのための大だい学校がっこう。大正たいしょう11年ねん（1922）中央ちゅうおう気象台きしょうだい付属ふぞく測候そっこう技術ぎじゅつ官かん養成ようせい所しょとして設立せつりつ、...

きしょう‐ちゅういほう【気象きしょう注意報ちゅういほう】

災害さいがいが起おこるおそれがある気象きしょう状態じょうたいのときに、気象台きしょうだいが発表はっぴょうする注意報ちゅういほう。大雨おおあめ・洪水こうずい・大雪おおゆき・強風きょうふう・風雪ふうせつ・波浪はろう・高潮こうちょう・濃霧のうむ・...

きしょう‐ちょう【気象庁きしょうちょう】

国土こくど交通省こうつうしょうの外局がいきょくの一いち。全国ぜんこくの気象きしょう・地震じしん・火山かざんなどを観測かんそくして、その資料しりょうを収集しゅうしゅう・配布はいふし、天気てんき予報よほう・気象きしょう警報けいほうを発表はっぴょうするな...

きしょう‐ちょう【気象きしょう潮しお】

気象きしょうの影響えいきょうによって潮位ちょういが変動へんどうする現象げんしょう。台風たいふう襲来しゅうらい時じの高潮こうちょうなど。

きしょう‐つうほう【気象きしょう通報つうほう】

気象庁きしょうちょう・管区かんく気象台きしょうだいから気象きしょう観測かんそくの解析かいせき結果けっか・予報よほう・警報けいほうなどを一般いっぱんの人ひとや特定とくていの機関きかん・団体だんたいなどに知しらせること。ラジオ・無む...

きしょう‐つぎ【起請きしょう継つぎ】

紙かみを貼はり継つぐとき、第だい一いち紙しの左端ひだりはしの表ひょうと第だい二に紙しの右みぎ端はしの裏うらが糊代のりしろ(のりしろ)となる、普通ふつうとは逆ぎゃくの貼はり継つぎ方かた。起請文きしょうもんで、前まえ...

きしょう‐つなみ【気象きしょう津波つなみ】

大気たいきの擾乱じょうらんに起因きいんする海面かいめんの副ふく振動しんどうの一種いっしゅ。台風たいふうや前線ぜんせんの通過つうか、火山かざん噴火ふんかに伴ともなう空振からぶりなどが気圧きあつ変化へんかを引ひき起おこし、海面かいめんに影響えいきょう...

き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結きしょうてんけつ】

１ 漢詩かんし、特とくに絶句ぜっくの構成こうせい法ほう。第だい1句くの起句きくで詩意しいを言いい起おこし、第だい2句くの承うけたまわ句くでそれを受うけ、第だい3句くの転てん句くで素材そざいを転てんじて発はつ...

き‐しょう‐てん‐ごう【起おこり承うけたまわ転うたて合ごう】

「起承転結きしょうてんけつ」に同おなじ。

きしょう‐でんき【気象きしょう電気でんき】

⇒大気たいき電気でんき

きしょう‐とう【希少きしょう糖とう／稀少きしょう糖とう】

自然しぜん界かいに存在そんざいする割合わりあいが極きわめて小ちいさい、希少きしょうな糖とう。多量たりょうに存在そんざいするブドウ糖ぶどうとうや果糖かとうなどの7種類しゅるいを除のぞく、単たん糖類とうるいおよびその誘導ゆうどう...

きしょう‐どうぶつ【希少きしょう動物どうぶつ／稀少きしょう動物どうぶつ】

生息せいそく数すうが非常ひじょうに少すくなく、絶滅ぜつめつの心配しんぱいのある野生やせい動物どうぶつ。日本にっぽんでは、イヌワシ・ノグチゲラ・ツシマヤマネコなど。

きしょう‐はくしょ【気象きしょう白書はくしょ】

気象庁きしょうちょうが毎年まいとし発表はっぴょうする報告ほうこく書しょ「気象きしょう業務ぎょうむはいま」の通称つうしょう。気象庁きしょうちょうの業務ぎょうむについての紹介しょうかいと、最近さいきんの気象きしょう災害さいがいや地震じしん・火山かざん活動かつどうな...