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ザ・ストロークス - Wikipedia
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ザ・ストロークス

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのガレージ•ロックバンド

ザ・ストロークス（The Strokes）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくニューヨーク出身しゅっしんのロックバンド。メンバーはジュリアン・カサブランカス、ニック・ヴァレンシ、アルバート・ハモンドJr.、ニコライ・フレイチュア、ファブリツィオ・モレッティの5人にん。

ザ・ストロークス
ハワイ公演こうえん（2019年ねん9月がつ）
基本きほん情報じょうほう
出身しゅっしん地ち アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ニューヨーク州しゅう ニューヨーク
ジャンル
活動かつどう期間きかん 1999年ねん -
レーベル
公式こうしきサイト The Strokes （英語えいご）
メンバー

略歴りゃくれき

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ザ・ストロークス（2002年ねん）

1999年ねん、NYのアッパーウェストサイドにある上流じょうりゅう階級かいきゅうや富裕ふゆう層そうの子弟していが通かよう学校がっこうで、幼馴染おさななじみで一緒いっしょにバンドをやっていたジュリアンとニコライのコンビに、ニックとファブのこちらも幼馴染おさななじみコンビが出会であう。そこに、ジュリアンのル・ロゼでの友人ゆうじんでLAからニューヨーク大学だいがくに映画えいがの勉強べんきょうにやってきていたアルバートが加くわわり、ザ・ストロークスが結成けっせいされた。

2001年ねん、イギリスのラフ・トレードにデモ・テープを送おくり、契約けいやくに至いたる。3曲きょく入いりのEP『ザ・モダン・エイジ』（The Modern Age）を発表はっぴょう。これがきっかけでイギリスで人気にんきが爆発ばくはつ。音楽おんがく誌しはこぞって“NEXT BIG THING”として取とり上あげる。同年どうねん8月がつにデビューアルバム『イズ・ディス・イット』（Is This It）を発売はつばいし、全ぜん世界せかいでヒットさせる。

2002年ねん、2月がつに初はつの来日らいにち公演こうえんを行おこなう。チケットは即日そくじつ完売かんばいとなり、会場かいじょうによっては当初とうしょより大おおきい会場かいじょうに変更へんこうされるハプニングもあった。

2003年ねん、2ndアルバム『ルーム・オン・ファイア』（Room on Fire）を発表はっぴょうする。「12:51」、「レプティリア」（Reptilia）がヒットし、人気にんきを確たしかなものとする。8月にはサマーソニックに出演しゅつえん。

2006年ねん、3rdアルバム『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』（First Impressions of Earth）を発表はっぴょう[6]。この年としのフジロックフェスティバルではヘッドライナーを務つとめた。

2011年ねん、4thアルバム『アングルズ』（Angles）を発表はっぴょう[7]。この年としのサマーソニックでヘッドライナーを務つとめた。

2013年ねん、5thアルバム『カムダウン・マシーン』（Comedown Machine）を発表はっぴょう[8]。

2016年ねん、4曲きょく入いりのEP『フューチャー・プレゼント・パスト』（Future Present Past）を発表はっぴょう[9]。

2020年ねん、6thアルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』（The New Abnormal）を発表はっぴょう[10]。第だい63回かいグラミー賞しょうでロック部門ぶもん・最優秀さいゆうしゅうロック・アルバム賞しょうを受賞じゅしょうし、キャリア初はつのグラミー賞しょう受賞じゅしょうとなった。

評価ひょうか

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ライブでのストロークス（2019年ねん）

1960年代ねんだい前後ぜんごのガレージロックサウンドを彷彿ほうふつとさせ、ザ・ホワイト・ストライプスと共ともにガレージロック・リバイバルの代表だいひょう格かくとして有名ゆうめいである。しかしその音楽おんがく性せいはストライプスとは大おおきく異ことなり、都会とかい的てきで洗練せんれんされた曲調きょくちょうが持もち味あじ。同おなじく出自しゅつじがニューヨークであり、そのアンダーグラウンドで活躍かつやくして後ごのロックに多大ただいな影響えいきょうを与あたえたヴェルヴェット・アンダーグラウンドやテレヴィジョンといったバンドと似にた雰囲気ふんいきを持もっていると評価ひょうかされるが、メンバーは特とくに影響えいきょうを受うけていないという[11]。

ロックンロール・リバイバルの旗手きしゅ

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2000年代ねんだいに差さし掛かかった当時とうじ、アメリカではヒップホップやR&Bなどの黒人こくじん音楽おんがく勢ぜいやラップメタル/ヘヴィロックが、イギリスではレディオヘッドやコールドプレイなどの陰鬱いんうつな雰囲気ふんいきを持もった、およそ陽性ようせいなロックンロールとは相容あいいれないアーティスト達たちがそれぞれセールスを伸のばして隆盛りゅうせいしていた。そんな中なかでストロークスは"60年代ねんだい前後ぜんこうのロックンロール/ガレージ・ロックを現代げんだいの若者わかもの風ふうにスタイリッシュに解釈かいしゃく"したとも言いえるサウンドにより人気にんきを博はくし、そのようなシーンの中なかで「ロックの復権ふっけん」「ロックンロール・リバイバルの旗手きしゅ」として評ひょうされた。

これは、ロックミュージックのセールスが黒人こくじん音楽おんがく勢ぜいに押おされて危あやうくなっていたイギリスを中心ちゅうしんとしたマスメディアによるハイプだ、との見方みかたもあったが、結果けっか的てきにストロークスは前述ぜんじゅつのアーティスト以上いじょうのリスナーからの支持しじを勝かち得えることになり、実際じっさいにその後ごのシーンではストロークスに影響えいきょうを受うけて感化かんかされた後進こうしんバンドが数多かずおおく登場とうじょうした。フランツ・フェルディナンド、アークティック・モンキーズ[12]、カイザー・チーフスなど、大おおきな成功せいこうを収おさめた2000年代ねんだいのUKガレージ・ロック/ポストパンクバンドの多おおくは、ストロークスからの影響えいきょうを公言こうげんしている。

楽曲がっきょく「ラスト・ナイト」は、ローリング・ストーン誌しによる「ローリング・ストーンの選えらぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」に於おいて478位いに選えらばれている。

メンバー

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  •  
    ジュリアン・カサブランカス（ボーカル）
  •  
    ニック・ヴァレンシ（ギター）
  •  
    アルバート・ハモンドJr.（ギター）
  •  
    ニコライ・フレイチュア（ベース）
  •  
    ファブリツィオ・モレッティ（ドラムス）

ディスコグラフィー

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詳細しょうさいは英語えいご版ばん「en:The Strokes discography」を参照さんしょう

スタジオアルバム

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タイトル 詳細しょうさい 最高さいこう順位じゅんい 備考びこう
US
[13] 		AUS
[14] 		AUT
[15] 		BEL
[16] 		FRA
[17] 		GER
[18] 		NOR
[19] 		NZ
[20] 		SWE
[21] 		UK
[22]
イズ・ディス・イット
Is This It [I]
  • Released: 2001年ねん8月がつ27日にち
  • Label: Rough Trade (#030), RCA (#68101)
  • Formats: CD, LP
 33 5 35 47 19 13 2 23 3 2
ルーム・オン・ファイア
Room on Fire
  • Released: 2003年ねん10月がつ28日にち
  • Label: Rough Trade (#130), RCA (#55497)
  • Formats: CD, LP
 4 6 14 14 16 5 3 6 6 2
ファースト・インプレッションズ・オブ・アース
First Impressions of Earth
  • Released: 2006年ねん1月がつ3日にち
  • Label: Rough Trade (#330), RCA (#73177)
  • Formats: CD, enhanced CD, LP
 4 4 9 21 9 10 22 10 9 1
アングルズ
Angles
  • Released: 2011年ねん4月がつ5日にち
  • Label: Rough Trade (#530), RCA
  • Formats: CD, LP, download
 4 1 9 18 6 15 15 6 21 3
カムダウン・マシーン
Comedown Machine
  • Released: 2013年ねん3月がつ26日にち
  • Label: RCA
  • Formats: CD, LP
 10 7 21 49 17 50 10 18 28 10
ザ・ニュー・アブノーマル
The New Abnormal
  • Released: 2020年ねん4月がつ10日とおか
  • Label: Cult, RCA
  • Formats: CD, LP, cassette, download
 8 21 8 — 20 12 — 15 31 3
  • I^ 写真しゃしんが卑猥ひわいであるとされUSバージョンのみジャケットを差さし替かえられた。また、"New York City Cops"が"When It Started"に差さし替かえられている。

EP

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タイトル 詳細しょうさい 最高さいこう順位じゅんい
CAN
[29] 		NOR
[30] 		UK
[31]
ザ・モダン・エイジ
The Modern Age 		20 28 68
フューチャー・プレゼント・パスト
Future Present Past
  • Release: 2016年ねん6月がつ3日にち
  • Label: Cult
  • Formats: LP, download
 — — —

受賞じゅしょう歴れき

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詳細しょうさいは英語えいご版ばん「en:List of awards and nominations received by The Strokes」を参照さんしょう

日本にっぽん公演こうえん

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ Phares, Heather. The Strokes Biography, Songs, & Albums - オールミュージック. 2023年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。
  2. ^ Lipshutz, Jason (2011年ねん3月がつ23日にち). “Top 10 Garage Rock Revival Bands: Where Are They Now?”. Billboard. 2023年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。
  3. ^ Abebe, Nitsuh (2010年ねん2月がつ25日にち). “The Decade in Indie”. Pitchfork. Condé Nast. 2023年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。
  4. ^ Lynskey, Dorian (2012年ねん1月がつ16日にち). “Indie rock's slow and painful death”. The Guardian. Guardian News & Media. 2023年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。
  5. ^ Kravitz, Kayley (2012年ねん10月がつ23日にち). “Revisiting the Post-Punk Revival”. HuffPost Entertainment. BuzzFeed. 2023年ねん4月がつ26日にち閲覧えつらん。
  6. ^ “AllMusic | Record Reviews, Streaming Songs, Genres & Bands” (英語えいご). AllMusic. 2020年ねん4月がつ11日にち閲覧えつらん。
  7. ^ Stone, Rolling (2011年ねん3月がつ16日にち). “Strokes' New Album 'Angles' is Best Since Their Debut” (英語えいご). Rolling Stone. 2020年ねん4月がつ11日にち閲覧えつらん。
  8. ^ “The Strokes Announce Fifth Studio Album, 'Comedown Machine'”. Billboard (2013年ねん1月がつ30日にち). 2020年ねん4月がつ11日にち閲覧えつらん。
  9. ^ “Album Review: The Strokes - Future Present Past EP” (英語えいご). Consequence of Sound (2016年ねん5月がつ30日にち). 2020年ねん4月がつ11日にち閲覧えつらん。
  10. ^ “Stream The Strokes' First Album In 7 Years, 'The New Abnormal'”. Stereogum (2020年ねん4月がつ10日とおか). 2020年ねん4月がつ11日にち閲覧えつらん。
  11. ^ ニックとニコライ、デビューから快かい進撃しんげきの1年ねんを語かたる
  12. ^ FUJI ROCK FESTIVAL '06、大だいトリはザ・ストロークスに決定けってい。
  13. ^ “The Strokes Artist Chart History: Albums”. Billboard. 2009年ねん2月がつ1日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  14. ^ “The Strokes Australia album chart history”. australian-charts.com. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  15. ^ “The Strokes Austria album chart history”. AustrianCharts.at. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  16. ^ “The Strokes Belgium album chart history”. ultratop.be. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  17. ^ “The Strokes France album chart history”. lescharts.com. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  18. ^ “The Strokes Germany album chart history”. Musicline.de. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  19. ^ “The Strokes Norway album chart history”. NorwegianCharts.com. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “The Strokes New Zealand album chart history”. charts.org.nz. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  21. ^ “The Strokes Sweden album chart history”. SwedishCharts.com. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  22. ^ “UK charts”. Everyhit.com. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  23. ^ a b c d “Gold and Platinum database”. Recording Industry Association of America. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  24. ^ “ARIA Charts – Accreditations – 2002 albums”. Australian Recording Industry Association. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  25. ^ a b c d “Canadian Recording Industry Association – Search Certification Database”. Canadian Recording Industry Association. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  26. ^ “Is This It Certified Awards”. British Phonographic Industry. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  27. ^ a b “ARIA Charts – Accreditations – 2004 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  28. ^ “Room on Fire Certified Awards”. British Phonographic Industry. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  29. ^ “The Strokes Billboard Chart History: Singles”. Allmusic. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  30. ^ “The Strokes Norway singles chart history”. NorwegianCharts.com. 2008年ねん3月がつ14日にち閲覧えつらん。
  31. ^ “UK chartlog”. zobbel.de. 2009年ねん7月がつ9日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

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