バグズ・ライフ

『バグズ・ライフ』（原題げんだい：A Bug's Life）は、ピクサー制作せいさく、ディズニー配給はいきゅうによる1998年ねん公開こうかいのアメリカのフルCGアニメーション映画えいがである。

バグズ・ライフ
A Bug's Life
監督かんとく	ジョン・ラセター アンドリュー・スタントン
脚本きゃくほん	アンドリュー・スタントン ドナルド・マッケネリー ボブ・ショウ
原案げんあん	ジョン・ラセター アンドリュー・スタントン ジョー・ランフト
製作せいさく	ダーラ・K・アンダーソン ケヴィン・リバー
出演しゅつえん者しゃ	デイヴ・フォーリー ケヴィン・スペイシー ジュリア・ルイス＝ドレイファス ヘイデン・パネッティーア フィリス・ディラー 宮本みやもと充たかし 壌晴彦はるひこ 土井どい美加みか 須藤すとう祐実ゆみ 磯辺いそべ万まん沙子いさご
音楽おんがく	ランディ・ニューマン
編集へんしゅう	リー・アンクリッチ
製作せいさく会社かいしゃ	ピクサー・アニメーション・スタジオ ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給はいきゅう	ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開こうかい	1998年ねん11月20日にち 1999年ねん3月がつ13日にち
上映じょうえい時間じかん	95分ふん(劇場げきじょう公開こうかい版ばん) 97分ふん(VHS版ばん)
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
製作せいさく費ひ	$120,000,000
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$363,398,565 $162,798,565 19億おく6000万まん円えん
配給はいきゅう収入しゅうにゅう	11億おく5000万まん円えん

ピクサー作品さくひん全体ぜんたい（短編たんぺん含ふくむ）では8作さく目めの作品さくひんであり、ディズニー・オン・アイスで2001年ねん日本にっぽん公演こうえん作品さくひん『センテーニバル』登場とうじょう作品さくひんの一ひとつでもある（ディズニー・オン・アイスで登場とうじょうしたピクサー作品さくひんとしては2番目ばんめ）。同時どうじ公開こうかい短編たんぺんは『ゲーリーじいさんのチェス』。イメージ・ソングにホフディランの「STAND」が使用しようされた。アメリカ本国ほんごくおよび日本にっぽんではピクサー長編ちょうへんアニメーションとしては、最後さいごのレーザーディスク版はん発売はつばい作品さくひんとなった。またピクサーの長編ちょうへん映画えいがか日本にっぽんで3月がつに公開こうかいされるのは1996年ねん公開こうかいの「トイ・ストーリー」以来いらい3年ねんぶりとなる。

概要がいよう

「トイ・ストーリー」のスタッフによるピクサー第だい二にの長編ちょうへん。誕生たんじょうのきっかけは「トイ・ストーリー」制作せいさくが大詰おおづめを迎むかえたある日ひの昼食ちゅうしょく中ちゅうの某ぼうスタッフの会話かいわである。それから、虫むしの生態せいたいリサーチングをし、その99パーセントを忘わすれ、キャラクターの性格せいかくを掘ほり下さげることに力ちからを注そそいだ。今いま作さくの誕生たんじょうはイソップ童話どうわをヒントにした(ブルーレイの映像えいぞう特典とくてんも「アリとキリギリス」である)。製作せいさくに当あたっては「トイ・ストーリー」の十じゅう倍ばいもの処理しょり能力のうりょくを持もった最新さいしん式しきコンピュータが採用さいようされ、霧きりや雨あめ、稲妻いなづまや炎ほのお、キャラクターの動うごきなどがよりリアルに表現ひょうげんできた。

日本にっぽんでは1999年ねん3月がつより全国ぜんこくで吹ふき替かえ版ばんと字幕じまくスーパー版ばんが拡大かくだい公開こうかいされた。
日本にっぽんでのセルビデオ出荷しゅっか本数ほんすうは120万まん本ほん。

ストーリー

とある高原こうげんの池いけに浮うかぶ、アリの島しまアント・アイランド。そこで働はたらくアリたちは雨季うきに備そなえて食料しょくりょうを集あつめていた。その日々ひびにアリたちは苦労くろうし、女王じょおうの長女ちょうじょアッタ姫ひめも毎日まいにちのようにくたびれていた。

そんなある日ひのこと、発明はつめい家かのフリックがまたトラブルを起おこしていた。彼かれの発明はつめいした、刈かり取とり機きは枝えだを刈かり取とって穀物こくもつをためるというものだったが、食料しょくりょうを取とり終おえると枝えだを遠とおくへ飛とばすという危険きけんなものだった。他たのアリたちは彼かれの発明はつめいに呆あきれ、彼かれを「歩あるく災難さいなん」と呼よんでいた。そんな彼かれを唯一ゆいいつ慕したっているのは、アッタ姫ひめの後継あとつぎとなる次女じじょ・ドット姫ひめだった。彼女かのじょもまだ小ちいさいので飛とぶことができずにいた。同おなじ悩なやみを持もつ二人ふたりは仲良なかよくなった。その時とき、バッタ一味いちみが来くる合図あいずの警笛けいてきが聞きこえた。アリたちが食料しょくりょうを集あつめていたのは、自分じぶんたちのためでなくバッタたちのためだったのだ。アリたちは慌あわてて巣すの中なかへ急いそぐも、遅おくれたフリックが発明はつめい品ひんを投なげ捨すてたせいで土台どだいが崩くずれ、食料しょくりょうが一ひとつ残のこらず川かわの中なかへ落おちてしまう。慌あわてたフリックはこのことを姫ひめに伝つたえようとするも、巣すの上うえからバッタ一味いちみの食料しょくりょうがないとの声こえが聞きこえ、巣すの天井てんじょうを突つき破やぶってバッタ一味いちみが乗のり込こんでくる。一味いちみのリーダー・ホッパーが「雨季うきが近ちかづくと、アリが食料しょくりょうを集あつめ、それをバッタが食たべる」という持論じろんを話はなす途中とちゅうで、ホッパーの弟おとうと・モルトが「ホッパーが鳥とりに食くわれかけた」ことを暴露ばくろしてしまう。頭あたまにきたホッパーは「帰かえるまでは一言ひとこともしゃべるな」と警告けいこくし、モルトを殴なぐろうとするが、なぜか別べつのバッタを殴なぐった。実じつは死しんだ母ははの遺言ゆいごんで弟おとうとを殴なぐれなかったのだ。そこでホッパーはアリたちにやり直なおしを命めいじる。女王じょおうは「自分じぶんたちの食料しょくりょうはどうするの」と問といかけるも、ホッパーは「逆さからうやつはこうなるぞ」と指ゆびを鳴ならす。そこにサンパーが現あらわれた。他たのバッタより飢うえており、かなり凶暴きょうぼうな性格せいかくのバッタだった。ホッパーはドットを捕つかまえ、サンパーの餌食えじきにしようとした。フリックはドットを助たすけ、ホッパーは「雨季うきが来くるまでに二に倍ばい食料しょくりょうを集あつめろ」と無理むり難題なんだいをい残いのこすとそのまま飛とび去さっていった。

その後ご、裁判さいばんが行おこなわれた。フリックが食料しょくりょう集あつめに失敗しっぱいした責任せきにんを負おわされたのだ。そこでフリックは「バッタを食くい止とめられる用心棒ようじんぼう探さがしに出でかける」とい放いはなつ。最初さいしょは止とめようとしたアッタ姫ひめだったが、そうすればしばらく問題もんだいが起おきなくて済すむと考かんがえ、半なかば追放ついほうという形かたちでフリックに用心棒ようじんぼう探さがしを任まかせる。その魂胆こんたんも知しらずに、フリックは用心棒ようじんぼう探さがしに出でかけたのであった。

一方いっぽう、郊外こうがいの草くさ畑はたけの中なかでは客きゃく達たちにバカにされ、帰かえられてしまったり、返金へんきん要求ようきゅうをされる等とう、いまいちパッとしないサーカス団だんのライブが行おこなわれていた。そんな中なか、ある事故じこで団長だんちょうのP.T.フリーが全身ぜんしんに火傷かしょうを負おったため、団員だんいんの全員ぜんいんを解雇かいこする。

その夕方ゆうがた、元もと団員だんいん達たちはトレーラーハウス下かの都会とかいの居酒屋いざかやで別わかれを惜おしむ会かいをしていた。何なん週間しゅうかんも都会とかいを探さがす旅たびをしたフリックは居酒屋いざかやに入はいるが、どの用心棒ようじんぼうも強きょうそうには見みえない。その時ときにサーカス団だん員いんは不良ふりょうたちに絡からまれていた。そこで団員だんいんたちはサーカスでしていたロビン・フッドのお芝居しばいを披露ひろうし、自分じぶんたちは「伝説でんせつの戦士せんし」だとい張いはる。それを聞きいたフリックはお芝居しばいとも知しらずに感動かんどうし、彼かれらを用心棒ようじんぼうとして雇やとうことにした。他たの団員だんいんたちも芸人げいにんのスカウトマンだと勘違かんちがいし、彼かれと共ともにアント・アイランドへ戻もどることにした。

意気揚々いきようようとアント・アイランドに着ついた一いち行ぎょうだったが、次第しだいに団員だんいんらは国民こくみんたちの歓待かんたいの劇げきから「バッタと戦たたかう戦士せんし」として称となえられ、歓迎かんげいされていることを知しる。団員だんいんたちはこっそりフリックに自分じぶん達たちは戦士せんしではなくサーカス団だん員いんであることを告つげ、互たがいに正体しょうたいを知しることになり、団員だんいんたちは逃にげ出だそうとする。バレたら、本当ほんとうに追放ついほうされてしまう。そう思おもったフリックは彼かれらを呼よび止とめようとするが、突然とつぜん逃にげ出だした。実じつはそこには鳥とりの巣すがあった。ドットはフリックを助すけようとするが、逆ぎゃくに追おい詰つめられてしまう。そこで団員だんいんたちはドットを助たすけ、鳥とりを追おい払はらうことに成功せいこうする。団員だんいんたちは歓迎かんげいされ、戦士せんしとして残のこることを決きめていた。そこで彼かれらはフリック発案はつあんのアイデアを戦士せんしの発案はつあんと偽いつわり、バッタ一味いちみに太刀打たちうちできるように、本物ほんものそっくりの鳥とりの人形にんぎょうを作つくることにした。それと同時どうじに食料しょくりょう集あつめもほったらかしにしていた。

その頃ころ、バッタ一味いちみのアジトでは、ホッパーに不満ふまんを持もつバッタたちが「アント・アイランドに雨あめが降ふったら殺虫さっちゅう剤ざいを吸すったみたいにお陀仏だぶつだ」と文句もんくを言いっていたが、身分みぶんが違ちがうので意見いけんすることができない。彼かれらはモルトをホッパーの弟おとうとだから「副ふく社長しゃちょうだろ?」とおだてる。すっかり乗のせられたモルトは、兄あにであるホッパーに「ちょっとだけの食料しょくりょうのために、なぜ戻もどるんだ?」と言いうも、逆ぎゃくに怒おこらせ、モルトは自分じぶんがおだてられたことを弁解べんかいする。それを聞きいたホッパーは部下ぶかの不信ふしんを悟さとり、「当分とうぶんの間あいだアジトに残のころう」と彼かれらに告つげ、自身じしんの心変こころがわりを装よそおった。「ここには食料しょくりょうがあるのに、わざわざ戻もどるとはバカげてる」と言いいながらも、ホッパーは一いち匹ひきのアリ（フリック）が抵抗ていこうしたことを部下ぶかたちに語かたる。しかしモルトをおだてた部下ぶかは「ちんけな一いち匹ひき」と耳みみを貸かさなかった。そこでホッパーは彼かれらに穀物こくもつを一いち粒つぶ投なげつけ「痛いたいか」と尋たずねるが無論むろん痛やめがるどころか笑わらい飛とばしていた。しかしついには穀物こくもつの瓶びんを開あけ、その部下ぶかたちを無数むすうの穀物こくもつの下敷したじきにしてしまう。「あそこに居いるアリたちは、俺おれたちより大勢おおぜいいる。もし奴やつらがそれに気きづいたら、もうこんな暮くらしもできなくなる。食料しょくりょうのためじゃなく、誰だれがリーダーに相応ふさわしいかを教おしえるために戻もどるんだ!」と宣告せんこくした。それを聞きいたバッタたちは早速さっそく、アント・アイランドへ出発しゅっぱつした。一時いちじはホッパーに楯突たてついたモルトも、兄あにの持論じろんとその賢かしこさを褒ほめ称たたえるのだった。

一方いっぽう、アント・アイランドでは宴うたげが行おこなわれていた。そのどさくさに紛まぎれ、フリックはサーカス団だんを逃にがそうとするも、鳥とりの制作せいさくでアリたちと交流こうりゅうを深ふかめた一いち行ぎょうはもう少すこしここに残のこりたいという。更さらにアッタ姫ひめはフリックが団員だんいんたちを見みつけたことに感謝かんしゃしていた。その時とき、サーカスの団長だんちょうフリーがやって来きた。実じつはあの事故じこが大だいヒットしたので、サーカスを再ふたたび開ひらこうと団員だんいんたちを探さがしていたのだ。それにより連つれてきた虫むし達たちが戦士せんしではなく、ただのサーカス団だん員いんだということが周まわりにバレ、フリックは一同いちどうからの信頼しんらいを失うしない、サーカス団だんと共ともにアント・アイランドから追放ついほうされてしまった。

その後ご、アント・アイランドではアリたちが食料しょくりょう集あつめに奔走ほんそうしていた。しかし、数かずは足たりず、そこへバッタ一味いちみが現あらわれ、「食料しょくりょうをすべて集あつめるまでは休やすむな!」とホッパーはアリたちを怒鳴どなり散ちらす。その間あいだ、ドットはブルーベリーズを集あつめ作戦さくせん会議かいぎを開ひらこうとするが、秘密ひみつ基地きちの前まえをホッパーの部下ぶかが通とおりかかったため息いきを潜ひそめる。その際さいにホッパーの本当ほんとうの狙ねらいは"女王じょおうの命いのち"だということを聞きき、フリックを探さがそうとするが、サンパーに見みつかり追おいかけられる。逃にげるのに必死ひっしになっているうちについには飛とべるようになり、フリックを追おいかけた。一行いっこうを見みつけたドットは彼かれに戻もどるように言いうが、フリックは自分じぶんの失敗しっぱいが原因げんいんで皆みなに迷惑めいわくをかけたことを償つぐない戻もどろうとしなかった。しかし以前いぜん自分じぶんがドットを励はげましたときと同おなじように、ドットが励はげましてくれたことでフリックは気力きりょくを取とり戻もどし、サーカス団員だんいんたちもフリーを監禁かんきんし、アント・アイランドへ戻もどっていった。

フリックとサーカス団員だんいんたちは、ブルーベリーズで協力きょうりょくしサーカスとマジックショーで女王じょおうを救すくい、フリックが作つくった偽物にせものの鳥とりでバッタ一味いちみを翻弄ほんろうする。ところが、順調じゅんちょうだった鳥とりの操作そうさを誤あやまり、フリーの監禁かんきんされていた箱はこにぶつかったことでフリーが外そとにでてしまい、偽物にせものの鳥とりを本物ほんものの鳥とりだと勘違かんちがいして火ひを放はなち燃もやしてしまう。それを見みてアリたちの作戦さくせんを知しったホッパーは激怒げきどする。ホッパーはアッタ姫ひめをブルーベリーズ諸共もろとも襲おそい掛かかろうとしたが、フリックが「すべて僕ぼくが一人ひとりで考かんがえたことだ」とい放いはなつ。ホッパーはサンパーにフリックを襲おそわせ痛いためつけた。そして、フリックはホッパーが女王じょおうを抹殺まっさつしようとしたことを国民こくみんに暴露ばくろする。ホッパーはアリたちに「お前まえたちは何なにも考かんがえる必要ひつようなどない。ただ俺おれたちのために食料しょくりょうを集あつめて入いればいいんだ」と言いう。しかし、フリックは語かたる。「アリはバッタの奴隷どれいじゃない。アリは優秀ゆうしゅうで働はたらき者ものだ。だから、お前まえたちの分ぶんまで食料しょくりょうを集あつめられたんだ。弱よわいのはどっちだ?我々われわれにはお前まえたちは必要ひつようなんかない、お前まえたちがアリを必要ひつようとしているんだ」と。他たのアリたちもフリックの意見いけんに同意どういし始はじめた。そして、フリックは「お前まえだってわかるはずだ、アリの方ほうが強つよいんだ！」と挑発ちょうはつする。頭あたまに来きたホッパーはフリックを殴なぐり飛とばし、女王じょおうの代かわりにフリックを殺ころそうとしたがアッタ姫ひめがフリックを庇かばって阻止そしする。ホッパーが振ふり向むくとそこにはバッタ一味いちみより大勢おおぜいの団結だんけつしたアリたちとサーカス団だん員いんがいた。そして、アッタ姫ひめはホッパーに「正ただしい自然しぜんの法則ほうそくは、アリが食料しょくりょうを集あつめそれを蓄たくわえる。無関係むかんけいの者ものは出でて行いって」と告つげるや否いなや、アリたちとバッタ一味いちみの対決たいけつが始はじまった。ところが数かずの差さで劣おとるバッタ一味いちみの負まけとなり、モルトを含ふくむバッタたちはホッパーを置おいて、サンパーですら逃にげだしてしまった。置おき去ざりにされたホッパーはアリたちに捕つかまり、大砲たいほうで飛とばされそうになる。しかしタイミング悪わるく雨季うきになり、大雨おおあめが降ふりだしてしまった。人間にんげんにとっては普通ふつうのしずくでも、虫むしにとっては大おおきな水爆すいばく弾だんのようなもの。それを利用りようしたホッパーは大砲たいほうの勢いきおいで、フリックを連つれ去さってしまう。しかし、逃にげる途中とちゅうでホッパーはフリックを助たすけにきたサーカス団員だんいんたちにより触角しょっかくを片方かたがた抜ぬかれ、さらにアッタ姫ひめはフリックを救出きゅうしゅつする。なんとか逃にげ切きれたフリックだが、再ふたたびホッパーに見みつかり、「鳥とりは時間じかん稼かせぎに終おわったんだ!あんな小細工こざいくは役やくにたん、あの世よで見みてるんだな!」と彼かれに絞しめ殺ころされそうになったが、そこに鳥とりが現あらわれた。ホッパーはこれも「またお前まえたちの作つくったハリボテ鳥とりか?何なん度どやっても同おなじだぞ！」と偽物にせものだと勘違かんちがいするが、実じつはこれは本物ほんものの鳥とりだった。フリックはあえて鳥とりの住処すみかにホッパーをおびき寄よせ、今度こんどは本物ほんものの鳥とりを利用りようして彼かれを騙だましたのである。気きづくのが遅おそすぎたホッパーはタイミングを失うしない逃にげられず、そのまま鳥とりに捕つかまり雛ひな達たちの餌えさになり、自然しぜんの法則ほうそくである食物しょくもつ連鎖れんさに則のっとった最期さいごを迎むかえた。

そして、事件じけんから次つぎの春はる。フリックとサーカス団員だんいんたちの活躍かつやくでホッパーを倒たおし、アント・アイランドに平和へいわが戻もどった。フリックの発明はつめいで収穫しゅうかくを行おこなう中なか、サーカス団だんとの別わかれが迫せまっていた。アリの一部いちぶやモルトはサーカス団だん員いんとして雇やとわれ、彼かれらの車くるまに乗のり込こんだ。ついに出発しゅっぱつの時とき、勝利しょうりと平和へいわと誇ほこりを取とり戻もどすこと導みちびいたフリックへの拍手はくしゅとともに、アッタ姫ひめは女王じょおうへ昇進しょうしんし、ドットも姫ひめの後継あとつぎとなっていた。

サーカス団だんは出発しゅっぱつし、ハイムリックには蛹さなぎから出でて蝶ちょうの羽はねが生はえた。飛とび始はじめたサーカス団だんを国民こくみんの歓声かんせいの中なか、フリックの収穫しゅうかく期きを応用おうようした礼砲れいほうが発射はっしゃされ、フリック・アッタ・ドットの見送みおくる中なかサーカス団だんは飛とんで行いくのであった。

キャラクター

アント・アイランドの住民じゅうみん

フリック（Flik）

本ほん作さくの主人公しゅじんこう。アント・アイランドに住すむ発明はつめい家かで青年せいねんのアリ。少々しょうしょうドジで、数々かずかずの変かわった発明はつめいをするが大半たいはんは空回からまわりに終おわる。しかし、まっすぐな信念しんねんを持もち、「役やくに立たちたい」という他者たしゃを思おもいやる気持きもちも持もっている。また作中さくちゅうきってのアイデアマンであり、作戦さくせんのほとんどは彼かれ発案はつあんのもの。アッタ姫ひめに自みずからの提案ていあんした用心棒ようじんぼうのスカウトマンに任命にんめいされ、都会とかいへ用心棒ようじんぼう探さがしに行いくことになる。実じつはアッタ姫ひめに好意こういを寄よせている。一人称いちにんしょうは「ぼく」。

終盤しゅうばんで傷きず付つきながらもホッパーに勇猛ゆうもう果敢かかんに立たち向むかい、多おおくのアリたちにリーダーとして認みとめられることになる。

NG集しゅうによると、1度どバズ・ライトイヤーの決きめ台詞せりふを言いってみたかったらしい。

後のちにガイド&エンターテインメントビデオ「アニマルキングダム ダンス!ダンス!大だい冒険ぼうけん!!」でガイドを務つとめる。自称じしょう、世界一せかいいちのサファリガイド。また、自みずからのパスポートを紹介しょうかいする。また、サークル・オブ・ライフを1度ど紹介しょうかいしてみたかったらしい。

更さらに後のちにハイムリックと共ともにミニサイズで『トイ・ストーリー2』NG集しゅうにゲスト出演しゅつえんし、『カーズ』ではフォルクスワーゲン・バグ（ビートル）になって出演しゅつえん。『トイ・ストーリー2』でのゲスト出演しゅつえんした際さい、彼かれは主人公しゅじんこうコンビとしてのツッコミ役やくを担当たんとうしていた。

アッタ姫ひめ（Princess Atta）

本ほん作さくのヒロインでアント・アイランドの王女おうじょ。的確てきかくな判断はんだんや国くにを守まもるための任務にんむを果はたすよう努力どりょくしているが、自信じしんを持もつことができずに苦悩くのうしている。しかし聡明そうめいで美うつくしく、国民こくみんの信頼しんらいを得えていることも事実じじつ。王国おうこくを脅おびやかすバッタ達たちと戦たたかうために、フリックを用心棒ようじんぼう探さがしに任命にんめいした（本当ほんとうはトラブルばかりを起おこすフリックを厄介やっかい払はらいする為ため）。物語ものがたり最後さいごに女王じょおうから王冠おうかんを託たくされ、女王じょおうとなった。一人称いちにんしょうは「私わたし」。

NG集しゅうではよくミスを犯おかし、とあるシーンでは15回かいも同おなじミスを（実際じっさいに放送ほうそうされたのは3回かいだが、1回かい目めの放送ほうそうの時点じてんでカチンコに13回かい目めと記しるされていて、3回かい目めの放送ほうそうで疲つかれたホッパーの口くちから15回かい目めであることが語かたられる）してホッパーから呆あきれられたり、足あしを滑すべらせたりしていた。

ドット姫ひめ（Princess Dot）

アッタ姫ひめの妹いもうと。フリックの発明はつめい品ひんの価値かちを認みとめる唯一ゆいいつの理解りかい者しゃ。身体しんたいは小ちいさくて華奢きゃしゃだが、勇敢ゆうかんで自分じぶんの倍ばい以上いじょうの背丈せたけを持もつバッタに立たち向むかうことのできる気きの強つよいアリ。小ちいさな羽はねで飛とぼうとするが、なかなか上手うまく飛とべない為ため、一部いちぶの子供こども達たちにはバカにされている。女王じょおうやアッタ姫ひめも彼女かのじょを幼おさなすぎるとして社会しゃかいから引ひっ込こませようとするが、実じつは子供こどもアリ隊たい「ブルーベリーズ」の最年少さいねんしょうリーダーである。物語ものがたり最後さいごに女王じょおうとなったアッタが投なげ捨すてた冠かんむりを拾ひろい、王女おうじょに就任しゅうにんした。一人称いちにんしょうは「あたし」。

NG集しゅうでのミスは、まさに子役こやくといったもの。

女王じょおう（The Queen）

アント・アイランドの老ろう女王じょおう。経験けいけん豊富ほうふで統率とうそつ力りょくも高たかく、国民こくみんからの信頼しんらいも厚あつい。しかし引退いんたいを考かんがえており、次期じき女王じょおうに長女ちょうじょのアッタ姫ひめを任命にんめいするつもりである。ペットのエイフィーを大事だいじに育そだてている。

物語ものがたり最後さいごではアッタに女王じょおうの座ざを受うけ渡わたすつもりでいたのか「やっと休やすむ時間じかんが出来できた」と呟つぶやいている。

エイフィー（Aphie）

女王じょおうのペットであるアリマキ。

NG集しゅうでは撮影さつえい中ちゅうに排尿はいにょうしてしまう。

ソーニー（Thorny）

アント・アイランドの統治とうち議会ぎかい議員ぎいん。フリックの発明はつめいにはいつも呆あきれているが、最後さいごには彼かれの発明はつめいした芝刈しばかり機きを正規せいき採用さいようし、自みずからも使用しようしていた。

フローラ先生せんせい（Dr. Flora）

アント・アイランドの健康けんこう福祉ふくし局きょくの女性じょせい。

NG集しゅうでは「アッタ姫ひめ」のことを「アバ様さま」と言いい間違まちがえたり、パネルを倒たおしたりしていた。

コーネリアス（Cornelius）

農業のうぎょうの専門せんもん家かの長老ちょうろう。「古ふるきよき時代じだい」のことばかり話はなしたがり、フリックの新あたらしい機械きかいに文句もんくをつける。ソーニーと一緒いっしょにいることが多おおい。

アクロバット・チーム（The acrobat team）

バッタ達たちにアクロバットで転ころがる攻撃こうげきを仕掛しかけ、終戦しゅうせん後ごはそのままサーカスに加くわわった。

バッタ一味いちみ

ホッパー（Hopper）

本ほん作さくのディズニー・ヴィランズで、 各地かくちを放浪ほうろうするゴロツキバッタ達いたるのリーダー。片目かための色いろが違ちがうのは鳥とりにつつかれて失明しつめいしたからであり、それ以来いらい鳥とりが大だいの苦手にがて。本来ほんらい体からだ色しょくは緑みどりだが、脱皮だっぴ前まえなので茶色ちゃいろい体からだ色しょくをしている。持論じろんの「アリは食たべ物ものを集あつめ、その食たべ物ものをバッタが食たべる」という自然しぜんの摂理せつりを盾たてに、初夏しょかになるとアント・アイランドを仲間なかまたちと共ともに訪おとずれ、用意よういされた大量たいりょうの食たべ物ものを食くい散ちらかしていた。そんな中なか、自分じぶんにたてついたフリックを見みて、バッタよりも遥はるかに数かずが多おおいアリが襲おそい掛かかれば一いち生食なましょく料りょうにあり付づけなくなる事ことを危惧きぐする。その為ため、アリたちに自分じぶんがリーダーだと教おしえ、女王じょおうの命いのちを奪うばった上うえで雨季うきの豪雨ごううでアリたちを殺ころそうとたくらむ。冷酷れいこくかつ荒々あらあらしい性格せいかくの持もち主ぬしだがリーダーとしての統率とうそつ力りょくは高たかく頭あたまの回転かいてんも早はやい。また、母親ははおやの遺言ゆいごんを忠実ちゅうじつに守まもり続つづける一いち面めんもある。一人称いちにんしょうは「俺おれ」。

物語ものがたり終盤しゅうばんでは憎にくきフリックを殺ころそうと執拗しつように追跡ついせきし、ついに彼かれを追おい詰つめて首くびを絞しめて殺ころそうとするも、逃にげるふりをしながら本物ほんものの鳥とりの巣すの近ちかくまでおびき出だしたフリックの罠わなに掛かかっており、親鳥おやどりに捕つかまってその雛ひなの餌えさとされ死亡しぼう。これまで弱者じゃくしゃから搾取さくしゅするために散々さんざん振ふりかざしてきた自然しぜんの摂理せつりが、自分じぶん自身じしんに降ふりかかって強者きょうしゃの餌食えじきになるという皮肉ひにくな最期さいごを遂とげた。

NG集しゅうでは、同おなじ箇所かしょで何なん回かいも同おなじミスを犯おかすアッタやモルトに対たいして「勘弁かんべんしてくれよ…」と愚痴ぐちをこぼすなど、本編ほんぺんとは違ちがい常識じょうしき人じんなツッコミ役やくで、更さらに怪我けがを装よそおうとして本当ほんとうに怪我けがをしてしまったスリムにうっかり失笑しっしょうしてしまうなど、かなりフレンドリーな印象いんしょうが強つよい。

「アニマルキングダム ダンス!ダンス!大だい冒険ぼうけん!!」にパスポートが登場とうじょう。

モルト（Molt）

ホッパーの弟おとうと。ホッパーと同おなじゴロツキバッタ集団しゅうだんに属ぞくしている。冷酷れいこくかつ荒々あらあらしい兄あにとは対照たいしょう的てきに、子供こどもっぽくお調子ちょうし者しゃでおしゃべりでどこか憎にくめない。亡なくなった母親ははおやの遺言ゆいごんがあるため、ホッパーに殴なぐられたことがない事ことから、兄あにを説得せっとくさせるのは彼かれしかいない。その為ため、他たのバッタたちからは「副ふく社長しゃちょう」とおだてられながら、体裁ていさいよく面倒めんどう役やくを押おし付つけられている。ホッパー同様どうよう、脱皮だっぴ前まえであるが脱皮だっぴの皮かわが少すこしずつ剥はがれている（終盤しゅうばんでは完全かんぜんに剥はがれた）。口癖くちぐせは「ゴメンね」。すべてが終おわった後のちは、その性格せいかくと大おおきな体格たいかくゆえの力持ちからもちさが採用さいようされ、サーカスの団員だんいんとなった。一人称いちにんしょうは「ボク」で、ホッパーに対たいしては「アニキ」と呼よんでいる。

NG集しゅうにおいては笑わらい上戸じょうごで何なん度ども同おなじ箇所かしょで笑わらってしまうNGを出だしてホッパーを呆あきれさせたり、カメラを引ひき倒たおすなど本編ほんぺんと変かわらぬ間抜まぬけぶりをみせる。

サンパー（Thumper）

ホッパーの手下てした。普通ふつうのバッタと違ちがって、怪物かいぶつのような奇声きせいや咆哮ほうこうを上あげる凶暴きょうぼうな性格せいかく。体格たいかくもホッパー達たちより大柄おおがらであるが非常ひじょうに痩やせこけていて、飢うえているようにも見みえる。

最後さいごはアリ達いたるの団結だんけつにものともせず、ドットを威嚇いかくするがディムの咆哮ほうこうを受うけて敗北はいぼくし、追おい払はらわれた。

NG集しゅうでは、「演技えんぎにイマイチ迫力はくりょくがない」と自分じぶんからNGを申もうし出でる等ひとし、ホッパー同様どうように劇げき中ちゅうとは正せい反対はんたいな生真面目きまじめさや勤勉きんべんぶりを見みせており、終始しゅうし奇声きせいや咆哮ほうこうのみ上あげていた本編ほんぺんと違ちがって普通ふつうに話はなしている（しかも言葉ことば遣づかいもかなり丁寧ていねいで、紳士しんし的てきかつインテリ風ふう）。

サーカス団だんの虫むし達たち

スリム（Slim）

ナナフシ。サーカスの道化どうけ。クールで生真面目きまじめな性格せいかくだが少すこし神経質しんけいしつ。舞台ぶたい俳優はいゆうを目指めざしているが、サーカスでの役回やくまわりが「小道具こどうぐ」（箒ほうき、棒ぼう、剣けんなど）に近ちかいことを気きに病やんでいる。細ほそい体からだのせいで軽かるく、力りきもない。そのうえ物語ものがたり終盤しゅうばんでは、フランシスと共ともにホッパーを追おいかけるが、途中とちゅうで枝えだ木きに引ひっかかってしまい、フランシスも探さがすのに苦労くろうするという始末しまつ。一人称いちにんしょうは「私わたし」だが、NGでは一いち度どだけ「俺おれ」と言いっていた。

NG集しゅうでは顔かおが見切みきれたり、飛とんでいる最中さいちゅうにコバエを飲のみ込こんでフランシスに笑わらわれたり、怪我けがに見みせかけるシーンで本当ほんとうに怪我けがをしてホッパーに笑わらわれるなど本編ほんぺん以上いじょうにひどい扱あつかいを受うけることが多おおいが、フランシスの鼻毛はなげらしきものについつい失笑しっしょうしてしまう。

ハイムリック（Heimlich）

バイエルン出身しゅっしんの食くいしん坊ぼうのイモムシ。サーカスでは道化師どうけしをしているが、客きゃくの食たべものを欲ほしがるので受うけは良よくない。いつか綺麗きれいな蝶ちょうになることを夢見ゆめみており、ラストでは蝶ちょうになるが羽はねが生はえている以外いがいはそのままだった。一人称いちにんしょうは「オイラ」。

NG集しゅうではカメラにぶつかったり、ディムから落おっこちるなど損そんな役割やくわりが多おおい。

『アニマルキングダム ダンス!ダンス!大だい冒険ぼうけん!!』にパスポートが登場とうじょう。

『トイ・ストーリー2』NG集しゅうにて、フリックと共ともにゲスト出演しゅつえんした。その際さいでは主人公しゅじんこうコンビでのボケ役やくという立場たちばである。また、『トイ・ストーリー2』本編ほんぺんでもフィギュアとして「アルのトイバーン」店内てんないに彼かれが6匹ひき程ほど置おかれてあり、『カーズ』のジョー・ランフト追悼ついとうシーンでも登場とうじょうした。

フランシス（Francis）

テントウムシ。サーカスの道化どうけでジャグリングもお手ての物もの。長ながいまつ毛げと大おおきな瞳ひとみの容貌ようぼうからメスと思おもわれがちだが実じつはオス。そのコンプレックスからか女おんな扱あつかいされるのを嫌きらっている。口くちが悪わるく、客きゃくと喧嘩けんかを起おこすこともある。しかし、根ねは温厚おんこうで子供こども好すきであり、ブルーベリーズとはすぐ仲良なかよくなる。一人称いちにんしょうは「俺おれ」。

NG集しゅうでは鼻はなから鼻毛はなげのようなものが出でており、スリムに笑わらわれるが、スリムがコバエを飲のみ込こんだ際さいには彼かれを笑わらい返かえした。

『アニマルキングダム ダンス!ダンス!大だい冒険ぼうけん!!』にパスポートが登場とうじょう。

マニー（Manny）

老ろうマジシャンのカマキリ。昔むかしは有名ゆうめいなマジシャンだったらしいが、今いまでは年としのせいで客きゃくにバカにされ、ロクに手品てじなをしたことがない。ジプシーの夫おっと。相手あいてに対たいしては常つねに謎なぞめいた口調くちょうで話はなす。ラストではホッパーたちに人質ひとじちに取とられた女王じょおうを手品てじなを使つかって救出きゅうしゅつする役割やくわりを担になった。一人称いちにんしょうは「わたくし」。

ジプシー（Gypsy）

マニーの妻つまであり彼かれのアシスタントをつとめるマイマイガ。背中せなかの羽はねに鳥とりの嫌いやがる目玉めだま模様もようをもつ。一人称いちにんしょうは「私わたし」。

ロージー（Rosie）

未亡人みぼうじんのクロゴケグモで、夫おっとを亡なくし行いき場ばを失しつくしたところでフリーに採用さいようされた。素早すばやく糸いとを張はることができる。面倒めんどう見みが良よく人情にんじょうにも厚あつい。男勝おとこまさりで姉御あねご肌はだな人望じんぼうもあり。ディムとタッグを組くんでおり、彼かれの母親ははおや代かわりという存在そんざいである。一人称いちにんしょうは「あたし」。

NG集しゅうでは工事こうじの音おとが気きになって集中しゅうちゅうが途切とぎれるといった一いち面めんも見みせた。

タック&ロール（Tuck and Roll）

皮肉ひにく屋やの双子ふたごのダンゴムシ。眉まゆの繋つながっているほうがロールで繋つながっていないほうがタック（これ以外いがいで2人ふたりを見分みわける方法ほうほうはない）。

ハンガリー出身しゅっしんのためP.T.が団員だんいん全員ぜんいんを解雇かいこする際さいに発はっした「You Fired!」以外いがいは英語えいご（日本語にほんごでは「お前まえクビ！」以外いがいは日本語にほんご）が話はなせず、他たの仲間なかまたちは意思いし疎通そつうに苦労くろうしているが、本人ほんにんたちは全まったく気きにしていない様子ようす（それ以前いぜんにその状況じょうきょうを理解りかいしているのかも怪あやしい）。後のちにホッパーたちの前まえで芸げいを披露ひろうし、気きに入いられる。転ころがって移動いどうしたり、それぞれ肩車かたぐるましていることが多おおい。ハンガリー語ご部分ぶぶんは全すべて原語げんご版ばん流用りゅうよう。

NG集しゅうではオナラやゲップをしたり、練習れんしゅうで失敗しっぱいばかりするといったシーンが見みられる。

『アニマルキングダム ダンス!ダンス!大だい冒険ぼうけん!!』でフリックに情報じょうほうを提供ていきょうしていたダンゴムシが、彼かれらなのかは不明ふめい。

『トイ・ストーリー2』ではハイムリック、ディムと共ともに「アルのトイバーン」店内てんないに彼かれらのフィギュアが複数ふくすうの数かずで登場とうじょうしている。

ディム（Dim）

大柄おおがらだが臆病おくびょうなカブトムシ。サーカスではロージーと組くんでやる猛獣もうじゅうショーで、猛獣もうじゅう役やくをしており、その雄叫おたけびはサンパーすら震ふるえ上あがるほど。見みた目め通どおりの体力たいりょくがあり、怪力かいりきと体重たいじゅうが自慢じまん。一人称いちにんしょうは「俺おれ」。

NG集しゅうではハイムリックをカメラにぶつける、落おっことすなど不器用ぶきような一いち面めんを見みせた。

『トイ・ストーリー2』ではハイムリック、タック&ロールと共ともに「アルのトイバーン」店内てんないに彼かれのフィギュアが複数ふくすうの数かずで登場とうじょうしている。

P.T.フリー（P.T.Flea）

本ほん作さくのもう一人ひとりのディズニーヴィランズでフリック以上いじょうのトラブルメーカー。サーカス団長だんちょうを務つとめるノミ。お金かねのことにしか頭あたまになく、儲もうかるためならなんでもし、自分じぶんの身みの危険きけんも厭いとわない。また、サーカス団員だんいんたちをただ働はたらきさせている。「地獄じごくの炎ほのお」という芸げい（というよりほぼ事故じこ）を行おこない、客きゃくを盛もり上あげさせることに成功せいこうしたが、その事故じこで全身ぜんしんに火傷かしょうを負おい、サーカス団だん員いんの大半たいはんを解雇かいこする。

一いち行ぎょうの正体しょうたいがサーカス団だん員いんであることを打うち明あけたためにフリックを含ふくめ全員ぜんいんが追放ついほうされる原因げんいんを作つくった他ほか、偽物にせものの鳥とりを燃もやしてホッパーを脅おびやかす作戦さくせんを失敗しっぱいさせるなど、終始しゅうし何なんの役やくにも立たっていない。一人称いちにんしょうは「俺おれ」。

NG集しゅうでは勢いきおい余あまってカメラにぶつかるなどモルト並なみのボケをかます。

名前なまえのフリー（Flea）はノミを意味いみする単語たんごである。

その他た

鳥とり（Bird）

アント・アイランドの近きん場ばに巣すを構かまえる赤あかい小鳥ことり。メス。子持こもち。物語ものがたりの終盤しゅうばんでホッパーを捕獲ほかくし、雛ひなに食たべさせることで殺ころした。

NG集しゅうでは映画えいが撮影さつえい用ように用意よういされたロボット機材きざいであった事ことが発覚はっかくする。

ウッディ（Woody）

『トイ・ストーリー』の主人公しゅじんこうであり、本ほん作さくではゲスト出演しゅつえんとしてNG集しゅうにてカチンコを鳴ならす1シーンだけの登場とうじょう 。

VHSに映像えいぞう特典とくてんとして『トイ・ストーリー2』の特報とくほう映像えいぞうが収録しゅうろくされ、連続れんぞく登場とうじょうといえる。

演出えんしゅつ

• エンディングでは劇げき中ちゅうの情景じょうけいとNGシーン集しゅうを表示ひょうじしている。だが採用さいようされなかったCGという事ことでは無なく、実写じっしゃ映画えいがのNGシーン集しゅうを模もして（CGのキャラがセリフ忘わすれや演技えんぎをミスする等ひとし）製作せいさくされており、以降いこうのピクサー作品さくひんでは『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』で同様どうような手法しゅほうが採とられている。劇げき中ちゅうの情景じょうけい表示ひょうじは『ファインディング・ニモ』でも同様どうような手法しゅほうが探さぐられている。
  また、NG集しゅうでは仕掛しかけ役やくがそれぞれ設定せっていされている。

NG集しゅうの仕掛しかけ役やく

『バグズ・ライフ』 - アッタ姫ひめ（ドジ）

『トイ・ストーリー2』 - ウッディ（イタズラ）

『モンスターズ・インク』 - ロズ（潜伏せんぷく）

• 『モンスターズ・インク』を除のぞいたDVD・Blu-ray Disc版はんではクレジット無なしのNG集しゅうも収録しゅうろくされてある。
• 『モンスターズ・インク』のブルーレイ版ばんでは独自どくじのクレジットに置おき換かえられていたが、ブルーレイ版ばん専用せんようの特典とくてんとしてクレジット無なしのNG集しゅうが収録しゅうろくされた。また、WOWOWで『モンスターズ・インク』が初はつ放送ほうそうされた時ときも独自どくじクレジットだったが、その後ごの放送ほうそうではNG集しゅうが収録しゅうろくされているバージョンで放送ほうそうされた。
• なお、『ファインディング・ニモ』よりNG集しゅうが廃止はいしされた理由りゆうは「ギャグがワンパターンになりかけていたから」との事ことである（『ファインディング・ニモ』DVDでのオーディオコメンタリーより）。

声こえの出演しゅつえん

役名やくめい	原語げんご版ばん声優せいゆう	日本語にほんご吹ふき替かえ
フリック	デイヴ・フォーリー	宮本みやもと充たかし
ホッパー	ケヴィン・スペイシー	壌晴彦はるひこ
アッタ姫ひめ	ジュリア・ルイス＝ドレイファス	土井どい美加みか
ドット姫ひめ	ヘイデン・パネッティーア	須藤すとう祐実ゆみ
女王じょおうアリ	フィリス・ディラー	磯辺いそべ万まん沙子いさご
モルト	リチャード・カインド	岡田おかだ吉弘よしひろ
P.T.フリー	ジョン・ラッツェンバーガー
スリム	デヴィッド・ハイド・ピアース	伊藤いとう和晃かずあき
ハイムリック	ジョー・ランフト	島しま香かおり裕ひろし
フランシス	デニス・リアリー	田中たなか正彦まさひこ
マニー	ジョナサン・ハリス	小山こやま武宏たけひろ
ジプシー	マデリーン・カーン	相沢あいざわ恵子けいこ
ロージー	ボニー・ハント	林はやし佳代子かよこ
タック&ロール	マイケル・マクシェイン	水野みずの龍司りゅうじ
ディム	ブラッド・ギャレット	郷里ごうり大輔だいすけ
Mr.ソイル	ロディ・マクドウォール	仲野なかの裕ひろし
フローラ先生せんせい	エディ・マックラーグ	佐藤さとうしのぶ
ソーニー	アレックス・ロッコ	星野ほしの亘わたる
コーネリアス	デヴィッド・オスマン	石いし波は義人ぎじん
鳥とり	フランク・ウェルカー	原語げんご版ばん流用りゅうよう
サンパー	フィル・プロクター	北川きたがわ勝博かつひろ

その他たの声こえの出演しゅつえん
	牛山うしやま茂しげる	寺内てらうちよりえ	遠藤えんどう純一じゅんいち
	簗瀬やなせ哲あきら	辻つじつとむ	小谷野こやの啓あきら
	河野こうの清人きよひと	加納かのう詞し桂かつら章あきら	山下やました夏生なつき
	山下やました真実まなみ	今関いまぜき愛美まなみ	中村なかむら有ゆう岐
	宇野うのあゆみ	稲葉いなば洋介ようすけ	小野おの泰隆やすたか
	三浦みうら斗と夢ゆめ

日本語にほんご版ばん制作せいさく
翻訳ほんやく		松澤まつざわ薫かおる
演出えんしゅつ		向山むかいやま宏志ひろし
録音ろくおん制作せいさく		グロービジョン・スタジオ
制作せいさく監修かんしゅう		岡本おかもと企くわだて美子よしこ
制作せいさく		DISNEY CHARACTER VOICES INTERNATIONAL,INC.

P.T.フリーの吹ふき替かえは、カーズでは立木たちき文彦ふみひこが担当たんとう。

『トイ・ストーリー』シリーズの唐沢からさわ寿明としあきや所ところジョージ、日下くさか由美ゆみ等ひとし、『モンスターズ・インク』の石塚いしづか英彦ひでひこや田中たなか裕二ゆうじ等ひとし、『カーズ』の山口やまぐち智さとし充たかしやパンツェッタ・ジローラモ、福澤ふくさわ朗あきら等ひとし、ピクサー作品さくひんの日本語にほんご版ばんでは声優せいゆうではない俳優はいゆうやタレントが起用きようされる事ことが多おおいが、今いま作さくでは逆ぎゃくで、いわゆる本業ほんぎょう声優せいゆうが吹ふき替かえを担当たんとうしてあり、声優せいゆうを本業ほんぎょうとしない者ものはマイケル・マクシェイン（原語げんご版ばん流用りゅうよう）のみに留とどまった。ちなみに、タックとロールにて採用さいようされた「原語げんご版ばん流用りゅうよう+日本語にほんご」の制度せいどは、『モンスターズ・インク』のブー、『WALL・E/ウォーリー』のウォーリーやイブ、モー等ひとしの多おおくのキャラクター、『トイ・ストーリー3』のビッグベビーでも適用てきようされている。ほかにも、本ほん作さくのドットやホッパーにも原語げんご版ばんが混まざっている部分ぶぶんがある。また、今こん作さっからは、その他たの声こえの出演しゅつえん者しゃのクレジット表記ひょうき制度せいどと、日本語にほんご版ばん製作せいさく者しゃ「DISNEY CHARACTER VOICES INTERNATIONAL,INC.」の文字もじ表記ひょうきが始はじまった。なお、フリック役やくの宮本みやもととホッパー役やくの壌はそれぞれ『ライオン・キング』の日本語にほんご吹ふき替かえでシンバとスカーを担当たんとうしており、今いま作さくでもシンバVSスカーの対決たいけつが見みられた。

スタッフ

• 監督かんとく:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン（共同きょうどう監督かんとく）
• 製作せいさく:ダーラ・K・アンダーソン、ケヴィン・リバー
• 脚本きゃくほん:アンドリュー・スタントン、ドナルド・マッケネリー、ボブ・ショウ
• 原案げんあん:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、ジョー・ランフト
• 音楽おんがく:ランディ・ニューマン
• ストーリー・スーパーバイザー:ジョー・ランフト
• 編集へんしゅう:リー・アンクリッチ
• スーパーバイジング・テクニカル・ディレクター:ウィリアム・リーベス、エヴェン・オストビー
• フォトギャラリー・ディレクター:シャーロン・キャラハン
• プロダクション・デザイナー:ウィリアム・コーン
• アート・ディレクター:ティア.W.クラッター、ボブ・ポーリー
• スーパーバイジング・アニメーション:グレン・マックイーン、リッチ・クウァード
• シェーディング・スーパーバイザー:リック・セイレ
• スーパーバイジング・レイアウト・アーティスト:エウァン・ジョンソン
• プロダクション・マネジャー:スーサン・タツノ・ハマナ
• サウンド・デザイン:ゲーリー・ライドストロム

ディズニーパークのバグズ・ライフ

テーマエリア

「バグズランド」（a bug's land）

ディズニーランド・リゾートのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにある、バグズ・ライフをモチーフにしたテーマエリア。バグズ・ライフのアトラクションやレストランなどがある。

アトラクション

「イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!」（It's Tough to Be a Bug!）

上記じょうきのバグズランドとウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのディズニー・アニマル・キングダムにあるシアタータイプの3Dアトラクション。虫むしの臭においや虫むしが動うごいているのを感かんじられる。

バグズランドのアトラクション

バウンティフル・バレー・ファーム

フリックス・フライヤーズ

フランシスのレディーバグ・ブギ

ハイムリックのチューチュー・トレイン

プリンセス・ドット・バドル・パーク

タック＆ロールのドライブ・エム・バギーズ

パレード

東京とうきょうディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ

東京とうきょうディズニーランドの夜よるのパレード

サーカスフロート、葉はっぱのフロートが登場とうじょうし、フランシスとフリックとアッタ姫ひめの台詞せりふ（日本語にほんご）もある。

2007年ねん3月16日にちをもってリニューアルのため降板こうばん。

ショー

ワンマンズ・ドリームII -ザ・マジック・リブズ・オン-

東京とうきょうディズニーランドのショーベース

東京とうきょうディズニーランドでは、バグズ・ライフがサーカスに登場とうじょう。

トリビア

• ジプシーを演えんじたマデリーン・カーンは公開こうかいの翌年よくねん（1999年ねん）に亡なくなられ、本ほん作さくが遺作いさくとなった。
• 2006年ねんのピクサー作品さくひん『カーズ』のエンディングにパロディ映画えいが「バグズ（ワーゲン）･ライフ）」として登場とうじょうしている。フリックのベース車しゃはフォルクスワーゲン・タイプ1（アメリカでの通称つうしょうがバグ）であった。また、P.T.フリーの声優せいゆうはカーズのマックやモンスターズ・トラック・インクのイエティに従したがい、立木たちき文彦ふみひこに変更へんこうされてある。また、ジョー・ランフト追悼ついとうシーンでは彼かれが声優せいゆうとなったハイムリックが登場とうじょうする。
  • 『トイ・ストーリー3』ではP.T.フリーに似にた3ドアハッチバックが登場とうじょうする。
• ストーリー展開てんかいに関かんしては黒澤くろさわ明あきらの『七人しちにんの侍さむらい』と『荒野あらのの七なな人にん』・『サボテン・ブラザース』を参考さんこうにしたと言いわれている。
• 4:3サイズのトリミング版ばんでは、ワイド版ばんの左右さゆうの映像えいぞうを切きっているだけではなく、4:3のテレビサイズ用ようにキャラクタの再さい配置はいちがなされてある。DVD版ばんではワイド版ばん（シネマスコープ）とテレビサイズ版ばんの両方りょうほうが収録しゅうろくされている。ただし、ワイド版ばんはアナログ向むけであり、デジタルテレビでは字幕じまくが1行ぎょうしか表示ひょうじされず、エンディングの画面がめんパターンも『カーズ』や『トイ・ストーリー3』と同おなじような位置いちになる。
• DVDの劇場げきじょう非公開ひこうかいNGシーンでは1度ど、ウッディが制作せいさくスタッフとして、虫むしサイズで登場とうじょうする。
• マニーが手品てじなで使用しようした中国ちゅうごく・山やま珍めずらしの飲茶やむちゃの入いれ箱ばこがピクサーの後のち作品さくひんで複ふく数すう回かい登場とうじょうする。
• P.T.フリーがサーカス団だん員いんを解雇かいこにした会場かいじょうの近ちかくには、ピクサー長編ちょうへん作品さくひんに毎回まいかい登場とうじょうするピザ・プラネットのGYOZAバンが虫むしの町まちであるトレーラーハウスと連結れんけつされて登場とうじょうする。
  • この中なかの虫むしの居酒屋いざかやで前作ぜんさくで登場とうじょうしたピザプラネットのドリンクカップがある。
  • 2作さく後ごの『モンスターズ・インク』でランドールがサリー達たちにより人間にんげん界かいへ追放ついほうされるシーンでも同おなじセットが登場とうじょうする。その際さい、トレーラーハウス内ないにニモが居いる。
• 虫むしの町まちの入口いりくちエリアの箱はこに書かかれてある番号ばんごうがA113。
• 監督かんとくのジョン・ラセターとアンドリュー・スタントンがその他たの声こえの出演しゅつえんに参加さんかしている。
• 2008年ねんにはDVDに『WALL・E/ウォーリー』のフィギュアストラップが付ついたバージョンが発売はつばいされた。
• 『カールじいさんの空そら飛とぶ家いえ』と同おなじく、トミカに登場とうじょうしていない作品さくひんである。
• NGシーンでフリックがバズ・ライトイヤーのモノマネ「無限むげんのかなたへ、さあ行いくぞ！」をしている。
• アント・アイランドのデータが次つぎ作さく『トイ・ストーリー2』の冒頭ぼうとうシーンに登場とうじょうする惑星わくせいに流用りゅうようされる。また、アルのトイバーン店内てんないに当とう作品さくひんの玩具おもちゃがあり、アンディの部屋へやの8月がつカレンダーも当とう作品さくひんのもの、更さらにはヤードセールにて当とう作品さくひんで登場とうじょうした首輪くびわも登場とうじょうする。
• フリックとハイムリックが登場とうじょうしたトイ・ストーリー2は、2010年ねん7月がつ25日にちにテレビ朝日てれびあさひ系けいで日曜にちよう洋画ようが劇場げきじょうにて放送ほうそうされた。
• 秋田あきた県けんと福井ふくい県けん、徳島とくしま県けんと佐賀さが県けんでは全すべての民放みんぽうにハイムリックが登場とうじょうしている。これはTBS系けい局きょくの無ないことが影響えいきょうしてある。
• 今いま作さくからファインディング・ニモまで採用さいようされた、冒頭ぼうとうのディズニーの眠ねむれる森もりの美女びじょの城しろの音楽おんがくは2代目だいめ。また、オープニング前まえにピクサーのルクソーJr.のパターンが流ながれるのは今こん作さくが初はつで、3D作品さくひん『カールじいさんの空そら飛とぶ家いえ』『トイ・ストーリー3』の劇場げきじょう公開こうかい版ばんでやっとマイナーチェンジ版ばん（アングル変更へんこう版ばん）が登場とうじょうした。
• この作品さくひんと『カーズシリーズ』と2020年ねん作品さくひん『2分ぶんの1の魔法まほう』は、全編ぜんぺんを通つうじて人間にんげんが一切いっさい登場とうじょうしない作品さくひんとなった。

ゲーム

コナミから1999年ねん10月28日にちにPlayStation用ようの3Dアクションゲームが発売はつばいされた。Traveller's Talesが開発かいはつ。日本にっぽん国外こくがいではNINTENDO64版はんやPC版ばんやゲームボーイカラー版はんもある。

テレビ放送ほうそう

フジテレビ系けいで2006年ねん1月がつ14日にち土曜日どようびに『プレミアムステージ』（現げん・土曜どようプレミアム）枠わくで放送ほうそうされた。

関連かんれん項目こうもく

• ウォルト・ディズニー・カンパニー
• ピクサー・アニメーション・スタジオ

外部がいぶリンク

• バグズ・ライフ
• バグズ・ライフ - Disney+
• バグズ・ライフ - allcinema
• バグズ・ライフ - KINENOTE
• A Bug's Life - オールムービー（英語えいご）
• A Bug's Life - IMDb（英語えいご）