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フジサンケイ ビジネスアイ - Wikipedia

フジサンケイビジネスアイFujiSankei Business i.)は、かつて発行はっこうされていた新聞しんぶん

フジサンケイ ビジネスアイ
FujiSankei Business i./
Bloomberg Global Finance


種類しゅるい 日刊にっかん
サイズ タブロイド判たぶろいどばん

事業じぎょうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ初代しょだい)→)
株式会社かぶしきがいしゃ産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃ
株式会社かぶしきがいしゃ日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ(2だい
本社ほんしゃ東京とうきょう本社ほんしゃ
東京とうきょう千代田ちよだ大手町おおてまち1-7-2
大阪おおさか本社ほんしゃ
大阪おおさか大阪おおさかきた梅田うめだ2-4-9→)
大阪おおさか大阪おおさか浪速なにわ湊町みなとまち2-1-57
代表だいひょうしゃ 遠藤えんどう一夫かずお日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ(2だい代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
創刊そうかん 2004ねん平成へいせい16ねん3月1にち
廃刊はいかん 2021ねんれい3ねん6月30にち
以後いご産経新聞さんけいしんぶん事実じじつじょう統合とうごう
前身ぜんしん 日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん初代しょだい
(1933ねん6がつ20日はつか - 1942ねん10月31にち
産業さんぎょう経済けいざい新聞しんぶんげん産経新聞さんけいしんぶん
1942ねん11月1にち - 分離ぶんり独立どくりつ
日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん(2だい
(1958ねん1がつ4にち - 2004ねん2がつ28にち
言語げんご 日本語にほんご
発行はっこうすう 15まん1000公称こうしょう
ウェブサイト http://www.business-i.jp/corp/
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産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃ完全かんぜん子会社こがいしゃである日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ(にほんこうぎょうしんぶんしゃ)が発行はっこうしていた。2009ねん平成へいせい21ねん6月30にちづけまではきゅうしゃ日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ初代しょだい)」から発行はっこうされていた。きゅうだい日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん2021ねんれい3ねん6月30にちづけ休刊きゅうかんした。

概要がいよう

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源流げんりゅうとなるきゅう日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん1933ねん昭和しょうわ8ねん6がつ20日はつか夕刊ゆうかん大阪おおさか新聞しんぶんしゃ発行はっこう創刊そうかんされた。

だい東亜とうあ戦争せんそう太平洋戦争たいへいようせんそうだい世界せかい大戦たいせん激化げきかともな1942ねん昭和しょうわ17ねん)の新聞しんぶん統廃合とうはいごうれいにより、日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん大阪おおさか毎夕まいゆう新聞しんぶん愛知あいち以西いせい経済けいざい専門せんもん新聞しんぶん統合とうごうで「産業さんぎょう経済けいざい新聞しんぶん」となったため一旦いったん休刊きゅうかんとなったが、産経新聞さんけいしんぶんしゃ創業そうぎょうしゃ前田まえだ久吉ひさよし産経新聞さんけいしんぶん一般いっぱん転向てんこうしたのち独自どくじ経済けいざい専門せんもん手元てもときたいとして、いち消滅しょうめつしていた日本にっぽん工業こうぎょうかみごうしてきて復活ふっかつさせた。1957ねん昭和しょうわ32ねん12月日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃあらためてしん会社かいしゃとして発足ほっそくし、1958ねん昭和しょうわ33ねん1がつよりさい創刊そうかんされた。

このため、1958ねん昭和しょうわ33ねん)をしん日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん創刊そうかんねんとしており、1933ねん昭和しょうわ8ねん)は産経新聞さんけいしんぶん正式せいしき創刊そうかんねんであると、現在げんざい産経新聞さんけいしんぶんしゃ解釈かいしゃくしている。

ビジネスアイの創刊そうかん

編集へんしゅう

2004ねん平成へいせい16ねん3月1にち産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃが100%子会社こがいしゃするとともに、製造せいぞうぎょう題材だいざいとした経済けいざい専門せんもんであった「日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん」から総合そうごう経済けいざいフジサンケイ ビジネスアイ」としてさい出発しゅっぱつをする。

2004ねん平成へいせい16ねん)3がつから5がつにかけて、おなフジサンケイグループフジテレビスポットCM放送ほうそうされたほか電車でんしゃなか広告こうこくなどが出稿しゅっこうされた。日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶんからのつうごう継続けいぞくしているが、広告こうこくでは「しん創刊そうかん」としていた。

紙面しめん特徴とくちょうとして、実質じっしつてき競合きょうごうとなった日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日経にっけい)と同様どうよう経済けいざい記事きじくわえて、一般いっぱんてき社会しゃかい記事きじ事件じけんなど)、文化ぶんか芸能げいのう生活せいかつ)・スポーツ(どちらも産業さんぎょう企業きぎょう関係かんけいさせた内容ないようおおい)とラテらん首都しゅとけんばんのみ)などをむ。一般いっぱんてき記事きじについては産経新聞さんけいしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ編集へんしゅう部員ぶいんによる執筆しっぴつまたは産経新聞さんけいしんぶんからの転載てんさいにより構成こうせい実現じつげんした。経済けいざいからめた社会しゃかい問題もんだい行政ぎょうせい問題もんだいなどもげている。ただし、経済けいざい記事きじについては産経さんけいしゃとして支持しじする立場たちばっていた経団連けいだんれん加盟かめいだい企業きぎょうかんする記事きじ日経にっけいくらべるとすくなく、日経にっけいいちめんげられるようなスクープ記事きじはほぼ皆無かいむだった。

日本にっぽん日刊にっかんとしてははじめて中国ちゅうごくかぶ株価かぶか指標しひょう中国ちゅうごく経済けいざい関係かんけいのある記事きじ連日れんじつ掲載けいさいし、NIESBRICSといった経済けいざい発展はってん途上とじょうアジア諸国しょこくつよことをアピールとしていた。日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん継承けいしょうした部分ぶぶんとして、機械きかい情報じょうほう通信つうしんバイオケミカルけい中小ちゅうしょう企業きぎょうベンチャー企業きぎょうげる傾向けいこうおおかった。携帯けいたい電話でんわ対応たいおうしたおと記事きじ掲載けいさいしていた。これらの結果けっか紙面しめんりょうが32ページ(平日へいじつばん)となった。

2004ねん平成へいせい16ねん10月1にちづけから、1定価ていかが120えんから100えん値下ねさげ、10月3にちづけからは、これまで休刊きゅうかんだった日曜日にちようびも「Sunday i」の愛称あいしょう発行はっこうつきぎめ宅配たくはい契約けいやくは3,150えん年月日ねんがっぴ表記ひょうきは、親会社おやがいしゃ産経新聞さんけいしんぶんとはせい反対はんたいに、日付ひづけらんが1めんでは「2006ねん平成へいせい18ねん)」のように「西暦せいれき元号げんごう)」で表記ひょうきし、2めん以降いこう西暦せいれきのみの表記ひょうきとなっている。また記事きじちゅう表記ひょうき原則げんそく西暦せいれき表示ひょうじとなっている。これは、2006ねん平成へいせい18ねん)から2016ねん平成へいせい28ねん)まで発刊はっかんされていたグループサンケイエクスプレス同様どうようだった。

フルカラータブロイドへの転換てんかん

編集へんしゅう

2008ねん平成へいせい20ねん7がつ17にちにはブルームバーグとの連携れんけい発表はっぴょう同年どうねん10がつ1にちから題字だいじデザインを変更へんこうし、サンケイエクスプレスと同様どうようタブロイドはん横書よこがきのフルカラー48ページ(月曜日げつようびは32ページ、日曜日にちようびやすみ)に紙面しめん刷新さっしんされ、いちめん産経新聞さんけいしんぶんグループの「ビジネスアイ」、最終さいしゅうめんがブルームバーグの「グローバル・ファイナンス」という、「ダブルフロント」スタイルになり、投資とうし情報じょうほうとしての性格せいかくつよめる。これにともな価格かかく改定かいていおこなわれ、購読こうどくりょうは1ヶ月かげつ4,200えん、1150えん

2009ねん平成へいせい21ねん7がつ1にちづけ発行はっこうもと日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ初代しょだい)は産経新聞さんけいしんぶんしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ、同年どうねん7がつ以降いこうの「フジサンケイ ビジネスアイ」は別途べっと新設しんせつされた日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ(2だい)からの発行はっこうになった。

北海道ほっかいどう九州きゅうしゅう地方ちほうふく山口やまぐちけん沖縄おきなわけん)は販売はんばい対象たいしょうではなく、2009ねん産経新聞さんけいしんぶん九州きゅうしゅう山口やまぐち特別とくべつばん発刊はっかんされたのちも、廃刊はいかんまで九州きゅうしゅうでの現地げんち印刷いんさつおこなわれなかった。ただし、北海道ほっかいどうでは産経新聞さんけいしんぶん同様どうよう北海道新聞ほっかいどうしんぶん販売はんばいてんにて購読こうどく可能かのうだったが地域ちいきによって半日はんにちから1にちおくれでの配達はいたつとなっていた。またサンスポ夕刊ゆうかんフジことなり、産経新聞さんけいしんぶんしゃ電子でんし媒体ばいたい子会社こがいしゃ産経さんけいデジタルの『産経新聞さんけいしんぶんHD』『産経さんけい電子でんしばん』による電子でんし新聞しんぶん販売はんばい廃刊はいかんまでいちおこなわれなかった。

インターネットメディアの台頭たいとう新聞しんぶんばなすすみ、発行はっこう部数ぶすう競合きょうごう日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん日経にっけいヴェリタス日刊にっかん工業こうぎょう新聞しんぶんおおきくみずをあけられ苦戦くせんくわえて電子でんしばんかったことによりデジタルトランスフォーメーションなみおくれ、産経新聞さんけいしんぶんしゃ今後こんご成長せいちょう見込みこめないと判断はんだんした。本紙ほんし単独たんどくとしてののこりを断念だんねんし、2021ねんれい3ねん)6がつ30にちけをもって休刊きゅうかんにすることを同年どうねん3がつ15にち発表はっぴょうした。同年どうねん7がつ1にち以降いこう産経新聞さんけいしんぶん本紙ほんしないもうけられる「フジサンケイビジネスアイめん」にて、中小ちゅうしょう企業きぎょう業界ぎょうかい情報じょうほう掲載けいさいされることになり、日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃおこなっていたイベント・顕彰けんしょうなどの事業じぎょう産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃいだ[1][2]。これにより日本工業新聞社にほんこうぎょうしんぶんしゃ事実じじつじょう休眠きゅうみん会社かいしゃとなった。

書籍しょせき出版しゅっぱん事業じぎょう

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日本にっぽん工業こうぎょう新聞しんぶん時代じだいより月刊げっかんとして『月刊げっかんエネルギー』『月刊げっかん地球ちきゅう環境かんきょう』を発行はっこうしていたが、2010ねん平成へいせい22ねん)4がつより『Business i. ENECO』に合併がっぺいしてしん創刊そうかんした。

その一般いっぱんけの書籍しょせき産経新聞さんけいしんぶん出版しゅっぱん発売はつばいによる「NIKKO MOOK」として発行はっこうしている。

本社ほんしゃ所在地しょざいち

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東京とうきょう本社ほんしゃ

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大阪おおさか本社ほんしゃ

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テレビらん

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東日本ひがしにっぽん

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フジサンケイ ビジネスアイの東日本ひがしにっぽんはん対象たいしょう地域ちいき関東かんとう甲信越こうしんえつ静岡しずおかけん)にはテレビらん掲載けいさいされていた。

メインテレビめん衛星えいせい放送ほうそうのぞく)
だい2テレビらん衛星えいせい放送ほうそうのぞく)

西日本にしにほん

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西日本にしにほんはん対象たいしょう地域ちいき近畿きんき北陸ほくりく中京ちゅうきょう中国ちゅうごく四国しこく)にはテレビらん掲載けいさいされていない。大阪おおさか本社ほんしゃ発行はっこうはんでは、東京とうきょう本社ほんしゃばんでテレビらん掲載けいさいされるめんは、西日本にしにほん経済けいざいニュースを掲載けいさいした「西日本にしにほんめん」にえている。

脚注きゃくちゅう出典しゅってん

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  1. ^ “フジサンケイビジネスアイは6がつ30にちをもって休刊きゅうかんします”. 産経新聞さんけいしんぶん. (2021ねん3がつ15にち). https://www.sankei.com/article/20210315-ZYYVJLK3ZNLFJCCYJKSWZKTNUQ/ 2021ねん3がつ15にち閲覧えつらん 
  2. ^ フジサンケイビジネスアイが休刊きゅうかん 6がつ30にちづけ、ネット台頭たいとう”. 共同通信きょうどうつうしん (2021ねん3がつ15にち). 2021ねん3がつ15にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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