夕刊ゆうかんフジ

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夕刊ゆうかんフジ（ゆうかんフジ）は、産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃ（通称つうしょう「産経新聞さんけいしんぶん社しゃ」）が発行はっこうしている日本にっぽんの夕刊ゆうかん紙し。関東かんとう・近畿きんきでの即売そくばいが中心ちゅうしん。発行はっこう日びは原則げんそく日曜日にちようびと祝日しゅくじつを除のぞく毎日まいにち。ただし年末年始ねんまつねんしは、12月29日にちに元日がんじつ付つけ「新春しんしゅん特別とくべつ号ごう」を発行はっこうし、12月30日にち〜1月がつ3日にち休刊きゅうかん。日本にっぽん新聞しんぶん協会きょうかい・共同通信社きょうどうつうしんしゃに、同おなじ産経新聞さんけいしんぶん社しゃが発行はっこうする一般いっぱん紙しの産経新聞さんけいしんぶん、スポーツ紙しのサンケイスポーツとは別々べつべつに加盟かめいしている。

夕刊ゆうかんフジ FUJI Evening News
種類しゅるい	日刊にっかん紙し
サイズ	タブロイド判たぶろいどばん
事業じぎょう者しゃ	（株式会社かぶしきがいしゃフジ新聞しんぶん社しゃ→） 株式会社かぶしきがいしゃ産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃ
本社ほんしゃ	【東京とうきょう本社ほんしゃ】 （東京とうきょう都と千代田ちよだ区く大手町おおてまち1-3→） 東京とうきょう都と千代田ちよだ区く大手町おおてまち1-7-2 【大阪おおさか本社ほんしゃ】 （大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し北きた区く梅田うめだ2-4-9→） 大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し浪速なにわ区く湊町みなとまち2-1-57
代表だいひょう者しゃ	近藤こんどう哲司てつし（代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう） 吉川よしかわ達郎たつお（取締役とりしまりやくサンスポ・夕刊ゆうかんフジ・エイト代表だいひょう）
創刊そうかん	1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）2月がつ25日にち
前身ぜんしん	産経新聞さんけいしんぶん （1942年ねん11月1日にち - 分離ぶんり独立どくりつ） サンケイスポーツ （1955年ねん2月がつ26日にち - 分離ぶんり独立どくりつ）
言語げんご	日本語にほんご
価格かかく	1部ぶ 【紙かみ版ばん】180円えん 【電子でんし版ばん】Android向むけ専用せんようアプリのみ105円えん 月極つきぎめ 【紙かみ版ばん】4,100円えん 【電子でんし版ばん】 夕刊ゆうかんフジ単独たんどく1,100円えん 産経新聞さんけいしんぶん・夕刊ゆうかんフジセット2,640円えん Google Playストア経由けいゆ945円えん Apple App Store経由けいゆ960円えん
ウェブサイト	https://www.zakzak.co.jp/

駅えき売店ばいてんに陳列ちんれつされる夕刊ゆうかんフジを含ふくむ販売はんばい用よう新聞しんぶん各紙かくし

歴史れきし

日本にっぽん初はつ・唯一ゆいいつの駅売えきうりタブロイド紙しとして、1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）2月がつ25日にちに創刊そうかんし、翌年よくねん、産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃから子会社こがいしゃとして分離ぶんりされたフジ新聞しんぶん社しゃへ発行はっこう元もとを移行いこうした。しかし、1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）にサンケイスポーツ新聞しんぶん社しゃと共ともに産経新聞さんけいしんぶん社しゃ本体ほんたいに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされ現在げんざいに至いたる。

紙かみ名めいは会社かいしゃ側がわの説明せつめいでは富士山ふじさんに由来ゆらいするとされているが、同おなじフジサンケイグループのテレビ局てれびきょくフジテレビジョンのフジに通つうじる面めんもある。産経新聞さんけいしんぶん社しゃ第だい3代だい・フジテレビ第だい2代だい社長しゃちょう鹿内しかない信隆のぶたかは、フジテレビを開局かいきょくする際さいに「庶民しょみんに愛あいされなくてはならない。ポピュラーなものでなくてはならない。日本にっぽんでポピュラーと言いえば、桜さくらと富士ふじだから」と局きょく名めいを提唱ていしょうし、ゆくゆくは一般いっぱん紙しの産経新聞さんけいしんぶんもフジ新聞しんぶんに改題かいだいしたいという願望がんぼうを持もっていたとされる。しかし、創業そうぎょう者しゃの前田まえだ久吉ひさよしら関西かんさい出身しゅっしんの幹部かんぶから「関西かんさいではフジでは通とおりが悪わるい」と言いわれた。そんな時ときにフジネットワークの準じゅんキー局きょく関西かんさいテレビの社長しゃちょうを兼務けんむしていた京阪神けいはんしん急行きゅうこう電鉄でんてつ（現げん・阪急電鉄はんきゅうでんてつ）第だい8代だい社長しゃちょう小林こばやし米三よねぞうから「夕刊ゆうかんをフジにしたらええがな」とアドバイスされ、紙かみ名めいを決きめると共ともに、産経新聞さんけいしんぶんは『サンケイ』に改題かいだいすることにしたという。

「産経新聞さんけいしんぶん#題字だいじと地紋じもん、およびその配置はいち」および「フジテレビジョン#略称りゃくしょうについて」も参照さんしょう

創刊そうかんの際さいには、産経新聞さんけいしんぶん社しゃの東京とうきょう・大阪おおさか両りょう本社ほんしゃから精鋭せいえいが集あつめられ、エース級きゅうの記者きしゃが集結しゅうけつした。事実じじつ上じょう、産経さんけい（サンケイ）新聞しんぶんからのスピンオフ新聞しんぶんである。創刊そうかん号ごうの1面めんを飾かざったのは、参議院さんぎいん議員ぎいんだった石原いしはら慎太郎しんたろうで、見出みだしは「慎太郎しんたろう新党しんとう躍おどり出でる」（青嵐会せいらんかいのこと）。この特とくダネを物ものにした山崎やまざき幸雄ゆきおは、FNS系列けいれつ局きょく福井ふくいテレビの第だい4代だい社長しゃちょうに栄転えいてんした。

2002年ねん3月がつまでは、親おや紙し・産経新聞さんけいしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃも夕刊ゆうかんを発売はつばいしていた（大阪おおさかは後述こうじゅつの通とおり、大阪おおさか新聞しんぶんを統合とうごうしたうえで夕刊ゆうかんを継続けいぞくしている）が、その産経さんけい本紙ほんしの夕刊ゆうかん休刊きゅうかん後ご時事じじ的てきな記事きじは当とう新聞しんぶんに事実じじつ上じょう統合とうごうされるようになった。

題字だいじのデザインは、グラフィック・デザイナー杉山すぎやま高子たかこが手てがけた。見出みだしにはオレンジ（橙だいだい）色いろを採用さいようしたことから「オレンジ色しょくのニクい奴やつ」というキャッチコピーが付つき、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）現在げんざい、1面めんに「オレンジ世代せだい 応援おうえん宣言せんげん」のキャッチコピーが付ふされている。 なお、オレンジ色しょくに白しろ抜ぬきの題字だいじは、2006年ねん9月がつ5日にち号ごう（9月がつ4日にち発行はっこう）から消滅しょうめつした。

発行はっこう所しょ

• 東京とうきょう本社ほんしゃ 東京とうきょう都と千代田ちよだ区く大手町おおてまち一いち丁目ちょうめ7番ばん2号ごう
• 大阪おおさか本社ほんしゃ 大阪おおさか市し浪速なにわ区く湊みなと町まち二に丁目ちょうめ1番ばん57号ごう

対象たいしょう地域ちいき

• 東京とうきょう本社ほんしゃ版ばん:関東かんとう、甲信越こうしんえつ、静岡しずおか県けん、東北とうほく、北海道ほっかいどう
• 大阪おおさか本社ほんしゃ版ばん:近畿きんき、東海とうかい3県けん、北陸ほくりく、中国ちゅうごく、四国しこく、九州きゅうしゅう（沖縄おきなわ県けんを含ふくむ）

※首都しゅと圏けんでは2002年ねん3月がつの産経新聞さんけいしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ版ばんの夕刊ゆうかん休刊きゅうかんと同時どうじに夕刊ゆうかん時じの宅配たくはいが廃止はいしされ、宅配たくはいは広義こうぎの産経新聞さんけいしんぶん朝刊ちょうかんとの一回いっかい配達はいたつと同義どうぎになった（大阪おおさか本社ほんしゃの統合とうごう版ばん地域ちいき（西部せいぶ本部ほんぶ管轄かんかつの山口やまぐち県けん・沖縄おきなわ県けんを含ふくむ九州きゅうしゅうは宅配たくはい不可ふか）も発行はっこう日び翌朝よくあさの朝刊ちょうかん配達はいたつ時じの広義こうぎの一回いっかい配達はいたつである）。一部いちぶ地域ちいきは翌朝よくあさ以降いこうに駅えき売店ばいてん・コンビニエンスストアのみで販売はんばい。

静岡しずおか県けんでは紙かみ版ばんの即売そくばいでの取とり扱あつかいが2020年ねん10月がつ以降いこうほぼ無なくなった。

2023年ねん10月がつから輸送ゆそう費ひコスト削減さくげんのため、茨城いばらき県けんの即売そくばいも朝刊ちょうかん帯たいでの販売はんばいとなる。

「産経新聞さんけいしんぶん#東京とうきょう本社ほんしゃ管内かんないの夕刊ゆうかん廃止はいし」および「産経新聞さんけいしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ#東京とうきょう本社ほんしゃ管内かんないの地方ちほう版ばん」も参照さんしょう

※大阪おおさか本社ほんしゃ版ばんは、東京とうきょうの産経さんけい本紙ほんしの夕刊ゆうかん休止きゅうしとなった2002年ねん4月がつ以後いごも、体裁ていさい上じょう大阪おおさか新聞しんぶんとの統合とうごうという形かたちで産経さんけい本紙ほんしとしての夕刊ゆうかんを継続けいぞくして発行はっこうしているため、併売へいばいされている。宅配たくはいされる版はんは、大阪おおさか市内しないでは基本きほんB版ばん。

※福岡ふくおか県けん福岡ふくおか市しにある産経新聞さんけいしんぶん西部せいぶ本部ほんぶでは印刷いんさつ・発行はっこうを行おこなっていないが、JR博多はかた駅えきと西鉄にしてつ福岡ふくおか（天神てんじん）駅えき、福岡ふくおか市営しえい地下鉄ちかてつ天神てんじん駅えきの売店ばいてんで、関西かんさい版ばんのC版ばんを午後ごご4時じ以降いこうに発売はつばいしている。新大阪しんおおさか駅えきからJR山陽新幹線さんようしんかんせんに乗のせられ発送はっそうされる。

※名古屋なごや市し内うちでは、名古屋なごや駅えきや金山かなやま駅えきなどJR・名鉄めいてつ・近鉄きんてつ・地下鉄ちかてつの売店ばいてんや一部いちぶコンビニで、関西かんさい版ばんの早版はやばんをお昼過ひるすぎ以降いこうに発売はつばい。こちらも新大阪しんおおさか駅えきから東海道新幹線とうかいどうしんかんせんで輸送ゆそうしている。

※JR札幌さっぽろ駅えきなど北海道ほっかいどう札幌さっぽろ市し内うちの主要しゅよう駅えき売店ばいてんでは東京とうきょう本社ほんしゃ最終さいしゅう版ばんを、福岡ふくおか県けん北九州きたきゅうしゅう市しのJR小倉こくら駅えきでは大阪おおさか本社ほんしゃC版ばんを、それぞれ朝刊ちょうかん扱あつかいとして販売はんばいしている。このため、1日にち遅おくれの内容ないようとなっている（番組ばんぐみ表ひょうなどの差さし替かえは無むし）。

電子でんし版ばん

産経新聞さんけいしんぶん社しゃ子会社こがいしゃの産経さんけいデジタルが販売はんばいする産経さんけい電子でんし版ばん・スマホ向むけアプリでは発行はっこう日びの午後ごご5時じに翌日よくじつ付づけの紙面しめんが更新こうしんされ、地方ちほうでも遅おくれなく配信はいしんされる。

産経さんけい電子でんし版ばんでは、産経新聞さんけいしんぶんの電子でんし版ばんとのセット売うりが行おこなわれている。また九州きゅうしゅう島内とうないと山口やまぐち県けんに限かぎり、産経新聞さんけいしんぶん九州きゅうしゅう・山口やまぐち特別とくべつ版ばんの紙かみ版ばんおよび電子でんし版ばんと、夕刊ゆうかんフジ・サンケイスポーツ電子でんし版ばんのセット売うりが行おこなわれていたが、2023年ねん8月がつに親おや紙しの産経新聞さんけいしんぶんの紙かみ版ばんが3900円えん（大阪おおさか本社ほんしゃ夕刊ゆうかんとのセットは4900円えん）に値上ねあげしたことを受うけて紙かみ版ばんとのセットは廃止はいしされ、別途べっと1100円えんの電子でんし版ばん購読こうどく料りょう（産経新聞さんけいしんぶん電子でんし版ばんとセットなら2640円えん）が必要ひつようとなった。スマホ版ばんの夕刊ゆうかんフジforAndroidは2011年ねん7月がつ29日にちよりサービス開始かいし。

詳細しょうさいは「産経さんけい電子でんし版ばん#概要がいよう」および「産経新聞さんけいしんぶん西部せいぶ本部ほんぶ#販売はんばい」を参照さんしょう

なお、スマホ向むけ専用せんようアプリ（『夕刊ゆうかんフジforAndroid』『産経新聞さんけいしんぶんHD』）から購読こうどくした場合ばあいは、パソコンでの閲覧えつらんは出来できない。パソコンでも閲覧えつらんしたい場合ばあいは、産経さんけい電子でんし版ばんを契約けいやくし、産経さんけい電子でんし版ばん専用せんようのアプリを使つかう必要ひつようがある。

印刷いんさつ工程こうてい

夕刊ゆうかんフジは、東京とうきょう本社ほんしゃ版ばんは原則げんそくとして産経新聞さんけいしんぶん印刷いんさつ江東こうとうセンター（東京とうきょう都と江東こうとう区く）、大阪おおさか本社ほんしゃ版ばんは産経新聞さんけいしんぶん印刷いんさつ大淀おおよどセンター（大阪おおさか市し北きた区く）で印刷いんさつしているが、東京とうきょう都心としんで販売はんばいされる分ぶんの一部いちぶのみ、東京とうきょう都と千代田ちよだ区く大手町おおてまちの産経新聞さんけいしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ隣となりにある読売新聞よみうりしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ地下ちかの工場こうじょうで印刷いんさつしていた。これはできる限かぎり締切しめきりを遅おくらせることによって、東京とうきょう証券しょうけん取引とりひき所しょの終値おわりねなどの記事きじの掲載けいさいを可能かのうにするための措置そちであった。読売新聞よみうりしんぶんビルへの建たて替かえに伴ともない印刷いんさつ工場こうじょうが閉鎖へいさされたため、2010年ねん（平成へいせい22年ねん）8月がつでこの措置そちは終了しゅうりょうした。

「読売新聞よみうりしんぶんビル#初代しょだい大手町おおてまち社屋しゃおく」および「読売新聞よみうりしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ#工場こうじょう」も参照さんしょう

読売新聞よみうりしんぶんグループへの委託いたくが行おこなわれていた頃ころは、中央ちゅうおう競馬けいばの枠わく順じゅん確定かくていや、東証とうしょうの大引おおびけに合あわせて一いち日にち最大さいだい三さん版はんの体制たいせいが組くまれていた。中央ちゅうおう競馬けいばの開催かいさい前日ぜんじつとなる金曜日きんようびと土曜日どようびは、午前ごぜん10時じ以前いぜんに印刷いんさつされ、木曜日もくようびの15時じ45分ふん頃ごろに発表はっぴょうされた出走しゅっそう馬ば決定けってい表ひょうを馬うま名めいのアイウエオ順じゅんに掲載けいさいした『A版ばん』と、午前ごぜん10時じ頃ごろに発表はっぴょうされた枠わく順じゅん・馬番うまばん号ごう入いりの確定かくてい出馬しゅつば表ひょうを掲載けいさいする『B版ばん』、そして東証とうしょうの終値おわりねを掲載けいさいした『C版ばん』という具合ぐあいであった。このため競馬けいば開催かいさい前日ぜんじつには、どうしても早さ刷すり版ばんを並ならべる必要ひつようがある東京とうきょう都心としんのごく一部いちぶの駅えき売店ばいてんを除のぞいて、『A版ばん』の流通りゅうつうを極力きょくりょく絞しぼるようにしていた。なぜなら競馬けいばは枠わく順じゅん・馬番うまばん号ごうが決きまらなければ、勝馬かつま投票とうひょう券けんを発売はつばいすることができず、ファンも同様どうように予想よそうを立たてられなくなるためであり、過去かこには出走しゅっそう馬ば決定けってい表ひょうをそのまま確定かくてい出馬しゅつばとして発売はつばいしてしまった専門せんもん紙し『ぐりぐり◎』が創刊そうかんからわずか3週間しゅうかんで廃刊はいかんに追おい込こまれた例れいもある。

詳細しょうさいは「馬うま三郎さぶろう#備考びこう」および「アクセラ (企業きぎょう)#事業じぎょう展開てんかい」を参照さんしょう

2022年ねん現在げんざいは、東京とうきょう本社ほんしゃ版ばんでも中央ちゅうおう競馬けいばの枠わく順じゅん確定かくていがない月曜日げつようびから木曜日もくようびまでは「AC統合とうごう版ばん」という一いち日にち一いち版はん体制たいせい、金曜日きんようびと土曜日どようびは『A版ばん』と『BC統合とうごう版ばん』という一いち日にち二に版はん体制たいせいで印刷いんさつ。電子でんし版ばんは1日にち1回かい、日本にっぽん時間じかん17時じに更新こうしんされるため、中央ちゅうおう競馬けいばの枠わく順じゅん発表はっぴょうに関係かんけいなく『D版ばん』と呼よばれる一いち日にち一いち版はん体制たいせいである。競合きょうごう紙しの日刊にっかんゲンダイや東京とうきょうスポーツも同様どうようの体制たいせいを取とっている。

なお、産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃでは2009年ねん（平成へいせい21年ねん）10月1日にち付づけから『産経新聞さんけいしんぶん 九州きゅうしゅう・山口やまぐち特別とくべつ版ばん』を発刊はっかんしているが、夕刊ゆうかんフジ・サンケイスポーツなど産経さんけい本紙ほんし以外いがいの発行はっこう媒体ばいたいについては九州きゅうしゅう版ばん（山口やまぐち・沖縄おきなわ含ふくむ）の現地げんち印刷いんさつ・発行はっこうは行おこなわない（後述こうじゅつ）。

詳細しょうさいは「産経新聞さんけいしんぶん西部せいぶ本部ほんぶ#産経新聞さんけいしんぶん社しゃ発行はっこうの僚紙について」を参照さんしょう

価格かかく

2008年ねん10月2日にち号ごう（10月がつ1日にち発行はっこう）から、1部ぶ売うりが120円えんから130円えんに、2014年ねん4月がつ2日にち号ごう（4月がつ1日にち発行はっこう）からは130円えんから140円えんに、2019年ねん4月がつ2日にち号ごう（4月がつ1日にち発行はっこう）からは140円えんから150円えんに、2022年ねん1月がつ5日にち号ごう（1月がつ4日にち発行はっこう）からは150円えんから160円えんに、2023年ねん3月7日にち号ごう（3月がつ6日にち発行はっこう）からは160円えんから180円えんに値上ねあげした。

月極つきぎめ購読こうどく料りょうは、2023年ねん4月がつの発行はっこう分ぶんより4,100円えんである。

ネット事業じぎょう

1996年ねん8月がつより公式こうしきウェブサイト「ZAKZAK」を開設かいせつ、日本にっぽんにおけるインターネット普及ふきゅう初期しょきからネットでのニュース記事きじ配信はいしんを行おこなっている。夕刊ゆうかんフジの紙面しめんからの転載てんさいだけでなく、ネット限定げんてい記事きじの配信はいしんも行おこなっており、中なかには「ZAK THE QUEEN」や「アニメ☆声優せいゆう」のような内容ないよう的てきに夕刊ゆうかんフジの紙面しめんでは見みることが希まれな記事きじも配信はいしんしている。

また、2004年ねん7月がつ22日にちから2009年ねん6月がつ末まつにかけて、ファンコミュニケーションズと共同きょうどうで、新聞しんぶん社しゃとしては初はつのブログサイト「夕刊ゆうかんフジBLOG」を開設かいせつ、コラム記事きじの掲載けいさいや個人こじんブログへの見出みだし配信はいしん、コメントやトラックバックで記事きじに対たいする批評ひひょうや意見いけんをうけつけるなど、様々さまざまな試こころみを行おこなっていた。

2019年ねんには、創刊そうかん50周年しゅうねんを記念きねんして、夕刊ゆうかんフジの新しん音楽おんがくプロジェクト『夕刊ゆうかんフジミュージック』をスタートさせ、ザ・ゴールデン・カップス、BOWWOW、EARTHSHAKERなどのイベントをプロデュースし、YouTubeでもライブの模様もようを配信はいしんしている。

紙面しめん・論調ろんちょう

構成こうせいの根幹こんかん

産経新聞さんけいしんぶんと比くらべてセンセーショナル・興味きょうみ本位ほんい色しょくが強つよく、競合きょうごうの日刊にっかんゲンダイもほぼ同様どうようの体裁ていさいとなっている。

1998年ねん（平成へいせい10年ねん）に東京とうきょう高等こうとう裁判所さいばんしょで出だされたロス疑惑ぎわく・元もと妻つま銃撃じゅうげき事件じけんの控訴こうそ審しん判決はんけつで、裁判さいばん長ちょう福崎ふくざき伸しん一郎いちろうは本紙ほんしの姿勢しせいを「通勤つうきん途上とじょうの会社かいしゃ員いんなどを対象たいしょうとして、専もっぱら読者どくしゃの関心かんしんをひくように見出みだし等とうを工夫くふうし、主おもに興味きょうみ本位ほんいの内容ないようの記事きじを掲載けいさいしている」と断だんじた。

詳細しょうさいは「ロス疑惑ぎわく#日本にっぽんでの審理しんり」および「三浦みうら和義かずよし#銃撃じゅうげき事件じけんの無罪むざい判決はんけつ」を参照さんしょう

内政ないせい

日本にっぽん国内こくないの政治せいじに関かんしては産経新聞さんけいしんぶんと同様どうように親おや自民じみん・維新いしんで、野党やとう（維新いしん・新しん国民こくみん・松原まつばら仁ひとし除のぞく）や左派さはマスコミに対たいして批判ひはん的てきである。ただし、左派さはメディアの代表だいひょう格かくと言いえる中日新聞ちゅうにちしんぶん・東京とうきょう新聞しんぶんに対たいしては、発行はっこう元もとの中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃの最高さいこう幹部かんぶが産経新聞さんけいしんぶん社しゃに一時いちじ、役員やくいんとして迎むかえられていたという歴史れきし的てき経緯けいいにより、批判ひはんは抑おさえられている。

詳細しょうさいは「産経新聞さんけいしんぶん#「正論せいろん」路線ろせんと『主張しゅちょう』『正論せいろん』欄らん」および「鹿内しかない信隆のぶたか#エピソード」を参照さんしょう

「中日新聞ちゅうにちしんぶん#左派さは・革新かくしん路線ろせんへの転換てんかん」および「東京とうきょう新聞しんぶん#論調ろんちょう」も参照さんしょう

韓国かんこく・朝鮮ちょうせん・中国ちゅうごく

産経新聞さんけいしんぶん本紙ほんしと同様どうように、韓国かんこく・北朝鮮きたちょうせんに批判ひはん的てきで、特とくに韓国かんこくに対たいしてはほぼ毎日まいにち批判ひはん記事きじが載のる。なお競合きょうごうの日刊にっかんゲンダイも韓国かんこくに批判ひはん的てきだが反はん韓かん・嫌いや韓かんに傾かたむいた理由りゆうが産経新聞さんけいしんぶん社しゃとは異ことなる。

詳細しょうさいは「日刊にっかんゲンダイ#韓国かんこく関連かんれん」および「産経新聞さんけいしんぶん#朝鮮半島ちょうせんはんとう」を参照さんしょう

「嫌いや韓かん#冷戦れいせん下かの左派さはの北朝鮮きたちょうせん賛美さんびと韓国かんこく批判ひはん、右派うはの韓国かんこく支援しえん」および「金きむ大中でじゅん事件じけん#事件じけんのその後ご」も参照さんしょう

また韓国かんこくほどではないが中国ちゅうごくに対たいしても批判ひはん的てきである。

詳細しょうさいは「日にち中ちゅう双方そうほうの新聞しんぶん記者きしゃ交換こうかんに関かんするメモ#1968年ねんの修正しゅうせい」および「産経新聞さんけいしんぶん#中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく(北京ぺきん)」を参照さんしょう

「日にち中ちゅう両国りょうこく政府せいふ間あいだの記者きしゃ交換こうかんに関かんする交換こうかん公文こうぶん#概要がいよう」も参照さんしょう

経済けいざい

最終さいしゅう版ばん（C版ばん）では東京とうきょう証券しょうけん取引とりひき所しょの終値おわりねを掲載けいさいしていた。また、中国ちゅうごく株かぶについての連載れんさいもある。

中央ちゅうおう競馬けいば

産経新聞さんけいしんぶん社しゃが発行はっこうするサンケイスポーツと、中央ちゅうおう競馬けいば専門せんもん媒体ばいたいの競馬けいばエイト・週刊しゅうかんGallopとはスタッフの交流こうりゅうがあり、またサンスポと競馬けいば面めんのブランド（『ZBAT!競馬けいば』）を共有きょうゆうしている。特とくに、Gallopは週刊しゅうかん誌しであるという特性とくせい上じょう、Gallop専任せんにんスタッフの枠わく順じゅん確定かくてい後ごの予想よそうは本紙ほんしで発表はっぴょうすることが多おおい。

「週刊しゅうかんGallop#概要がいよう」も参照さんしょう

なお、本紙ほんし予想よそうは2023年ねん（令れい和わ5年ねん）現在げんざいでも東西とうざい共どもにサンスポ・エイトとは別べつの担当たんとう者しゃが行おこなう体制たいせいになっており、Gallopが創刊そうかんする前まえは他たの産経新聞さんけいしんぶん社しゃ発行はっこう媒体ばいたいとの交流こうりゅうが薄うすかった。

「サンケイスポーツ#中央ちゅうおう競馬けいば」および「競馬けいばエイト#トラックマン」も参照さんしょう

日付ひづけ表記ひょうき

日付ひづけ表記ひょうきの仕方しかたは産経新聞さんけいしんぶんと異ことなり、終おわり面めん題字だいじ部ぶ以外いがいの欄外らんがいにおいて全すべて（平成へいせい19年ねん2月がつ1日にち）のように元号げんごうのみ表記ひょうきしていたが、東京とうきょう版ばんのみ2007年ねん2月がつ1日にちから西暦せいれき（元号げんごう）に変更へんこうし、記事きじ中ちゅうでは原則げんそくとして元号げんごう表記ひょうきを西暦せいれき表記ひょうきに改あらため、止やむを得えない場合ばあいに限かぎり「西暦せいれき（元号げんごう）」表記ひょうきを行おこなうようになった。なお、関西かんさい版ばんでは2007年ねん2月がつ以降いこうも元号げんごう表記ひょうきを継続けいぞくしていたが、同年どうねん10月1日にちから東京とうきょうと同おなじく「西暦せいれき（元号げんごう）」表記ひょうきに変更へんこうされた。ただし、連載れんさいコラムでは元号げんごうのみで表記ひょうきしているものもある。また、当日とうじつではなく、翌日よくじつの日付ひづけで発刊はっかんしていることも特徴とくちょうである。また東京とうきょう版ばんでは欄外らんがいの日付ひづけは細ほそく、関西かんさい版ばんでは太ふとくなる。天気てんきは東京とうきょう版ばんではマークで、関西かんさい版ばんでは字じで掲載けいさいしている。2008年ねん4月がつから1面めんにPOSコード（バーコード）が表記ひょうきされている。

「産経新聞さんけいしんぶん#発行はっこう年月日ねんがっぴ表記ひょうき」も参照さんしょう

連載れんさいコラムの執筆しっぴつ者しゃ

• 阿部あべ亮あきら - 毎週まいしゅう火曜日かようび「司法しほう書士しょし 阿部あべ亮あきらのつぶやき世界せかい一周いっしゅう」を連載れんさい
• 有本ありもと香かおり - 「有本ありもと香かおりの以毒制せい毒どく」を連載れんさい
• 加賀かが孝英たかひで₋「スクープ最前線さいぜんせん」隔週かくしゅう連載れんさい
• 飯田いいだ浩司こうじ - 「ニッポン放送にっぽんほうそう・飯田いいだ浩司こうじのそこまで言いうか！」
  • ニッポン放送にっぽんほうそうアナウンサーで朝あさワイド担当たんとう。ニッポン放送にっぽんほうそうの朝あさワイド担当たんとうパーソナリティもコラムを書かいており、前任ぜんにんの高嶋たかしま秀しげる武たけも「おたよりニッポン晴ばれ」のタイトルで『高嶋たかしまひでたけのあさラジ!』で募集ぼしゅうした川柳せんりゅうと高嶋たかしまの一言ひとことを掲載けいさいしていた。
• ケント・ギルバート - 「ニッポンの新しん常識じょうしき」
• 高須たかす克かつ弥わたる - 「Yes! 高須たかすのこれはNo! だぜ」
• 室谷むろたに克実かつみ - 「悪あく韓かん論ろん」
• 高橋たかはし洋一よういち (経済けいざい学者がくしゃ) - 「日本にっぽんの解とき方かた」
• 富とみ坂さか聰さとし - 「真しん・人民日報じんみんにっぽう」
• 長谷川はせがわ幸洋ゆきひろ - 「ニュースの核心かくしん」
• 桂かつら春はる蝶ちょう (3代目だいめ) - 「桂かつら春はる蝶ちょうの蝶々ちょうちょう発はつ止とめ。」
• トニー・マラーノ - 「痛快つうかい！テキサス親爺おやじ」

• 山口やまぐち那な津つ男おとこ - 「本音ほんねでズバッと」
• 松井まつい一郎いちろう - 「維新いしん伝でん心しん」
• 平沢ひらさわ勝栄かつえい - 「俺おれがやらねば」
• 釈しゃく量子りょうこ - 「いざ！幸福こうふく維新いしん」

• 井沢いざわ元彦もとひこ - 「お金かねの日本にっぽん史し」。過去かこに「再さい発掘はっくつ 人物じんぶつ日本にっぽん史し』（週刊しゅうかんポスト連載れんさい『逆説ぎゃくせつの日本にっぽん史し』）の姉妹しまい編へんを連載れんさい。
• 吉澤よしざわ恵理えり - 「男おとこ盛ざかりはこれからだ!! 50代だい元気げんきの秘訣ひけつ」
• 島田しまだ雅彦まさひこ - 「一服いっぷく啓上けいじょう」
• スーツ (YouTuber) - 『YouTuberスーツの旅行りょこう記き』
• 須田すだ慎一郎しんいちろう - 「須田すだ慎一郎しんいちろうが斬きる!!」
• 兼けん原信はらしん克かつ - 「令れい和わの国難こくなん」
• 平井ひらい文夫ふみお - 「ニュース裏表うらおもて」

• ケラリーノ・サンドロヴィッチ - 日替ひがわりで月曜げつよう担当たんとう
• 増島ますしまみどり - 日替ひがわりで火曜かよう担当たんとう
• 花田はなた紀おさむ凱 - 日替ひがわりで水曜すいよう担当たんとう
• 中瀬なかせゆかり - 日替ひがわりで木曜もくよう担当たんとう
• 白川しらかわ道みち - 日替ひがわりで金曜きんよう担当たんとう（中瀬なかせゆかりの夫おっと（事実じじつ婚こん））
• 島村しまむら英紀ひでのり - 日替ひがわりで金曜きんよう担当たんとう
• Julie - 関西かんさい版ばんでの毎週まいしゅう水曜すいよう担当たんとう
• 那須なす顕一けんいち（日本にっぽんイケダン協会きょうかい　会長かいちょう） -　毎週まいしゅう火曜かよう 「読者どくしゃの皆様みなさま、総そうイケダン化か計画けいかく」 を連載れんさい

過去かこ

• 麻生あそう太郎たろう
• 安倍晋三あべしんぞう - 暗殺あんさつ後のちに特別とくべつ号ごう「安倍晋三あべしんぞう元もと首相しゅしょう連載れんさい集しゅう」を発行はっこう。一いち周忌しゅうき直前ちょくぜんにも「新装しんそう版ばん・安倍晋三あべしんぞう連載れんさい集しゅう」を発行はっこうした。
• 小沢おざわ一郎いちろう
• 太田おおた昭宏あきひろ
• 亀井かめい静香しずか
• 神崎かんざき武法たけのり
• 中川なかがわ昭一しょういち
• 中田なかた宏ひろし
• ドリアン助川すけかわ（現げん：明川あすがわ哲也てつや）
• 泉いずみ麻あさ人じん - かつて月曜げつようの日替ひがわりコラムを断続だんぞく的てきに長期ちょうき連載れんさい。
• 昔むかし昔むかし亭ちん桃太郎ももたろう
• 佐さ高信たかのぶ - 「西郷さいごう隆盛たかもり伝説でんせつ」
• 田中たなか康夫やすお
• 吉田よしだ類るい
• 中村なかむらうさぎ
• ひかり (コラムニスト)

連載れんさい漫画まんが（全すべて連載れんさい終了しゅうりょう）

• 4コママンガ
  • やくみつる（月曜げつよう）
  • 高橋たかはし春男はるお（火曜かよう）
  • 小しょう槻けやきさとし（水曜すいよう）
  • しりあがり寿ことぶき（木曜もくよう）
  • いしいひさいち（金曜きんよう）- 以上いじょう2面めんで日替ひがわり
  • ザビエル山田やまだ（月曜げつよう-金曜きんよう）
  • ふるたみか（週末しゅうまつ特別とくべつ版ばん）- 以上いじょうアダルト面めん
  • 安藤あんどうしげき：終了しゅうりょう
  • 岡田おかだ真奈美まなみ（木曜もくよう 岡田おかだ真奈美まなみのお天気てんき保健ほけん室しつ） 終了しゅうりょう
• 週末しゅうまつ特別とくべつ版ばん
  • 唐沢からさわなをき - 夕刊ゆうかん赤あか富士ふじ
• 長編ちょうへんマンガ
  • 寺島てらしま優ゆう原作げんさく・李り志こころざし清きよし作画さくが - 『三国志さんごくし』（メディアファクトリー（現げん・KADOKAWAメディアファクトリーBC）から発売はつばいの単行本たんこうぼんからの再さい録ろく）

公営こうえい競技きょうぎ担当たんとう記者きしゃ

「サンケイスポーツ#主おもなトラックマン」および「競馬けいばエイト#トラックマン」も参照さんしょう

• 秋田あきた麻子あさこ - 2021年ねん東京とうきょうスポーツから移籍いせき。競輪けいりんを担当たんとうし東ひがしスポ時代じだいにはスポーツ紙し史上しじょう初はつの女性じょせい専門せんもん記者きしゃ誕生たんじょうと騒さわがれた。
• 南庄みなみしょう司つかさ - 中央ちゅうおう競馬けいば西日本にしにほん主ぬし場じょう本紙ほんし予想よそう。
• 村瀬むらせ信之のぶゆき - レース担当たんとう部長ぶちょう、中央ちゅうおう競馬けいば東日本ひがしにっぽん主ぬし場じょう本紙ほんし予想よそう。
• 和田わだ稔夫としお - エイト関東かんとう想定そうてい班はん兼務けんむ、Gallop本誌ほんし予想よそう兼任けんにん。

テレビ放送ほうそう（終了しゅうりょう）

2006年ねん（平成へいせい18年ねん）1月がつ23日にちから2009年ねん3月がつ30日にちまでの平日へいじつ19:30～20:00（再さい放送ほうそう21:00～21:30、23:30～24:00）に、モバHO!（モバイル放送ほうそう）において、「夕刊ゆうかんフジTV」が放映ほうえいされていた。この番組ばんぐみは、夕刊ゆうかんフジの編集へんしゅうスタッフがその日ひの最終さいしゅう版ばんの紙面しめんをもとにしたニュース解説かいせつを雑談ざつだん仕立したてで展開てんかいするもので、ゲストとしてグラビアアイドルや取材しゅざい現場げんばの記者きしゃが登場とうじょうすることもあった。

番組ばんぐみ表ひょう

東京とうきょう版ばん

フルサイズ

• NHK G（首都しゅと圏けん局きょく管轄かんかつ）
• 日にっテレ
• テレビ朝日てれびあさひ
• TBSテレビ
• テレビ東京てれびとうきょう
• フジテレビ

ハーフサイズ（フルサイズ局きょくの上うえ）

• NHK BS
• BSプレミアム4K
• BS日にっテレ
• BS朝日あさひ
• BS-TBS
• BSテレ東ひがし
• BSフジ

ハーフサイズ（BS-TBS・BSテレ東ひがし・BSフジの上うえ）

• WOWOW（プライム・ライブ・シネマ）

ハーフサイズ（フルサイズの端はし）

• ニッポン放送にっぽんほうそう
• 文化放送ぶんかほうそう

上うえから順じゅん。ほとんどの新聞しんぶんの例れいに倣ならえば周波数しゅうはすう順じゅんのため文化放送ぶんかほうそうが頭あたまに来くるはずが、資本しほん関係かんけいからかニッポン放送にっぽんほうそうが先さき。なお、その他たのNHK・TBS・RFと全ぜんFM局きょくは掲載けいさいされない。QRの下したには凡例はんれい表ひょうがある。

大阪おおさか版ばん

フルサイズ

• NHK G（大阪放送おおさかほうそう局きょく管轄かんかつ）
• MBSテレビ
• ABC
• カンテレ
• 読売よみうりテレビ
• TVO

ハーフサイズ（フルサイズ局きょくの上うえ）

• NHK BS・BSプレミアム4K
• WOWOWプライム
• BS日にっテレ
• BS朝日あさひ
• BS-TBS
• BSテレ東ひがし
• BSフジ

クオーターサイズ（衛星えいせいの左ひだり隣となり）

• ラジオ大阪おおさか

※土曜日どようびに限かぎり衛星えいせいはカットされる代かわりにKBS京都きょうと、サン、NHKラジオ第だい1放送ほうそう、ABC、MBS、FM802も掲載けいさい。（以上いじょうの各局かくきょくは以前いぜんは平日へいじつにも掲載けいさいされていたが、紙面しめんスペースの関係かんけいで割愛かつあいされ、ラジオにいたっては2011年ねん7月がつより産経さんけいが直接ちょくせつ関係かんけいするラジオ大阪おおさかのみになった）

批判ひはん

• 2007年ねんに紙上しじょうで「2ちゃんねる停止ていし」と2ちゃんねるが閉鎖へいさするような記事きじを書かいたとされ、管理人かんりにんのひろゆきは「狼おおかみ少年しょうねんの寓話ぐうわを彷彿ほうふつとさせますよね。よい子この皆みなさんは真似まねしないようにしましょー」と怒いかり混まじりに反論はんろんし話題わだいとなった。一方いっぽうの夕刊ゆうかんフジ側がわは「閉鎖へいさについて一切いっさい言及げんきゅうしていない」とし、ひろゆき自身じしんが2chに踊おどらされていると皮肉ひにくった。

• 同年どうねんに紙上しじょうでライブドア社しゃが「ライブドア自前じまえ報道ほうどう部門ぶもんを廃止はいし」と報道ほうどうしたが、PJニュースから誤報ごほうだと反論はんろんされた。似通にかよった報道ほうどうをしていた日にっテレNEWS24が出で元もとではないかと推測すいそくされる。

• ベネッセコーポレーション社長しゃちょうの不倫ふりん報道ほうどうで、掲載けいさいされた人物じんぶつがまったくの別人べつじんだったと話題わだいになった。だがこれについては訂正ていせいも謝罪しゃざいもなく、夕刊ゆうかんフジ側がわは「ベネッセ側がわがお詫わびをしないでくれとの依頼いらいがあった」と釈明しゃくめいしたが、ベネッセは事実無根じじつむこんと発表はっぴょうしている。

• 民主みんしゅ政権せいけん「レーダー照射しょうしゃ」隠蔽いんぺいか　尖閣せんかく国有こくゆう化か前まえ”と題だいする2013年ねん2月がつ7日にち付づけの記事きじで、中国ちゅうごく海軍かいぐんの艦船かんせんから自衛隊じえいたいの艦船かんせんへ向むけて射撃しゃげき用ようレーダーが照射しょうしゃされる事案じあんは、民主党みんしゅとう政権せいけん時代じだいにも起おきていたが、民主党みんしゅとうはこれを国民こくみんに隠蔽いんぺいしていたと報ほうじるも、翌よく2月がつ8日にちの衆議院しゅうぎいん予算よさん委員いいん会かい及および、2月がつ27日にちの参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいで防衛ぼうえい大臣だいじんの小野寺おのでら五ご典てんが、そのような事実じじつはなかったと否定ひてい。民主党みんしゅとうからは同様どうようの報道ほうどうをした日本経済新聞にほんけいざいしんぶんに対たいし抗議こうぎ文ぶんが出だされている。

• 2020年ねん11月18日にち、ZAKZAKに「名古屋なごや・河村かわむら市長しちょう、愛知あいち・大村おおむら知事ちじに『公開こうかい質問しつもん状じょう』　リコール賛同さんどう、43万まん人にん署名しょめいを「真摯しんしに受うけ止とめているのか」」という記事きじが掲載けいさいされた。この中なかで、約やく43万まんの署名しょめいが集あつまったことをもって「約やく43万まん人にんもの愛知あいち県民けんみんが賛同さんどうした」と断定だんていした。しかし2021年ねん2月がつ1日にち、県けん選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かいは署名しょめいの約やく8割わりが無効むこうであり、不正ふせいが疑うたがわれると発表はっぴょうした（愛知あいち県知事けんちじリコール署名しょめい偽造ぎぞう事件じけん）。これによって記事きじが誤報ごほうであったことが判明はんめいしたが、これについて夕刊ゆうかんフジや産経新聞さんけいしんぶん社しゃは一切いっさい謝罪しゃざい・訂正ていせいを行おこなっていない。

関連かんれん項目こうもく

産経新聞さんけいしんぶん社しゃ関連かんれん

• 産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃ
  • 産経新聞さんけいしんぶん
    • 産経新聞さんけいしんぶん東京とうきょう本社ほんしゃ
    • 産経新聞さんけいしんぶん大阪おおさか本社ほんしゃ
  • 産経さんけい電子でんし版ばん
  • サンケイスポーツ
  • 競馬けいばエイト
  • 週刊しゅうかんGallop
  • SANKEI EXPRESS - 本紙ほんしと同おなじサイズのタブロイド判たぶろいどばん朝刊ちょうかん紙し。2016年ねん（平成へいせい28年ねん）廃刊はいかん。

競合きょうごう紙し

• 日刊にっかんゲンダイ - 講談社こうだんしゃの子会社こがいしゃ発行はっこうの競合きょうごう紙し。
• 東京とうきょうスポーツ - 現存げんそんする夕刊ゆうかん大衆たいしゅう紙しでは本紙ほんしのみブランケット判ばんサイズ。
• 内外ないがいタイムス - 元もと読売新聞よみうりしんぶん系けい。2009年ねん（平成へいせい21年ねん）廃刊はいかん。
• レジャーニューズ - 中日新聞ちゅうにちしんぶん系けいの名古屋タイムズ社なごやたいむずしゃが発行はっこうしていた。2008年ねん（平成へいせい20年ねん）廃刊はいかん。

関連かんれん番組ばんぐみ

• 辛からし坊ぼう治郎じろうズーム そこまで言いうか! - ニッポン放送にっぽんほうそうで2020年ねん7月がつ6日にちから毎週まいしゅう月がつ〜木曜日もくようびの15:30〜17:25に放送ほうそうされているラジオ番組ばんぐみ。16:28頃ごろに「夕刊ゆうかんフジ そこまでズーム」というコーナーがある。当日とうじつ発行はっこう紙面しめん最終さいしゅう版ばんの注目ちゅうもく記事きじを紹介しょうかいしている。
• うどうのらじお - ニッポン放送ほうそうで2020年ねん7月がつ10日とおかより毎週まいしゅう金曜日きんようびの15:30〜17:10に放送ほうそうされているラジオ番組ばんぐみ。16:30頃ごろに上記じょうきの「そこまでズーム」と同おなじ趣旨しゅしの「夕刊ゆうかんフジ イブニングチェック」というコーナーがある。「そこまでズーム」は主おもに辛からし坊ぼうらスタジオ出演しゅつえん者しゃが記事きじを説明せつめいしているが、この番組ばんぐみは夕刊ゆうかんフジの記者きしゃと電話でんわをつないで当日とうじつ発行はっこう紙面しめん最終さいしゅう版ばんの注目ちゅうもく記事きじを紹介しょうかいしている。なお同どう時間じかん帯たいの前ぜん番組ばんぐみ「大橋おおはし未み歩ふ 金曜きんようブラボー」内うちでも同どうコーナーが放送ほうそうされていた。
• 5時じに夢中むちゅう! - TOKYO MX他たで平日へいじつ夕方ゆうがたに放送ほうそうされている情報じょうほう番組ばんぐみ。夕刊ゆうかん記事きじ紹介しょうかいのコーナーで夕刊ゆうかんフジの記事きじが紹介しょうかいされることが多おおい。
• 岩本いわもと勉つとむのまいどスポーツ
• 文化放送ぶんかほうそうライオンズナイター
• 高岡たかおか美樹みきのべっぴんラジオ - ラジオ大阪おおさかで放送ほうそうされていた平日へいじつ午後ごごのラジオ番組ばんぐみ。過去かこ、16時じごろに「夕刊ゆうかんフジ最終さいしゅう便びん」というコーナーがあり、夕刊ゆうかんフジの編集へんしゅう局きょくと中継ちゅうけいをつないで最終さいしゅう版ばんの注目ちゅうもく記事きじを紹介しょうかいしていた。祝日しゅくじつは休止きゅうし。なお、金曜日きんようびのみ「ほんまもん!原田はらだ年晴としはるです金曜きんようスペシャル」の枠わくで同どうコーナーを設もうけていた。

主催しゅさい・後援こうえん・寄贈きぞう賞しょう等とう

• 夕刊ゆうかんフジ杯はい麻雀まーじゃん女王じょおう決定けってい戦せん
• オーシャンステークス
• ZAK THE QUEEN - 主催しゅさいしていたZAKZAKのアイドル企画きかく
• アンドレア・モーダ -1992年ねんに参戦さんせんしていたF1チーム。夕刊ゆうかんフジがスポンサーとなり、ノーズ先端せんたん部ぶにロゴを掲出けいしゅつしていた。

その他た

• 日本にっぽんレストランエンタプライズ - 2013年ねん12月よりタイアップ駅弁えきべん「夕刊ゆうかんフジおつまみ弁当べんとう」を首都しゅと圏けんの一部いちぶ駅えきにて発売はつばい。
• 自民党じみんとう - 産経新聞さんけいしんぶん社しゃ全社ぜんしゃとして、支持しじする論調ろんちょうを掲かかげる。保守ほしゅ寄よりの論調ろんちょうである記事きじが多おおい。

脚注きゃくちゅう

参考さんこう文献ぶんけん

• 境さかい政せい郎ろう『そして、フジネットワークは生うまれた』扶桑社ふそうしゃ、2020年ねん1月がつ。ISBN 978-4594084028。 

外部がいぶリンク

• zakzak：夕刊ゆうかんフジ
• ダンテス（夕刊ゆうかんフジが運営うんえい）
• こちら夕刊ゆうかんフジ編集へんしゅう局きょく (@yukanfuji_hodo) - X（旧きゅうTwitter）
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• 夕刊ゆうかんフジミュージック - YouTube