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BOWWOW - Wikipedia

BOWWOW

日本にっぽんのハードロックバンド

BOWWOW(バウワウ)は、日本にっぽんハードロックバンド。また、英語えいご表記ひょうきでのいぬごえ以下いか解説かいせつはバンドにかんする事項じこうとする。

BOWWOW(BOWWOW G2)
別名べつめい
  • BOW WOW
  • VOW WOW
出身しゅっしん 日本の旗 日本にっぽん
ジャンル
活動かつどう期間きかん
  • 1975ねん - 1990ねん
  • 1998ねん -
レーベル
事務所じむしょ
  • ワイルドランド
  • アルト企画きかく
公式こうしきサイト BOWWOW OFFICIAL SITE
メンバー
きゅうメンバー

1976ねん上野うえの義美よしみ名付なづけたBOW WOW(バウワウ)の名前なまえでデビュー。1983ねんにギターけんボーカルの斉藤さいとう光浩みつひろ脱退だったいするまでオリジナルメンバー4にん活動かつどうつづけた。

あらたにキーボードの厚見あつみれいころもとボーカルの人見ひとみもともとくわえて5にん編成へんせいとなり、1984ねんにバンドめいVOW WOW(ヴァウワウ)にえた。そのベーシストの交代こうたいあり1990ねん解散かいさんした。1998ねんからBOW WOWとしてさい結成けっせい現在げんざいBOWWOW名乗なのって活動かつどうしている。2010ねんにVOW WOWとしてもさい結成けっせいライブがかぎりで披露ひろうされた。

2014ねんよりBOWWOWは山本やまもと斉藤さいとう2人ふたり活動かつどうすること決定けってい、バンドめいも"BOWWOWのギター2にん"という意味いみの「BOWWOW G2」となり、ライヴではメンバーに外道げどう、SENSE OF WONDERの松本まつもと慎二しんじ(ベース)とLINDBERG小柳こやなぎ"Cherry"あきらほう(ドラムス)をむか現在げんざいまでライヴ活動かつどうおこなっている。

来歴らいれき

編集へんしゅう

BOW WOW(バウワウ)は1975ねん芸能げいのうプロダクション小沢おざわ音楽おんがく事務所じむしょ系列けいれつアルト企画きかくのプロデューサー上野うえの義美よしみ自身じしんれるロック・バンド構想こうそううメンバーをあつめてつくったロック・バンドである。最初さいしょにアイドル・バンド、ドゥー・T・ドールのメンバーだった斉藤さいとう光浩みつひろ新美にいみ俊宏としひろえらばれた。上野うえの構想こうそう斎藤さいとうをリード・ボーカルにえたBCRけいのアイドル・ロック・バンドだったが、リード・ギタリストに実力じつりょくしゃ1人ひとりだけれてバンドの支柱しちゅうとするアイデアもあった。その役割やくわりになうべくえらばれたのが島根しまね出身しゅっしん当時とうじプロギタリストを目指めざしてネム音楽おんがくいんげんヤマハ音楽おんがくいん)にかよっていた山本やまもと恭司きょうじである。山本やまもと参加さんかで、上野うえの期待きたいした以上いじょう本格ほんかく志向しこうつよまり、未定みていのベーシストは山本やまもと推薦すいせん上野うえの吟味ぎんみするかたち選考せんこうすすめられた。山本やまもと推薦すいせんしたベーシストにはおな音楽おんがく専門せんもん学校がっこうかよ渡辺わたなべけん(ex. プリズム)もたが、上野うえのは「本格ほんかくぎてもいけない」と却下きゃっかしている。山本やまもと故郷こきょうでセッションしたことのある佐野さの賢二けんじ最終さいしゅうてきえらばれた。

バンドの基礎きそがためのため、山本やまもと教師きょうしとなって長期ちょうき合宿がっしゅくによる練習れんしゅう敢行かんこうされた。

デビュー準備じゅんび期間きかんちゅう上野うえのアイドル構想こうそうひながたとしながらバンドの可能かのうせいさぐ試行錯誤しこうさくごかえされた。えいきょく採用さいよう山本やまもとボーカル担当たんとうといった当初とうしょ予定よていになかった選択せんたくもなされた。やがて若手わかて天才てんさいギタリストがひきいる本格ほんかくハードロックバンドという機軸きじくができ、その方向ほうこうせい明確めいかくになったとき上野うえの義美よしみ協力きょうりょく依頼いらいしたのが、当時とうじ若手わかて音楽おんがく評論ひょうろん渋谷しぶや陽一よういちだった。

渋谷しぶや自身じしんがDJをつとめていたNHK-FM洋楽ようがくロックせん門番もんばんぐみ『ヤング・ジョッキー』でレコードデビューまえのBOW WOWを紹介しょうかいした。かけたのはえいきょくの「Heart's On Fire」で、かけわるまで日本にっぽんのバンドとかさなかった。全国ぜんこくのロックファンにはじめていてもらったことを理由りゆうに、山本やまもとはこのきょくをライブとうで「デビューきょくともえるきょく」と紹介しょうかいするのが通例つうれいとなっている(デビューシングルは日本語にほんごの「ボリューム・オン」)。

主導しゅどうけん所属しょぞく音楽おんがく事務所じむしょにあるのは当然とうぜんとの認識にんしきちつつかくメンバーがベストをくしつづけていたというのがだい1とく初期しょきから中期ちゅうき実態じったいである。山本やまもと当時とうじかえるときには「事務所じむしょ洗脳せんのうされていた」とわらいながらかたる。

  • 1975ねん山本やまもと恭司きょうじ(ボーカル、ギター)斉藤さいとう光浩みつひろ(ボーカル、ギター)佐野さの賢二けんじ(ベース)新美にいみ俊宏としひろ(ドラム)の4にんでバンドを結成けっせい
  • 1976ねん、アルバム『えろ!BOWWOW』でデビュー。
  • 1977ねん1がつエアロスミスはつ来日らいにち公演こうえん前座ぜんざつとめる。3月にはキッス前座ぜんざつとめる。
  • 1977ねん7がつ、2nd『SIGNAL FIRE』リリース。
  • 1977ねん12月、3rd『CHARGE』リリース。
  • 1978ねん3がつ、キッスの2度目どめ来日らいにち公演こうえん前座ぜんざつとめる。
  • 1978ねん6がつ、ライブアルバム『SUPER LIVE』リリース。
  • 1978ねん12月、全曲ぜんきょく日本語にほんご歌詞かしの4th『GUARANTEE』リリース。ここから歌謡かようロック路線ろせんになる。ビクターからトリオレコード傘下さんかSMS移籍いせき
  • 1980ねん2がつ、5th『GLORIOUS ROAD』リリース。
  • 1980ねん9がつアリス当時とうじ)の矢沢やざわとおるをプロデューサーにむかえた6th『TELEPHONE』リリース。
  • 1980ねん11月、スーパーマリオラマ(特撮とくさつ人形にんぎょうげき)『Xボンバー』のサントラ『組曲くみきょくXボンバー』リリース。
  • 1981ねん4がつNWOBHMあおりをけ、7th『HARD DOG』リリース(アートワークを担当たんとうしたのはSMSレコードデザインしつ勤務きんむ時代じだい安斎あんざいはじめのソラミミスト)。Vap移籍いせき
  • 1982ねん4がつ、8th『ASIAN VOLCANO』リリース。このころから海外かいがいでもバンドのわたる。
  • 1982ねん7がつ、スイスの音楽おんがくフェス『モントルー・ジャズ・フェスティバル』に日本にっぽん代表だいひょうとして出演しゅつえん
  • 1982ねん7がつ - 8がつ新作しんさくレコーディングと『レディング・フェスティバル出演しゅつえんためにロンドンに滞在たいざいする。
  • 1982ねん9がつ、9th『WARNING FROM STARDUST』リリース。
  • 1983ねんはるハノイ・ロックスとも英国えいこくツアーをおこない、そのときのツアーをおさめたライブアルバム『HOLY EXPEDITION』を7がつにリリース。
  • 1983ねん11月21にち中野なかのサンプラザ公演こうえん最後さいご斎藤さいとう脱退だったい、BOW WOWの歴史れきし一旦いったんまくりる(斎藤さいとう田中たなか一郎いちろう後任こうにんとしてARB加入かにゅう田中たなか一郎いちろう甲斐かいバンドへ)。

のこされた3にんは1984ねん初頭しょとうもとNOIZ人見ひとみもともと(ボーカル)と、BOW WOWのシングルばんきずなFOREVER」や、ツアーにサポート・メンバーとして参加さんかしていた厚見あつみれいころも(キーボード)を正式せいしきメンバーとしてむかえる。5にん編成へんせいになってからバンドめい頭文字かしらもじがBからVに変更へんこうされているが、厚見あつみによれば当時とうじのメンバーがハマっていた野末のずえ陳平ちんぺい書籍しょせき姓名せいめい判断はんだんで「15かくい」とかれていたことから、山本やまもと提案ていあんで12かくの「バウワウ」から15かくの「ヴァウワウ」にえ、さらに「BOW WOW」という単語たんごがイギリスでは可愛かわいごえのニュアンスでつたわっていることがロックっぽくないという理由りゆうでBからVに変更へんこうしたこともかしており[3]さらにメンバーが5にん(Ⅴ)であることと「Victory」いう意味いみふくまれている[4]。かくしてここに「VOW WOW」が誕生たんじょう世界せかい視野しやれた活動かつどう開始かいしした。しかし山本やまもとは、遠慮えんりょなく自己じこ主張しゅちょうをするメンバーをむかえてそれまでになかったバンド運営うんえい苦労くろうあじわうことにもなった。「B」から「V」への変化へんかは、山本やまもとひきいる4にんのツインギターをしたハードロックバンドから、圧倒的あっとうてき歌唱かしょうりょく英語えいごりょくほこるヴォーカルとシンフォニックなキーボードをくわえた正統せいとうのハードロックをかなでる5にんのミュージシャン集団しゅうだんへの変貌へんぼうでもあった。また、VOW WOWになってからは、BOW WOW時代じだいきょく一切いっさい演奏えんそうしないことを徹底てっていしている。

  • 1984ねん6がつ、『V』としてのデビュー・アルバム『BEAT OF METAL MOTION』をリリース。人見ひとみ歌唱かしょうりょくと「B」時代じだいとはちが楽曲がっきょく注目ちゅうもくされるようになる。
  • 1985ねん6がつ東芝とうしばEMIレーベルであるEASTWORLDに移籍いせき同時どうじに、2nd『CYCLONE』をリリース。
  • 1986ねん初頭しょとうには3rdアルバム『III』をリリース。このアルバムは、音楽おんがく雑誌ざっしBURRN!誌上しじょうで、音楽おんがく評論ひょうろん酒井さかいやすしから94てんという評価ひょうかた。6月にはアメリカでベストばん『SHOCK WAVES』をリリースし7がつにはライブアルバム『HARD ROCK NIGHT』をリリース。あきには拠点きょてん日本にっぽんから英国えいこくうつし、本格ほんかくてき世界せかい規模きぼ活動かつどう展開てんかいをしていく。
  • 1987ねん5がつには「B」時代じだいからささえてきた佐野さの脱退だったい音楽おんがく業界ぎょうかいから引退いんたいしてしまう。後任こうにんにはホワイトスネイクゲイリー・ムーアニール・マーレイ(b)をむかえ、新作しんさくのレコーディングにはいる。
  • 同年どうねん8がつには『レディング・フェスティバル』に出演しゅつえんはじめこそブーイングをけたものの、最終さいしゅうてきには拍手はくしゅ喝采かっさいびる。9月には4th『V』をリリース。収録しゅうろくきょく「DON'T LEAVE ME NOW」にはもとキング・クリムゾン - エイジアジョン・ウェットン参加さんかどうきょくぜんえいシングルチャートで3週間しゅうかんトップ100圏内けんないはいって、最高さいこう83たっした[5]
  • 同年どうねん10がつ1にち、ニールをむかえてのバンドはつ日本武道館にほんぶどうかん公演こうえんおこな[6]
  • 1988ねんには英国えいこくでの活動かつどうみとめられ、『ミュージシャン・ユニオン』に加入かにゅうする。11月には5th『VIBe』をリリース。
  • 1989ねん2がつには『VIBe』の英国えいこくばん『HELTER SKELTER』をリリース、3月にはどうアルバムがぜんえいアルバムチャートで75たっした[7]同年どうねん、VOW WOWでやれることはやりくしたとかんじていたことと、当時とうじブラック・サバスのメンバーだった盟友めいゆうコージー・パウエルからさそわれたことで、ニール・マーレイが脱退だったい、ブラック・サバスに加入かにゅうはこびとなった。ニールの後任こうにんにはもとLIONS&GHOSTSのマーク・D・グールドが加入かにゅう
  • 1990ねん4がつに(事実じじつじょうラストとなる)6thアルバム『MOUNTAIN TOP』をリリースするも、米国べいこく進出しんしゅつよう制作せいさくした自信じしんさくにもかかわらず米国べいこくのレコード会社かいしゃとの契約けいやくむすびつかず、同年どうねんまつ解散かいさん発表はっぴょう。このとしの5がつ28にちおこなわれた日本武道館にほんぶどうかんでのコンサートが、事実じじつじょうのラスト・コンサートになった。

新生しんせいBOW WOW

編集へんしゅう

1991ねん山本やまもとによって結成けっせいされたWILD FLAGて1995ねん新生しんせいBOW WOWを結成けっせいする。メンバーは山本やまもと恭司きょうじ(ギター)、堀江ほりえ哲也てつや(ボーカル)、八重樫やえがし浩士ひろし(ギター)、まんえん庄太郎しょうたろう(ベース)、まんえん英二えいじ(ドラム)。準備じゅんび期間きかん十分じゅうぶんにとっただい1のデビューとはちがって、しんレーベル発足ほっそく目玉めだまとしてバンドのネーミングと方向ほうこうせいとデビューライブの日程にっていがすでにまっていて、それにあいだわせざるをえないかんじでそく戦力せんりょくのあるメンバー選考せんこうおこなわれた。

活動かつどう休止きゅうしちゅうWILD FLAGのリズムたい参加さんか当初とうしょからあったアイデアではなく、メンバー選考せんこう難航なんこうした結果けっか選択せんたくであった。新生しんせいメンバーならではの音楽おんがくてき可能かのうせい模索もさくし、地方ちほうFMきょくのライブ番組ばんぐみなどでロカビリータッチの演奏えんそうをアコースティックで披露ひろうしたこともあった。そのドラムは新美にいみわって「新生しんせい」のニュアンスもうすれてしまい、1997ねんには活動かつどう休止きゅうしとなった。

さい結成けっせいオリジナルBOW WOW

編集へんしゅう

1997ねん斎藤さいとうPENICILLINのO-JIROのソロプロジェクトのプロデューサーをつとめており、そのプロジェクトに山本やまもとをゲスト参加さんかさせ、合間あいまをぬってジャムセッションしたのをきっかけに1998ねん山本やまもと斎藤さいとう新美にいみ布陣ふじんさい結成けっせいたした。しかし、ベースの佐野さのはVOW WOW脱退だったい音楽おんがく業界ぎょうかいから完全かんぜん引退いんたいしており、さい結成けっせいさそいにおうじなかった。ただし、ライブやレコーディングのすうきょくでスペシャルゲストわくでの参加さんか実績じっせきなんかあり、限定げんていてきではあるがオリジナルメンバー4にんによる演奏えんそう披露ひろうされている。基本きほんてき不在ふざいとなるベースパートは、レコーディングでは山本やまもと斎藤さいとうがこなしライブではもとBARBEE BOYSのエンリケがサポートしていたが、やがてどちらもDAISUKEがつとめるようになった。

一時いちじてきさい結成けっせいVOWWOW

編集へんしゅう

2009ねん12月25にちSHIBUYA-AXで「ATUMIC ROOSTER Presents "アックスの奇蹟きせき〜Veritas ! One-night Wonder"」とだいしたセッションライブがおこなわれ19ねんりにメンバー自身じしんによりVOWWOWのきょく本格ほんかくてき演奏えんそうする内容ないようだったが、ライブ当日とうじつまでそのことは公表こうひょうされなかった(メンバーが山本やまもと人見ひとみ新美にいみ厚見あつみ、サポートの堀川ほりかわ真理まりおっとであることは公表こうひょうされていた)。厚見あつみ企画きかくしていたハードロックセッションシリーズの集大成しゅうたいせいとして位置いちづけられ、当日とうじつに「ハードロックを演奏えんそうするための最高さいこうのメンバーをせたらVOWWOWのかおぶれになったので演奏えんそうきょくもVOWWOWのレパートリーにした」との説明せつめいがあった。

ただし、終演しゅうえん間際まぎわに「同年どうねん5がつ他界たかいした忌野いまわの清志郎きよしろう生前せいぜんにおさえていた会場かいじょう予定よてい)を使つかわせてもらった」と、厚見あつみおもいがかたられるとともに「解散かいさんライブをせずに解散かいさんしたことがになっていたのでこれを解散かいさんライブとおもってしい」ともかたられた。

翌年よくねんの2010ねん12月25、26にちにSHIBUYA-AXで「“ヴァウのすべて All about VOW ”」とだいしたさい結成けっせいライブがおこなわれた。VOWWOW名義めいぎでチケットが一般いっぱんされた。1にちが「だい一幕ひとまくわたりえいまえ」、2にちが「だいまくわたりえい」というコンセプトでおこなわれ、それぞれ該当がいとうきょく中心ちゅうしんにした演奏えんそうプログラムだった。

山本やまもと人見ひとみ新美にいみ厚見あつみのオリジナルメンバーに、サポートベーシストとしてグレッグ・リー(2010ねん)が参加さんかした。

会場かいじょうでは、前年ぜんねんの「ATUMIC ROOSTER Presents "アックスの奇蹟きせき〜Veritas ! One-night Wonder"」を完全かんぜんノーカット収録しゅうろくしたDVDが販売はんばいされた。

BOWWOW結成けっせい35周年しゅうねんから現在げんざい

編集へんしゅう

2011ねん9がつ28にちにバンド結成けっせい35周年しゅうねん記念きねんしたボックス・セット『XXXV』(サーティー・ファイヴ)が発表はっぴょうされた。この作品さくひん収録しゅうろくされている新曲しんきょく3つが2014ねん1がつ30にちに『KING OR QUEEN』としてシングル・カットされた。

2011ねんおこなわれたライヴ『BOWWOW SUPER LIVE』を最後さいごに、新美にいみ一身上いっしんじょう都合つごうにより活動かつどう停止ていしする。

2014ねんよりBOWWOWは山本やまもと斉藤さいとう2人ふたり活動かつどうすること決定けってい、バンドめいも"BOWWOWのギター2にん"という意味いみの「BOWWOW G2」となり、ライヴではメンバーに外道げどう、SENSE OF WONDERの松本まつもと慎二しんじ(ベース)とLINDBERG小柳こやなぎ"Cherry"あきらほう(ドラムス)をむか現在げんざい活動かつどうおこなっている。

BOWWOW G2 としては2014ねん、ゲーム"サイキックハーツ"のサポートソングとして山本やまもと斉藤さいとう、そして山本やまもと息子むすこでドラマーの山本やまもと真央まおじゅの3にんでレコーディングされた「The Power Of The Darkness」が現在げんざいのところ唯一ゆいいつ音源おんげんとなっている。

2023ねん5がつ27にち新美にいみがんのため死去しきょ訃報ふほうは6がつ1にち山本やまもと公式こうしきTwitterアカウントで発表はっぴょうされた[8][9]

BOWWOW G2は2024ねん7がつ5〜8にちにスウェーデンで開催かいさいされる『TIME TO ROCK FESTIVAL』に招聘しょうへいされ、3にちの7がつ7にちにBOW WOW名義めいぎ出演しゅつえん決定けってい

また6がつ29にちと30にち両日りょうじつ川崎かわさきクラブチッタにて山本やまもと人見ひとみ厚見あつみの3めい岡本おかもとかくだん(ドラムス)と永井ながい敏己としみ(ベース)をサポートにむかえたVOW WOWがデビュー40周年しゅうねん記念きねんおよ新美にいみいち周忌しゅうき追悼ついとうライヴをおこなうためさい結成けっせいする。

影響えいきょう

編集へんしゅう

あたえた影響えいきょう

編集へんしゅう

メタリカのドラマーのラーズ・ウルリッヒはBOWWOWの熱狂ねっきょうてきなファンである。『ROLLING STONE』企画きかく「ハードロック/ヘヴィメタル10せん」にBOWWOWのきょく「Silver Lightning」をえらんでいる。またラーズは山本やまもと恭司きょうじ親交しんこうふかく、来日らいにちしたさいにはかなら山本やまもと連絡れんらくり、食事しょくじやセッションをおこなっている。なおラーズにかぎらず、カーク・ハメットもティーン時代じだいにはBOWWOWの楽曲がっきょくをコピーしていたという。

LaputaのギタリストKouichiとくきなバンドとしており[10]高校こうこう時代じだいにはコピーバンドもしていたとかたっている[11]

ディスコグラフィ

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発売はつばい タイトル c/w 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
ビクター音楽おんがく産業さんぎょう / Invitation
1st 1976ねん12がつ20日はつか Volume On Theme Of Bow Wow EP SV-6135
2nd 1977ねん6がつ25にち ROCK'N ROLL DRIVE STILL EP VIH-1005
3rd 1978ねん11月15にち さびしい遊戯ゆうぎ ハリー&カレン EP VIH-1033
SMS
4th 1979ねん9がつ25にち しいのはおまえだけ よるになってもあそびつづけろ EP SM06-35
5th 1980ねん1がつ25にち わすれかけてたラブソング ラブ・ミー・テンダーをうたってよ EP SM06-46
6th 1980ねん4がつ25にち レイニー・トレイン ラスト・ソング EP SM06-54
7th 1980ねん8がつ25にち Keep On Rockin' Rolling Night EP SM07-67
8th 1980ねん11月1にち ソルジャー・イン・ザ・スペース 銀河ぎんが漂流ひょうりゅう EP SM07-76
9th 1981ねん4がつ21にち 地獄じごくのハンマー Judas EP SM07-86
Vap
10th 1982ねん5がつ21にち TAKE ME AWAY IN MY IMAGE EP 10034-07
11th 1983ねん7がつ1にち きずなFOREVER Midnight Yannight EP 10087-07

海外かいがい限定げんていシングル

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発売はつばい 販売はんばい地域ちいき タイトル c/w 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
ヘヴィメタル
1st 1983ねん   イギリス You're mine Don't Cry Baby (Live) EP HM INT 2

オリジナル・アルバム

編集へんしゅう
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
ビクター音楽おんがく産業さんぎょう / Invitation
1st 1976ねん12がつ20日はつか えろ!BOWWOW LP VIH-6009
1991ねん6がつ21にち CD VICL-2059
2006ねん10がつ4にち VICL-62116
2nd 1977ねん7がつ25にち SIGNAL FIRE LP VIH-6005
1990ねん8がつ21にち CD VICL-2037
2006ねん10がつ4にち VICL-62117
2017ねん3がつ8にち VICL-64739
3rd 1977ねん12月1にち CHARGE LP VIH-6013
1991ねん12月16にち CD VICL-2085
2006ねん10がつ4にち VICL-62118
4th 1978ねん12がつ20日はつか GUARANTEE LP VIH-6035
2006ねん10がつ4にち CD VICL-62120
5th 1980ねん2がつ25にち GLORIOUS ROAD LP VIH-6049
2011ねん1がつ12にち CD XQJX-1001
SMS
6th 1980ねん9がつ21にち TELEPHONE LP SM28-5059
2011ねん1がつ12にち CD XQJX-1002
7th 1981ねん4がつ21にち HARD DOG LP SM28-5073
2011ねん1がつ12にち CD XQJX-1004
Vap
8th 1982ねん4がつ21にち ASIAN VOLCANO LP 30027-28
2000ねん12月21にち CD VPCC-84506
2011ねん9がつ7にち Blu-spec CD XQJX-1020
9th 1982ねん9がつ21にち WARNING FROM STARDUST LP 30041-28
2000ねん12月21にち CD VPCC-84507
2011ねん9がつ7にち Blu-spec CD XQJX-1021

ライブ・アルバム

編集へんしゅう
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
ビクター音楽おんがく産業さんぎょう / Invitation
1st 1978ねん6がつ25にち SUPER LIVE LP VIH-6022
1991ねん6がつ21にち CD VICL-2060
2006ねん10がつ4にち VICL-6211
Vap
2nd 1983ねん7がつ21にち HOLY EXPEDITION 〜聖地せいちへの回帰かいき LP VPCC-84508
2000ねん12月21にち CD VPCC-84508
2011ねん9がつ7にち Blu-spec CD XQJX-1022

ベスト・アルバム

編集へんしゅう
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
ビクター音楽おんがく産業さんぎょう / Invitation
1st 1979ねん6がつ25にち THE BOW WOW LP VIH-6049
2006ねん10がつ4にち CD VICL-62121
東芝とうしばEMI / EASTWORLD
2nd 1986ねん11月2にち LOCUS 1976-1983 BOW WOW BEST SELECTION LP T17-1103/4
CD CA34-1131
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8412

サウンドトラック

編集へんしゅう
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
SMS
1st 1980ねん11月21にち 組曲くみきょくXボンバー LP SM25-5066
2011ねん1がつ12にち CD XQJX-1003

タイアップきょく

編集へんしゅう
楽曲がっきょく タイアップ 収録しゅうろく作品さくひん
ソルジャー・イン・ザ・スペース フジテレビけいXボンバー』オープニングテーマ シングル『ソルジャー・イン・ザ・スペース』
銀河ぎんが漂流ひょうりゅう フジテレビけい『Xボンバー』エンディングテーマ
きずなFOREVER 朝日放送あさひほうそうテレビ朝日てれびあさひけいドラマ『しんハングマン主題歌しゅだいか[12] シングル『きずなFOREVER』
発売はつばい タイトル c/w 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
東芝とうしばEMI / EASTWORLD
1st 1985ねん5がつ22にち U.S.A. (Japanese Version) Wanna Get Home EP WTP-17717
2nd 1987ねん7がつ22にち DON'T LEAVE ME NOW Cry No More EP WTP-17978
3rd 1988ねん6がつ25にち ROCK ME NOW TALKING 'BOUT YOU EP RT07-2107
8cmCD XT10-2019
4th 1988ねん10がつ26にち HELTER SKELTER YOU'RE THE ONE FOR ME EP RT07-2204
8cmCD XT10-2204
5th 1990ねん3がつ7にち TELL ME I'M GONNA SING THE BLUES 8cmCD TODT-2477

オリジナル・アルバム

編集へんしゅう
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
Vap
1st 1984ねん9がつ21にち BEAT OF METAL MOTION LP 30144-28
1986ねん6がつ3にち CD TOCT-8413
2006ねん9がつ6にち TOCT-11124
2011ねん4がつ20日はつか Blu-spec CD XQJX-1007
東芝とうしばEMI / EASTWORLD
2nd 1985ねん7がつ20日はつか CYCLONE LP WTP-90331
CD CA34-1131
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8414
2006ねん9がつ6にち TOCT-11125
2011ねん4がつ20日はつか Blu-spec CD XQJX-1008
3rd 1986ねん1がつ22にち III LP WTP-90381
CD CA32-1211
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8415
2006ねん9がつ6にち TOCT-11126
2011ねん4がつ20日はつか Blu-spec CD XQJX-1009
4th 1987ねん9がつ5にち V LP WTP-90491
CD CA32-1551
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8417
2006ねん9がつ6にち TOCT-11127
2011ねん5がつ25にち Blu-spec CD XQJX-1010
5th 1988ねん11月6にち VIBe LP RT28-5321
CD CT32-5321
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8419
2006ねん9がつ6にち TOCT-11128
2011ねん5がつ25にち Blu-spec CD XQJX-1011
6th 1990ねん4がつ25にち MOUNTAIN TOP CD TOCT-5656
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8420
2006ねん9がつ6にち TOCT-11129
2011ねん5がつ25にち Blu-spec CD XQJX-1012

ミニ・アルバム

編集へんしゅう
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
東芝とうしばEMI / EASTWORLD
1st 1987ねん12月25にち REVIVE LP T18-5012
CD CT20-5088
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8418

ライブ・アルバム

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発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
東芝とうしばEMI / EASTWORLD
1st 1986ねん8がつ22にち HARD ROCK NIGHT CD CA32-1274
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8416
2006ねん9がつ6にち TOCT-11181

ベスト・アルバム

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発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
東芝とうしばEMI / EASTWORLD
1st 1990ねん12月19にち Legacy CD TOCT-5925/6
1994ねん7がつ20日はつか TOCT-8421/2
2nd 1996ねん4がつ10日とおか TWIN BEST CD TOCT-9397/8
3rd 2006ねん5がつ17にち SUPER BEST 〜ROCK ME FOREVER〜 CD TOCT-26034
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
EMIミュージック・ジャパン / EASTWORLD
1st 2007ねん9がつ26にち THE VOX CD TOCT-26333

すべて2006ねん6がつ14にちにDVDで再発さいはつ

  • VISIONS(1985ねん
  • LIVE(1986ねん
  • LIVE IN THE U.K.(1989ねん
  • JAPAN LIVE 1990 AT BUDOKAN(1990ねん

タイアップきょく

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楽曲がっきょく タイアップ 収録しゅうろく作品さくひん
DON'T LEAVE ME NOW BRIDGESTONEPOTENZA』CMソング シングル『DON'T LEAVE ME NOW』
TELL ME 昭和シェル石油しょうわしぇるせきゆ CMソング シングル『TELL ME』
I'M GONNA SING THE BLUES Victoria CMソング

新生しんせいBOWWOW

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オリジナル・アルバム

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発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
Oo RECORDS
1st 1995ねん8がつ21にち #0 CD OOCO-3
2nd 1995ねん10がつ21にち #1 CD OOCO-5
3rd 1996ねん7がつ21にち #2 LED BY THE SUN CD OOCO-20

さい結成けっせいBOWWOW

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発売はつばい タイトル c/w 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
WILDLAND
1st 2003ねん8がつ25にち ONE LAST TIME SPINNING WHEEL MAXI MARS-S8893
2nd 2014ねん1がつ30にち KING OR QUEEN SILVER TRAIN MAXI MARS-S8897
DRAGON'S HEAD

オリジナル・アルバム

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発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
east west Japan
1st 1998ねん5がつ25にち BACK CD AMCY-2750
WILDLAND
2nd 1999ねん7がつ18にち ANCIENT DREAMS CD MARS-8888
3rd 2000ねん12がつ20日はつか Beyond CD MARS-8890
4th 2001ねん7がつ7にち ANOTHER PLACE CD MARS-8891
5th 2002ねん2がつ15にち WHAT'S GOING ON? CD MARS-8892
6th 2005ねん11月11にち ERA CD MARS-8895

ライブ・アルバム

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発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
WILDLAND
1st 1999ねん12がつ20日はつか LIVE EXPLOSION 1999 CD MARS-8889
2nd 2005ねん10がつ12にち SUPER LIVE 2004 CD MARS-8894

ベスト・アルバム

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発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
WILDLAND
1st 2008ねん5がつ31にち THE BOWWOW 2 DECENNIUM CD MARS-8896
発売はつばい タイトル 形態けいたい 規格きかく品番ひんばん
POLYSTAR SONGS
1st 2011ねん9がつ28にち XXXV Blu-spec CD XQJX-91043

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b Rivadavia, Eduardo. Vow Wow | Biography & History - オールミュージック. 2020ねん12月19にち閲覧えつらん
  2. ^ 飯田いいだたく (2022ねん1がつ22にち). “「バウワウあいみのった…たましいのドラムセット、ギターショップに寄贈きぞう”. 読売新聞よみうりしんぶん. 読売新聞社よみうりしんぶんしゃ. 2024ねん1がつ17にち閲覧えつらん
  3. ^ BURRN! 2018ねん2がつごうシンコーミュージック・エンタテイメントこく雅彦まさひこ 『ROCKOMANGA! 2』より 105p
  4. ^ BURRN! JAPAN Vol.8(2017ねん シンコーミュージック・エンタテイメント)43p
  5. ^ VOW WOW | Official Charts Company - 2015ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  6. ^ ロッキンfたて東社ひがしやしろ) 1987ねん12がつごう 30~31p
  7. ^ VOW WOW | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示ひょうじされる - 2015ねん4がつ3にち閲覧えつらん
  8. ^ Kyoji Yamamoto(山本やまもと恭司きょうじ) @KyojiTWJ 2023ねん6がつ1にち
  9. ^ BOWWOWのドラマー・新美にいみ俊宏としひろがんのため死去しきょ 音楽おんがくナタリー 2023ねん6がつ1にち 2023ねん6がつ2にち 閲覧えつらん
  10. ^ 荒川あらかわれいこ「Kouichi (Laputa) & HIRO, KOJI (La'cryma Christi) ニューエイジ・ギタリストによる対談たいだん実現じつげん!!」『月刊げっかん ロッキンf』Vol.262、たて東社ひがしやしろ、1997ねん7がつ27にち、18-24ぺーじ 
  11. ^ 『Laputa―from the cradle to the grave 1999 (Fool’s Mate extrax)』、 FOOL’S MATE、1999ねん、p.62、ISBN 4938716186
  12. ^ しんハングマン(ザ・ハングマンIII)”. テレビドラマデータベース. 2021ねん1がつ28にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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