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フォーミュラ1 - Wikipedia

フォーミュラ1Formula One英語えいご発音はつおん: [ˈfɔːrmjulə ˈwʌn] フォーァミュラ・ン)は、モータースポーツカテゴリの1つであり、その世界せかい選手権せんしゅけん場合ばあいもある。略称りゃくしょうF1(エフ・ワン)[1]

フォーミュラ1
FIA Formula One World Championship
こんシーズンの大会たいかい:
2024ねんのF1世界せかい選手権せんしゅけん
競技きょうぎ モータースポーツ
大会たいかい形式けいしき シングルシーター
開始かいしねん 1950ねん
主催しゅさい 国際こくさい自動車じどうしゃ連盟れんめい
開催かいさいこく ぜん21ヶ国かこく(2024ねん
開催かいさい ぜん24都市とし(2024ねん
開催かいさい期間きかん 3月〜12月
参加さんかすう 20にん (10チーム)
前回ぜんかい優勝ゆうしょう ドライバーズチャンピオン
オランダの旗 マックス・フェルスタッペン
コンストラクターズチャンピオン
オーストリアの旗 レッドブル-ホンダRBPT
最多さいた優勝ゆうしょう ドライバーズチャンピオン
ドイツの旗 ミハエル・シューマッハ(7かい
イギリスの旗 ルイス・ハミルトン(7かい
コンストラクターズチャンピオン
イタリアの旗 フェラーリ(16かい
公式こうしきサイト
www.formula1.com
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F1世界せかい選手権せんしゅけん (FIA Formula One World Championship) は、国際こくさい自動車じどうしゃ連盟れんめい主催しゅさいする自動車じどうしゃレース最高峰さいこうほうであり[1]代表だいひょうてきモータースポーツとしてられている[ちゅう 1]年間ねんかん観客かんきゃく動員どういんすうは400まんにんえており、ヨーロッパ中心ちゅうしん世界中せかいじゅう人気にんき獲得かくとくしている。競技きょうぎは4りん1人ひとりフォーミュラカーおこなわれている。

概要がいよう

編集へんしゅう
 
2022ねんイギリスGP

フォーミュラ1における「フォーミュラ(formula)」とは、ぜん参加さんかしゃおよび参加さんか車両しゃりょう準拠じゅんきょしなければならない一連いちれんの「規定きてい」を意味いみしている[2]。F1に出場しゅつじょうする車両しゃりょうには、タイヤシャシーエンジン等々とうとう、あらゆる部分ぶぶん技術ぎじゅつてき規定きてい(テクニカルレギュレーション)があり、これにはんする車両しゃりょう出走しゅっそうみとめられない[ちゅう 2]。また、走行そうこうちゅうマナーなどのめ(スポーティングレギュレーション)もあり、違反いはんした場合ばあいにはレースちゅうのピットレーン通過つうか強制きょうせいスターティンググリッド(レース開始かいし順番じゅんばん降格こうかくなどのペナルティせられる。ヨーロッパアジアみなみアメリカ大陸あめりかたいりくきたアメリカ大陸あめりかたいりく中心ちゅうしん世界せかい各国かっこく転戦てんせんし、かくレースごと順位じゅんいによってあたえられる点数てんすう「チャンピオンシップ・ポイント」の総計そうけいによってチャンピオンを決定けっていする[ちゅう 3]

F1はせんあいだにヨーロッパ各地かくちさかんにおこなわれていたグランプリ・モーターレーシングをその起源きげんとする[2]。(F1世界せかい選手権せんしゅけん歴史れきし#F1誕生たんじょう)F1ドライバーズ選手権せんしゅけん構想こうそう1930年代ねんだいすえにはすでにはなわれていたが、だい世界せかい大戦たいせん勃発ぼっぱつによってその実現じつげん見送みおくられた[2]戦後せんご1950ねんイギリスシルバーストン・サーキットでF1世界せかい選手権せんしゅけん最初さいしょのレースが開催かいさいされた[3]

 
F1レースの開催かいさいじょうきょうしめした世界せかい地図ちず
緑色みどりいろ - 現在げんざいF1レースを開催かいさいしているくに
灰色はいいろ - 過去かこにF1レースを開催かいさいしていたくに

F1世界せかい選手権せんしゅけんグランプリばれる複数ふくすうのレースによって構成こうせいされるシリーズである。国々くにぐに転戦てんせんする興行こうぎょう一座いちざというたとえから、F1は「グランプリ・サーカス(Grand Prix circus)」の異名いみょうばれることもある[4]。F1初年度しょねんどである1950ねんシーズンには、ぜん7せんのうち6せんがヨーロッパで開催かいさいされた。唯一ゆいいつのヨーロッパ域外いきがいのレースはアメリカでのインディアナポリス500(インディ500)であったが、これは世界せかい選手権せんしゅけんとしての体裁ていさいととのえるためにF1シーズンにまれていた側面そくめんつよかった[ちゅう 4]。その、1957ねんまでレースの大半たいはんがヨーロッパ地域ちいきでのレースでおこなわれていた。1960ねんをもってインディ500はF1から除外じょがいされ、1959ねんから並行へいこう開催かいさいされていたアメリカGPに一本いっぽんされた[ちゅう 5]

初年度しょねんどのカレンダーにふくまれていたイギリスグランプリイタリアグランプリの2レースは、1950ねんから2022ねん現在げんざいまで毎年まいとし継続けいぞくして開催かいさいされ[5][ちゅう 6]おなじくふくまれていたフランスとベルギーも休止きゅうしはさみつつも、2022ねん開催かいさいされている(フランスは2023ねんのグランプリカレンダーから除外じょがいされた)。またハンガリーグランプリは、1986ねんはつ開催かいさいから休止きゅうし開催かいさい変更へんこうもなく30ねん以上いじょう継続けいぞく開催かいさいされている稀有けうれいとなっている。

1999ねんマレーシアGP新規しんき開催かいさいされると、それにつづかたちでいくつかの国家こっかがF1GPの誘致ゆうちうごき、2004ねん以降いこう新規しんき開催かいさいこくでのレースが増加ぞうかした。しかし、2008ねんにF1史上しじょうはつのナイトレースとして開催かいさいされたシンガポールGP[6] のように長期ちょうき開催かいさいこくの1つになったれいもあった一方いっぽう長期ちょうき開催かいさい契約けいやくむすびながらも中途ちゅうとでの休止きゅうしりをいられたレースもあった。2010年初ねんしょ開催かいさい韓国かんこくGPは2016ねんまでの開催かいさい契約けいやくむすんでいたものの[7]資金しきんなん克服こくふくできず2013ねんのレースをもって撤退てったいした[8]同様どうように、2011年初ねんしょ開催かいさいインドGPにも金銭きんせんてき問題もんだい浮上ふじょうし、2年間ねんかん開催かいさい契約けいやくのこしたまま2013ねん最後さいご休止きゅうしされ、以後いご復活ふっかつしていない[9][10]

エンジンがV6ハイブリッドターボとなった2014ねん以降いこう時代じだいには、権威けんい主義しゅぎてき政治せいじ体制たいせいゆうする国家こっかアゼルバイジャンロシアベトナムひとし)の政府せいふ潤沢じゅんたく公的こうてき資金しきんでレースを誘致ゆうち開催かいさいするれいおおられる[11]。また、F1はアジア地域ちいきへの関心かんしんたかめており[12]、その背景はいけいとしてアジアではレース開催かいさいりょう高額こうがくとなりおおくの収入しゅうにゅうられることや、未開拓みかいたくのファンそう存在そんざいすることなどが指摘してきされている[11]

 
モナコGPはF1にとって重要じゅうよう存在そんざいであり、主催しゅさいしゃがF1がわ支払しはらうレース開催かいさいりょう減額げんがくなど様々さまざま優遇ゆうぐうけている[13][14]

だが、V6ハイブリッドターボの時代じだい長期ちょうき開催かいさいしていたくに中止ちゅうし開催かいさい継続けいぞくあやぶまれるれい出現しゅつげんしている。F1全体ぜんたいでの観客かんきゃく動員どういんすう増加ぞうか傾向けいこうにある一方いっぽう[15][16][ちゅう 7]FOM要求ようきゅうするレース開催かいさいりょう依然いぜんとして高額こうがくであるため、一部いちぶ主催しゅさいしゃ財政ざいせいてきくるしんでいる。そのうごきの象徴しょうちょうとなったのがイギリスGPであり、2016ねん2017ねんに3日間にちかんやく35まんにん集客しゅうきゃくしたにもかかわらず[15]、サーキットがわ公的こうてき援助えんじょなしで高額こうがく開催かいさい費用ひよう負担ふたんする必要ひつようがあり存続そんぞく危機ききたされていた[17]。そのため、2017ねんシーズンちゅうにイギリスGPとイタリアGPは開催かいさいりょう減額げんがくもとめる姿勢しせい一環いっかんとして契約けいやく破棄はき条項じょうこう発動はつどうし、さい交渉こうしょう不発ふはつわれば、2019ねんもっ両国りょうこくでのF1開催かいさい終了しゅうりょうする予定よていにまでまれていた[18][19]最終さいしゅうてきにはイギリス(シルバーストン)がわ利益りえき保護ほごする内容ないよう契約けいやく成立せいりつ[20]したため、継続けいぞくとなったが、このとき運営うんえいしゃであるリバティメディアはロンドンでの市街地しがいちコースとしての開催かいさい新規しんき開催かいさいこく存在そんざい根拠こんきょ契約けいやく終了しゅうりょうさないかまえであったため、一時いちじはイギリスGP終了しゅうりょうもっと現実げんじつてきになった時期じきでもあった。 一方いっぽうでかつて1こくで2つのGPを開催かいさいするほどの人気にんきはくしていたドイツでは、資金しきんなんであったうえ、外部がいぶからの支援しえんられなかったため、2015ねんと2017ねんにF1が開催かいさいされない事態じたいおちいった[8]。また、開催かいさいすうではイギリスとイタリアにフランスグランプリ[ちゅう 8]2008ねん最後さいご開催かいさい中止ちゅうしされ、その2018ねんまで復活ふっかつしなかった[8]。 このうち、1999ねんから継続けいぞく開催かいさいされ、長期ちょうき開催かいさいこくひとつとなっていたマレーシアGPは、2017ねんをもって開催かいさい終了しゅうりょうした[21][ちゅう 9]。また、契約けいやく更新こうしんなんねんするかの交渉こうしょう判断はんだん予定よてい念頭ねんとう開催かいさいしているGPもすくなくない[ちゅう 10]実際じっさいに、2018ねん復活ふっかつしたドイツGPは同年どうねん7がつ時点じてんでは後述こうじゅつのマイアミGPが開催かいさいされる予定よていであったため、開催かいさいかんする交渉こうしょう失敗しっぱいしたことも影響えいきょうし、2019ねん開催かいさいおこなわれない予定よてい[22] となっていたが、マイアミGPが2019ねん開催かいさいされないこととなったため、さい交渉こうしょうて9がつに2019ねんのみの開催かいさい契約けいやくむすばれることとなった[23]

その一方いっぽうでコース運営うんえいしゃ負担ふたんかり解決かいけつしたとしても、2018ねんなどのぜん21せんという数字すうじはすでに限界げんかいというチームのこえすくなくなく、むしろ開催かいさいすうほう課題かだいしょうじつつある。1960年代ねんだいには年間ねんかん10せん前後ぜんこうだったF1世界せかい選手権せんしゅけんレースの開催かいさいすうは、1970年代ねんだいには平均へいきん年間ねんかん14せん前後ぜんこう増加ぞうか[ちゅう 11]1980年代ねんだいから1990年代ねんだいにかけては年間ねんかん16せん前後ぜんこう安定あんていして推移すいいした[24][ちゅう 12]。21世紀せいきはいるとレース開催かいさいすう徐々じょじょ増加ぞうかとくに2016ねんには史上しじょう最多さいた年間ねんかん21せんたっ[ちゅう 13]、2017ねんこそぜん20せんだったが、2018ねんぜん21せん開催かいさいとなり、2019ねんも21せん開催かいさい承認しょうにんされた。

リバティメディアは今後こんご年間ねんかん25せんにまでカレンダーを拡大かくだいする意向いこうしめしているものの[24]、レース開催かいさいすう増加ぞうかともな様々さまざま負担ふたんぞうにドライバーをふく関係かんけいしゃ懸念けねん表明ひょうめいしており[25]年間ねんかん15-18せん程度ていど開催かいさい回帰かいきすることをのぞこえ[24]年間ねんかん22せん以上いじょう開催かいさいには懸念けねんしめこえおお[26][27]。そのため、当面とうめんあいだ最大さいだい21せん推移すいいするとおもわれていたが、2018ねん11月にベトナムGP開催かいさい決定けってい。さらに2019ねん5がつにはオランダGP復活ふっかつ決定けっていしたため、2020ねんは22せん以上いじょう開催かいさい可能かのうせい浮上ふじょうした。当初とうしょ2019ねんまでの開催かいさい契約けいやくむすんでいたGPのうち3つが終了しゅうりょう[ちゅう 14]することが濃厚のうこうであったため、新規しんき開催かいさいこくはあるものの21せん以下いかおさまるとおもわれていた。だが、結果けっかてき消滅しょうめつするのは1つのみとなり[ちゅう 15]、2019ねんぜん21せんに1つ追加ついかされるかたちとなった。それでも、参戦さんせんちゅうのチームは開催かいさいすう変更へんこうについて合意ごうい[28]。その結果けっか、2020ねんぜん22せん開催かいさいとなる予定よていだったが、新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう世界せかいてき流行りゅうこうにより多数たすうのグランプリが中止ちゅうしまれ、最終さいしゅうてき開催かいさいすうとしてはぜん17せん開催かいさいとなった[ちゅう 16]。2021ねんサウジアラビアGP既存きそんのカレンダーに追加ついかされ、2020ねん暫定ざんていカレンダーよりもおおぜん23せん開催かいさい予定よていされたが、このとし新型しんがたコロナの影響えいきょう多数たすうのグランプリが中止ちゅうしまれ、カタールGPなどの追加ついかぜん22せん開催かいさいとなった。開催かいさいすう増加ぞうかけ、2020ねん以降いこうについてはプレシーズンテストの実施じっし変更へんこう日程にってい削減さくげん、さらにインシーズンテスト廃止はいし決定けっていした[29]。しかしこの措置そちは、マシンにれる時間じかん大幅おおはば減少げんしょうすることから、ルーキーやチームを移籍いせきしたドライバーにとってきびしいものとなった。

チャンピオンシップ

編集へんしゅう

かくレースごと順位じゅんいによってあたえられる点数てんすう「チャンピオンシップ・ポイント」の総計そうけいによってチャンピオンが決定けっていされる[30]。シーズン終了しゅうりょう獲得かくとくポイントのもっとおお選手せんしゅ「ドライバーズ・ワールド・チャンピオン」として認定にんていされる。同様どうように、獲得かくとくポイントがもっとおお車体しゃたい製造せいぞうしゃ(コンストラクター)は「コンストラクターズ・ワールド・チャンピオン」として認定にんていされる[ちゅう 17]過去かこには有効ゆうこうポイントせい採用さいようしていたこともあった。

強力きょうりょくターボ・エンジンと自然しぜん吸気きゅうき (NA) エンジンがこんそうした1987ねんには自然しぜん吸気きゅうきエンジン搭載とうさいしゃのみでのチャンピオンシップが制定せいていされ、それぞれドライバーにあたえられる「ジム・クラーク・カップ」、コンストラクターにあたえられる「コーリン・チャップマン・カップ」とばれたが、よく1988ねん、ターボ・エンジンの燃費ねんぴ規制きせいきびしくなり自然しぜん吸気きゅうきエンジンとの戦力せんりょく縮小しゅくしょうされ、1ねんかぎりで廃止はいしされた。

基本きほんてき競技きょうぎ進行しんこう

編集へんしゅう

フリー走行そうこう

編集へんしゅう

通常つうじょう金曜きんよう午後ごごに2かい土曜どよう午後ごごに1かいけい3かい練習れんしゅう走行そうこうもうけられる(2024ねん現在げんざい、スプリントがおこなわれる場合ばあい金曜きんよう午後ごごの1かいのみ)。2007ねん金曜日きんようびのフリー走行そうこう時間じかんが60ふんから90ふん拡大かくだいされてから、以降いこうはフリー走行そうこうかんする変更へんこうおこなわれていなかったが、2021ねん金曜日きんようびのフリー走行そうこう時間じかんがそれぞれ60分間ふんかん短縮たんしゅくされた[31]かくマシンは過去かこのセッティングデータにもとづいて開催かいさいサーキットの特性とくせいにある程度ていどわせてまれるが、実際じっさい走行そうこうすることによってドライバーの意見いけん反映はんえいさせてほろ調整ちょうせいかえす。また、参戦さんせん初年度しょねんどのドライバーが過去かこ体験たいけんのサーキットをはし場合ばあい、コースの習熟しゅうじゅく意味いみふくまれている。2006ねんまではチーム独自どくじのテスト走行そうこう実施じっしゆるされていたが、2007ねんからコスト削減さくげん名目めいもく年間ねんかんテストの走行そうこう距離きょり指定してい皮切かわきりに、チーム独自どくじのマシンテストに制約せいやくがかかるようになり、2010ねん開幕かいまくせん以降いこうのシーズンちゅうのチーム独自どくじのテストが事実じじつじょう禁止きんしされた。それ以降いこうは、パフォーマンスの追及ついきゅう観点かんてんからすこしでもコースじょうでのじつはしのテストを経験けいけんすべく、そのわりにフリー走行そうこうをマシンテストのとして利用りようしたり、あたらしいパーツの評価ひょうかおこなったりするとして活用かつようせざるをない傾向けいこうにある。

土曜どよう午後ごごおこなわれる。各車かくしゃ一定いってい時間じかんない自由じゆう走行そうこうおこない、1しゅう最速さいそくタイムをきそう。

2006ねんからは『ノックアウト方式ほうしき』でスターティンググリッド決定けっていする。2019ねんは、20だい参加さんか以下いかのように進行しんこうする。

  • Q1(だい1セッション)では、20だいが18分間ふんかん走行そうこうし5めいがノックアウト、15めいがQ2進出しんしゅつ。16から20までが決定けっていされる。
  • Q2(だい2セッション)では、15だいが15分間ふんかん走行そうこうし5めいがノックアウト、10めいがQ3進出しんしゅつ。11から15までが決定けっていされる。
  • Q3(だい3セッション)では、10だいが12分間ふんかん走行そうこうし、1から10までが決定けっていされる。

Q3で最速さいそくタイムを記録きろくしたものポールポジションとなり、以降いこうかくセッションのノックアウトじゅん整列せいれつすることになる。ただし、フリー走行そうこうとうでのトラブルにより予選よせんQ1に出走しゅっそうしない車両しゃりょうがある場合ばあいは、強制きょうせいてきにQ1の最下位さいかいあつかいとして進行しんこうし、台数だいすうおうじてQ1のノックアウトしゃらす[ちゅう 18]

また、以下いかのような理由りゆうでペナルティをされグリッド降格こうかくになる場合ばあいがあるため、かならずしも予選よせん結果けっかじゅんにスタートするとはかぎらない。

  • 決勝けっしょうまでに規定きていすう以上いじょう[ちゅう 19] のパワーユニットコンポーネント交換こうかん[ちゅう 20] したさい交換こうかん範囲はんいおうじてグリッド降格こうかく本来ほんらい連続れんぞく使用しようするギアボックスの早期そうき交換こうかん(6せん以内いない)をおこなった場合ばあいの5グリッド降格こうかくがある。
  • まえせんやフリー走行そうこうおよ予選よせんちゅう危険きけん走行そうこうたいするペナルティでの予選よせんタイム変動へんどう予選よせん最速さいそくぜんタイムの抹消まっしょう(ノータイムあつかい)[ちゅう 21] など)によるグリッド降格こうかく
  • 15グリッド以上いじょう降格こうかくペナルティをせられた場合ばあい予選よせん順位じゅんいにかかわらず、さい後尾こうびグリッドからのスタートが義務付ぎむづけられる。また、2019ねん以降いこうはこのペナルティによるさい後尾こうびスタートのドライバーが複数ふくすういる場合ばあいは、予選よせん順位じゅんい上位じょういのドライバーから優先ゆうせんしてまえのグリッドにはい[32]

また、予選よせん、セッティング変更へんこうなどをおこなうと予選よせん結果けっかにかかわらずピットレーンスタートとなる(正確せいかくには決勝けっしょう出走しゅっそうさい、マシンの仕様しよう予選よせん終了しゅうりょうことなるものになった場合ばあいす。そのため、外見がいけんじょうではウイングの変更へんこうなどがいちれいだが、PUの性能せいのうちがいといった部品ぶひん単位たんい仕様しようことなる場合ばあい基本きほんはそれが適用てきようされる)[ちゅう 22]。 さらに2011ねんからは107%ルールさい導入どうにゅうされており、予選よせんQ1のトップタイムにたい自身じしんのベストラップが107%よりおそいドライバーは審議しんぎ対象たいしょうになり、出走しゅっそう許可きょかなければ予選よせんちとなる[ちゅう 23] ものの、「例外れいがいてき状況じょうきょう」という名目めいもくでグリッドにならぶケースがおおく、出走しゅっそう不可ふかになったケースは2012ねんオーストラリアグランプリにおけるHRTれい最後さいごとなっている。

なお、タイムはマシンに搭載とうさいされた無線むせん装置そうちにより1/1,000びょう単位たんいまで計測けいそくされる。まれに1/1,000びょうまでどうタイムのケースがられるが、その場合ばあいにはさきにタイムをしたドライバーから上位じょういグリッドに[ちゅう 24]。 だが、ノックアウト方式ほうしき導入どうにゅうされた影響えいきょうで、ちゅう下位かいチームが自力じりきでフロントローりすることがむずかしくなっている。ただし、グリッドペナルティの影響えいきょう結果けっかてきにフロントローを獲得かくとくしたれい[ちゅう 25]雨天うてんでの予選よせん(ウェットコンディション)で波乱はらんきること[33][34][35]もあるが、全体ぜんたいればまれな出来事できごととなっている。

タイヤ交換こうかんともなわない短距離たんきょり(100km程度ていど)であらそわれるレース。2024ねん現在げんざいは、金曜きんよう午後ごごにスプリント・シュートアウト(予選よせん)、土曜どよう午後ごごにスプリント(レース)がおこなわれる。スプリント・シュートアウトについては、通常つうじょう予選よせん同様どうようにノックアウト形式けいしき採用さいようされるが、かくセッションの時間じかんみじかい(SQ1:12ふん、SQ2:10ふん、SQ3:8ふん[36]。またスプリントの上位じょうい8めいには決勝けっしょう同様どうようにポイント(1よりじゅんに、8-7-6-5-4-3-2-1となる)があたえられる。ただ後述こうじゅつするように、2021ねんより導入どうにゅうされた仕組しくみのためフォーマットが安定あんていしておらず、毎年まいとしなんらかの変更へんこうくわえられている。

  • 以下いか内容ないようかんする参考さんこう出典しゅってん[37]

2021ねん4がつどうシーズンのだい10せんイギリスGP、だい14せんイタリアGP、だい20せんサンパウロGP(ブラジル)のけい3せんでスプリント予選よせんレースをおこなうことが決定けっていした[38]。2021ねん本来ほんらいのタイム計測けいそくによるノックアウト方式ほうしき予選よせん金曜日きんようび午後ごごおこない、その結果けっかをスプリント予選よせんレースの順位じゅんいとして認定にんてい従来じゅうらい予選よせんがある土曜日どようび午後ごごに、レース距離きょりやく100kmのスプリントレースをおこない、そのスプリントレースの順位じゅんい決勝けっしょうのスターティンググリッドとしてあつかわれる仕組しくみとした。しかし、このとしはスプリント予選よせんレースがおこなわれるGPにかんしてはポールポジションのあつかいがわることへの批判ひはん[39]実施じっししたことによっていくつかの問題もんだい表面ひょうめん[40][41]。それらもふく様々さまざま思惑おもわくによって、一時いちじは2021ねん限定げんていのイベントになるという推測すいそくほうじられたが[42][43]2022ねんだい4せんエミリア・ロマーニャGP、だい11せんオーストリアGP、だい22せんサンパウロGPのけい3せんでそれをおこなうことが決定けってい。ただし、内容ないようについて変更へんこうされ[44]、このとしはスプリント予選よせんレースの正式せいしき名称めいしょうは「スプリント」へ変更へんこう。スプリントの結果けっか決勝けっしょうのスタートじゅんまるてんわらないものの、それが実施じっしされるかくGPのポールポジションは金曜日きんようび予選よせんでの最速さいそくのドライバーにあたえられ[ちゅう 26]、スプリントの結果けっか入賞にゅうしょう対象たいしょう変更へんこうされるなど、内容ないようめんかんして変更へんこうおこなわれた。

決勝けっしょう

編集へんしゅう

日曜にちよう午後ごごおこなわれる決勝けっしょうは、原則げんそくてきに305kmをサーキットの一周いっしゅう距離きょりすうったものの小数点しょうすうてん以下いかげた周回しゅうかいすうあらそわれる。また、レースが2あいだえた場合ばあいは、その周回しゅうかいられる。また、レース自体じたい時間じかんが2あいだえなくても途中とちゅう赤旗あかはた中断ちゅうだんがあった場合ばあい、レーススタートから中断ちゅうだん時間じかんふくめて3時間じかん(2021ねんより[45])をえた場合ばあい、その周回しゅうかいられる。れいとして、2012ねんシンガポールグランプリでは2あいだルールが適用てきようされるレースとなったため、2あいだえたのちにラップリーダーがコントロールラインを通過つうかすると同時どうじにチェッカーがられ、このとき周回しゅうかいすう終了しゅうりょう。このさい予定よてい周回しゅうかいすうより2しゅうすくない結果けっかとなった[46]。ただし主催しゅさいしゃ判断はんだんで、レース時間じかんのカウントを一時いちじめることも可能かのうで、結果けっかとして中断ちゅうだんふくんだ実際じっさいのレース時間じかんが3あいだえることもある[ちゅう 27][47]

例外れいがいとして、モナコグランプリ市街地しがいちコースおこなわれることによる体力たいりょくてき精神せいしんてき負担ふたんなどを考慮こうりょし、また平均へいきん速度そくど極端きょくたんおそく(コースより60km/hほどおそい)競技きょうぎ時間じかんながくなってしまうことから、1967ねんからやく260kmであらそわれている。また、ドライコンディションに(セーフティカーランとうともなわずに)レース時間じかんが2あいだえて終了しゅうりょうしたコースについては、翌年よくねんから周回しゅうかいすうらしておこなわれる[ちゅう 28]

レース展開てんかいだが、レース開始かいし時刻じこくとなったら、まずフォーメーションラップ開始かいしされる。ただし、フォーメーションラップちゅうのトラブルの発生はっせい雨天うてんなどでレース開始かいしてきさない状況じょうきょう遭遇そうぐうした場合ばあい、フォーメーションラップが追加ついかされる場合ばあいもある。もしその追加ついかのラップがおこなわれた場合ばあい、レースの規定きてい周回しゅうかいすうからそのぶん減算げんざんされることとなる。そのラップは基本きほんてきには1しゅうわり、全車ぜんしゃ指定していのグリッドの位置いち静止せいしする。そして、シグナルのサインにわせてスタートをり(スタンディングスタート)[ちゅう 29]規定きてい周回しゅうかいすう最初さいしょ走破そうはしたドライバーが優勝ゆうしょうとなる。

その順位じゅんい走破そうはした周回しゅうかいすうとその時間じかんによりまる。すなわち優勝ゆうしょうしゃおな周回しゅうかいはしりきったドライバー、そのつぎに1しゅうおくれのドライバー、2しゅうおくれ…というじゅんで、それぞれのなかさきにゴールしたドライバーから順位じゅんいがつけられる。途中とちゅうリタイヤして、最後さいごまではしれなかったドライバーも「全体ぜんたいの9わり以上いじょう周回しゅうかいはしっていれば」周回しゅうかいおくれとして完走かんそうあつかいになる(れい…60しゅうおこなわれるレースなら54しゅう以上いじょうはしっていたら完走かんそうあつかい)。そのため、1996ねんモナコグランプリのように、チェッカーをけなかったのに入賞にゅうしょうというケースもることがある。

れい) 2004ねん日本にっぽんGP 53しゅう
順位じゅんい ドライバー タイム/時間じかん 備考びこう
1 ミハエル・シューマッハ 1あいだ24ふん26びょう985
2 ラルフ・シューマッハ +14びょう098
3 ジェンソン・バトン +19びょう662
4 佐藤さとう琢磨たくま +31びょう781
11 ヤルノ・トゥルーリ +1しゅう
16 ジャンマリア・ブルーニ +3しゅう
ルーベンス・バリチェロ 38しゅうでリタイヤ(+15しゅう 完走かんそうあつかいではない)

レースのリザルトによって、チーム・ドライバーにはチャンピオンシップポイントが加算かさんされる。2010ねんからのルールでは上位じょうい10だいにポイントが順位じゅんいおうじて加算かさんされ、10以上いじょうは「入賞にゅうしょう」となる。また、2019ねんからはファステストラップ記録きろくしゃが10以内いない入賞にゅうしょうした場合ばあいかぎり、おなじく1ポイントが加算かさんされる。

ドライバー・オブ・ザ・デイ

編集へんしゅう

2016ねんよりファンとのかかわりをやすために、決勝けっしょうレースちゅうのインターネット投票とうひょうによる「このもっと印象いんしょうてきであった」ドライバーを選出せんしゅつするシステムが導入どうにゅうされた[48]。これはチャンピオンシップには直接ちょくせつ関係かんけいはしないが、選出せんしゅつされたドライバーはレースしょうることになる。

 
2011ねんスペインGPにおけるピット作業さぎょう様子ようす

レースちゅうはタイヤ交換こうかんなどのためにピットはいる(ピットイン)。ピットで可能かのう作業さぎょう時代じだいによってことなり、タイヤ交換こうかんほかにマシンほろ調整ちょうせい破損はそんしたウイング交換こうかんなどをおこなうことができる。2009ねんまではレースちゅう給油きゅうゆ解禁かいきんされていたとしもあったが、2010ねんからレースちゅうにピットにはい給油きゅうゆすることは完全かんぜん禁止きんしされている。ただし、タイヤにかんしては2007ねんからはレースちゅうに2種類しゅるいのドライタイヤを使用しようすることが義務ぎむづけられたため、レースちゅうのタイヤ交換こうかん最低さいてい1かい必要ひつようとなり、タイヤ交換こうかん作戦さくせん事実じじつじょう禁止きんしされたが、悪天候あくてんこうによりウェットコンディションが宣言せんげんされ決勝けっしょうレースちゅうレインタイヤ(インターミディエイトタイヤまたはウェットタイヤ)を使用しようした場合ばあいにはこの制限せいげんはない[49]。それでもタイヤの摩耗まもう天候てんこう変化へんか対応たいおうする関係かんけいでピットインは必須ひっすとなっていたが、2021ねんトルコグランプリでは雨天うてんでのレースとなったため、その規定きてい適応てきおうがいとなり、その結果けっかエステバン・オコンがタイヤ交換こうかん作戦さくせんによって10入賞にゅうしょう達成たっせい。タイヤ交換こうかん(ピットストップなし)のドライバーが入賞にゅうしょう記録きろくしたのは1997ねんモナコグランプリミカ・サロ以来いらい24ねんぶりとなる[50]。また、このピット作業さぎょう最速さいそく記録きろくは、2023ねんカタールGP(カタールグランプリ (4りん))にてマクラーレン・F1記録きろくした1.80びょう[51]となっている。

  • 以下いか内容ないようはこの出典しゅってん[52]内容ないよう参照さんしょう

セッションちゅう規定きてい違反いはん行為こうい(フライング、アンフェアなブロック行為こうい、ピットレーンでの速度そくど違反いはんとう)をおかしたドライバーにはスチュワード競技きょうぎ審査しんさ委員いいんかい)からペナルティあたえられる。決勝けっしょうレースちゅう違反いはんたいする一般いっぱんてきなペナルティは、5秒間びょうかんもしくは10秒間びょうかんの「タイムペナルティ」、時速じそく80kmの制限せいげん速度そくどでピットレーンを通過つうかしなければならない「ドライブスルーペナルティ」(やく20びょう~30びょう程度ていどのタイムロス)、ピットにもどり10秒間びょうかん静止せいししてからコースへ復帰ふっきすることが義務付ぎむづけられる「ストップ&ゴーペナルティー」(やく30びょう~40びょう程度ていどのタイムロス)となり、先頭せんとうのペナルティからだんだんとおもくなっていくかたちとなる。深刻しんこく違反いはん判断はんだんされた場合ばあい、レースちゅうならくろはた失格しっかくレース#くろはた参照さんしょう)の適用てきよう、レースなら失格しっかく同時どうじにレース順位じゅんいからの除外じょがいつぎせん出場しゅつじょう停止ていしふく厳罰げんばつあたえられることもある。

タイムペナルティをあたえられた場合ばあい、レースちゅうにピットで静止せいししてペナルティを消化しょうかするれいもあるが、それはストップ&ゴーペナルティーとはことなる。後者こうしゃは「レースちゅうにペナルティを消化しょうかしてコースへもどることが義務付ぎむづけられる罰則ばっそく」であり無視むしした場合ばあい失格しっかく対象たいしょうとなる。一方いっぽうで、前者ぜんしゃは「ペナルティ裁定さいていくだってからレース終了しゅうりょうまでのあいだいちもピットストップをおこなわない場合ばあいは、レース結果けっか該当がいとうタイムを加算かさん」とされている。2007ねん以降いこう「レースちゅうのタイヤ交換こうかん最低さいてい1かい必要ひつよう」な関係かんけいじょう、スタートのタイヤで走行そうこうちゅうにタイムペナルティをけた場合ばあい事実じじつじょうタイヤ交換こうかんにその消化しょうか義務付ぎむづけられるかたちとなる。また、1かいのタイヤ交換こうかんにタイムペナルティをけた場合ばあいふたたびタイヤ交換こうかんおこな場合ばあいはその消化しょうか義務付ぎむづけられるかたちとなるが、規定きていのタイヤ交換こうかん義務ぎむえているため、そのままレースをえても失格しっかくにはならないが、その場合ばあい「レースのタイムに加算かさんされるかたち」となるため、かくドライバーのタイム次第しだいでは順位じゅんい変動へんどうきる可能かのうせいたかい。ただし、のこり3しゅう時点じてんまたはレース終了しゅうりょう前述ぜんじゅつ裁定さいていくだった場合ばあい、レース終了しゅうりょうのタイム加算かさんというかたちでペナルティを消化しょうかするかたちとなる[53]

そのうえで、違反いはんおかしたドライバーにはスチュワードの判断はんだんで「ペナルティ・ポイント」があたえられる場合ばあいもあり、累積るいせき12ポイントにたっした場合ばあいには1せん出場しゅつじょう停止ていしとなる[49][54]一方いっぽうで、ペナルティの運用うんようたいしては一貫いっかんせいがないという批判ひはん存在そんざいする[55][56][57][58]

レギュレーションの変遷へんせん

編集へんしゅう

自動車じどうしゃかんする技術ぎじゅつ進歩しんぽとマシンの高速こうそくによる危険きけんせい増加ぞうかにともない、F1のレギュレーション大小だいしょうさまざまな変更へんこうがなされている。とくに1994ねんサンマリノグランプリきた2けん死亡しぼう事故じこ以後いごは、安全あんぜんせい向上こうじょうのためのレギュレーションがおお施行しこうされた。このながれのレギュレーション変更へんこうには、おもにスピードの低下ていかねらったものと安全あんぜん設備せつび設置せっち義務付ぎむづけるものとがある。また、2000年代ねんだいはいってからは高騰こうとうしたマシン開発かいはつ抑制よくせいするための改定かいていがたびたび施行しこうされている。

参戦さんせんコンストラクター

編集へんしゅう

2024ねんのフォーミュラ1では以下いかのコンストラクターがエントリーしている。

技術ぎじゅつ

編集へんしゅう
2018ねんがたメルセデスW09うえ)と2015ねんがたメルセデスW06した)の比較ひかく。2017ねん以降いこうのF1カーは前後ぜんごのウィングとタイヤが大型おおがたし、コーナリング速度そくど飛躍ひやくてき向上こうじょうした。

現代げんだいF1カーカーボンファイバーせいシャシーに、内燃ないねん機関きかん(エンジン)とエネルギー回生かいせいシステム(ERS)をわせた「パワーユニット(PU)」を搭載とうさいする。2022ねん規定きていでは車体しゃたい重量じゅうりょう最低さいてい798 kg(タイヤ・ドライバーみ、燃料ねんりょうのぞく)とされており[59]最低さいてい重量じゅうりょう下回したまわった場合ばあいには失格しっかくとなる[60][61]。PUのエンジンは排気はいきりょう1.6リッターのVがた6気筒きとうシングルターボエンジンと規定きていされており、ERSによるパワー追加ついか最大さいだい120 kW (161 hp)に制限せいげんされている[61]。2018ねん1がつ時点じてん推定すいていでは、エンジンとERSの合計ごうけい最高さいこう出力しゅつりょくやく950 hp到達とうたつしていた[62]

F1カーは前後ぜんごウイング車体しゃたい底面ていめん発生はっせいするダウンフォース利用りようしてタイヤを路面ろめんけることで旋回せんかい速度そくどたかめており[63]、コーナリングよこ方向ほうこうGフォース最大さいだいで6.5 G以上いじょうたっする[64]2017ねん導入どうにゅうされた技術ぎじゅつ規定きていでは前後ぜんごのウイング拡大かくだいなどによってダウンフォースが大幅おおはば向上こうじょう[65]おおくのサーキットでそれまでの最速さいそくラップタイム記録きろく更新こうしんされたが[66][67]一方いっぽう後方こうほう乱気流らんきりゅう発生はっせいりょう増加ぞうかしたため、後続こうぞくしゃまえはしくるま接近せっきんしたさいにダウンフォースをおおきくうしなうこととなり、その結果けっかレースちゅうきが困難こんなんになった[68][69]。この問題もんだいへの対応たいおうとして、2022ねん規定きていのF1カーでは車体しゃたい底面ていめんグラウンド・エフェクト構造こうぞうによってダウンフォースの大半たいはん発生はっせいさせる設計せっけい導入どうにゅうされ、ウイングへのそらりょくてき依存いぞん低下ていかした[70][68][71]

F1カーはカーボンファイバーふくごうざいブレーキディスク使用しようしており、制動せいどう距離きょり非常ひじょうみじか[72]。2017ねんには、きゅう減速げんそくおおモンツァ・サーキットでの減速げんそくGは平均へいきんで5.5 Gにたっしていた[73]。2014ねん以降いこうはPUのエネルギー回生かいせいおこなうためにブレーキ・バイ・ワイヤ(BBW)が導入どうにゅうされ、ブレーキング電子でんし制御せいぎょ介入かいにゅうしている[74]一方いっぽうで、現行げんこう規定きていではアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)やトラクションコントロールシステム(TCS)とうのドライバー補助ほじょ目的もくてきとした制御せいぎょ装置そうち禁止きんしされている[61]

きを容易よういにするため、2011ねんからはドラッグリダクションシステム(DRS)とばれる可変かへんリアウィング機構きこう全車ぜんしゃ導入どうにゅうされている[75]。また、2018ねんシーズンからはぜんF1マシンに「Halo」とばれる頭部とうぶ保護ほごデバイスの装着そうちゃく義務付ぎむづけられている[76]

現在げんざいではF1の競技きょうぎ車両しゃりょうは4りんオープンホイール・カーでなければならないと規定きていされているが、過去かこ出走しゅっそうしたF1カーにはタイヤがフェンダーおおわれている車両しゃりょうメルセデス・ベンツ・W196)や6りん車両しゃりょうティレル・P34)も存在そんざいした[77]

F1は自動車じどうしゃメーカー実験じっけんじょうとしても機能きのうしており、いくつかの成果せいか市販しはんしゃにも応用おうようされている[78]近年きんねんではデロイトのようなデータ分析ぶんせき得意とくいとする企業きぎょうとの提携ていけいおこなわれている[79]

開発かいはつ

編集へんしゅう

かつてはのカテゴリー同様どうよう、1しゃのシャシーを複数ふくすうのチームが使用しようすることもあったが、現在げんざいではコンコルド協定きょうていにおいて、知的ちてき所有しょゆうけんふくめ、過去かこ2ねんのうちに参戦さんせんしたチームのシャシーを使用しようできないよう規定きていされた。そのため、F1はフォーミュラカーの選手権せんしゅけんとしては唯一ゆいいつぜんチームがオリジナルのシャシーを使用しようしている[ちゅう 30]独自どくじにシャシーを開発かいはつ製造せいぞうするためには莫大ばくだい費用ひようがかかり、2014ねんシーズンには中位ちゅういチームでも年間ねんかん1おく2000まんドル出費しゅっぴしていた[80]ケータハムF1チームマノーF1チームのように近年きんねん新規しんき参入さんにゅうしたもののすうねん以内いない破産はさんまれたコンストラクターも存在そんざいしている[80][81]参戦さんせんちゅうのチームも財政ざいせいてき問題もんだいかかえており、2018ねんのフォース・インディアは長年ながねん課題かだいとなっていたチームの資金しきん問題もんだいつい限界げんかいたっし、同年どうねん7がつ破産はさん申請しんせい。2018ねんだい13せんベルギーGP以降いこう参戦さんせん不可能ふかのうという状況じょうきょうになった(チームは投資とうしにより救済きゅうさいされ、いくつかの交渉こうしょうだい13せん以降いこう参戦さんせん可能かのうとなった)。1977ねんから参戦さんせんしている歴史れきしあるウイリアムズも、2018ねんのマシン開発かいはつ失敗しっぱい起因きいんする低迷ていめい資金しきんなんおちいり、2020ねん9がつにアメリカの投資とうし会社かいしゃ「ドリルトン・キャピタル」に買収ばいしゅうされ、ウイリアムズ家族かぞく経営けいえいわりをむかえた[82]

開発かいはつ予算よさん格差かくさ背景はいけいとして[83]、V6ハイブリッドターボ時代じだいになってからは、上位じょういチームと中位ちゅうい以下いかのチームのマシンの性能せいのう非常ひじょうおおきくなってしまい、とくに2017ねんシーズン以降いこう上位じょうい3チーム[ちゅう 31] 所属しょぞくのドライバーが表彰台ひょうしょうだい独占どくせんすることが慣例かんれいしてしまっている[84]。F1の運営うんえいじんも、(中小ちゅうしょう規模きぼチームのマシンに上位じょうい進出しんしゅつのチャンスがなく)レース結果けっか容易ようい予測よそくできるものになっている現状げんじょう改善かいぜんする必要ひつようがあることはみとめている[85]。2021ねん以降いこうは、ぜんチーム共通きょうつう予算よさん制限せいげん開発かいはつ一角いっかくめる風洞ふうどう前年ぜんねんのチームランキングにおうじて風洞ふうどう利用りよう時間じかん指定していされる仕組しくみが導入どうにゅうされた。

市販しはんしゃへの技術ぎじゅつ応用おうようという名目めいもくにおいても、2020ねん以降いこう世界せかいてきてい炭素たんそ社会しゃかいカーボンニュートラルへの対応たいおうとして、ガソリンしゃ販売はんばい禁止きんし電気でんき自動車じどうしゃ移行いこうながれが出来できつつあるなかで、ガソリンエンジン開発かいはつ多額たがく費用ひようをかける理由りゆううしなわれたなどと主張しゅちょうし、好調こうちょうであっても撤退てったいする企業きぎょう(ホンダ)がている[1][86]

 
各国かっこくのF1ドライバー輩出はいしゅつ人数にんずうしめした世界せかい地図ちず。アメリカ出身しゅっしんしゃきわめておおいのはかつてインディ500がF1の1せんかぞえられていた影響えいきょうである。(データは2014ねん1がつ時点じてん

ドライバーにかんする規定きてい

編集へんしゅう

F1レースに出走しゅっそうするためには、FIAが発給はっきゅうするモータースポーツライセンスのさい上位じょういクラスである「スーパーライセンス」を所持しょじしていなければならない[87][88]かくF1チームは1シーズン4にんまでのドライバーをレースで起用きようすることができる[49]最大さいだい4にんのレースドライバーにくわえ、グランプリ週末しゅうまつ金曜日きんようび練習れんしゅう走行そうこう(P1・P2)ではかくセッション2にんまでの追加ついかドライバーを出走しゅっそうさせることができるが、それらの追加ついかドライバーは最低さいていでも「フリー走行そうこう限定げんていスーパーライセンス」を所持しょじしている必要ひつようがある[89]。2015ねんまでも下位かいカテゴリーの経験けいけん必要ひつようせい言及げんきゅうされていたが、2001ねんキミ・ライコネンのように、F1マシンで指定してい距離きょり走行そうこうしたドライバーであれば、個別こべつ審査しんさてライセンスが発給はっきゅうされることもあった。ただ、時代じだいすすむにつれ、ドライバーのてい年齢ねんれいいちじるしくすすみ、2014ねんにはマックス・フェルスタッペントロ・ロッソ)が史上しじょう最年少さいねんしょうの17さいでF1のフリー走行そうこうをこなし、翌年よくねんフェルスタッペンはレギュラー契約けいやくむすんでF1デビューをたした。

その、FIAはスーパーライセンスの発給はっきゅう規定きてい厳格げんかくすることになり、2024ねん現在げんざい

  • かくレースカテゴリに2ねん以上いじょう開催かいさいレースすうの80%以上いじょう参戦さんせんし、参戦さんせんしたとし成績せいせきおうじてあたえられる「スーパーライセンスポイント」を過去かこ3年間ねんかんで40てん以上いじょう獲得かくとくしていること
  • 近年きんねんのF1マシンで300km以上いじょう距離きょり走行そうこうした経験けいけんがあること
  • 年齢ねんれいが18さい以上いじょうであること、または17さいだがFIAから特別とくべつ許可きょかけていること

明記めいきされ、ほかにもすうおおくの条件じょうけん該当がいとうする必要ひつようがある方針ほうしん変化へんかした(詳細しょうさいスーパーライセンスマックス・フェルスタッペン参照さんしょう)。

2016ねん以降いこうスーパーライセンスの発給はっきゅう資格しかくたしていることが絶対ぜったい条件じょうけんとなったため、かつてのような18さい未満みまんのドライバーはいかなる特例とくれいをもってしてもF1への出場しゅつじょうはおろか、リザーブドライバーとしての登録とうろくやテストドライバーとしてフリー走行そうこうのみに参加さんかすることすらみとめられなくなった[90][89]過度かどてい年齢ねんれい経験けいけん不足ふそくによるデビューの抑制よくせい評価ひょうかするこえもあるものの、1991ねんミハエル・シューマッハがF1へスポット参戦さんせんするかたちでF1デビューした事例じれいや2001ねんジェンソン・バトンがウィリアムズのドライバーとしてフル参戦さんせんした事例じれいは、この基準きじゅん場合ばあいみとめられていなかったことになるため[91]、ポイントで左右さゆうされる仕組しくみにかんしては見解けんかいかれている[92]。その、2024ねん6がつ一部いちぶ条件じょうけん緩和かんわされ、上記じょうきとおり17さいでも参戦さんせんできる可能かのうせい復活ふっかつしている。

おおくのF1チームはレギュラードライバーが参戦さんせんできない場合ばあい代役だいやく、およびマシン開発かいはつ担当たんとうしゃとして「リザーブドライバー」や「テストドライバー」を任命にんめいしているが、F1のテスト制限せいげんすすんだ現在げんざいではかれらのおも役割やくわりドライビングシミュレーターうえでの作業さぎょうとなっている[93]。その関係かんけいでフリー走行そうこうもテストてき役割やくわりになわなくてはいけなくなってしまったため、リザーブドライバーがフリー走行そうこうのみ参加さんかして経験けいけんむということは困難こんなんになっており、技量ぎりょう維持いじのためフォーミュラEといったべつカテゴリーへ参戦さんせんしている事例じれいすくなくない。実際じっさい、2020年度ねんどにはセルジオ・ペレス新型しんがたコロナウイルス影響えいきょう欠場けつじょうすることになったさい、チームは登録とうろくしていたリザーブドライバーではなく、前年ぜんねんにF1のレギュラーシートを喪失そうしつしていたニコ・ヒュルケンベルグ急遽きゅうきょ起用きようしている[94]

カーナンバーについては、1996ねんから2013ねんまでは前年ぜんねんのポイントランキングにもとづいてチームごとりされていたが[ちゅう 32]、2014ねん以降いこうはF1に参戦さんせんするドライバーはみずからのカーナンバーを2から99までの数字すうじ永久えいきゅう欠番けつばんである17をのぞ[95])から自由じゆう選択せんたくすることができ、選択せんたくされた数字すうじはそのドライバーのキャリアをとおして固定こていされたカーナンバーとなる[96]。カーナンバー1は専用せんようナンバーとして現役げんえきのドライバーズチャンピオンにあたえられるが、チャンピオンは自分じぶん選択せんたくした固定こていナンバーを使つかつづけることも可能かのうである[97]

シーズンちゅうかくドライバーのヘルメットは同一どういつのデザインを使用しようつづけなくてはならないが、ドライバーのホームレース(もしくはチームのホームレース)やモナコGPなど、特別とくべつな1せんでのみはそれにわせた特別とくべつ仕様しようのデザインがゆるされている[96]。ただし、基本きほん1かいかぎりとされているヘルメットのデザイン変更へんこうだが、これにはあながあり、「シーズンちゅう申請しんせいされたデザイン変更へんこう許可きょかされる回数かいすうは1かいかぎり」[98]だが、ドライバーがわが「許可きょかでデザイン変更へんこうした場合ばあい」であっても、それを理由りゆうばっせられたことはなく、厳密げんみつには形骸けいがいしている。実際じっさい、2018ねんのベッテルはすべてのレースにてロゴの位置いち文字もじのフォントの変更へんこうなどの最初さいしょ発表はっぴょうしたデザインからおおきく逸脱いつだつしない程度ていどのデザイン変更へんこうまいせんくわえて出走しゅっそうした。そのため、デザイン変更へんこう規定きてい矛盾むじゅんしょうじつつあったが、2019ねんロシアGPにてトロロッソのダニール・クビアトがヘルメットのデザイン変更へんこう申請しんせい[99]したのだが、その権利けんりをイタリアGPで使用しようしていたことを理由りゆう却下きゃっかされたけんをきっかけに批判ひはん殺到さっとう[100]。ただ擁護ようごするなら、ときのレギュレーションにしたがってFIAは却下きゃっかしたのだが、いわゆる規定きてい矛盾むじゅん問題もんだいされた。その結果けっか、2020ねんからはドライバーヘルメットのデザイン変更へんこう回数かいすう制限せいげん撤廃てっぱいされることとなった[101]

過去かこ日本人にっぽんじんF1ドライバー

編集へんしゅう

日本人にっぽんじん過去かこ何人なんにんかF1に参戦さんせんしたドライバーがいる。現在げんざいでは角田つのだひろしあつしビザキャッシュアップRB参戦さんせんしている。そのそとにも、小林こばやしゆめえら鈴木すずき久里くさと星野ほしの一義かずよしなど、だたるレーサーたちがF1に参戦さんせんしてきた。

ペイドライバー

編集へんしゅう

ペイドライバーとは、資金しきんみとえにチームとの契約けいやく確保かくほするドライバーの俗称ぞくしょうである[102]。「かねでシートをった」などと揶揄やゆされることもおおく、ペイドライバーというだけで正当せいとう評価ひょうかされないこともすくなくない。ただ、実際じっさいのところ、ほぼすべてのドライバーが(金額きんがくはあるが)自身じしんのスポンサーをチーム加入かにゅうんでおり、ほかにもドライバーの活躍かつやくけ、その母国ぼこく企業きぎょうこうから支援しえんしてくれるケースもある。そのため、個人こじんスポンサーにかぎれば、レーシングスーツやヘルメットに掲載けいさいしており、マシンにも小口こぐちスポンサーとしてなんらかのロゴが掲載けいさいされていることが主流しゅりゅうである。

ほかにもレギュラードライバーにはある程度ていど実績じっせき実力じつりょくのあるドライバーを起用きようしつつ、ペイドライバーはテストまたはリザーブドライバーとして契約けいやくすることで戦績せんせき資金しきん調達ちょうたつ両立りょうりつするチームもすくなからずあり[103]、このたねのペイドライバーはテストやフリー走行そうこうにだけ出現しゅつげんすることおおい。そのため、本来ほんらい定義ていぎでもある「持参じさんきんむことを条件じょうけん契約けいやくする」ドライバーという意味合いみあいより、狭義きょうぎ意味合いみあいでもある「目立めだった実力じつりょく実績じっせきっておらず知名度ちめいどひくい」のに「(資金しきんてきくるしいチームへ)極端きょくたん高額こうがく資金しきんんで契約けいやくする」ドライバーが「ペイドライバー」としてあつかわれることがおおい。

また2015ねんには「ペイドライバーが、より高額こうがく資金しきんべつのペイドライバーにシートをうばわれる」という事態じたい発生はっせいした。これはザウバー契約けいやく破棄はきされたギド・ヴァン・デル・ガルデ告訴こくそにより発覚はっかくしたものである。ガルデは1契約けいやくむすんだにもかかわらず、ザウバーがマーカス・エリクソンフェリペ・ナッセ契約けいやくむすんだため、されるかたちうしなったシートの返還へんかんもと告訴こくそし、裁判さいばん勝訴しょうそした。最終さいしゅうてきにはガルデがザウバーからの違約いやくきん条件じょうけん出走しゅっそうあきらめることで和解わかいしたが、一時いちじは2つのわくに3にんのドライバー(ヴァン・デル・ガルデ、エリクソン、ナッセ)が存在そんざいするという混乱こんらんんだ。さらには前年ぜんねんからの契約けいやく期間きかんのこっていたエイドリアン・スーティル経緯けいい同年どうねんのシートを喪失そうしつしていたことが判明はんめいし、スーティルの場合ばあい賠償金ばいしょうきん支払しはらいのみをもとめて裁判さいばん勝訴しょうそしている。なお、この4にんがどのような順番じゅんばんおよ内容ないよう契約けいやくしていたのかは不明ふめいであり、一説いっせつではエステバン・グティエレスジュール・ビアンキとも契約けいやくむすんでいたとされる(詳細しょうさいは「ザウバー#ドライバー多重たじゅう契約けいやく騒動そうどう」を参照さんしょう)。

ザウバーのけん極端きょくたんれいだが、モータースポーツは大口おおぐちスポンサーがいないチームからすれば、つね資金しきんなやむこともすくなくなく、中小ちゅうしょうプライベーターがペイドライバーをうまく利用りようするのは一般いっぱんてきなことである。実際じっさい過去かこのシーズンをれば、いまジョーダン・グランプリは、1993ねん資金しきん不足ふそくなどの影響えいきょうもあり、1だいのマシンを5にんのドライバーがドライブしたかたちとなった経歴けいれきがあり、後述こうじゅつハースF1チームもそれに該当がいとうする。 また、下位かいカテゴリーのF2にければ、持参じさんきんでシートが左右さゆうされるのは有名ゆうめいはなしである。いちれいげるなら、アレクサンダー・アルボン資金しきん不足ふそくにより2018ねんのF2参戦さんせん断念だんねんしかかっていたが、DAMS交渉こうしょうして1せんごと契約けいやく条件じょうけん参戦さんせんすることに成功せいこう。アルボンがわだい3せんバクーではつ優勝ゆうしょうして実力じつりょくをアピールしつつ、後押あとおしとして資金しきんをかきあつめてフル参戦さんせん契約けいやくえる交渉こうしょうをして、その結果けっか、フル参戦さんせん契約けいやく成立せいりつしてそのまま最終さいしゅうせんまでたたかった経歴けいれき[104]

新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう世界せかいてき流行りゅうこうによる影響えいきょうによって一部いちぶのF1チームは急激きゅうげき資金しきんなんとなり[105][106]、ハースF1チームはのレギュラードライバー(ケビン・マグヌッセンおよびロマン・グロージャン)を放出ほうしゅつしてでもニキータ・マゼピンらを起用きようせざるをない状況じょうきょうまでまれていた。げんにチームのコメントでも[107][108]、マゼピンの起用きようかれ資金しきんひとつになったことも事実じじつじょうみとめていた。だが、2022ねんかれ参戦さんせん予定よていされていたのだが、2022ねん2がつ下旬げじゅん勃発ぼっぱつしたロシアのウクライナ侵攻しんこうにより、ハースは当時とうじのチームのタイトルスポンサーのウラルカリとの契約けいやく見直みなおしをせまられ[109]最終さいしゅうてきにウラルカリとの契約けいやく解消かいしょう。これにともないマゼピンはシーズンぜんテストに参加さんかしていたにもかかわらず、同年どうねんのシートをうしなった[110]ほかにも、ベネズエラ政府せいふのバックアップおよPDVSAからバックアップをけていたマルドナドは2016ねん参戦さんせん予定よていであったが、ベネズエラの石油せきゆ価格かかく下落げらくによる経済けいざい政治せいじ情勢じょうせい不安定ふあんていなことによりPDVSAがシートりょうはらうことができずチームとの契約けいやく破談はだんし、そのままシートをうしなったれいもある。

実際じっさいにペイドライバーとしてあつかわれながらもこうはしせたドライバーもすくなからずおり、以下いか活躍かつやくしたペイドライバーのいちれい

アンドレア・デ・チェザリス
フィリップモリスマールボロ)の重役じゅうやく息子むすこだったため、同社どうしゃ強力きょうりょくなスポンサードをけて参戦さんせんしていた。「クラッシュ・キング」「サーキットのとお」などの不名誉ふめいよ異名いみょうもとったが、1982ねんには当時とうじ最年少さいねんしょうのポールポジション獲得かくとく記録きろく[ちゅう 33]樹立じゅりつ[111]するなど、時折ときおり結果けっかのこし、1991ねんには新参しんざんチーム・ジョーダン・グランプリのコンストラクターズランキング5貢献こうけんした。最終さいしゅうてきにはキャリア15ねんべ12チームに在籍ざいせきながきにわたってドライブしていた。
ペドロ・ディニス
父親ちちおやのブラジル有数ゆうすう実業じつぎょうアビーリオ・ディニス支援しえんけ、パルマラットやブラジルの多数たすう食品しょくひん関連かんれん会社かいしゃのスポンサードをけていた。当初とうしょは「国際こくさいF3000で目立めだった実績じっせきのこしていないが、F1に出場しゅつじょうさせるために所属しょぞくチームごとF1デビュー」「ドライビングコーチ同伴どうはん」などスポンサーマネーの豊富ほうふさと実力じつりょく不足ふそく露呈ろていしていたが、移籍いせきしてオリビエ・パニスデイモン・ヒルミカ・サロジャン・アレジといった実力じつりょくあるドライバーとむうちに自身じしん実力じつりょくけ、ときにはかれらチームメイトよりも予選よせん上位じょういはいるなど注目ちゅうもくあつめた。キャリア終盤しゅうばんにはただのペイドライバーから「十分じゅうぶん実力じつりょくそなえ、おまけに莫大ばくだい資金しきんげんかかえるドライバー」へと評価ひょうかわっていった。
セルジオ・ペレス
カルロス・スリム関連かんれん会社かいしゃから多額たがく支援しえんけており、2012ねん所属しょぞくしたザウバーではいちの2表彰台ひょうしょうだいの3表彰台ひょうしょうだい獲得かくとく[ちゅう 34]した反面はんめん入賞にゅうしょう回数かいすうかんしてはチームメイト(小林こばやしゆめえら)にける(ペレスは表彰台ひょうしょうだい3かいふくめた入賞にゅうしょう7かいたいして小林こばやし表彰台ひょうしょうだい1かいふくめた入賞にゅうしょう9かい)などシーズン全体ぜんたいれば好成績こうせいせきとはえず[112]2013ねん当時とうじトップチームであったマクラーレン契約けいやくむすんだことにかんしてはペイドライバーてき起用きようだとを揶揄やゆされた[113]。しかし、2013ねんの1ねんかぎりでマクラーレンのシートを喪失そうしつするが、その移籍いせきしたフォース・インディアでは、複数ふくすう表彰台ひょうしょうだいくわえ、2016ねんと2017ねんには、当時とうじ優勝ゆうしょう経験けいけんのないチームのなか唯一ゆいいつ獲得かくとくポイントで3けた到達とうたつするドライビング[114][ちゅう 35]せた。また、2020ねんにはだい16せんサクヒールGP自身じしんはつ優勝ゆうしょう結果けっか、メキシコじんドライバーとしてはペドロ・ロドリゲス以来いらい、50ねんりの優勝ゆうしょう記録きろく。このころになるとたか評価ひょうかるようになり、2020ねんいっぱいで契約けいやくしていたレーシング・ポイントのシートをうしな状況じょうきょうであったが[115]様々さまざま要因よういんから、ときのトップチームのレッドブルの2021ねんのシート候補こうほになったさいには[116]、かつてとはちがどうチームのシート獲得かくとく支持しじされるほどの評価ひょうかとなっており[117]最終さいしゅうてきには2021ねんのレッドブルのシートを獲得かくとく[118][119]。2022ねんにはメキシコじんドライバーとしてはじめてのF1でのポールポジションを獲得かくとく同年どうねんのモナコGPを制覇せいはするなど、現在げんざいではかれをペイドライバーとこえくなり、ペイドライバーとばれていたドライバーとしてはもっと成功せいこうしたドライバーとえる。
パストール・マルドナド
前述ぜんじゅつのようにベネズエラ政府せいふのバックアップおよPDVSAから40おくえんちか資金しきんんだことでられている。ただし、マルドナドは前年ぜんねんGP2のタイトルを獲得かくとくしており、かり資金しきんがなかったとしてもシートに見合みあ実績じっせきはあった。事故じこによるリタイアがおおく、ジャンプスタートおかしてしまうなどミスも目立めだったが、時折ときおり予選よせん上位じょうい獲得かくとくしたり決勝けっしょうでも上位じょういはしることがあり注目ちゅうもくあつめ、2012ねんスペインGPでは明確めいかくなペイドライバーとしては数少かずすくないポールポジション獲得かくとく優勝ゆうしょうたしている。前述ぜんじゅつしたように、ベネズエラの石油せきゆ価格かかく下落げらくによる経済けいざい政治せいじ情勢じょうせい不安定ふあんていなことによる影響えいきょうこうむり、F1をることとなった。
ランス・ストロール
カナダ有数ゆうすう実業じつぎょう父親ちちおやローレンス・ストロールが82おくえん資金しきんウィリアムズ提供ていきょう当時とうじ持参じさんきん最高さいこうがく更新こうしんしシートを獲得かくとく。だが、マルドナドのような直下ちょっかのカテゴリにあたるGP2などの経験けいけん実績じっせきがなく、かつてウィリアムズに在籍ざいせきしていたジャック・ヴィルヌーヴからは実力じつりょく酷評こくひょうされ[120]、F1参戦さんせんたした2017ねん序盤じょばん事故じこによるリタイアが目立めだったため、その影響えいきょうでメディアからもその実力じつりょく疑問ぎもんされた。ただ、2016ねんヨーロッパF3のタイトルをるなど、F2よりしたたるカテゴリーでのタイトル獲得かくとくやフォーミュラカーというジャンルの経験けいけんんでおり、直下ちょっかのカテゴリ(F2・GP2)を経験けいけんせずF1へジャンプアップするれい[ちゅう 36]せいドライバーとしての起用きよう確定かくていすべく多額たがく持参じさんきん用意よういするれい過去かこにも存在そんざいする。また、F1デビュー自体じたいもテストドライバーとしてF1にかかわっているときにせいドライバーとして起用きようされたため、のドライバーとくらべても異色いしょくなキャリアをきずいているわけではない[ちゅう 37]父親ちちおや資金しきんをフル活用かつようしたという印象いんしょう[121]や2019ねんには父親ちちおやがかつてのフォース・インディア買収ばいしゅうレーシング・ポイントとしてさいスタートするさい、レーシング・ポイントに移籍いせきしたことから「ペイドライバー」の代表だいひょうれいとしてられることもおおい。その一方いっぽうでデビューチームのウィリアムズの2年間ねんかんでは、2017ねんアゼルバイジャンGPでの3表彰台ひょうしょうだい獲得かくとく[ちゅう 38]やチームが不振ふしんおちいった2018ねんに2自力じりき入賞にゅうしょうたした。レーシング・ポイント移籍いせき2020ねんトルコGPでウェットコンディションではあるがキャリアはつポールポジション獲得かくとく[122]など、時折ときおりはやさをせており[123][124][125]初期しょきのころの評価ひょうか払拭ふっしょくしている。

F1は、ヨーロッパにおいては人気にんきがあるスポーツのひとつである[ちゅう 39]ほかにも、テレビ聴者ちょうしゃおおくにとしてブラジルげられる[126]一方いっぽうで、世界せかい最大さいだい市場いちばであるアメリカはインディカーやNASCARとう台頭たいとうしていることもあり、「不毛ふもう」と揶揄やゆされている[3][127]。F1中継ちゅうけい有料ゆうりょう放送ほうそう背景はいけいに、2018ねんには過去かこ10年間ねんかん視聴しちょうしゃ総数そうすうが41.3%減少げんしょうしたことが報道ほうどうされており[126]ほかにも一部いちぶ強豪きょうごうチームが勝利しょうり独占どくせんしている状態じょうたい近年きんねんのF1の人気にんき低下ていかにつながっているとの指摘してきもある[128]

げんにV6ハイブリッドターボ時代じだいになってから表彰台ひょうしょうだいりしているのは、シーズンをとおして上位じょうい3チーム[ちゅう 40] 所属しょぞくのドライバーが独占どくせんすることが慣例かんれいしており、2014ねんから2016ねんまでのあいだは3チーム以外いがいのドライバーが表彰台ひょうしょうだいがったレースがかくシーズンですうせんあったが、2017ねんと2018ねんかぎっては、上位じょうい3チーム以外いがい表彰台ひょうしょうだいりしたのはけい41戦中せんちゅう2せん[ちゅう 41]だけという状況じょうきょうであった。2019ねん以降いこう上位じょうい3チーム以外いがいのドライバーががったレースがすうあるようになったが、そのレースは上位じょうい3チームのリタイアやトラブルが発生はっせいした波乱はらんのレースによる混戦こんせん結果けっかであり、そのチーム以外いがい自力じりきでその3チームをやぶって表彰台ひょうしょうだいがるというのは非常ひじょう困難こんなんとなっており、ゴールまでにある程度ていど結果けっか予測よそくできる状況じょうきょうになってしまっている。また、エンジン使用しよう制限せいげんともなうペナルティの影響えいきょう予選よせん価値かち低下ていかしているめん[129] もあり、レギュレーションの問題もんだいがF1の人気にんき低下ていかまねいているめんもある。

そのため、この状況じょうきょうにドライバーからも不満ふまんこえがっており、チャンピオン経験けいけんしゃえば、フェルナンド・アロンソが「デビューくらべコースじょうでのたたかいが非常ひじょうすくなくなった」とコメント[130]し、2019ねん5がつときのフェラーリのドライバーであったセバスチャン・ベッテルが「メルセデスが圧勝あっしょうつづける現在げんざいのF1は退屈たいくつでつまらない」と皮肉ひにくじりのコメント[131] をしている。また、前述ぜんじゅつのペイドライバーの一人ひとりセルジオ・ペレスは2019ねん5がつに「現状げんじょうたんなるチームのチャンピオンシップとなってしまっている」「ドライバーのうでよりマシンの性能せいのうでレースが確定かくていする」とっており[132]、ドライバーたちも不満ふまんかかえている状況じょうきょうである。その一方いっぽうNetflixやSNSによる新規しんきファンの流入りゅうにゅうきており[133]、F1の人気にんき低下ていかかんしては見解けんかいかれている。

2018シーズンのF1世界せかい選手権せんしゅけん現地げんち観戦かんせんしゃすうは、ぜん21グランプリで合計ごうけい409まん3,305にんと2017ねん比較ひかくして7.83%増加ぞうかしており、F1がわ人気にんき回復かいふく傾向けいこうにあるとの認識にんしきしめしている[134][135]リバティ・メディアはF1人ひとり復活ふっかつのために、マイアミグランプリをふくめた1こくふくすうかいグランプリ開催かいさい実現じつげんけてうごいている[136]

初期しょき車体しゃたい塗装とそうはチームこくの「ナショナルカラー」にスポンサーのロゴを掲示けいじする程度ていどであった。しかし1968ねんにロータスがあらたにスポンサーとなったインペリアル・タバコしゃ製品せいひんのパッケージとおなじカラーリングとしたロータス・49出走しゅっそうさせ話題わだいとなったことで伝統でんとうやぶられた。これ以降いこうレイノルズフィリップモリスなどタバコ企業きぎょう広告こうこく効果こうかねらってスポンサーに名乗なのりをげ、自社じしゃ製品せいひんのパッケージとおなじカラーに塗装とそうしたマシンを多数たすう出走しゅっそうさせていた。しかし、1990年代ねんだいからはタバコ広告こうこく規制きせいはじまり[137]、2005ねん8がつ以降いこうは、欧州おうしゅう連合れんごう域内いきないでのタバコ広告こうこく全面ぜんめんてき禁止きんしされたことにともない、シーズンちゅう一部いちぶのチームではタイトル・スポンサーの変更へんこうなどがおこなわれた。その世界中せかいじゅうでタバコブランドとその商品しょうひんめい広告こうこくは、おおくの規制きせいがかかるようになり、イギリス規制きせい厳格げんかくなものとなっている。一方いっぽう欧州おうしゅう以外いがい地域ちいきでは、喫煙きつえん危険きけんせいについて警告けいこくする内容ないよう表記ひょうき義務ぎむ徹底てっていのように条件じょうけんきでの広告こうこく宣伝せんでん活動かつどう禁止きんししたわけではなく、欧州おうしゅう以外いがいのGPではタバコ会社かいしゃがスポンサーをする広告こうこく掲載けいさい判断はんだんとなっているめんもあり、かくGPのエントリーリストやマシンのスポンサーわくこまかくれば、タバコに関連かんれんする広告こうこく記載きさい結果けっかてき存続そんぞくしている。実際じっさい、フェラーリと関係かんけいふかいスポンサーであるフィリップモリスは、規制きせいによってF1マシンの広告こうこく不可能ふかのうになりながらも関係かんけい継続けいぞく。2018ねん10がつからMission Winnowというタバコとは関係かんけいのないプロジェクトの宣伝せんでんという名目めいもくでフェラーリのマシンのスポンサーわくとして復活ふっかつしている[138]

1990年代ねんだいからのタバコ広告こうこく規制きせいはじまりとわるように、2000年代ねんだいから情報じょうほう通信つうしんぎょう分類ぶんるいされる会社かいしゃがチームのスポンサーとして参入さんにゅうしており、タイトルスポンサーというてんえば、2007ねんにはボーダフォンがマクラーレンのタイトルスポンサーに就任しゅうにんAT&Tは2001ねんからスポンサー活動かつどうをしていたが、このとしからウィリアムズのタイトルスポンサーに就任しゅうにんした。また、2010ねんにはセキュリティソフトウェア開発かいはつがメインの会社かいしゃであるカスペルスキーがフェラーリとのパートナーシップを締結ていけつし、2013ねんには公式こうしきITセキュリティプロバイダーとして認定にんていされ、2013ねんからはカスペルスキーの広告こうこくがウェアやマシンに記載きさいされるようになった[139]。これら以外いがいにもその分類ぶんるいにあたる会社かいしゃがスポンサーの規模きぼ大小だいしょうはあるものの参入さんにゅうしており、2021ねんにはコグニサント (CognizantがF1チームのタイトルスポンサーに就任しゅうにんしたことをはじめ[140]、このとしオラクルなどのIT企業きぎょう多数たすう参入さんにゅう[133]。データ分析ぶんせきなど自社じしゃ技術ぎじゅつでサポートするあらたなスポンサー形態けいたいひろまっている。

2020年代ねんだいはいると、これまでファン獲得かくとく苦戦くせんしていたアメリカにおいて、動画どうが配信はいしんサービスなどの急速きゅうそく普及ふきゅうNetflix製作せいさくドキュメンタリー番組ばんぐみFormula 1: 栄光えいこうのグランプリ』のだいヒットがかぜとなり、若年じゃくねんそう中心ちゅうしんにファンの獲得かくとく成功せいこう。2023ねんシーズンは41ねんぶりにアメリカ国内こくないけい3かいのレース(アメリカGP・マイアミGP・ラスベガスGP)が開催かいさいされることが決定けっていしている[127]

日本にっぽん国内こくない人気にんき

編集へんしゅう

1983ねんからホンダがF1へ復帰ふっきしたことをきっかけに関心かんしんあつまり、1987ねん中嶋なかじまさとる日本人にっぽんじんはつのフルタイムF1ドライバーとしてデビューすると、鈴鹿すずかサーキットではつ開催かいさいされた1987ねん日本にっぽんGPや1988ねんのマクラーレン・ホンダの誕生たんじょう、さらにはバブル経済けいざい多数たすうのジャパンマネーがF1にながれたことをきっかけにF1の人気にんき熱狂ねっきょうともいえる時代じだいむかえることとなった。

1992ねんにホンダが撤退てったいしたことや1994ねんにその人気にんき中核ちゅうかくになっていたアイルトン・セナの、さらにはバブル崩壊ほうかいにより、その熱気ねっきわりをげたものの、フジテレビけいF1グランプリ』による地上波ちじょうは無料むりょう放送ほうそうでの中継ちゅうけいがその動向どうこう左右さゆうされることなく継続けいぞくしていたこともあり、ある程度ていど人気にんき維持いじげん日本にっぽんGPのそう入場にゅうじょうしゃすう上昇じょうしょう傾向けいこうとなって2006ねんには歴代れきだい最高さいこう入場にゅうじょうしゃすう記録きろくすることとなった。

しかし、2006ねん人気にんきはしらひとつとなっていたミハエル・シューマッハ引退いんたいふくめ、来場らいじょうしゃすうは2006ねんさかい下降かこうせん辿たどはじめ、2008ねん日本にっぽんグランプリそう入場にゅうじょうしゃすう鈴鹿すずかサーキットではつ開催かいさいされた1987ねんそう入場にゅうじょうしゃすう下回したまわり(ただし、2007ねん2008ねん富士ふじスピードウェイでの日本にっぽんGP開催かいさいなため、一概いちがい比較ひかくできないめんもある)[ちゅう 42]えるかたち人気にんきにもかげりがはじめた。

それにちをかけるように日本にっぽんGPのかんむりスポンサーだったフジテレビが2009ねんもっ降板こうばんしたうえ、地上波ちじょうは中継ちゅうけいも2011ねんもっられ[ちゅう 43]経済けいざい悪化あっかから、トヨタやホンダも次々つぎつぎとF1から撤退てったいし、それにともない日本人にっぽんじんドライバーや企業きぎょうが2012ねん最後さいご事実じじつじょう消滅しょうめつしたため、F1へ関心かんしんあつめる要素ようそってしまったことも日本にっぽん国内こくない人気にんき低迷ていめい拍車はくしゃをかけた。

その影響えいきょうは、サーキットの運営うんえいじょうきょうにも影響えいきょうしており、鈴鹿すずかサーキットが事実じじつじょう日本にっぽんGPのコースとなっているが、2010ねんからかんむりスポンサーが不在ふざいとなり(2016ねんのみエミレーツ航空こうくうかんむりスポンサーとなった)、資金しきんめんでもきびしい状況じょうきょうとなったが、2018ねんにホンダがかんむりスポンサーとなったこともあり、減少げんしょう傾向けいこう歯止はどめをけること成功せいこうした。2019ねんれい元年がんねん東日本ひがしにっぽん台風たいふう台風たいふう19ごう)の影響えいきょう土曜どよう開催かいさい見合みあわせたため過去かこ最低さいていの12まん2000にん減少げんしょうしたが[141]、このとしレッドブル・ホンダの活躍かつやく山本やまもと尚貴なおきがフリー走行そうこう1かい出走しゅっそうしたこともあり、金曜きんよう日曜にちようともに観客かんきゃくすう増加ぞうか[142]し、人気にんき向上こうじょう期待きたいかっていたが、翌年よくねんにはコロナホンダF1撤退てったい発表はっぴょうきた。コロナにより2020ねんと2021ねんは2ねん連続れんぞく開催かいさい中止ちゅうしされた。

しかし、3ねんりの開催かいさいとなった2022ねん角田つのだひろしあつし存在そんざいと、ホンダのF1との関係かんけい継続けいぞくもあり20まんにん観客かんきゃくすう記録きろく翌年よくねん2023ねんは22まん2000にん記録きろく。2007ねん以来いらい最多さいたとなる観客かんきゃくすうであった。また2012ねん以来いらいはじめて決勝けっしょうに10まんにん以上いじょうおとずれ、日本にっぽんでのF1人ひとりはある程度ていど回復かいふくせた。[143]さらに2023ねん日本にっぽんGPのかんむりスポンサーをレノボつとめ、サーキットの資金しきんめん後押あとおしとなった。

レースイベント

編集へんしゅう

かくとしごと結果けっか下記かきかこないのリンクを参照さんしょう

また、かくグランプリの年別ねんべつ勝者しょうしゃなどについては、F1選手権せんしゅけんレースの一覧いちらんからかくグランプリべつ記事きじ参照さんしょう

1こく1開催かいさい厳守げんしゅ時代じだい(2007-2019)

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原則げんそくとして1つのくに開催かいさいされるグランプリ (GP) は1シーズンちゅう1かいだけ(1こく1開催かいさい)とさだめられている。通常つうじょう開催かいさいめいは「国名こくめい+グランプリ」であらわされるため、これらの例外れいがいでは以下いかのような「別名べつめい」を使用しようしていた。

1997ねんは1こく2開催かいさいがスペインGPとヨーロッパGP、ドイツGPとルクセンブルクGP、イタリアGPとサンマリノGPの3れいおこなわれた。 極端きょくたんれいとしては、1982ねんアメリカで「アメリカ西にしGP」(ロングビーチ)・「デトロイトGP」(デトロイト)・「シーザーズ・パレスGP」(シーザーズ・パレス)という1こく3開催かいさいおこなわれた。

しかしながら、FIA2007ねん以降いこうは1こく1開催かいさい原則げんそく徹底てっていする方針ほうしんしめしており、同年どうねんから2014ねんまでドイツGPはニュルブルクリンク(2007ねん、2009ねん、2011ねん、2013ねん)とホッケンハイム(2008ねん、2010ねん、2012ねん、2014ねん)で交互こうご開催かいさいされたが、2015ねんはニュルブルクリンクの財政難ざいせいなんにより中止ちゅうしとなった。2008ねんからスペインのバレンシアでおこなわれたヨーロッパGPも2012ねん終了しゅうりょうし、2013ねんよりスペインでのF1開催かいさいはカタロニアのみとなった。2016ねんにヨーロッパGPがアゼルバイジャンではつ開催かいさいされたさいにその名称めいしょう復活ふっかつしたが、よく2017ねんからはアゼルバイジャンGPに名称めいしょう変更へんこうしている。

また、2007ねん日本にっぽんGPが富士ふじスピードウェイ開催かいさいされることがまると鈴鹿すずかサーキットべつ名称めいしょうでの開催かいさい継続けいぞく要請ようせいしたものの、原則げんそくもあってカレンダーからはずれた。なお、鈴鹿すずかサーキットにかぎらず、イモラでのサンマリノGP開催かいさいもこれをけて2006ねん開催かいさい最後さいごにカレンダーからはずれている。FOAバーニー・エクレストンは、2007ねんおよび2008ねん富士ふじスピードウェイで日本にっぽんGPを開催かいさいし、2009ねん以降いこう鈴鹿すずか富士ふじ隔年かくねん開催かいさいすることを発表はっぴょうしていたが、富士ふじのF1撤退てったいともない、2010ねん鈴鹿すずか開催かいさいされることとなった。2018ねんまでは鈴鹿すずかサーキットでの日本にっぽんGP開催かいさい契約けいやくむすばれていたものの、観客かんきゃく減少げんしょう影響えいきょう[144] で2019ねん以降いこう開催かいさいきびしい状況じょうきょうであった。そんななか、2018ねんからリバティメディアにF1の運営うんえいけんわったことにともなさい交渉こうしょう実施じっしされ、その結果けっか、2018ねん8がつ31にちに、2021ねんまでの開催かいさい継続けいぞく決定けっていしたと発表はっぴょうされた[145]

1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさい時代じだい(2020-)

編集へんしゅう

リバティメディアによりF1そのものが買収ばいしゅうされてから配信はいしん体制たいせい一新いっしんされたことにともない、いちこくいち開催かいさい破棄はきすることを以前いぜんから公言こうげんしていた。実現じつげんせいたかいのはアメリカでの2レース開催かいさいであり、テキサスしゅうオースティンでのGPにくわえてマイアミ市街地しがいちレースが新規しんき開催かいさいされるものとられていた[146]。その現地げんちのマイアミがF1開催かいさい承認しょうにん交渉こうしょうはじまったため[147]はやければ2019ねん10がつにマイアミグランプリが開催かいさいされ、その方針ほうしん実現じつげんする可能かのうせいがあった[148]。だが、地元じもと住民じゅうみんからの反対はんたいもあり2019ねんからの開催かいさい断念だんねん[149]。そのため、2020ねん以降いこう開催かいさい目指めざしていたが、マイアミ委員いいんかい当初とうしょ計画けいかくあん否決ひけつしてしまったため、計画けいかくいちから見直みなおすこととなった[150]。また、2020ねん新規しんき開催かいさいこくえた[151] ように、1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさい実行じっこうするためのハードルががりつつある。しかし、計画けいかく見直みなおしにより、開催かいさいNFLマイアミ・ドルフィンズ本拠地ほんきょちハードロック・スタジアム周辺しゅうへん変更へんこうされ、マイアミGP開催かいさい促進そくしんするどうチームの経営けいえいじんとリバティメディアとの交渉こうしょう進展しんてんし、同地どうちでの開催かいさい原則げんそく合意ごういした。2021ねんのアメリカGPの開催かいさいはオースティンでおこな意向いこう[152]であったものの、政治せいじてき支援しえん市議会しぎかい承認しょうにん必要ひつようだが、2021ねんからマイアミGPが開催かいさいされる実現じつげんせいたかまった[153]。ただし、新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう世界せかいてき流行りゅうこうによってこの計画けいかく自体じたい一旦いったん中断ちゅうだん[154]されたが、後述こうじゅつとおり、2022ねんからマイアミGPの開催かいさい決定けっていしている[155]よく2023ねんからラスベガスGPの開催かいさい決定けっていし、アメリカ国内こくないで3レースが開催かいさいされることになった[156]

その一方いっぽうでコロナウイルスの影響えいきょう当初とうしょ計画けいかくされていた2020ねん開催かいさいスケジュール[157]事実じじつじょう破綻はたん[158]。その関係かんけい当初とうしょ計画けいかくの2020ねん3がつからのシーズン開幕かいまくができなくなり、スケジュール見直みなおしの過程かていで1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさいあん浮上ふじょう[159]同年どうねん6がつにコロナウイルスに対応たいおうしたしんスケジュールが発表はっぴょうされ、7がつ開幕かいまくせんおこなわれることや1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさいふくまれたスケジュールであることが発表はっぴょう[160]され、最終さいしゅうてきには12かこくでのぜん17せんのスケジュールのうち4かこくで1こく複数ふくすうグランプリが開催かいさいされることとなった[161]。また、2020ねん12月に発表はっぴょうされた2021ねんのスケジュールの内容ないよう[162]段階だんかいでは、1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさいまれていなかったため、2020ねんのみの限定げんていばんという位置いちづけになるおもわれていた。ところが、2021ねんもコロナウイルスの影響えいきょうけ、それにともなうスケジュール変更へんこう[163][164]おこなわれたため、2021ねんも1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさいのスケジュールが実施じっしされることとなった。また、2021ねん4がつ後述こうじゅつのマイアミGPの開催かいさい正式せいしき決定けっていしたため、2022ねんから1こく複数ふくすうグランプリ開催かいさいのスケジュールが臨時りんじ導入どうにゅうされるかたちではなく、正式せいしき計画けいかくとして導入どうにゅうされることが決定けっていしている[155]

追加ついか決定けっていのレース

編集へんしゅう

今後こんご選手権せんしゅけん追加ついかされることが決定けっていしているレース

  • なし

追加ついか検討けんとうがなされたレース

編集へんしゅう

F1選手権せんしゅけんへの追加ついか検討けんとういちでもなされたレースイベントは以下いか

Formula One Paddock Club

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F1を代表だいひょうするグランプリの1つであり毎年まいとし世界中せかいじゅうのセレブリティーがおとずれることでも有名ゆうめいなモナコグランプリをはじめ、かくグランプリに「フォーミュラワン・パドッククラブ」とばれる特別とくべつ観戦かんせんエリアが設定せっていされている。「Formula One Paddock Club」は、各国かっこく有力ゆうりょくしゃ文化ぶんかじんなどのいわゆる「セレブリティー」がおとずれるなど、たんなるスポーツ観戦かんせんわくえた上流じょうりゅう階級かいきゅう社交しゃこうじょうの1つとして提供ていきょうされている。

このことは、F1がヨーロッパの文化ぶんか社交しゃこう根付ねついていることを象徴しょうちょうしているのみならず、最低さいていでも50まんえんえるたか入場にゅうじょう料金りょうきん設定せっていされているうえ、そのおおくがF1に多額たがく資金しきん注入ちゅうにゅうしている自動車じどうしゃメーカーやスポンサーけに提供ていきょうされていることから「多額たがく資金しきん投下とうかされ、商業しょうぎょうすす近年きんねんのF1を象徴しょうちょうしている」という指摘してきもある[175]

F1などのオープンホイールを題材だいざいとした作品さくひん

編集へんしゅう

F1のほか下位かいカテゴリ(F2F3F4)そのフォーミュラカー題材だいざいとした作品さくひんふくめている。

実写じっしゃ映画えいが・ドラマ

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漫画まんが・アニメ

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自動車じどうしゃ漫画まんが#モータースポーツを主題しゅだいにした作品さくひん参照さんしょう

Formula One Administration(FOA)との世界せかい独占どくせん契約けいやくもとづく公式こうしきゲームと、契約けいやくなしにつくられた非公式ひこうしきゲームがあり、公式こうしきゲームではマシン、チーム、ドライバーの実名じつめい登場とうじょうするのもある。

FOA公式こうしきのゲーム
非公式ひこうしきのゲーム

音楽おんがく

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小説しょうせつ

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日本にっぽんにおけるテレビ・インターネット中継ちゅうけい

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現在げんざい

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2024ねん現在げんざい地上波ちじょうはでの中継ちゅうけいおこなわれておらず、CS放送ほうそうおよびインターネット配信はいしんのみがおこなわれている。いずれも有料ゆうりょう配信はいしんされている。

CS放送ほうそう

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フジテレビNEXT」でぜんせんせい中継ちゅうけい金曜きんようフリー走行そうこう土曜どようフリー走行そうこう予選よせん決勝けっしょう)で放送ほうそうしている。フジテレビのスタジオにいる実況じっきょうアナウンサーともう2人ふたり解説かいせつしゃ森脇もりわきはじめきょう川井かわい一仁かずひとなど)ととも中継ちゅうけいおこなっている。

インターネット

編集へんしゅう

スポーツライブ配信はいしんサービス「DAZN」でぜんせんせい中継ちゅうけい金曜きんようフリー走行そうこう土曜どようフリー走行そうこう予選よせん決勝けっしょう)をおこなっており、さらにオンボードカメラ映像えいぞう下位かいカテゴリのF2F3きゅうGP3)のかくセッションと決勝けっしょうなま中継ちゅうけい配信はいしん関連かんれん番組ばんぐみ配信はいしんふくめて、サッシャ小倉おぐら茂徳しげのり中野なかの信治しんじなどの実況じっきょう解説かいせつ日本語にほんご中継ちゅうけいおこなっている[177][178]。なお、PCやスマートフォンのみならず、テレビでの観戦かんせん可能かのうである。

1986ねん以前いぜん

編集へんしゅう

1976ねんF1世界せかい選手権せんしゅけんイン・ジャパンと1977ねん日本にっぽんGPTBS中継ちゅうけいし、その1986ねんまでは、TBSがダイジェスト形式けいしき放送ほうそうおこなっていた。また、カーグラフィックTV当時とうじテレビ朝日てれびあさひBS朝日あさひ)でもぜんせんをダイジェスト形式けいしき放送ほうそうおこなっていたこともある。

1987-2011ねん

編集へんしゅう

1987ねんから日本にっぽんGP復活ふっかつすることや中嶋なかじまさとるのフルタイム参戦さんせんともない、フジテレビ日本にっぽんGPのみを中継ちゅうけいできる権利けんり購入こうにゅうしようとFIAにかけあった。しかし、FIAの放映ほうえいけん販売はんばい方針ほうしんとして、ひとつのグランプリだけをることをせず、すべてのグランプリの放映ほうえいけん一括いっかつ購入こうにゅうさせる方式ほうしきをとっていた。そのため、フジテレビはある意味いみにおいてはやむなく独占どくせん中継ちゅうけいけん取得しゅとくした。放映ほうえいけんりょうは30おくといわれた。同局どうきょくはそのさい日本にっぽんGPのかんむりスポンサー名称めいしょうは「フジテレビジョン日本にっぽんグランプリ」)にもなり、23年間ねんかんかんむりスポンサーを継続けいぞくしたが、リーマンショックにはしはっしたきょうあおりをけ、2010ねんかんむりスポンサーのした。

1991ねん日本にっぽんGP日曜日にちようびの20からというゴールデンタイムにテレビ放送ほうそうされ、バブル景気けいきしたにおける未曾有みぞうのF1ブームのうえに、日本人にっぽんじんはつのレギュラードライバーの中嶋なかじまさとる最後さいご日本にっぽんGP、セナとマンセルのタイトルあらそいといった要素ようそ影響えいきょうし、すでにレース終了しゅうりょうから5時間じかん以上いじょうってからの録画ろくが中継ちゅうけいというかたちにもかかわらず、20.8%(中部ちゅうぶ地域ちいきでは27.4%)のこう視聴しちょうりつをマーク。裏番組うらばんぐみであるNHKの大河たいがドラマとほぼおな視聴しちょうりつげ、関係かんけいしゃおどろかせ、日本にっぽんのF1ブームを象徴しょうちょうする出来事できごととなった。

2012-2015ねん

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1987ねんから25ねん放送ほうそうされてきた地上波ちじょうは放送ほうそうがスポンサーの減少げんしょうなどの理由りゆう終了しゅうりょうし、BSフジでの放送ほうそう移行いこうされることになった。CS放送ほうそうフジテレビNEXT)でのぜんセッションせい中継ちゅうけいはそれまでと同様どうよう継続けいぞくされた。

2014ねん、インターネット視聴しちょうサービス「フジテレビNEXT smart」でもなま中継ちゅうけい開始かいし地上波ちじょうは関東かんとうローカル)ですうせんごとにまとめたダイジェスト番組ばんぐみ放送ほうそうされた[179]

なま中継ちゅうけい

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1976ねん富士ふじスピードウェイでのF1にち本初ほんしょ開催かいさい決勝けっしょう模様もようはTBSが午後ごご3から録画ろくが映像えいぞう放送ほうそうする予定よていだったが、スタート順延じゅんえんのため結果けっかてきはつのTV中継ちゅうけいにしてはつなま中継ちゅうけいとなった[180]。しかし1987ねん鈴鹿すずかサーキットにうつって以降いこうは、F1とおなじくフジテレビ系列けいれつ放送ほうそうする日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかい日曜日にちようびのメインレースと時間じかんたいかさなるためなま中継ちゅうけいができず、日本にっぽん国外こくがいではなま中継ちゅうけいおこなわれながら開催かいさいこくでは同日どうじつよるのゴールデンタイム・プライムタイムでの録画ろくが放送ほうそうしかられないと状況じょうきょう長年ながねんつづいていた。1994ねんパシフィックGP日本にっぽん国内こくない開催かいさいのF1グランプリレースとしてはじめてフジテレビ系列けいれつなま中継ちゅうけいされたが、このときはレーススタート時間じかんが1230ふんであったことで、中央ちゅうおう競馬けいば中継ちゅうけいとのバッティングがけられることによって実現じつげんしたものであった。しかしそのながく、日本にっぽん国内こくない開催かいさいのF1グランプリレースが地上波ちじょうはなま中継ちゅうけいされることはなかった。

2005ねんに、フジテレビが放送ほうそう開始かいししてはじめて日本にっぽんGPの地上波ちじょうはせい中継ちゅうけい実現じつげんした。ファイナルラップでマクラーレンキミ・ライコネンルノージャンカルロ・フィジケラくという、1と2逆転ぎゃくてんげきがあったことなどにより平均へいきん視聴しちょうりつ10.3%(関東かんとう地区ちく)とまずまずの結果けっかのこしたことから2006ねん以降いこう地上波ちじょうはせい中継ちゅうけい継続けいぞくされた。

2007ねん9がつ30にち日本にっぽんGPは日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかいGI競走きょうそうスプリンターズステークスかさなることからどうなるか注目ちゅうもくされたが、日本にっぽんGPのなま中継ちゅうけいは1310ふん - 1515ふん最大さいだい延長えんちょう1535ふんまで)となり、レギュラーの競馬けいば中継ちゅうけい時間じかん一部いちぶかさなることになるが、F1・競馬けいばりょうレースをなま中継ちゅうけいするにはほぼ問題もんだいないスケジュールとなった。しかし日本にっぽんGPがあめ影響えいきょうでレース時間じかん延長えんちょうになり、1535ふんまでF1が中継ちゅうけいされ、トップ3記者きしゃ会見かいけんのカット、また競馬けいばもパドックやほん馬場ばば入場にゅうじょうのカットなどの影響えいきょうがあった。

2009ねんもGIスプリンターズステークスとかさなったが、スプリンターズステークスの発走はっそう時刻じこく通常つうじょうのGI発走はっそう時刻じこくより5ふんおそく1545ふんとすることで回避かいひはかられた。

2010ねん日本にっぽんGPのレーススタート時刻じこくが15変更へんこうされ、中央ちゅうおう競馬けいば中継ちゅうけい(みんなのKEIBA)と時刻じこくこうむることとなったが、中央ちゅうおう競馬けいば中継ちゅうけいのための規約きやく関係かんけいじょう、みんなのKEIBAを放送ほうそう休止きゅうしにはできないため、日本にっぽんGPは16からの録画ろくが放送ほうそう変更へんこうとなった。

海外かいがいグランプリではカナダGPブラジルGPなど南北なんぼくアメリカ開催かいさいされるレースが時差じさ関係かんけいからなま中継ちゅうけいされていたが、1992ねんのメキシコGPとカナダGPはなま中継ちゅうけいではなく、月曜げつようあさ録画ろくが放送ほうそう)・月曜げつよう深夜しんや(ダイジェスト)の2かい放送ほうそうされていた。また、1999ねんと2006ねんオーストラリアGPなま中継ちゅうけい放送ほうそうされている(2006ねんのこり3しゅうあたりからなま中継ちゅうけい)。ヨーロッパにおいて開催かいさいされるレースは、レース時間じかん日本にっぽんにおけるゴールデンタイム、プライムタイムとかさなり、その時間じかんたい相応ふさわしいたか視聴しちょうりつのぞめないために地上波ちじょうはでのなま中継ちゅうけいおこなわれることはなかった。

CS放送ほうそう

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CS放送ほうそうぜんせんせい中継ちゅうけい金曜きんようフリー走行そうこう土曜どようフリー走行そうこう予選よせん決勝けっしょう)で、地上波ちじょうはとはべつ実況じっきょう解説かいせつしゃにて放送ほうそうという形態けいたいをとった。今宮いまみやじゅん川井かわい一仁かずひと現地げんちのスタジオで、フジテレビのスタジオにいる実況じっきょうアナウンサーともう一人ひとり解説かいせつしゃ森脇もりわきはじめきょう熊倉くまくら重春しげはる小倉おぐら茂徳しげのりなど)ととも中継ちゅうけいおこなった。(2018ねん現在げんざいでは一部いちぶのグランプリ以外いがい現地げんちでなくフジテレビのスタジオに実況じっきょうアナ・すべての解説かいせつしゃそろうという形態けいたい)なお音声おんせいえにより、解説かいせつ実況じっきょうのない現地げんち音声おんせいのみでたのしむことができる。

2016ねん - 2022ねん

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2016ねん - 2022ねんのアジアでのF1放映ほうえいけんFOXスポーツ獲得かくとくしており、日本にっぽんでF1中継ちゅうけい継続けいぞくされるかが注目ちゅうもくされたが、2016ねん2がつにフジテレビが放映ほうえいけん獲得かくとくしたと発表はっぴょうした。しかし、FOXからの購入こうにゅうというかたちでの獲得かくとくだったため、契約けいやくじょうBSフジでの放送ほうそう不可能ふかのうになり(ただし、日本にっぽんGPのみBSフジで録画ろくが放送ほうそうされた)、中継ちゅうけいはCS放送ほうそうのみとなった。

2023ねん2がつ23にちに、2025ねんまでの放映ほうえいけん獲得かくとくしたことが発表はっぴょうされた[181]

インターネット中継ちゅうけい

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インターネットでの中継ちゅうけい配信はいしんは2013ねんソフトバンク傘下さんかのTVバンクとイギリスのZume Motor Racingが「Formula 1 on Zume」としてパソコンおよiPadけに2013ねん7がつよりサービスを開始かいし[182]国際こくさい映像えいぞうだけでなくオンボードカメラやピットレーンの映像えいぞうえられるかたち提供ていきょうしていたが、2013ねんシーズンかぎりでサービスを終了しゅうりょうした。2015ねんまでは「フジテレビNEXTSmart」単独たんどく契約けいやくでも試聴しちょう可能かのうだったが、2016ねんからは前述ぜんじゅつ放映ほうえいけん変更へんこうともない、CS契約けいやくしゃのみがネットでもられるかたち変更へんこうされている[183]

2016ねん8がつからは、イギリスのスポーツライブ配信はいしんサービス「DAZN」の日本にっぽんでのサービスを開始かいし。F1のぜんセッションおよびオンボードカメラ映像えいぞう下位かいカテゴリのF2、F3のなま中継ちゅうけい配信はいしん関連かんれん番組ばんぐみ配信はいしん日本語にほんご実施じっししている[177]ChromecastやAir Stick 4Kといったキャストデバイスを使つかえば、テレビ画面がめん視聴しちょうすることも可能かのうである[184]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ その影響えいきょうで、「F1」はモータースポーツ以外いがいにも、パワーボートアメリカズカップを「うみのF1」、レッドブル・エアレース・ワールドシリーズを「そらのF1」、ボブスレーを「氷上ひかみのF1」としょうするなど、トップカテゴリーの代名詞だいめいしとして使つかわれることがある。
  2. ^ かつてはティレル・P34のような6りんみとめられていたが、1983ねん以降いこうは4りん1人ひとりフォーミュラカーかぎられている。
  3. ^ なお、FIAが主催しゅさいするよんりん自動車じどうしゃ競技きょうぎ世界せかい選手権せんしゅけんは、F1のほか世界せかいラリー選手権せんしゅけん (WRC)、世界せかいツーリングカー選手権せんしゅけん (WTCC)、世界せかい耐久たいきゅう選手権せんしゅけん (WEC)、フォーミュラE世界せかいラリークロス選手権せんしゅけん (WorldRX)がある。
  4. ^ げんときのシーズンでタイトルあらそいをしていたF1ドライバーは事実じじつじょう参戦さんせんしておらず、ほとんど名目めいもくじょうのものであった。
  5. ^ ぎゃくに1970年代ねんだい-1980年代ねんだいにはアメリカで1こく複数ふくすう開催かいさい後述こうじゅつ)がおこなわれた時期じきもある。その一方いっぽうで1957ねんまでは域外いきがいのレースは前述ぜんじゅつふたつのみで、ヨーロッパ地域ちいき以外いがいのレースが複数ふくすうおこなわれるようになったのは1958ねんからであった。
  6. ^ イタリアはイモラ開催かいさい1980ねん以外いがいモンツァでの開催かいさい
  7. ^ F1の公式こうしき発表はっぴょうによると、2017ねん観客かんきゃく動員どういん総数そうすうは2016ねんやく8.8パーセント増加ぞうかした。2017ねん観客かんきゃく動員どういんすうもっとおおかったカナダGP、イギリスGP、メキシコGPのかくレースでの来場らいじょうしゃすう(3日間にちかん合計ごうけい)はやく34まん-36まんにんだった。同年どうねん日本にっぽんGPの3日間にちかん合計ごうけい来場らいじょうしゃすうやく13まん7000にんであり、ぜん20レースちゅう4番目ばんめすくなかった。F1公式こうしきウェブサイト(2017ねん12月8にち参照さんしょう
  8. ^ フランスは1950ねんから開催かいさいされ、1955ねん休止きゅうしはさんでから(コースの変更へんこうはあったものの)2008ねんまで休止きゅうしせず開催かいさいされていた。
  9. ^ 表向おもてむきは負担ふたん限界げんかい観客かんきゃくすう低下ていかとなっているが、実際じっさいはシンガポールGPとの観客かんきゃく共食ともぐいなどの減少げんしょうした収益しゅうえき回復かいふくできなかったことが原因げんいんとされている。F1、中国ちゅうごくでのグランプリ開催かいさいすう増加ぞうか検討けんとううすれゆく日本にっぽんGPの存在そんざいかん”. formula1-data.com (2019ねん1がつ24にち). 2019ねん2がつ18にち閲覧えつらん
  10. ^ かり長期ちょうき開催かいさい予定よていとなっているGPでも、開催かいさい事実じじつじょう保障ほしょうされているのはモナコGPぐらいで、カナダGPのような長期ちょうき開催かいさい契約けいやくむすばれていても、イギリスGPのように長期ちょうき契約けいやくむすびながら中途ちゅうと契約けいやく解除かいじょもう事例じれいもあり、安泰あんたいとはえない状況じょうきょうである。
  11. ^ 1967ねんぜん11せんとなったのをきっかけに増加ぞうか傾向けいこうとなり、1977ねんには当時とうじ最多さいたぜん17せん開催かいさいされた。
  12. ^ 1977ねんをピークにいったんは減少げんしょう傾向けいこうとなり、1980ねんにはぜん14せんまで縮小しゅくしょうした。だが、1981ねんから増加ぞうかてんじたものの、開催かいさいすう自体じたいは2003ねんまで16せん前後ぜんこう推移すいいした。
  13. ^ 2005ねんぜん19せんのぞけば、2004ねんから2009ねんあいだは18せん前後ぜんこう増加ぞうか。2010ねんから2015ねんあいだぜん19せん増加ぞうか。このあいだの2012ねんのみ当時とうじ最多さいたぜん20せん記録きろくした。
  14. ^ 2019ねん終了しゅうりょう予定よていであったのは、イギリスGP、イタリアGP、スペインGP、ドイツGP、メキシコGPの5つだが、イギリスGPとイタリアGPについては終了しゅうりょうしないという見込みこみであり、の3つは財政ざいせい支援しえんられることから、その3つがなくなるとられていた。
  15. ^ 暫定ざんていカレンダー発表はっぴょうまでに延長えんちょう契約けいやくむすばれなかったドイツGPが消滅しょうめつするかたちとなった。
  16. ^ ただし、2020ねん開催かいさいすうこそすくなくえるが、ぜん17せんとしておこなわれた直近ちょっきんのシーズンは2009ねんだが、このとしはサマーブレイク期間きかんみでやく7かげつ未満みまん日程にっていぜん17せんだったのにたいし、2020ねん感染かんせんしょう影響えいきょうでサマーブレイク期間きかんもうけないかたちでのやく6かげつ未満みまん日程にっていぜん17せんなため、スケジュールてきには2020ねんのほうが過密かみつとなっている。
  17. ^ コンストラクターにはチームと意味合いみあいはふくまれていが、2005ねん現在げんざいではレギュレーションに『チームと車体しゃたい製造せいぞうしゃ同一どういつでなければならない』と記載きさいされており、ルールじょう同様どうよう意味合いみあいとなっている。
  18. ^ 2015ねんオーストラリアGPではマノー・マルシャの2だい予選よせんQ1に出走しゅっそうしなかったため、Q1ノックアウトは3だい(16-18)。
  19. ^ 2020ねんからエンジン、ターボチャージャー、MGU-K、MGU-Hは年間ねんかん3、バッテリー、電子でんし制御せいぎょ装置そうち年間ねんかん2
  20. ^ 1つのコンポーネントの場合ばあい10グリッド、2つ以降いこうは5グリッド。
  21. ^ 例外れいがいとして特定とくていのコーナーにおいて、4りんすべてが縁石えんせきえた場合ばあい当該とうがい周回しゅうかいしたタイムが無効むこうになる。
  22. ^ 2012ねんアブダビGPでのセバスチャン・ベッテルのように、予選よせん結果けっかけて、作戦さくせんじょうピットレーンスタートを選択せんたくする場合ばあいもある。
  23. ^ 審議しんぎには「フリー走行そうこうでのタイム」「こんシーズンのレースの走行そうこうペース」などといった要素ようそ考慮こうりょされている。またマシントラブルやアクシデントで走行そうこうできず予選よせんノータイムや107%を超過ちょうかするタイムとなった場合ばあい審議しんぎ対象たいしょうとなる。
  24. ^ 1988ねん日本にっぽんグランプリでは予選よせん5のタイムが1ふん43びょう693で2めいならび、さきにタイムをしたネルソン・ピケが5中嶋なかじまさとるが6になった。また1997ねんヨーロッパグランプリではトップ3めいが1ふん21びょう072のどうタイムでならび、タイムを記録きろくしたじゅんでポールポジションからジャック・ヴィルヌーヴミハエル・シューマッハハインツ・ハラルド・フレンツェンじゅんでグリッドにいた。
  25. ^ 2017ねんイタリアグランプリでは予選よせん4だったランス・ストロールがグリッドペナルティの影響えいきょう予選よせん2がった。
  26. ^ 2022ねんかんしては、スプリントで1になっても決勝けっしょうでPPスタートの権利けんりられるわけではない。
  27. ^ 2011ねんカナダグランプリでは、大雨おおあめによる赤旗あかはた中断ちゅうだんをはさみながらもりはおこなわれず、セーフティーカー走行そうこう周回しゅうかいもありながらも予定よてい周回しゅうかいすう走破そうはしたため、決勝けっしょうのレース時間じかんとしては4あいだえたレースとして記録きろくされている。
  28. ^ フェニックス市街地しがいちおこなわれたアメリカGP代表だいひょうれい1989ねん本来ほんらい81しゅうのところが75しゅうり、優勝ゆうしょうタイム2あいだ1ふん33びょう133。よく1990ねんでは72しゅう短縮たんしゅく)。
  29. ^ ただし、雨天うてんなどスタンディングスタートでおこなうリスクがたかいと判断はんだんされた場合ばあいは、セーフティカーの先導せんどうによるローリングスタートがおこなわれる場合ばあいもある。
  30. ^ ローラダラーラなどのシャシーメーカに製作せいさく依頼いらいすることは可能かのうだが、その場合ばあいもそのシャシーをチームと共用きょうようすることはできない。
  31. ^ V6ハイブリッドターボ時代じだいの3チームとえば、メルセデス・フェラーリ・レッドブルとなる。
  32. ^ 前年ぜんねんのドライバーズランキング総合そうごう優勝ゆうしょうしゃ在籍ざいせきするチームに1(前年ぜんねんのドライバーズランキング総合そうごう優勝ゆうしょうしゃ)・2があたえられ、以降いこうはコンストラクターズランキング上位じょういより3・4、5・6・・・とてられていた。
  33. ^ デ・チェザリスの史上しじょう最年少さいねんしょうPP記録きろくは22さいと308にちである。この記録きろく更新こうしん1968ねんのドイツグランプリにて史上しじょう最年少さいねんしょうPPを記録きろくしたジャッキー・イクス(23さいと216にち以来いらいじつに14ねんぶりの快挙かいきょであった。なお、デ・チェザリスの記録きろくやぶったのは1994ねんベルギーグランプリにてルーベンス・バリチェロ記録きろくした22さいと97にちであり、デ・チェザリスは12年間ねんかん最年少さいねんしょうPP記録きろく保持ほじつづけていた。
  34. ^ これはザウバーに所属しょぞくした歴代れきだいドライバーのなか最高さいこう最多さいた回数かいすうである
  35. ^ とく完走かんそうりつ非常ひじょうたかく、2017ねんまでの4年間ねんかんでは、93.5%(決勝けっしょう進出しんしゅつした78戦中せんちゅう73せん完走かんそう)という記録きろくほこる。
  36. ^ そもそも、F1の歴史れきしてきれば、F3からF1といったジャンプアップしたれいめずらしいものではなく、ストロール特有とくゆう出来事できごとではない。
  37. ^ おなじウィリアムズのドライバーでれば、持参じさんきん以外いがいてんではバルテリ・ボッタスたようなキャリアとなっている。
  38. ^ 当時とうじ3きょうばれるチーム以外いがいでは唯一ゆいいつ表彰台ひょうしょうだい獲得かくとく
  39. ^ ヨーロッパで人気にんきがあるほかのスポーツとしてはサッカーげられる。
  40. ^ V6ハイブリッドターボ時代じだいの3チームとえば、メルセデス・フェラーリ・レッドブルとなる。
  41. ^ 2017ねんだい8せんランス・ストロール、2018ねんだい4せんセルジオ・ペレス表彰台ひょうしょうだい獲得かくとくしただけであった。
  42. ^ ほかにも2007ねん開催かいさい直接的ちょくせつてき要因よういん開催かいさいコース変更へんこうともな集客しゅうきゃくりつ変化へんかだが、間接かんせつてき要因よういん運営うんえいがわ不手際ふてぎわ頻発ひんぱつし、観戦かんせんしゃより民事みんじ訴訟そしょうきる事態じたいになったうえ、競技きょうぎめんでもトラブルが頻発ひんぱつしてしまった。また、それが影響えいきょうし、2008ねん富士ふじスピードウェイの日本にっぽんGPにおいてはその対策たいさくほどこしたものの、前述ぜんじゅつのイメージ低下ていか払拭ふっしょくすることができず、入場にゅうじょうしゃすう低下ていかまねいためんもある(ただ、2008ねんについては、決勝けっしょう観客かんきゃく動員どういんすうを14まんにんから11まんにん相当そうとう縮小しゅくしょうする対策たいさくをとった影響えいきょうもあり、分母ぶんぼったぶんだけ入場にゅうじょうすうったという見方みかたもできる)。
  43. ^ 無料むりょう放送ほうそうについては、F1総集編そうしゅうへん2009ねんシーズンぶんで、生放送なまほうそう2011ねんシーズンをもっ終了しゅうりょう2012ねんから2015ねんまではBSフジにて編集へんしゅうされた録画ろくが放送ほうそう視聴しちょう可能かのうであったものの、事実じじつじょう2012ねんシーズンからは有料ゆうりょう放送ほうそうのみとなった。ただし、F1総集編そうしゅうへんについては2014ねん2015ねんシーズンぶんのみBSフジで放送ほうそうされた。
  44. ^ アゼルバイジャンでは重複じゅうふくするF1のレースがく、「アゼルバイジャンGP」の名称めいしょうでも開催かいさい可能かのうだったが、開催かいさい初年度しょねんどの2016ねんのみ「ヨーロッパGP」の名称めいしょう使用しようした

出典しゅってん

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