3DO
3DO(スリーディーオー)は、
- かつて
存在 したアメリカのコンピュータゲーム開発 企業 であるThe 3DO Company 同社 の提唱 したマルチメディア端末 規格 である3DO system- 3DO
規格 を満 たしたマルチメディア機 である3DO Interactive Multiplayer
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メーカー |
(ライセンス |
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CD-ROM | |
メモリーユニット | |
コントローラ | ケーブル |
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3DO TRY 3DO ALIVE 3DOブラスター | |
3DO M2(Panasonic M2) |
The 3DO Company
The 3DO Companyは、1990
1993
3DO社 の主 なゲームソフト
突撃 !アーミーマン史上 最小 の作戦 - マイト・アンド・マジックシリーズ
- Meridian 59
- Cubix Robots for Everyone
歴史
ライセンシーである
3DO REALは
1995
3DOの
次世代 機 の頓挫
1996
なお、
ハードウェア
この |
仕様
- CPU : 32ビットRISCプロセッサ ARM60(12.5MHz)
- メモリ : メイン2MB,VRAM 1MB,SRAM 32KB[バッテリーバックアップ(3DO REAL IIではCR2032を
使用 )] - バス
速度 : 50MB/秒 - DMA : 24ch
描画 速度 : 6400万 ピクセル/秒 解像度 : 640ドット×480ライン- カラー
機能 :最大 1,670万 色 、32,000色 同時 発色 - ポリゴン
機能 : テクスチャマッピング、グーローシェーディング - サウンド : DSP
- CD-ROMドライブ :
倍速
- 3DO REAL(FZ-1)に
実装 されているLSI -
ARM60 CPU(VY86C06020FC-2)
※下記 FZ-10と同様 にP60ARMが実装 されているものもある。 -
MADAM(6SC700HF101)
-
CLIO(6SC800HF103)
-
3DO REALのグラフィックチップ"Clio"。3DOのロゴが
刻印 されている
- 3DO REAL II(FZ-10)に
実装 されているLSI -
ARM60 CPU(P60ARM)
-
MADAM(6SC700HF101)
-
CLIO(6SC800HF103)
バリエーション
- Panasonic FZ-1 R.E.A.L. 3DO Interactive Multiplayer
通称 は「3DO REAL」- 1994
年 3月 20日 に日本 で発売 。予価 79,800円 、発売 価格 54,800円 。アジア、北米 、ヨーロッパでも発売 。当時 最新 のIBM-PCより動画 処理 能力 に優 れており、サウンドを同時 に鳴 らすことも可能 だった。サウンドは、CD音声 とPCM音源 の利用 が可能 で、これまでIBM-PCやゲームセンターでしか楽 しめなかったゲームが、家庭 で遊 べるようになった[4]。 世界 で[4]最初 に登場 した3DO端 末 であり、北米 市場 で$699.99で販売 された。1994年 に$399.99に値下 げされた[5]。- トレイ
式 CD-ROMドライブには、その当時 松下寿電子工業 が生産 し、コンパックやApple ComputerなどPCベンダー各社 に供給 されていたCR-503系 のドライブが搭載 されていた。 - ROBO
- 「3DO ROBO」ではなく「ROBO」が
正式 名称 日本 で発売 。FZ-1のカスタム仕様 で双葉電子工業 の子会社 であるナイステック社 がラブホテルに納入 するために500台 製作 したもの[6]。- ビデオCDアダプタが
標準 で付属 し、予 め5枚 のCDを磁力 で持 ち上 げて取 り付 け、CDを切 り替 えて使用 出来 る。一般 には出回 っていないが、一時 秋葉原 等 で少量 売 られていた。 - Panasonic FZ-10 R.E.A.L. 3DO Interactive Multiplayer
通称 は「3DO REAL II」- 1994
年 11月11日 に日本 で発売 。44,800円 、1995年 夏 頃 からオープン価格 。北米 、ヨーロッパでも発売 。 - FZ-1の
後継 機 として、より低 価格 化 、スリム化 、軽量 化 がなされた。CDドライブをトップローディング式 へ変更 し、倍速 CD-ROMの駆動 回路 や電子 回路 の集積 化 などでコストダウンをした。内部 メモリマネージャーが付 いており、LEDとコントローラ接続 端子 の位置 が変更 されている。コントローラもFZ-1より軽量 化 ・小型 化 されており、ヘッドホン出力 端子 は削除 された。 - Sanyo IMP-21J TRY 3DO Interactive Multiplayer
通称 は「3DO TRY」- 1994
年 10月1日 に日本 で発売 [7]。発売 価格 54,800円 。1995年 夏 頃 からオープン価格 - フロントローディング
式 だが、読 み取 りレンズがトレイについている[8]。 - Goldstar GDO-101M 3DO Interactive Multiplayer
通称 は「3DO ALIVE」- 1994
年 に韓国 、北米 、ヨーロッパで発売 。 形状 的 にはFZ-1に似 ているが、ハード的 には仕様 が違 う。また、ファイルの処理 数 の制限 のために、いくつかのソフトが動 かないとの報告 がある。- Goldstar GDO-203P 3DO Interactive Multiplayer
通称 は「3DO ALIVE II」韓国 で発売 。本 機 発売 中 にGoldstarの社名 がLGに変更 されたため、後期 の製品 はLGの名義 で販売 された。- SAMSUNG 3DO
発売 中止 。- VHSビデオデッキの
様 なデザイン。本体 内部 にビデオCDアダプター接続 専用 のスペースがある。従来 機 ではオプション扱 いだったMPEGデコーダを内蔵 している。 - Creative 3DO Blaster
- PC
用 のISA拡張 カードの形式 で販売 された。PCで3DO用 ゲームを楽 しむため、2倍 速 CD-ROMとコントローラーが付属 している。
周辺 機器
- 3DOコントロールパッド(Panasonic FZ-JP1X/FZ-JP2X)
標準 のコントロールパッド。パッド上部 に別 のパッドを接続 するためのコネクタを備 えており、デイジーチェーンで8台 まで接続 できる。FZ-JP1Xの手前 側 にはステレオヘッドフォン端子 と音量 ボリュームがあり、ヘッドホンを挿 すことで音 がモニターできる。- 3DOマウス(Panasonic FZ-JM1)
- 3DO
専用 のマウス。『レミングス』など、マウス対応 のソフトでのみ使用 可能 [8]。 - デジタルスティックコントローラー
- アーケードゲーム
仕様 のコントローラー。(Panasonic FZ-JS1) - 6ボタンコントロールパッド(Panasonic FZ-JJ1XP)
- スーパーファミコン
用 コントローラー「カプコンパッドソルジャー」の3DO版 。 - メモリーユニット(Panasonic FZ-EM256)
- ゲームのセーブデータを
保存 しておくための外部 補助 記憶 装置 。容量 は256KBで、本体 内蔵 メモリーの8倍 の容量 である。 - ビデオCDアダプタ(Panasonic FZ-FV1)
- ビデオCDを
再生 するのに必要 なアダプタ。COMPACT DISC DIGITAL VIDEO、VIDEO CD、3DO DIGITAL VIDEO対応 。Panasonic 3DO REAL(FZ-1)専用 。 - ビデオCDアダプタ(Panasonic FZ-FV1A)
上記 FZ-FV1のVCD Ver.2.0、PBC(プレイバックコントロール)機能 対応 版 。- ビデオCDアダプター
用 電源 (Panasonic FZ-AA103) 上記 FZ-FV1、FZ-FV1Aの電源 。- ビデオCDアダプタ(Panasonic FZ-FV10)
- FZ-10
専用 ビデオCDアダプタ。 - 3DO
用 互換 アダプター 3D ZERO SUPER NES CONTROLLER ADAPTOR FOR 3DO(SUPERUFO F-952) 本体 とパッドの間 につなげる事 でスーパーファミコンのコントローラーが使 えるようにするコンバーター。[9]- カラオケミキサー(Panasonic FZ-AKI)
- REALに
接続 するだけで本格 的 なカラオケが楽 しめる。2本 のマイクが接続 可能 。エコーやボーカルキャンセルなどの機能 も搭載 されている。カラオケを楽 しむには専用 のCDソフトが必要 [8]。 推奨 マイク(RP-VK-90-K)- ステレオヘッドホン(RP-HT950-H)
- ビデオプリンター(NV-NP7)
ソフトタイトル
The 3DO Companyの
3DOはEAの
フューチャー・パイレーツの
カプコンが
1995
なお、
3DOでは
3DOソフトとして
レイティング
- E
- アイコンは
緑 。一般 向 。
- 16
- アイコンは
黄 。16歳 未満 不適 。過激 な暴力 ・猟奇 的 描写 が含 まれるタイトル、AOよりも性的 描写 が軽微 なタイトルに指定 。
- AO
評価
1994
しかし、ハードのプロモーションを
そのため
3DOはEAの
このように
脚注
注釈
出典
- ^ a b オークラ
出版 「家庭 用 ゲーム機 興亡 史 」167頁 - ^ a b ウワーマン (2020
年 3月 20日 ). “3DO REALが日本 で発売 された日 。『スパIIX』や『Dの食卓 』、『ポリスノーツ』がいち早 く遊 べた大手 電機 メーカー開発 の変 わり種 ハード【今日 は何 の日 ?】”.ファミ通 . KADOKAWA. 2020年 5月 30日 閲覧 。 - ^ 「
松下 、リアル販売 不振 の現実 -マルチメディア事業 戦略 に暗雲 」日経 産業 新聞 、1994年 8月 31日 、1頁 。 - ^ a b 『
電撃 王 3DOマシン第 1号 アメリカで10月 発売 !』通巻 9号 、メディアワークス、1993年 10月 1日 、26頁 。 - ^ Markoff, John (December 11 1994). “For 3DO, a Make-or-Break Season”. New York Times 2007
年 12月31日 閲覧 。. - ^ ROBO (3DO)
- ^
週刊 ファミコン通信 no.330.株式会社 アスキー. (1995年 4月 14日 ). p. 74 - ^ a b c 『
電撃 王 マルチに楽 しむ3DO大 研究 』通巻 31号 、メディアワークス、1995年 3月 1日 、152,153,頁 。 - ^
週刊 ファミコン通信 no.328.株式会社 アスキー. (1995年 3月 31日 ). p. 115 - ^
小島 秀夫 が「HIDECHAN! ラジオ」にて発言 している。 - ^
相田 洋 ;大 墻敦 (1997-01-20).新 ・電子 立国 〈4〉ビデオゲーム・巨富 の攻防 .日本 放送 出版 協会 . pp. 261-265
関連 項目
松下電器産業 のハード- MSXturboR - 1990
年 に発表 されたパソコンの規格 。参入 したのは松下電器産業 のみで、事実 上 、松下 のハードだった。 - Panasonic Q - 2001
年 に松下電器産業 が発売 したニンテンドーゲームキューブ互換 マルチメディア機 。ちなみにこの時代 の「マルチメディア」とは「DVDビデオ再生 対応 」という意味 。 - The Jungle - 2010
年 にパナソニックが発表 した携帯 型 ゲーム機 。2011年 に市場 の変化 により発売 を断念 したとのアナウンスがあった。
- MSXturboR - 1990
同 時期 のマルチメディア機
- Mana(マナ) - ギタリスト・シンセシスト・
音楽 プロデューサー。3DOに造詣 が深 い。
外部 リンク
- 3DO BLASTER - Internetアーカイブ
保管 。 - 3DO SOFT MUSEUM