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自動車産業 - Wikipedia

自動車じどうしゃ産業さんぎょう

自動車じどうしゃおよび自動車じどうしゃ部品ぶひん生産せいさん販売はんばい利用りよう整備せいび関連かんれんした産業さんぎょう
自動車じどうしゃ > 自動車じどうしゃ産業さんぎょう

自動車じどうしゃ産業さんぎょう(じどうしゃさんぎょう)とは、自動車じどうしゃおよび自動車じどうしゃ部品ぶひん生産せいさん販売はんばい利用りよう整備せいび関連かんれんした産業さんぎょう[1]

2013ねん12月時点じてんでのくにべつ対数たいすう目盛めもりによる自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすう

自動車じどうしゃ産業さんぎょうは、関連かんれん産業さんぎょう裾野すそのひろ経済けいざい波及はきゅう効果こうかおおきいため、基幹きかん産業さんぎょう[2]として欧米おうべい日本にっぽんといった工業こうぎょうこく経済けいざい重要じゅうよう位置いちめている。自動車じどうしゃ関連かんれん産業さんぎょう鉄鋼てっこう金属きんぞく軽金属けいきんぞくガラスゴムプラスチックかわなどの石油せきゆ化学かがくしな半導体はんどうたいなどの原材料げんざいりょう鋳造ちゅうぞうなどの加工かこう技術ぎじゅつ電子でんし機器きき制御せいぎょおこなコンピュータソフト宣伝せんでん広告こうこくおこなマスコミ販売はんばいおこな自動車じどうしゃ販売はんばいてんのほか、運輸うんゆぎょうガソリンスタンド自動車じどうしゃ整備せいびぎょう一般いっぱん道路どうろ高速こうそく道路どうろ建設けんせつ整備せいび自動車じどうしゃ保険ほけん加入かにゅう自動車じどうしゃ教習所きょうしゅうじょ講習こうしゅう自動車じどうしゃ運転うんてん免許めんきょ新規しんき作成さくせい更新こうしん、さらには駐車ちゅうしゃじょう建設けんせつ経営けいえいレンタカー事業じぎょうなどと多岐たきにわたる。また、間接かんせつてきなライバルとなる公共こうきょう交通こうつう機関きかんへのプレッシャーもかけられる。

現代げんだい自動車じどうしゃメーカーは開発かいはつ設計せっけいとエンジンなど基幹きかん部品ぶひん製造せいぞう注力ちゅうりょくし、部品ぶひん下請したう企業きぎょう発注はっちゅうするのが一般いっぱんてきである。基本きほんてきには最終さいしゅう組立くみたて自社じしゃおこなうが、増産ぞうさんのために外部がいぶ委託いたくする場合ばあいもあり、ヴァルメト・オートモーティブマグナ・シュタイアなどは自社じしゃブランドをたず大手おおてメーカーからてをっている。また専門せんもんてき技術ぎじゅつのアドバイスや車体しゃたいデザインにとくした企業きぎょう存在そんざいする。

世界せかい自動車じどうしゃ生産せいさん[3]
1950ねんからの各国かっこく自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすう推移すいいせんだい
各国かっこくだい世界せかい大戦たいせん復興ふっこう達成たっせいされた1960年代ねんだいには生産せいさん台数だいすう急増きゅうぞうしたが、1970年代ねんだいにはすうにわたる石油せきゆ危機きき燃料ねんりょう高騰こうとう)や強化きょうかされはじめた排出はいしゅつガス規制きせいなどもあり、生産せいさん低迷ていめいした。1980年代ねんだいにはかくメーカーによる現地げんち生産せいさんはじまり、1990年代ねんだいにはその割合わりあい増加ぞうかしていった。21世紀せいきはい新興しんこう工業こうぎょうこくとく中国ちゅうごく韓国かんこくインドおおきく生産せいさん台数だいすうばしている。それにはんして先進せんしんこくでの生産せいさん台数だいすうよこばいから減少げんしょう傾向けいこうにある。2009ねんには世界せかい金融きんゆう危機ききはしはっしたきょうからアメリカ中心ちゅうしん生産せいさん台数だいすう激減げきげんした。
1950ねんからの各国かっこく生産せいさん台数だいすう占有せんゆうりつ推移すいい

1950ねんまで; アメリカが80 %以上いじょう自動車じどうしゃ生産せいさん

1950年代ねんだい; イギリス西にしドイツフランスイタリア生産せいさんさい参入さんにゅう

1960年代ねんだい; 日本にっぽん製造せいぞう開始かいしして1980年代ねんだいまで増加ぞうか。 1980年代ねんだいまつまではアメリカ、日本にっぽん西にしドイツ、フランス、イギリス、イタリアの6ヶ国かこく全体ぜんたいやく80 %を生産せいさん

1990年代ねんだい; 韓国かんこく大量たいりょう生産せいさんし、2004ねんにフランスをいて5となる

2000年代ねんだい; 中国ちゅうごく大幅おおはば生産せいさんすう増加ぞうか2009ねんには世界せかい最大さいだい生産せいさんこくとなる

2013ねん; 中国ちゅうごく (25.4 %)、韓国かんこくインドブラジルメキシコで43 %、アメリカ (12.7 %)、日本にっぽんドイツ、フランスとイギリスで34 %

自動車じどうしゃは、その黎明れいめいにおいては、蒸気じょうき電気でんきガソリンなど様々さまざま動力どうりょくこころみられた。19世紀せいきにはすで改良かいりょうすすんでいた蒸気じょうき機関きかん搭載とうさいした蒸気じょうき自動車じどうしゃ機関きかんよりひいでていた。20世紀せいきはいるとガソリンエンジンディーゼルエンジン性能せいのう向上こうじょうし、油田ゆでん発見はっけん1901ねんテキサス油田ゆでん)による石油せきゆ安価あんか供給きょうきゅう背景はいけいに、優位ゆういせい確立かくりつしていった[4]1910ねんころまでは特権とっけん階級かいきゅうおよ一部いちぶ富裕ふゆうそうものであったが、大量たいりょう生産せいさんにより安価あんか供給きょうきゅうされたフォード・モデルT登場とうじょうにより自動車じどうしゃ大衆たいしゅうし、モータリゼーション進行しんこうした。こうして自動車じどうしゃ産業さんぎょう急速きゅうそく拡大かくだいしていくことになる[5]

19世紀せいきには西欧せいおう自動車じどうしゃ開発かいはつ先行せんこうしており、1900ねん世界せかい自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすうやく1まんだいで、最大さいだい生産せいさんこくフランスであった[6]

1910ねんだい世界せかい工場こうじょうとなっていたアメリカで大量たいりょう生産せいさんはじまり、一方いっぽう先行せんこうしていた欧州おうしゅうではニ世界せかい大戦たいせんにより工業こうぎょう生産せいさん民需みんじゅ)が低迷ていめいした。 結果けっか、アメリカが1950年代ねんだいまで8 − 9わり生産せいさんするというデトロイト独占どくせん状態じょうたいであった[7]だい世界せかい大戦たいせん各国かっこく自動車じどうしゃ大量たいりょう生産せいさん軌道きどうはじめるにれ、米国べいこくシェア下降かこうしていった。1950年代ねんだいにイギリス、いでフランス・西にしドイツが復興ふっこう。1960年代ねんだい後発こうはつ日本にっぽんでも自動車じどうしゃ生産せいさん本格ほんかくし、1970年代ねんだい・1980年代ねんだい日本にっぽんがシェアをばした。1980年代ねんだいには韓国かんこく成長せいちょうはじまり、1990年代ねんだいには中国ちゅうごくきゅう成長せいちょうはじまった。中国ちゅうごくは2009ねんに、それまでの世界せかい記録きろくであった年間ねんかんやく1,300まんだい日本にっぽん1991ねん、アメリカが1999ねん達成たっせい)をえ、2013ねんには2,212まんだい生産せいさんし、なお増加ぞうかちゅうである。

2013ねん生産せいさん台数だいすうでは新興しんこう生産せいさんこくである中国ちゅうごく韓国かんこく、インド、ブラジル、メキシコの5カ国かこくのシェアは4わりえたが、先発せんぱつのアメリカ、カナダ、日本にっぽん、ドイツ、フランス、イギリス、スペイン[ちゅう 1]の7カ国かこくのシェアは4わりった。ドイツ以外いがい先発せんぱつこくではシェアの低下ていかのみならず生産せいさん台数だいすう低下ていか傾向けいこうにあるが、ドイツでは増加ぞうかつづけている。

ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン自動車じどうしゃ発明はつめいされたのは欧州おうしゅうで、フランス、イギリス、ドイツ自動車じどうしゃ産業さんぎょう老舗しにせであり、1960年代ねんだいはじめには、これらさんこくで30 %以上いじょうのシェアであったが、1970年代ねんだい以降いこう各国かっこく生産せいさん台数だいすうばすなかでイギリスでは英国えいこくびょうによって品質ひんしつ低下ていか生産せいさん台数だいすう低迷ていめい見舞みまわれ、1980年代ねんだい以降いこう新興しんこう生産せいさんこくにシェアをうばわれていった。2013ねんにはロシアのぞ欧州おうしゅうにおける生産せいさん実績じっせき台数だいすう)はドイツ(シェア6.8 %)、スペイン(2.5 %)、フランス(2.0 %)、イギリス(1.8 %)、チェコ(1.3 %)、トルコ(1.3 %)のじゅんとなっている。欧州おうしゅうでは東欧とうおうへの生産せいさんシフトがすすんでおり、チェコ、トルコのほかスロバキアポーランドルーマニアハンガリーなどでも生産せいさん拡大かくだいしている。

2013ねん欧州おうしゅう連合れんごう(EU)28カ国かこく自動車じどうしゃ生産せいさん世界せかいシェアは18.5 %であった[8]

近年きんねんでは、自動車じどうしゃ増加ぞうかともな排出はいしゅつガス騒音そうおん燃料ねんりょうとなる化石かせき資源しげん枯渇こかつカーボンニュートラルへの要請ようせいなどに対応たいおうして、ハイブリッドしゃ燃料ねんりょう電池でんち自動車じどうしゃ[9]電気でんき自動車じどうしゃ登場とうじょうしており、電動でんどうへのながれが急激きゅうげきである。

生産せいさん台数だいすう推移すいい

編集へんしゅう

下表かひょうは、各国かっこく自動車じどうしゃ生産せいさん一覧いちらんアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく運輸省うんゆしょう・Research and Innovative Technology Administration(RITA)および国際こくさい自動車じどうしゃ工業こうぎょう連合れんごうかい(OICA)のデータをもとにしている。

生産せいさん台数だいすうは、乗用車じょうようしゃバンマイクロバストラックバスなどすべての公道こうどう運行うんこうされる自動車じどうしゃふく[10]

この生産せいさん台数だいすう集計しゅうけいは、1999ねんまでは自動車じどうしゃメーカーの国籍こくせきべつ、2000ねんからは最終さいしゅうぐみ立地りっちのあるくにによる集計しゅうけいである。自動車じどうしゃ生産せいさんにはCB(Completely built up), CKD(Completely knocked down完全かんぜん現地げんち組立くみたて), セミノックダウンSKD(Semi knocked down)などのノックダウン生産せいさんがあり、自動車じどうしゃ産業さんぎょう国際こくさい分業ぶんぎょうすすんでいる状況じょうきょうにおいて、以下いか集計しゅうけい自動車じどうしゃ産業さんぎょういち側面そくめんとらえたものである。たとえばイギリスは完成かんせいしゃ生産せいさん台数だいすうでは下位かいではあるが、自動車じどうしゃようエンジンの生産せいさん台数だいすうは2008ねんにはやく316まん[11]、2013ねんにはやく255まん完成かんせいしゃすうよりおお生産せいさんし、国外こくがい輸出ゆしゅつしている。

2014年度ねんど上位じょうい26カ国かこく下表かひょう)による生産せいさんは、そう生産せいさん台数だいすうの97.6 %をめていた。また上位じょうい5カ国かこくのシェアは61.8 %であった。また先発せんぱつべいにちどくふつえいおよびスペインの7カ国かこくのシェアは39.5 %、にたいして新興しんこうなかかんしるし・メキシコ・ブラジル・ロシア・タイの7カ国かこくのシェアは47.1 %であった。

自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすう推移すいい (せんだい)[3][12]数値すうち太字ふとじ = 上位じょうい5カ国かこく
じゅん くに 2014 前年ぜんねん 2010 2000 1990 1980 1970 1960 1950 最大さいだい 年度ねんど 備考びこう
ぜん世界せかい 89,931 2.7 % 77,629 58,374 48,554 38,565 29,419 16,488 10,577 89,931 2014
EU 16,977 4.5% 17,107 17,142 19,718 2007
NAFTA 17,420 5.6 % 12,153 17,698 12,551
1 中国ちゅうごく 23,723 7.3 % 18,265 2,069 509 222 87 23 23,723 2014 [ちゅう 2]
2 米国べいこく 11,661 5.4 % 7,743 12,800 9,783 8,010 8,284 7,905 8,006 13,025 1999
3 日本にっぽん 9,775 1.5 % 9,629 10,141 13,487 11,043 5,289 482 32 13,487 1990 [ちゅう 3]
4 ドイツ 5,908 3.3 % 5,906 5,527 4,977 3,879 3,842 2,056 306 6,147 2011 [ちゅう 4]
5 韓国かんこく 4,525 0.1% 4,272 3,115 1,322 123 29 4,657 2011
6 インド 3,840 -1.5 % 3,557 801 363 114 76 51 15 4,175 2012
7 メキシコ 3,365 10.2 % 2,342 1,936 821 490 193 50 3,365 2014
8 ブラジル 3,146 -15.3 % 3,382 1,682 914 1,165 416 133 3,712 2013
9 スペイン 2,403 11.1 % 2,388 3,033 2,053 1,182 539 58 3,033 2000
10 カナダ 2,394 0.6 % 2,068 2,962 1,947 1,370 1,160 398 388 3,059 1999
11 ロシア 1,895 -13.5 % 1,403 1,206 2,040 2,199 916 524 363 2,233 2012 [ちゅう 5]
12 タイ 1,880 -23.5 % 1,645 412 305 73 22 2,457 2013 [13][ちゅう 6]
13 フランス 1,821 4.4 % 2,229 3,348 3,769 3,378 2,750 1,369 358 3,920 1989
14 英国えいこく 1,599 0.1 % 1,393 1,814 1,566 1,313 2,098 1,811 784 2,332 1963
15 インドネシア 1,299 7.6 % 703 379 103 1,299 2014
16 チェコ 1,251 10.4 % 1,076 455 242 233 170 75 31 1,251 2014
17 トルコ 1,170 4.0 % 1,095 431 209 51 25 1,189 2011
18 イラン 1,091 46.7 % 1,599 278 45 161 35 1,649 2011
19 スロバキア 971 1.8 % 562 182 975 2013
20 イタリア 698 6.0 % 838 1,738 2,121 1,610 1,854 645 128 2,221 1989
21 アルゼンチン 617 -22.0 % 717 340 100 282 220 89 829 2011
22 マレーシア 597 -0.8 % 568 283 192 104 596 2013
23 ポーランド 594 0.6 % 869 505 348 418 113 37 1 951 2008
24 みなみアフリカ 566 3.7 % 472 345 335 405 298 588 2006
25 ベルギー 517 2.6 % 555 1,033 1,248 923 296 1 1,248 1990
26 ハンガリー 438 36.2 % 211 137 438 2014
その 2,187 -15.6 % 2,352 1,561
じゅん くに 2014 前年ぜんねん 2010 2000 1990 1980 1970 1960 1950 最大さいだい 年度ねんど 備考びこう


ぜん世界せかい自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすう推移すいい

(乗用車じょうようしゃ商用しょうようしゃ)

とし 生産せいさん台数だいすう 前年ぜんねん 出典しゅってん
1997 54,434,000   [14]
1998 52,987,000 -2.7% [14]
1999 56,258,892 6.2% [15]
2000 58,374,162 3.8% [16]
2001 56,304,925 -3.5% [17]
2002 58,994,318 4.8% [18]
2003 60,663,225 2.8% [19]
2004 64,496,220 6.3% [20]
2005 66,719,519 4.2% [21]
2006 69,222,975 4.1% [22]
2007 73,266,061 5.8% [23]
2008 70,729,696 -3.5% [24]
2009 61,762,324 -12.4% [25]
2010 77,583,519 25.6% [26]
2011 79,880,920 3.2% [27]
2012 84,236,171 5.5% [28]
2013 87,595,998 4.0% [29]
2014 89,776,465 2.5% [30]
2015 90,780,583 1.1% [31]
2016 94,976,569 4.5% [32]
2017 97,302,534 2.36% [33]
2018 95,634,593 -1.1% [34]
2019 91,786,861 -5.2% [35]
2020 77,621,582 -16% [36]
2021 80,145,988 3% [37]
2022 85,016,728 6% [38]
2023 93,546,599 10% [39]


自動車じどうしゃ輸出ゆしゅつ

編集へんしゅう
 
各国かっこく乗用車じょうようしゃ輸出ゆしゅつ金額きんがく)の割合わりあい (2012) [40]
ほぼ(Gross)輸出ゆしゅつ金額きんがくであり、輸入ゆにゅう金額きんがくかれていない。米国べいこく世界せかい最大さいだい乗用車じょうようしゃ正味しょうみ輸入ゆにゅうこくであり、英国えいこくフランスベルギーなども正味しょうみ輸入ゆにゅうこくである。

みぎにおいてドイツ乗用車じょうようしゃ輸出ゆしゅつ金額きんがく最大さいだいとなっているが、2009ねんまでは日本にっぽん最大さいだい正味しょうみ輸出ゆしゅつ金額きんがくの32%をめ、ドイツは29%であった。2012ねん乗用車じょうようしゃ正味しょうみ輸出ゆしゅつ金額きんがくではドイツが32%、日本にっぽんが28%となっている[40]

各国かっこく自動車じどうしゃ産業さんぎょう

編集へんしゅう
各国かっこく自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすうせんだい[3]
新興しんこう工業こうぎょう経済けいざい地域ちいき(NICs)の自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすう
先発せんぱつ工業こうぎょうこく(Old ICs)の自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすう

19世紀せいき欧州おうしゅう自動車じどうしゃ開発かいはつはじまり、20世紀せいき前半ぜんはん世紀せいきアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくけた世界せかい最大さいだい自動車じどうしゃ生産せいさんくにおよび市場いちばであった。だい世界せかい大戦たいせんのち1950年代ねんだい欧州おうしゅう各国かっこくで、60年代ねんだいには日本にっぽんでの自動車じどうしゃ生産せいさんはじまった。20世紀せいき後半こうはん世紀せいきこめにちドイツフランス英国えいこくイタリアでの生産せいさん世界せかいやく8わりめていた。1980年代ねんだい以降いこう、そのくにでも自動車じどうしゃ生産せいさんはじまり、21世紀せいきには中国ちゅうごく米国べいこくの2ばい以上いじょう生産せいさんする世界せかい最大さいだい自動車じどうしゃ生産せいさんこくとなった。

2014ねん現在げんざい自動車じどうしゃ部品ぶひんメーカーの上位じょうい100しゃくにべつると日本にっぽんが30しゃ、アメリカが25しゃ、ドイツが18しゃ韓国かんこくが5しゃ、フランスが4しゃなどとなっている[41]

アフリカ・中東ちゅうとう

編集へんしゅう

自動車じどうしゃ産業さんぎょうはじまりは1960ねんさかのぼる。社会しゃかい主義しゅぎ時代じだい政府せいふ農業のうぎょう経済けいざいから工業こうぎょう経済けいざいへの転換てんかん目指めざ最初さいしょのエジプトせい自動車じどうしゃ生産せいさんされたが、外国がいこく企業きぎょうとの競争きょうそうてなかったのでまもなく生産せいさん終了しゅうりょうした。とくに、社会しゃかい主義しゅぎ終焉しゅうえん資本しほん主義しゅぎへの移行いこう原因げんいんだった。その1985ねんゼネラルモーターズ(GM)が生産せいさん工場こうじょう建設けんせつするまで組立くみたて工場こうじょうはなかった。

当初とうしょ3工場こうじょう大半たいはん部品ぶひん輸入ゆにゅうしていたエジプトの自動車じどうしゃ事業じぎょうは23年間ねんかん成長せいちょうし16事業じぎょうで26のてラインをち、乗用車じょうようしゃけい商用しょうようしゃ、トラック、バスの生産せいさん同様どうように300工場こうじょう主要しゅよう部品ぶひん生産せいさんするようになった。GMのほかBMW日産自動車にっさんじどうしゃヒュンダイなどがエジプトで自動車じどうしゃ生産せいさんをしている。なおエジプトでのBMWの組立くみたてラインは、ドイツ国外こくがい唯一ゆいいつBMW・7シリーズ生産せいさんされる工場こうじょうである。

2004ねんまではエジプトの自動車じどうしゃ市場いちばとも地元じもとでの自動車じどうしゃてと部品ぶひん製造せいぞう拡大かくだいつづけてきた。エジプト自動車じどうしゃ製造せいぞう協会きょうかい(EAMA)のMoham-med El-Hadaryはエジプトの自動車じどうしゃ市場いちばは2004ねんにはわずか合計ごうけい72,417だい生産せいさんしただけだった。とべた。2007ねんには227,488だい生産せいさんし314%えたとべた。もっとえたのは乗用車じょうようしゃで2004ねんの55,471から2007ねんには179,178だいまで323%えた。この傾向けいこうつづけば2012ねんには444,000だい到達とうたつすると期待きたいされる[42]

みなみアフリカ

編集へんしゅう

1940年代ねんだいからGM、フォードVWなどが進出しんしゅつしており、さらに1961ねん完成かんせいしゃ輸入ゆにゅう事実じじつじょう禁止きんしして国内こくない自動車じどうしゃ産業さんぎょう育成いくせいさくっているため、日米にちべいおうおおくのメーカーが進出しんしゅつ現地げんち生産せいさんおこなっており、アフリカにおける自動車じどうしゃ産業さんぎょう中心ちゅうしんになっている。また左側ひだりがわ通行つうこうみぎハンドルという条件じょうけんのため、VW、BMW、メルセデス・ベンツ、フォードが日本にっぽんやオセアニア市場いちばけなどのみぎハンドル仕様しようみなみアフリカの工場こうじょう生産せいさん輸出ゆしゅつしているれいもある。

イランには2001ねん時点じてんにおいて13の国営こくえい民営みんえい企業きぎょうがある。イラン・ホドロとSaipaが94%を生産せいさんする。イラン・ホドロはもっと普及ふきゅうしているブランドである。自動車じどうしゃ製造せいぞう会社かいしゃにBahman グループ, Kerman Motors, Kish Khodro, Raniran, Traktorsazi, Shahab Khodroとうがあるがそれらをわせてもわずか6%にぎない。[43]これらの自動車じどうしゃ会社かいしゃはバイクや乗用車じょうようしゃ、トラックとう幅広はばひろ生産せいさんする。2006ねん時点じてんでイランは世界せかいで16番目ばんめ生産せいさん台数だいすうおおい。700まんだい保有ほゆうし、10にんに1だい割合わりあい普及ふきゅうしている(トラックやバスをふくむ)[44][45][46]。2005ねん自動車じどうしゃ生産せいさん台数だいすうが100まんだい記録きろくし2009ねん3がつ輸出ゆしゅつがくが10おくドルにたっする計画けいかくである[47][48]

イスラエルには建国けんこく以来いらい自国じこくメーカーは存在そんざいしなかったが、スタートアップ企業きぎょう「アクエリアス・エンジンズ」が水素すいそ燃料ねんりょうエンジン搭載とうさいした自動車じどうしゃ開発かいはつすすめている[49][50]

サウジアラビア

編集へんしゅう

自国じこくメーカーは存在そんざいしなかったが、だつ石油せきゆかか産業さんぎょう育成いくせい推進すいしんするムハンマド・ビン・サルマーンがEVの生産せいさん計画けいかくし、パブリック・インベストメント・ファンド(PFI)がルシード・モータース出資しゅっし、2023ねん国内こくない工場こうじょう建設けんせつしている[51]。またPFIとフォックスコン合弁ごうべん会社かいしゃであるシアがEV製造せいぞうおこな予定よてい[51]

バングラデシュ

編集へんしゅう

中国ちゅうごく

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中国ちゅうごくは、1956ねん最初さいしょ自動車じどうしゃであるトラック解放かいほうごうつくったところからはじまり、1958ねんから1960年代ねんだい初頭しょとうにかけて、べに・CA72北京ぺきんたくしゃせいづくりしょう東風こちごう鳳凰ほうおう和平わへい自動車じどうしゃなど大型おおがたリムジンから3りんトラックまで相次あいついで発表はっぴょうされた。1964ねん中国ちゅうごく汽車きしゃ工業こうぎょう公司こうし設立せつりつされ中央ちゅうおう政府せいふ統括とうかつしながら、自動車じどうしゃ産業さんぎょう育成いくせい計画けいかくされたが1960年代ねんだい後半こうはんからの文化ぶんかだい革命かくめい混乱こんらんによって産業さんぎょう発展はってんおくれ、さらに技術ぎじゅつてき援助えんじょけていたソ連それんとの国交こっこう断絶だんぜつなどの影響えいきょうで、1970年代ねんだいまでほとんど進歩しんぽがない状態じょうたいだったが、70年代ねんだいまつから改革かいかく開放かいほう政策せいさくはじまると、数多かずおおくあった自動車じどうしゃ生産せいさん工場こうじょう海外かいがいメーカーと合弁ごうべんをはじめた。そのなか最初さいしょ成功せいこうしたのが、1985ねんから生産せいさんはじまったフォルクスワーゲンと上海しゃんはい汽車きしゃ合弁ごうべん会社かいしゃである上海しゃんはい大衆たいしゅう汽車きしゃサンタナ(中国ちゅうごく表記ひょうき=くわとうおさめである。そのプジョー、GM、フィアットなどが次々つぎつぎ合弁ごうべん参入さんにゅうし、さらに2000年代ねんだいなかごろからの経済けいざい成長せいちょうともな自動車じどうしゃ需要じゅようきゅう増加ぞうか市場いちば一気いっき世界一せかいいち販売はんばい台数だいすうになるまで拡大かくだい中国ちゅうごく国内こくない自動車じどうしゃ関連かんれん企業きぎょう膨大ぼうだいかずのぼり、中国ちゅうごく政府せいふは、自動車じどうしゃメーカー乱立らんりつによる生産せいさんせいひくさや過剰かじょう生産せいさんなどの問題もんだい克服こくふくするために業界ぎょうかい再編さいへんすすめることとなる。

なかにはプラグインハイブリッドカー開発かいはつ世界せかいはじめて発売はつばいするなど、先進せんしんこく自動車じどうしゃメーカーとほぼ対等たいとう競争きょうそうできるほどに技術ぎじゅつりょくたかまっている企業きぎょうがある一方いっぽうで、海外かいがい安全あんぜん性能せいのう試験しけんで0てんけられるようなてい品質ひんしつ製品せいひんられるため[52]くに主導しゅどうして技術ぎじゅつ開発かいはつ促進そくしんしている。詳細しょうさいは、中国ちゅうごく自動車じどうしゃ産業さんぎょう中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく経済けいざい#自動車じどうしゃ参照さんしょう

自動車じどうしゃ修理しゅうりぎょうは、国内こくない急速きゅうそく保有ほゆう台数だいすう増加ぞうか業界ぎょうかいいついておらず、人手ひとで不足ふそく状態じょうたいとなっている[53]

インドでは、経済けいざい成長せいちょうともな自動車じどうしゃ需要じゅよう増加ぞうかしているが、全体ぜんたいの3/4程度ていど二輪車にりんしゃである。二輪車にりんしゃはホンダけい、インドのバジャージ・オートTVSモーターのシェアがおおきい。自動車じどうしゃ日系にっけいマルチ・スズキ、インドのタタ・モーターズマヒンドラ韓国かんこくのヒュンダイなどが主要しゅようメーカーである。

インドではいままでの販売はんばい対象たいしょうよりてい所得しょとくそうをターゲットにした機能きのうらし価格かかくおさえた自動車じどうしゃ出現しゅつげんしている。日本円にほんえんで30まんえん以下いかタタ・ナノのように既存きそん価格かかくやぶ製品せいひん発売はつばいされており、こうした市場いちば進出しんしゅつしようとする自動車じどうしゃメーカーもすくなくない。

インドネシア

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インドネシアではスハルト大統領だいとうりょうが1996ねんに、大統領だいとうりょうれいにより国民こくみんしゃ「ティモール」の構想こうそう提唱ていしょう起亜きあ自動車じどうしゃとの合弁ごうべんはつ自国じこくメーカーである「ティモール・プトラ」が操業そうぎょう開始かいしした。ティモールはマツダ・ファミリアをベースとしていたが、普及ふきゅうするまえアジア通貨つうか危機きき影響えいきょうでティモール・プトラが2000ねん経営けいえい破綻はたん製造せいぞう2002ねん終了しゅうりょうした。

国内こくない市場いちば規模きぼはASEAN市場いちばの3ぶんの1をめるが、シェアは日系にっけいメーカーが97%である[54]

日本にっぽん

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日本にっぽん自動車じどうしゃ産業さんぎょう出発しゅっぱつてんは、1907ねんやま虎夫とらお吉田よしだしん太郎たろう東京自動車製作所とうきょうじどうしゃせいさくじょで「タクリーごう」を生産せいさんしたことからはじまった。その、1911ねん橋本はしもと増治ますじろうかいすすむしゃ設立せつりつし、イギリスのスイフトしゃからシャシーを輸入ゆにゅうしててた「スイフトごう」を生産せいさんし、1914ねんには自力じりきで「ダットいちごう」を生産せいさんした。その、1923ねん関東大震災かんとうだいしんさい発生はっせいし、東京とうきょう交通こうつう機関きかん麻痺まひしたさいに、東京とうきょう市長しちょう後藤ごとう新平しんぺいは1,000だい米国べいこくしゃ緊急きんきゅう輸入ゆにゅうすることで東京とうきょう機能きのう不全ふぜんからすくい、日本人にっぽんじんあいだくるまへの評価ひょうかおおいにたかまったという。これにけた米国べいこく自動車じどうしゃ会社かいしゃは、1925ねんにフォードが横浜よこはまに、1927ねんにGMが大阪おおさか自動車じどうしゃ組立くみたて工場こうじょう建設けんせつし、1931ねん時点じてんでは、両社りょうしゃ合計ごうけい2まんだいてていた。これにたいして日本にっぽんしゃ生産せいさん台数だいすうは400だいぎなかった[55]

フォード・GMの自動車じどうしゃ組立くみたて工場こうじょうは、どちらもKD工場こうじょうであったため、主要しゅよう部品ぶひんはアメリカ本国ほんごくからの輸入ゆにゅうであったが、補修ほしゅう部品ぶひん中心ちゅうしん日本にっぽん部品ぶひん企業きぎょう厳格げんかく査定さてい要求ようきゅうしたため、結果けっかてき日本にっぽん自動車じどうしゃ産業さんぎょう発展はってんおおきく寄与きよすることになった[56]

その外資がいしけい企業きぎょうによる日本にっぽん自動車じどうしゃ産業さんぎょう独占どくせん危惧きぐした政府せいふは、自動車じどうしゃ製造せいぞう事業じぎょうほう(1936ねん)を制定せいていし、国内こくない自動車じどうしゃ産業さんぎょう本格ほんかくてき育成いくせいした。このながれを予測よそくしていた豊田自動織機製作所とよたじどうしょっきせいさくしょげん豊田自動織機とよたじどうしょっきのち自動車じどうしゃ部門ぶもんトヨタ自動車とよたじどうしゃとして分社ぶんしゃ)は1933ねんに、日産にっさんは1934ねん自動車じどうしゃ産業さんぎょうへの本格ほんかくてき進出しんしゅつ開始かいしし、にちちゅう戦争せんそう太平洋戦争たいへいようせんそうにおける日本にっぽん軍用ぐんようトラック生産せいさん大半たいはんまかされるようになり、戦後せんご日本にっぽん自動車じどうしゃ産業さんぎょう本格ほんかくてき発展はってん準備じゅんびとなった[57]朝鮮ちょうせん戦争せんそうの1950年代ねんだい後半こうはんから1960年代ねんだい前半ぜんはんにかけて、日本にっぽん自動車じどうしゃ産業さんぎょう朝鮮ちょうせん特需とくじゅ恩恵おんけいけて本格ほんかくてき復活ふっかつし、設備せつび更新こうしん近代きんだい、アメリカしき品質ひんしつ管理かんり科学かがくてき管理かんりほう導入どうにゅう大幅おおはば質的しつてき向上こうじょうたした[58]。また、連合れんごうこくによって航空機こうくうき開発かいはつ生産せいさん禁止きんしされた期間きかん影響えいきょうで、航空機こうくうき開発かいはつたずさわっていた技術ぎじゅつしゃ自動車じどうしゃ産業さんぎょう転職てんしょくしたことにより、航空機こうくうき使つかわれていた技術ぎじゅつ設計せっけい手法しゅほうなどが自動車じどうしゃ開発かいはつにも導入どうにゅうされたことも自動車じどうしゃ産業さんぎょう近代きんだい要因よういんとなった[59][60][61]

1952ねん通産省つうさんしょうヨーロッパからの技術ぎじゅつ導入どうにゅうすすめ、日産にっさんオースチンと、いすゞヒルマンと、日野ひのルノーとそれぞれ技術ぎじゅつ提携ていけいすることをえらんだが、トヨタ自動車とよたじどうしゃじゅん国産こくさんメーカーとして発展はってんしていった。1955ねんからの高度こうど経済けいざい成長せいちょう、1958ねんにトヨタが乗用車じょうようしゃせんもん元町もとまち工場こうじょう建設けんせつし、1962ねんには日産にっさん乗用車じょうようしゃせんもん追浜おっぱま工場こうじょう建設けんせつ。1966ねん日産にっさんプリンス合併がっぺいがあり、どう1966ねんにトヨタと日野ひの、1967ねんにトヨタとダイハツ、1968ねんには日産にっさん富士重工業ふじじゅうこうぎょう業務ぎょうむ提携ていけい開始かいしされた。この時期じきに、自動車じどうしゃ産業さんぎょうでは生産せいさん管理かんり技術ぎじゅつ発展はってんともない、トヨタ生産せいさん方式ほうしき根幹こんかんである「カンバン方式ほうしき」「ジャストインタイム」「自動じどう」「QCサークル活動かつどう」などが導入どうにゅうされていく[62]

1970年代ねんだい日本にっぽん自動車じどうしゃ産業さんぎょうは、1971ねんマスキーほう、1973ねんだいいち石油せきゆ危機きき技術ぎじゅつりょく合理ごうりり、たいべい貿易ぼうえき摩擦まさつ激化げきかした1980年代ねんだいには、たいべい貿易ぼうえき摩擦まさつ回避かいひのために海外かいがい生産せいさん拡大かくだいさせていく。1990年代ねんだいには、新興しんこうこく市場いちばそなえて、中国ちゅうごくやインドでの生産せいさん拡大かくだいしていった[63]

2000年代ねんだいには、原油げんゆだか環境かんきょう規制きせい強化きょうかによって、燃費ねんぴ性能せいのうすぐれ、しょうエネの小型車こがたしゃ日本にっぽん自動車じどうしゃメーカーが競争きょうそうりょくつよめて、2007ねんにはトヨタが「ビッグ3」の一角いっかくめるまでになった[64]

2017ねん時点じてん日本にっぽん自動車じどうしゃ関連かんれん企業きぎょうすうは、完成かんせいしゃメーカーが16しゃ、ユニット・機能きのう部品ぶひんうち外装がいそうひんなどをおさめるいち部品ぶひん企業きぎょうやく800しゃ単一たんいつ部品ぶひん・プレス・かねがた鍛造たんぞうひんいち部品ぶひん企業きぎょう供給きょうきゅうしている部品ぶひん企業きぎょうやく4,000しゃ金属きんぞく部品ぶひん樹脂じゅし部品ぶひん部品ぶひん企業きぎょう供給きょうきゅうしているさん部品ぶひん企業きぎょうやく2まんしゃあり、合計ごうけいすると2まん5,000しゃから構成こうせいされている。自動車じどうしゃ関連かんれん従業じゅうぎょう員数いんずうは、関連かんれん部門ぶもんふくめた人数にんずうやく532まんにんにおよび、日本にっぽんぜん就業しゅうぎょう人口じんこうの8.7%、製造せいぞうぎょう人口じんこうの49.6%をめる巨大きょだい産業さんぎょうとなっている[65]

産業さんぎょう集積しゅうせき地域ちいき
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中部ちゅうぶ地方ちほう、とりわけトヨタの発祥はっしょうである愛知あいちけん豊田とよだ有名ゆうめいであり、隣接りんせつする刈谷かりやにはデンソーアイシンをはじめとしたトヨタグループの部品ぶひんメーカー各社かくしゃ本社ほんしゃいており、愛知あいちけんにはトヨタやトヨタグループ関連かんれん工場こうじょうおお集積しゅうせきする。

中部ちゅうぶ地方ちほうから神奈川かながわけんにかけては、ほかにもホンダ(三重みえけん)、三菱自動車みつびしじどうしゃ(愛知あいち岡崎おかざき開発かいはつ制作せいさく拠点きょてんがある)、スズキヤマハ(静岡しずおかけん制作せいさく拠点きょてんがある)、日産自動車にっさんじどうしゃいすゞ三菱みつびしふそう(神奈川かながわけん)とった集積しゅうせきられる。

また九州きゅうしゅう北部ほくぶから瀬戸内海せとないかい沿岸えんがん地域ちいきでも福岡ふくおかけん大分おおいたけん(日産自動車にっさんじどうしゃ九州きゅうしゅうトヨタ自動車とよたじどうしゃ九州きゅうしゅうダイハツ九州きゅうしゅう)にはじまり、マツダのある広島ひろしまけんおよび山口やまぐちけん三菱みつびし工場こうじょうようする岡山おかやまけん水島みずしま臨海りんかい工業こうぎょう地帯ちたい)、カワサキのある兵庫ひょうごけん、そしてダイハツの本社ほんしゃである大阪おおさか工場こうじょうのある京都きょうと、ダイハツの工場こうじょうほかにも三菱みつびしのエンジン工場こうじょうがある滋賀しがけんった具合ぐあい集積しゅうせきられる。

関東かんとう内陸ないりくにおいては群馬ぐんまけんSUBARU)に自動車じどうしゃ産業さんぎょう集積しゅうせきられる。

工場こうじょう周辺しゅうへん地域ちいき愛知あいちけん神奈川かながわけん静岡しずおかけんなど)に、自動車じどうしゃ部品ぶひんなど周辺しゅうへん産業さんぎょう集積しゅうせきしているこれをると、太平洋たいへいようベルト沿っていることがわかる。

おも都市とし
など

マレーシアにおいて自動車じどうしゃ産業さんぎょうはおそらくもっと着実ちゃくじつ成長せいちょうしている市場いちばひとつで世界せかいへの(アメリカとヨーロッパ以外いがいへ)輸出ゆしゅつ必要ひつようとなる。 自動車じどうしゃ会社かいしゃ一覧いちらん以下いか参照さんしょう:
- プロトン Edar(PeRusahaan OTOmobil Nasional), マレーシアの自動車じどうしゃ生産せいさん先駆せんくしゃ
- プロドゥア(PERusahaan Otomobil keDUA), エンジンはダイハツの車種しゃしゅもとにしている。
- ブフォーリ & TD2000, マレーシアを拠点きょてんとして"アンティーク カー"を生産せいさんする(元々もともとはオーストラリアからた)。
- DRB-ハイコム (Diversified Resources Berhad - マレーシアのBerhadの重工業じゅうこうぎょう

韓国かんこく

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2010ねん韓国かんこく自動車じどうしゃ産業さんぎょう生産せいさん台数だいすうにおいて世界せかいで5番目ばんめ輸出ゆしゅつ市場いちばにおいて6番目ばんめおお規模きぼである。50ねんまえ日本にっぽんとアメリカから部品ぶひん輸入ゆにゅうしててることからはじまった。現代げんだい自動車じどうしゃグループ(ヒュンダイ、キア)現在げんざいではトヨタとう日本にっぽん企業きぎょういでアジアで10番目ばんめおおきい。1988ねん年間ねんかん国内こくない生産せいさん台数だいすうが100まんだいえた。1990ねん複数ふくすう自社じしゃ開発かいはつ車種しゃしゅ生産せいさん能力のうりょく実証じっしょうするだけでなく、10ねん以上いじょうにわたり社会しゃかい資本しほんだい規模きぼ投資とうしおこなった。彼等かれら自動車じどうしゃ品質ひんしつ近年きんねん大幅おおはば向上こうじょう国際こくさい市場いちばでの評価ひょうかることができた。

パキスタンの自動車じどうしゃ産業さんぎょう長年ながねんにわたり成長せいちょうつづけているが上位じょういにははいらない。生産せいさんされる期間きかんなが大量たいりょう生産せいさんされるが車種しゃしゅすくない。そのため、購入こうにゅうしゃ選択肢せんたくしかぎられる。競争きょうそうにおいて幸運こううんなことに競争きょうそう相手あいてすくなく、輸入ゆにゅうしゃ高額こうがくである。いくつかの世界せかいてき規模きぼ企業きぎょう組立くみたて工場こうじょう地元じもと企業きぎょう共同きょうどう設立せつりつしている。

タイでTRとしてられるThaiRungThai Rung Union Car Public Co. Ltd.(TRU)によって生産せいさんされる。会社かいしゃは1967ねんにバンコクで設立せつりつされた。元々もともと社名しゃめいはThai Rung Engineering Co. Ltd.で1973ねんにThai Rung Union Car Co. Ltd.に変更へんこうした。TRUは1994ねん証券しょうけん取引とりひきしょ上場じょうじょうした。TRUの事業じぎょう設計せっけい開発かいはつ自動車じどうしゃ部品ぶひん生産せいさん産業さんぎょう機材きざい生産せいさん自動車じどうしゃてと金融きんゆうである。複数ふくすう廃盤はいばんになったランドローバーのエンジンを搭載とうさいしたTRのバンはタイで設計せっけいされた車体しゃたいとプラットホームをわせていた。近代きんだいてきなTRのバンは小型こがたまたは中型ちゅうがたのトラックをもとにしてSUVや7せき多目的たもくてきしゃになった。

欧州おうしゅう

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1990年代ねんだいにはひゃくまんだい以上いじょう生産せいさんしていた。

フランスの3だい自動車じどうしゃメーカーはプジョールノーシトロエンである。

ガソリンエンジンの自動車じどうしゃカール・ベンツによって発明はつめいされた。さらに現在げんざい大半たいはん自動車じどうしゃ使用しようされる4サイクル内燃ないねん機関きかんはドイツのニコラウス・オットーによって発明はつめいされた。さらにディーゼルエンジンも同様どうようにドイツじんルドルフ・ディーゼルによって発明はつめいされた。

ドイツはポルシェやメルセデス、アウディ、BMWのような高性能こうせいのうこう品質ひんしつ自動車じどうしゃ有名ゆうめいかれらは積極せっきょくてき技術ぎじゅつ革新かくしんれる。ダイムラーベンツの前身ぜんしんであるダイムラー・モートレン・ゲゼルシャフトは世界せかい最古さいこ自動車じどうしゃ工場こうじょうでダイムラーベンツは合併がっぺいにより1926ねん出来できた。1998ねんにはアメリカの自動車じどうしゃ会社かいしゃであるクライスラーを買収ばいしゅうし、2007ねん多大ただい損失そんしつかかえて売却ばいきゃくした。

イタリアの自動車じどうしゃ産業さんぎょうはGiovanni Agnelliによって1899ねんにフィアットが工場こうじょう建設けんせつしたときはじまった。50しゃもの自動車じどうしゃ会社かいしゃ出来できてはえていった。そのなかには1900ねん設立せつりつされたIsotta Fraschini、1906ねん設立せつりつのランチア、1910ねん設立せつりつのアルファ・ロメオ、1914ねん設立せつりつのマセラッティ、1939ねん設立せつりつのフェラーリ、1963ねん設立せつりつのランボルギーニがあった。だいいち世界せかい大戦たいせんだい世界せかい大戦たいせんあいだと1970年代ねんだい経済けいざい危機ききによりこれらの大半たいはんのブランドはフィアットや外国がいこく企業きぎょう売却ばいきゃくされた。現在げんざいではイタリアの自動車じどうしゃ産業さんぎょうちょう小型車こがたしゃからスーパーカーとう高級こうきゅうしゃまで幅広はばひろ製品せいひんほこっている。2009ねん6がつ時点じてんにおいてフィアットはクライスラーの20%の株式かぶしき保有ほゆうする。

VDL グループ傘下さんかVDLネッドカー他社たしゃブランドの組立くみたてっている。

自社じしゃブランドとしてはスパイカー・カーズドンカーブートがある。

ロシアの自動車じどうしゃ産業さんぎょう直接ちょくせつたずさわる人数にんずうやく60まんにんそう労働ろうどう人口じんこうの1%に相当そうとうする。2010ねん時点じてんにおいてロシアは世界せかいで15番目ばんめおおきな生産せいさんこく世界せかい生産せいさん台数だいすうやく7%をめる。2008ねんには1,469,898だい生産せいさんしたが世界せかい金融きんゆう危機ききにより生産せいさん台数だいすう減少げんしょうして2009ねんには595,807だい小型車こがたしゃ生産せいさんした。

アフトヴァースGAZ小型車こがたしゃ生産せいさんするだい規模きぼ企業きぎょうで、KAMAZ大型おおがたしゃ生産せいさんする。外国がいこくの11しゃがロシアに進出しんしゅつして生産せいさんしている。

2009ねんにスペインの自動車じどうしゃ産業さんぎょうは350まんだい生産せいさんしGDPの3.5%と雇用こようしゃすうやく9%をめる。スペインは世界せかいだい8生産せいさん台数だいすうだが2008ねんから2009ねんにかけて自動車じどうしゃ生産せいさんんだ。政府せいふおおくの政策せいさく放棄ほうきされたことにより10ねんまえから低迷ていめいはじまった。その結果けっかすべてのスペインの自動車じどうしゃのブランドがうしなわれ、現在げんざいでは外国がいこく企業きぎょうがブランドを保有ほゆうする。スペインの主要しゅよう工場こうじょうはフォルクスワーゲングループの子会社こがいしゃのSEAT, S.A.である。

スウェーデン

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現存げんそんするスウェーデンの自動車じどうしゃ製造せいぞう会社かいしゃ乗用車じょうようしゃボルボ・カーズサーブ・オートモービル、トラック・バスのボルボ乗用車じょうようしゃとはべつ資本しほん)とスカニアである。
乗用車じょうようしゃのボルボはボルボグループからの経営けいえい分離ぶんり、フォード傘下さんか時代じだいて、現在げんざい中国ちゅうごく資本しほんしたにある。サーブは2度目どめ経営けいえいたんを休業きゅうぎょう状態じょうたいにあるが、ナショナル・エレクトリックビークル・スウェーデン生産せいさん再開さいかい目指めざしている。トラック・バス分野ぶんやにおいてはスウェーデンの自動車じどうしゃ産業さんぎょう主要しゅよう地位ちいにあり、グローバル販売はんばい台数だいすうでボルボは世界せかいだい2、スカニアはだい3である。

フィンランド

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ヴァルメト・オートモーティブはサーブ、ルノー、ポルシェなどヨーロッパのメーカーから組立くみたてっている。

トルコの自動車じどうしゃ産業さんぎょうトルコ経済けいざいにおいて重要じゅうよう位置いちめる。1959ねんにはコチ財閥ざいばつとフォードとの合弁ごうべんであるOtosan設立せつりつされ、1961ねんアナドル量産りょうさんはじまった。コチ以外いがいにもサバンジュオヤックなどの財閥ざいばつ海外かいがいメーカーの合弁ごうべんによる自動車じどうしゃ生産せいさんされている。2008ねん時点じてんでトルコは1,147,110だい生産せいさんしてヨーロッパで6番目ばんめ世界せかいで15番目ばんめ生産せいさんすうである。

かつてはレイランドなど多数たすう中小ちゅうしょうメーカーが存在そんざいしたが、1960年代ねんだいからの英国えいこくびょうにより労働ろうどう組合くみあい発言はつげんりょくし、慢性まんせいてきなストライキによる生産せいさん効率こうりつ悪化あっか意欲いよく低下ていかによる技術ぎじゅつてき停滞ていたいがあった。どう時期じきにはおなじくみぎハンドルでてい価格かかくながら信頼しんらいせいたかまった日本にっぽんメーカーの進出しんしゅつかさなり、国内こくないメーカーは、ケータハムアリエルなどのバックヤード・ビルダーにちか小規模しょうきぼ会社かいしゃのぞき、GMやフォルクスワーゲンとう海外かいがい企業きぎょう買収ばいしゅうされるか倒産とうさんした。現在げんざいでは知名度ちめいどたかベントレーなどブランドめいが、他社たしゃ高級こうきゅうしゃ部門ぶもんとして存続そんぞくしている。またロータスランドローバージャガーなどは、タタ・モーターズ(インド)やプロトン(マレーシア)など、かつて植民しょくみんだったくに新興しんこうメーカーが傘下さんかおさめている。

自動車じどうしゃメーカーから独立どくりつしているアストンマーティンなかひがしなどの投資とうしグループが経営けいえいけんにぎっている。またCAFEなどの規制きせい強化きょうかにより、アストンマーティン・シグネットのような規制きせい対策たいさくしゃ販売はんばいするため他社たしゃからの供給きょうきゅうけている(ベースはトヨタ・iQ)。

ロイヤルエンフィールドなどのオートバイ産業さんぎょうも、自動車じどうしゃおなじくブランドが売却ばいきゃくされたか廃業はいぎょうしたメーカーがおおい。

それでも2010年代ねんだいまでは、ヨーロッパや日本にっぽんのメーカーがEUけんけの工場こうじょういていた。しかし、2016ねんイギリスの欧州おうしゅう連合れんごう離脱りだつ決定けっていすると、外資がいしにとってイギリス国内こくない自動車じどうしゃ産業さんぎょうつづけていくメリットが低下ていかしたこと[66]くわえてイギリス政府せいふカーボンニュートラル達成たっせいけ、2030ねんまで(のち2035ねん変更へんこう[67])にガソリンエンジンおよびディーゼルエンジン搭載とうさいする新車しんしゃ販売はんばい禁止きんしする決定けっていくだしたことから、自動車じどうしゃメーカーおよび自動車じどうしゃ関連かんれんメーカーは、次々つぎつぎ工場こうじょう閉鎖へいさ決断けつだんして撤退てったいした[68]

北米ほくべい

編集へんしゅう

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

編集へんしゅう

米国べいこく世界せかい最初さいしょ大量たいりょう生産せいさん技術ぎじゅつ開発かいはつし、国土こくどひろ公共こうきょう交通こうつう機関きかんとどかない地域ちいきおおいことから、自動車じどうしゃ市場いちば規模きぼおおきい。フォードGMクライスラーの「ビッグスリー」を筆頭ひっとうとした自動車じどうしゃ産業さんぎょうは、幾多いくた合併がっぺい淘汰とうたつつもつね製造せいぞうぎょう中心ちゅうしんとしてアメリカ産業さんぎょう牽引けんいんしてきた。

1980年代ねんだいには、日米にちべい貿易ぼうえき摩擦まさつ発生はっせいする。この時期じき産業さんぎょう空洞くうどう議論ぎろんされたが、そのふたた米国べいこく自動車じどうしゃ産業さんぎょうちからをつけていた。

しかし、2000年代ねんだい後半こうはんになると「ビッグスリーの凋落ちょうらく外国がいこく企業きぎょう進出しんしゅつ[69]環境かんきょう規制きせい強化きょうか」が、自動車じどうしゃ産業さんぎょうさぶることになる[70]。ビッグスリーが生産せいさんりょう削減さくげんデトロイトなどで失業しつぎょうしゃまれる一方いっぽうで、トヨタ自動車とよたじどうしゃなどが工場こうじょう進出しんしゅつした地域ちいきでは、あらたな雇用こようまれている。「米国べいこくには2つの自動車じどうしゃ産業さんぎょうがある。1つは成長せいちょうし、もう1つは縮小しゅくしょうする産業さんぎょうだ」(エコノミスト トーマス・クライアー)[70]より引用いんようひょうきもある。[70] また、2020ねんまでに平均へいきん燃費ねんぴを35mpgにすることが法律ほうりつまったため、燃費ねんぴ向上こうじょうのための技術ぎじゅつ開発かいはつが、各社かくしゃおもくのしかかっている。自動車じどうしゃ業界ぎょうかいによる法案ほうあん阻止そしロビー活動かつどう失敗しっぱいし、自動車じどうしゃ業界ぎょうかい影響えいきょうりょく低下ていか確認かくにんされた事例じれいでもある[70]

カナダは2008ねん世界せかいで7番目ばんめだったが2010ねんにはやや順位じゅんいとし11番目ばんめ生産せいさんりょうである。どう時期じきにブラジルとスペインの生産せいさんりょうはじめてカナダをえた。1918ねんから1923ねんにかけてカナダは世界せかいで2番目ばんめおお生産せいさんしていた。カナダの自動車じどうしゃ産業さんぎょう自動車じどうしゃ初期しょきにまでさかのぼる。カナダでの最初さいしょだい規模きぼ自動車じどうしゃ生産せいさんは1904ねんのオンタリオしゅうWindsor付近ふきんのWalkervilleでおこなわれた。Walkerville Wagon Works工場こうじょうでGordon McGregor と Wallace Campbellによって使つかいやすい117だいの"C"がたフォードを生産せいさんした。

かつてはBrooks Steam, Redpath, Tudhope, McKay, Galt Gas-Electric, Gray-Dort, Brockville Atlas, C.C.M., や McLaughlinといった多数たすう地元じもと資本しほんのブランドがあった。1918ねん、McLaughlinはアメリカの企業きぎょうであるゼネラルモーターズによって買収ばいしゅうされゼネラルモーターズ・カナダにブランドめいわった。だいいち世界せかい大戦たいせんによりカナダの自動車じどうしゃ産業さんぎょう発展はってんし、1923ねんまでは世界せかいだい2だった。しかし、当時とうじ多数たすう工場こうじょう多数たすう車種しゃしゅ生産せいさんする効率こうりつ状況じょうきょうつづいていた。その1965ねんアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくとのあいだ自動車じどうしゃ生産せいさん流通りゅうつう協定きょうてい締結ていけつされるまでカナダせい自動車じどうしゃ高額こうがくだった。

1964ねん締結ていけつされた協定きょうていまたは“Auto Pact”はカナダにひとつの重要じゅうよう要素ようそをもたらし、現在げんざいではアメリカによって運営うんえいされる状況じょうきょうになった。Auto Pactのかぎとなる要素ようそは1:1の生産せいさん販売はんばい比率ひりつでカナダが必要ひつようとする価値かちくわえることだった。

マグナ・シュタイアはメルセデス・ベンツやBMWなど他社たしゃのブランドの生産せいさんっている。

カンパーニャモータースではカンパーニャ・T-REXなど趣味しゅみようさんりん自動車じどうしゃ製造せいぞうしている。

賃金ちんぎんひくさにけたアメリカのメーカーが工場こうじょう建設けんせつして以降いこう、ヨーロッパや日本にっぽんのメーカーも進出しんしゅつしている。

北米ほくべいNAFTA)での生産せいさんでは21世紀せいきはいりカナダを生産せいさん台数だいすうとなった。

みなみアメリカ

編集へんしゅう

ブラジルの自動車じどうしゃ産業さんぎょうは2009ねんに350まんだい生産せいさんした。現在げんざいのブラジルにはフィアットやフォルクスワーゲンやフォード、ゼネラルモーターズ、日産にっさん、トヨタ、MAN、三菱みつびし、メルセデスベンツ、ルノー、ホンダ、ヒュンダイとう世界せかいおおきい自動車じどうしゃ会社かいしゃほとんどが進出しんしゅつしており、同様どうようトロラーマルコポーロ (企業きぎょう)アグラレランドンのような新興しんこうこく企業きぎょうもある。

アルゼンチン

編集へんしゅう

南米なんべいにおけるだい生産せいさんこくで、世界せかいでも19生産せいさん台数だいすうである。

オーストラリア

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オーストラリアではTarrant Motor & Engineering Co.によって1897ねん自動車じどうしゃ生産せいさんはじまった[71]

主要しゅよう自動車じどうしゃ会社かいしゃ1856ねんアデレード馬具ばぐ製造せいぞう会社かいしゃとして設立せつりつされたのを起源きげんとするホールデンと1925ねん設立せつりつフォード・モーター・オブ・オーストラリアがある。20世紀せいき後半こうはんにはGM傘下さんかとなったホールデン、フォードにくわえトヨタ、日産にっさん(1991ねん生産せいさん撤退てったい)、三菱みつびし(2008ねん生産せいさん撤退てったい)が組立くみたて工場こうじょう設置せっちしていたが、賃金ちんぎん上昇じょうしょう市場いちばせまさから撤退てったい相次あいつぎ、2016ねんにはフォードが、2017ねんにはGMとトヨタが生産せいさん拠点きょてん撤退てったいめており、オーストラリアせい国産こくさんしゃ消滅しょうめつする時期じき明確めいかくとなっている[72]

きゅう英国えいこくりょうであり日本にっぽんおなじく左側ひだりがわ通行つうこうであるため、日本にっぽんから輸入ゆにゅうされた中古ちゅうこしゃおおい。

ニュージーランド

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ニュージーランドでは1980年代ねんだいから1990年代ねんだいにかけて、関税かんぜい削減さくげんなどにより中古ちゅうこしゃ流入りゅうにゅうとく左側ひだりがわ通行つうこうである日本にっぽんからの輸入ゆにゅうりょうおおく、新車しんしゃ販売はんばい激減げきげん。1998ねん後半こうはんにトヨタが現地げんち工場こうじょう閉鎖へいさして以来いらい大手おおて自動車じどうしゃ生産せいさん工場こうじょう存在そんざいしない。国内こくない産業さんぎょう保護ほごへの転換てんかん国内こくない組立くみたて工場こうじょう閉鎖へいさにつながった。

同国どうこくでのシェア上位じょういはトヨタ・ニュージーランド、フォード・ニュージーランドそしてホールデン・ニュージーランドである。

製造せいぞう会社かいしゃ

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順位じゅんいは2013ねん生産せいさん台数だいすう[73]

順位じゅんい グループ くに 合計ごうけい台数だいすう 車種しゃしゅ LCV HCV バス
1 トヨタ自動車とよたじどうしゃ   日本にっぽん 10,324,995 8,565,176 1,481,722 272,411 5,686
2 ゼネラルモーターズ   アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 9,628,912 6,733,192 2,890,958 4,762
3 フォルクスワーゲン   ドイツ 9,379,229 9,259,506 119,723
4 現代げんだい   韓国かんこく 7,233,080 6,909,194 242,021 67,290 14,575
5 フォード   アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 6,077,126 3,317,048 2,667,220 92,858
6 日産自動車にっさんじどうしゃ   日本にっぽん 4,950,924 4,090,677 837,331 22,916
7 フィアットクライスラー   イタリア /   アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 4,681,704 2,163,040 2,350,697 124,131 43,836
8 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう   日本にっぽん 4,298,390 4,263,239 35,151
9 スズキ   日本にっぽん 2,842,133 2,452,573 389,560
10 PSA・プジョーシトロエン   フランス 2,833,781 2,445,889 387,892
11 ルノー   フランス 2,704,675 2,347,913 356,762
12 BMW   ドイツ 2,006,366 2,006,366
13 上海しゃんはい汽車きしゃ   中国ちゅうごく 1,992,250 1,685,392 231,374 74,431 1,053
14 ダイムラー   ドイツ 1,781,507 1,631,502 150,005
15 マツダ   日本にっぽん 1,264,173 1,175,443 88,730
16 東風こち   中国ちゅうごく 1,238,948 642,092 226,319 357,414 13,123
17 三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょう   日本にっぽん 1,229,441 1,090,571 135,306 3,564
18 長安ながやす汽車きしゃ   中国ちゅうごく 1,109,889 873,794 166,056 70,039
19 タタ   インド 1,062,654 650,708 279,511 117,425 15,010
20 吉利よしとし汽車きしゃ   中国ちゅうごく 969,896 969,896
21 北京ぺきん汽車きしゃ   中国ちゅうごく 918,879 243,437 285,947 384,425 5,070
22 スバル   日本にっぽん 808,919 808,919
23 はな晨汽しゃ   中国ちゅうごく 782,904 479,335 264,210 39,359
24 だいいち汽車きしゃ   中国ちゅうごく 717,883 448,290 61,822 203,895 3,876
25 マヒンドラ&マヒンドラ   インド 584,534 407,563 173,398 2,2337 1,236
26 長城ちょうじょう汽車きしゃ   中国ちゅうごく 557,564 430,423 127,141
27 いすゞ自動車ずじどうしゃ   日本にっぽん 532,966 36,094 494,907 1,965
28 JAC   中国ちゅうごく 517,577 206,132 120,588 174,571 16,286
29 すすむ汽車きしゃ   中国ちゅうごく 510,950 510,950
30 アフトヴァース   ロシア 507,242 495,013 12,229
31 奇瑞きずい汽車きしゃ   中国ちゅうごく 477,166 459,283 17,883
32 ちから集団しゅうだん   中国ちゅうごく 245,506 168,395 27,810 49,301
33 GAIG   中国ちゅうごく 160,868 141,817 18,861
34 CNHTC   中国ちゅうごく 155,218 1,561 152,735 922
35 プロトン   マレーシア 140,082 116,882 23,200
36 パッカー   アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 135,891 135,891
37 HJAMC   中国ちゅうごく 133,790 133,790
38 GAZ   ロシア 126,594 91,081 22,418 13,095
39 Shannxi   中国ちゅうごく 103,524 1,172 12 102,001 339
40 東南とうなん汽車きしゃ (Fujian)   中国ちゅうごく 98,787 94,951 3,836
41 アショック・レイランド   インド 91,445 638 32,434 39,031 19,342
42 きむりゅう客車きゃくしゃ   中国ちゅうごく 83,150 38,955 44,195
43 Navistar   アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 78,974 68,578 10,396
44 青年せいねん汽車きしゃ   中国ちゅうごく 71,101 71,101
45 Tangjun Ou Ling   中国ちゅうごく 70,567 24,680 45,887
46 ZX Auto   中国ちゅうごく 65,025 2,794 62,231
47 UAZ   ロシア 62,443 27,260 35,183
48 いち汽海汽車きしゃ   中国ちゅうごく 61,054 61,054
49 宇通客車きゃくしゃ   中国ちゅうごく 57,711 6,148 51,563
50 Sichuan Hyundai   中国ちゅうごく 45,688 14,673 29,598 1,417

OICA[74] これらの詳細しょうさい以下いかしめす:

  • 乗用車じょうようしゃは4車輪しゃりんそなえ、乗客じょうきゃく輸送ゆそうで8座席ざせき未満みまん運転うんてんしゅ座席ざせき追加ついかするものとする。
  • けい商用しょうようしゃ(LCV) は4りんしき荷物にもつ輸送ゆそうする。1トン未満みまんけい商用しょうようしゃとトラックのあいだ仕様しようされる。この制限せいげんくに事業じぎょうしゃあいだで3.5から 7トンのあいだ依存いぞんする。ミニバスはけい商用しょうようしゃから派生はせいして8座席ざせき以上いじょう運転うんてんしゅ座席ざせき追加ついかされ最大さいだい重量じゅうりょうが3.5 から7トンである。
  • 大型おおがたトラック(HCV)は貨物かもつ運搬うんぱんよう車両しゃりょうである。最大さいだい積載せきさいりょうはのけい商用しょうようしゃ制限せいげん(3.5から7トン)をえる。それらにはセミトレーラーよう牽引けんいんしゃふくまれる。
  • バス乗客じょうきゃく輸送ゆそう使用しようされ8座席ざせき以上いじょう運転うんてんしゅ座席ざせきそな最大さいだい重量じゅうりょうけい商用しょうようしゃ制限せいげん(3.5から7トン)をえる。

関連かんれんしょ

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  • 自動車じどうしゃ(日本にっぽん産業さんぎょうシリーズだい16)』えいあや善太郎ぜんたろう山中やまなか英男ひでお有斐閣ゆうひかく (1961)
  • 自動車じどうしゃ産業さんぎょう苦闘くとう内憂ないゆう外患がいかん日本にっぽんよんだいメーカー』吉田よしだ信美のぶよし徳間書店とくましょてん (1968)
  • 覇者はしゃおごり―自動車じどうしゃおとこたちの産業さんぎょうデイヴィッド・ハルバースタム日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい (1987/04)

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 西欧せいおうあいだ生産せいさんシフトであるので先発せんぱつふくめた。
  2. ^ 2010ねんごろには、日本にっぽん軽自動車けいじどうしゃよりはるかにおおきいが自動車じどうしゃ区分くぶんされないのうようしゃが、やく2ひゃくまんだい生産せいさんされていた 三井物産みついぶっさん戦略せんりゃく研究所けんきゅうじょ - 中国ちゅうごく自動車じどうしゃ産業さんぎょう課題かだい展望てんぼう
  3. ^ 2013年度ねんどには軽自動車けいじどうしゃ生産せいさん台数だいすうやく225まんであった自工会じこうかい、2013年度ねんど自動車じどうしゃ生産せいさん実績じっせき発表はっぴょう
  4. ^ 1990ねんまでは西にしドイツのもの、ひがしドイツでは1986ねんに264k生産せいさん
  5. ^ 1990ねんまでの数値すうちソ連それんのもの、ソ連それんでは1985ねんに2247k生産せいさん
  6. ^ 生産せいさん上位じょういであるが、前出ぜんしゅつのグラフではそのふくまれている。これはグラフのもとデータである米国べいこく運輸省うんゆしょう集計しゅうけい抽出ちゅうしゅつされていないためである。

出典しゅってん

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  1. ^ 日本にっぽん自動車じどうしゃ工業こうぎょうかいホームページの自動車じどうしゃ産業さんぎょう説明せつめい日本にっぽん自動車じどうしゃ工業こうぎょうかい)では、自動車じどうしゃ産業さんぎょう製造せいぞう販売はんばいをはじめ整備せいび資材しざいなどかく分野ぶんやにわたる広範こうはん関連かんれん産業さんぎょう総合そうごう産業さんぎょうです。」紹介しょうかいされている
  2. ^ 日経にっけいビジネス「2001東京とうきょう国際こくさい自動車じどうしゃ会議かいぎ」』
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関連かんれん項目こうもく

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