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SUBARU (自動車) - Wikipedia

SUBARU (自動車じどうしゃ)

日本にっぽん自動車じどうしゃブランド
スバルから転送てんそう

SUBARU(スバル)は、株式会社かぶしきがいしゃSUBARUきゅう富士重工業ふじじゅうこうぎょう)が展開てんかいする自動車じどうしゃ製造せいぞう部門ぶもん航空機こうくうき製造せいぞう部門ぶもんブランドである。

スバル
SUBARU
所持しょじ会社かいしゃ 株式会社かぶしきがいしゃSUBARU
使用しよう開始かいし 1945ねん
ウェブサイト SUBARU
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概要がいよう

編集へんしゅう
 
SUBARU STAR SQUARE(エビススバルビル1かいショールーム)

SUBARUは太平洋戦争たいへいようせんそうまでの航空機こうくうきメーカーである中島なかじま飛行機ひこうき源流げんりゅうち、創業そうぎょう百瀬ももせすすむろくをはじめとするもと航空こうくう技術ぎじゅつしゃたちが自動車じどうしゃ開発かいはつたずさわってきたという歴史れきしから、航空機こうくうきつうじる機能きのうせい合理ごうりせい優先ゆうせんで、既成きせい概念がいねんにとらわれないユニークなメカニズムを特徴とくちょうとする自動車じどうしゃおおおくしてきた。とく走行そうこう性能せいのうとくした技術ぎじゅつ志向しこうつよく、よんりん駆動くどうくるま水平すいへい対向たいこうエンジンはスバルの技術ぎじゅつ特徴とくちょうとなっている。そのため、スバルというブランドをこよなくあいするスバリスト[注釈ちゅうしゃく 1][注釈ちゅうしゃく 2]ばれるエンスージアスト熱心ねっしんファン)もすくなくない。

2010ねん以降いこう北米ほくべい市場いちばで、あく走破そうはせい衝突しょうとつ安全あんぜんせいめんからスバルしゃ[注釈ちゅうしゃく 3]評価ひょうかたかまり、販売はんばい台数だいすう急速きゅうそくばしているが、SUBARUは年間ねんかん販売はんばい台数だいすうが100まんだい未満みまん国内こくない大手おおて自動車じどうしゃ8しゃちゅう最小さいしょう自動車じどうしゃメーカーで、いちじるしく国内こくない生産せいさん比率ひりつたかいことや2020ねん以降いこう半導体はんどうたいなどの部品ぶひん供給きょうきゅう不足ふそくもあり[3]北米ほくべい市場いちば恒常こうじょうてき供給きょうきゅう不足ふそくつづいている[4][5]北米ほくべい市場いちばにおける供給きょうきゅう不足ふそく技術ぎじゅつ志向しこう高性能こうせいのうプレミアムイメージによる車体しゃたい販売はんばい価格かかく高値たかね推移すいいにより、SUBARUの営業えいぎょう利益りえきりつは、高級こうきゅうブランドのBMWえる13 %を記録きろくしている[6][7]2014ねんには累計るいけい国内こくない生産せいさん台数だいすうが2000まんだい突破とっぱした[8]安全あんぜんせいかんし、日本にっぽんでは自動車じどうしゃ事故じこ対策たいさく機構きこうからインプレッサSPORT/G4およびSUBARU XVが2016年度ねんど自動車じどうしゃアセスメント「衝突しょうとつ安全あんぜん性能せいのう評価ひょうか大賞たいしょう[9] を、北米ほくべいでは米国べいこく道路どうろ安全あんぜん保険ほけん協会きょうかいから2017ねんがたインプレッサが2017ねん安全あんぜん評価ひょうか最高さいこう評価ひょうか「トップセイフティピック(TSP)+」をけている[10]。2018ねん現在げんざい国内こくない主要しゅよう自動車じどうしゃメーカーで軽自動車けいじどうしゃ商用しょうようしゃOEMくるまのぞ国内こくない販売はんばい現行げんこう車種しゃしゅすべて3ナンバー車種しゃしゅである唯一ゆいいつ自動車じどうしゃメーカーである。

自動車じどうしゃ開発かいはつ歴史れきし

編集へんしゅう
 
1958ねん スバル・360

その初期しょき製品せいひんは、航空機こうくうき開発かいはつによってつちかわれた設計せっけい指針ししんにより、軽量けいりょうかつ操縦そうじゅうせいすぐれ、空間くうかん実用じつようせいをもたした高度こうど設計せっけいがなされ、市場いちば先導せんどうした。1954ねん昭和しょうわ29ねん)に試作しさくされたスバル・1500では、日本にっぽんせい乗用車じょうようしゃとしてはつのフル・モノコック構造こうぞう採用さいようしている。

1958ねん昭和しょうわ33ねん発売はつばいスバル・360は、「国民こくみんしゃ構想こうそう[注釈ちゅうしゃく 4]内容ないようちか水準すいじゅん自動車じどうしゃを、高度こうど技術ぎじゅつ具現ぐげんしたもので、「大人おとな4にんれるはじめての軽自動車けいじどうしゃリアエンジン・リアドライブうしきエンジン・こう駆動くどう方式ほうしきとして、日本人にっぽんじんにとって自動車じどうしゃ身近みぢかなものにした。

 
1966ねん スバル・1000

1966ねん昭和しょうわ41ねん発売はつばいスバル・1000では、たて水平すいへい対向たいこうエンジンによる前輪ぜんりん駆動くどうレイアウトを採用さいようし、以後いごよんりん駆動くどうくるまふく現行げんこう主力しゅりょくモデルにいたるまでこれを踏襲とうしゅうしている[注釈ちゅうしゃく 5]。またこのスバル・1000では、前輪ぜんりん駆動くどうしゃにとっての重要じゅうよう部品ぶひんである「ひとしそくジョイント」の完成かんせいがた、ダブル・オフセット・ジョイント(D.O.J.)を東洋とうようベアリングげん・NTN)と共同きょうどう開発かいはつ同車どうしゃ成功せいこう要因よういんとなり、1970年代ねんだいから本格ほんかくした、小型車こがたしゃ前輪ぜんりん駆動くどう世界せかいてき潮流ちょうりゅう先鞭せんべんをつけた。

 
1989ねん スバル・レオーネ GL 4WD

スバルはつよんりん駆動くどうしゃは、1972ねんレオーネエステートバン1400 4WDで、本格ほんかくてき量産りょうさんラインで生産せいさんされる自動車じどうしゃとしては世界せかいはつよんりん駆動くどう乗用車じょうようしゃ[注釈ちゅうしゃく 6]となった。自動車じどうしゃ運動うんどう性能せいのうにもたらすよんりん駆動くどう効果こうか世界せかい注目ちゅうもくする端緒たんしょとなったドイツアウディ・クワトロ発売はつばい1980ねんであり、富士重工業ふじじゅうこうぎょうよんりん駆動くどう乗用車じょうようしゃ開発かいはつ生産せいさん経験けいけんではアウディをも上回うわまわる。そのため、よんりん駆動くどうシステムについても、その初期しょきから様々さまざまこころみがなされており、世界せかい自動車じどうしゃメーカーのベンチマークとなっている技術ぎじゅつ数多かずおおい。

レオーネのよんりん駆動くどうしゃ一般いっぱんてきなセダン・ワゴンの外見がいけんでありながら、すぐれたあく走破そうはせい独自どくじ特徴とくちょう降雪こうせつ地域ちいき利用りようしゃなどからたか評価ひょうかた。1980年代ねんだいからはよりオンロードしょくつよまり、後継こうけいのレガシィやインプレッサではさらに顕著けんちょになった。2021ねん現在げんざい軽自動車けいじどうしゃふくぜん車種しゃしゅBRZのぞく)によんりん駆動くどう展開てんかいされているが、とくレガシィフォレスターレヴォーグXVVAがたWRXぜんモデルがよんりん駆動くどうである。

よんりん駆動くどう技術ぎじゅつかし、アウトドアをたしな社員しゃいん視点してんから、レオーネ/レガシィ・ツーリングワゴンのようなよんりん駆動くどうステーションワゴンやレガシィ・アウトバック、フォレスターのようなクロスオーバーSUVといった新規しんき市場いちば開拓かいたくした[注釈ちゅうしゃく 7]。1989ねん10がつ発売はつばいのレガシィ・ツーリングワゴンGTはこう出力しゅつりょく4WDワゴンという特徴とくちょう市場いちば好評こうひょうはくした。社団しゃだん法人ほうじん自動車じどうしゃ技術ぎじゅつかい委員いいんかいが「後世こうせいかたぐべき特徴とくちょう故実こじつ」として選定せんていした「日本にっぽん自動車じどうしゃ技術ぎじゅつ330せん」にスバル・レオーネ4WDバンとセダンがそれぞれえらばれている。

1981ねんこう駆動くどうようトランスファーに、世界せかいはじめて流体りゅうたいしき電磁でんじしき油圧ゆあついたクラッチ実用じつようしたフルタイムAWDオートマチックを発売はつばい

また、この電磁でんじしき油圧ゆあついたクラッチを発展はってんさせ、前後ぜんご不等ふとう可変かへんトルク配分はいぶんとエンジン出力しゅつりょく制御せいぎょABSとの統合とうごう制御せいぎょによる高度こうどアクティブセーフティ予防よぼう安全あんぜん技術ぎじゅつである車両しゃりょう制御せいぎょシステムVDC(Vehicle Dynamics Control System、横滑よこすべ防止ぼうし機構きこう)も実用じつようしている。このVDCは、すでに実用じつようされている自動じどう運転うんてん支援しえんシステムADA(Active Driving Assist)や防衛ぼうえい関連かんれん事業じぎょうつちかった高度こうどなロボット技術ぎじゅつとの統合とうごう制御せいぎょによる、完全かんぜん自律じりつ運転うんてんシステムへの発展はってん期待きたいされ研究けんきゅうつづけられている。

なお、2008ねん6がつ、このADAから前車ぜんしゃとの車間しゃかん計測けいそくのためにそなえていたミリレーダーをはいして、2だいのCCDステレオカメラで車両しゃりょう周辺しゅうへん状況じょうきょう解析かいせき判断はんだん車両しゃりょう制御せいぎょ技術ぎじゅつとしては世界せかいはつとなる、車速しゃそくが15 km/h以下いかでの衝突しょうとつ被害ひがい軽減けいげんブレーキ制御せいぎょ障害しょうがいぶつ検知けんち、さらにぜん車速しゃそく追従ついしょうがたクルーズコントロールなどの機能きのうそなえた「EyeSight(アイサイト)」システム搭載とうさいしゃ発売はつばい従来じゅうらい安全あんぜん技術ぎじゅつなどとくら高機能こうきのうながら割安わりやすで、戦略せんりゃくてき価格かかく設定せっていであった。そのEyeSightは2021ねん現在げんざいしん世代せだいアイサイト(Ver.4相当そうとう)にまで進化しんかし、とりわけVer.2以降いこう市場いちば認知にんちひろがり、他社たしゃめいからの需要じゅようをも爆発ばくはつてき人気にんきはくした。その他社たしゃからも衝突しょうとつ被害ひがい軽減けいげんブレーキ搭載とうさい車種しゃしゅえるなどASV普及ふきゅう起爆きばくざいとなっているが、NASVA公式こうしき発表はっぴょう映像えいぞうにおいても衝突しょうとつ回避かいひ可否かひにおいてEyeSightと他社たしゃ製品せいひんとの雲泥うんでいせつけるなど性能せいのうたかさを実証じっしょうした(ただし2017ねん現在げんざいすくなくともさだめられた試験しけん条件じょうけんなかではEyeSightにせま性能せいのうそなえた他社たしゃ製品せいひん[11]えてきている)[よう出典しゅってん]

 
リニアトロニック東京とうきょうモーターショー2009出展しゅってん

2020ねん現在げんざいひろ使つかわれている金属きんぞくベルトしきだん変速へんそくを1987ねんに「ECVT」ので「ジャスティけに世界せかい先駆さきがけて量産りょうさんしゃ導入どうにゅうした(オランダVDT(Van Doorne's Transmissie BV)との共同きょうどう開発かいはつ)。ECVTは自社じしゃしょう排気はいきりょうしゃおよび日産にっさん・マーチ(K11がた、「N-CVT」の名称めいしょう搭載とうさい)、イタリアFIATしゃプントパンダ搭載とうさいされた。CVTの技術ぎじゅつはその日産自動車にっさんじどうしゃ使用しよう許可きょかあたえられ、日本にっぽんメーカー各社かくしゃおもにコンパクトカーなどに採用さいようしているジヤトコしゃせい「ハイパーCVT」のもととなったといわれている。

スバルのCVT搭載とうさいしゃは2009ねん当時とうじサンバーのぞぜん軽自動車けいじどうしゃ搭載とうさいしていたが、2009ねん5がつ20日はつかレガシィレガシィアウトバックにも金属きんぞくチェーンしきのバリエーター(しゅ変速へんそく機構きこう)を採用さいようした「リニアトロニック」CVTをあらたに設定せっていした。

公益社こうえきしゃだん法人ほうじん自動車じどうしゃ技術ぎじゅつかい日本にっぽん自動車じどうしゃ技術ぎじゅつ330せん」の変速へんそく駆動くどうけい部門ぶもんに、ECVTとリニアトロニックがえらばれている。

水平すいへい対向たいこうエンジン

編集へんしゅう
 
EG33がた水平すいへい対向たいこう6気筒きとうエンジン

現行げんこう主力しゅりょくモデルでは、水平すいへい対向たいこうエンジン車体しゃたい前方ぜんぽうたて搭載とうさいしてよんりん駆動くどうするSYMMETRICAL AWD(シンメトリカルAWD構造こうぞう特徴とくちょうとしている。水平すいへい対向たいこうエンジンは、かつてはフォルクスワーゲンはじめ、GMトヨタでも採用さいよう車種しゃしゅがあるほど普及ふきゅうしたエンジン形式けいしきであったが、よこロングストロークてきさないことから徐々じょじょ採用さいようメーカーがり、2023ねん現在げんざい量産りょうさんがた乗用車じょうようしゃようエンジンとしてはSUBARUとポルシェのみとなっている。また、フルタイムよんりん駆動くどう機構きこう展開てんかいする自動車じどうしゃメーカーとしてはドイツのアウディひとし有名ゆうめいであるが、前置まえお水平すいへい対向たいこうエンジンとフルタイムAWDの双方そうほうわせた製品せいひん展開てんかいするのは、世界せかいでSUBARUのみとなっている。

水平すいへい対向たいこうエンジンは、質量しつりょうおおきなシリンダーヘッドクランクシャフトおなたかさとなるため、直列ちょくれつエンジンVがたエンジンくら重心じゅうしんひくい。また、かいうピストンのクランクピンが180°の位相いそうにあるため、たがいのいち振動しんどうい、本質ほんしつてき直列ちょくれつよりもエンジンの振動しんどうすくない。

パッシブセーフティ衝突しょうとつ安全あんぜん)のめんでは、前面ぜんめん衝突しょうとつ水平すいへい対向たいこうエンジンの形状けいじょう問題もんだいとなる。水平すいへい対向たいこうエンジンはよこはばひろいため、前面ぜんめん衝突しょうとつ制御せいぎょするサイドメンバーを適切てきせつ位置いちとおすのがむずかしい[12]。この問題もんだいは、前面ぜんめん衝突しょうとつにエンジンとトランスミッションを床下ゆかしたもぐませる「苦肉くにくさく」によりえている[注釈ちゅうしゃく 8]

環境かんきょう対応たいおうしゃ開発かいはつ

編集へんしゅう
 
2009ねん スバル・R1e
 
e-BOXERエンブレム(フォレスター)

電気でんき自動車じどうしゃ(EV)の開発かいはつについては、1960年代ねんだい後半こうはん国産こくさんメーカー各社かくしゃ開発かいはつ競争きょうそうがあり、1971ねん昭和しょうわ46ねんだい18かい東京とうきょうモーターショーに、スバル・ff-1 1300Gバンをもとソニーせい燃料ねんりょう電池でんち採用さいようした「スバル・エレクトロワゴンX-1」を参考さんこう出品しゅっぴんしている。その、あまり目立めだったうごきはなかったが、突如とつじょ2002ねん平成へいせい14ねん)5がつNEC富士重工業ふじじゅうこうぎょうとの共同きょうどう出資しゅっしによる合弁ごうべん事業じぎょうで「NECラミリオンエナジー」を設立せつりつし、自動車じどうしゃようマンガンけいリチウムイオンぐみ電池でんち開発かいはつ開始かいし発表はっぴょうした。

2005ねん平成へいせい17ねん)6がつ東京電力とうきょうでんりょく共同きょうどう開発かいはつによる軽自動車けいじどうしゃR1」をベースにしたEV、「R1e」を公開こうかい、すでに2007ねん平成へいせい19ねんはるから納入のうにゅう開始かいしした。2009ねん平成へいせい21ねん)6がつ4にちには、電気でんき自動車じどうしゃプラグインステラ」を発表はっぴょう同年どうねん7がつより2年間ねんかん400だい限定げんていリース納入のうにゅう開始かいし。しかし、軽自動車けいじどうしゃからの撤退てったいとも生産せいさん中止ちゅうしし、そのはトヨタと共同きょうどう開発かいはつするハイブリッドカー (HV) に注力ちゅうりょく[13][14]2013ねん平成へいせい25ねん)、はつのHV「SUBARU XVハイブリッド」を発売はつばい[15]2015ねん平成へいせい27ねん)には「インプレッサスポーツハイブリッド」を投入とうにゅうした[16]。ハイブリッドシステムは2.0 L水平すいへい対向たいこうエンジンにCVT、1モーターパナソニックせい0.6 kWhニッケル・水素すいそ充電じゅうでんわせた独自どくじのもの。きゅうターボチャージャー)によらず、よりたか動力どうりょく性能せいのう環境かんきょう性能せいのう両立りょうりつ志向しこうしている[17]どういち車種しゃしゅHV仕様しようくらべ、燃費ねんぴJC08モードで3わり程度ていど向上こうじょうしているが、自動車じどうしゃ雑誌ざっしによる評価ひょうかでは実際じっさい道路どうろ状況じょうきょうにおける燃費ねんぴ向上こうじょう限定げんていてきで、むしろはしりのさであったり4WD設定せっていがあるHVであることが美点びてんとされた[18][19]。このハイブリッドシステムは2018ねん平成へいせい30ねん発売はつばいのフォレスター以降いこう「e-BOXER」(イーボクサー[20])と命名めいめいされた[21]。これとはべつに、トヨタ・ハイブリッド・システム(THS)をベースにしたプラグインハイブリッドシステム[22]「SUBARU StarDrive Technology」の開発かいはつすすめられており、2018ねん米国べいこく市場いちば投入とうにゅうしたクロストレック(XVの米国べいこくめい) ハイブリッドはじめて搭載とうさいされた[23][24]

また、2005ねん開発かいはつ発表はっぴょうした「水平すいへい対向たいこうディーゼルエンジン」が2007ねん3月、スイスジュネーヴ・モーターショー公開こうかいされ、2008ねん3がつドイツ皮切かわきりに順次じゅんじEU各国かっこくオーストラリアけて発売はつばい開始かいしされた。世界せかいはつ水平すいへい対向たいこう4気筒きとう・ターボディーゼルエンジンは「EE20がた名付なづけられ、DOHC16バルブヘッドのほか、1,800気圧きあつ噴射ふんしゃあつデンソーせいコモンレールしきインジェクター、IHIせい可変かへんノズルターボ装備そうび。1,998 cc の排気はいきりょうから最高さいこう出力しゅつりょく150 ps /3,600 rpm、最大さいだいトルク35.7 kg-m /1,800 rpmを発揮はっき、CO2排出はいしゅつりょうも148 g/km と現代げんだいてきなディーゼルに相応ふさわしい性能せいのうであるが、はいガス発表はっぴょう当初とうしょ「ユーロ4適合てきごう」にまり、より排出はいしゅつガス規制きせいとくNOx)のきびしい日本にっぽん北米ほくべい市場いちばへの導入どうにゅうおこなわれていない。発表はっぴょう当初とうしょ予定よていでは、これらの市場いちばへは2010ねんまでの導入どうにゅう目指めざしていた模様もようであり、事実じじつ、2015ねんにはユーロ6bに適合てきごうさせたものの、日本にっぽん国内こくないかんしては導入どうにゅう時期じき延期えんきおよび搭載とうさい予定よてい車種しゃしゅすう発表はっぴょうされるにとどまっていた[25][26]。しかし2017ねん9月、欧州おうしゅうでの販売はんばい不振ふしん主因しゅいんとして、ディーゼルしゃ製造せいぞう販売はんばいから2020れい2)年度ねんど目途もくと撤退てったい方針ほうしんとする報道ほうどうがなされた[27]。なお、このEE20がたエンジンは、2009ねん平成へいせい21ねん)にだい6かいしん機械きかい振興しんこうしょう機械きかい振興しんこう協会きょうかい会長かいちょうしょう」を受賞じゅしょうしている[28]

2023ねんれい5ねん)、6ねんぶりのモデルチェンジとなる6代目だいめ新型しんがたフォレスターロサンゼルスオートショー2023にて世界せかいはつ公開こうかいした。

車種しゃしゅ

編集へんしゅう

モータースポーツ

編集へんしゅう
 
インプレッサWRC2006(2006ねんキプロスラリー)

モータースポーツにおいてはラリー競技きょうぎでの活動かつどうられる。テストドライバーの小関おぜき典幸のりゆき[29]高岡たかおかさちろう中心ちゅうしんとする社内しゃない活動かつどうとして、1973ねん昭和しょうわ48ねん)よりオーストラリアのサザンクロスラリー、1980ねん昭和しょうわ55ねん)よりケニアサファリラリー挑戦ちょうせんし、「ボクサー+4WD」というアイデンティティしめした[注釈ちゅうしゃく 9]当時とうじ主体しゅたい群馬ぐんま研究けんきゅう実験じっけんだったが、1988ねん昭和しょうわ63ねん)に久世くぜ隆一郎りゅういちろう代表だいひょうとする、モータースポーツ関連かんれん子会社こがいしゃスバルテクニカインターナショナル(STI)」を設立せつりつした。

1989ねん平成へいせい元年がんねん)にレガシィ発表はっぴょうするとイギリスのプロドライブ提携ていけいし、スバルワールドラリーチーム (SWRT)として1990ねん平成へいせい2ねん)よりグループA規定きてい世界せかいラリー選手権せんしゅけん(WRC)に本格ほんかく参戦さんせん1993ねん平成へいせい5ねん)より後継こうけいインプレッサ投入とうにゅうし、1995ねんからワールドラリーカー規定きてい初年度しょねんど1997ねんにかけてマニュファクチャラーズタイトルを3連覇れんぱするなど、いち時代じだいきずいた。ドライバー部門ぶもんではコリン・マクレー1995ねん)、リチャード・バーンズ2001ねん)、ペター・ソルベルグ2003ねん)の3にんのチャンピオンを輩出はいしゅつした。世界せかい同時どうじきょう影響えいきょう2008ねんシーズンを最後さいごにWRCでのワークス活動かつどう終了しゅうりょう。WRC通算つうさん47しょう(レガシィ1しょう、インプレッサ46しょう)は国内こくないメーカーのなかでは三菱みつびししのぎ2である。

市販しはんしゃからの改造かいぞう範囲はんいせまグループN車両しゃりょうもちいるPWRC(プロダクションカー世界せかいラリー選手権せんしゅけん)や、地域ちいきのERC(欧州おうしゅうラリー選手権せんしゅけん)、APRC(アジアパシフィックラリー選手権せんしゅけん)でも、90年代ねんだいなかばから2010年代ねんだいなかばまで、三菱みつびし・ランサーエボリューション寡占かせん状態じょうたいきずつづけた。

1990ねん平成へいせい2ねん)にはコローニチームを買収ばいしゅうして[注釈ちゅうしゃく 10]、イタリアのモトーリ・モデルニ水平すいへい対向たいこう12気筒きとう共同きょうどう開発かいはつF1参戦さんせんしたが、予備よび予選よせんすら通過つうかできず半年はんとしのみで撤退てったいした。スポーツプロトタイプカー世界せかい選手権せんしゅけん(WSPC)でもF1ようF12エンジンをアルバAR20/1に搭載とうさいしたが、たような結果けっかわった。入門にゅうもんフォーミュラのFJ1600にもEA71供給きょうきゅうし、こちらは最終さいしゅうてきにSUBARUのワンメイクとなった。

ツーリングカーレースでは英国えいこくトップランのTCR、チームBMRと英国えいこくSUBARUのBTCC(英国えいこくツーリングカー選手権せんしゅけん)の活動かつどうられる。後者こうしゃは2017ねんにタイトルを獲得かくとくした。現在げんざいはどちらも活動かつどう終了しゅうりょうしている。

2023ねん現在げんざいのSUBARU本社ほんしゃとSTIのレース活動かつどうは、従来じゅうらいスーパーGTニュルブルクリンク24あいだの2つにくわ[30]従来じゅうらいSUBARUディーラーによっておこなわれてきた全日本ぜんにほんラリー選手権せんしゅけんへの参戦さんせん開始かいしされている[31]。またSTIはかかわってはいないが、米国べいこくSUBARUのARAラリー(きゅうラリーアメリカ)がられる。

AWD積極せっきょくてき自動車じどうしゃ運動うんどう性能せいのう操縦そうじゅうせい向上こうじょう利用りようするみでは、1990ねんからイギリスプロドライブしゃとのWRCへの参戦さんせんで、エンジン性能せいのう向上こうじょう技術ぎじゅつや、2004ねんまで、まえ、センターデフのフルアクティブをはじめとする、膨大ぼうだい技術ぎじゅつてきデータ蓄積ちくせきられているものとおもわれる[注釈ちゅうしゃく 11]

WRC参戦さんせんようベース車両しゃりょうであるインプレッサの市販しはんがたでは、WRCからの直接ちょくせつのフィードバックはないものの、1994ねん登場とうじょうしたDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)制御せいぎょに、2002ねん、4りん車輪しゃりんそくセンサー、よこGセンサー、スロットルセンサーなどから4りんのグリップバランスを把握はあくして、最適さいてき前後ぜんご駆動くどうトルクを自動的じどうてき配分はいぶんする「DCCD-AUTO」モードを装備そうび2004ねんにはあらたに、ヨーレートセンサーをくわえ、さらに前後ぜんごLSDとの協調きょうちょう制御せいぎょにより、操縦そうじゅう感覚かんかくさとはやさを両立りょうりつしている。

不祥事ふしょうじ事件じけん問題もんだい事故じこ

編集へんしゅう

スバルしゃ販売はんばいてん

編集へんしゅう

正規せいきディーラーの「スバルてん」(全国ぜんこく46しゃで、SUBARU出資しゅっしは34しゃ)、○○スバル自動車じどうしゃ旧来きゅうらいからもちいられ、直営ちょくえい独立どくりつけいいずれにも使つかわれる。れい青森あおもりスバル自動車じどうしゃ静岡しずおかスバル自動車じどうしゃ熊本くまもとスバル自動車じどうしゃなど)、○○スバル(1990年代ねんだい後半こうはんからの販売はんばい会社かいしゃ再編さいへんによる合併がっぺいもちいられる。おも直営ちょくえい販社はんしゃ一部いちぶ独立どくりつけいも。れい北海道ほっかいどうスバル←函館はこだてスバル自動車じどうしゃ+しつとまスバル自動車じどうしゃ+札幌さっぽろスバル自動車じどうしゃ東京とうきょうスバル←中央ちゅうおうスバル自動車じどうしゃ+東京とうきょうスバル自動車じどうしゃ福岡ふくおかスバル←福岡ふくおかスバル自動車じどうしゃ+北九州きたきゅうしゅうスバル自動車じどうしゃなど)[注釈ちゅうしゃく 12]のほかに、おも個人こじん経営けいえいする独立どくりつ店舗てんぽをサブディーラーとしてあつかう「スバルショップ」(旧称きゅうしょう・スバルスコープてん)があり、一部いちぶJAいすゞ自動車ずじどうしゃのディーラーがあつかれいもある。

かつては高級こうきゅうしゃ需要じゅよう補完ほかんするために、1988ねんボルボ[注釈ちゅうしゃく 13]1998ねんポルシェ[32]2003ねんサーブ[33] とそれぞれスバル本体ほんたい販売はんばい提携ていけいむすんで一部いちぶのスバル販売はんばいてんあつかっていたが、サーブは2005ねんに、ボルボは2006ねん[注釈ちゅうしゃく 14]、ポルシェは2018ねん[注釈ちゅうしゃく 15]販売はんばいから撤退てったいした。なお、一部いちぶ独立どくりつ資本しほんけい地方ちほうディーラー(静岡しずおか埼玉さいたまなど)はつづきグループ会社かいしゃ輸入ゆにゅうしゃビジネスを継続けいぞくしている。

販売はんばいてん再編さいへん

編集へんしゅう

2008ねんより、全国ぜんこくのSUBARU直営ちょくえいディーラーにおいて広域こういき統合とうごうさい編成へんせい実施じっし[34]かく会社かいしゃ合併がっぺいおこなわず全国ぜんこくを6つの地域ちいきべつけ、かく地区ちくない中核ちゅうかく販売はんばい会社かいしゃを「地区ちく全体ぜんたい統括とうかつ会社かいしゃ」、その販売はんばい会社かいしゃを「統括とうかつ会社かいしゃ傘下さんか事業じぎょう会社かいしゃ」として位置いちづけ、間接かんせつ部門ぶもん集約しゅうやくなどの施策しさく経営けいえい効率こうりつげることを目的もくてきとする。

2008ねんに、奈良ならのぞ近畿きんき地区ちく九州きゅうしゅう沖縄おきなわ地区ちくにそれぞれ統括とうかつ会社かいしゃき、長野ながの県内けんない直営ちょくえい2しゃ合併がっぺいし、2009ねん東北とうほく甲信越こうしんえつ北陸ほくりく東海とうかい中国ちゅうごく四国しこくかく地区ちく統括とうかつ会社かいしゃいた。なお、北海道ほっかいどうスバル神奈川かながわスバル千葉ちばスバル・東京とうきょうスバル事業じぎょう規模きぼ管轄かんかつエリアがおおきい地域ちいきであることから現状げんじょう維持いじとした。

2024ねん現在げんざい販売はんばい会社かいしゃはスバル出資しゅっし10しゃ統括とうかつ子会社こがいしゃ23しゃ独立どくりつ11しゃ合計ごうけい44しゃである。

2025ねん4がつより、メーカーと同様どうようの「直営ちょくえいディーラーの広域こういき越境えっきょう合併がっぺい」を実施じっしする。東京とうきょうスバルと山梨やまなしスバルを合併がっぺいし、その地域ちいきにて統括とうかつ会社かいしゃ事業じぎょう会社かいしゃ合併がっぺいし、かく地域ちいき直営ちょくえいディーラーを1しゃ体制たいせいとする[35]北海道ほっかいどうスバル・神奈川かながわスバル・千葉ちばスバルは現状げんじょう維持いじとする。

生産せいさん拠点きょてん

編集へんしゅう
2023ねん4がつ現在げんざい
  • 群馬ぐんま製作所せいさくしょほん工場こうじょう群馬ぐんまけん太田おおたスバルまちきゅう町名ちょうめい東本ひがしほんまち
  • 群馬ぐんま製作所せいさくしょ矢島やじま工場こうじょう群馬ぐんまけん太田おおた庄屋しょうやまち
  • 群馬ぐんま製作所せいさくしょ太田北おおたきた工場こうじょう群馬ぐんまけん太田おおた金山かなやままち):通称つうしょう・呑竜工場こうじょう中島なかじま飛行機ひこうき創業そうぎょう
    • おもサンバーのシャシを生産せいさんした。ラビットスクーター製造せいぞうした。
    • 現在げんざいはSUBARU本体ほんたいとしての配員はいいん稼働かどうはしていないが、子会社こがいしゃのSUBARUテクノが群馬ぐんま事業じぎょうしょとして利用りようしている。
  • 群馬ぐんま製作所せいさくしょ大泉おおいずみ工場こうじょう群馬ぐんまけん邑楽おうらぐん大泉おおいずみまちいずみ・太田おおた朝日あさひまち
    • 自動車じどうしゃようパワーユニット(エンジンおよびトランスミッション)を生産せいさんしている。
      • この近隣きんりんしん工場こうじょうもうけてトヨタ自動車とよたじどうしゃ共同きょうどう開発かいはつしゃ製造せいぞうする予定よていであったが、景況けいきょう悪化あっかして計画けいかく廃止はいしされた。同社どうしゃとの共同きょうどう開発かいはつしゃ生産せいさん軽自動車けいじどうしゃ撤退てったい余裕よゆうしょうじた群馬ぐんま製作所せいさくしょほん工場こうじょうおこなっている。
  • スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ・インク略称りゃくしょう:SIA)( インディアナしゅう ラファイエット)

ブランドめい由来ゆらい

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「スバル」は、プレアデス星団せいだん日本にっぽんめいすばる」(プレアデス星団せいだん#名称めいしょう神話しんわ)に由来ゆらいする。日本にっぽんではふるくからろくれんぼし(むつらぼし)ともわれ、奈良なら時代じだい古事記こじき日本書紀にほんしょき[注釈ちゅうしゃく 16]平安へいあん時代じだいの『枕草子まくらのそうし[注釈ちゅうしゃく 17]にも記述きじゅつ確認かくにんできる古語こごである。

この名称めいしょう最初さいしょあらわれたのは、試作しさくコードネーム「P-1」の「スバル・1500」であった。試作しさくされた車両しゃりょう販売はんばいされ市中しちゅうはしったとされるが、量産りょうさん市販しはん中止ちゅうしされた。富士重工業ふじじゅうこうぎょう初代しょだい社長しゃちょうきた謙治けんじ命名めいめいした。富士重工業ふじじゅうこうぎょう中島なかじま飛行機ひこうきけい5しゃ合併がっぺいしていることから、6しゃを「みつる(す)べる」=「統合とうごうする」の意志いしめられている。

P-1につづいて設計せっけいされた「てんとうちゅう」の愛称あいしょうられる「スバル・360」が人気にんきはくして、「スバル」はひろられた。コーポレートアイデンティティとして使つかわれているエンブレムの「六連むつれほしマーク」は、スバル360が起源きげんである。社内しゃない募集ぼしゅうあんをもとに、同車どうしゃ基本きほんデザインを担当たんとうした社外しゃがい工業こうぎょうデザイナー佐々木ささき達三たつぞうくわえたもので、以後いごなんかのデザイン変更へんこうおこなわれて実際じっさい星座せいざ配列はいれつことなりながらも、現在げんざいだい1、しょう5の六連むつれほし基本きほんとする[注釈ちゅうしゃく 18]

富士重工業ふじじゅうこうぎょう代名詞だいめいしとして「スバル」の定着ていちゃくしたことから、一時期いちじき「スバル株式会社かぶしきがいしゃ」へ社名しゃめい変更へんこう計画けいかくしたが、創業そうぎょう50周年しゅうねん2003ねん7がつ15にちに、従来じゅうらい社名しゃめいのカタカナきの頭文字かしらもじ由来ゆらいする「フ」マークのやしろあきら自動車じどうしゃブランド・スバルとおなじ「六連むつれぼし」に変更へんこうするにとどまった。しかし2017ねん4がつ1にちに「株式会社かぶしきがいしゃSUBARU」へ社名しゃめい変更へんこうした。

プレアデス星団せいだん語源ごげんとなったプレイアデスは、ギリシャ神話しんわかみである巨人きょじんアトラースしらげおんなプレーイオネーとのあいだまれた7姉妹しまいといわれ、長女ちょうじょからじゅんに「マイアエーレクトラーターユゲテーアルキュオネーケライノーアステロペーメロペー」とばれている[38]

このうち「マイア」はスバル・450たい北米ほくべいよう輸出ゆしゅつめい、および3代目だいめレオーネのスバル発売はつばい30周年しゅうねん記念きねん特別とくべつ仕様しようしゃとして、「アステロペー」は1987ねんスウェーデンボルボしゃ共同きょうどう開発かいはつした観光かんこうバスボルボ・アステローペと2004ねんにスバルカスタマイズ工房こうぼう東京とうきょうオートサロンへ出品しゅっぴんした「レガシィB4・アステローペ」として、「エーレクトラー」は1994ねんからSTI発売はつばいはじめたアルミホイール商品しょうひんめいと、2000ねん発売はつばいされたインプレッサS201 STIバージョンのパイロットモデルめい「エレクトラワン(Electra ONE)」として、「ケライノー」は1977ねん、「ケレーノ」として北米ほくべいけに発売はつばいしたスノーモービル製品せいひんめいとして、「アルキュオネー」は英語えいごみの「アルシオーネ」で1985ねん発売はつばいアルシオーネと、1991ねん発売はつばいアルシオーネSVXとして、「メロペー」は2009ねんにスバル用品ようひん販売はんばいした天体てんたい望遠鏡ぼうえんきょう「SUBARUメローペ80A」[39]使つかわれている。のこりの「ターユゲテー」は現在げんざいまでのところ富士重工業ふじじゅうこうぎょう製品せいひん使用しようされていない。なお、プレイアデスについてはSUBARU純正じゅんせいオイルめいのレ・プレイアード・ゼロ(Les Pléiades Zero[40]、Pléiadesはフランス語ふらんすごでプレイアデスのこと)[注釈ちゅうしゃく 19]使用しようされている。

谷村たにむら新司しんじの『すばる』は「元々もともとはこの会社かいしゃイメージソングであった」とする誤解ごかい散見さんけんされる[注釈ちゅうしゃく 20]富士重工業ふじじゅうこうぎょう意識いしきして製作せいさくされた歌謡かようきょくは『人生じんせいすばるなり』(作詞さくし作曲さっきょく石坂いしざかまさを、うた美帆みほさゆみ)である。作曲さっきょく石坂いしざかまさをは熱烈ねつれつなスバルファンで、「生真面目きまじめ人情味にんじょうみあるスバルの姿すがたうたげたもの」と公言こうげんしている。原作げんさくは『人生じんせいはスバルなり』であったが、発売はつばい商品しょうひんイメージをすためにあえて漢字かんじの「すばる」をてている。

スバルの中国ちゅうごく表記ひょうき台湾たいわん中国ちゅうごく本土ほんど香港ほんこんじゅんに「はや霸陸」、「斯巴魯」/「斯巴鲁」、「富士ふじ」(拼音: Sùbàlù / Sībālǔちゅうおと: ㄙㄨˋㄅㄚˋㄌㄨˋ / ㄙㄅㄚㄌㄨˇイェールしき:Fu3si6)、韓国かんこく表記ひょうきは「스바루」(文化ぶんか観光かんこう2000ねんしき:Seubaru、マッキューン=ライシャワーしき:Sŭbaru)」である。

キャッチフレーズ

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  • 世界せかいの4WDリーダー SUBARU 4WD」(1987ねん - 1991ねん
  • たしかな技術ぎじゅつひとのために」(1989ねん - 1991ねん3がつ
  • 「Active driving, Active safety」(1996ねん - 1999ねん
  • 「World Quality SUBARU 4WD」(2000ねん - 2001ねん7がつ
  • 「Driving emotion」(2001ねん8がつ - 2002ねん3がつ
  • 「Think.Feel.Drive」(2003ねん10がつ - 2008ねん2がつ
  • 「Fantastic moments」(2008ねん3がつ - 2009ねん
  • Confidence in Motion」(2010ねん11月 - 2019ねん9がつ)※このキャッチフレーズは北米ほくべいなどの世界せかい各国かっこくでも使用しようされている。
  • 安心あんしんたのしさを SUBARU」(2014ねん10がつ - )※このキャッチフレーズはCMの終盤しゅうばん使用しようされる。
  • 「Love. It's what makes a Subaru, a Subaru.」(2006ねん - )※おも北米ほくべい市場いちば使用しよう
  • 「believe. 人生じんせいをよりくできるクルマは、きっと、ある。」(2019ねん9がつ -2020ねん

テレビ番組ばんぐみ

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  • 日経にっけいスペシャル カンブリア宮殿きゅうでん 「ぶつからないクルマ」の技術ぎじゅつ革新かくしんきょうやぶれ!(2011ねん2がつ3にちテレビ東京てれびとうきょう)- 富士重工業ふじじゅうこうぎょう 社長しゃちょう もり郁夫いくお出演しゅつえん[42]

提供ていきょうしているおも番組ばんぐみ

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日本にっぽん全国ぜんこくでスポットCMをながしている。提供ていきょうクレジットは1998ねんまでは富士重工ふじじゅうこうで、1999ねんからSUBARUにわった。 民放みんぽうBS放送ほうそう単独たんどくスポンサードする番組ばんぐみは2012ねん10がつ現在げんざい時点じてんで4番組ばんぐみあり、スポンサーめいみは「Confidence in MotionSUBARU」となっている。『MY STORY』以外いがいのBS単独たんどくスポンサー番組ばんぐみと『Dramatic Cinema』 はYouTube番組ばんぐみ本編ほんぺん配信はいしんし、「Dramatic Cinema」、「ふたりどう」、「こいするドライブ」は、それぞれの番組ばんぐみFacebookページを開設かいせつしている。過去かこのテレビCMは、SUBARU公式こうしきサイトない『チャンネルスバル』で配信はいしんしており、まれに「SUBARU On-Tube」もテレビCMを配信はいしんすることがある。テレビCM冒頭ぼうとうながれるサウンドロゴは現在げんざい30びょうばんのみになっている。一部いちぶのぞ以前いぜんは15びょうばん存在そんざいしたが「“Confidence in Motion”」ははぶかれている。『金曜きんようロードSHOW!』(日本にほんテレビけい)で前半ぜんはんわく番組ばんぐみわくけのドラマ仕立したててCM「Your story with〜あなたとクルマの物語ものがたり」(2ふん)を提供ていきょうし、放送ほうそう同社どうしゃHPで限定げんてい公開こうかいしている。

2017ねん10がつ27にち発覚はっかくした不祥事ふしょうじにより、年内ねんないはスポットCMおよびかく番組ばんぐみ提供ていきょう自粛じしゅくし、ACジャパンきょくばんせんなどのCMにえた[注釈ちゅうしゃく 21]が、2018ねん1がつ1にちからCM・番組ばんぐみ提供ていきょうともに再開さいかいされた。

2018ねん11がつ上旬じょうじゅんふたた不祥事ふしょうじ発覚はっかくし、11月中旬ちゅうじゅん一定いってい期間きかんCM放送ほうそう自粛じしゅくした。4月から提供ていきょうしている『日曜にちよう劇場げきじょう』(TBSけい)などは、CMはえたもののクレジットは通常つうじょうどお表示ひょうじされた。

2023ねん10がつ現在げんざいは、TBS系列けいれつ日曜にちよう劇場げきじょう以外いがいにスポンサー番組ばんぐみい。

現在げんざい

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現在げんざいなし

現在げんざいなし

現在げんざいなし

現在げんざいなし

  • BSにっテレ
    • SUBARU presents MY STORY日曜にちよう23:00 - 23:30・いちしゃ提供ていきょう)※現在げんざいはリピートぶんまじえながら放送ほうそうしている。
    • SUBARU Presents ふたりどう助手じょしゅせきのオキテ〜金曜きんよう21:54 - 22:00・いちしゃ提供ていきょうTREZIA名義めいぎ)[2012ねん10がつ - ] <見逃みのがぶんは、「いきおとこ流儀りゅうぎあそびの美学びがく〜」と同様どうよう「SUBARU On-Tube」でも視聴しちょう可能かのう。また金曜きんようこう番組ばんぐみ「キズナのチカラ」放送ほうそう関係かんけいじょう金曜きんようの21:54 - 22:30までがいちしゃ提供ていきょう独占どくせん状態じょうたいとなる。>
    • ゴルフサバイバル金曜きんよう21:00 - 22:00)ホールインワンしょう対象たいしょうホールにはSUBARUしゃ提供ていきょうされ、番組ばんぐみないではコラボCMも放映ほうえいされている。
  • BS朝日あさひ
    • SUBARU Presents こいするドライブ水曜すいよう23:30 - 0:00・いちしゃ提供ていきょうEyeSight名義めいぎ)[2012ねん7がつ - ] <放送ほうそう2にちには、BS朝日あさひ公式こうしきYouTubeチャンネル にて配信はいしんする。ただし、FacebookのSUBARU公式こうしきアカウントのリンクさきでしか視聴しちょうできないため、公開こうかいはなしすうかぎられている。>
  • BSフジ
  • その

など

硬式こうしき野球やきゅう

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1953ねん富士重工業ふじじゅうこうぎょうげん、SUBARU)硬式こうしき野球やきゅう創部そうぶ。  以後いご社会しゃかいじん野球やきゅう3だい大会たいかい都市とし対抗たいこう野球やきゅう大会たいかいでは27かい出場しゅつじょうし、だい40かい大会たいかい(1969ねん)、だい85かい大会たいかい(2014ねん)で2かいの「じゅん優勝ゆうしょう」、だい79かい大会たいかい(2008ねん)では「ベスト4」に進出しんしゅつしている。  そして、日本にっぽん選手権せんしゅけんには16かい出場しゅつじょうし、だい8かい大会たいかい(1981ねん)、だい33かい大会たいかい(2006ねん)と2かいの「全国ぜんこく優勝ゆうしょう」、だい39かい大会たいかい(2013ねん)には「じゅん優勝ゆうしょう」をたしている。[44]

陸上りくじょう競技きょうぎ

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SUBARUの陸上りくじょう競技きょうぎはSUBARUの製造せいぞう拠点きょてんである群馬ぐんま製作所せいさくしょないにある。事業じぎょうしょのある群馬ぐんまけん太田おおた全日本ぜんにほん実業じつぎょうだん対抗たいこう駅伝えきでん競走きょうそう大会たいかい(ニューイヤー駅伝えきでん)のコースにふくまれていることもあり、どう大会たいかいへの出場しゅつじょう地域ちいき社会しゃかい活性かっせいへの貢献こうけん目的もくてきとして1998ねん6がつ創部そうぶされた。小指おざしとおる監督かんとく以下いか地元じもと出身しゅっしん阿久津あくつけいはじめとする12めい部員ぶいん構成こうせいされる。

当初とうしょきゅう社名しゃめいの「富士重工業ふじじゅうこうぎょう」で出場しゅつじょうしていたが、社名しゃめい変更へんこうたずに「SUBARU陸上りくじょう競技きょうぎ」に呼称こしょう変更へんこうした。しゅたる活動かつどう目標もくひょうでもあるニューイヤー駅伝えきでんには2001ねんだい45かい大会たいかいはつ出場しゅつじょうたし[45]以後いごだい64かい大会たいかいまで20ねん連続れんぞく出場しゅつじょうつづけていたが、ニューイヤー駅伝えきでん予選よせんかいねているだい61かい東日本ひがしにっぽん実業じつぎょうだん対抗たいこう駅伝えきでん競走きょうそう大会たいかいでは途中とちゅう棄権きけんとなり、連続れんぞく出場しゅつじょう途絶とだえた[46]。2013ねんおこなわれただい57かい大会たいかいではだい6入賞にゅうしょう、2022ねんおこなわれただい66かい大会たいかいでは過去かこ最高さいこう順位じゅんいであるだい2となり、9ねんぶり2度目どめ入賞にゅうしょうたしている[47]。また、地元じもとチームとして沿道えんどうでの声援せいえんおおきい。

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ この言葉ことばカートピアNo.31(1975ねん)に掲載けいさいされた「スバルは紳士しんしもの」という後閑ごかん暢夫のぶおによる投稿とうこうなかで「クルマにたいするたか見識けんしきち、紳士しんしてき運転うんてんをするスバルユーザー」を言葉ことばとして誕生たんじょうした。2013ねんだい43かい東京とうきょうモーターショー以降いこうはメーカーみずからがSUBARISTという言葉ことば大々的だいだいてきもちいている[1]
  2. ^ RESPOからSUBARISTという名前なまえ水平すいへい対向たいこうエンジンしゃけオイルが販売はんばいされていたが、スバルより商標しょうひょうけん訴訟そしょう提起ていきされ商標しょうひょう無効むこうとなり、現在げんざい販売はんばいされていない。
  3. ^ 北米ほくべいではスバルしゃはSubie(スービー)の愛称あいしょうばれる。[2]
  4. ^ 高性能こうせいのう廉価れんか小型こがた大衆たいしゅうしゃを「国民こくみんしゃ」として優遇ゆうぐうする計画けいかく当時とうじ通産省つうさんしょう内部ないぶ1955ねん昭和しょうわ30ねん)に企画きかくされ、新聞しんぶんにスクープされたが、結局けっきょく正式せいしき施策しさくとはならなかった。内容ないよう技術ぎじゅつ経費けいひ両面りょうめん無理むりおおいもので、「(当時とうじの)技術ぎじゅつレベルでは机上きじょう空論くうろん」として、日本にっぽん既存きそんメーカー各社かくしゃ冷淡れいたん反応はんのうしめした。富士重工業ふじじゅうこうぎょう国民こくみんしゃ構想こうそう意識いしきしたわけではなく、またスバル・360も価格かかくめん国民こくみんしゃ構想こうそう条件じょうけんたすことはできなかった。
  5. ^ 例外れいがい軽自動車けいじどうしゃこう駆動くどうBRZ
  6. ^ 1902ねんのスパイカー以後いご乗用じょうようがたよんりん駆動くどうしゃ自体じたいすくなからず存在そんざいしていたが、いずれも特装車とくそうしゃ少量しょうりょう生産せいさんしゃまり、よんりん駆動くどうジープ代表だいひょうされる過酷かこく使用しようえる車両しゃりょうけの技術ぎじゅつられていた。
  7. ^ 1972ねんのレオーネエステートバン1400 4WD発売はつばい以来いらい主要しゅよう市場いちばであるアメリカでは「すぐれたあく踏破とうはせい乗用車じょうようしゃ」という娯楽ごらくせいそなえた多目的たもくてきしゃとしての認知にんちがいちはやすすんだ一方いっぽう日本にっぽん国内こくないでは「ジープよりあく踏破とうはせいおとる4WD」という特殊とくしゅしゃてき位置付いちづけをなかなかえることができず、そうした一般いっぱん認知にんち転換てんかんする努力どりょくジープ・ジャンボリーあくにおけるメーカー主催しゅさいの「レオーネ4WD全国ぜんこく試乗しじょうキャラバン」などによりつづけられていた。また、4WDとアウトドアライフをあわせた訴求そきゅうも、広報こうほう「カートピア」などをつうじ、はやくも1970年代ねんだい中盤ちゅうばんから開発かいはつ担当たんとうしゃみずからが、おもに「プライベート・アウトドアライフにおける4WDの利便りべんせい」をかたるかたちでつづけられていた。1970年代ねんだいつうじ、こうした自動車じどうしゃとレジャーとのかかわりを訴求そきゅうする国産こくさんメーカーは当時とうじまだなかった。
  8. ^ しかし、前面ぜんめん衝突しょうとつ適切てきせつ位置いちとおされていないサイドメンバーのみで衝撃しょうげきめる設計せっけい成立せいりつさせるのは、技術ぎじゅつてきにスバルしゃの「呪縛じゅばく」となっている[12]
  9. ^ 1980ねんのサファリラリーにレオーネ4WD出場しゅつじょうしており、アウディ・クワトロよりさきにWRCに登場とうじょうした4WDカーとなった。
  10. ^ 前年ぜんねんミナルディ契約けいやく目指めざどうチームのマシンに搭載とうさい試験しけんおこなったが、重量じゅうりょうおもさと性能せいのう不足ふそくでミナルディがわから採用さいようをいいわたされ契約けいやくいたらなかった。
  11. ^ 富士重工業ふじじゅうこうぎょうのWRC出場しゅつじょうようエンジンは1990ねん本格ほんかく参戦さんせんから日本にっぽんのSTIで開発かいはつ組立くみたておこなわれており、WRCで使用しようされている技術ぎじゅつ直接ちょくせつ市販しはんしゃ投入とうにゅうされることはないが、過酷かこくなモータースポーツの現場げんばにおけるエンジン制御せいぎょ技術ぎじゅつ一般いっぱん市販しはんしゃにも間接かんせつてき応用おうようされている。また、市販しはんしゃのAWD制御せいぎょ技術ぎじゅつ、およびアクティブセイフティ技術ぎじゅつ開発かいはつには、WRCにおけるデータ、および技術ぎじゅつ間接かんせつてき投入とうにゅうされているとされる。さらに、2006ねん以来いらいのWRCにおける成績せいせき不振ふしんから、2007ねん、WRC車両しゃりょう自体じたい開発かいはつもプロドライブから富士重工業ふじじゅうこうぎょう・STI主導しゅどうおこなうように組織そしき改編かいへんおこなわれ、市販しはんしゃとWRC関連かんれん技術ぎじゅつとのむすきはよりつよまっている。
  12. ^ 原則げんそくとして正規せいきディーラーめいは「地域ちいきめい+スバル」としている。例外れいがいとして「スバル+地域ちいきめい」の名称めいしょう使用しようしているのは愛知あいちけん東部とうぶ地区ちく独立どくりつけいディーラー「スバル東愛知販売すばるひがしあいちはんばい」のみとなっている。群馬ぐんま県内けんないはかつて「富士ふじオート」だったが、現在げんざいは「富士ふじスバル」となっている。
  13. ^ 販売はんばい開始かいしにあたって、子会社こがいしゃとして「フィクス株式会社かぶしきがいしゃ」を設立せつりつ。ボルボ・ジャパンからフィクスがボルボしゃ仕入しいれてスバル販売はんばいてんおろ体制たいせいとなっていた。
  14. ^ 撤退てったいにおいて、全国ぜんこく販売はんばいもうヤナセぎ、おろし子会社こがいしゃのフィクスは2007ねん解散かいさんした。
  15. ^ スバル資本しほんの「福岡ふくおかスバル」がヤナセに、おなじくスバル資本しほんの「東京とうきょうスバル」がコーンズに、それぞれポルシェディーラー事業じぎょう譲渡じょうとした。
  16. ^ 万葉集まんようしゅう』に「須売りゅうだま(すまるのたま)、また、『日本にっぽん竟宴和歌わか』に「儒波やつれだま(すばるのたま)」など、たまかざり(たまぐし)をいとでひとくくりとしたものを「すまる・すばる」とび、「統一とういつされている」「ひきいられている」という意味いみから、プレアデス星団せいだんが「すばる」とばれるようになったといわれている。
  17. ^ 清少納言せいしょうなごん随筆ずいひつ。「ほしはすばる ひこぼし ゆうづつ よばひほし すこしをかし をだになからましかば まいて」という記述きじゅつがある。
  18. ^ なお、バス車体しゃたいには「スバル」ブランドは使用しようしておらず、エンブレムも(以前いぜんの)やしろあきらおなじカタカナの「フ」をモチーフとしたものを使つかっている。
  19. ^ トタルエナジーズせい[41]
  20. ^ すばる』の歌詞かしあきらかに訣別けつべつをテーマにしており、会社かいしゃのイメージソングけではない、ただし一部いちぶ社員しゃいんあいだうらしゃばれているとう。
  21. ^ とくに『金曜きんようロードSHOW!』の場合ばあい、10月27にち放送ほうそうの『ハリー・ポッターとほのおのゴブレット』でも前半ぜんはんわくヒッチハイクなが予定よていだったが、同日どうじつ不祥事ふしょうじ発覚はっかく中止ちゅうし以後いご12がつ22にちの『上田うえだすすむのBESTプレゼント』までの9しゅう映画えいが8作品さくひん、バラエティ1番組ばんぐみ)においてのSUBARUわく(「Your story with」ふくむ2ふん30びょう)がACジャパンにてられた。
  22. ^ 2018ねん4がつブラックペアン』より、これまでのスポンサーだった東芝とうしば(2002ねん9がつまでは同社どうしゃによる単独たんどくスポンサーだった)からいでいる(以前いぜんは、どう業者ぎょうしゃトヨタ自動車とよたじどうしゃ提供ていきょうしていたことがある)。日本にほんテレビけい水曜すいようドラマ」から移動いどう
  23. ^ 東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい発生はっせいのため。
  24. ^ 2006ねん10がつ14さいはは』からこの時間じかんわくスポンサーHITACHIからいだ。当初とうしょは30びょう提供ていきょうであったが、2007ねん4がつバンビ〜ノ!』から60びょう提供ていきょう昇格しょうかくしたが、2009ねん4がつアイシテル〜海容かいよう』からはふたたび30びょう提供ていきょうとなった。
  25. ^ UMKのぞNNSぜん29加盟かめいきょく提供ていきょう

出典しゅってん

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  1. ^ Life×SUBARIST”. SUBARU. 2016-12015てんオリジナルよりアーカイブ。2021ねん8がつ27にち閲覧えつらん
  2. ^ https://en.wiktionary.org/wiki/Subie
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  7. ^ 最下位さいかいスバルのビジネスモデル、なぜ世界せかい注目ちゅうもく?オンリーワン戦略せんりゃく堅実けんじつ経営けいえいこう収益しゅうえき BJ 2014ねん1がつ25にち
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