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プラグインハイブリッドカー - Wikipedia
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プラグインハイブリッドカー (plug-in hybrid car) は、既存きそん内燃ないねん機関きかん(インターナル・コンバッション・エンジン、ICE)をんだハイブリッドしき電気でんき自動車じどうしゃ(HEV)に、充電じゅうでんスタンド家庭かていようコンセントから差込さしこみプラグをもちいてバッテリーにも充電じゅうでんできるようにした自動車じどうしゃであり、PHV (Plug-in Hybrid Vehicle) またはPHEV (Plug-in Hybrid Electric Vehicle) とりゃくされるプラグインハイブリッドしき輸送ゆそう機器きき一種いっしゅ

世界せかいはつ量産りょうさんがたプラグインハイブリッドカーBYD F3DM
EV走行そうこう最大さいだい航続こうぞく距離きょりやく96 km(59.7マイル
シボレー・ボルト (ハイブリッドカー)
EV走行そうこう最大さいだい航続こうぞく距離きょりやく64 km(39.8マイル
プリウスPHV
EV走行そうこう最大さいだい航続こうぞく距離きょりやく23.4 km(14.5マイル
ヒュンダイ・ソナタPHEV
EV走行そうこう最大さいだい航続こうぞく距離きょりやく44.0 km(27.3マイル
ボルボXC90(PHEV)
EV走行そうこう最大さいだい航続こうぞく距離きょりやく35.0 km(22.7マイル
福田ふくだ汽車きしゃBJ6160SHEVCA-3プラグインハイブリッドれんぶしバス

概要がいよう

編集へんしゅう

プラグインハイブリッドカーは、ハイブリッドカーよりさら容量ようりょうおおきなバッテリー搭載とうさいし、充電じゅうでんステーションや家庭かていよう電源でんげんからプラグ電気でんき機器きき電源でんげんコードのさきいている差込さしこみ器具きぐ)を利用りようして充電じゅうでんできるようにしたもので、ハイブリッドカーよりも電気でんきモーターのみで走行そうこうできる距離きょりながい。給油きゅうゆのみで稼働かどうする内燃ないねん機関きかん自動車じどうしゃ(インターナル・コンバッション・エンジン・ビークル、ICEV)やハイブリッドカーの利便りべんせいのこしながら、電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃ(BEV)によりちかいタイプのハイブリッドカーである。

電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃ(BEV)は、エネルギー効率こうりつ内燃ないねん機関きかん自動車じどうしゃ(ICEV)のすうばいたかく、燃費ねんぴでん)で圧倒的あっとうてきすぐれ、走行そうこうちゅうCO2NOx排出はいしゅつゼロエミッションしゃ(ZEV)であることが最大さいだいのメリットであるが、どう程度ていどくるまかく内燃ないねんしゃまんタンどき)にくらべると航続こうぞく距離きょり往生おうじょうエアコン稼働かどう時間じかんみじかく、まん充電じゅうでんにも時間じかんがかかるため、長距離ちょうきょり走行そうこうでは、途中とちゅう短時間たんじかん充電じゅうでん[1]短距離たんきょり走行そうこうとをかえす「ループ」におちいる。

一方いっぽう内燃ないねん機関きかん発電はつでんして一部いちぶ電動でんどうしたプラグイン方式ほうしきのハイブリッドカー(HEV)では走行そうこうようバッテリーを内燃ないねん機関きかん補助ほじょっており、車両しゃりょう自体じたいあつかいは従来じゅうらいからの一般いっぱんてき内燃ないねん機関きかん自動車じどうしゃ(ICEV)にちか性質せいしつで、航続こうぞく距離きょりながさや給油きゅうゆ回数かいすうすくなさなどの実用じつようせいは、同車どうしゃかくのICEVよりもすぐれている。これら双方そうほう利点りてんむため、従来じゅうらいのHEVにくらだい容量ようりょう走行そうこうようバッテリーと、十分じゅうぶん出力しゅつりょく内燃ないねん機関きかん両方りょうほうむことによってエネルギー効率こうりつ向上こうじょうとエネルギー充填じゅうてん頻度ひんどおよび速度そくどかんする不便ふべんさを低減ていげんさせたのが、プラグインハイブリッドカー(PHEV)である。車両しゃりょう遊休ゆうきゅう時間じかん利用りようして外部がいぶ電源でんげんから走行そうこうようバッテリーに充電じゅうでんし、短距離たんきょりであれば電気でんきモーターのみで電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃ(BEV)と同等どうとう走行そうこうできる。走行そうこうようバッテリーのざんりょう不足ふそくした場合ばあいにはHEV同様どうようエンジンもちいた充電じゅうでんしながらの走行そうこうとなり、排気はいき発生はっせいするため、ゼロエミッションしゃ(ZEV)にはふくまれない。

海外かいがいでは2008ねん中国ちゅうごく政府せいふ機関きかんけに発売はつばいされたすすむ汽車きしゃBYDオート)のプラグインハイブリッドカー「F3DM」が世界せかいはつ量産りょうさんかたPHEVとなった。F3DMの電池でんち容量ようりょうは20 kWであり、最長さいちょう60マイルやく96 km)を電池でんちのみで走行そうこう可能かのうである。したがって片道かたみち40キロ程度ていど移動いどう距離きょりで、冷暖房れいだんぼう使つかわず渋滞じゅうたいにもまれなければ、ガソリンを使つかわずに往復おうふくできる。F3DMの価格かかくは14まん9800もと(200まんえんじゃく[2]中国ちゅうごくにおける一般いっぱんてきなガソリンしゃの2ばい以上いじょうもするため、販売はんばい台数だいすう2010ねん12月時点じてんで500だい未満みまんにすぎなかった。

ゼネラルモーターズは、2010ねん12月よりシボレー・ボルト北米ほくべい市場いちば投入とうにゅうし、2011ねん10がつまでに5,329だい販売はんばいしている[3]。また、アメリカ新興しんこう自動車じどうしゃメーカーフィスカー(Fisker Inc.)は、2011ねん11月より100,000ドルをえる高級こうきゅうPHEスポーツカーカルマ一般いっぱん顧客こきゃく販売はんばい開始かいししたが、走行そうこうようリチウムイオンバッテリー生産せいさん委託いたくしていたA123・システムズ品質ひんしつ不良ふりょうによる大量たいりょうリコールかかえて2012ねん10がつ経営けいえい破綻はたん、これにより、生産せいさん継続けいぞく不可能ふかのうとなったフィスカーしゃも、2013ねん11月、連鎖れんさてき経営けいえい破綻はたんしている。

日本にっぽんでは2017平成へいせい29)年度ねんどに435まんだい新車しんしゃ乗用車じょうようしゃ販売はんばいされ、そのうちやく3.4まんだい(0.78 %)がPHEVであった[4]

レーシングカーでは2009ねんニュルブルクリンク24あいだにおいて、もとF1ドライバーのハインツ=ハラルド・フレンツェンげたプロジェクトで、グンペルト・アポロをベースとする4WDのプラグインハイブリッド車両しゃりょう投入とうにゅうされたことがある。しかしレース序盤じょばん以降いこうはトラブルでピット (サーキット)ピットもり、規定きてい周回しゅうかいすうたせなかった。
また、2022ねん以降いこう世界せかいラリー選手権せんしゅけん(WRC)の「ラリー1規定きていにおいて、プラグインハイブリッドカーが導入どうにゅうされた。SS(競技きょうぎ区間くかん)とSSのあいだとなるリエゾン(移動いどう区間くかん)の一部いちぶにおいて、「一切いっさいエンジンを使用しようせず電気でんきモーターのみで走行そうこうする」ことが義務付ぎむづけられる。

長所ちょうしょ短所たんしょ

編集へんしゅう

長所ちょうしょ

編集へんしゅう
  • みじか距離きょりならエンジンを稼働かどうさせずに電気でんきのみではしこと可能かのう
  • 化石かせき燃料ねんりょうバイオ燃料ねんりょう合成ごうせい燃料ねんりょうくらべて電力でんりょく料金りょうきん圧倒的あっとうてきやすく、発電はつでん方法ほうほう選択せんたく次第しだい環境かんきょう負荷ふかひくおさえられる。[よう出典しゅってん]
  • 2つのエネルギーげん使つかえるため、フレキシビリティにむ。
    • 電気でんきのみで走行そうこうし、走行そうこうようバッテリーのざんりょうすくなくなった場合ばあいにはハイブリッドカー(HEV)同様どうよう燃料ねんりょうざんりょうがあれば、エンジンで充電じゅうでんしながらの走行そうこう可能かのう
    • 燃料ねんりょうがあれば発電はつでんできるため、荒天こうてん災害さいがいによる長時間ちょうじかん往生おうじょうつよい。またぎゃく災害さいがい物流ぶつりゅうよりも電力でんりょくさき復旧ふっきゅうした場合ばあいもEVとしての運用うんよう可能かのうである。電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃ(BEV)と同様どうよう家庭かてい避難ひなんしょでは常用じょうよう電源でんげんとなる場合ばあいもある。
  • 2022ねん時点じてんではBEVよりも車両しゃりょう価格かかくはるかにひくく、HEVよりすこたか程度ていど金額きんがく購入こうにゅうできる。どういち車種しゃしゅでBEV、HEV、PHEVの3種類しゅるいそろえたヒョンデ・アイオニック北米ほくべい仕様しようしゃ)のれいでは、2022ねん5がつ時点じてんでの車両しゃりょう本体ほんたい価格かかくが、BEVの33,245ドルから、HEVの23,600ドルからにたいし、PHEVは26,800ドルからであった。またマツダ・MX-30(2024.04.21現在げんざい)にかんしてもHV(264まんえんから)にたいするとかなり高額こうがくにはなるが、それでもPHEVが423.5まんえんからとピュアEVが451まんえんよりはやす購入こうにゅうできる。

短所たんしょ

編集へんしゅう
  • 内燃ないねん機関きかん搭載とうさいしているため、スパークプラグディーゼルエンジンでは不要ふよう)、エンジンオイルクーラントなどの消耗しょうもうひん交換こうかんしなければいけない。ガソリン油脂ゆしるい使用しよう期限きげん酸化さんか分解ぶんかい防止ぼうし)も管理かんりしなければいけない。[5]
  • エンジン、ラジエータートランスミッション電気でんきモーター走行そうこうようバッテリーすべ搭載とうさいしているため、電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃくらべて内燃ないねんしゃ部品ぶひんが、内燃ないねんしゃたいしては電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃ部品ぶひんが、ハイブリッドカーたいしては走行そうこうようバッテリーがえている。いずれとの比較ひかくでも室内しつない空間くうかんしつ容積ようせき不利ふりとなり、くるまじゅう部品ぶひん点数てんすう大幅おおはば増加ぞうかすることで、燃費ねんぴ製造せいぞうメンテナンスリサイクルふく廃棄はいきにかかる環境かんきょう負荷ふかとコストがたかくなりがちである。ただし前述ぜんじゅつのとおり、2020年代ねんだい前半ぜんはんにおいてはどういち車種しゃしゅ設定せっていがある場合ばあいアイオニックやMX-30などのようにピュアEVよりPHEVのほうが購入こうにゅうコストがやすくなるのが現状げんじょうである。
  • 電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃくらべて走行そうこうようバッテリーの容量ようりょうちいさいため、バッテリーで走行そうこう可能かのう航続こうぞく距離きょり大幅おおはばみじかく、充電じゅうでん速度そくどおそい。そのため住居じゅうきょなどの車庫しゃこ充電じゅうでん設備せつびがあるのがのぞましい。充電じゅうでん環境かんきょうととのっていれば、電力でんりょくのみでの走行そうこう性能せいのう利便りべんせい電池でんちしき電気でんき自動車じどうしゃほうすぐれている。
  • ガソリンエンジンを搭載とうさいし、走行そうこう二酸化炭素にさんかたんそなど大気たいき汚染おせん物質ぶっしつ排出はいしゅつするため、ゼロエミッションしゃにはふくまれない。そのため、環境かんきょう規制きせい強化きょうかされているくに地域ちいきなどでは、ちか将来しょうらい規制きせい対象たいしょうとなる可能かのうせいがある。
  • 1997ねん3月、トヨタ自動車とよたじどうしゃコースター ハイブリッドEV市販しはん
  • 2003ねん、ヨーロッパでルノーからカングーのプラグインハイブリッドカー仕様しようelect'road発売はつばい
  • 2004ねんころ、アメリカで既存きそん自動車じどうしゃ電池でんちだい容量ようりょうものえてプラグインハイブリッドカーするキットがベンチャー企業きぎょう開発かいはつされ、現在げんざいではすうしゃから販売はんばいされ補助ほじょきんている。
  • 2007ねん5月、日本にっぽんZEVEX手作てづくりのプラグインハイブリッドカーで日本にっぽん列島れっとう縦断じゅうだんたび開始かいし
  • 2007ねん7がつトヨタ自動車とよたじどうしゃのプラグインハイブリッドカーが国土こくど交通省こうつうしょうから大臣だいじん認定にんてい公道こうどうテストを開始かいし
  • 2008ねん1がつ13にち北米ほくべい国際こくさいオートショーにて、中国ちゅうごくすすむ汽車きしゃBYDオート)がてい価格かかくプラグインハイブリッドカーBYD F3DM発表はっぴょう[6]
  • 2008ねん1がつ13にち北米ほくべい国際こくさいオートショーにてトヨタが2010ねんまでにプラグインハイブリッドカーを企業きぎょう官公庁かんこうちょうなどにたいして販売はんばいする方針ほうしん発表はっぴょう[7]
  • 2008ねん1がつ14にちゼネラルモーターズが2010ねんまでにプラグインハイブリッドカーを完成かんせいさせる方針ほうしん発表はっぴょう
  • 2008ねん12月15にち中国ちゅうごくでBYDが世界せかいはつ量産りょうさんがたプラグインハイブリッドカー「F3DM」を政府せいふ機関きかんけに発売はつばい開始かいし[8]価格かかくは2まん2000ドル(1ドル90えん場合ばあいやく244まんえん)。家庭かていよう電源でんげん充電じゅうでんでき、100%の充電じゅうでんで60マイルやく96.56km)走行そうこう可能かのうとされる。
  • 2009ねん6月3にちトヨタ自動車とよたじどうしゃが2009年度ねんどちゅう日本にっぽん米国べいこく欧州おうしゅうでプラグインハイブリッドカー500だいリース販売はんばいおこなうと発表はっぴょう電気でんきのみでやく20 kmの走行そうこう可能かのうとされる[9]日本にっぽん200だい米国べいこくやく150だい、フランスやく100だい英国えいこくやポルトガルには50だい以上いじょう導入どうにゅうする計画けいかくである[10]
  • 2009ねん8がつ11にち、ゼネラルモーターズが2010ねん後半こうはんにプラグインしきハイブリッドしゃシボレー・ボルト (ハイブリッドカー)(Chevrolet Volt)の生産せいさん開始かいしし、2011ねん市場いちば投入とうにゅうすると発表はっぴょうした。市街しがい走行そうこう燃費ねんぴは、べい基準きじゅんすくなくとも1リットルあたり97キロとなる見通みとおし。ガソリン1べいガロンたり100マイル(1リットルあたり42.51km)以上いじょう走行そうこう可能かのうてい燃費ねんぴしゃとしては、世界せかいはつ量産りょうさんしゃだとしている[11]アメリカ環境かんきょう保護ほごきょく調査ちょうさでは1ガロンたり93マイルとなった[12]
  • 2009ねん10がつ21にち東京とうきょうモーターショーにて三菱自動車工業みつびしじどうしゃこうぎょうがプラグインハイブリッドSUV「コンセプトPX-MiEV」をはつ公開こうかい
  • 2009ねん11月18にちトヨタ自動車とよたじどうしゃは、プリウスPHVのリース販売はんばいにつき、経済けいざい産業さんぎょうしょうのモデル事業じぎょうであるEV・PHVタウンに選定せんていされた官公庁かんこうちょう自治体じちたいなどの特定とくてい利用りようしゃとの商談しょうだん開始かいし。リース会社かいしゃつうじてやく200だいをリースする。100%の充電じゅうでんやく20km走行そうこう可能かのうとされる。
  • 2009ねん11がつ20日はつか、BYDはF3DM一般いっぱん消費しょうひしゃ販売はんばいを2010ねんまで延期えんきすると発表はっぴょうした。BYDはF3DMの価格かかくが14まん9800げん(200まんえんじゃく)と一般いっぱんてき中国ちゅうごくのガソリンしゃくらべて高額こうがくのため、市販しはんには政府せいふ補助ほじょきん提供ていきょう必要ひつよう主張しゅちょうしている。F3DMの販売はんばい台数だいすうは2009ねん11がつ現在げんざいやく100だい程度ていどにとどまっている[13]
  • 2009ねん12月4にちトヨタ自動車とよたじどうしゃはプラグインハイブリッドカーを2011ねんまつから一般いっぱんけに発売はつばいすると発表はっぴょう[14]
  • 2010ねん12月、シボレー・ボルト (ハイブリッドカー)がアメリカで正式せいしき発売はつばい
  • 2012ねん1がつ30にちトヨタ自動車とよたじどうしゃがプリウスPHVを発売はつばい価格かかくは320まんえんから。
  • 2012ねん12月26にち三菱自動車みつびしじどうしゃ同年どうねん3がつのジュネーヴ・モーターショーにて告知こくちしていたアウトランダーPHEV発表はっぴょう。2013ねん1がつ24にち発売はつばい
  • 2013ねん10月1にち日野自動車ひのじどうしゃ中型ちゅうがたバス「メルファプラグインハイブリッド」を開発かいはつ翌月よくげつ東京とうきょうモーターショーで公開こうかい[15]
  • 2015ねん9月8にちフォルクスワーゲンが「Golf GTE」を、BMWが「BMW X5 xDrive40e」を日本にっぽん発売はつばい開始かいし[16]
  • 2016ねん1がつ27にちボルボ・カー・ジャパンは「XC90」のPHEV(プラグインハイブリッド)を日本にっぽんはつ導入どうにゅう[17]
  • 2017ねん4がつ14にちホンダニューヨーク国際こくさいオートショーで、内燃ないねん機関きかんえて水素すいそ燃料ねんりょう電池でんち発電はつでん装置そうちとしたクラリティ PHEV世界せかいはつ公開こうかいした[18]同年どうねん東京とうきょうモーターショーで、2018ねん日本にっぽん導入どうにゅう発表はっぴょうされ[19]、2018ねん7がつ19にち日本にっぽんで「クラリティPHEV」を発表はっぴょうよく20にち販売はんばい開始かいしされた[20]
  • 2019ねん5月29にち - フェラーリはつのPHEVであるフェラーリ・SF90ストラダーレ発表はっぴょう[21]
  • 2020ねん6月8にちトヨタ自動車とよたじどうしゃRAV4 PHV発売はつばい
  • 2021ねん10月7にちトヨタ自動車とよたじどうしゃレクサス・NX PHV発売はつばい
  • 2022ねん6月22にちマツダ同年どうねん3がつ欧州おうしゅうにて世界せかいはつ公開こうかいしていたCX-60 PHEV日本にっぽんでの発売はつばい発表はっぴょう同年どうねん12がつ発売はつばい[22][23][24]
  • 2022ねん12がつ20日はつかSUBARU(スバル)はPHEVの開発かいはつ中止ちゅうしし、BEVに専念せんねんすると発表はっぴょうした。PHEVは従来じゅうらいがたエンジンと大型おおがたバッテリーの双方そうほう搭載とうさいするため、車両しゃりょう本体ほんたい価格かかく上昇じょうしょうし、需要じゅよう見込みこめないこと理由りゆうとしている。

参照さんしょう脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ 2024ねん現在げんざい日本にっぽんでは、出先でさきだれもが自由じゆう利用りようできる充電じゅうでんスタンドの設置せっちすうがまだ十分じゅうぶんではないため、利用りようしゃ全体ぜんたいの「充電じゅうでんち」をらすためにいちかい充電じゅうでん時間じかんを30ふん区切くぎり、利用りようしゃがいる場合ばあい連続れんぞく使用しようふせぐルールとしているため。
  2. ^ http://jafmate.jp/eco/20081225_725.php
  3. ^ http://wot.motortrend.com/gm-september-2011-sales-climb-20-percent-on-back-of-chevrolet-cruze-truck-sales-122569.html
  4. ^ EV/PHV普及ふきゅう現状げんじょうについて”. 国土こくど交通こうつうしょう. 2020ねん9がつ12にち閲覧えつらん
  5. ^ ガソリンにも使用しよう期限きげんがある? あまりらないひとほど要注意ようちゅうい 劣化れっかしクルマに悪影響あくえいきょう”. りものニュース. 2022ねん7がつ3にち閲覧えつらん
  6. ^ http://www.businessweek.com/magazine/content/08_03/b4067064367712.htm
  7. ^ http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Jan/nt08_0102.html
  8. ^ http://www.businessweek.com/globalbiz/content/dec2008/gb20081215_913780.htm
  9. ^ http://www.asahi.com/eco/ecocar/NGY200906030019.html
  10. ^ http://www.ecool.jp/press/2009/11/post-405.html
  11. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/2630009?pid=4445854
  12. ^ 燃費ねんぴ性能せいのう日産にっさん「リーフ」に軍配ぐんばい GM「ボルト」上回うわまわ
  13. ^ http://jp.ibtimes.com/article/biznews/091121/44878.html
  14. ^ http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20091207-OYT8T00376.htm
  15. ^ 日野自動車ひのじどうしゃ、プラグインハイブリッドバスを開発かいはつ - 外部がいぶ給電きゅうでん機能きのうづけ災害さいがいには避難ひなんしょとうへの電力でんりょく供給きょうきゅう可能かのう -”. 日野自動車ひのじどうしゃ (2013ねん10がつ1にち). 2019ねん3がつ27にち閲覧えつらん
  16. ^ “ドイツから日本にっぽんへ、プラグインハイブリッドしゃ相次あいついで発売はつばい. ITmedia. (2015ねん9がつ11にち). https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1509/11/news032.html 2015ねん9がつ27にち閲覧えつらん 
  17. ^ 【ボルボ XC90 新型しんがた】PHVモデル日本にっぽんはつ導入どうにゅう電動でんどうしても7にんわらず - レスポンス 2017ねん1がつ27にち
  18. ^ 2017ねんニューヨークオートショーで「CLARITY PLUG-IN HYBRID」と「CLARITY ELECTRIC」を世界せかいはつ公開こうかい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (2017ねん4がつ12にち). 2020ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  19. ^ 東京とうきょうモーターショー2017】ホンダ 八郷やさと社長しゃちょうが4りんの「クラリティ PHEV」、2りんの「PCX ハイブリッド」2018ねん発売はつばい告知こくち”. Car Watch (2017ねん10がつ26にち). 2020ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  20. ^ 新型しんがたプラグインハイブリッドモデル「CLARITY PHEV」を発売はつばい”. 本田技研工業ほんだぎけんこうぎょう (2017ねん7がつ19にち). 2020ねん4がつ13にち閲覧えつらん
  21. ^ フェラーリはつのPHVスーパーカー、SF90 ストラダーレ 発表はっぴょう…1000馬力ばりき最高さいこうそく340km/hResponse 2019ねん5がつ30にち
  22. ^ 新型しんがたクロスオーバーSUV「MAZDA CX-60」を欧州おうしゅう公開こうかいはしよろこび」とすぐれた「環境かんきょう安全あんぜん性能せいのう」を大幅おおはば進化しんかさせたラージ商品しょうひんぐんだい1だん』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2022ねん3がつ9にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202203/220309a.html2022ねん3がつ31にち閲覧えつらん 
  23. ^ 「MAZDA CX-60」のやく受注じゅちゅう開始かいし』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2022ねん6がつ22にちhttps://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202206/220622a.html2023ねん6がつ3にち閲覧えつらん 
  24. ^ MAZDA CX-60(SKYACTIV-G 2.5 / SKYACTIV-D 3.3)工場こうじょう出荷しゅっか開始かいし時期じきかんするおびとおらせ』(プレスリリース)マツダ株式会社かぶしきがいしゃ、2023ねん1がつ24にちhttps://www.mazda.co.jp/info/1/1/2023ねん6がつ3にち閲覧えつらん 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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