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ガソリン - Wikipedia

ガソリン

おも燃料ねんりょうとして使用しようされる透明とうめい石油せきゆけい液体えきたい

ガソリン瓦斯がすりんイギリス英語えいご: petrolアメリカ英語えいご: gasoline)とは、石油せきゆ製品せいひん一種いっしゅで、沸点ふってん摂氏せっし30から220範囲はんいにある石油せきゆ製品せいひん(および中間ちゅうかん製品せいひん)の総称そうしょうこの名称めいしょうは、「gas(ガス)」とアルコールフェノールるい接尾せつびである ol飽和ほうわ炭化たんか水素すいそ接尾せつびである ine由来ゆらいする[よう出典しゅってん]

ガソリン
金属きんぞくせいガソリン携行けいこうかん20 L
自動車じどうしゃようレギュラーガソリン

ガソリンは代表だいひょうてき液体えきたい燃料ねんりょうである。アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは「ガス」とばれることがおおく、日本にっぽん自動車じどうしゃ燃料ねんりょうれを意味いみするガスかけはこれに由来ゆらいする。また常温じょうおん揮発きはつせいたかいため、日本にっぽん法令ほうれいなどでは揮発きはつ(きはつゆ)とばれる場合ばあいがある。

概要がいよう

編集へんしゅう

ガソリンは常温じょうおんにおいて無色むしょく透明とうめい液体えきたいである。ただし、安全あんぜん観点かんてんから自動車じどうしゃようガソリンなどは着色ちゃくしょくされている。揮発きはつせいたかく、特有とくゆう臭気しゅうきはな[1]主成分しゅせいぶん炭素たんそ水素すいそむすびついた、炭素たんそすう4 - 10の炭化たんか水素すいそ混合こんごうぶつで、密度みつど一般いっぱんに783 kg/m3である。硫黄いおう窒化ぶつなどの不純物ふじゅんぶつふくまれているが、製品せいひんにするさい脱硫だつりゅうなどの工程こうていによりだい部分ぶぶんのぞかれる。

ガソリン(一般いっぱんてき自動車じどうしゃガソリン)の引火いんかてんは-40℃以下いかで、常温じょうおんでもちかづければ燃焼ねんしょうする[1]沸点ふってんも40~220℃とひく[1]えき比重ひじゅうは1よりもちいさいためみずき、みずけない(水溶すいようせい[1]揮発きはつしたガソリンは空気くうきより3 - 4ばいおもいため、ゆかめんまたは地面じめんなどひくいところに沿ってひろがる。比重ひじゅうが1以下いかのため火災かさいみず注入ちゅうにゅうすると、ったりしたはいんだみずほのお拡散かくさんすることから、B火災かさいあぶらによる火災かさい)に対応たいおうした消火しょうか必要ひつようとなる[2]

また前述ぜんじゅつのように室温しつおんであっても容易ようい揮発きはつし、条件じょうけんによっては爆発ばくはつてき引火いんかするため、静電気せいでんき程度ていどのわずかな火種ひだねであっても爆発ばくはつしてしまい、実際じっさい事故じこ発生はっせいしている(れい名古屋なごやてこもり放火ほうか事件じけん)。また大量たいりょうのガソリンによる火災かさいばくもえ現象げんしょう発生はっせい消火しょうか避難ひなんわないこともある[3]

ガソリンは高度こうど石油せきゆ化学かがく工業こうぎょう製品せいひんであり、ガソリンの生産せいさんには高度こうど技術ぎじゅつだい規模きぼ石油せきゆ化学かがく工場こうじょう必要ひつようとなる。このため、ほとんどの産油さんゆこくでは原油げんゆ輸出ゆしゅつし、ガソリンを輸入ゆにゅうしている。

ガソリンの精製せいせい

編集へんしゅう

ナフサちょくとめガソリン粗製そせいガソリンび、ナフサを接触せっしょくあらためしつして芳香ほうこうぞくたかめたものをあらためしつガソリンぶ。じゅうしつ石油せきゆとめぶんを、接触せっしょく分解ぶんかいまたはねつ分解ぶんかい分解ぶんかいして製造せいぞうしたガソリンや、エチレンプラントでのナフサねつ分解ぶんかいによってられる液体えきたい生成せいせいぶつは、分解ぶんかいガソリンばれ、分離ぶんり精製せいせいして芳香ほうこうぞく炭化たんか水素すいそなどの石油せきゆ化学かがく製品せいひんとなる。

合成ごうせいガソリン

編集へんしゅう

メタノール気体きたい天然てんねんガス(LNG)やてい品位ひんい石炭せきたんである褐炭かったんなどを原料げんりょうとして、触媒しょくばい使用しようした炭化たんか水素すいそ合成ごうせい反応はんのうによってられる液状えきじょう炭化たんか水素すいそ人造じんぞう石油せきゆ)のうち、沸点ふってん範囲はんいがガソリンと同等どうとう液状えきじょう物質ぶっしつのこと。だい世界せかい大戦たいせん以前いぜん日本にっぽんドイツでは石油せきゆ資源しげん稀少きしょうであったため重要じゅうよう戦略せんりゃく物質ぶっしつであった[4]

気体きたい原料げんりょうとする方法ほうほうフランツ・フィッシャーハンス・トロプシュによって1922ねん最初さいしょ合成ごうせい報告ほうこくされ[5]以降いこうおおくの基礎きそてき研究けんきゅう応用おうよう研究けんきゅう工業こうぎょうてき生産せいさんのための研究けんきゅうおこなわれた[5][6]軍部ぐんぶ主導しゅどう[7]1930年代ねんだい後半こうはんから日本にっぽん[8]やドイツで工業こうぎょう生産せいさんおこなわれた[5][6]代表だいひょうてき合成ごうせい方法ほうほう最初さいしょ報告ほうこくしゃにちなみフィッシャー・トロプシュほうばれている。

使用しようされる触媒しょくばいは、ゼオライトてつ(Fe)、アルミニウム(Al)、ルテニウム(Ru)を主成分しゅせいぶんとしてコバルト(Co)、モリブデン(Mo)、プラチナ(Pt)など様々さまざま微量びりょう元素げんそ添加てんかされる。

褐炭かったん原料げんりょうとする方法ほうほう石炭せきたん直接ちょくせつ液化えきか)は、1921ねんのベルギウスほうから発展はってんした技術ぎじゅつにより生産せいさんされる[9]。より安価あんかなガソリンの生産せいさん方法ほうほうとして原油げんゆ分留ぶんりゅうする技術ぎじゅつ発達はったつにより衰退すいたいしたが、1970年代ねんだい石油せきゆ危機ききによりふたた注目ちゅうもくされた[10]

フィッシャー・トロプシュほうではメタン(CH4)からワックスいた幅広はばひろ沸点ふってんゆうする液状えきじょう物質ぶっしつられるので、液状えきじょう物質ぶっしつ分留ぶんりゅう水素すいそ添加てんかによる重合じゅうごう反応はんのうにより目的もくてき沸点ふってんゆうする液状えきじょう物質ぶっしつへと変化へんかさせる。1940年代ねんだい技術ぎじゅつによりられたガソリンはちょくくさりパラフィン主成分しゅせいぶんとする比率ひりつたかいためオクタン価おくたんかひくかったが、あらためしつおこなだかオクタン価おくたんかのガソリンとした[6]

1980年代ねんだいになると最適さいてき触媒しょくばいたいする知見ちけんふかまり、ZSM-5触媒しょくばい見出みいだされ[11]オクタン価おくたんか90のガソリンがられるようになった[6]。この技術ぎじゅつ応用おうようし1986ねんにはニュージーランドで商業しょうぎょう規模きぼのプラントが稼働かどう[12]、1989ねん時点じてんではニュージーランド国内こくないのガソリン需要じゅようやく1/3を供給きょうきゅうした[6]

ガソリンの用途ようと

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ガソリンの99%以上いじょう燃料ねんりょうとしてガソリン自動車じどうしゃよう消費しょうひされている[13]。ただし、一部いちぶ小型こがた航空機こうくうきなどの燃料ねんりょうよう溶剤ようざいもちいドライクリーニングもちい塗料とりょうようにももちいられている[13]しみきなどにもちいられるものは、日本にっぽんではベンジンばれる。

自動車じどうしゃ燃料ねんりょう

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自動車じどうしゃ工学こうがくでは、火花ひばな点火てんか機関きかんよう燃料ねんりょう位置いちづけられる[14]。どのくにでも軽油けいゆ灯油とうゆとの区別くべつ識別しきべつのために着色ちゃくしょくされており、日本にっぽんではオレンジしょく着色ちゃくしょくするようさだめられている。完全かんぜん燃焼ねんしょうすることで二酸化炭素にさんかたんそ (CO2) とみず (H2O) になるが、不完全ふかんぜん燃焼ねんしょうこすと一酸化いっさんか炭素たんそ炭素たんそおおくなる。理論りろんじょう、ガソリン1 gの燃焼ねんしょうには 14.7 gの空気くうき必要ひつようである。この比率ひりつ理論りろんそらもえともばれ、今日きょう各種かくしゅはいガス規制きせいをクリアするために内燃ないねん機関きかんメーカーは様々さまざま対策たいさくエンジンほどこし、この理論りろんそらもえちかづけるようにしている。

混合こんごう燃料ねんりょう代替だいたいエネルギーへの転換てんかん

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環境かんきょう特性とくせい強化きょうかから、エタノール混合こんごうしたガソリンのことをガスホール(ガソリン+アルコールの造語ぞうご)とぶ。また、二酸化炭素にさんかたんそ排出はいしゅつりょう削減さくげんのため、植物しょくぶつ由来ゆらいバイオエタノールイソブテン反応はんのうさせたエチルターシャリーブチルエーテル一般いっぱんのガソリンにたいして1から3%混合こんごうさせたバイオガソリンも、2007ねん4がつ27にちより東京とうきょうけんガソリンスタンド販売はんばいされている。

植物しょくぶつ大気たいきちゅう二酸化炭素にさんかたんそ吸収きゅうしゅうしており、その植物しょくぶつ原料げんりょうからの燃料ねんりょうならば、燃焼ねんしょうさせて二酸化炭素にさんかたんそわっても二酸化炭素にさんかたんそ絶対ぜったいりょうえないとかんがえられている(カーボンニュートラル参照さんしょう)が、エチルtert-ブチルエーテル(ETBE)は毒性どくせいたかいというデータがある。ゴムやプラスチックなどの部品ぶひん腐食ふしょくする可能かのうせいがあり、窒素ちっそ酸化さんかぶつをよりおお排出はいしゅつするともされ、根本こんぽんてき解決かいけつにはいたっていない。近年きんねんは、電気でんき自動車じどうしゃ燃料ねんりょう電池でんちしゃ環境かんきょう負担ふたん解決かいけつかんがえ、自動車じどうしゃメーカーは開発かいはつにしのぎをけずっている。また、プラグインハイブリッドカー一定いってい効果こうかはあるとされている。

自動車じどうしゃようガソリン

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自動車じどうしゃようガソリンはふゆ低温ていおんなかでもエンジンが始動しどうし、なつあつでもパーコレーションこさず、また、腐食ふしょくせいなどがないことが要求ようきゅうされる。

一般いっぱんにはガソリンスタンド販売はんばいされる。日本にっぽんしょう慣行かんこうでは、重量じゅうりょうでなく体積たいせき単位たんいとして取引とりひきされる。このため猛暑もうしょ在庫ざいこガソリンの体積たいせき膨張ぼうちょうすると、収益しゅうえきめん有利ゆうりになる(寒冷かんれいぎゃく[15]

欧米おうべい

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ヨーロッパ規格きかくではEN228、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくではアメリカ材料ざいりょう試験しけん協会きょうかいのASTM D439で基準きじゅんもうけられている[14]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく販売はんばいされるガソリンは、品質ひんしつにより、一般いっぱんガソリン(conventional)、含酸もとガソリン(oxygenated)、RFG(reformulated、リフォーミュレーテッドガソリン、あらためしつガソリン)にけられる[16]。含酸もとガソリンは含酸もと化合かごうぶつ酸素さんそりょう換算かんさんで2.7Wt%(重量じゅうりょう%)以上いじょう混合こんごうしたガソリンをいう[16]。また、RFGは含酸もと化合かごうぶつ最低さいてい2.0Wt%混合こんごうしたガソリンをいう[16]

日本にっぽん

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日本にっぽん産業さんぎょう規格きかくではJIS K 2202によって規格きかくされている[1]

アンチノックせいによる分類ぶんるい

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ヨーロッパ規格きかく(EN228)では、アンチノックせい下限かげん95/85(RON/MON)の基準きじゅんたすガソリンをプレミアムガソリンとして販売はんばいし、レギュラーガソリンと区別くべつしている[17]。さらに、アンチノックせい下限かげんが98/88(RON/MON)の基準きじゅん上回うわまわるものは、スーパープラスという[17]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

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アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく販売はんばいされるガソリンは、オクタン価おくたんかにより、レギュラー(regular、オクタン価おくたんか87)、中間なかまグレード(midgrade、オクタン価おくたんか89)、プレミアム(premium、オクタン価おくたんか91以上いじょう)にけられる[16]

日本にっぽん

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日本にっぽんではアンチノックせいおおきいこうオクタン価おくたんかガソリンは「ハイオク」や「プレミアム」とばれ、レギュラーガソリンはたんに「ガソリン」または「レギュラー」などとばれている。

ハイオクガソリンは各社かくしゃ差別さべつはかるために商標しょうひょうあたえられ、ハイオク仕様しようしゃ登場とうじょうするまでは大々的だいだいてき宣伝せんでん活動かつどうおこなわれていた。一部いちぶ元売もとうり会社かいしゃではレギュラーガソリンにも商標しょうひょうあたえられていることがある。(出光興産いでみつこうさんの「あかアポロガソリン」や「出光いでみつゼアス」、きゅう日本石油にほんせきゆの「日石にっせきシルバーガソリン」など)

ゆうなまりガソリンと無鉛むえんガソリン

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なまり含有がんゆうりょう一定いってい基準きじゅん以下いかのガソリンを無鉛むえんガソリン、その基準きじゅんたさないものをゆうなまりガソリンという。

ふるくはノッキング防止ぼうしどうべんけい部品ぶひん減摩げんまざいとして、テトラエチルなまり添加てんかしたゆうなまりガソリンが自動車じどうしゃようガソリンとして使つかわれていたが、なまり毒性どくせい理由りゆうとする無鉛むえんうごきにより規制きせいされた。

日本にっぽんでは1987ねん昭和しょうわ62ねん)までに完全かんぜん無鉛むえんされ[18]公道こうどうはし自動車じどうしゃのガソリンはすべ無鉛むえんガソリンになっている。

ヨーロッパ規格きかく(EN228)では、2000ねん以降いこう、ガソリンのなまり最大さいだい含有がんゆうりょうは5 mg/lとされ、その基準きじゅんたさないガソリン(ゆうなまりガソリン)の販売はんばい禁止きんしされている[14]。また、ガソリンに含有がんゆうするベンゼン有害ゆうがいせいから、無鉛むえんガソリンではベンゼンの上限じょうげんもうけられるようになった。日本にっぽん国内こくないで、市販しはん自動車じどうしゃようガソリンとしてていベンゼン製品せいひん販売はんばい最初さいしょ開始かいししたのは出光興産いでみつこうさんで、その他社たしゃ追随ついずいするようになった。2000ねんからはベンゼン含有がんゆうりょう1容量ようりょう %以下いか製品せいひん出荷しゅっかされてきている[18]。ヨーロッパ規格きかく(EN228)では、ベンゼンの上限じょうげんは1vol %(体積たいせき)とされている[17]

航空こうくうようガソリン

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100LLの航空こうくうようガソリン

航空こうくうようガソリンアブガス英語えいごばん)とは、ガソリンエンジン動力どうりょくとする航空機こうくうきけに以下いか条件じょうけんそなわった、アルキルなまりなどでなまりされているゆうなまりガソリンである。ゆえに無鉛むえんガソリン仕様しよう自動車じどうしゃやオートバイには使用しようできない。ゆうなまりガソリンを無鉛むえんガソリン仕様しようのエンジンに使用しようすると健康けんこう被害ひがい環境かんきょう汚染おせん原因げんいんとなるだけでなく、ポペットバルブやバルブシートの損傷そんしょう点火てんかプラグ汚損おそん触媒しょくばい破損はそんなど故障こしょう原因げんいんとなる。一部いちぶくにのぞ自動車じどうしゃようガソリンには添加てんか禁止きんしされている。

添加てんかようのアルキルなまりテトラエチルなまり (C2H5)4Pbもっともよくもちいられるが、ほかにも性質せいしつちかよんメチルなまり (CH3)4Pbメチルエチルなまりなども使用しようされる。これらはすべつよ毒性どくせいち、テトラエチルなまりどくげきほう特定とくてい毒物どくぶつ指定していされている。呼吸こきゅうだけでなく皮膚ひふからも容易ようい吸収きゅうしゅうされ、体内たいない蓄積ちくせきされやすい。おお体内たいないまれるとなまり中毒ちゅうどくこす。

日本にっぽん入手にゅうしゅできる航空こうくうようガソリンのオクタン価おくたんか最大さいだいでも100オクタンであり、自動車じどうしゃようとして販売はんばいされている無鉛むえんハイオクとおなじである。

  • 適度てきど気化きかせい
  • たかアンチノックせい
  • たか発熱はつねつりょう
  • 腐食ふしょくせいがないこと
  • 耐寒たいかんせいむこと
  • 安定あんていせいたかいこと(経時きょうじ分解ぶんかい進行しんこうおそいこと)

航空こうくうガソリンの規格きかくにはつぎのようなものがある。

  • べい民間みんかん規格きかく : ASTM D910-70(きゅう)、ASTM D910-75(しん
  • 米国べいこく軍用ぐんよう規格きかく : MIL-G-5572
  • 日本にっぽん産業さんぎょう規格きかく : JIS K 2206
ASTM D910-75による航空こうくうガソリンの等級とうきゅういろ識別しきべつ
等級とうきゅう なまり(cc/gai) 着色ちゃくしょく 備考びこう
80 0.50 あか 世界せかいてき製造せいぞう縮小しゅくしょう
100LL 2.00 あお にちべいおう入手にゅうしゅ
100 3.00 みどり 現在げんざい主流しゅりゅうだが、100LLに移行いこうしつつある

だい世界せかい大戦たいせんには圧縮あっしゅくたかいレシプロエンジンを駆動くどうするためオクタン価おくたんかたかいガソリンが必要ひつようとなり、枝分えだわかれのおおあぶらたまきしき炭化たんか水素すいそによりオクタン価おくたんかげる提案ていあんがされた。これらの原料げんりょうとしてクメン製造せいぞうするためのプラントが建設けんせつされた。

日本にっぽんでは航空こうくうようガソリンが給油きゅうゆできる飛行場ひこうじょう減少げんしょうし、価格かかく上昇じょうしょうしていることから[19]、より安価あんか給油きゅうゆできる場所ばしょおおジェット燃料ねんりょう使つかえる航空こうくうようディーゼルエンジン販売はんばいするメーカー(Technify Motorsなど)の製品せいひんかわそうする事業じぎょうしゃもある[20]。ジェット燃料ねんりょう使用しようしても操縦そうじゅう資格しかくはガソリンとおなじ「ピストン」である。

アリソン 250ターボシャフト/ターボプロップエンジンであるが、代用だいようとして航空こうくうガソリン1にたいしジェット燃料ねんりょう2の混合こんごう燃料ねんりょう緊急きんきゅうには無鉛むえんガソリンも使用しよう可能かのうである(整備せいび必要ひつようとなる)。

工業こうぎょうガソリン

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塗料とりょう洗浄せんじょう油脂ゆし抽出ちゅうしゅつドライクリーニングなど、燃料ねんりょう以外いがい用途ようともちいられるガソリンである。

日本にっぽん産業さんぎょう規格きかくでは、JIS K 2201によって、つぎの5種類しゅるい分類ぶんるいされる。

これらは引火いんかてん蒸留じょうりゅう性状せいじょうによって分類ぶんるいされている。たとえば、1ごうはつとめ温度おんど30℃以上いじょう終点しゅうてん150℃以下いかのものを、5ごうはつとめ温度おんど150℃以上いじょう終点しゅうてん210℃以上いじょうで、引火いんかてんが38℃以上いじょうのものをいう。

ガソリンの管理かんり

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各国かっこく規制きせい

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日本にっぽん

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日本にっぽんでは消防しょうぼうほうだい2じょうだい7こう定義ていぎされる危険きけんぶつ該当がいとうし、だい4るい危険きけんぶつだい1石油せきゆるい分類ぶんるいされている[1]。また、政令せいれい火災かさい予防よぼうかんする市町村しちょうそん条例じょうれいによってあつかいには規制きせいもうけられている[1]

  • ガソリンを運搬うんぱんする場合ばあいは、消防しょうぼう法令ほうれい適合てきごうした容器ようき性能せいのう試験しけんにおいて基準きじゅん適合てきごうした金属きんぞくせい容器ようきガソリン携行けいこうかん)を使用しようする必要ひつようがある[1]車両しゃりょうへの直接ちょくせつ給油きゅうゆ以外いがいでガソリンを携行けいこうかんれて購入こうにゅうする場合ばあいほう改正かいせいにより「使用しよう目的もくてき申告しんこく」と「身分みぶんしょう提示ていじ」がもとめられ、携行けいこうかんへのガソリン給油きゅうゆ店員てんいん危険きけんぶつ取扱とりあつかい資格しかくゆうするもの)しかできない。乗用車じょうようしゃとうによる運搬うんぱんには容量ようりょうにも規制きせいがある[1]
  • ガソリンの保管ほかん可能かのうりょう厳重げんじゅう規制きせいされている(40L以上いじょうのガソリンを保管ほかんする場合ばあい少量しょうりょう危険きけんぶつとしてみなされるため、所轄しょかつ消防署しょうぼうしょへ「消防しょうぼうほうもとづく事前じぜんとど」が必要ひつよう)。

また、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう施行しこうれい別表べっぴょうだい6の2において有機ゆうき溶剤ようざいにもかかげられている。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく

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米国べいこくでは民間みんかん団体だんたい全米ぜんべい防火ぼうか協会きょうかい(NFPA)が標準ひょうじゅんてき防火ぼうか基準きじゅんさだめておりおおくのしゅうでこれを引用いんようしており、ガソリンスタンドおよ天然てんねんガススタンドにかか規格きかくとしてNFPA30AおよびNFPA52がさだめられている[21]。また、米国べいこく保険ほけん業者ぎょうしゃ安全あんぜん試験しけんしょ(UL)の給油きゅうゆ設備せつび規格きかくであるUL87の運用うんようでは、ガソリンディスペンサーは天然てんねんガスディスペンサーから5フィート(1.5m)の離隔りかく距離きょり必要ひつようとされている[21]

あやま給油きゅうゆ

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時折ときおり軽油けいゆ灯油とうゆもとめられてガソリンを販売はんばいしてしまう(あるいは、そのぎゃくの)あやま給油きゅうゆのトラブルが発生はっせいすることがある。

保管ほかんちゅう品質ひんしつ低下ていか

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ガソリンは、長期間ちょうきかん保管ほかんにより劣化れっかしたり、不純物ふじゅんぶつ混入こんにゅうしたりといった、品質ひんしつ低下ていか発生はっせいする場合ばあいがある。

長期間ちょうきかん放置ほうち極端きょくたん温度おんど条件下じょうけんかでの保管ほかんにより、成分せいぶん変質へんしつ劣化れっかしてしまい、ぞくに「ガソリンがくさる」ともわれる。ガソリンにはアルケンふくまれており、空気くうきちゅう酸素さんそ徐々じょじょ化学かがく反応はんのう酸化さんか)することで、蟻酸ぎさん酢酸さくさん変化へんか[22]独特どくとく刺激しげきしゅうはなつようになる。これらのさんは、金属きんぞくせい容器ようき機器きき部品ぶひん腐食ふしょくする。あるいは、揮発きはつしやすい成分せいぶんだけがけて、流動りゅうどうせいわる粘着ねんちゃくしつワニスガムしつばれるざん渣がのこり、ガソリンりゅうまらせる場合ばあいがある。

ガソリン税制ぜいせい

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ヨーロッパの税制ぜいせい

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日本にっぽん税制ぜいせい

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自動車じどうしゃようガソリン

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ガソリンぜい(ガソリンぜい)とは、正式せいしきには「揮発きはつぜいおよ地方ちほう揮発きはつぜい」のこと。これらの税額ぜいがくは、地方ちほう揮発きはつぜい当分とうぶんあいだガソリン1キロリットルあたり5,200えん揮発きはつぜいは1キロリットルあたり24,300えんであるが、揮発きはつぜいについては租税そぜい特別とくべつ措置そちほう規定きていにより倍額ばいがくされ、1キロリットルたり48,600えんとなっている。なお、どうほう租税そぜい特別とくべつ措置そちほう)は、ガソリン国会こっかいなかの2008ねん4がつ1にちから同年どうねん4がつ30にちあいだ一時いちじてき失効しっこうされた。また、沖縄おきなわけんについては沖縄おきなわ復帰ふっきともな特別とくべつ措置そちかんする法律ほうりつ昭和しょうわ46ねん法律ほうりつだい129ごう)、沖縄おきなわ復帰ふっきともな国税こくぜい関係かんけい法令ほうれい適用てきよう特別とくべつ措置そちとうかんする政令せいれい昭和しょうわ47ねん政令せいれいだい151ごう)にもとづき、揮発きはつぜいは42,277えんとなっている。

なお、ガソリンの小売こうり価格かかくは、ガソリン本体ほんたい価格かかくとガソリンぜい相当そうとうがく合計ごうけい消費しょうひぜいされた金額きんがくであり、伝票でんぴょうにも「うちガソリンぜい@53.8」と記載きさいされることから、ガソリンぜいにさらに消費しょうひぜいしているようにえるため、じゅう課税かぜいであるとされることがあるが、国税庁こくぜいちょう見解けんかいでは「ガソリンぜい販売はんばいしゃ負担ふたんするものであり、納税のうぜい義務ぎむしゃことなるためじゅう課税かぜいにはあたらない」としている。一方いっぽう軽油けいゆ小売こうり価格かかくについては、軽油けいゆ本体ほんたい価格かかくにのみ消費しょうひぜいせられるが、これは小売こうり価格かかくふくまれる軽油けいゆ引取ひきとぜい揮発きはつぜいとはことなり、そのとお引取ひきとについてせられる税金ぜいきんであり、納税のうぜい義務ぎむしゃ消費しょうひしゃであるため、その金額きんがく納税のうぜい義務ぎむしゃおなじく消費しょうひしゃである消費しょうひぜいすると、じゅう課税かぜいになってしまうからである。

脱税だつぜい不正ふせい利益りえき目的もくてきで、ガソリンに灯油とうゆ混入こんにゅうされる事例じれい発生はっせいしている[23]。これは当然とうぜんながら違法いほう行為こういであり、またこのような燃料ねんりょうガソリンエンジン故障こしょうさせる。

航空こうくうようガソリン

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航空こうくうガソリンの税金ぜいきんは、購入こうにゅうには消費しょうひぜいのみ支払しはらい、航空機こうくうき燃料ねんりょうぜい後日ごじつ申告しんこくのうえ納付のうふする仕組しくみをとっている。なお、航空機こうくうき燃料ねんりょうぜい税率ぜいりつ揮発きはつぜいよりたかいが、租税そぜい特別とくべつ措置そちほう(2ばいけ)が適用てきようされていないので、実質じっしつてきには安価あんかなものとなっている。

  • 揮発きはつぜい地方ちほう揮発きはつぜい(53.8えん/L)にたいして航空機こうくうき燃料ねんりょうぜい(26えん/L)

航空機こうくうきへの給油きゅうゆにはかならず4まい1くみ免税めんぜい用紙ようし用意よういして、航空機こうくうき給油きゅうゆしたことを証明しょうめいすることになっている。証明しょうめいできない場合ばあいには別途べっと揮発きはつぜい地方ちほう揮発きはつぜい請求せいきゅうされる。

自動車じどうしゃようガソリンのほう安価あんかくにもあるため、一部いちぶ航空機こうくうきエンジンには自動車じどうしゃようガソリン(ハイオク)対応たいおううたっているモデルが存在そんざいする[24]

ガソリンの需給じゅきゅう

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石油せきゆ製品せいひんちゅう割合わりあい

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ガソリンは2003ねんぜん石油せきゆ製品せいひん需要じゅよう2,004まんB/Dのうち894まんB/D(やく45%)をめ、ガソリンの需給じゅきゅう動向どうこう原油げんゆ価格かかくおおきな影響えいきょうおよぼしている[16]

ガソリン価格かかく動向どうこう

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 : 180えん/L以上いじょう
 : 170 - 180えん/L未満みまん
 : 160 - 170えん/L未満みまん
 : 150 - 160えん/L未満みまん
 : 140 - 150えん/L未満みまん
 : 130 - 140えん/L未満みまん
 : 120 - 130えん/L未満みまん
 : 110 - 120えん/L未満みまん
 : 100 - 110えん/L未満みまん
 : 090 - 100えん/L未満みまん
1999ねん以降いこう東京とうきょう都区とくにおける自動車じどうしゃガソリン(レギュラー)の税込ぜいこ価格かかく動向どうこうえん/L)
つき
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
とし
1999 98 98 98 98 97 98 99 99 101 102 102 103
2000 103 103 102 103 103 104 104 105 105 108 109 110
2001 109 109 109 108 108 107 107 107 107 107 106 105
2002 105 104 104 104 106 106 106 105 105 105 105 105
2003 105 105 108 109 110 108 106 106 106 106 106 105
2004 105 105 106 108 108 114 115 115 119 120 121 119
2005 118 116 117 123 125 122 124 128 130 131 130 128
2006 128 129 130 130 136 135 137 144 144 141 135 133
2007 131 127 127 129 135 139 141 145 143 145 150 156
2008 154 152 153 132 160 172 181 182 173 158 132 117
2009 106 111 112 116 116 121 126 127 131 128 126 125
2010 125 128 130 133 137 136 133 132 132 132 131 131
2011 135 136 147 151 151 146 147 150 144 141 141 143
2012 141 142 155 156 151 140 139 143 147 146 144 146
2013 146 152 153 153 150 150 153 158 159 154 154 154
2014 157 156 159 163 165 166 168 166 166 163 157 149
2015 137 132 138 137 139 144 142 137 133 131 128 123
2016 114 111 109 115 117 122 120 118 120 120 124 126
2017 128 127 132 132 131 130 130 130 130 133 138 139
2018 140 142 142 142 146 152 151 151 152 157 155 145
2019 139 141 144 145 150 146 143 143 141 146 145 147
2020 151 148 144 133 126 131 131 134 135 133 131 134
2021 136 141 147 150 151 153 158 158 158 163 168 164
2022 166 170 173 172 168 170 170 167 168 166 167 167
2023 167 166 166 167 167 169


総務そうむしょう 小売こうり物価ぶっか統計とうけい調査ちょうさより

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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出典しゅってん

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  2. ^ 身近みぢか危険きけんぶつ火災かさい、その消火しょうか方法ほうほう (PDF) - 消防庁しょうぼうちょう
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  9. ^ 三井みついあきらさく, 「きゅう海軍かいぐん燃料ねんりょうしょうにおけるベルギウスほう研究けんきゅう結果けっか」『燃料ねんりょう協会きょうかい』 54かん 10ごう 1975ねん p. 846-856, doi:10.3775/jie.54.10_846,
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  11. ^ いぬい智行ともゆき, 萩原はぎはらたかし, たけうえ善信よしのぶ, 「修飾しゅうしょくしたメタノール合成ごうせい触媒しょくばいとZSM-5ゼオライトからなるふくあい触媒しょくばいによる合成ごうせいガスからの選択せんたくてき炭化たんか水素すいそ合成ごうせい」『石油せきゆ学会がっかい』 27かん 3ごう 1984ねん p.228-235, doi:10.1627/jpi1958.27.22
  12. ^ 藤元ふじもとかおる, 「稼動かどうはじめたニュージーランド合成ごうせいガソリンプラント」『燃料ねんりょう協会きょうかい』 66かん 1ごう 1987ねん p.2-12, doi:10.3775/jie.66.2
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  16. ^ a b c d e 米国べいこくにおけるガソリンの需給じゅきゅう動向どうこう (PDF) 一般いっぱん財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽんエネルギー経済けいざい研究所けんきゅうじょ 2004ねん10がつ
  17. ^ a b c ロバート・ボッシュちょ小口おぐち泰平たいへい監修かんしゅう『ボッシュ自動車じどうしゃハンドブックだい2はん』シュタールジャパン、2003ねん、236ぺーじ
  18. ^ a b 燃料ねんりょう品質ひんしつ規制きせい対応たいおう経緯けいい (PDF) コスモ石油こすもせきゆ
  19. ^ セスナ172P | Alpha Aviation
  20. ^ セスナ172がたディーゼル・エンジン搭載とうさいたいそら検査けんさ合格ごうかく | Alpha Aviation
  21. ^ a b 国際こくさい先端せんたんテスト関連かんれん資料しりょう (PDF) 総務そうむしょう消防庁しょうぼうちょう 2013ねん6がつ
  22. ^ 特許庁とっきょちょうホームページ - なまりすず合金ごうきんめっき代替だいたいなまりフリーめっき
  23. ^ 不正ふせいガソリン製造せいぞう販売はんばい罰金ばっきん さんじゅう業者ぎょうしゃ灯油とうゆぜる」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃ、2016ねん2がつ15にち
  24. ^ 用途ようとでの活躍かつやく期待きたいされる新型しんがた双発そうはつ - JGAS AVIATION BLOG

参考さんこう資料しりょう

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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1962ねん丸善まるぜん石油せきゆげんコスモ石油こすもせきゆ)の企画きかくした東京とうきょうシネマが制作せいさくした短編たんぺん映画えいが。ウェブサイトない無料むりょう公開こうかいちゅう