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ボルバキア - Wikipedia

ボルバキアぞくWolbachia)はリケッチアエールリキアぞくひとつである。そのたねひとつのボルバキア・ピピエンティスWolbachia pipientis)、またたんボルバキアは、節足動物せっそくどうぶつフィラリアせんちゅう体内たいない生息せいそくする共生きょうせい細菌さいきん一種いっしゅで、とく昆虫こんちゅうではこう頻度ひんどでその存在そんざいみとめられる。本稿ほんこうではおもにボルバキア・ピピエンティスについて記述きじゅつする。ミトコンドリアのようにははからつたわり(遺伝いでんし)、宿主しゅくしゅ生殖せいしょくシステムを自身じしん都合つごうよく変化へんかさせる(下記かき参照さんしょう)ことから、利己りこてき遺伝いでん因子いんしひとつであるとなされている。

ボルバキアぞく
ボルバキアの電子でんし顕微鏡けんびきょう画像がぞう
分類ぶんるい
ドメイン : 真正しんしょう細菌さいきん
Bacteria
もん : プロテオバクテリアもん
Pseudomonadota
つな : アルファプロテオバクテリアつな
Alphaproteobacteria
: リケッチア
Rickettsiales
: エールリキア
Ehrlichiaceae
ぞく : ボルバキアぞく
Wolbachia
学名がくめい
Wolbachia
Hertig 1936[1]
(IJSEMリストに掲載けいさい 1980[2])
タイプしゅ
ボルバキア・ピピエンティス
Wolbachia pipientis

Hertig 1936[1]
(IJSEMリストに掲載けいさい 1980[2])
下位かい分類ぶんるいたね[8]

過去かこ所属しょぞくしていたたね

1924ねんにMarshall HertigとS. Burt WolbachによってアカイエカCulex pipiens)から発見はっけんされたこの細菌さいきんは、1936ねんにHertigによって正式せいしきWolbachia pipientis名付なづけられた[9]。そのほとんど注目ちゅうもくされることはなかったが、1971ねんにアカイエカにおいてボルバキアによる細胞さいぼうしつ和合わごうという現象げんしょう発見はっけんされ[10]、1990ねんにはTrichogrammaぞく寄生きせいバチにおいてボルバキアによるたんため生殖せいしょく発見はっけんされた[11]。それ以来いらい、この細菌さいきん宿主しゅくしゅたいしてこす様々さまざま現象げんしょうや、それによる進化しんかがくてき影響えいきょう研究けんきゅうしゃ興味きょうみきつけている。 ロンドン大学だいがくインペリアル・カレッジをふく研究けんきゅうグループは、デング熱でんぐねつ感染かんせんたいせいしめすかボルバキアの2種類しゅるいかぶ使つかって、デング熱でんぐねつのウイルスをふくんだ血液けつえきわせたネッタイシマカ実験じっけんおこなった。

宿主しゅくしゅせい生殖せいしょくにおける役割やくわり

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節足動物せっそくどうぶつにおいて、ボルバキアは宿主しゅくしゅ生殖せいしょくシステムに影響えいきょうあたえることがられている。ボルバキアは、宿主しゅくしゅのさまざまな器官きかん感染かんせんしている。とくに、次世代じせだいへの伝播でんぱ必要ひつよう部位ぶいである卵巣らんそうには確実かくじつ感染かんせんしていることがおおい。ボルバキアは成熟せいじゅくたまご存在そんざいするが成熟せいじゅく精子せいしには存在そんざいできないので、ボルバキアに感染かんせんしたメスだけがボルバキアの子孫しそんのこすことができる。

そこで、ボルバキアは様々さまざま方法ほうほう宿主しゅくしゅ生殖せいしょくシステムを操作そうさすることにより、自己じこ伝播でんぱ繁殖はんしょくをよりたしかなものにしている。また、そのため、ミトコンドリアDNAをもちいて宿主しゅくしゅ系統けいとう関係かんけい解析かいせきするさい、ボルバキアの感染かんせんによりあやまった分子ぶんし系統けいとうじゅみちびされるおそれがあることがられている[12][13]

ボルバキアが宿主しゅくしゅたいしてこす現象げんしょうとして、以下いかのものがられている。

オスのみの

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ボルバキアに感染かんせんしたオスのみがに、感染かんせんしたメスはのこる。ボルバキアの子孫しそんのこすことができないオスをころしてメスの食料しょくりょうやすことで、間接かんせつてきにボルバキアの繁殖はんしょく貢献こうけんしているとかんがえられる。この現象げんしょうは、テントウムシ、ガ、チョウ、ハエなどでつかっている。

遺伝いでんてきオスのメスせい転換てんかん

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ボルバキアに感染かんせんしたオス個体こたいはオスの遺伝子いでんしがたったまま、完全かんぜんなメスの表現ひょうげんがたつ。ボルバキアの繁殖はんしょく貢献こうけんできないオス宿主しゅくしゅをメスすることにより効率こうりつてき繁殖はんしょく達成たっせいしている。 この現象げんしょうは、いまのところ、ダンゴムシ(Armadillidium vulgare[14]、キチョウ(Eurema mandarina[15]、ヨコバイの1しゅZyginidia pullula[16]のみでつかっている。

たんため生殖せいしょく

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ボルバキアに感染かんせんしたメスはオスを必要ひつようとせずに次世代じせだいのこす。受精じゅせいによる生殖せいしょくおこなっている宿主しゅくしゅを、たんため生殖せいしょくさせることにより、宿主しゅくしゅ生殖せいしょくにオスは不要ふようとなり、ボルバキアにとって有利ゆうりとなる。この現象げんしょうは、すうおおくの寄生きせいはちTrichogramma sppやEncarcia formosaなど)とアザミウマの1しゅFranklinothrips vespiformis)でつかっている。これらはすべて単数たんすう倍数ばいすうせいせい決定けっていおこなたねで、オスが単数たんすうたい(n)、メスが2ばいたい(2n)である。感染かんせんだと受精卵じゅせいらん(n)がオスとして発生はっせいし、受精卵じゅせいらん(2n)はメスとして発生はっせいする。ボルバキアの感染かんせんにより受精卵じゅせいらん染色せんしょくたい倍加ばいかし、2nのメスとして発生はっせいする。ボルバキアは母系ぼけい伝播でんぱするため、メスはオスなしで世代せだいをつなげることができるようになる。

細胞さいぼうしつ和合わごう

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ボルバキアに感染かんせんしたオスと感染かんせんメスとの交配こうはいまれたたまご発生はっせいしない細胞さいぼうしつ和合わごうこされる。この現象げんしょうは、非常ひじょうすうおおくの昆虫こんちゅうしゅつかっておりボルバキアがこす宿主しゅくしゅ生殖せいしょく操作そうさとしてもっと一般いっぱんてきなものである。

ゲノム断片だんぺん水平すいへい転移てんい

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2002ねん産業さんぎょう技術ぎじゅつ総合そうごう研究所けんきゅうじょ深津ふかづたけし研究けんきゅういんらは、ボルバキアのいち系統けいとうのwBruAusがアズキゾウムシ(Callosobruchus chinensis L.)の細胞さいぼうない細胞さいぼうない共生きょうせいしているのをつけたが、その実体じったい宿主しゅくしゅのX染色せんしょくたい水平すいへい転移てんいした wBruAus のゲノム断片だんぺんであった。これは、真正しんしょう細菌さいきんから細胞さいぼう動物どうぶつへの遺伝子いでんし水平すいへい転移てんい(en:Horizontal gene transfer#Eukaryotes)が自然しぜんかい実際じっさいこった明確めいかく証拠しょうこである[17]

このほかにもマツノマダラカミキリつね染色せんしょくたいにボルバキアの細胞さいぼう分裂ぶんれつかかわるftsZ遺伝子いでんしふくぜん遺伝子いでんしの14%以上いじょうだい規模きぼ転移てんいつかった。また、上記じょうきのwBruAusときんえんであり、このことからこう頻度ひんど自身じしん遺伝子いでんし宿主しゅくしゅ遺伝子いでんしちゅう結合けつごうさせるボルバキア系統けいとう存在そんざい推測すいそくされる[18]

病気びょうきとの関連かんれん

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昆虫こんちゅうほかに、ボルバキアはとうあしダンゴムシなど)、クモダニフィラリアなど、さまざまなたね感染かんせんしている。

フィラリアは寄生きせいせいせんちゅうであり、回旋かいせん糸状いとじょうむししょう原因げんいんとなり、ヒトに象皮病ぞうひびょうぞうかわしょう)をこすだけでなく、イヌ心臓しんぞうにも寄生きせいちょうあつ症状しょうじょうこす。ボルバキアは、これらの病気びょうきにおいて特殊とくしゅ役割やくわりになっているようである[19]。フィラリアせんちゅう寄生きせいせいだい部分ぶぶんはボルバキアにたいする宿主しゅくしゅ免疫めんえき応答おうとう依存いぞんしている。フィラリアせんちゅうからボルバキアを除去じょきょすることにより、ほとんどの場合ばあい、フィラリアは死亡しぼうするか生殖せいしょく不能ふのうとなる[20]

したがって、フィラリアせんむし感染かんせんしょうをコントロールするための現在げんざい戦略せんりゃくは、毒性どくせいつよこうせん虫薬むしぐすりざい使用しようよりも、テトラサイクリンけい抗生こうせい物質ぶっしつドキシサイクリンなど)の投与とうよによる、ボルバキアの除去じょきょ中心ちゅうしんとなっている[21][22]

しし医療いりょうでも、イヌ心臓しんぞう寄生きせいしたフィラリアの駆除くじょさい前記ぜんき抗生こうせい物質ぶっしつ併用へいようされる。前記ぜんき抗生こうせい物質ぶっしつのみで心臓しんぞうないのフィラリアむしたい完全かんぜん駆除くじょすることは困難こんなんだが、こうせんむしざいによる駆除くじょ結果けっか、フィラリアむしたいから放出ほうしゅつされるボルバキアきんたい成分せいぶんたいする、過剰かじょう免疫めんえき反応はんのう抑制よくせいすることを目的もくてきとして、こうせんむしざい投与とうよ先立さきだって処方しょほうされる[23]

一方いっぽうネッタイシマカにボルバキアが寄生きせいすると、ヒトにデング熱でんぐねつジカねつチクングニアねつ発症はっしょうさせるウイルス感染かんせん能力のうりょく阻害そがいされていることがられており、ブラジルでは2017ねんからボルバキアを感染かんせんさせたネッタイシマカを大量たいりょうむしするこころみがおこなわれている[24]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c Marshall Hertig (October 1936). “The Rickettsia, Wolbachia pipientis (gen. et sp.n.) and Associated Inclusions of the Mosquito, Culex pipiens”. Parasitology 28 (4): 453 - 486. doi:10.1017/S0031182000022666. 
  2. ^ a b c d V. B. D. Skerman, Vicki. McGOWAN, P. H. A. Sneath (01 January 1980). “Approved Lists of Bacterial Names”. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 30 (1): 225-420. doi:10.1099/00207713-30-1-225. 
  3. ^ Nöller W (1917). “Blut- und Insektenflagellaten Züchtung auf Platten”. Archiv für Schiffs- und Tropenhygiene 21: 53-94. 
  4. ^ Cornelius B. Philip (May 1956). “COMMENTS ON THE CLASSIFICATION OF THE ORDER RICKETTSIALES”. Canadian Journal of Microbiology 2 (3): 261 - 270. doi:10.1139/m56-030. PMID 13316619. 
  5. ^ Earl C. Suitor, Emilio Weiss (01 January 1961). “Isolation af a Rickettsialike Microorganism (Wolbachia Persica, N. SP.) From Argas Persicus (Oken)”. The Journal of Infectious Diseases 108 (1): 95–106. doi:10.1093/infdis/108.1.95. 
  6. ^ Marilynn A. Larson, Ufuk Nalbantoglu, Khalid Sayood, Emily B. Zentz, Regina Zing Cer, Peter C. Iwen, Stephen C. Francesconi, Kimberly A. Bishop-Lilly, Vishwesh P. Mokashi, Anders Sjöstedt, Steven H. Hinrichs (01 March 2016). “Reclassification of Wolbachia persica as Francisella persica comb. nov. and emended description of the family Francisellaceae”. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 66 (3): 1200-1205. doi:10.1099/ijsem.0.000855. PMID 26747442. 
  7. ^ Aharon Oren, George M. Garrity (10 June 2016). “Notification that new names of prokaryotes, new combinations, and new taxonomic opinions have appeared in volume 66, part 3, of the IJSEM”. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 66 (6): 2126-2128. doi:10.1099/ijsem.0.001070. 
  8. ^ Jean P. Euzéby, Aidan C. Parte. “Genus Wolbachia”. List of Prokaryotic names with Standing in Nomenclature. 2023ねん3がつ26にち閲覧えつらん
  9. ^ Hertig Marshall, Wolbach S Burt (1924). “Studies on rickettsia-like micro-organisms in insects”. The Journal of medical research (American Society for Investigative Pathology) 44 (3): 329. PMID 19972605. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2041761/. 
  10. ^ Yen JH & Barr AR (1971) "New hypothesis of the cause of cytoplasmic incompatibility in Culex pipiens". Nature 232: 657-658.
  11. ^ Stouthamer Richard, Luck Robert F, Hamilton WD (1990). “Antibiotics cause parthenogenetic Trichogramma (Hymenoptera/Trichogrammatidae) to revert to sex”. Proceedings of the National Academy of Sciences (National Acad Sciences) 87 (7): 2424-2427. doi:10.1073/pnas.87.7.2424. https://doi.org/10.1073/pnas.87.7.2424. 
  12. ^ Johnstone Rufus A., Hurst Gregory D.D. (01 2008). “Maternally inherited male-killing microorganisms may confound interpretation of mitochondrial DNA variability”. Biological Journal of the Linnean Society 58 (4): 453-470. doi:10.1111/j.1095-8312.1996.tb01446.x. ISSN 0024-4066. https://doi.org/10.1111/j.1095-8312.1996.tb01446.x. 
  13. ^ NARITA SATOKO, NOMURA MASASHI, KATO YOSHIOMI, FUKATSU TAKEMA (2006). “Genetic structure of sibling butterfly species affected by Wolbachia infection sweep: evolutionary and biogeographical implications”. Molecular Ecology 15 (4): 1095-1108. doi:10.1111/j.1365-294X.2006.02857.x. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1365-294X.2006.02857.x. 
  14. ^ Rigaud T (1997)
  15. ^ Hiroki et al. (2002) Naturwissenschaften
  16. ^ Negri et al., (2006)
  17. ^ Natsuko Kondo, Naruo Nikoh, Nobuyuki Ijichi, Masakazu Shimada, Takema Fukatsu (2002). “Genome fragment ofWolbachia endosymbiont transferred to X chromosome of host insect”. Proceedings of the National Academy of Sciences 99 (22): 14280-14285. doi:10.1073/pnas.222228199. https://www.pnas.org/doi/abs/10.1073/pnas.222228199. 
  18. ^ 相川あいかわ拓也たくやマツノマダラカミキリにのこ共生きょうせい細菌さいきん感染かんせん痕跡こんせき」『日本にっぽん森林しんりん学会がっかいだい94かんだい6ごう日本にっぽん森林しんりん学会がっかい、2012ねん、292-298ぺーじdoi:10.4005/jjfs.94.292ISSN 1349-8509NAID 1300033693482022ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん 
  19. ^ Taylor M. J., Bandi C., Hoerauf A. (2005) Wolbachia bacterial endosymbionts of filarial nematodes. Adv. Parasitol. 60:245-284
  20. ^ Hoerauf A, Mand S, Fischer K, Kruppa T, Marfo-Debrekyei Y, Debrah AY, Pfarr KM, Adjei O, Büttner DW. (2003) Doxycycline as a novel strategy against bancroftian filariasis-depletion of Wolbachia endosymbionts from Wuchereria bancrofti and stop of microfilaria production. Med Microbiol Immunol. Nov; 192(4):211-6.
  21. ^ Outland, K (2005) “New Treatment for Elephantiasis: Antibiotics. The Journal of Young Investigators. 361.
  22. ^ Mark J Taylor, Williams H Makunde, Helen F McGarry, Joseph D Turner, Sabine Mand, Achim Hoerauf (2005). “Macrofilaricidal activity after doxycycline treatment of Wuchereria bancrofti: a double-blind, randomised placebo-controlled trial”. The Lancet 365 (9477): 2116-2121. doi:10.1016/S0140-6736(05)66591-9. ISSN 0140-6736. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0140673605665919. 
  23. ^ Turner, Joseph D. and Mand, Sabine and Debrah, Alexander Yaw and Muehlfeld, Johannes and Pfarr, Kenneth and McGarry, Helen F. and Adjei, Ohene and Taylor, Mark J. and Hoerauf, Achim (04 2006). “A Randomized, Double-Blind Clinical Trial of a 3-Week Course of Doxycycline plus Albendazole and Ivermectin for the Treatment of Wuchereria bancrofti Infection”. Clinical Infectious Diseases 42 (8): 1081-1089. doi:10.1086/501351. ISSN 1058-4838. https://doi.org/10.1086/501351. 
  24. ^ デング熱でんぐねつ対策たいさく有効ゆうこう細菌さいきん感染かんせんさせた大量たいりょう放出ほうしゅつ ブラジル”. AFP (2017ねん8がつ30にち). 2022ねん7がつ12にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん

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  • Werren JH, Baldo L, Clark ME (2008) "Wolbachia: master manipulators of invertebrate biology." Nature Review Microbiology 6: 741-751.
  • Werren JH (1997) "Biology of Wolbachia." Annual Review of Entomology 42: 587-609.
  • Stouthamer R, Breeuwer JA, Hurst GD (1999) "Wolbachia pipientis: microbial manipulator of arthropod reproduction." Annual Review of Microbiology 53: 71-102.
  • えるオス:昆虫こんちゅうせいをあやつる微生物びせいぶつ戦略せんりゃく』 (DOJIN選書せんしょ) 化学かがく同人どうじん、2015ねん7がつ3にちISBN 978-4-75-981666-2

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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