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ドメイン (分類学) - Wikipedia
生物せいぶつがくてき分類ぶんるいの8つの主要しゅよう分類ぶんるい階級かいきゅう階層かいそう生物せいぶつドメインけられ、ドメインはさらに細分さいぶんされる。

生物せいぶつ分類ぶんるいがくにおいて、ドメインえい: domain: regio[1])は、ドミニオン(dominion、dominium[2]うえかい(superkingdom、superregnum)、レルム(realm)、帝国ていこく(empire、imperium)ともばれ、すべての生物せいぶつわせた分類ぶんるい階級かいきゅう最高さいこうである。ドメインは、1990ねんに、カール・ウーズオットー・カンドラー英語えいごばんマーク・ウィーリス英語えいごばんによって考案こうあんされた3ドメインけい英語えいごばん分類ぶんるい体系たいけい導入どうにゅうされた概念がいねんである[1]

3ドメインけいによる生命せいめいじゅは、細菌さいきんArchaea)・細菌さいきんBacteria)・かく生物せいぶつEukarya)の3つのドメインで構成こうせいされる[1]2ドメインけい英語えいごばんにおいては、細菌さいきん細菌さいきんの2つのドメインで構成こうせいし、かく生物せいぶつ細菌さいきんからの分岐ぶんきふくまれる[3][4]細菌さいきん細菌さいきんはいずれも、原核げんかく生物せいぶつというまくかこまれたかくたない単細胞たんさいぼう微生物びせいぶつである。対照たいしょうてきに、かくまくけい細胞さいぼうしょう器官きかん細胞さいぼう生物せいぶつはすべてかく生物せいぶつふくまれる。

ドメイン体系たいけいには細胞さいぼう生命せいめい英語えいごばんウイルスなど)がふくまれていないことから、こうした生命せいめいたいくわえた提案ていあんおこなわれている。

ドメインという用語ようごは、1990ねんに、カール・ウーズオットー・カンドラー英語えいごばんマーク・ウィーリス英語えいごばんによる3ドメインけい英語えいごばんとして提案ていあんされた。この用語ようごは、1974ねんに、ムーア英語えいごばんによって導入どうにゅうされたドミニオンとばれるカテゴリーと同義語どうぎごである[2]

ドメイン分類ぶんるい体系たいけい発展はってん

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(うえ) ウーズの3ドメインじゅと、(した) レイクの2ドメインじゅ比較ひかく[5] (2008ねん)

カール・リンネが18世紀せいきなかばに作成さくせいした有名ゆうめい分類ぶんるい体系たいけいなかで、ドメインの分類ぶんるい一般いっぱんてきになった。この分類ぶんるい体系たいけいは、のちチャールズ・ダーウィン研究けんきゅうによってさらに改良かいりょうされたが、細菌さいきんについてはのドメインと比較ひかくできるような観察かんさつ可能かのう特徴とくちょうがほとんどないことから簡単かんたんには分類ぶんるいできなかった[6]

1977ねん、カール・ウーズが16sリボソームRNAヌクレオチド配列はいれつ比較ひかくして、階級かいきゅう(あるいはドメイン)はそれまで科学かがくしゃたちがかんがえていたような2つの分岐ぶんきではなく、3つの分岐ぶんきふくんでいることを発見はっけんしたとき、画期的かっきてき進歩しんぽがもたらされた。それ以前いぜんは、細菌さいきんArchaea)と細菌さいきんBacteria)はその物理ぶつりてき類似るいじせいから一緒いっしょにされて「細菌さいきんarchaebacteria)」とばれていた。RNA遺伝子いでんし進化しんかもとづいた分類ぶんるいほうは、この2つのさかいがほとんどておらず、内部ないぶてきおおきくことなることをあきらかにし、さかいうえにドメインとばれるあたらしい分類ぶんるいぐん存在そんざいする3ドメインけい英語えいごばんにつながった[1]

1980年代ねんだい、すでにジェームス・A・レイク英語えいごばん提唱ていしょうし、すべての生物せいぶつ細菌さいきん細菌さいきんの2つのドメインに分類ぶんるいするエオサイトせつ先行せんこうしていたが、当時とうじ証拠しょうこから3ドメインけいにほぼってわられた。その細菌さいきんとく細菌さいきんとの共生きょうせいによるかく生物せいぶつ起源きげんにおける細菌さいきん役割やくわりについての理解りかいふかまりや、2017ねんアスガルドという細菌さいきんおおきなグループが発見はっけんされ、かく生物せいぶつ細菌さいきんのメンバーであることが示唆しさされたことをけ、生命せいめいじゅのすべての生物せいぶつ細菌さいきん細菌さいきんという2つのおおきなドメインに分割ぶんかつするという2ドメインけい英語えいごばん見直みなおされ、よりひろれられるようになった[7][8][3]

3ドメインけい

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 細菌古細菌真核生物アクウィフェクス門テルモトガ門バクテロイデス門プランクトミケス門シアノバクテリア門シュードモナス門スピロヘータ門グラム陽性クロロフレクサス門テルモプロテウス目テルモコックス・セラー (英語版)メタノコックス属 (英語版)メタノバクテリウム属メタノサルキナ属ハロバクテリウム綱エントアメーバ属 (英語版)粘菌類動物類菌類植物類繊毛虫類鞭毛虫類トリコモナス類微胞子虫類ディプロモナス類
ウーズらがRNA遺伝子いでんし使用しようして推測すいそくした、細菌さいきん細菌さいきんかく生物せいぶつ主要しゅような3つのえだしめゆう系統けいとうじゅ (1990ねん)[1]ちょん生物せいぶつ対象たいしょうにした進化しんか系統けいとうじゅの1れいあかえだ(Archaea)が細菌さいきん扇形せんけい中心ちゅうしんで、えだ集束しゅうそくしている部分ぶぶんぜん生物せいぶつ共通きょうつう祖先そせん真正しんしょう細菌さいきん(Bacteria。左側ひだりがわ青色あおいろ部分ぶぶん)と細菌さいきん系統的けいとうてきはなれた存在そんざいであることがしめされている。

3ドメインけいは、生命せいめいじゅを、細菌さいきんArchaea)・細菌さいきんBacteria)・かく生物せいぶつEukarya)の3ドメインで構成こうせいする。これら3つのドメインには、それぞれ固有こゆうリボソームRNA存在そんざいする。これが3ドメインけい基礎きそである。かく生物せいぶつかくまく存在そんざいによって、かくまくたない細菌さいきん細菌さいきん区別くべつされる。また、細菌さいきん細菌さいきん細胞さいぼうまくRNAマーカーの生化学せいかがくてき性質せいしつちがいによってたがいに区別くべつされている[1]

細菌さいきん

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細菌さいきんは、典型てんけいてきにはまく脂質ししつエーテル結合けつごうによってグリセロールに結合けつごうした分岐ぶんき炭化たんか水素すいそくさり)を特徴とくちょうとする原核げんかく細胞さいぼうである。細菌さいきんにおけるこれらのエーテル結合けつごう存在そんざいは、極端きょくたん温度おんどつよ酸性さんせい条件じょうけんえる能力のうりょくたかめているが、おおくの細菌さいきん温和おんわ環境かんきょう生息せいそくしている。塩分えんぶん濃度のうどたか環境かんきょう増殖ぞうしょくするこうしおきんや、極度きょくど高温こうおん環境かんきょう増殖ぞうしょくするちょうこうねつきんは、細菌さいきんいちれいである[1]

細菌さいきんはさまざまなおおきさの細胞さいぼう進化しんかしたが、いずれも比較的ひかくてきちいさい。そのおおきさは直径ちょっけい0.1 μみゅーmから15 μみゅーm、ながさは最大さいだいで200 μみゅーmである。細菌さいきんおおきさは細菌さいきんとほぼおなじか、かく細胞さいぼうられるミトコンドリアのそれにちかい。テルモプラズマぞくのメンバーはもっとちいさい細菌さいきんである[1]

細菌さいきん

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シアノバクテリアマイコプラズマ細菌さいきんの2つのれいである。細菌さいきん細菌さいきん同様どうよう原核げんかく細胞さいぼうであるが、その細胞さいぼうまくリン脂質ししつ重層じゅうそうでできている。細菌さいきん細胞さいぼうまく細菌さいきんのそれとはことなり、細菌さいきんられるエーテル結合けつごう特徴とくちょうてきいている。内部ないぶてきには、細菌さいきんリボソームうちことなるRNA構造こうぞうっており、それらはことなるカテゴリーに分類ぶんるいされている。これにより、2ドメインけいと3ドメインけいは、細菌さいきん細菌さいきんべつのドメインにく。

細菌さいきんというドメインには非常ひじょうはばひろ多様たようせいがある。その多様たようせいは、ことなる細菌さいきん系統けいとうあいだでの遺伝子いでんし交換こうかんによってさらに複雑ふくざつさをす。遠縁とおえん細菌さいきんあいだ重複じゅうふく遺伝子いでんし存在そんざいすると、細菌さいきんしゅ区別くべつしたり、地球ちきゅうじょう細菌さいきんしゅかぞえたり、それらを構造こうぞう整理せいりしたりすることはほぼ不可能ふかのうになる(ただし、えだえだあいだ相互そうご接続せつぞくふくまれていて「」ではなく「ネットワーク」となっている場合ばあいのぞく)[1]

かく生物せいぶつ

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かく生物せいぶつばれるドメイン(domain Eukarya)は、まくかこまれた細胞さいぼうしょう器官きかん遺伝いでん物質ぶっしつかくふくむ)をち、植物しょくぶつかいPlantae)、原生動物げんせいどうぶつかいProtozoa)、動物界どうぶつかいAnimalia)、クロミスタかいChromista)、きんかいFungi)の5つのさかい(kingdom)で代表だいひょうされる[1]


2ドメインけい

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ゲノム配列はいれつもとづく2ドメインけい生命せいめいじゅれい生命せいめいの2つのドメインは、細菌さいきん (上側うわがわ) と細菌さいきん (したがわ) である。かく生物せいぶつ細菌さいきんから分岐ぶんきする (みぎ)。

2ドメインけい英語えいごばんは、生命せいめいじゅのすべての生物せいぶつ細菌さいきん細菌さいきんの2つのドメインに分類ぶんるいする生物せいぶつがくてき分類ぶんるいである(かく生物せいぶつ細菌さいきんふくまれる)[7][8][3]。これには、1980年代ねんだいにレイクが提唱ていしょうしたエオサイトせつ先行せんこうしたが[9]当時とうじ証拠しょうこにより3ドメインけいにほぼってわられた。その、2017ねんアスガルドばれる細菌さいきんおおきなグループ(うえもん)が発見はっけんされ[10]、それがかく生物せいぶつ進化しんかてきルーツとなり、かく生物せいぶつ細菌さいきんドメインのメンバーであることが示唆しさされたことから、2ドメインけいはよりひろれられるようになった[11]

アスガルド細菌さいきん特徴とくちょうが3ドメインけい直接ちょくせつ否定ひていするものではなく[12][13]かく生物せいぶつ細菌さいきん由来ゆらいし、したがって細菌さいきんぞくするというかんがかたは、遺伝子いでんしプロテオミクス研究けんきゅうによって強化きょうかされている[14]。3ドメインけい場合ばあいかく生物せいぶつおもに、細菌さいきん細菌さいきんにはられない「かく生物せいぶつのシグネチャータンパク質たんぱくしつ」の存在そんざいによって区別くべつされる。しかし、アスガルドにはそのようなタンパク質たんぱくしつをコードする遺伝子いでんし複数ふくすう存在そんざいしており、これは「かく生物せいぶつのシグネチャータンパクしつ」は細菌さいきん由来ゆらいすることを示唆しさしている[3]

さい上位じょうい分類ぶんるい体系たいけい比較ひかく

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生物せいぶつ最高さいこう階級かいきゅう分類ぶんるいは、基礎きそをなすゲノム進化しんかちがいや細胞さいぼう基本きほんてき構造こうぞうもとづいており、前提ぜんていとなる系統けいとうじゅちがいによりさまざまな分類ぶんるい方法ほうほう提案ていあんされている。つぎにいくつかのれいしめす。

2みかどけい (1998)
1998ねんに、エルンスト・マイヤー提案ていあんした2みかどけい英語えいごばんは、生物せいぶつ全体ぜんたい原核げんかく生物せいぶつ(またはモネラ)とかく生物せいぶつの2つのさい上位じょういグループにけるものである[15][16]
エオサイトせつ (1984)
1984ねんに、ジェームス・A・レイク英語えいごばんらが提案ていあんしたエオサイトせつ[17]は、細菌さいきん細菌さいきんという2つのドメインを仮定かていし、かく生物せいぶつ細菌さいきんから分岐ぶんきした下位かいクレードにふくむとする[18][17][19]
5ドミニオンけい (2012)
ウーズらによる3ドメインけいには、プリオンウイルスのような細胞さいぼう以外いがい生命せいめい英語えいごばんふくまれていない。2012ねん、Stefan Luketaは、従来じゅうらいの3ドメインけいに Prionobiota(細胞さいぼう核酸かくさんたない)と Virusobiota(細胞さいぼうだが核酸かくさんつ)をくわえた5ドミニオンけい提案ていあんした[20]。(参考さんこうウイルスの分類ぶんるい
2スーパードメイン
Acytota/Aphanobionta と細胞さいぼう生命せいめい英語えいごばん分類ぶんるいさい上位じょうい位置いちづけた研究けんきゅうしゃもいる[21]。これにより、細胞さいぼう生命せいめい細胞さいぼう生命せいめいの2つのスーパードメインが定義ていぎされる可能かのうせいがあるが、議論ぎろん余地よちもある。
細胞さいぼう生物せいぶつふくめた生物せいぶつがくてき分類ぶんるい
分類ぶんるいがくてきルートノード 2スーパードメイン
(議論ぎろんあり)
2みかどけい英語えいごばん 3ドメインけい英語えいごばん 5ドミニオン[22]
5さかい 6かい エオサイトせつ
2ドメインけい英語えいごばん
生物せいぶつぐん / 生命せいめい

Biota / Vitae / Life
細胞さいぼう生物せいぶつ
細胞さいぼう生命せいめい英語えいごばん

Acytota / Aphanobionta
Virusobiota (ウイルス, ウイロイド)

Virusobiota (Viruses, Viroids)
Prionobiota (プリオン)

Prionobiota (Prions)
細胞さいぼう生物せいぶつ

Cytota
原核げんかく生物せいぶつ
(モネラ)

Prokaryota / Procarya
(Monera)
細菌さいきん

Bacteri
細菌さいきん

Bacteria
モネラ

Monera
真正しんしょう細菌さいきん

Eubacteria
細菌さいきん

Bacteria
細菌さいきん

Archae
細菌さいきん

Archaea
細菌さいきん

Archaebacteria
細菌さいきん (かく生物せいぶつふくむ)

Archaea incl. eukaryotes
かく生物せいぶつ

Eukaryota/Eukarya
原核げんかく生物せいぶつかい Protista
きんかい Fungi
植物しょくぶつかい Plantae
動物界どうぶつかい Animalia

関連かんれん項目こうもく

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e f g h i j Woese C, Kandler O, Wheelis M (1990). “Towards a natural system of organisms: Proposal for the domains Archaea, Bacteria, and Eucarya”. Proc Natl Acad Sci USA 87 (12): 4576–4579. Bibcode1990PNAS...87.4576W. doi:10.1073/pnas.87.12.4576. PMC 54159. PMID 2112744. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC54159/. 
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  3. ^ a b c d Nobs, Stephanie-Jane; MacLeod, Fraser I.; Wong, Hon Lun; Burns, Brendan P. (2022). “Eukarya the chimera: Eukaryotes, a secondary innovation of the two domains of life?”. Trends in Microbiology 30 (5): 421–431. doi:10.1016/j.tim.2021.11.003. PMID 34863611. https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0966842X21002699. 
  4. ^ Doolittle, W. Ford (2020). “Evolution: Two domains of life or three?”. Current Biology 30 (4): R177–R179. doi:10.1016/j.cub.2020.01.010. PMID 32097647. 
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  6. ^ Domains of Life, Genomics | Learn Science at Scitable” (英語えいご). www.nature.com. 2022ねん12月1にち閲覧えつらん
  7. ^ a b Bolshoy, Alexander; Volkovich, Zeev (Vladimir); Kirzhner, Valery; Barzily, Zeev (2010), “Biological Classification”, Genome Clustering, Studies in Computational Intelligence (Berlin, Heidelberg: Springer Berlin Heidelberg) 286: pp. 17–22, doi:10.1007/978-3-642-12952-0_2, ISBN 978-3-642-12951-3, http://link.springer.com/10.1007/978-3-642-12952-0_2 2022ねん5がつ14にち閲覧えつらん 
  8. ^ a b Raymann, Kasie; Brochier-Armanet, Céline; Gribaldo, Simonetta (2015). “The two-domain tree of life is linked to a new root for the Archaea”. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 112 (21): 6670–6675. Bibcode2015PNAS..112.6670R. doi:10.1073/pnas.1420858112. PMC 4450401. PMID 25964353. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4450401/. 
  9. ^ Lake, James A. (1988). “Origin of the eukaryotic nucleus determined by rate-invariant analysis of rRNA sequences”. Nature 331 (6152): 184–186. Bibcode1988Natur.331..184L. doi:10.1038/331184a0. PMID 3340165. 
  10. ^ Zaremba-Niedzwiedzka, Katarzyna; Caceres, Eva F.; Saw, Jimmy H.; Bäckström, Disa; Juzokaite, Lina; Vancaester, Emmelien; Seitz, Kiley W.; Anantharaman, Karthik et al. (2017). “Asgard archaea illuminate the origin of eukaryotic cellular complexity” (英語えいご). Nature 541 (7637): 353–358. Bibcode2017Natur.541..353Z. doi:10.1038/nature21031. OSTI 1580084. PMID 28077874. https://escholarship.org/content/qt0qh5400s/qt0qh5400s.pdf?t=pgp8bj. 
  11. ^ Eme, Laura; Spang, Anja; Lombard, Jonathan; Stairs, Courtney W.; Ettema, Thijs J. G. (10 November 2017). “Archaea and the origin of eukaryotes” (英語えいご). Nature Reviews Microbiology 15 (12): 711–723. doi:10.1038/nrmicro.2017.133. ISSN 1740-1534. PMID 29123225. https://zenodo.org/record/3451113. 
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  15. ^ Mayr, E. (1998). “Two empires or three?”. PNAS 95 (17): 9720–9723. Bibcode1998PNAS...95.9720M. doi:10.1073/pnas.95.17.9720. PMC 33883. PMID 9707542. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC33883/. 
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  17. ^ a b Lake, J.A.; Henderson, Eric; Oakes, Melanie; Clark, Michael W. (June 1984). “Eocytes: A new ribosome structure indicates a kingdom with a close relationship to eukaryotes”. PNAS 81 (12): 3786–3790. Bibcode1984PNAS...81.3786L. doi:10.1073/pnas.81.12.3786. PMC 345305. PMID 6587394. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC345305/. 
  18. ^ Archibald, John M. (23 December 2008). “The eocyte hypothesis and the origin of eukaryotic cells”. PNAS 105 (51): 20049–20050. Bibcode2008PNAS..10520049A. doi:10.1073/pnas.0811118106. PMC 2629348. PMID 19091952. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2629348/. 
  19. ^ Williams, Tom A.; Foster, Peter G.; Cox, Cymon J.; Embley, T. Martin (December 2013). “An archaeal origin of eukaryotes supports only two primary domains of life”. Nature 504 (7479): 231–236. Bibcode2013Natur.504..231W. doi:10.1038/nature12779. PMID 24336283. https://eprint.ncl.ac.uk/fulltext.aspx?url=199146/704E71B4-8D68-4F3C-93BA-E73C50449593.pdf&pub_id=199146. 
  20. ^ Luketa S. (2012). “New views on the megaclassification of life”. Protistology 7 (4): 218–237. オリジナルの2 April 2015時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150402150257/http://protistology.ifmo.ru/num7_4/luketa_protistology_7-4.pdf 2016ねん10がつ4にち閲覧えつらん. 
  21. ^ Trifonov EN, Kejnovsky E (2016). “Acytota - associated kingdom of neglected life.”. J Biomol Struct Dyn 34 (8): 1641–8. doi:10.1080/07391102.2015.1086959. PMID 26305806. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26305806/. 
  22. ^ Luketa, Stefan (2012). “New views on the megaclassification of life”. Protistology 7 (4): 218–237. http://www.zin.ru/journals/protistology/num7_4/luketa_protistology_7-4.pdf. 

外部がいぶリンク

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