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ランドマーク - Wikipedia

ランドマークえい: landmark)は、地理ちりがくうえにおいて目印めじるしとなる建造けんぞうぶつなどの特徴とくちょうぶつす。元来がんらい意味いみとしては、探検たんけんなどが、一定いってい地域ちいき移動いどうちゅうに、またそこにもどってくるための目印めじるしである。

目印めじるしとなる特徴とくちょうぶつ(この都市とし場合ばあい紅白こうはく煙突えんとつ

概説がいせつ

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りくしめぎ灯台とうだい鉄塔てっとうのような土地とちにおける方向ほうこう感覚かんかく目印めじるしになる建物たてものくに地域ちいき象徴しょうちょうするシンボルてきモニュメント建物たてもの空間くうかん意味いみする。また、ひろ地域ちいきなか目印めじるしとなる特徴とくちょうてき自然しぜんぶつ建物たてもの事象じしょうふくまれる。ニューヨークの自由じゆう女神めがみ、パリのエッフェル塔えっふぇるとうなどは都市とし国家こっか象徴しょうちょうするランドマークでやま高層こうそうビルひとしまち都市としのランドマークである。都市とし計画けいかく都市としろん分野ぶんや1970 - 1980年代ねんだいころからよく使つかわれるようになった。

ケヴィン・リンチ都市としのイメージ』[1]では都市としのイメージを構成こうせいする要素ようそとして、ランドマーク(Landmarks 目印めじるし)、パス(Paths みち)、ノード(Nodes 結節けっせつてん)、エッジ(Edges えん)、ディストリクト(Districts 地域ちいき)の5つをげたが、とくに「ランドマーク」の存在そんざい重視じゅうしされた。モニュメント記念きねん)、特徴とくちょうのある建物たてもの構造こうぞうぶつなど容易よういにそれとづくことの出来できるようなものという意味いみもちいられている。

このようなランドマークは、方向ほうこう見定みさだめる場合ばあい手軽てがる道案内みちあんないとしての役割やくわり、その都市としのイメージを決定けっていけるものである。どこまでもおなじようなビルのつづまちでは人間にんげん方向ほうこう感覚かんかくうしなってしまうものであり、その都市とし印象いんしょうのこらない。ランドマークはその都市としかおとなり、住民じゅうみんしたしまれるとともに、来訪らいほうしゃつよ印象いんしょうあたえる。

また、ちいさな教会きょうかい寺院じいんモスク神社じんじゃ見櫓みやぐら取水しゅすいとう煙突えんとつといった建造けんぞうぶつ集落しゅうらくせま地域ちいきのランドマークになりる。カーナビゲーションよう地図ちず携帯けいたい電話でんわによる道案内みちあんないよう地図ちずなどの電子でんし地図ちずにおいて、著名ちょめい建物たてものなどをとくに「ランドマーク」としてあつかい、地図ちず画面がめんじょう実物じつぶつしたアイコン表示ひょうじしたり、その建物たてものかんする詳細しょうさい情報じょうほう案内あんないすることがある。

有名ゆうめいなランドマーク

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きたアメリカ

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みなみアメリカ

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ランドマークをあつかったおも作品さくひん

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 丹下たんげ健三けんぞう富田とみた玲子れいこわけ初版しょはん1968ねん新装しんそうばん岩波書店いわなみしょてん2007ねん原著げんちょ:Kevin Lynch, The image of the city. MIT Press, Cambridge MA, 1960)

関連かんれん項目こうもく

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