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上からマリコ - Wikipedia
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上うえからマリコ

AKB48のメジャー24作さく目めのシングル

「上うえからマリコ」（うえからマリコ）は、日本にっぽんの女性じょせいアイドルグループ・AKB48の楽曲がっきょくである。楽曲がっきょくは秋元あきもと康やすしにより作詞さくし、川浦かわうら正大せいだいにより作曲さっきょくされている。2011年ねん（平成へいせい23年ねん）12月7日にちに、AKB48のメジャー24作さく目めのシングルとしてキングレコードから発売はつばいされた[注釈ちゅうしゃく 1]。楽曲がっきょくのセンターポジションは篠田しのだ麻里子まりこが務つとめた。

「上うえからマリコ」
AKB48 の シングル
初出しょしゅつアルバム『1830m』
A面めん 上うえからマリコ
B面めん ノエルの夜よる
隣人りんじんは傷きずつかない
（Type-A）
ゼロサム太陽たいよう
（Type-K）
呼よび捨すてファンタジー
（Type-B）
走はしれ!ペンギン
（劇場げきじょう盤ばん）
リリース
規格きかく マキシシングル
音楽おんがく配信はいしん
録音ろくおん 2011年ねん
日本の旗 日本にっぽん
ジャンル J-POP
時間じかん
レーベル You, Be Cool!/KING RECORDS
作詞さくし・作曲さっきょく 秋元あきもと康やすし（作詞さくし）
川浦かわうら正大せいだい（作曲さっきょく）
プロデュース 秋元あきもと康やすし
ゴールドディスク
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 週間しゅうかん1位い（Billboard JAPAN Hot 100）
  • 週間しゅうかん1位い（Billboard JAPAN Hot Singles Sales）
  • 週間しゅうかん2位い（Billboard JAPAN Hot Top Airplay）
  • 週間しゅうかん1位い（Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay）
  • 週間しゅうかん1位い（オリコン）
  • 2011年ねん12月度ど月間げっかん1位い（オリコン）
  • 2011年度ねんど年間ねんかん4位い（オリコン）
  • 3位い（RIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート）
    • AKB48 シングル 年表ねんぴょう
    風ふうは吹ふいている
    （2011年ねん）    		上うえからマリコ
    （2011年ねん）    		GIVE ME FIVE!
    （2012年ねん）
    ミュージックビデオ
    【MV full】 上じょうからマリコ / AKB48[公式こうしき] - YouTube
    『1830m Disc 1』 収録しゅうろく曲きょく
    （前略ぜんりゃく）
    3. ミニスカートの妖精ようせい
    4. 上うえからマリコ
    5. アンチ
    （後略こうりゃく）
    テンプレートを表示ひょうじ

    楽曲がっきょくはリリースに先駆さきがけて行おこなわれたイベント『AKB48 24thシングル選抜せんばつじゃんけん大会たいかい』において勝かち残のこったメンバー16人にんにより歌唱かしょうされており、同どうイベントで優勝ゆうしょうした篠田しのだ麻里子まりこが自身じしん初はつとなるセンターポジションを務つとめている。4種類しゅるいあるシングルのジャケットのうち、3種類しゅるいは巨大きょだい化かした篠田しのだと小ちいさくなったほかのメンバーが配置はいちされた構図こうずになっている。

    各種かくしゅレビューやニュース記事きじの指摘してきによると、音楽おんがく的てきに「上うえからマリコ」はポップソングあるいはポップ・ロックである。また、歌詞かしには年上としうえの女性じょせいに振ふり回まわされる男性だんせいの気持きもちが綴つづられており、女性じょせい側がわのキャラクターも表現ひょうげんされている。女性じょせいのキャラクターは篠田しのだ麻里子まりこのキャラクターのイメージと重かさなっており、楽曲がっきょくタイトルも篠田しのだにちなんでつけられている。楽曲がっきょくは音楽おんがく性せいや歌詞かしについて複数ふくすうの批評ひひょうで肯定こうてい的てきな評価ひょうかを得えている一方いっぽう、音楽おんがく性せいにおける「冒険ぼうけん」が少すくないという指摘してきもある。楽曲がっきょくはオリコン週間しゅうかんシングルチャートおよびBillboard JAPANのチャートにおいて1位いを獲得かくとくしており、前者ぜんしゃにおいては初動しょどう売上うりあげのみでのミリオンセラーを達成たっせいした。

    楽曲がっきょくのミュージック・ビデオは高橋たかはし栄樹えいきが監督かんとくを務つとめており、学校がっこうを舞台ぶたいとしたドラマが展開てんかいされている。ドラマのストーリーはじゃんけんにより生徒せいと会長かいちょうを決きめるというものであり、はじめは乗のり気きでなかった生徒せいとたちが篠田しのだの演えんじる生物せいぶつ教師きょうしのエピソードを聞きいてじゃんけんを進すすめていくという内容ないようになっている。楽曲がっきょくは複数ふくすうのテレビ番組ばんぐみでライブ・パフォーマンスされているほか、2012年ねん3月がつに行おこなわれたさいたまスーパーアリーナでのライブや、同年どうねん8月がつの東京とうきょうドーム公演こうえんでも披露ひろうされている。

    背景はいけいとリリース

    編集へんしゅう

    AKB48の24thシングルに関かんする告知こくちは、2011年ねん7月がつ3日にちに東京とうきょうビッグサイトで行おこなわれた21stシングル『Everyday、カチューシャ』の大だい握手あくしゅ会かいにおいて、イベント『AKB48 24thシングル選抜せんばつじゃんけん大会たいかい』の開催かいさい告知こくちという形かたちで行おこなわれた。これと同時どうじに、シングルの発売はつばいが同年どうねん12月がつに予定よていされていることも明あきらかにされた[1][2]。じゃんけん大会たいかいは、本ほんシングルの表題ひょうだい曲きょくを歌うたうメンバーをじゃんけんにより選抜せんばつするイベントであり、同年どうねん9月がつ20日はつかに実施じっしされたこのイベントにより選抜せんばつメンバー16人にんが決定けっていした[3]。また、イベントで1位いになったのは篠田しのだ麻里子まりこであり、これにより篠田しのだは自身じしん初はつとなるセンターポジションを務つとめることになった[3]。イベントの実施じっしと同日どうじつ、キングレコードのサイトにおいて、シングルの発売はつばい日びが2011年ねん12月7日にちに決定けっていしたことが明あかされた[4]。

    前作ぜんさくからの選抜せんばつ入いりは、河西かさい智美ともみ、北原きたはら里さと英えい、小嶋こじま陽よう菜さい、篠田しのだ麻里子まりこ、峯岸みねぎしみなみの5人にん。前田まえだ敦子あつこが初はじめて選抜せんばつから外はずれたため、デビューシングルから連続れんぞくして選抜せんばつ入いりしているのは小嶋こじま陽よう菜さいのみとなった。選抜せんばつメンバー初はつ参加さんかは、大家だいけ志津香しづか、桑原くわばらみずき（SKE48）、小林こばやし茉里まり奈、肥こえ川かわ彩あや愛あい（NMB48）、山内やまうち鈴蘭すずらん、山口やまぐち夕ゆう輝てる（NMB48）の6人にん。山内やまうち鈴蘭すずらんが、チーム4から初はつの選抜せんばつ入いりで、小林こばやし茉里まり奈が、10期生きせいとして初はじめての選抜せんばつ入いりで、研究けんきゅう生せいとして2人ふたり目めの選抜せんばつ入いりとなった。肥こえ川かわ彩いろどり愛あいが、姉妹しまいグループの研究けんきゅう生せいからの史上しじょう初はつの選抜せんばつ入いりとなった。研究生けんきゅうせいの選抜せんばつ入いりは、小森こもり美果みかが選抜せんばつメンバーとして参加さんかした、2009年ねん6月がつの12thシングル『涙なみだサプライズ!』以来いらい、2年ねん半はん（12作さく）ぶり、2作さく目めとなった。選抜せんばつ復帰ふっきのメンバーは5人にんで、秋元あきもと才ざい加かが、2011年ねん8月がつの22ndシングル『フライングゲット』以来いらい、4か月げつ（2作さく）ぶり、佐藤さとうすみれが、2011年ねん5月がつの21stシングル『Everyday、カチューシャ』以来いらい、7か月げつ（3作さく）ぶり、前田まえだ亜美あみが、2010年ねん12月の19thシングル『チャンスの順番じゅんばん』以来いらい、1年ねん（5作さく）ぶり、藤江ふじえれいなが、2009年ねん6月がつの12thシングル『涙なみだサプライズ!』以来いらい、2年ねん半はん（12作さく）ぶり、梅田うめだ彩佳あやかが、2008年ねん6月がつの9thシングル『Baby! Baby! Baby!』以来いらい、3年ねん半はん（15作さく）ぶりの選抜せんばつ入いりとなった。

    選抜せんばつメンバー全ぜん16人にんの中なかで、秋元あきもと才ざい加かにとっては、本ほん作さくが最後さいごのAKB48の選抜せんばつ入いりシングル表題ひょうだい曲きょくとなった。

    また、NMB48の肥こえ川かわ彩あや愛あいと山口やまぐち夕ゆう輝てるの2人ふたりにとっては、最初さいしょで最後さいごのAKB48の選抜せんばつ入いりシングル表題ひょうだい曲きょくとなった。

    2011年ねん10月がつ29日にち、味あじの素もとスタジアムで開催かいさいされた自身じしんの22枚まい目めのシングル『フライングゲット』の握手あくしゅ会かいイベントにおいて、表題ひょうだい曲きょくのタイトルが「上うえからマリコ」であることが発表はっぴょうされた[5]。このイベントにおいては「上うえからマリコ」のミュージック・ビデオの初はつ公開こうかいも行おこなわれた[6]。表題ひょうだい曲きょくの選定せんていにおいては、じゃんけん大会たいかい以前いぜんに5つのデモ楽曲がっきょくが候補こうほとして用意よういされており、その中なかで最さい有力ゆうりょくであった楽曲がっきょくが織田おだ哲郎てつろうの作曲さっきょくによるもので、「走はしれ!ペンギン」とタイトルづけられていた[7]。しかし、このタイトルは選抜せんばつメンバー未み経験けいけん者しゃが大会たいかいで優勝ゆうしょうしセンターを務つとめることを想定そうていしたものであり、篠田しのだがセンターの楽曲がっきょくとしてはしっくりこないという判断はんだんから楽曲がっきょくの選えらび直なおしを行おこない、その結果けっか「上うえからマリコ」が表題ひょうだい曲きょくとなった[7]。その後ご同年どうねん11月がつ上旬じょうじゅん、『上うえからマリコ』のジャケット写真しゃしんが公開こうかいされた[注釈ちゅうしゃく 2]。

    CD発売はつばいに先駆さきがけ、2011年ねん11月16日にちから「上うえからマリコ」の着ちゃくうたおよび待まちうたがレコチョクから配信はいしんされた。また、同年どうねん12月がつ15日にちまでに限かぎり、着ちゃくうたの購入こうにゅう者しゃ全員ぜんいんに「オリジナル待受まちうけ画像がぞう」が特典とくてんとしてプレゼントされた（スマートフォンによる購入こうにゅうを除のぞく）[12]。同年どうねん11月がつ30日にちからは同どう曲きょくの着ちゃくうたフルがレコチョクから配信はいしんされた[13]。『上うえからマリコ』のCDシングルは、「Type-A」[14]「Type-K」[15]「Type-B」[16]「劇場げきじょう盤ばん」[17]の4形態けいたいがリリースされた。特典とくてんとして、Type-A、K、Bの初回しょかい生産せいさん分ぶんには生なま写真しゃしん1枚まい（全ぜん36種類しゅるい）および「24thシングル トーク&握手あくしゅ会かいイベント」の応募おうぼ抽選ちゅうせんハガキが封入ふうにゅうされている。劇場げきじょう盤ばんには「劇場げきじょう盤ばん発売はつばい記念きねん大だい握手あくしゅ会かい」参加さんか券けんおよびメンバー個別こべつ生せい写真しゃしん1枚まいが封入ふうにゅうされている。

    PC配信はいしんはCDシングルと同日どうじつの2011年ねん12月7日にちにリリースされており、CDシングルと同おなじく「Type-A」[18]「Type-K」[19]「Type-B」[20]「劇場げきじょう盤ばん」[21]の4形態けいたいが存在そんざいする。なお、当初とうしょの表題ひょうだい曲きょく候補こうほとされていた楽曲がっきょく「走はしれ!ペンギン」は劇場げきじょう盤ばんのカップリングとして収録しゅうろくされている（#劇場げきじょう盤ばんの節ふしを参照さんしょう）。

    楽曲がっきょくのキャッチコピーは「お姉ねえさんが教おしえてあげる」。

    アートワーク

    編集へんしゅう

    『上うえからマリコ』のジャケット写真しゃしんは、写真しゃしん家かの蜷川にながわ実花みかにより撮影さつえいされている[14][15][16][17]。ジャケット写真しゃしんはCDシングルの4形態けいたいそれぞれに対応たいおうした4種類しゅるいが存在そんざいする。

    4種類しゅるいのうちType-A・Type-K・Type-Bの3種類しゅるいにおいては、ドールハウスのような部屋へやの中なかで「巨大きょだい化か」している篠田しのだ麻里子まりこと小ちいさなサイズのほかの選抜せんばつメンバー15人にんが配置はいちされた構図こうずとなっている[10][9]。篠田しのだは3種類しゅるいそれぞれのドールハウスの色いろに合あわせたドレスを身みに着つけており、ほかの15人にんもドレス姿すがたで写うつされている[22]。各かくジャケットにはリボン風ふうの文字もじによる楽曲がっきょくタイトルが表示ひょうじされている[11]。これらのジャケットの制作せいさくにあたっては篠田しのだの提案ていあんが採用さいようされており、これについて篠田しのだは「プロデューサーの秋元あきもと康やすしさんから『好すきにやっていい』と言いわれたので、じゃんけん大会たいかいで優勝ゆうしょうしたご褒美ほうびとして、自分じぶんがガリバーみたいに大おおきくなってみんなが人形にんぎょうみたいにかわいく、タイトルの文字もじもリボン風ふうにしました」と語かたっている[9]。各かくジャケットで基調きちょうとなっている色いろはType-Aが赤あか、Type-Kが緑みどり、Type-Bが青あおであり、これはそれぞれAKB48のチームA、チームK、チームBのチームカラーに対応たいおうしている[11][注釈ちゅうしゃく 3]。

    オリコンや美容びよう最新さいしんニュースの記事きじによると、これら3種類しゅるいのジャケットにおいて巨大きょだい化かした篠田しのだはほかの15人にんを見下みおろしており、楽曲がっきょくで歌うたわれている「“麻里子まりこ様さま”キャラ」がジャケットで表現ひょうげんされている[22][10]。モデルプレスの記事きじはこれらのジャケットについて楽曲がっきょくのキャッチコピーと絡からめて「篠田しのだ麻里子まりこが、『お姉ねえさんが教おしえてあげる』とばかりに”上じょうから目線めせん”を決きめている」と記しるしている[8]。

    劇場げきじょう盤ばんのジャケット[17]はメンバー8人にんが起用きようされたジャケットとなっており、上記じょうきの3種類しゅるいと同様どうようにリボン風ふうの文字もじによる楽曲がっきょくタイトルが表示ひょうじされている。

    音楽おんがく性せい

    編集へんしゅう

    CDジャーナルの楽曲がっきょくコメントやNEWSポストセブンの記事きじの指摘してきによると、音楽おんがく的てきに「上うえからマリコ」はポップソングである[23][24]。一方いっぽう、CDジャーナルの視聴しちょう記きコメントでは本ほん楽曲がっきょくをポップ・ロックであるとしている[23]。hotexpressの山本やまもと純じゅんによると、楽曲がっきょくは「AKB48作品さくひんではお馴染なじみ」の4つ打うちをベースに、ピアノの音色ねいろをはさむサウンドとなっている[25]。楽曲がっきょくの歌詞かしは、音楽おんがく評論ひょうろん家かの富澤とみざわ一誠いっせいによると「年上としうえの女おんなの子こに振ふり回まわされる年下としした男子だんし」がテーマになっており、歌詞かしは男性だんせいの視点してんで書かかれている[24]。CDジャーナルの視聴しちょう記きコメントによると、歌詞かしは「突然とつぜんキスをせがまれドギマギする年下とししたの男おとこの心境しんきょう」を綴つづったものである[23]。このほか、NEWSポストセブンの記事きじによると歌詞かしには「年下としした男子だんしを振ふり回まわす“年上としうえのお姉ねえさん”の自由じゆう奔放ほんぽうさや、わがままっぷり、かわいらしさ」が表現ひょうげんされており、同どう記事きじは歌詞かしについて「Sっぽい“麻里子まりこ様さまキャラ”のイメージ」と記しるしている[24]。この言及げんきゅうのとおり、篠田しのだ麻里子まりこは自身じしんのキャラクターについて「Sキャラに見みられがち」と自みずから語かたっているが、「実じつはドMなんです」とも発言はつげんしている[26]。

    楽曲がっきょくタイトルにある「マリコ」は篠田しのだ麻里子まりこの名前なまえからとられたものであり、AKB48のシングルの表題ひょうだい曲きょくにメンバーの名前なまえが含ふくまれるのは本ほん楽曲がっきょくが初はじめてである[6][注釈ちゅうしゃく 4]。各種かくしゅスポーツ紙しによると「上うえから」という言葉ことばは篠田しのだがAKB48で最年長さいねんちょうであることと[27]、高こう身長しんちょうであることにちなむ[28]。CDジャーナルの楽曲がっきょくコメントによると、「上うえから」はこれらの2点てんに加くわえ「年上としうえのお姉ねえさんがいたずらに試ためす“サディスティックな”恋こいの無茶むちゃぶり具合ぐあい」にも由来ゆらいしている[23]。

    批評ひひょう

    編集へんしゅう

    「上うえからマリコ」は、複数ふくすうの批評ひひょうにおいて肯定こうてい的てきな評価ひょうかを得えている。hotexpressの山本やまもと純じゅんは「楽曲がっきょくが実じつに“らしく”て良よい」と評ひょうしている。歌詞かしについては「年上としうえでありながら、ただ優やさしくリードするだけではなく、何なにかを試ためすように突然とつぜん目めをつぶって年下とししたの男子だんしを困こまらせる。そんな一いち度どは憧あこがれるお姉ねえさん像ぞうをここまで描えがけるのは、やはりマリコ様さまをおいて他たにいない。」と評ひょうしている[25]。CDジャーナルの視聴しちょう記きコメントでは楽曲がっきょくを「キラキラ感かん満載まんさいのポップ・ロック」と表現ひょうげんし、歌詞かしについて「最年長さいねんちょう&高こう身長しんちょうの篠田しのだを上手うまくテーマとして描えがいた秋元あきもと康やすしのセンスも絶妙ぜつみょう」と評ひょうしている[23]。富澤とみざわ一誠いっせいは楽曲がっきょくについて「サビの部分ぶぶんが一いち度ど聞きいたら覚おぼえやすく、AKBのこれまでのヒット曲きょく同様どうよう、ヒットのコツをおさえたよくできた曲きょくだと思おもいます」と述のべている[24]。歌詞かしについては「すごくいい」と称賛しょうさんしており、歌詞かしが男性だんせいの視点してんで書かかれているために「男性だんせいファンも感情かんじょう移入いにゅうしやすい」という点てんや楽曲がっきょくテーマが「いまのこの時代じだいにありそうな状況じょうきょうをズバリ描えがいて」いるという点てんに言及げんきゅうしている[24]。また、富澤とみざわは楽曲がっきょくがヒットするという予想よそうの根拠こんきょとしてメンバーの名前なまえを冠かんした楽曲がっきょくタイトルを挙あげており、名前なまえの部分ぶぶんを「マリコ」とカタカナにしている点てんが「ポイント」であると指摘してきしたうえで「篠田しのださんのために書かいた曲きょくだとは思おもいますが、『麻里子まりこ』という固有名詞こゆうめいしではなくて、『マリコ』にすることで“一般いっぱん名詞めいし”にしている。そうすることでより多おおくの人ひとにアピールする手法しゅほうです。」と述のべている[24]。このほかサビを別べつの名前なまえに変かえて歌うたうことで盛もり上あがるという「カラオケ効果こうか」にも言及げんきゅうし、「年末ねんまつの忘年会ぼうねんかいにむけてカラオケ曲きょくとしてもヒットする可能かのう性せいは高たかいですね」と述のべている[24]。

    その一方いっぽう、WHAT's IN? WEBの対談たいだんにおいて、音楽おんがくライターの南波なんば一いち海うみは「2011年ねんはチャレンジングな曲きょくが少すくなかったですね。クオリティは維持いじされて手堅てがたいけれども、もうちょっと冒険ぼうけんが聴ききたいなって。」と述のべており、本ほん楽曲がっきょくについても「歌詞かしは刺激しげき的てきなんだけど、曲きょくはいかにもAKBだなって」とコメントしている。対談たいだん相手あいての高木たかぎ”JET”晋一郎しんいちろうは「でも、ある意味いみではキャラクター性せいの強つよい『上うえからマリコ』をポップスとして成立せいりつさせたのはスゴいですね。それは篠田しのだ麻里子まりこのキャラクターを多おおくの人ひとが共有きょうゆうできてるってことですから。」と返かえしている[29]。

    チャート成績せいせき

    編集へんしゅう

    『上うえからマリコ』のシングルCDは、発売はつばい前日ぜんじつ（集計しゅうけい初日しょにち）の2011年ねん12月6日にち付づけオリコンデイリーシングルチャートで推定すいてい売上うりあげ枚数まいすう約やく95万まん9000枚まいを記録きろくし、初はつ登場とうじょうで1位いにランクインした。集計しゅうけい初日しょにちにおけるデイリーチャートの推定すいてい売上うりあげ枚数まいすうとしては、前作ぜんさく『風ふうは吹ふいている』の約やく104万まん6000枚まい（2011年ねん10月がつ25日にち付づけ）、前々まえまえ作さく『フライングゲット』の約やく102万まん6000枚まい（2011年ねん8月がつ23日にち付づけ）に続つづく発売はつばい当時とうじ歴代れきだい3位いの記録きろくとなった[30][注釈ちゅうしゃく 5]。集計しゅうけい2日にち目めの翌よく12月がつ7日にち付づけ同どうチャートで推定すいてい売上うりあげ枚数まいすうの累積るいせきが約やく103万まん9000枚まいとなり、ミリオンセラーを達成たっせいした[31]。

    その後ご、2011年ねん12月19日にち付づけオリコン週間しゅうかんシングルチャートで初はつ登場とうじょう1位いを記録きろくした。シングルの1位い獲得かくとくは通算つうさん11作さく目めとなり、女性じょせいグループによる通算つうさん1位い獲得かくとく数すうでモーニング娘むすめ。と並ならび歴代れきだい1位いになった。初動しょどう売上うりあげは約やく119万まん9000枚まいであり、発売はつばい当時とうじオリコンチャートのシングル史上しじょう5番目ばんめに高たかい枚数まいすうを記録きろくした[注釈ちゅうしゃく 6]ほか、4作さく連続れんぞくで初動しょどうのみでのミリオンセラーを達成たっせいした。累積るいせき売上うりあげでの達成たっせいを含ふくめた場合ばあい、ミリオンセラーは5作さく連続れんぞく・通算つうさん6作さく目めであり、5作さく連続れんぞくの達成たっせいはGLAY（1999年ねん2月がつ22日にち付づけにて『Winter,again』で記録きろく）以来いらい12年ねん10か月げつぶり、通算つうさん6作さくの達成たっせいは女性じょせいアーティスト（ソロ含ふくむ）では史上しじょう初はつである[32]（全ぜんアーティストを含ふくめた場合ばあいではGLAYと並ならび歴代れきだい3位いタイとなった[33]）。オリコン週間しゅうかんシングルチャートにおけるランクイン回数かいすうは24回かいとなった[34]。

    2011年度ねんどのオリコン年間ねんかんシングルチャートにおいては4位いにランクインした。1位いから3位いおよび5位いもAKB48の作品さくひんであり、この年としの年間ねんかんチャートは上位じょうい5位いまでをAKB48の作品さくひんが占しめている。また、この年としの年間ねんかんチャートは本ほん作さくの週間しゅうかんチャート初はつ登場とうじょう週しゅうである2011年ねん12月19日にち付づけが集計しゅうけい期間きかんの最終さいしゅう週しゅうであるため、本ほん作さくは初動しょどう売上うりあげのみの集計しゅうけいで年間ねんかんチャートにランクインしている[35]。翌よく年度ねんどである2012年度ねんどのオリコン上半期かみはんきシングルチャートにおいては、集計しゅうけい期間きかん内ないに約やく10万まん5000枚まいを記録きろくして38位いにランクインした[36]。

    本ほん楽曲がっきょくの着ちゃくうたフルは、2011年ねん12月6日にち付づけRIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート（日本にっぽんレコード協会きょうかい）において4位いに初はつ登場とうじょうした[37]。翌週よくしゅうの12月13日にち付づけ同どうチャートでは3位いに浮上ふじょうし、最高さいこう順位じゅんいを更新こうしんした[38]。

    Billboard JAPANのチャートにおいては、2011年ねん12月19日にち付づけのHot 100[39]、Hot Singles Sales[40]、Adult Contemporary Airplay[41]で同時どうじに1位いにランクインした。このほか、同日どうじつ付づけのHot Top Airplayにおいて2位いを記録きろくした[42]。

    ミュージック・ビデオ

    編集へんしゅう

    「上うえからマリコ」のミュージック・ビデオは、高橋たかはし栄樹えいきが監督かんとくを務つとめている[43]。ビデオにはドラマパートがあり、その脚本きゃくほんは榎戸えのきど洋司ようじが担当たんとうしている[44]。ビデオのストーリーは、学校がっこうの生徒せいと会長かいちょうを「じゃんけん大会たいかい」で決定けっていするというものである[45]。ドラマにおいて、篠田しのだ麻里子まりこは生徒せいとたちがあこがれる生物せいぶつ教師きょうしの役やくとして出演しゅつえんしている[45][46]。このほか、秋元あきもと才ざい加かが体育たいいく教師きょうし役やくで出演しゅつえんしており、それ以外いがいの出演しゅつえんメンバーは生徒せいと役やくである[46]。生徒せいと役やくのうち、藤江ふじえれいながビデオにおける「準じゅん主役しゅやく級きゅう」の役割やくわりを演えんじている[47]。

    ビデオはドラマパートから始はじまる。ビデオにおける学校がっこうでは、生徒せいと会長かいちょうに立候補りっこうほする人じんがいなかったため、クラスごとにくじ引びきで選えらんだ8人にんによる「じゃんけん大会たいかい」で生徒せいと会長かいちょうを決きめることになった。はじめ選えらばれた生徒せいとたちは乗のり気きでなかった。しかし、この学校がっこうでは過去かこにも一度いちど同様どうようにじゃんけんで生徒せいと会長かいちょうを決きめたことがあり、劇げき中ちゅうの体育たいいく教師きょうし（秋元あきもと才ざい加か）の発言はつげんによると、過去かこにじゃんけんが行おこなわれたのは生徒せいと会長かいちょうへの立候補者りっこうほしゃが多おおかったためで、篠田しのだ麻里子まりこ[注釈ちゅうしゃく 7]はじゃんけんで勝かち抜ぬいて生徒せいと会長かいちょうになり、その頃ころから篠田しのだが輝かがやき始はじめた[注釈ちゅうしゃく 8]ということである。この話はなしを聞きいて生徒せいとたちが驚おどろくシーンに続つづき、ビデオでは「上うえからマリコ」が流ながれ始はじめる。楽曲がっきょくの間あいだは、ダンスや歌唱かしょうのシーンとドラマのシーンが交互こうごに流ながれ、ドラマのシーンでは前述ぜんじゅつの話はなしを聞きいた生徒せいとたちが生徒せいと会長かいちょうを決きめるためのじゃんけん大会たいかいを進すすめていく。じゃんけんの試合しあいはトーナメントで進すすんでいき、試合しあい前まえには生徒せいと役やくのメンバーそれぞれの名前なまえとアピールコメントが表示ひょうじされる。大会たいかいの結果けっか藤江ふじえれいな[注釈ちゅうしゃく 7]が優勝ゆうしょうを収おさめ、そのシーンの後のちに楽曲がっきょくが流ながれ終おわる。続つづくドラマパートでは、藤江ふじえがじゃんけん大会たいかいの最終さいしゅう試合しあい前まえに篠田しのだにつけてもらった髪かみ飾かざりを返かえしにいくが、篠田しのだはその髪かみ飾かざりを藤江ふじえにプレゼントする。去さっていく篠田しのだに向むけて藤江ふじえがピースサインを送おくり、それに対たいし篠田しのだが去さりながらじゃんけんのグーの形かたちで手てを上あげるというシーンでビデオは終了しゅうりょうする[48]。

    ライブ・パフォーマンス

    編集へんしゅう

    「上うえからマリコ」は、複数ふくすうのテレビ番組ばんぐみでライブ・パフォーマンスされている。楽曲がっきょくを披露ひろうした2011年ねん12月5日にち放送ほうそうの『カミスン!』（TBS）では、秋元あきもと才ざい加かが篠田しのだ麻里子まりこからの「ムチャぶり」に応おうじて側がわ転てんを披露ひろうしている[49]。また、篠田しのだのブログによると、パフォーマンスの際さいの衣装いしょうはメンバーそれぞれで意見いけんを出だし合あいながら決きめられたものである[49][50]。同年どうねん12月がつ9日にち放送ほうそうの『ミュージックステーション』（テレビ朝日てれびあさひ）ではトリとして本ほん楽曲がっきょくが披露ひろうされている[51]。

    2012年ねん3月がつ23日にちから3日間にちかんにわたり行おこなわれたAKB48のドームライブ『業務ぎょうむ連絡れんらく。頼たのむぞ、片山かたやま部長ぶちょう! in さいたまスーパーアリーナ』においても本ほん楽曲がっきょくは披露ひろうされた。ライブ2日にち目めである3月がつ24日にち、「上うえからマリコ」はオープニング映像えいぞうの後のちにはじめの1曲きょく目めとして披露ひろうされた[52]。このとき、AKB48としては初はつとなるフライング演出えんしゅつがなされた[53]。楽曲がっきょくの冒頭ぼうとうにおいて、センターを務つとめる篠田しのだがステージの上空じょうくうからゴンドラに乗のって登場とうじょうし、中盤ちゅうばんからは篠田しのだが再ふたたび上空じょうくうへと上あがった[53]。

    2012年ねん8月がつ24日にちから3日間にちかんにわたり行おこなわれた、AKB48としては初はつとなる東京とうきょうドーム公演こうえんでも本ほん楽曲がっきょくは披露ひろうされた。楽曲がっきょくがはじめに披露ひろうされたのは1日にち目めであり、ライブの30曲きょく目めとして披露ひろうされた[54]。楽曲がっきょくの披露ひろう中ちゅうには、「AKB48」と描えがかれた2台だいの飛行船ひこうせんが会場かいじょう内ないを飛とび、サビに入はいったときに飛行船ひこうせんから篠田しのだの顔かおが印刷いんさつされた8個この巨大きょだいな「マリコ様さま風船ふうせん」が落下らっかするという演出えんしゅつがなされた[55]。楽曲がっきょくはその後ごの公演こうえんでも披露ひろうされており、公演こうえん2日にち目めはライブの40曲きょく目めとして[56]、3日にち目めはライブの35曲きょく目めとして[57]披露ひろうされた。

    2012年ねん9月がつ18日にち、本ほん楽曲がっきょくの選抜せんばつメンバーを決きめたじゃんけん大会たいかいの翌年よくねんに行おこなわれた『AKB48 29thシングル選抜せんばつじゃんけん大会たいかい』においては、じゃんけんの試合しあい開始かいし前まえに行おこなわれたライブで本ほん楽曲がっきょくが披露ひろうされた。楽曲がっきょくのパフォーマンスはこのライブで選抜せんばつメンバーが発表はっぴょうされた楽曲がっきょく「UZA」の披露ひろうに続つづいて行おこなわれた。パフォーマンスの初はじめでは、大会たいかいの司会しかいである福澤ふくさわ朗あきらの煽あおりに続つづいてセンターの篠田しのだ麻里子まりこが登場とうじょうし、楽曲がっきょくのサビをソロで歌唱かしょうした[58]。

    『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2013』では、「上うえからマリコ」が3位い、シングルカップリング曲きょくの「走はしれ!ペンギン」が1位いに選えらばれた[注釈ちゅうしゃく 9]。『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト200 2014』[注釈ちゅうしゃく 10]で「上うえからマリコ」が27位いに選えらばれたときには篠田しのだがサプライズで登場とうじょうした[注釈ちゅうしゃく 11]。

    2013年ねん7月がつ16日にち、『火曜かよう曲きょく!』（TBS）の最後さいごの出演しゅつえんにおいて、当初とうしょのじゃんけん選抜せんばつメンバー13人にんを含ふくむ16人にんのメンバーで披露ひろうされた。[注釈ちゅうしゃく 12]

    メディアでの使用しよう

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    「上うえからマリコ」は、UHA味覚みかく糖とうの菓子かし「ぷっちょ」およびNTTぷららの映像えいぞう配信はいしんサービス「ひかりTV」のコマーシャルソングとして使用しようされた[14]。このうち、本ほん楽曲がっきょくを使用しようした「ぷっちょ」のコマーシャルにはノーマル編へん、グー編へん、チョキ編へん、パー編へんの4編へんがある[61]。篠田しのだは『AKB48 24thシングル選抜せんばつじゃんけん大会たいかい』で優勝ゆうしょうした副賞ふくしょうとして、これらのコマーシャルにセンターポジションで出演しゅつえんしており、コマーシャルは篠田しのだがカメラに向むかって「上うえから目線めせん」で話はなしかけるという内容ないようである[61]。また、本ほん楽曲がっきょくはひかりTVのコント番組ばんぐみ『AKB48コント「びみょ〜」』のエンディングテーマとしても使つかわれた[62]。

    シングル収録しゅうろくトラック

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    Type-A

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    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「上うえからマリコ」秋元あきもと康やすし川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    2.「ノエルの夜よる」秋元あきもと康やすし奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    3.「隣人りんじんは傷きずつかない」(Team A)秋元あきもと康やすし佐々木ささき裕ひろし佐々木ささき裕ひろし
    4.「上うえからマリコ (off vocal ver.)」 川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    5.「ノエルの夜よる (off vocal ver.)」 奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    6.「隣人りんじんは傷きずつかない (off vocal ver.)」 佐々木ささき裕ひろし佐々木ささき裕ひろし
    DVD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく・編曲へんきょく監督かんとく時間じかん
    1.「上うえからマリコ Music Video」  高橋たかはし栄樹えいき
    2.「ノエルの夜よる Music Video」  中野なかの裕之ひろゆき 
    3.「隣人りんじんは傷きずつかない Music Video」  中村なかむら太ふとし洸こう 
    4.「24thシングル 選抜せんばつじゃんけん大会たいかいドキュメント映像えいぞう（前編ぜんぺん）」    

    Type-K

    編集へんしゅう
    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「上うえからマリコ」秋元あきもと康やすし川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    2.「ノエルの夜よる」秋元あきもと康やすし奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    3.「ゼロサム太陽たいよう」(Team K)秋元あきもと康やすし俊しゅん龍りゅうSizuk
    4.「上うえからマリコ (off vocal ver.)」 川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    5.「ノエルの夜よる (off vocal ver.)」 奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    6.「ゼロサム太陽たいよう (off vocal ver.)」 俊しゅん龍りゅうSizuk
    DVD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく・編曲へんきょく監督かんとく時間じかん
    1.「上うえからマリコ Music Video」  高橋たかはし栄樹えいき
    2.「ノエルの夜よる Music Video」  中野なかの裕之ひろゆき 
    3.「ゼロサム太陽たいよう Music Video」  丸山まるやま健志たけし 
    4.「24thシングル 選抜せんばつじゃんけん大会たいかいドキュメント映像えいぞう（中編ちゅうへん）」    

    Type-B

    編集へんしゅう
    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「上うえからマリコ」秋元あきもと康やすし川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    2.「ノエルの夜よる」秋元あきもと康やすし奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    3.「呼よび捨すてファンタジー」(Team B)秋元あきもと康やすし小川おがわコータ野中のなか“まさ”雄一ゆういち
    4.「上うえからマリコ (off vocal ver.)」 川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    5.「ノエルの夜よる (off vocal ver.)」 奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    6.「呼よび捨すてファンタジー (off vocal ver.)」 小川おがわコータ野中のなか“まさ”雄一ゆういち
    DVD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく・編曲へんきょく監督かんとく時間じかん
    1.「上うえからマリコ Music Video」  高橋たかはし栄樹えいき
    2.「ノエルの夜よる Music Video」  中野なかの裕之ひろゆき 
    3.「呼よび捨すてファンタジー Music Video」  蜷川にながわ実花みか 
    4.「24thシングル 選抜せんばつじゃんけん大会たいかいドキュメント映像えいぞう（後編こうへん）」    
    5.「篠田しのだ麻里子まりこガチインタビュー インタビュアーぷっちょくん」    

    劇場げきじょう盤ばん

    編集へんしゅう
    CD
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく時間じかん
    1.「上うえからマリコ」秋元あきもと康やすし川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    2.「ノエルの夜よる」秋元あきもと康やすし奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    3.「走はしれ!ペンギン」(Team 4)秋元あきもと康やすし織田おだ哲郎てつろう野中のなか“まさ”雄一ゆういち
    4.「上うえからマリコ (off vocal ver.)」 川浦かわうら正大せいだい生田いくた真心まごころ
    5.「ノエルの夜よる (off vocal ver.)」 奥田おくだもとい若田部わかたべ誠まこと
    6.「走はしれ!ペンギン (off vocal ver.)」 織田おだ哲郎てつろう野中のなか“まさ”雄一ゆういち

    選抜せんばつメンバー

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    カップリング曲きょくの歌唱かしょうメンバーは下記かきと異ことなる。詳細しょうさいについては「AKB48関連かんれんの楽曲がっきょく一覧いちらん」を参照さんしょう

    順位じゅんいは、「AKB48 24thシングル選抜せんばつじゃんけん大会たいかい」での順位じゅんい。

    収録しゅうろくアルバム

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    チャートと認定にんてい

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    国くに チャート（2011年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん オリコン週間しゅうかんシングルチャート 1[32]
    RIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート 3[38]
    Billboard Japan Hot 100 1[39]
    Billboard Japan Hot Top Airplay 2[42]
    Billboard Japan Hot Singles Sales 1[40]
    Billboard Japan Adult Contemporary Airplay 1[41]

    月間げっかんチャート

    編集へんしゅう
    国くに チャート（2011年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん オリコン月間げっかんシングルチャート（12月） 1[63]

    上半期かみはんきチャート

    編集へんしゅう
    国くに チャート（2012年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん オリコン上半期かみはんきシングルチャート 38[36]

    年間ねんかんチャート

    編集へんしゅう
    国くに チャート（2011年ねん） 最高さいこう順位じゅんい
    日本にっぽん オリコン年間ねんかんシングルチャート 4[35]

    ゴールド等とう認定にんてい

    編集へんしゅう
    国くに、地域ちいき 認定にんてい
    日本にっぽん ミリオン（邦楽ほうがく［シングル］）[64]
    ゴールド（着ちゃくうたフル）[65]
    ゴールド（PC配信はいしん（シングル））[66]

    脚注きゃくちゅう

    編集へんしゅう
    [脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

    注釈ちゅうしゃく

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    1. ^ 配信はいしん限定げんていシングル「Baby! Baby! Baby!」を含ふくむ。インディーズシングルを含ふくめると通算つうさん26作さく目め。いずれの数字すうじも、配信はいしん限定げんていの「誰だれかのために -What can I do for someone?-」はシングルとしての配信はいしんではないため含ふくんでいない。
    2. ^ ジャケット写真しゃしんの公開こうかい日びは、複数ふくすうのサイト[8][9][10]で11月9日にちと報ほうじられている一方いっぽう、サンスポの記事きじ[11]は11月8日にちと報ほうじている。
    3. ^ ただし、チームAのチームカラーはピンクである。
    4. ^ 派生はせいユニットの楽曲がっきょくでは、渡わたり廊下ろうか走はしり隊たいのアルバム『廊下ろうかは走はしるな!』に収録しゅうろくされている「麻友まゆうのために」（渡辺わたなべ麻友まゆのソロ曲きょく）がある。
    5. ^ 集計しゅうけい初日しょにちの枚数まいすうは、後のちに発売はつばいされた自身じしんの「GIVE ME FIVE!」などが本ほん作さくを上回うわまわっている。
    6. ^ 初動しょどう売上うりあげは、後のちに発売はつばいされた自身じしんの「GIVE ME FIVE!」などが本ほん作さくを上回うわまわっている。
    7. ^ a b 劇げき中ちゅうの役名やくめいは演えんじるメンバーの名前なまえと同一どういつ。
    8. ^ 劇げき中ちゅうにおいて、篠田しのだは前述ぜんじゅつのとおり生徒せいとたちがあこがれる存在そんざいであるが、過去かこに生徒せいと会長かいちょうになった当時とうじの篠田しのだは、その顔写真かおじゃしんを見みた生徒せいとたちに篠田しのだだと認識にんしきされないだけでなく「運うんの無なさが顔かおに出でている」などと言いわれてしまうような人物じんぶつであった。
    9. ^ 『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2013』 2013年ねん1月がつ24日にち - 1月がつ27日にち、TOKYO DOME CITY HALL[59]
    10. ^ 『AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2014 100位い→1位い発表はっぴょう』2014年ねん4月がつ6日にち、さいたまスーパーアリーナ[60]
    11. ^ すでに卒業そつぎょうしていたため、河西かさい智美ともみ、桑原くわばらみずき、肥こえ川かわ彩いろどり愛あいは出演しゅつえんしなかった。3人にんの代役だいやくは伊豆田いずた莉奈りな、大島おおしま涼すずか花はな、小林こばやし香菜かな[60]。
    12. ^ すでに卒業そつぎょうしていたため、河西かさい智美ともみ、桑原くわばらみずき、肥こえ川かわ彩いろどり愛あいは出演しゅつえんしなかった。3人にんの代役だいやくは入山いりやま杏奈あんな、岩田いわた華はな怜れい、横山よこやま由依ゆい。
    13. ^ AKB48の姉妹しまいグループ・SKE48から選抜せんばつ。
    14. ^ a b AKB48の姉妹しまいグループ・NMB48から選抜せんばつ。

    出典しゅってん

    編集へんしゅう
    1. ^ “23rdシングル発売はつばい決定けってい & 第だい2回かいじゃんけん大会たいかい開催かいさい決定けってい!!”. AKB48 オフィシャルブログ (2011年ねん7月がつ3日にち). 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    2. ^ “AKB48、10月&12月にシングル発売はつばい! 〈じゃんけん大会たいかい〉の開催かいさいも決定けってい”. TOWER RECORDS ONLINE. (2011年ねん7月がつ4日にち). https://tower.jp/article/news/2011/07/04/79733 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    3. ^ a b “AKB48じゃんけん選抜せんばつ、篠田しのだ麻里子まりこが初はつセンター獲得かくとく”. ナタリー. (2011年ねん9月がつ20日はつか). https://natalie.mu/music/news/56777 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    4. ^ “AKB48 24thシングル発売はつばい日び決定けってい！”. キングレコード. 2011年ねん9月がつ30日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2013年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。
    5. ^ “AKB48、最新さいしん曲きょく「風ふうは吹ふいている」を1万まん5000人にんに初はつ披露ひろう”. オリコン. (2011年ねん10月がつ29日にち). https://www.oricon.co.jp/news/2003243/full/ 2011年ねん10月がつ29日にち閲覧えつらん。 
    6. ^ a b “AKB次じ作さくは篠田しのだ麻里子まりこの“初はつ冠かんむり”シングル じゃんけん選抜せんばつ曲名きょくめいは「上うえからマリコ」”. オリコン. (2011年ねん10月がつ29日にち). https://www.oricon.co.jp/news/2003236/full/ 2011年ねん10月がつ29日にち閲覧えつらん。 
    7. ^ a b 「上うえからマリコ」誕生たんじょう秘話ひわ / AKB48［公式こうしき］. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    8. ^ a b “AKB48「上うえからマリコ」ジャケット写真しゃしん解禁かいきん！”巨大きょだいマリコ様さま”が出現しゅつげん”. モデルプレス. (2011年ねん11月9日にち). http://mdpr.jp/021157727 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    9. ^ a b c “AKB48 : 篠田しのだ、初はつセンター曲きょく「上うえからマリコ」で“デカマリコ”に　自身じしん発案はつあんの「ご褒美ほうび」ジャケ写じゃけしゃが公開こうかい”. 毎日新聞まいにちしんぶんデジタル. (2011年ねん11月9日にち). オリジナルの2012年ねん7月がつ9日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://archive.is/20120709210003/http://mantan-web.jp/2011/11/09/20111109dog00m200038000c.html 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    10. ^ a b c “AKB篠田しのだ初はつセンターのジャケ写じゃけしゃ公開こうかい！”. 美容びよう最新さいしんニュース. (2011年ねん11月10日にち). http://www.beauty-news.jp/news_ODPwKuMY4.html 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    11. ^ a b c “AKB新曲しんきょく「上うえからマリコ」ジャケ写じゃけしゃが初はつ公開こうかい！”. サンスポ (イザ！). (2011年ねん11月9日にち). http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/celebrity/534552/ 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    12. ^ “『上うえからマリコ』の着ちゃくうた・待まちうたがレコチョクにて配信はいしん開始かいし”. AKB48 オフィシャルブログ (2011年ねん11月15日にち). 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    13. ^ “『上うえからマリコ』着ちゃくうたフル 配信はいしんスタート”. AKB48 オフィシャルブログ (2011年ねん11月29日にち). 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    14. ^ a b c “上うえからマリコ＜Type-A＞（マキシ+DVD複ふく合あい）”. キングレコード. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    15. ^ a b “上うえからマリコ＜Type-K＞（マキシ+DVD複ふく合あい）”. キングレコード. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    16. ^ a b “上うえからマリコ＜Type-B＞（マキシ+DVD複ふく合あい）”. キングレコード. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
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    18. ^ “上うえからマリコ (<Type-A>) - EP”. Apple Japan. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    19. ^ “上うえからマリコ (<Type-K>) - EP”. Apple Japan. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    20. ^ “上うえからマリコ (<Type-B>) - EP”. Apple Japan. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    21. ^ “上うえからマリコ (【劇場げきじょう盤ばん】) - EP”. Apple Japan. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    22. ^ a b “AKB篠田しのだセンター曲きょく、ジャケ写じゃけしゃ公開こうかい 麻里子まりこ様さまがガリバーに!?”. オリコン. (2011年ねん11月9日にち). https://www.oricon.co.jp/news/2003514/full/ 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    23. ^ a b c d e “AKB48 ／ 上うえからマリコ”. CDJournal.com. 音楽おんがく出版しゅっぱん社しゃ. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    24. ^ a b c d e f g “AKB『上うえからマリコ』 カラオケで大だいヒットの可能かのう性せいの理由りゆう”. NEWSポストセブン. (2011年ねん11月12日にち). https://www.news-postseven.com/archives/20111112_70200.html?DETAIL 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
    25. ^ a b 山本やまもと純じゅん. “上うえからマリコ”. hotexpress. プランテック. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
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    27. ^ “篠田しのだ麻里子まりこ、じゃんけん選抜せんばつ曲きょく決定けってい！その名なも「上うえからマリコ」”. スポーツ報知ほうち. (2011年ねん10月がつ30日にち). オリジナルの2013年ねん6月がつ28日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://webcitation.org/6HicTqVOo?url=http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111030-OHT1T00021.htm 2011年ねん10月がつ30日にち閲覧えつらん。 
    28. ^ “しのまり 新曲しんきょく「上うえからマリコ」に「笑わらっちゃった」”. スポニチアネックス. (2011年ねん10月がつ30日にち). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/10/30/kiji/K20111030001922890.html 2011年ねん10月がつ30日にち閲覧えつらん。 
      この記事きじで関係かんけい者しゃが曲名きょくめいについて「自由じゆう奔放ほんぽうで年齢ねんれいも身長しんちょうも“上うえから目線めせんのお姉ねえさん”という篠田しのだを表現ひょうげんする曲名きょくめいになった」と発言はつげんしている。
    29. ^ “2011年ねんのアイドル・シーンをぶった斬ぎり！LOOK BACK SCENE アイドル 完全かんぜん版ばん 前編ぜんぺん”. WHAT's IN? WEB. エムオン・エンタテインメント (2012年ねん2月がつ4日にち). 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
    30. ^ “AKB48、篠田しのだ初はつセンター曲きょくが初日しょにち首位しゅい 初動しょどう売上うりあげ歴代れきだい3位いの95.9万まん枚まい”. オリコン. (2011年ねん12月7日にち). https://www.oricon.co.jp/news/2004505/full/ 2011年ねん12月7日にち閲覧えつらん。 
    31. ^ “AKB「上うえからマリコ」ミリオン達成たっせい”. nikkansports.com. (2011年ねん12月9日にち). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20111209-874565.html 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。 
      記事きじではオリコンデイリーチャートの集計しゅうけい初日しょにちを「発売はつばい初日しょにち」、集計しゅうけい2日にち目めを「発売はつばいから2日にち目めの8日にち」と記しるしている。
    32. ^ a b “【オリコン】AKB48、初はつの4作さく連続れんぞく“初はつ週しゅうミリオン” 今年ことし全ぜん5曲きょくが100万まん枚まい突破とっぱの快挙かいきょ”. オリコン. (2011年ねん12月13日にち). https://www.oricon.co.jp/news/2004643/full/ 2011年ねん12月14日にち閲覧えつらん。 
    33. ^ “AKB「上うえからマリコ」で6作さく目めミリオン! 宇多田うただもあゆも抜ぬく大だい記録きろく!”. スポーツ報知ほうち. (2011年ねん12月13日にち). https://web.archive.org/web/20111212224407/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111213-OHT1T00020.htm 2011年ねん12月19日にち閲覧えつらん。 
    34. ^ “上うえからマリコ（Type-A）”. オリコン芸能人げいのうじん事典じてん. オリコン. 2012年ねん9月がつ12日にち閲覧えつらん。
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