今泉いまいずみ健司けんじ

今泉いまいずみ 健司けんじ（いまいずみ けんじ、1973年ねん7月がつ3日にち - ）は、将棋しょうぎ棋士きし。棋士きし番号ばんごうは299。愛知あいち県けん豊橋とよはし市し生うまれ、広島ひろしま県けん福山ふくやま市し出身しゅっしん。桐谷きりたに広人ひろと七なな段だん門下もんか（1999年ねんに奨励しょうれい会かいを年齢ねんれい制限せいげんで退会たいかいする前まえは、小林こばやし健二けんじ九きゅう段だん門下もんか）。

今泉いまいずみ健司けんじ 五ご段だん
名前なまえ	今泉いまいずみ健司けんじ
生年月日せいねんがっぴ	(1973-07-03) 1973年ねん7月がつ3日にち（51歳さい）
プロ入いり年月日ねんがっぴ	2015年ねん4月がつ1日にち（41歳さい）
棋士きし番号ばんごう	299
出身しゅっしん地ち	広島ひろしま県けん福山ふくやま市し
所属しょぞく	日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい（関西かんさい）
師匠ししょう	桐谷きりたに広人ひろと七なな段だん
段位だんい	五ご段だん
棋士きしDB	今泉いまいずみ健司けんじ
2020年ねん6月がつ19日にち現在げんざい

2014年ねん度どに実施じっしされたプロ編入へんにゅう試験しけんに合格ごうかくし、2015年ねん4月がつ1日にち付づけでプロ棋士きし四よん段だんとなった。なお、プロ入いり直前ちょくぜんのアマ段位だんいは七なな段だんであった。

人物じんぶつ

• 家族かぞくは父母ちちはは姉妹しまい。愛知あいち県けん豊橋とよはし市し生うまれ。社会しゃかい保険ほけん労務ろうむ士し関係かんけいの仕事しごとをしていた父ちちの都合つごうで、6歳さいのとき岡山おかやま市しに転居てんきょ。小学校しょうがっこうの図書としょ室しつで読よみふけった偉人いじんの伝記でんきで将棋しょうぎに出会であう。小学校しょうがっこう4年生ねんせいのときに広島ひろしま県けん福山ふくやま市しに引ひっ越こした。

最初さいしょの奨励しょうれい会かい退会たいかい

出身しゅっしんの広島ひろしま県けんの隣県りんけんである岡山おかやま県けん出身しゅっしんの菅井すがい竜也たつやとは親したしく、子こどもの頃ころに将棋しょうぎを教おしえたほか、後援こうえん会かい会員かいいんであった。三さん段だんリーグ編入へんにゅう試験しけんでは、初段しょだんの菅井すがいと対局たいきょくし敗やぶれている。詰将棋つめしょうぎの作者さくしゃとしても、詰将棋つめしょうぎパラダイス半期はんき賞しょう受賞じゅしょうの実績じっせきを有ゆうする。

小学しょうがく2年ねんで父ちちから教おしえられ将棋しょうぎを覚おぼえる。関西かんさい研修けんしゅう会かいに入会にゅうかい後ご、関西かんさい奨励しょうれい会かいを受験じゅけんも1回かい目めは不ふ合格ごうかく。翌年よくねん関西かんさい研修けんしゅう会かいでクラスを上あげ1987年ねん9月に中学ちゅうがく2年ねんで関西かんさい奨励しょうれい会かい編入へんにゅう。関西かんさい同期どうきでは四よん段だん入いりしたものは居おらず、関東かんとう同期どうきでは川上かわかみ猛たけし・三浦みうら弘行ひろゆき・田村たむら康やすし介かいら。1994年ねんの第だい15回かいから三さん段だんリーグに在籍ざいせきしていたが、1999年ねんの第だい25回かいで年齢ねんれい制限せいげんにより退会たいかい。この奨励しょうれい会かい時代じだいの師匠ししょうは小林こばやし健二けんじ。

奨励しょうれい会かい入会にゅうかい後ごは、上阪こうさかし師匠ししょう小林こばやし宅たくの近ちかくで一人暮ひとりぐらしを始はじめる。一人暮ひとりぐらしで将棋しょうぎ以外いがいの遊あそびも覚おぼえ、1992年ねんには師匠ししょうから「広島ひろしまに帰かえってやり直なおせ」と叱責しっせきされ実家じっかに戻もどった。将棋しょうぎに対たいする熱意ねついは捨すてがたく、地元じもとでのアマ強豪きょうごうの励はげましもあり飲食いんしょく店てんでアルバイトをしながら塾生じゅくせいを続つづけた。退会たいかいまで三さん段だんリーグの成績せいせきは、11期き198戦せん101勝しょう97敗はいと勝かち越こしていた。

三さん段だんリーグ初はつ参加さんかの第だい15回かいの成績せいせきは5勝しょう13敗はいと降くだ段だん点てんを喫きっする寸前すんぜんであった。このうち1勝しょうは、対局たいきょく相手あいてが直前ちょくぜんに途中とちゅう退会たいかいしたための不戦勝ふせんしょうであり、他た4勝しょうは全すべて後ごに棋士きしとなる相手あいてからであった（野月のづき浩ひろし貴たか、堀口ほりぐち一史かずし座ざ、山本やまもと真しん也、増田ますだ裕司ゆうじ）。この成績せいせきは、途中とちゅう退会たいかい者しゃを除のぞき最下位さいかいの成績せいせき。

第だい18回かいは瀬川せかわ晶司しょうじが年齢ねんれい制限せいげんで奨励しょうれい会かいを退会たいかいした期きで、大崎おおさき善生よしき著ちょ「将棋しょうぎの子こ」にも取とり上あげられた混戦こんせんの回かいであり、最終さいしゅう日びに昇段しょうだんの可能かのう性せいがあったのは、自力じりき昇段しょうだんの12勝しょう4敗はいの3名めい（1位い堀口ほりぐち一史かずし座ざ、14位い野月のづき浩ひろし貴たか、23位い藤ふじ内ない忍にん）と他た勝敗しょうはいに影響えいきょうされる11勝しょう5敗はいの2名めい（6位い中座ちゅうざ真しんと11位い今泉いまいずみ）と10勝しょう6敗はいの3位い木村きむら一基いっきまでの6名めい。今泉いまいずみは連勝れんしょうのみ昇段しょうだんの可能かのう性せいがあったが、1局きょく目めの木村きむらに敗やぶれ昇段しょうだんを逃のがす。昇段しょうだんはなくなったが、2局きょく目めの勝かてば自力じりき昇段しょうだんの中座ちゅうざに勝利しょうりする。中座ちゅうざが1局きょく目めに勝利しょうりしていたため同おなじ12勝しょう6敗はいであったが、順位じゅんいは中座ちゅうざの方ほうが上位じょうい（前期ぜんき中座ちゅうざは10勝しょう8敗はい、今泉いまいずみは9勝しょう9敗はい）であったため次点じてんに終おわり昇段しょうだんできなかった。

第だい21回かいは、次点じてんの弟弟子おとうとでし伊奈いな祐介ゆうすけと同どう星ほしの11勝しょう7敗はいであったが、順位じゅんいが4位い伊奈いなで5位い今泉いまいずみのため今泉いまいずみは次々つぎつぎ点てんであった。なお直接ちょくせつ対決たいけつでは敗やぶれている。伊奈いなは次期じきも次点じてんを獲得かくとくし、次点じてん2回かいで制度せいど変更へんこう後ご初はつのフリークラスの四よん段だん昇段しょうだんを果はたしている。12勝しょう6敗はいの2位いで昇段しょうだんした増田ますだ裕司ゆうじは年齢ねんれい制限せいげんぎりぎりであり、直接ちょくせつ対決たいけつでは今泉いまいずみが敗やぶれている。

第だい23回かいは、最終さいしゅう的てきに昇段しょうだんした山本やまもと真しん也と中尾なかお敏之としゆきの同どう星ほしである12勝しょう6敗はいの成績せいせきも、順位じゅんい差さで次点じてんに終おわる。最終さいしゅう日びまでに連勝れんしょうで無条件むじょうけんの11勝しょう5敗はいの2名めい（8位い安用やすもち寺てら孝こう功こうと19位い今泉いまいずみ）と10勝しょう6敗はいの5名めい（1位い山本やまもと、2位い金沢かなざわ孝史たかし、3位い大平おおひら武洋たけひろ、4位い松本まつもと秀しげる介かい、7位い中尾なかお）の7名めいに昇段しょうだんの可能かのう性せいがあった。1局きょく目めの大平おおひらには勝利しょうりしたが、2局きょく目めの中尾なかおに敗やぶれた。敗やぶれた場合ばあいでも順位じゅんい上位じょういの11勝しょう6敗はいの3名めい（山本やまもと対たい大平おおひら、松本まつもと対たい宮田みやた敦史あつし、安用やすもち寺てら対たい金沢かなざわ）が後者こうしゃに負まけた場合ばあいのみ、中尾なかおと共ともに昇段しょうだんであったが、山本やまもとが勝利しょうりしたため今泉いまいずみは昇段しょうだんを逃のがした。なお中尾なかおは、畠山はたけやま成幸しげゆきと畠山はたけやま鎮以来いらいの兄弟きょうだい棋士きしを目指めざした松本まつもと秀しげる介かい（第だい17回かいにプロ入いりした松本まつもと佳介けいすけの3学年がくねん下かの弟おとうと）が敗やぶれたため、昇段しょうだんを果はたした。

第だい18回かい、第だい23回かいと2度ど次点じてんを獲得かくとくしているが、「次点じてん2回かいでフリークラス編入へんにゅう」という規定きていができたのは第だい20回かいのため、第だい18回かいの次点じてんはカウントされず、第だい23回かい三さん段だんリーグを終おえた時点じてんでフリークラス編入へんにゅうの権利けんりは与あたえられなかった。1999年度ねんど前期ぜんきの第だい25回かい三さん段だんリーグで26歳さいの年齢ねんれい制限せいげんを迎むかえ、奨励しょうれい会かいを退会たいかいする。

奨励しょうれい会かい再さい挑戦ちょうせんと2度目どめの退会たいかい

退会たいかい後ご、通信つうしん制せい高校こうこうを卒業そつぎょう。レンタルビデオ店てんアルバイトを経へて日本にほんレストランシステムの正社員せいしゃいんとなる。その傍かたわら、将棋しょうぎも続つづけアマチュア棋戦きせんに参加さんか。アマ竜王りゅうおう戦せん準じゅん優勝ゆうしょうにより参加さんかした2003年ねんの第だい16期き竜王りゅうおう戦せん6組くみでは、藤倉ふじくら勇樹ゆうき、安西あんざい勝一かついち、佐藤さとう義則よしのりとプロ棋士きしを立たて続つづけに破やぶり、ベスト8に進出しんしゅつした。準々じゅんじゅん決勝けっしょうでは、先述せんじゅつの因縁いんねんの相手あいてである中尾なかお敏之としゆきに敗やぶれた。

2006年ねんには、3つのアマチュア棋戦きせんで優勝ゆうしょうを収おさめ、秋山あきやま太郎たろうとともに、2007年ねんに創設そうせつされた三さん段だん編入へんにゅう試験しけん（6勝しょうで合格ごうかく、3敗はいで不ふ合格ごうかく）の第だい一いち号ごうの適用てきよう者しゃとなった。試験しけんでは6勝しょう1敗はい（後述こうじゅつ）の成績せいせきを収おさめ合格ごうかくした（秋山あきやまは5勝しょう3敗はいで惜おしくも不ふ合格ごうかく）。その秋山あきやまとは、日本にほんレストランシステムに入社にゅうしゃを誘さそわれ、ともに調理ちょうり師しとして働はたらいていた仲なかであった。再度さいどの奨励しょうれい会かい入いりに際さいして、小林こばやし健二けんじに師匠ししょうを依頼いらいしたが、小林こばやしは再ふたたび労苦ろうくを共ともにするのは辛つらいと考かんがえ、今泉いまいずみと同郷どうきょうの桐谷きりたに広人ひろとに師匠ししょうを託たくした。なお現在げんざいに至いたるまで三さん段だん編入へんにゅう者しゃは他たに出でておらず、今泉いまいずみは史上しじょう唯一ゆいいつの三さん段だん編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく者しゃである。

2007年ねんの第だい41回かいから2008年ねんの第だい44回かいの4期き、奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグに参加さんかしたが、四よん段だんに昇段しょうだんすることはできず、規定きてい により退会たいかいした。この間あいだの最高さいこう成績せいせきは9位い（2回かい）、4期き通算つうさんの勝敗しょうはい数すうは33勝しょう39敗はいと負まけ越こし。この奨励しょうれい会かい在籍ざいせき中ちゅうに、2手て目め△3二に飛ひ戦法せんぽうの開発かいはつにより、将棋しょうぎ大賞たいしょうの升田ますだ幸三こうぞう賞しょうを受賞じゅしょうした。奨励しょうれい会員かいいんの受賞じゅしょうは史上しじょう初はつ。再度さいどの奨励しょうれい会かい退会たいかい後ご、畠山はたけやま鎮の紹介しょうかいで証券しょうけん会社かいしゃに勤つとめた後のち、地元じもと福山ふくやま市しで介護かいご職しょくとして働はたらく。

プロ編入へんにゅう試験しけんへの道みち

2013年ねんの第だい26期き竜王りゅうおう戦せん6組くみは、八代やしろ弥わたる、東あずま和男かずお、藤森ふじもり哲也てつやのプロ棋士きし3人にんに勝かち、第だい16期き以来いらい10年ねんぶりにベスト8に進出しんしゅつ。竜王りゅうおう戦せん6組くみでプロ3人にん抜ぬきを2度ど達成たっせいしたアマチュアは今泉いまいずみのみである。2014年ねん6月がつ8日にち、朝日あさひアマ名人めいじん戦せんで5連覇れんぱ中ちゅうの清水上しみずかみ徹てっを2勝しょう1敗はいで降くだして初はつ優勝ゆうしょうし、史上しじょう2人にん目め（史上しじょう初はつは桐山きりやま隆たかし）のアマタイトル大だい三さん冠かん（アマ竜王りゅうおう戦せん、アマ名人めいじん戦せん、朝日あさひアマ名人めいじん戦せん）を達成たっせいした。同年どうねん7月がつ5日にち、朝日あさひ杯はいオープンのプロアマ一斉いっせい対局たいきょくで星野ほしの良りょう生せいに勝利しょうりし、プロ編入へんにゅう試験しけんの条件じょうけんである対たいプロ棋士きし戦績せんせきが良よいところをとって10勝しょうかつ勝率しょうりつ6割わり5分ふんを満みたし、受験じゅけんすることを表明ひょうめいした。7月22日にちに日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいへ2度目どめの奨励しょうれい会かいと同様どうよう桐谷きりたに広人ひろとを師匠ししょうとし、プロ編入へんにゅう試験しけんの受験じゅけん申込もうしこみを行おこなった。

同年どうねん8月がつ1日にち、朝日あさひ杯はいオープン一いち次じ予選よせん2回戦かいせんで船江ふなえ恒つね平ひらたを降くだし、3回戦かいせんに進出しんしゅつを決きめる。9月3日にち、3回戦かいせんの相手あいてはプロアマの師弟してい対決たいけつ2例れい目めとなる奨励しょうれい会かい時代じだいの師匠ししょうの小林こばやし健二けんじ。小林こばやしは和服わふくで現あらわれ、相あい入いれ玉だまの末すえ持じ将棋しょうぎに1点てん足たりず249手てで今泉いまいずみが勝かち、恩返おんがえしを果はたす。小林こばやしからは「よくがんばった」「もう少すこし序盤じょばんを研究けんきゅうしたほうがいい」などと労ねぎらいの声こえを掛かけられた。同日どうじつの1次じ予選よせん決勝けっしょうでは、長沼ながぬま洋ひろしに敗やぶれた。同年どうねん9月がつ19日にち、プロ編入へんにゅう試験しけん第だい1局きょくを4日にち後ごに控ひかえた状態じょうたいで銀河ぎんが戦せんに出場しゅつじょう。Fブロック1回戦かいせんで所司しょし和かず晴はるに勝利しょうりする。プロ編入へんにゅう試験しけん2局きょく目めから4日にち後ごの10月がつ9日にち、先述せんじゅつ2回戦かいせんで八代やしろ弥わたるに、前年ぜんねん竜王りゅうおう戦せん6組くみの借かりを返かえされた。同年どうねん11月がつ30日にち、3連覇れんぱ中ちゅうのアマ王将おうしょう戦せん決勝けっしょうで、元もとアマ王将おうしょうの中川なかがわ慧とし梧に敗やぶれ4連覇れんぱを逃のがす。

プロ編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく

• 編入へんにゅう試験しけんの対局たいきょくは、現地げんちで大盤おおばん解説かいせつ会かいが開ひらかれ、将棋しょうぎ連盟れんめいのモバイル中継ちゅうけいやニコニコ生放送なまほうそうにおいても棋譜きふ及および解説かいせつが放送ほうそうされた。
• 試験しけんは棋士きし番号ばんごうが若わかい順じゅんに新しん四よん段だんと最大さいだい5局きょく指さし3勝しょうまたは3敗はいした時点じてんで終了しゅうりょうという規定きていで行おこなわれた。
• 5局きょくの前後ぜんご番ばんは1局きょく目め開始かいし直前ちょくぜんに振ふり駒こまを行おこない、歩ふが3枚まい出でたため、後手ごてとなった。そのため奇数きすう局きょくが後手ごて、偶数ぐうすう局きょくが先手せんてに決定けっていした。
• 第だい1局きょくは、9月23日にちに関西かんさい将棋しょうぎ会館かいかんで指さされ、宮本みやもと広志ひろし四よん段だんに140手てで白星しろぼしを挙あげる。宮本みやもととは第だい42回かい三さん段だんリーグと第だい44回かいの2度ど対局たいきょくして全敗ぜんぱいしていた。
• 第だい2局きょくは、10月5日にちに同おなじく関西かんさい将棋しょうぎ会館かいかんで指さされ、先述せんじゅつプロ編入へんにゅう試験しけんに必要ひつような10勝しょう目めを献上けんじょうした星野ほしの良りょう生せい四よん段だんと再戦さいせん。145手てで勝利しょうりし、プロ入いりに王手おうてをかけた。星野ほしのとは第だい34回かいでも対局たいきょくしており、その時ときは負まけていた。
• 第だい3局きょくは、11月18日にちに対局たいきょく相手あいての三さん枚まい堂どう達也たつや四よん段だんの所属しょぞくする東京とうきょうの将棋しょうぎ会館かいかんで指さされ、139手てで敗やぶれストレすとれート勝とがちでのプロ入いりは叶かなわなかった。三枚さんまい堂どうは初はつ三さん段だんリーグ入いりが今泉いまいずみ退会たいかい後ごの第だい53回かいのため、前述ぜんじゅつ2名めいとは異ことなり対局たいきょくは初はつであった。なお、三枚さんまい堂どうは三さん段だんリーグを1期きで四よん段だん昇段しょうだんを果はたしている。
• 第だい4局きょくは、12月8日にちに将棋しょうぎ会館かいかんで石井いしい健太郎けんたろう四よん段だんと指さし、105手てで勝利しょうり。編入へんにゅう試験しけんで3勝しょう目めを挙あげ、2015年ねん4月がつ1日にち付づけでプロ四よん段だんとなることを決きめた。プロ編入へんにゅう試験しけんが制度せいど化かされてからの合格ごうかく者しゃ第だい1号ごうであり、かつ、41歳さいでのプロ入いりとなるため、新しん四よん段だんの最さい高齢こうれい記録きろく（戦後せんご）を更新こうしんした。石井いしいは三さん段だんリーグ入いりが第だい47回かいのため、三枚さんまい堂どう同様どうよう初はつ対局たいきょくであった。

今泉いまいずみ以前いぜんにアマから奨励しょうれい会かいからの昇段しょうだんを経へないでプロ棋士きしになったのは花はな村元むらもと司つかさと瀬川せかわ晶司しょうじがいるが（うち花はな村むらは飛付とびつけ五ご段だんで四よん段だん以下いかを経験けいけんしなかった）それぞれ特例とくれいでのプロ入いりであり、プロ編入へんにゅうが制度せいど化かされてからのプロ編入へんにゅう試験しけん受験じゅけん者しゃ第だい一いち号ごうとなった。

プロ編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく後ご、ブログ「今泉いまいずみ健司けんじさんを応援おうえんする会かい公式こうしきブログ」は「今泉いまいずみの日常にちじょう」と名前なまえを変かえた。2014年ねん末まつ限かぎりで介護かいご施設しせつを退職たいしょくし、将棋しょうぎ一本いっぽんでの生活せいかつに入はいる意思いし表示ひょうじをした。2015年ねんの指さし初はじめ式しきにはプロ棋士きし予定よてい者しゃとして、元もと師匠ししょうである小林こばやしの誘さそいにより参加さんかを果はたしている。

2015年ねん2月がつ21日にち、囲碁いご将棋しょうぎチャンネルでプロ編入へんにゅう記念きねん対局たいきょくと銘打めいうち、プロ編入へんにゅうの先輩せんぱいである瀬川せかわ晶司しょうじと対局たいきょくして敗やぶれる。

プロ入いり後ご

2015年度ねんど、4月がつ1日にち付づけで四よん段だんに昇段しょうだんして正式せいしきに棋士きしとなった。フリークラス編入へんにゅうのため順位じゅんい戦せんには参加さんかできず、10年ねん以内いないのC級きゅう2組くみ昇格しょうかくを目指めざすことになった。

2016年度ねんど、11月17日にちの王位おうい戦せん予選よせんで畠山はたけやま鎮に勝利しょうりして直近ちょっきん30局きょくの対戦たいせん成績せいせきを20勝しょう10敗はい（勝率しょうりつ.667）とし、順位じゅんい戦せんC級きゅう2組くみへの昇級しょうきゅう条件じょうけんの一ひとつ「2.良よい所ところ取とりで、30局きょく以上いじょうの勝率しょうりつが6割わり5分ふん以上いじょうであること」を満みたして順位じゅんい戦せんC級きゅう2組くみへの昇級しょうきゅうを決きめた。

2017年度ねんど、初はつ参加さんかとなる第だい76期き順位じゅんい戦せんC級きゅう2組くみでは、7連勝れんしょうの後のちに2連敗れんぱいして2018年ねん3月がつ15日にちの最終さいしゅう局きょくをキャンセル待まち（自力じりきでは昇級しょうきゅうできない）で迎むかえ、最終さいしゅう局きょく（対たい 瀬川せかわ晶司しょうじ）に勝利しょうりしたものの最終さいしゅう成績せいせきは8勝しょう2敗はいとなり、頭あたまハネでC級きゅう1組くみへの昇級しょうきゅうを逃のがした。

2018年度ねんど、第だい68回かいNHK杯はいテレビ将棋しょうぎトーナメントで予選よせんを勝かち抜ぬき本戦ほんせんに初はつ出場しゅつじょうした。7月15日にち放映ほうえいの1回戦かいせんで藤井ふじい聡さとし太ふとしを破やぶり、「史上しじょう最年長さいねんちょうで棋士きしになった今泉いまいずみが、史上しじょう最年少さいねんしょうで棋士きしになった藤井ふじい聡さとし太ふとしを撃破げきは」と話題わだいを呼よんだ。今泉いまいずみと藤井ふじいは共ともに関西かんさい所属しょぞくだが、この対局たいきょくが初はつ手合てあいであった。続つづく2回戦かいせんで深浦ふかうら康やすし市しを破やぶりベスト16に入はいるも、3回戦かいせんで久保くぼ利明としあきに破やぶれた。

2020年ねん6月がつ1日にち、プロ通算つうさん100勝しょう目めを賭かけたヒューリック杯はい棋聖きせい戦せん一いち次じ予選よせん・出口いでぐち若わか武たけ四よん段だん相手あいてに2手て差さしの反則はんそくで負まけ。なお次つぎ戦せん6月がつ18日にち順位じゅんい戦せんC級きゅう2組くみ1回戦かいせん・田中たなか悠一ゆういち五ご段だんに勝利しょうりし五ご段だん昇段しょうだんを決きめている。

アマ時代じだいは、純粋じゅんすいな振ふり飛車ひしゃ党とうだったが、プロ編入へんにゅう後ごは、振ふり飛車ひしゃ党とう同士どうしの対局たいきょくのみ、居きょ飛車ひしゃを採用さいようしている。

遅咲おそざきかつ奨励しょうれい会かい退会たいかい後ごにプロ編入へんにゅうした数少かずすくない実績じっせきとしてNHKの将棋しょうぎ番組ばんぐみなどで取とり上あげられるが、将棋しょうぎ研究けんきゅうをしなければいけない時間じかんすらパチンコに逃にげてしまったこともあるほどのギャンブラーであり、ギャンブルのやりすぎで将棋しょうぎにマイナスに働はたらいたこともある。

将棋しょうぎ略歴りゃくれき

• 1986年ねん 関西かんさい研修けんしゅう会かいC2入会にゅうかい
• 1987年ねん 研修けんしゅう会かいA2昇級しょうきゅう、小林こばやし健二けんじ門下もんかで奨励しょうれい会かい6級きゅう編入へんにゅう
• 1987年ねん 初段しょだん
• 1994年ねん 三さん段だんリーグ入いり
• 1999年ねん 年齢ねんれい制限せいげんにより奨励しょうれい会かいを退会たいかい（三さん段だんリーグ通算つうさん101勝しょう97敗はい、最高さいこう3位い2回かい）
• 2001年ねん 全国ぜんこくアマチュア将棋しょうぎレーティング選手権せんしゅけん優勝ゆうしょう、グランドチャンピオン戦せん優勝ゆうしょう
• 2002年ねん アマチュア竜王りゅうおう準じゅん優勝ゆうしょう
• 2003年ねん 第だい16期き竜王りゅうおう戦せんランキング戦せん6組くみでプロ棋士きし3人にんを破やぶり、ベスト8進出しんしゅつ
• 2005年ねん アマチュア竜王りゅうおう準じゅん優勝ゆうしょう
• 2006年ねん アマチュア竜王りゅうおう、アマチュア王将おうしょう、平成へいせい最強さいきょう戦せん優勝ゆうしょう
• 2007年ねん2月がつ3日にち～3月がつ28日にち 奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく
• 2007年ねん4月がつ30日にち 第だい41回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグに参加さんか
• 2009年ねん3月14日にち 第だい44回かい奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ戦せんを5勝しょう13敗はいで終おえ、再ふたたび奨励しょうれい会かいを退会たいかい（三さん段だんリーグ編入へんにゅう後ご通算つうさん33勝しょう39敗はい、最高さいこう9位い）
• 2011年ねん アマチュア名人めいじん、アマチュア王将おうしょう
• 2012年ねん アマチュア王将おうしょう2連覇れんぱ（史上しじょう初はつの連覇れんぱ及および最多さいた優勝ゆうしょうの更新こうしん）、アマチュア竜王りゅうおう準じゅん優勝ゆうしょう
• 2013年ねん 第だい26期き竜王りゅうおう戦せんランキング戦せん6組くみでプロ棋士きし3人にんを破やぶり、ベスト8進出しんしゅつ、アマチュア王将おうしょう3連覇れんぱ（史上しじょう初はつの3連覇れんぱ及および最多さいた優勝ゆうしょうの更新こうしん）
• 2014年ねん 朝日あさひアマ名人めいじん戦せん全国ぜんこく大会たいかいで優勝ゆうしょうし、朝日あさひアマ名人めいじんに挑戦ちょうせんし2-1で奪取だっしゅに成功せいこう。アマ将棋しょうぎ「大だい三さん冠かん」を達成たっせい。プロ編入へんにゅう試験しけんで3勝しょうし、編入へんにゅう試験しけんに合格ごうかくする（プロ編入へんにゅうは2015年ねん4月がつ1日にち付づけ）。
• 2015年ねん プロ棋士きし四よん段だん

昇段しょうだん履歴りれき

• 1987年ねん00月がつ00日にち : 6級きゅう = 奨励しょうれい会かい入はいり
• 1994年ねん00月がつ00日にち : 三さん段だん
• 1999年ねん09月30日にち （奨励しょうれい会かい退会たいかい、年齢ねんれい制限せいげん）
• 2007年ねん04月がつ01日にち : 三さん段だん（三さん段だん編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく）
• 2009年ねん03月31日にち （奨励しょうれい会かい退会たいかい、在籍ざいせき期限きげん=2年間ねんかん）
• 2015年ねん04月がつ01日にち : 四よん段だん（棋士きし編入へんにゅう試験しけん合格ごうかく） = プロ入いり
• 2020年ねん06月18日にち : 五ご段だん（勝かち数すう規定きてい/公式こうしき戦せん100勝しょう、通算つうさん100勝しょう77敗はい）

主おもな成績せいせき

将棋しょうぎ大賞たいしょう

• 第だい35回かい（2007年度ねんど）升田ますだ幸三こうぞう賞しょう（2手て目め△3二に飛ひ）

在籍ざいせきクラス

竜王りゅうおう戦せんと順位じゅんい戦せんのクラスについては「将棋しょうぎ棋士きしの在籍ざいせきクラス」を参照さんしょう

順位じゅんい戦せん・竜王りゅうおう戦せんの在籍ざいせきクラスの年別ねんべつ一覧いちらん

開始かいし 年度ねんど	(出典しゅってん)順位じゅんい戦せん (出典しゅってん)								(出典しゅってん)竜王りゅうおう戦せん (出典しゅってん)
	期き	名人めいじん	A級きゅう	B級きゅう		C級きゅう		0	期き	竜王りゅうおう	1組くみ	2組くみ	3組くみ	4組くみ	5組くみ	6組くみ	決勝けっしょう T
				1組くみ	2組くみ	1組くみ	2組くみ
2015	74							F編へん	29							6組くみ	--	2-2
2016	75							F編へん	30							6組くみ	--	1-2
2017	76						C247	8-2	31							6組くみ	--	3-2
2018	77						C205	4-6	32							6組くみ	--	5-2
2019	78						C232	6-4	33							6組くみ	--	2-2
2020	79						C221	5-5	34							6組くみ	--	4-2
2021	80						C228	3-7	35							6組くみ	--	4-2
2022	81						C243	7-3	36							6組くみ	--	0-2
2023	82						C214	3-7	37							6組くみ	--
2024	83						C241		38							6組くみ	--
順位じゅんい戦せん、竜王りゅうおう戦せんの 枠わく表記ひょうき は挑戦ちょうせん者しゃ。右みぎ欄らんの数字すうじは勝かち-敗はい(番ばん勝負しょうぶ/PO含ふくまず)。 順位じゅんい戦せんの右みぎ数字すうじはクラス内ない順位じゅんい ( x当期とうき降くだ級きゅう点てん / *累積るいせき降くだ級きゅう点てん / +降くだ級きゅう点てん消去しょうきょ ) 順位じゅんい戦せんの「F編へん」はフリークラス編入へんにゅう /「F宣せん」は宣言せんげんによるフリークラス転出てんしゅつ。 竜王りゅうおう戦せんの 太字ふとじ はランキング戦せん優勝ゆうしょう、竜王りゅうおう戦せんの 組くみ(添字そえじ) は棋士きし以外いがいの枠わくでの出場しゅつじょう。

年度ねんど別べつ成績せいせき

公式こうしき棋戦きせん成績せいせき

年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2015	22	12	10	0.5454	[1]
2016	36	22	14	0.6111	[2]
2017	31	18	13	0.5806	[3]
2018	43	22	21	0.5116	[4]
2019	41	23	18	0.5609	[5]
2020	33	17	16	0.5151	[6]
2015-2020 (小計しょうけい)	206	114	92
年度ねんど	対局たいきょく数すう	勝かち数すう	負数ふすう	勝率しょうりつ	(出典しゅってん)
2021	38	23	15	0.6052	[7]
2022	36	20	16	0.5555	[8]
2023	31	12	19	0.3870	[9]
2021-2023 (小計しょうけい)	105	55	50
通算つうさん	311	169	142	0.5434	[10]
2023年度ねんどまで

奨励しょうれい会かい三さん段だんリーグ編入へんにゅう試験しけんの経過けいか

	対局たいきょく日び	相手あいて（手合てあい）	勝敗しょうはい
第だい1局きょく	2007年ねん02月がつ03日にち	吉田よしだ正和まさかず二に段だん（平手ひらて）	○
第だい2局きょく	2007年ねん02月がつ03日にち	森下もりした裕也ゆうや二に段だん（平手ひらて）	○
第だい3局きょく	2007年ねん02月がつ24日にち	澤田さわだ真しん吾われ初段しょだん（香こう落おち）	○
第だい4局きょく	2007年ねん02月がつ24日にち	斎藤さいとう慎太郎しんたろう初段しょだん（平手ひらて）	○
第だい5局きょく	2007年ねん03月がつ03日にち	菅井すがい竜也たつや初段しょだん（平手ひらて）	●
第だい6局きょく	2007年ねん03月がつ03日にち	藤田ふじた一樹かずき初段しょだん（香こう落おち）	○
第だい7局きょく	2007年ねん03月28日にち	都みやこ成しげる竜馬りょうま二に段だん（平手ひらて）	○

• 段位だんい・肩書かたがきは対局たいきょく時点じてん。6勝しょう、または3敗はいした時点じてんで終了しゅうりょう。
• 対局たいきょくは全すべて関西かんさい将棋しょうぎ会館かいかんで行おこなわれた。

プロ棋士きし編入へんにゅう試験しけんの経過けいか

	対局たいきょく日び	相手あいて	手て番ばん	勝敗しょうはい
第だい1局きょく	2014年ねん09月23日にち	宮本みやもと広志ひろし四よん段だん	後手ごて	○
第だい2局きょく	2014年ねん10月がつ05日にち	星野ほしの良りょう生せい四よん段だん	先手せんて	○
第だい3局きょく	2014年ねん11月18日にち	三さん枚まい堂どう達也たつや四よん段だん	後手ごて	●
第だい4局きょく	2014年ねん12月08日にち	石井いしい健太郎けんたろう四よん段だん	先手せんて	○
第だい5局きょく	実施じっしせず	竹内たけうち雄つよし悟さとる四よん段だん	-	-

• 段位だんい・肩書かたがきは申請しんせい時点じてん。3勝しょう、または3敗はいした時点じてんで終了しゅうりょう。
• 1局きょく目めと2局きょく目めは関西かんさい将棋しょうぎ会館かいかん、3局きょく目めと4局きょく目めは将棋しょうぎ会館かいかん（東京とうきょう都と渋谷しぶや区く）で指さされた。
• 4局きょく目めまでに3勝しょうを挙あげ、四よん段だん編入へんにゅうが決きまったため、5局きょく目めは行おこなわれなかった。
• 1局きょく目めに振ふり駒こまで手て番ばんを決定けっていし後手ごて番ばんとなった。奇数きすう局きょくは1局きょく目めと同おなじく後手ごて番ばん、偶数ぐうすう局きょくは逆ぎゃくの先手せんて番ばんとなる。

アマ時代じだいの対たいプロ戦績せんせき

• アマチュアとして、プロ棋士きしとの公式こうしき戦せん対局たいきょくの成績せいせきを記述きじゅつする。三さん段だんリーグ編入へんにゅう試験しけん以前いぜんと奨励しょうれい会かい退会たいかい以降いこうで分割ぶんかつする。

	対局たいきょく日び	対局たいきょく者しゃ	手て番ばん	勝敗しょうはい	棋戦きせん
1	2002年ねん12月19日にち	藤倉ふじくら勇樹ゆうき四よん段だん	後手ごて	○	第だい16期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん1回戦かいせん
2	2003年ねん01月がつ30日にち	安西あんざい勝一かついち六ろく段だん	後手ごて	○	第だい16期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん2回戦かいせん
3	2003年ねん03月がつ03日にち	佐藤さとう義則よしのり八はち段だん	先手せんて	○	第だい16期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん3回戦かいせん
4	2003年ねん04月がつ07日にち	中尾なかお敏之としゆき四よん段だん	先手せんて	●	第だい16期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん4回戦かいせん
5	2003年ねん12月03日にち	島本しまもと亮あきら四よん段だん	後手ごて	○	第だい17期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん1回戦かいせん
6	2004年ねん01月がつ09日にち	安用やすもち寺てら孝こう功こう四よん段だん	後手ごて	●	第だい17期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん2回戦かいせん
7	2004年ねん06月がつ06日にち	村山むらやま慈明四よん段だん	先手せんて	●	第だい23回かい朝日あさひオープン将棋しょうぎ選手権せんしゅけん 予選よせん1組くみ1回戦かいせん
8	2005年ねん12月14日にち	髙﨑一生いっしょう四よん段だん	先手せんて	●	第だい19期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん1回戦かいせん
9	2006年ねん12月21日にち	糸谷いとたに哲郎てつろう四よん段だん	先手せんて	●	第だい20期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん1回戦かいせん

• 奨励しょうれい会かい2度目どめの退会たいかい以降いこう

	対局たいきょく日び	対局たいきょく者しゃ	手て番ばん	勝敗しょうはい	棋戦きせん
1	2012年ねん02月がつ21日にち	豊島としま将之まさゆき六ろく段だん	後手ごて	●	第だい38期き棋王きおう戦せん 予選よせん6組くみ1回戦かいせん
2	2012年ねん07月がつ07日にち	牧野まきの光則みつのり四よん段だん	先手せんて	○	第だい6回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん4組くみ1回戦かいせん
3	2012年ねん07月がつ28日にち	桐山きりやま清澄きよすみ九きゅう段だん	後手ごて	○	第だい6回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん4組くみ2回戦かいせん
4	2012年ねん08月がつ30日にち	中座ちゅうざ真しん七なな段だん	後手ごて	○	第だい21期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんHブロック1回戦かいせん
5	2012年ねん08月がつ30日にち	吉田よしだ正和まさかず四よん段だん	先手せんて	○	第だい21期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんHブロック2回戦かいせん
6	2012年ねん08月がつ31日にち	大石おおいし直ただし嗣四よん段だん	先手せんて	●	第だい6回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん4組くみ3回戦かいせん
7	2012年ねん10月がつ23日にち	牧野まきの光則みつのり四よん段だん	後手ごて	●	第だい21期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんHブロック3回戦かいせん
8	2012年ねん12月06日にち	八代やしろ弥わたる四よん段だん	後手ごて	○	第だい26期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん1回戦かいせん
9	2013年ねん01月がつ18日にち	東あずま和男かずお七なな段だん	後手ごて	○	第だい26期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん2回戦かいせん
10	2013年ねん03月15日にち	藤森ふじもり哲也てつや四よん段だん	後手ごて	○	第だい26期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん3回戦かいせん
11	2013年ねん04月がつ30日にち	門倉かどくら啓あきら太ふとし四よん段だん	先手せんて	●	第だい26期き竜王りゅうおう戦せん 6組くみランキング戦せん4回戦かいせん
12	2013年ねん09月12日にち	竹内たけうち雄つよし悟さとる四よん段だん	先手せんて	○	第だい22期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんEブロック1回戦かいせん
13	2013年ねん09月12日にち	伊奈いな祐介ゆうすけ六ろく段だん	先手せんて	○	第だい22期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんEブロック2回戦かいせん
14	2013年ねん10月がつ31日にち	髙見泰地たいじ四よん段だん	後手ごて	●	第だい22期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんEブロック3回戦かいせん
15	2014年ねん07月がつ05日にち	星野ほしの良りょう生せい四よん段だん	後手ごて	○	第だい8回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん14組くみ1回戦かいせん
16	2014年ねん08月がつ01日にち	船江ふなえ恒つね平ひらた五ご段だん	先手せんて	○	第だい8回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん14組くみ2回戦かいせん
17	2014年ねん09月03日にち	小林こばやし健二けんじ九きゅう段だん	先手せんて	○	第だい8回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん14組くみ3回戦かいせん
18	2014年ねん09月03日にち	長沼ながぬま洋ひろし七なな段だん	先手せんて	●	第だい8回かい朝日あさひ杯はい将棋しょうぎオープン戦せん 一いち次じ予選よせん14組くみ決勝けっしょう
19	2014年ねん09月19日にち	所司しょし和かず晴はる七なな段だん	後手ごて	○	第だい23期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんFブロック1回戦かいせん
20	2014年ねん10月がつ09日にち	八代やしろ弥わたる四よん段だん	後手ごて	●	第だい23期き銀河ぎんが戦せん 本戦ほんせんFブロック2回戦かいせん

• 段位だんい・肩書かたがきは対局たいきょく時点じてん。
• プロ編入へんにゅう試験しけんの条件じょうけんである良よいところから見みて10勝しょう時点じてんを満みたした時点じてんで、10勝しょう4敗はい勝率しょうりつ0.714。2012年ねん以降いこうでは、13勝しょう7敗はい勝率しょうりつ0.65。

著作ちょさく

• 最強さいきょうアマ直伝じきでん! 勝かてる将棋しょうぎ、勝かてる戦法せんぽう. マイナビ将棋しょうぎBOOKS. マイナビ. (20140423). ISBN 978-4839951344 
• 介護かいご士しからプロ棋士きしへ 大器たいきじゃないけど、晩成ばんせいしました. 講談社こうだんしゃ. (20150326). ISBN 978-4062194389 
• プロ合格ごうかくの原動力げんどうりょく! 今泉いまいずみの勝かてる中なか飛車ひしゃ. マイナビ将棋しょうぎBOOKS. マイナビ. (20151215). ISBN 978-4839957827 
• 自由自在じゆうじざい! 中ちゅう飛車ひしゃの新しん常識じょうしき. マイナビ将棋しょうぎBOOKS. マイナビ. (20181121). ISBN 978-4839967680 
• 受うけが弱よわいと将棋しょうぎは勝かてない 今泉いまいずみ流りゅう受うけの極意ごくい. マイナビ将棋しょうぎBOOKS. マイナビ. (20191114). ISBN 978-4839971236 

メディア出演しゅつえん

• WELFARE group presents それU.K.!! ミライbridge（FM大阪おおさか、2020年ねん4月がつ26日にち）

脚注きゃくちゅう

外部がいぶリンク

• 棋士きし紹介しょうかい：今泉いまいずみ 健司けんじ- 日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめい
• 今泉いまいずみ健司けんじのブログ（新しんブログ）
• 今泉いまいずみの日常にちじょう（旧きゅうブログ、元もと「今泉いまいずみ健司けんじさんを応援おうえんする会かい」公式こうしきブログ）
• チーム久保くぼ (@Team_Kubo) - X（旧きゅうTwitter）