信濃しなのグランセローズ

信濃しなのグランセローズ（しなのグランセローズ、Shinano Grandserows）は、プロ野球やきゅう独立どくりつリーグ・ベースボール・チャレンジ・リーグ（ルートインBCリーグ）に所属しょぞくする長野ながの県けんのプロ野球やきゅうチーム。2007年ねん加盟かめい。

信濃しなのグランセローズ
会社かいしゃ名めい	株式会社かぶしきがいしゃ長野ながの県民けんみん球団きゅうだん
創設そうせつ	2006年ねん
所属しょぞくリーグ
ベースボール・チャレンジ・リーグ（2007年ねん - ） 上信越じょうしんえつ地区ちく（2008年ねん - 2014年ねん） ADVANCE-West（2015年ねん - 2019年ねん） 中ちゅう地区ちく（2020年ねん - 2021年ねん） グループD（2020年ねん） 北きた地区ちく（2022年ねん - 2023年ねん）
歴代れきだいチーム名めい
信濃しなのグランセローズ（2007年ねん - ）
本拠地ほんきょち
なし（主しゅたるホーム試合しあい開催かいさい野球やきゅう場じょうは長野ながの県営けんえい野球やきゅう場じょう）
収容しゅうよう人員じんいん	30,000人にん
長野ながの県けん（2007年ねん - ）
永久えいきゅう欠番けつばん
10:MIKITO AED PROJECT
獲得かくとくタイトル
独立どくりつリーググランドチャンピオン（1回かい）
2024
リーグ年間ねんかん優勝ゆうしょう（2回かい）
2017・2022
リーグ優勝ゆうしょう（8回かい）
地区ちく年間ねんかん：2017・2019・2020・2022・2023 地区ちく半期はんき：2017後ご・2019前後ぜんご
球団きゅうだん組織そしき
監督かんとく	柳沢やなぎさわ裕一ひろいち

株式会社かぶしきがいしゃ長野ながの県民けんみん球団きゅうだん

種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう	非ひ上場じょうじょう
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒380-0928 長野ながの県けん長野ながの市し若里わかさと6-3-22 飯島いいじま建設けんせつ本社ほんしゃビル6階かい
設立せつりつ	2006年ねん（平成へいせい18年ねん）11月20日にち
業種ぎょうしゅ	サービス業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう	2100001005218
事業じぎょう内容ないよう	野球やきゅうの興行こうぎょう
代表だいひょう者しゃ	代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう　竹内たけうち羊ひつじ一いち
資本しほん金きん	8,120万まん円えん
主要しゅよう株主かぶぬし	法人ほうじん50社しゃ、個人こじん150名めい
外部がいぶリンク	信濃しなのグランセローズ

概要がいよう

都道府県とどうふけん名めいの「長野ながの」ではなく、令れい制せい国こく名なの「信濃しなの」を冠かんしている（発足ほっそく当時とうじのリーグでは唯一ゆいいつ。2015年ねんからは武蔵むさしヒートベアーズも令れい制せい国名こくめいを名乗なのったが、2018年ねん10月がつより埼玉さいたま武蔵むさしヒートベアーズに改名かいめいし、「令れい制せい国名こくめいのみ」ではなくなった）。愛称あいしょうのグランセローズ（Grandserows）は、"Grand"（壮大そうだいな、気高けだかい）と "serows"（カモシカ）の造語ぞうごで、カモシカは長野ながの県けんの県けん獣じゅうである。

リーグが6球団きゅうだんとなり、2地区ちく制せいを導入どうにゅうした2008年ねんから2014年ねんまでは上信越じょうしんえつ地区ちくに所属しょぞくしていた。8球団きゅうだんに増ふえた2015年ねんからは西にし地区ちくに属ぞくしており、以前いぜんの上信越じょうしんえつ地区ちくの他たチームが東ひがし地区ちくに属ぞくしていたため、2019年ねんまでは唯一ゆいいつ「地区ちくを移うつった」球団きゅうだんだった（2020年ねんより新潟にいがたが西にし地区ちくに移転いてんする予定よていだった）。2020年ねんシーズンは新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうによる開催かいさい方式ほうしきの変更へんこうに伴ともない、福島ふくしま・新潟にいがた・群馬ぐんまと「中地なかじ区く」を構成こうせいして、その中なかで群馬ぐんまと「グループC」に所属しょぞくする形かたちでリーグ戦せんを実施じっしし、2021年ねんも中ちゅう地区ちくに所属しょぞくした。リーグが8球団きゅうだん体制たいせいとなった2022年ねんと2023年ねんは北きた地区ちく（North Division、2021年ねんの中なか地区ちくに相当そうとう）に所属しょぞくした。

当初とうしょよりリーグに加盟かめいする4球団きゅうだん（他たに新潟にいがた・富山とやま・石川いしかわ）の中なかで、創設そうせつから10年間ねんかん唯一ゆいいつリーグ優勝ゆうしょう未経験みけいけんであったが、11年ねん目めとなる2017年ねんに初はつ優勝ゆうしょうを達成たっせいした。

2024年ねんシーズン時点じてんでは、リーグ発足ほっそくから継続けいぞくして加盟かめいする唯一ゆいいつの球団きゅうだんとなっている。

開催かいさい球場きゅうじょう

※本節ほんぶしの出典しゅってんは、特記とっき以外いがいについてはリーグウェブサイトの試合しあい日程にっていによる。

2024年ねんまでに公式こうしき戦せん（公式こうしき戦せん扱あつかいされる交流こうりゅう戦せんを含ふくむ）を実施じっししたことのある球場きゅうじょうは下記かきの通とおり（開催かいさい年ねん注記ちゅうきのない球場きゅうじょうは全ぜんシーズンで開催かいさい）。長野ながの県けんの10地域ちいき区分くぶんのうち、木曽きそ地域ちいきでは開催かいさい実績じっせきがない。

• 長野ながの地域ちいき
  • 長野ながのオリンピックスタジアム（オリスタ）
  • 長野ながの県営けんえい野球やきゅう場じょう （2011年ねん - ）
• 北信ほくしん地域ちいき
  • 中野なかの市営しえい野球やきゅう場じょう
• 上田うえだ地域ちいき
  • 長野ながの県営けんえい上田うえだ野球やきゅう場じょう
• 松本まつもと地域ちいき
  • 松本まつもと市し野球やきゅう場じょう（セキスイハイム松本まつもとスタジアム、2020年ねんは改修かいしゅう工事こうじでなし）
  • 松本まつもと四賀しが球場きゅうじょう（2020年ねん - ）
• 佐久さく地域ちいき
  • 小諸こもろ市し南城なんじょう公園こうえん野球やきゅう場じょう
  • 佐久さく総合そうごう運動公園うんどうこうえん野球やきゅう場じょう（2018年ねん - 2019年ねん、2021年ねん - 2023年ねん）
• 諏訪すわ地域ちいき
  • 諏訪湖すわこスタジアム（しんきん諏訪湖すわこスタジアム）
  • 茅野ちの市し運動公園うんどうこうえん野球やきゅう場じょう（2011年ねん - 2016年ねん）
• 上伊那かみいな地域ちいき
  • 伊那いなスタジアム
  • 伊那いな市営しえい野球やきゅう場じょう（2011年ねん、雨天うてん代替だいたい）
  • 南箕輪みなみみのわ村営そんえい大芝公園おおしばこうえん野球やきゅう場じょう（2015年ねん - 2016年ねん）
• 南みなみ信州しんしゅう地域ちいき
  • 長野ながの県営けんえい飯田いいだ野球やきゅう場じょう（綿めん半はん飯田いいだ野球やきゅう場じょう）
• 北きたアルプス地域ちいき
  • 大町おおまち市し運動公園うんどうこうえん野球やきゅう場じょう（2007年ねん - 2011年ねん、2020年ねん）

リーグ発足ほっそく当時とうじの他た球団きゅうだん同様どうよう、本拠地ほんきょちを定さだめていないが、発足ほっそくから2017年ねんまでは長野ながのオリンピックスタジアム（オリスタ）が年間ねんかん最多さいた開催かいさい球場きゅうじょうだった。2018年ねんは長野ながの県営けんえいが8試合しあいで最多さいたとなり、松本まつもとがそれに次ついで（6試合しあい）、オリスタは5試合しあいで3番目ばんめであった。2019年ねんも前年ぜんねんに続つづいて長野ながの県営けんえいが9試合しあいでトップ、次ついで松本まつもと6試合しあい、中野なかの5試合しあいの順じゅんで、オリスタはさらに減少げんしょうして2試合しあいであった。

2020年ねんは新型しんがたコロナウイルスに伴ともなう変更へんこう前まえの日程にっていでは、最多さいた開催かいさいは前年ぜんねんに続つづいて長野ながの県営けんえい球場きゅうじょうの8試合しあいだったが、実際じっさいには中野なかの市営しえい球場きゅうじょうが7試合しあいで最多さいた（長野ながの県営けんえいは5試合しあい）となった。2021年ねんは最多さいた開催かいさいは前年ぜんねんに続つづいて長野ながの県営けんえいの9試合しあいだった。2022年ねんと2023年ねんは、いずれも長野ながの県営けんえいが8試合しあいで最多さいただった。

ポストシーズンゲームについては、2017年ねんの地区ちくチャンピオンシップは長野ながの県営けんえい（オリスタで予定よていしていた1試合しあいが中止ちゅうしとなり順延じゅんえん）、リーグチャンピオンシップは中野なかのとオリスタ、グランドチャンピオンシップは2試合しあいともオリスタで実施じっしした。2019年ねんの地区ちくチャンピオンシップは中野なかので、リーグチャンピオンシップは佐久さく総合そうごう運動うんどう公園こうえんとオリスタで、それぞれ開催かいさいされた。2020年ねんの地区ちくチャンピオンシップは、松本まつもと四賀しが球場きゅうじょうで開催かいさいされた。2022年ねんの地区ちくチャンピオンシップおよびリーグチャンピオンシップは中野なかので開催かいさいされた。なお、2022年ねんのリーグチャンピオンシップは第だい4戦せんを実施じっししていた場合ばあい、諏訪湖すわこスタジアムを使用しようする予定よていだった。2023年ねんの地区ちくチャンピオンシップはオリスタで、リーグチャンピオンシップは松本まつもとと中野なかので実施じっしされた。2024年ねんのリーグプレーオフのファーストラウンドは最初さいしょの2試合しあいが長野ながの県営けんえい、3試合しあい目めが中野なかの市営しえいで実施じっしされた。

歴史れきし

2006年ねん、10月27日にちにチームの名称めいしょうが「信濃しなのグランセローズ」に決定けってい。初代しょだい監督かんとくに元もと日本にっぽんハムファイターズなどの木田きだ勇いさむ、同どうGMに今こん久留ひさどめ主ぬし成幸しげゆきが就任しゅうにん。

2007年ねん、4月がつ28日にちの開幕かいまく戦せんは6832名めいの観客かんきゃくを集あつめ、試合しあいは引ひき分わける。6月19日にちにはリーグ初はつの交流こうりゅう戦せんとなる対たい北海道ほっかいどう日本にっぽんハムファイターズ二に軍ぐん戦せんが行おこなわれ、1対たい8で敗やぶれる。7月がつ19日にちの対たい富山とやま戦せんで逆転ぎゃくてん勝利しょうりし、9連勝れんしょう。この年としは31勝しょう35敗はい6引分ひきわけ、勝率しょうりつ.470で3位いとなり、観客かんきゃくは合計ごうけい68,659人にん、1試合しあい平均へいきん1,907人にん、1試合しあい最高さいこう6,832人にん。

2008年ねん、前ぜん後期こうきとも上信越じょうしんえつ地区ちく最下位さいかいに終おわり、シーズン終了しゅうりょう後ごに木田きだ勇いさむは監督かんとくを退任たいにん。後任こうにんはGMの今こん久留ひさどめ主ぬし成幸しげゆきが就任しゅうにん。NPBドラフトにおいて鈴江すずえ彬あきらが育成いくせい選手せんしゅとして千葉ちばロッテマリーンズから指名しめいされ、入団にゅうだん。信濃しなのからNPBへ初はじめて選手せんしゅが入団にゅうだん。

2009年ねん、前ぜん後期こうきとも2年ねん連続れんぞくで上信越じょうしんえつ地区ちく最下位さいかいに終おわり、シーズン終了しゅうりょう後ご、今こん久留ひさどめ主ぬし成幸しげゆき監督かんとくは退任たいにん。NPBドラフトでは育成いくせい枠わくで高田たかだ周平しゅうへいが阪神はんしんタイガースから、星野ほしの真澄ますみが読売よみうりジャイアンツからそれぞれ指名しめいを受うける。

2010年ねん、前期ぜんきは群馬ぐんまに大おおきく離はなされながらも初はつの2位いとなる。後期こうきは開幕かいまくから4連勝れんしょう（1分ふん含ふくむ）の好こうスタートを切きりながら、7月がつから8月がつにかけ10連敗れんぱいを喫きっして後退こうたいし、最下位さいかいに終おわる。

2011年ねん、3月11日にちに発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいと翌よく12日にちに発生はっせいした長野ながの県けん北部ほくぶ地震じしんの影響えいきょうで開幕かいまくが一いち週間しゅうかん遅おくれとなる。前期ぜんきは初はじめて勝率しょうりつ5割わりを越こえて2位いとなる。後期こうきは優勝ゆうしょうマジックが点灯てんとうし、残のこり3試合しあいでマジック2までこぎ着つけたものの、そのあと3連敗れんぱいして新潟にいがたに逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょうを許ゆるし、1.5ゲーム差さの2位いに終おわる。

2012年ねん、前ぜん後期こうきともに2位いで通期つうき勝率しょうりつでも2位いとなる。新潟にいがたが前ぜん後期こうきとも地区ちく優勝ゆうしょうしたため初はじめて地区ちくチャンピオンシップに進出しんしゅつし、3戦せん全勝ぜんしょうが勝かち上あがりの条件じょうけんだったが、初戦しょせんに新潟にいがたに敗やぶれて敗退はいたい。シーズン終了しゅうりょう後ご、監督かんとくの佐野さの嘉幸よしゆきが退任たいにん、後任こうにんには元もと日本にっぽんハムファイターズの岡本おかもと哲司てつしが就任しゅうにん、投手とうしゅコーチに元もと日本にほんハムの田中たなか幸雄ゆきお。また、選手せんしゅ兼任けんにんで打撃だげきコーチに竜太郎りゅうたろう、守備しゅび・走塁そうるいコーチに渡辺わたなべ正人まさとがそれぞれ就任しゅうにん。

2013年ねんは前期ぜんきは3位い、後期こうきは2位いの結果けっかに終おわる。シーズン終了しゅうりょう後ごの11月17日にち、オリックス・バファローズ二に軍ぐん監督かんとく就任しゅうにんが決きまった岡本おかもと哲司てつしの監督かんとく退任たいにんが発表はっぴょうされた。後任こうにんには12月3日にちに投手とうしゅの大塚おおつか晶あきら文ぶんが就任しゅうにんすることが発表はっぴょうされた。

2014年ねんは前年ぜんねんと同おなじ前期ぜんき3位い・後期こうき2位いの成績せいせきだった。大塚おおつか監督かんとくは7月がつ21日にちの試合しあい後ごに、ベンチ前まえで行おこなったミーティングで、3選手せんしゅを平手打ひらてうちしたとして、7月がつ24日にちに7試合しあいの出場しゅつじょう停止ていし処分しょぶんを受うけた。シーズン終了しゅうりょう後ごの10月がつ3日にち、中日ちゅうにちドラゴンズのコーチ就任しゅうにんに伴ともない大塚おおつか晶あきら文ぶんは監督かんとくを退任たいにん。後任こうにんには前まえ横浜よこはまDeNAベイスターズコーチの岡本おかもと克かつ道どうが就任しゅうにんした。また、守備しゅび走塁そうるいコーチに元もと・富山とやまコーチの松井まつい宏次こうじの就任しゅうにんが12月25日にちに発表はっぴょうされた。

2015年ねんから西にし地区ちくに所属しょぞくすることとなる。前期ぜんきは福井ふくいミラクルエレファンツと激はげしい首位しゅい争あらそいを展開てんかい。6月19日にちの時点じてんで0.5ゲーム差さをつけて優位ゆういであったが、残のこり4試合しあいに全敗ぜんぱいし、福井ふくいの逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょうを許ゆるした。後期こうきは8月がつ16日にち時点じてんで6勝しょう9敗はい3分ふんで4位い（最下位さいかい）に転落てんらく、8月がつ18日にち付づけで監督かんとくの岡本おかもと克かつ道どうが成績せいせき不振ふしんの責任せきにんを取とって退任たいにんし、総合そうごうコーチだった髙橋信二しんじが選手せんしゅ兼任けんにんで監督かんとく代行だいこうに就任しゅうにんした。最終さいしゅう的てきに後期こうきは4位いであった。

10月23日にち、髙橋監督かんとく代行だいこうが古巣ふるす・北海道ほっかいどう日本にほんハムのコーチに就任しゅうにんすることが発表はっぴょうされた。後任こうにん監督かんとくは、11月19日にちに本ほん西にし厚あつ博はくに決きまったことが発表はっぴょうされた。2016年ねん1月がつ5日にち、東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス球団きゅうだん職員しょくいんの有銘あるめ兼久かねくが2016年ねんの1シーズン、投手とうしゅコーチとして派遣はけんされることが発表はっぴょうされた。

2016年ねん2月がつ、球団きゅうだん創設そうせつ以来いらい社長しゃちょうを務つとめた三沢みさわ今朝治けさじが会長かいちょうに退しりぞき、元もと中野なかの市しスポーツ振興しんこう課長かちょうの竹内たけうち羊ひつじ一いちが後継こうけいの社長しゃちょうに就任しゅうにんした。この年度ねんどは前期ぜんきは3位い、後期こうきは2位いであった。後期こうき開幕かいまく直前ちょくぜんには負傷ふしょう者しゃにより控ひかえ選手せんしゅが手薄てうすになったため、松井まついコーチが現役げんえき復帰ふっきする事態じたいにも見舞みまわれた。シーズン終了しゅうりょう後ごの10月がつ31日にち、本ほん西にし監督かんとくの留任りゅうにん、有銘あるめ、松井まつい両りょうコーチの退任たいにんがそれぞれ発表はっぴょうされた。

2017年ねん前期ぜんきは終盤しゅうばんに球団きゅうだん記録きろくとなる11連勝れんしょうで優勝ゆうしょうマジックが点灯てんとうしたが、そのあと3連敗れんぱいを喫きっして富山とやまに逆転ぎゃくてんを許ゆるし、「悲願ひがん」の半期はんき優勝ゆうしょうはならなかった。防御ぼうぎょ率りつリーグ2位い（四死球ししきゅうは最少さいしょう）の投手とうしゅ陣じんや機動きどう力りょくを生いかした攻撃こうげきで躍進やくしんする一方いっぽう、薄うすい選手せんしゅ層そうが連戦れんせんでの不調ふちょうにつながったと評ひょうされている。後期こうきは7月がつから8月がつに5連勝れんしょうを2度ど記録きろくして首位しゅいとなる。いったん2位いに後退こうたいしたが、そのあと8連勝れんしょうを記録きろくして首位しゅいを奪回だっかい、優勝ゆうしょうマジック2が点灯てんとうした。マジック対象たいしょうの富山とやまが敗やぶれてマジック1で迎むかえた9月2日にちの福井ふくい戦せんに勝利しょうりして後期こうき優勝ゆうしょうを決きめ、創設そうせつ11年ねん目めで初はつの半期はんき優勝ゆうしょうを達成たっせいした。前期ぜんき優勝ゆうしょうの富山とやまと対戦たいせんした地区ちくチャンピオンシップを2勝しょう0敗はいで制せいし、地区ちく年間ねんかん優勝ゆうしょうも初はじめて達成たっせいした。群馬ぐんまとのリーグチャンピオンシップは最終さいしゅう戦せんまで持もち込こまれたが、3勝しょう2敗はいで制せいし、11年ねん目めで初はつのリーグ優勝ゆうしょうを達成たっせいした。初はつ出場しゅつじょうとなったグランドチャンピオンシップは、徳島とくしまインディゴソックスと対戦たいせん成績せいせきタイまで持もち込こんだが、第だい5戦せん（6回かい表ひょうコールドゲーム）に敗やぶれ、独立どくりつリーグ日本一にっぽんいちはならなかった。

2018年ねん前期ぜんきは福井ふくいとの首位しゅい争あらそいとなり、5月31日にちには優勝ゆうしょうマジック11が点灯てんとうした。マジックの消滅しょうめつと点灯てんとうを繰くり返かえしたのち、6月16日にちには残のこり3試合しあいでマジックを2まで減へらし、次つぎの福井ふくい戦せんに勝かてば優勝ゆうしょうとなった。しかし福井ふくい戦せんに敗やぶれ、最終さいしゅう的てきに同どう勝率しょうりつながら直接ちょくせつ対戦たいせん成績せいせきの優劣ゆうれつで福井ふくいが優勝ゆうしょうとなり、半期はんき連覇れんぱを逃のがした。後期こうきは9連敗れんぱい（1分ふんを含ふくむ）を記録きろくして3位いに終おわり、9月17日にちに監督かんとくの本ほん西にしが今季こんき限かぎりで退任たいにんすることが発表はっぴょうされた。11月6日にち、来らいシーズンの監督かんとくに、前ぜん東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルスコーチで松本まつもと市し出身しゅっしんの柳沢やなぎさわ裕一ひろいちの就任しゅうにんが発表はっぴょうされた。

2019年ねん前期ぜんきは序盤じょばん出遅でおくれるも、5月がつ下旬げじゅんから6月がつ上旬じょうじゅんにかけて引ひき分わけを挟はさむ6連勝れんしょうを記録きろくして上位じょういに躍進やくしんした。富山とやまと僅差きんさの争あらそいとなり、自じチームの日程にってい終了しゅうりょう時点じてんでは首位しゅいだったものの自力じりき優勝ゆうしょうは決きめられず、富山とやまの結果けっか待まちとなる。富山とやまがその後ご滋賀しがに敗やぶれたことで、初はつの前期ぜんき優勝ゆうしょうが決きまった。半期はんき優勝ゆうしょうは2017年ねん後期こうき以来いらい5期きぶりとなる。後期こうきは7月がつから8月がつにかけて9連勝れんしょう、8月がつ中旬ちゅうじゅんにも6連勝れんしょうを記録きろくした。8月18日にちには優勝ゆうしょうマジックが点灯てんとうし、8月がつ31日にちの対たい石川いしかわ戦せんに勝利しょうりして2年ねんぶりの後期こうき優勝ゆうしょうと初はつの前ぜん後期こうき連覇れんぱを達成たっせいした。年間ねんかん勝率しょうりつ2位いの石川いしかわと対戦たいせんした地区ちくチャンピオンシップは初戦しょせんを9対たい1で大勝たいしょうし、2年ねんぶり2度目どめの西にし地区ちく優勝ゆうしょうとなった。2年ねんぶりの出場しゅつじょうとなったリーグチャンピオンシップは栃木とちぎゴールデンブレーブスとの対戦たいせんとなった。しかし、ホームゲームも含ふくめて1勝しょうもできず、0勝しょう1分ふん3敗はいで2年ねんぶりのリーグ優勝ゆうしょうはならなかった。

2020年ねんは開幕かいまくから引ひき分わけを挟はさんで球団きゅうだん新しん記録きろくとなる5連勝れんしょうを記録きろく、その後ごも8月がつに球団きゅうだん新しん記録きろくの12連勝れんしょう（引ひき分わけ含ふくむ）を記録きろくするなど優位ゆういにリーグ戦せんを進すすめ、9月19日にちには中ちゅう地区ちくグループCからの地区ちくチャンピオンシップ出場しゅつじょうを決きめた。このシーズンは他たの大半たいはんの球団きゅうだん同様どうよう無む観客かんきゃくで開幕かいまくし、7月がつ10日とおかから有ゆう観客かんきゃく試合しあいに移行いこうした。福島ふくしまとの対戦たいせんとなった地区ちくチャンピオンシップには12-6で大勝たいしょうし、中ちゅう地区ちく優勝ゆうしょうを達成たっせいした。リーグチャンピオンシップ準決勝じゅんけっしょうの対たい福井ふくい戦せんでは4点てんビハインドから同点どうてんに追おいついて延長えんちょう戦せんに突入とつにゅう、延長えんちょう10回かい裏うらに6-5でサヨナラ勝がちを収おさめて決勝けっしょうに進出しんしゅつした。神奈川かながわと対戦たいせんした決勝けっしょうは0-1で惜敗せきはいし、3年ねんぶりのリーグ優勝ゆうしょうはならなかった。

2021年ねんは、6月がつから7月がつにかけ9連勝れんしょう（1分ふん含ふくむ）を記録きろくして首位しゅいの群馬ぐんまとの差さを詰つめ、7月がつ31日にちには首位しゅいに立たった。8月23日にちに再ふたたび首位しゅいを群馬ぐんまに譲ゆずったものの、終盤しゅうばんまで僅差きんさでの争あらそいが続つづいた。9月12日にちにプレーオフ進出しんしゅつ（ワイルドカード出場しゅつじょうを含ふくむ）が決きまったが、最終さいしゅう戦せんとなる福島ふくしま戦せんに敗やぶれて優勝ゆうしょうを逃のがし、ワイルドカードでの出場しゅつじょうとなった。プレーオフシリーズ準決勝じゅんけっしょうは群馬ぐんまと対戦たいせんし、1勝しょう1敗はいのタイで迎むかえた第だい3戦せんにサヨナラ負まけを喫きっして決勝けっしょう進出しんしゅつはならなかった。シーズン終了しゅうりょう後ごの12月16日にち、前まえオリックス・バファローズコーチの高こう口くち隆行たかゆきが野手やしゅ総合そうごうコーチに就任しゅうにんすることを発表はっぴょうした。

2022年ねん1月がつ14日にち、前ぜんオリックス・バファローズの荒あら西にし祐ゆう大だいがコーチ兼任けんにんで入団にゅうだんすることを発表はっぴょう。3月11日にちから春季しゅんきキャンプを開始かいししたが、その直後ちょくごの3月がつ18日にち以降いこう選手せんしゅが相次あいついで新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんし、チーム全体ぜんたい練習れんしゅうを一時いちじ中止ちゅうしすることとなった。8月29日にち、2年ねんぶりとなる地区ちく優勝ゆうしょうを達成たっせい。地区ちく優勝ゆうしょう決定けってい後ごの8月がつ31日にち、チームに新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの陽性ようせい判定はんてい者しゃが5人にん出でたことにより、9月2日にちの対たい福島ふくしま戦せんが中止ちゅうし（延期えんき）となった。公式こうしき戦せん2位いの新潟にいがたと対戦たいせんした地区ちくチャンピオンシップは初戦しょせんに勝利しょうりし（地区ちく優勝ゆうしょうチームは1勝しょうのアドバンテージがある）、リーグチャンピオンシップへの出場しゅつじょう権けんを得えた。茨城いばらきアストロプラネッツと対戦たいせんしたリーグチャンピオンシップは3勝しょう0敗はいのストレートで、5年ねんぶりのリーグ年間ねんかん優勝ゆうしょうを達成たっせいした。2017年ねん以来いらい2度目どめの出場しゅつじょうとなったグランドチャンピオンシップ（今回こんかいより4チームのトーナメント制せい）は、初戦しょせんの高知こうちファイティングドッグスに勝かって決勝けっしょうに進出しんしゅつしたものの、決勝けっしょうでは火ひの国くにサラマンダーズに完封かんぷう負まけを喫きっして、初はつ優勝ゆうしょうはならなかった。シーズン終了しゅうりょう後ごの10月がつ12日にちに野手やしゅ総合そうごうコーチの高こう口くちの退任たいにんを発表はっぴょう。一方いっぽう監督かんとくの柳沢やなぎさわと他たの2人ふたりのコーチについては留任りゅうにんが10月14日にちに発表はっぴょうされた。

2023年ねんは、高たかい攻撃こうげき力りょくで、後述こうじゅつの地区ちく優勝ゆうしょうの時点じてんまで連敗れんぱいは1回かいのみという戦たたかいぶりを見みせた。8月13日にちの対たい新潟にいがた戦せんに勝利しょうりして2年ねん連続れんぞくとなる北きた地区ちく優勝ゆうしょうを達成たっせいした。2位い新潟にいがたとの地区ちくチャンピオンシップは初戦しょせんに勝利しょうりして、2年ねん連続れんぞくでリーグチャンピオンシップに進すすんだ。埼玉さいたまと対戦たいせんしたリーグチャンピオンシップは1勝しょう3敗はい1分ぶんの成績せいせきで敗退はいたいし、連覇れんぱはならなかった。シーズン終了しゅうりょう後ごにコーチの伊藤いとう秀範ひでのりと荒あら西にしの退任たいにん（荒あら西にしは選手せんしゅとしては自由じゆう契約けいやく）が発表はっぴょうされた。11月17日にちに鈴木すずき駿しゅん輔が台湾たいわん・楽天らくてんモンキーズに移籍いせきすることを発表はっぴょうし、海外かいがいプロチームへの選手せんしゅ移籍いせきは信濃しなのでは初はつの事例じれいとなった。

初年度しょねんど以来いらいの1地区ちく制せいとなった2024年ねんは、7月がつ中旬ちゅうじゅんには首位しゅい独走どくそうをうかがわせる状況じょうきょうだったが、月末げつまつには群馬ぐんまに並ならばれ、8月がつには神奈川かながわも加くわわった3チームでの首位しゅい争あらそいとなる。神奈川かながわは8月がつに11連勝れんしょうを記録きろくして優勝ゆうしょうし、2年ねんぶりの優勝ゆうしょうを逃のがす2位いで終おわった。リーグプレーオフ（グランドチャンピオンシップ出場しゅつじょうチームの選抜せんばつ戦せん）に出場しゅつじょうし、3位いの群馬ぐんまと対戦たいせんしたファーストラウンド（2戦せん先勝せんしょう制せい）Bブロックを2勝しょう1敗はいで勝かち抜ぬけてファイナルラウンドに進出しんしゅつした。リーグ優勝ゆうしょうした神奈川かながわと対戦たいせんしたリーグプレーオフファイナルラウンドを2勝しょう0敗はいで制せいし、2年ねんぶりのグランドチャンピオンシップ出場しゅつじょうとなった。

2年ねんぶりの出場しゅつじょうとなったグランドチャンピオンシップは、準決勝じゅんけっしょうから参加さんかして、愛媛えひめマンダリンパイレーツ（四国しこくアイランドリーグplus）を破やぶって決勝けっしょうに進出しんしゅつし、決勝けっしょうでも同おなじリーグから開催かいさい県けん枠わくで出場しゅつじょうした栃木とちぎを下くだして初はつ優勝ゆうしょうを達成たっせいした。

成績せいせき

シーズン

年度ねんど	期き	監督かんとく	順位じゅんい	試合しあい	勝利しょうり	敗戦はいせん	引分ひきわけ	勝率しょうりつ	ゲーム差さ	打率だりつ	防御ぼうぎょ率りつ	本塁打ほんるいだ
2007	全ちょん	木田きだ勇いさむ	3	72	31	35	6	.470	10.5	--	--	--
2008	前まえ		3	36	15	17	4	.469	4.0	--	--	-
	後のち		3	36	11	17	8	.393	7.5
2009	前まえ	今こん久留ひさどめ主ぬし成幸しげゆき	3	36	14	19	3	.424	5.5	--	--	--
	後のち		3	36	13	21	2	.382	8.5
2010	前まえ	佐野さの嘉幸よしゆき	2	36	14	21	1	.400	12.0	--	--	--
	後のち		3	36	13	20	3	.394	5.5
2011	前まえ		2	36	15	13	8	.536	5.0	--	--	--
	後のち		2	36	18	12	6	.600	1.5
2012	前まえ		2	36	16	18	2	.471	5.0	--	--	--
	後のち		2	36	19	17	0	.528	10.0
2013	前まえ	岡本おかもと哲司てつし	3	36	13	22	1	.371	13.0	--	--	--
	後のち		2	36	18	18	0	.500	9.5
2014	前まえ	大塚おおつか晶あきら文ぶん	3	36	12	18	6	.400	8.5	--	--	--
	後のち		2	36	17	15	4	.531	5.5
2015	前まえ	岡本おかもと克かつ道どう 髙橋信二しんじ（代行だいこう）	2	37	18	16	3	.529	2.5	.276(2位い)	4.06(5位い)	32(3位い)
	後のち		4	35	11	20	4	.355	7.5
2016	前まえ	本ほん西にし厚あつ博はく	3	36	16	17	3	.485	4.5	.280(1位い)	3.64(4位い)	34(4位い)
	後のち		2	36	15	18	3	.455	5.0
2017	前まえ		2	35	21	14	0	.600	1.0	.287(2位い)	3.67(2位い)	44(5位い)
	後のち		1	36	26	10	0	.722	※3.0
2018	前まえ		2	34	20	10	4	.667	0.5	.292(5位い)	4.75(5位い)	54(4位い)
	後のち		3	34	15	17	2	.469	7.0
2019	前まえ	柳沢やなぎさわ裕一ひろいち	1	36	21	13	2	.618	※0.5	.289（3位い）	3.11（1位い）	44（4位い）
	後のち		1	34	24	10	0	.706	※3.5
2020	全ちょん		1	60	37	13	10	.740	※17.0	.288(4位い)	3.59(3位い)	37(3位い)
2021	全ちょん		2	64	36	20	8	.643	2.0	.305(1位い)	3.98(5位い)	50(1位い)
2022	全ちょん		1	63	37	21	5	.625	※7.5	.280(2位い)	2.67(1位い)	20(8位い)
2023	全ちょん		1	63	48	15	0	.762	※9.5	.298(1位い)	3.29(1位い)	47(1位い)
2024	全ちょん		2	54	33	19	2	.635	0.5	.298(1位い)	3.72(1位い)	49(1位い)

• 2008年ねん以降いこうの順位じゅんいは地区ちく（2014年ねんまでは上信越じょうしんえつ地区ちく、2015年ねん - 2019年ねんは西にし地区ちく、2021年ねんは中ちゅう地区ちく。2020年ねんは中ちゅう地区ちくグループC）での順位じゅんい、打率だりつ・防御ぼうぎょ率りつ・本塁打ほんるいだはリーグ総合そうごうでの順位じゅんい。
• 優勝ゆうしょうした期きのゲーム差さは※をつけて2位いとのゲーム差さを掲載けいさい。
• 金地きんじはリーグ優勝ゆうしょう、銀地ぎんじは地区ちく優勝ゆうしょう。
• 2021年ねんは、日程にっていの打うち切きり等とうにより予定よていされた6試合しあいを未み消化しょうかでシーズンを終了しゅうりょうした。このほか、1試合しあいが開催かいさいできずに引分ひきわけ扱あつかいとなっている。
• 2022年ねんは、中止ちゅうしとなったNPBファームとの交流こうりゅう戦せん2試合しあいにつき振替ふりかえを実施じっしせず、未み消化しょうかとなった。

地区ちくチャンピオンシップ

※2019年ねんまでは全ぜん3戦せん（2勝しょう）制せい、2020年ねんはトーナメント、2022年ねん以降いこうは全ぜん2戦せん（2勝しょう）制せい

• 2012年ねん - 0勝しょう1敗はい（対戦たいせんは新潟にいがた。新潟にいがたは前ぜん後期こうき制覇せいはのため1勝しょうで優勝ゆうしょう）
• 2017年ねん - 地区ちく年間ねんかん優勝ゆうしょう（2勝しょう0敗はい、対戦たいせんは富山とやま）
• 2019年ねん - 地区ちく年間ねんかん優勝ゆうしょう（1勝しょう0敗はい、対戦たいせんは石川いしかわ。前ぜん後期こうき制覇せいはのため1勝しょうで優勝ゆうしょう）
• 2020年ねん - 地区ちく年間ねんかん優勝ゆうしょう（福島ふくしまに勝利しょうり）
• 2022年ねん - リーグチャンピオンシップ進出しんしゅつ（1勝しょう0敗はい、対戦たいせんは新潟にいがた、地区ちく優勝ゆうしょうのため1勝しょうで勝かち抜ぬけ）
• 2023年ねん - リーグチャンピオンシップ進出しんしゅつ（1勝しょう0敗はい、対戦たいせんは新潟にいがた、地区ちく優勝ゆうしょうのため1勝しょうで勝かち抜ぬけ）

リーグチャンピオンシップ

※2019年ねん以前いぜんと2022年ねん以降いこうは全ぜん5戦せん（3勝しょう）制せい、2020年ねんと2021年ねんは4チームでのトーナメント

• 2017年ねん - 優勝ゆうしょう（3勝しょう2敗はい、対戦たいせんは群馬ぐんま）
• 2019年ねん - 0勝しょう1分ふん3敗はい（対戦たいせんは栃木とちぎ）
• 2020年ねん - 決勝けっしょう敗退はいたい（対戦たいせんは神奈川かながわ）
• 2021年ねん - 準決勝じゅんけっしょう敗退はいたい（対戦たいせんは群馬ぐんま）
• 2022年ねん - 優勝ゆうしょう（3勝しょう0敗はい、対戦たいせんは茨城いばらき）
• 2023年ねん - 1勝しょう1分ふん3敗はい（対戦たいせんは埼玉さいたま）

リーグプレーオフ

※グランドチャンピオンシップ出場しゅつじょうチーム選抜せんばつ戦せん

• 2024年ねん - 優勝ゆうしょう（対戦たいせんは、ファーストラウンドは群馬ぐんま、ファイナルラウンドは神奈川かながわ）

グランドチャンピオンシップ

※2017年ねんは5戦せん（3勝しょう）制せい、2022年ねん以降いこうはトーナメント。

• 2017年ねん - 2勝しょう3敗はい（対戦たいせんは徳島とくしま）
• 2022年ねん - 2位い（高知こうちに勝利しょうり、火ひの国くにに敗戦はいせん）
• 2024年ねん - 優勝ゆうしょう（愛媛えひめ、栃木とちぎに勝利しょうり）

スタッフ・選手せんしゅ

「信濃しなのグランセローズの選手せんしゅ一覧いちらん」を参照さんしょう

マスコットキャラクター

チーム名称めいしょうのカモシカをモチーフとした「グラッツェ」である。名称めいしょうは「いつも感謝かんしゃの心しんを忘わすれない」という意図いとで、イタリア語ごの「ありがとう」から付つけられた。ユニホームの背番号せばんごうは「2.2MILLION」で、これは長野ながの県けんの人口じんこう220万まん人にんを表あらわしている。

また、スポンサー企業きぎょうの一ひとつが「守護神しゅごじん」として創作そうさくした、「カモシカとセロン星ぼしの場外じょうがいホームランボールとの合体がったい児じ」の「セロン様さま」があり、ホームゲームの際さいには「セロン様さま神社じんじゃ」が球場きゅうじょうに置おかれ、「角かくを2回かい握にぎってから2柏手かしわで、1礼れい」が正式せいしきな参拝さんぱい作法さほうとされる。球団きゅうだんが初はつ優勝ゆうしょうを果はたした翌よく2018年ねんに、老朽ろうきゅう化かした神社じんじゃの改修かいしゅう資金しきんがクラウドファンディングで募つのられ、目標もくひょう金額きんがくを達成たっせいした。

これらとは別べつに、2016年ねんのシーズンには「BPフェアリープロジェクト」と称しょうしてポジションごとに「女神めがみが遣つかわせた妖精ようせい」という設定せっていの少女しょうじょキャラクター（萌もえキャラ）が新あらたに作つくられ（デザインは藤ふじ真しん拓哉たくや）、デザインユニホームやキャラクターボイスとして声優せいゆうの起用きようもおこなわれた。この試こころみはリーグなどによる実行じっこう委員いいん会かいの提案ていあん「ボールパークフェアリーズプロジェクト」に信濃しなのが賛同さんどうしておこなわれるもので、クラウドファンディングでグッズなどの製作せいさく費ひを募つのるとしていた。デザインユニホームは5月7日にちの対たい群馬ぐんまダイヤモンドペガサス戦せんで初はじめて使用しようされた。しかし、BPフェアリーズを起用きようしたイベントはこのシーズンで終了しゅうりょうし、プロジェクトの公式こうしきウェブサイトおよび公式こうしきtwitterの更新こうしんも2017年ねん以降いこうはおこなわれていない。

応援おうえんスタイル

• 主催しゅさい試合しあいの試合しあい前まえには、「君きみが代よ」に引ひき続つづき、長野ながの県けん歌か「信濃しなのの国くに」を斉唱せいしょうする。
• 試合しあい中ちゅうの応援おうえんは、私設しせつ応援おうえん団だん「REDSEROWS」のコール・手拍子てびょうしに合あわせて行おこなわれる。

応援おうえん歌か・テーマソング

• 公式こうしき応援おうえん歌か「戦場せんじょうのカモシカ」（歌うた：三さん四よん六ろく） - 2007年ねん発表はっぴょう
• 公式こうしきイメージソング「夢ゆめを叶かなえよう」（歌うた：ココロコロン） - 2007年ねん発表はっぴょう。
• 公式こうしきイメージソング「〜GO GO セローズ 勝利しょうりの白球はっきゅうアルプスへ〜」（歌うた：清水しみずまなぶ） - 2007年ねん発表はっぴょう
• 公式こうしきイメージソング「ユメパズル」（歌うた：[ma]） - 2007年ねん発表はっぴょう
• 公式こうしき応援おうえんソング「カントリーガール」（歌うた：パラレルドリーム） - 2014年ねん発表はっぴょう
• 公式こうしき応援おうえんソング「Fight Victory」（歌うた：パラレルドリーム） - 2015年ねん発表はっぴょう

関連かんれん項目こうもく

• プロ野球やきゅう再編さいへん問題もんだい (2004年ねん)

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト
• グラッツェチャンネル -信濃しなのグランセローズ（公式こうしき）- - YouTubeチャンネル
• グラッツェ （信濃しなのグランセローズ公式こうしきファンページ） (231130750230807) - Facebook
• 信濃しなのグランセローズ【公式こうしき】（グラッツェ広報こうほう隊長たいちょう） (@shinano_gs) - X（旧きゅうTwitter）