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信濃毎日新聞 - Wikipedia

信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん

長野ながのけん地方ちほう新聞しんぶん

信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん(しなのまいにちしんぶん、えい: The Shinano Mainichi Shimbun)は、長野ながのけん本社ほんしゃ信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん株式会社かぶしきがいしゃ発行はっこうする、朝刊ちょうかん単独たんどく地方ちほう新聞しんぶんである。通称つうしょうしんごと(しんまい)。

信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん



信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん長野ながの本社ほんしゃ
信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん松本まつもと本社ほんしゃ
しんじまいメディアガーデン
種類しゅるい 日刊にっかん地方紙ちほうし
サイズ ブランケットばん

事業じぎょうしゃ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん株式会社かぶしきがいしゃ
本社ほんしゃ 長野ながのけん長野ながの大字だいじ南長野みなみながの南県みなみあがたまち657(長野ながの本社ほんしゃ
長野ながのけん松本まつもと中央ちゅうおう丁目ちょうめ20ばん2ごう松本まつもと本社ほんしゃ
代表だいひょうしゃ 小坂こさか壮太そうたろう
創刊そうかん 1881ねん明治めいじ14ねん6月7にち
前身ぜんしん 長野ながの新報しんぽう[1]
1873ねん7がつ5にち-1873ねん10月2にち
長野ながの毎週まいしゅう新聞しんぶん
1874ねん1がつ27にち-1876ねん4がつ30にち
長野ながの新聞しんぶん
1876ねん5がつ10日とおか-1879ねん12月28にち
長野ながのにちにち新聞しんぶん
1880ねん1がつ6にち-1880ねん8がつ28にち
信濃しなの日報にっぽう
1880ねん8がつ30にち-1881ねん5月25にち
信濃しなの毎日まいにち新報しんぽう
1880ねん9月1にち-1881ねん5月25にち
言語げんご 日本語にほんご
価格かかく 1 160えん
月極つきぎめ 3,900えん[2]
発行はっこうすう やく399,000[3]
ウェブサイト https://www.shinmai.co.jp/
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発行はっこう部数ぶすうは39まん1564県内けんない普及ふきゅうりつは43.9%(2023ねん10がつ時点じてん[4]

概要がいよう

編集へんしゅう

1873ねん明治めいじ10ねん7がつ5にちに『長野ながの新報しんぽう』として創刊そうかん[1]1881ねんより現在げんざい題号だいごうとなる[1]だい世界せかい大戦たいせんまえ山路やまじ愛山あいざん風見かざみあきら桐生悠々きりゅうゆうゆうなどが主筆しゅひつつとめた。

1975ねん昭和しょうわ50ねんごろまでは長野ながのなどの北信ほくしん地方ちほう偏重へんちょう影響えいきょうがあり、とく東海とうかい地方ちほう影響えいきょうつよみなみしん地方ちほうみなみ信州しんしゅう地域ちいき飯田いいだおよび下伊那しもいなぐん相当そうとう)や、ちゅうしん地方ちほう西部せいぶ木曽きそ地域ちいきでは現在げんざいでも『中日新聞ちゅうにちしんぶん』が普及ふきゅうしている傾向けいこうにある。

1991ねん平成へいせい3ねん)からはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくミズーリしゅうセントルイス・ポストディスパッチ英語えいごばんかみ提携ていけいしている。

2014ねん平成へいせい26ねん)3がつ24にち朝刊ちょうかんから、1ページ12だん従来じゅうらいは15だん)1ぎょう13変更へんこうした[5]

社名しゃめいを「信濃しなの毎日まいにち新聞しんぶん」と名乗なのってはいるが、毎日新聞社まいにちしんぶんしゃとは資本しほん協力きょうりょく関係かんけいともに一切いっさいない。その一方いっぽうで、朝日新聞社あさひしんぶんしゃとの関係かんけいつよく、2005ねん2がつから2014ねん3がつまでは中馬ちゅうま清福せいふく(2001ねんまで朝日あさひ政治せいじ次長じちょう論説ろんせつ主幹しゅかん代表だいひょう取締役とりしまりやく専務せんむなどを歴任れきにん)が主筆しゅひつつとめていた[6]

2021ねん9月19にちかみよわい50000ごう達成たっせいした[1]。また、同年どうねん12月14にちには公式こうしきウェブサイトを「信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんデジタル」としてリニューアルした[7]

2022ねん12月2にち、「五色ごしきのメビウス」取材しゅざいはん菊池きくちひろししょう受賞じゅしょうした。2023ねん9がつ12にち同月どうげつ30にちづけ夕刊ゆうかん休刊きゅうかんすることを発表はっぴょうした[8]

2024ねんあき完成かんせい目指めざして松本まつもと今井いまいしん印刷いんさつ工場こうじょう松本まつもと印刷いんさつセンター」を建設けんせつすることにしている[9]おなじく2024ねんあきから『読売新聞よみうりしんぶん』の長野ながの県内けんない配達はいたつぶん受託じゅたく印刷いんさつとうおこなうことで合意ごういしており、読売新聞よみうりしんぶんグループの報知新聞社ほうちしんぶんしゃ発行はっこうする『スポーツ報知ほうち』の印刷いんさつなども受託じゅたくする予定よていである[10]

また、2025ねんはるからは『朝日新聞あさひしんぶん』の長野ながの県内けんない配達はいたつぶん受託じゅたく印刷いんさつおこなうことで合意ごういしており、印刷いんさつ工場こうじょう新聞しんぶん販売はんばいてん輸送ゆそう距離きょりみじかくなり豪雪ごうせつ豪雨ごうう輸送ゆそう安定あんていせいたかまるとしている。[11]

社名しゃめい変遷へんせん

編集へんしゅう
  1. 長野ながの新報しんぽう[1]1873ねん明治めいじ6ねん7がつ5にち同年どうねん10月2にち隔月かくげつかん
  2. 官許かんきょ長野ながの毎週まいしゅう新聞しんぶん」(1874ねん明治めいじ7ねん1がつ27にち1876ねん明治めいじ9ねん4がつ30にち週刊しゅうかん毎週まいしゅう日曜日にちようび刊行かんこう
  3. 長野ながの新聞しんぶん」(1876ねん5がつ10日とおか1879ねん明治めいじ12ねん12月28にち隔日かくじつかん毎週まいしゅうがつすい土曜日どようび刊行かんこう
  4. 長野ながのにちにち新聞しんぶん」(1880ねん明治めいじ13ねん1がつ6にち同年どうねん8がつ28にち日刊にっかん ※日曜にちよう祭日さいじつのぞく)
  5. 信濃しなの日報にっぽう」・「信濃しなの毎日まいにち新報しんぽう」(1880ねん8がつ30にち1881ねん5月25にち日刊にっかん日曜にちよう祭日さいじつのぞく、信濃しなの毎日まいにち新報しんぽう1880ねん9月1にち創刊そうかん
  6. 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん[1]1881ねん明治めいじ14ねん6月7にち1945ねん昭和しょうわ20ねん4がつ20日はつか・1945ねん10月15にち1946ねん昭和しょうわ21ねん6月15にち日刊にっかん
    • 信濃しなの毎日まいにち新報しんぽう」を吸収きゅうしゅう合併がっぺいして改称かいしょう
  7. 信濃しなの毎日まいにち共同新聞きょうどうしんぶん」(1945ねん4がつ21にち同年どうねん10月14にち[12]日刊にっかん
    • 終戦しゅうせん前後ぜんこう政府せいふ命令めいれい在京ざいきょうさん朝日新聞あさひしんぶん毎日新聞まいにちしんぶん読売新聞よみうりしんぶん当時とうじ読売よみうり報知ほうち))と中日新聞ちゅうにちしんぶん当時とうじ中部ちゅうぶ日本にっぽん新聞しんぶん)の長野ながのばんぶん信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん肩代かたがわりさせ題号だいごうしたよん題号だいごうを併載し共同きょうどう新聞しんぶんとした。
  8. 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん」・「夕刊ゆうかん信州しんしゅう」(1946ねん6月16にち1949ねん昭和しょうわ24ねん12月26にち日刊にっかん
    • 関連かんれん会社かいしゃの「夕刊ゆうかん信州しんしゅうしゃ」を設立せつりつ夕刊ゆうかん復活ふっかつ
  9. 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん」・「夕刊ゆうかんしんごと」(1949ねん12月27にち1952ねん8がつ31にち日刊にっかん
    • 夕刊ゆうかん信州しんしゅうしゃ」を吸収きゅうしゅう合併がっぺいしたが独立どくりつ夕刊ゆうかん継続けいぞく最初さいしょは「夕刊ゆうかん信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん」。
  10. 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん」(1952ねん昭和しょうわ27ねん9月1にち〜、日刊にっかん

信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん株式会社かぶしきがいしゃ

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信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん株式会社かぶしきがいしゃ
The Shinano Mainichi Shimbun
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう しんごと
本社ほんしゃ所在地しょざいち   日本にっぽん
380-8546
長野ながのけん長野ながの南県みなみあがたまち657
設立せつりつ 1890ねん
業種ぎょうしゅ 情報じょうほう通信つうしんぎょう
事業じぎょう内容ないよう 新聞しんぶんぎょう
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう 小坂こさか壮太そうたろう
資本しほんきん 2おくえん
従業じゅうぎょう員数いんずう 432にん(2022ねん4がつ時点じてん
外部がいぶリンク https://www.shinmai.co.jp/corporate/
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登記とうきじょう商号しょうごう新聞しんぶんめいおなじ「信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん」であるが、通称つうしょうとして末尾まつびに「しゃ」をけ「信濃しなの毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ」と呼称こしょうする場合ばあいもある[注釈ちゅうしゃく 1]

現在げんざい事業じぎょうしょ

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2022ねん時点じてん現在げんざい所在地しょざいちしんじまい読者どくしゃサイトなーのちゃんクラブ しんごとへの窓口まどぐち総合そうごう案内あんない参照さんしょう

過去かこ事業じぎょうしょ

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新潟にいがたけん上越じょうえつ地域ちいきでは1951ねん〜1970ねんまで信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん上越じょうえつばん発行はっこうされていた。

印刷いんさつ工場こうじょう

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塩尻しおじり工場こうじょうでは日本経済新聞にほんけいざいしんぶん委託いたく印刷いんさつおこなっている(配送はいそう対象たいしょう地域ちいき長野ながのけん山梨やまなしけん)。

歴代れきだい社長しゃちょう

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テレビらん

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以下いか記述きじゅつ朝刊ちょうかん掲載けいさいぶんについてであり、長野ながの県内けんないぜん共通きょうつうひょうの「なし」はチャンネル番号ばんごう記載きさいがないことをあらわす。

2023ねん12月1にち現在げんざい

メインテレビめん最終さいしゅうめん だい2テレビめんちゅうめん
1 NHKテレビ長野ながのきょく
2 NHK Eテレ長野ながのきょく
4 TSBテレビ信州てれびしんしゅう
5 abn長野朝日放送ながのあさひほうそう
6 SBC信越放送しんえつほうそう
8 NBS長野放送ながのほうそう
BS1 NHK BS
BS4K 1 NHKBSP4K
BS4 BSにっテレ
BS5 BS朝日あさひ
BS6 BS-TBS
BS7 BSテレひがし
BS8 BSフジ
BS11 BS11イレブン
なし テレひがし
BS12 BS12 トゥエルビ
BS231 放送大学ほうそうだいがくテレビ
BS260 BS松竹しょうちく東急とうきゅう
CS 時代じだいげき専門せんもん
  • 基本きほんてき県内けんない地上波ちじょうはきょく6きょくはフルサイズで掲載けいさい。2011ねん3がつ31にちづけ発行はっこうぶんまではSBC→NBS→TSB→abn→NHK総合そうごうどう教育きょういくならびだった。
  • テレビ東京てれびとうきょう中京ちゅうきょう広域こういきけん5きょくはハーフサイズ。衛星えいせい放送ほうそうについてもすべてのきょくがハーフサイズ。東京とうきょうキーきょく中京ちゅうきょう広域こういきけんきょく県内けんないケーブルテレビ区域くいきがいさい放送ほうそう視聴しちょう可能かのう一部いちぶ地域ちいきではアンテナ受信じゅしんでも視聴しちょう可能かのう
  • ただし、だい2テレビめん日本にほんテレビテレビ朝日てれびあさひTBSテレビフジテレビ掲載けいさいは2014ねん7がつ24にちづけ発行はっこうぶん終了しゅうりょうとなり、いたスペースに放送大学ほうそうだいがく(当時とうじ)、アニマックス日本にっぽん映画えいが専門せんもんGAORA時代じだいげき専門せんもん掲載けいさいされるようになった。
  • その衛星えいせい放送ほうそうきょく開閉かいへいきょくがあり、TweltvとWOWOWプライムの掲載けいさいめんわり、さら以下いかのように掲載けいさいきょくわった。
  • 以前いぜん山梨放送やまなしほうそう番組ばんぐみひょうもハーフサイズで掲載けいさいされていた(テレビ山梨てれびやまなし掲載けいさいされたことい)。
  • 県内けんないのケーブルテレビ局てれびきょく自主じしゅ制作せいさくチャンネルの番組ばんぐみひょう地域ちいきめんにそれぞれ掲載けいさい
  • 2023ねん5がつ16にちだい2テレビ局てれびきょく再編さいへん中京ちゅうきょう広域こういききょくなどの掲載けいさい終了しゅうりょう
  • 2023ねん7がつ11にちにメインテレビめん再編さいへん。NHK BS1とBSプレミアム以外いがいのBSおよびテレビ東京てれびとうきょうだい2テレビめん移動いどうした(それまでだい2テレビめん掲載けいさいされていた掲載けいさいきょくのうち、BSイレブンと放送大学ほうそうだいがくテレビ以外いがい掲載けいさい終了しゅうりょう)が、不評ふひょうだったため、8がつ3にちからBSの番組ばんぐみひょうがメインテレビめんもどり(番組ばんぐみ紹介しょうかい削除さくじょ)、だい2テレビめんテレビ東京てれびとうきょう一部いちぶ無料むりょうBS・CSきょく番組ばんぐみ紹介しょうかい掲載けいさい
  • 2023ねん12月1にちNHK BS1NHK BSプレミアムがNHK BSに再編さいへんされたことともない、BSプレミアムの位置いちにBSプレミアム4Kが掲載けいさいされるようになった。

ラジオらん

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以下いか記述きじゅつ朝刊ちょうかん掲載けいさいぶんについてであり、長野ながの県内けんないぜん共通きょうつう

ラジオめんちゅうめん
AM SBCラジオ
AM NHKだい1長野ながのきょく
AM NHKだい2長野ながのきょく
FM NHK-FM長野ながのきょく
FM FM長野ながの

地域ちいきめん

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信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんでは、地域ちいきめんを4つにけている[14]おも地域ちいきけは以下いかのとおり。

長野ながの本社ほんしゃ管轄かんかつ
松本まつもと本社ほんしゃ管轄かんかつ

地元じもと放送ほうそうきょくとの関係かんけい

編集へんしゅう

信越放送しんえつほうそう(SBC、テレビはTBS系列けいれつ、ラジオはJRNNRN系列けいれつ)の設立せつりつ参画さんかく同局どうきょく筆頭ひっとう株主かぶぬしであり、ニュース番組ばんぐみしんじまいニュースのタイトルや「協力きょうりょく 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん」のクレジットをれて放送ほうそうしている。

一方いっぽう長野ながの県内けんないでの競合きょうごうきょくである、長野放送ながのほうそう(NBS、フジテレビ系列けいれつ)、テレビ信州てれびしんしゅう(TSB、日本にほんテレビ系列けいれつ)、長野朝日放送ながのあさひほうそう(abn、テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ)、長野エフエム放送ながのえふえむほうそう(FM長野ながのJFN系列けいれつ)にも資本しほん参加さんかしている。

  • 松本まつもとサリン事件じけんではだいいち通報つうほうしゃ犯人はんにんせつによる虚偽きょぎ内容ないよう報道ほうどう人権じんけん侵害しんがい当該とうがい事件じけんだいいち通報つうほうしゃ被害ひがいしゃでもある河野こうの義行よしゆきうったえられた。信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんは1995ねん6がつ2にち、「河野こうのさん、事件じけん無関係むかんけい」という見出みだしの記事きじ掲載けいさいしたうえで、だんかこみの「おわび」を掲載けいさいした[15]。おわび記事きじ掲載けいさいけ、同年どうねん6がつ9にち地裁ちさい松本まつもと支部しぶにおけるかい口頭こうとう弁論べんろん和解わかいし、原告げんこくがわ一切いっさい請求せいきゅうげた。なお、信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんは『河野こうのさんへの疑惑ぎわく報道ほうどう真実しんじつはんするものであったことを素直すなおみとめ、ふか陳謝ちんしゃあらわします。しかし、法的ほうてき責任せきにん有無うむべつ問題もんだいであります。疑惑ぎわく報道ほうどうそのものは、捜査そうさじょうきょう客観きゃっかんてきほうじたものであり、法令ほうれい違反いはん相当そうとうする故意こい過失かしつはなかったと判断はんだんしています。報道ほうどう内容ないようは「報道ほうどう自由じゆう」のわくないにあったと確信かくしんしています』といった内容ないよう意見いけん陳述ちんじゅつ準備じゅんびしていた[16]
  • 1995ねん10がつ15にち特集とくしゅう松本まつもとサリン報道ほうどう検証けんしょう」の『検証けんしょう5河野こうのさんに社名しゃめいで「おわび」』において、おわび記事きじ掲載けいさいけて原告げんこくがわから「しんごと措置そち評価ひょうかし、うったえをげたいという意向いこうつたえられた」と報道ほうどうした[16]。しかし後日ごじつ、「しんごと措置そち評価ひょうかし、和解わかい交渉こうしょうをつくる用意よういがあるとの意向いこうつたえられた」に訂正ていせいされた。
  • 2015ねん掲載けいさいした連載れんさい記事きじ現代げんだいにつむぐ神話しんわ」において、執筆しっぴつしゃである赤坂あかさか真理まり伊藤いとう博文ひろぶみについて「植民しょくみんころされた」と記載きさいし、そのことが評価ひょうかむずかしくしているとした[17][18]。しかし伊藤いとう博文ひろぶみ暗殺あんさつされたのは当時とうじロシア利権りけんっていたあずまきよし鉄道てつどうえきであるハルビンえきであり事実じじつ誤認ごにんであった。後日ごじつ、「朝鮮半島ちょうせんはんとう独立どくりつ運動うんどう暗殺あんさつされたという最期さいごが、評価ひょうかをむずかしくしている」に訂正ていせいされた。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 出版しゅっぱんのプロフィールられるように、出版しゅっぱん部門ぶもんは「信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃメディアきょく出版しゅっぱん」を自称じしょうしており書籍しょせき奥付おくづけでも「信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃ」を使用しようしている場合ばあいがある。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f g 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん5まんごうへ 70ねんまえ収蔵しゅうぞうひん公開こうかい長野ながの”. 時事じじドットコム (2021ねん9がつ10日とおか). 2021ねん9がつ10日とおか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん1がつ30にち閲覧えつらん
  2. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん 9がつまつ夕刊ゆうかん休刊きゅうかん 朝刊ちょうかんつきぎめ購読こうどくりょうは3900えん”. 文化ぶんか通信つうしん (2023ねん9がつ12にち). 2023ねん10がつ1にち閲覧えつらん
  3. ^ [1]
  4. ^ 販売はんばい部数ぶすう普及ふきゅうりつ | 販売はんばい部数ぶすう・エリア | メディアガイド 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃマーケティングきょく”. ad.shinmai.co.jp. 2024ねん7がつ17にち閲覧えつらん
  5. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん文字もじおおきくなります
  6. ^ 中馬ちゅうま清福せいふくさん死去しきょ ぜん信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん社主しゃしゅひつ朝日新聞あさひしんぶんデジタル(2014ねん11月4にち1653ふん[リンク]
  7. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃ、「信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんデジタル」を創刊そうかん』(プレスリリース)信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃ、2021ねん12月14にちhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000092002.html2022ねん1がつ30にち閲覧えつらん 
  8. ^ 信濃しなの毎日まいにち、9がつまつ夕刊ゆうかん休刊きゅうかん 朝刊ちょうかん値上ねあげ3900えん”. 共同通信きょうどうつうしん (2023ねん9がつ12にち). 2023ねん9がつ12にち閲覧えつらん
  9. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃ松本まつもと今井いまいしん印刷いんさつ工場こうじょう建設けんせつへ 2024ねんあきごろ完成かんせい予定よてい信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん(2022ねん10がつ26にち)2024ねん2がつ17にち閲覧えつらん
  10. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃ読売新聞よみうりしんぶん長野ながの県内けんない配達はいたつぶん印刷いんさつへ 24ねんあきから受託じゅたく信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん(2022ねん10がつ26にち)2024ねん2がつ17にち閲覧えつらん
  11. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶんしゃ朝日新聞あさひしんぶん長野ながの県内けんない配達はいたつぶん受託じゅたく印刷いんさつ 2025ねんはる開始かいし予定よてい基本きほん合意ごうい信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん(2024ねん2がつ2にち)2024ねん4がつ5にち閲覧えつらん
  12. ^ 日本にっぽんメディア年表ねんぴょう』(2018ねん1がつ1にち吉川弘文館よしかわこうぶんかん発行はっこう土屋つちや礼子あやこちょ)158ぺーじ
  13. ^ しんごと松本まつもと本社ほんしゃしんじまいメディアガーデン」 11てん出店しゅってん、コミュニティーゾーンも”. 松本まつもと経済けいざい新聞しんぶん (2018ねん4がつ27にち). 2022ねん1がつ30にち閲覧えつらん
  14. ^ しんじまい就職しゅうしょく情報じょうほう信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん - 内藤ないとういちみずしゃ
  15. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん.1995ねん6がつ2にち
  16. ^ a b 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん.1995ねん10がつ15にち
  17. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん.2015ねん1がつ31にち
  18. ^ 信濃毎日新聞しなのまいにちしんぶん.2015ねん2がつ28にち

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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