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弦楽合奏 - Wikipedia

弦楽げんがく合奏がっそう(げんがくがっそう)は、ヴァイオリンぞく弦楽器げんがっきによる合奏がっそう形式けいしき使用しようされる楽器がっきは、ヴァイオリンヴィオラチェロおよびコントラバスの4種類しゅるい

編成へんせい規模きぼ

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演奏えんそう人数にんずう合計ごうけいで12にんから21にん程度ていどであり、たとえば、だい1ヴァイオリン6にんだい2ヴァイオリン5にん、ヴィオラ4にん、チェロ4にん、コントラバス2にんけい21にんなどである。さらに、だい規模きぼなオーケストラにおけるつるセクションとどう程度ていど規模きぼ場合ばあいもあり、その場合ばあいはそれぞれ16・14・12・10・8にんけい60にんなどという編成へんせいもある。弦楽げんがく合奏がっそうきょく指揮しきしゃなしで演奏えんそうすることもある。

弦楽げんがく合奏がっそうは、クラシック音楽おんがくによくられる編成へんせいである。

19世紀せいきには、弦楽げんがくセレナード作曲さっきょくしている作曲さっきょくに、チャイコフスキードヴォルザークエルガーがいる。そのほか、メンデルスゾーン弦楽げんがく合奏がっそうのための交響曲こうきょうきょく作曲さっきょくしている。

20世紀せいきには重要じゅうよう作品さくひんおおく、バルトークの『ディヴェルティメント』、ストラヴィンスキーの『ミューズをひきいるアポロ』、ブリテンの『シンプル・シンフォニー』などがられる。ティペットは『2つの弦楽げんがく合奏がっそうのための協奏曲きょうそうきょく』を作曲さっきょくしている。

管弦楽かんげんがく一部いちぶとしての弦楽げんがく合奏がっそう

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リムスキー=コルサコフ自著じちょ管弦楽かんげんがくほう原理げんり』のなかで、オーケストラのなかで弦楽器げんがっきがもっとも基本きほんてきで、かつ「つかれしない」音色ねいろである、といったことをべている。

また、管弦楽かんげんがくだん編成へんせいとしての弦楽器げんがっきパート一式いっしき一般いっぱんだい1およびだい2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの5パートからなる)をしてつる呼称こしょうされる。管楽器かんがっき打楽器だがっきパートなどは、それぞれの楽器がっきめいかずしめされるれいおおいことにたいし、「つる」で一括いっかつされていることが特徴とくちょうてきである。

有名ゆうめい作曲さっきょく作品さくひん

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弦楽げんがくのための作品さくひん

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弦楽げんがく合奏がっそうきょくへの編曲へんきょく

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弦楽器げんがっきのみの重奏じゅうそうからの編曲へんきょく

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弦楽げんがくよん重奏じゅうそうのための作品さくひん弦楽げんがく合奏がっそうのために編曲へんきょくされて演奏えんそうされることもある。以下いか自作じさく編曲へんきょくしたれいである。

弦楽げんがく重奏じゅうそう以上いじょうでは以下いかれいがある。

作曲さっきょくによって編曲へんきょくされたれいとしては以下いかげられる。

以下いかとく編曲へんきょくしゃしるされないことがおおい。

古典こてん作品さくひんなかには弦楽げんがくよん重奏じゅうそう弦楽げんがく合奏がっそうのどちらのためにかれたのか明確めいかくでないものもある。きん現代げんだいにも、作曲さっきょくしゃがどちらでも演奏えんそう可能かのうとした作品さくひんがある。

合唱がっしょうきょくからの編曲へんきょく

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れいおおくないが、伴奏ばんそう合唱がっしょうきょくから弦楽げんがく合奏がっそうきょく編曲へんきょくされたれいもある。

  • シベリウス組曲くみきょくこいするひと』(楽曲がっきょく構成こうせいふくめて大幅おおはば改作かいさくされている)
  • ディーリアス:『2つの水彩すいさい』(合唱がっしょうきょくみずうえなつよるうたうこと』のフェンビーによる編曲へんきょく

また、ヴィラ=ロボスの『ブラジルふうバッハだい9ばん』に伴奏ばんそう合唱がっしょうばんがある。

管弦楽かんげんがく作品さくひん一部いちぶ

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管弦楽かんげんがく大曲おおまがり一部いちぶ弦楽げんがく合奏がっそうのみによる楽章がくしょうなどがもうけられることもある。

関連かんれん項目こうもく

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