林はやし威たけし助すけ

獲得かくとくメダル
男子だんし野球やきゅう
チャイニーズタイペイ
アジア競技きょうぎ大会たいかい

林はやし威たけし助すけ
各種かくしゅ表記ひょうき
繁体字はんたいじ：	林はやし威たけし助すけ
拼音：	Lín Wēizhù
注ちゅう音符おんぷ号ごう：	ㄌㄧㄣˊㄨㄟㄓㄨˋ
発音はつおん転記てんき：	リン・ウェイジュ
英語えいご名めい：	Lin Wei-Chu
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林はやし威たけし助すけ
*Lin Wei-Chu*
	林はやし威たけし助監督じょかんとく
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	中華民国ちゅうかみんこく（台湾たいわん）
出身しゅっしん地ち	台たい中ちゅう市し
生年月日せいねんがっぴ	1979年ねん1月がつ22日にち（45歳さい）
身長しんちょう; 体重たいじゅう	179 cm; 82 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	左ひだり投とう左ひだり打だ
ポジション	外野がいや手しゅ、一塁いちるい手しゅ
プロ入いり	2002年ねんドラフト7位い
初はつ出場しゅつじょう	NPB / 2004年ねん10月がつ10日とおか; CPBL / 2014年ねん3月がつ23日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	NPB / 2013年ねん8月がつ4日にち; CPBL / 2017年ねん6月がつ29日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
	選手せんしゅ歴れき
	柳川やながわ高等こうとう学校がっこう; 近畿大学きんきだいがく; 阪神はんしんタイガース (2003 - 2013); 中ちゅう信しん兄弟きょうだい (2014 - 2017);
	監督かんとく歴れき
	中ちゅう信しん兄弟きょうだい (2018 - 2023);
国際こくさい大会たいかい
代表だいひょうチーム	チャイニーズタイペイ
五輪ごりん	2004年ねん
WBC	2006年ねん、2009年ねん
	この表ひょうについて

林はやし威たけし助すけ（リン・ウェイツゥ^[1]、英文えいぶん表記ひょうき：Wei-Chu Lin^{[注ちゅう 1]}, 1979年ねん 1月がつ22日にち - ）は、台湾たいわん（中華民国ちゅうかみんこく）の台たい中ちゅう市し出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（外野がいや手しゅ）、野球やきゅう指導しどう者しゃ。左ひだり投とう左ひだり打だ。

日本にっぽんへの野球やきゅう留学りゅうがくを経へてNPB・阪神はんしんタイガースでプロ入いり。国籍こくせきは中華民国ちゅうかみんこく（台湾たいわん）だが、日本にっぽんの高校こうこう・大学だいがくに通かよっていたため規定きていにより日本人にっぽんじん登録とうろく選手せんしゅの扱あつかいとなっていた^[2]。その後ご中ちゅう信しんじ兄弟きょうだいに所属しょぞくし、2015年ねんから2017年ねんまではチームキャプテンを務つとめた^[3]。

経歴けいれき

プロ入いり前まえ

幼おさない頃ころにテレビで見みた日本にっぽん野球やきゅうに憧あこがれ、小学生しょうがくせいから野球やきゅうを始はじめた^[4]。中山なかやま國民こくみん中學ちゅうがく在学ざいがく時じから、台湾たいわんではその非凡ひぼんな野球やきゅうセンスが話題わだいとなっていた。中学ちゅうがく卒業そつぎょう後ご、日本にっぽんへの野球やきゅう留学りゅうがくの誘さそいを受うけるも、父ちちの体調たいちょうを慮おもんばかって一旦いったんは断ことわっていた。しかし翌年よくねん再ふたたび勧誘かんゆうされ、日本にっぽんの文化ぶんかに触ふれたい好奇心こうきしんもあり柳川やながわ高校こうこうへ入学にゅうがくした^[4]。同級生どうきゅうせいに田中たなか瑞季みずきがいる^[4]。

柳川やながわ高校こうこうでは、2年ねん夏なつの福岡ふくおか大会たいかいで決勝けっしょうに進出しんしゅつ。しかし小椋おぐら真しん介かいを擁ようする福岡ふくおか工大こうだい付づけ高校こうこうに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった。また、入学にゅうがくが2年ねん遅おくれだった関係かんけいから、日本にっぽん高等こうとう学校がっこう野球やきゅう連盟れんめいで定さだめられている年齢ねんれい制限せいげんを超こえることとなった3年ねん時じは公式こうしき戦せんに出場しゅつじょうできなかった。甲子園こうしえん出場しゅつじょうという目標もくひょうを失うしない台湾たいわんに帰かえることを考かんがえたが、日本にっぽんでプロ選手せんしゅになることに目標もくひょうを切きり替かえ、木製もくせいバットを使用しようするなど高校こうこう卒業そつぎょう後ごを見据みすえた練習れんしゅうに入はいった。高校こうこう通算つうさん47本塁打ほんるいだを放はなっているが、以上いじょうのような理由りゆうから高校こうこう1・2年ねんの2年間ねんかんでの記録きろくである^[4]。

近畿大学きんきだいがくへ進学しんがくし、1年ねん春はるから右翼うよく手しゅのレギュラーとしてリーグ戦せんに出場しゅつじょうし首位しゅい打者だしゃとベストナインを獲得かくとく。しかし、その後ごは不調ふちょうに陥おちいり3年ねん時じは膝ひざの故障こしょうで主おもに代打だいだでの出場しゅつじょうとなった。4年ねん時じはその故障こしょうをおして3番ばん・左翼さよく手しゅでスタメンに復帰ふっき、春季しゅんきリーグ戦後せんごのリーグ選抜せんばつに名なを連つらねたほか、秋季しゅうきリーグ戦せんでは2度目どめのベストナインに選えらばれた。リーグ通算つうさん75試合しあいに出場しゅつじょう、280打数だすう79安打あんだ、打率だりつ.282、5本塁打ほんるいだ、47打点だてん。

2002年ねんのNPBドラフト会議かいぎで阪神はんしんタイガースから7巡じゅん目め指名しめいを受うけ入いれ団だん。

阪神はんしん時代じだい

2003年ねんは故障こしょうの癒いえていない膝ひざのリハビリに専念せんねんし^[4]、一軍いちぐん・二に軍ぐん戦せんともに公式こうしき戦せん出場しゅつじょうはなかった。

2004年ねんシーズン、代打だいだでプロ初はつ出場しゅつじょう^[5]。途中とちゅうの8月がつにアテネオリンピックの野球やきゅうチャイニーズタイペイ代表だいひょうに選出せんしゅつされ、シーズンでは10月11日にちの対たい東京とうきょうヤクルトスワローズ戦せんで公式こうしき戦せん初はつスタメン・初はつ安打あんだ・初はつ打点だてんを記録きろく。

2005年ねんは主おもに代打だいだで出場しゅつじょうし、優勝ゆうしょう決定けってい後ごにはスタメンでも出場しゅつじょうし初はつ本塁打ほんるいだを記録きろく。日本にっぽんシリーズにも出場しゅつじょう。

2006年ねんはかつて掛かけ布ぬの雅之まさゆきが着つけていた背番号せばんごう31に変更へんこう。開幕かいまく前まえの3月がつに第だい1回かいワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のチャイニーズタイペイ代表だいひょうに選出せんしゅつされた。シーズンでは代打だいだとして起用きようされ、セ・パ交流こうりゅう戦せんでは指名しめい打者だしゃでのスタメン出場しゅつじょうも数すう試合しあいあった。オフの11月から12月がつにかけて開催かいさいされたドーハアジア競技きょうぎ大会たいかいの野球やきゅうチャイニーズタイペイ代表だいひょうに選出せんしゅつされた。同どう大会たいかいでは、チャイニーズタイペイ代表だいひょう史上しじょう初はつのアジア競技きょうぎ大会たいかい優勝ゆうしょうに貢献こうけんした。

2007年ねんも開幕かいまくから代打だいだでの出場しゅつじょうが主おもだったが、4月がつ下旬げじゅんに濱中はまなか治おさむが怪我けがで離脱りだつして以降いこうはレギュラーに定着ていちゃく。交流こうりゅう戦後せんごは正せい一塁いちるい手しゅのアンディ・シーツの不振ふしんに加くわえて同おなじ外野がいや手しゅの桜井さくらい広大こうだいの台頭たいとうもあり、一塁いちるい手しゅとしてのスタメン出場しゅつじょうも多おおかった。しかし、5月13日にちの対たいヤクルト戦せんでオーバーランした一塁いちるいへ帰かえり塁るいした際さいに右肩みぎかたを痛いためながら^[4]、「せっかくつかんだチャンスを逃のがしたくない」と打撃だげきコーチの正田しょうだ耕三こうぞうに訴うったえて強行きょうこう出場しゅつじょうを続つづけた悪影響あくえいきょうにより、8月がつ下旬げじゅんに登録とうろく抹消まっしょう^[6]。9月27日にちに一軍いちぐん復帰ふっきするも規定きてい打席だせきには4打席だせき不足ふそくしたが、打率だりつ.292。15本塁打ほんるいだと58打点だてんは、いずれも金本かなもと知とも憲けんに次ついでチーム2位いだった。それまで「プロの世界せかいでレギュラーとして試合しあいに出でるようになるまでは、台湾たいわんの家族かぞくを試合しあいに招待しょうたいしない」と決きめていたが、この年としになって日本にっぽんでの生活せいかつ12年ねん目めで初はじめて家族かぞくを日本にっぽんに招まねくことができた。しかし、「右肩みぎかた肩かた峰ほう下か滑すべり液えき胞炎」と診断しんだんされた右肩みぎかたの回復かいふくが思おもわしくなかったため^[7]、同年どうねんオフに台湾たいわんで開催かいさいされたアジア選手権せんしゅけん大会たいかいのチャイニーズタイペイ代表だいひょうを辞退じたい。12月に手術しゅじゅつを受うけた^[4]。

2008年ねんは前年ぜんねん受うけた手術しゅじゅつのリハビリなどの影響えいきょうから、シーズン初はつ出場しゅつじょうは5月29日にちの対たい千葉ちばロッテマリーンズ戦せんであった。7月8日にちの対たい読売よみうりジャイアンツ戦せんで左ひだり膝ひざ靭帯じんたいを痛いためて離脱りだつし^[8]、北京ぺきんオリンピックのチャイニーズタイペイ代表だいひょうを辞退じたい。8月に復帰ふっきしたが、シーズン成績せいせきは打率だりつ.249・2本塁打ほんるいだだった。

2009年ねん開幕かいまく前まえの3月がつに開催かいさいされた第だい2回かいWBCのチャイニーズタイペイ代表だいひょうに選出せんしゅつされた。シーズンでは一軍いちぐん登録とうろくされたのは5月8日にちであった。その後ごも不振ふしんが続つづいて前年ぜんねんを下回したまわる56試合しあいの出場しゅつじょうで、打率だりつ.208・3本塁打ほんるいだ・11打点だてんに終おわった。

阪神はんしん時代じだい（2009年ねん7月がつ15日にち、阪神はんしん鳴尾浜なるおはま球場きゅうじょうにて）

2010年ねんの沖縄おきなわにおける春季しゅんきキャンプでは、立浪たつなみ和義かずよしから打撃だげき指導しどうを受うけ^[9]、シーズンでは出場しゅつじょう機会きかいはさほど多おおくなかったが得点とくてん圏けん打率だりつ.412を記録きろくした。

2011年ねんは前年ぜんねんを下回したまわる63試合しあいの出場しゅつじょうに留とまり、打率だりつも1割わり台だいに低迷ていめいした。

2012年ねんはシーズンの大半たいはんを二に軍ぐんで過すごし、わずか6試合しあいの出場しゅつじょうに終おわった。

2013年ねん8月がつ4日にちにシーズン初はつの出場しゅつじょう選手せんしゅ登録とうろくされ同日どうじつの対たい巨人きょじん戦せん（東京とうきょうドーム）に6番ばん・右翼うよく手しゅでスタメンで出場しゅつじょうしたが、打撃だげきで4打数だすう無む安打あんだ（2三振さんしん）に終おわり、右翼うよくの守備しゅびでも精彩せいさいを欠かいて途中とちゅう交代こうたい。一軍いちぐん公式こうしき戦せんへの出場しゅつじょう機会きかいはこの1試合しあいのみとなり^[10]、10月1日にちに球団きゅうだんから戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけた^[11]。11月に開催かいさいされた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本にっぽん VS チャイニーズ・タイペイ」に出場しゅつじょうするチャイニーズタイペイ代表だいひょうへの招集しょうしゅうを辞退じたいして12球団きゅうだん合同ごうどうトライアウトを受験じゅけんし^[12]、フェンス直撃ちょくげきの三塁打さんるいだを含ふくむ2安打あんだ2四球しきゅう、左翼さよくの守備しゅびではフェンスに激突げきとつしながらの好捕こうほを見みせるなどしたが^[13]、獲得かくとくに手てを挙あげる球団きゅうだんは現あらわれなかった。

兄弟きょうだい - 中ちゅう信しん兄弟きょうだい時代じだい

2013年ねん11月28日にちに中華ちゅうか職業しょくぎょう棒ぼう球だま大だい聯盟れんめいの中ちゅう信しん兄弟きょうだいからドラフト3巡じゅん目めで指名しめいされ^[14]、2014年ねん2月がつ17日にちに正式せいしき契約けいやくを結むすんだ^[15]。

2014年ねん3月がつ末まつにスライディングをした際さいに左ひだり膝ひざの半月はんつき板ばんを損傷そんしょう。その後ごも試合しあいには出場しゅつじょうしたものの、26試合しあいで打率だりつ.192・本塁打ほんるいだ1・打点だてん10で、5月14日にちに左ひだり膝ひざの手術しゅじゅつを受うけた^[16]。

2015年ねん春季しゅんきキャンプ中ちゅうに、監督かんとくの謝しゃ長ちょう亨とおるからチームキャプテンに任命にんめいされた^[3]。95試合しあいに出場しゅつじょうし96安打あんだ、打率だりつ.309、本塁打ほんるいだ6、打点だてん58の成績せいせきを残のこした^[17]。

現役げんえき引退いんたい後ご

2017年ねんに引退いんたいし、学生がくせい野球やきゅう資格しかく回復かいふくのプロ側がわ研修けんしゅう会かいに参加さんかしたことが報ほうじられた。

2018年ねんに中ちゅう信しん兄弟きょうだいの二に軍ぐん監督かんとくに就任しゅうにんした^[18]^[19]。また、この年としに阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょうで始球しきゅう式しきを行おこなった。その時とき、現役げんえき時代じだいの応援おうえん歌かが流ながれ、林はやしは「自分じぶんのテーマが流ながれて嬉うれしかった」と語かたっている。

2020年ねん12月に中ちゅう信しん兄弟きょうだいの一軍いちぐん監督かんとくに就任しゅうにんし^[20]、2021年ねん前期ぜんきシーズン優勝ゆうしょうを果はたした^[21]。台湾たいわんシリーズでは統一とういつライオンズを下くだし、チームを2010年ねん以来いらいチーム名めい改称かいしょう後ご初はつの年間ねんかん王者おうじゃに導みちびいた^[22]。

2023年ねん5月がつ10日とおかに更迭こうてつされ、海外かいがい発展はってん顧問こもんに就任しゅうにんすることが発表はっぴょうされた^[23]。12月29日にちに退団たいだん。

2024年ねん4月がつ13日にちより国立こくりつ台湾たいわん体育たいいく運動うんどう大学だいがくの客員きゃくいん打撃だげきコーチに就任しゅうにん。

選手せんしゅとしての特徴とくちょう

第だい1回かいWBCでの林はやし。

速球そっきゅうに強つよく、スイングスピードが150 km/h以上いじょうであればプロでも一流いちりゅうと言いわれるところ、林はやしは大学だいがく時代じだいに168km/hを計測けいそくしていた^[24]^[25]。

前述ぜんじゅつ2008年ねんの復帰ふっき戦せん代打だいだでのブライアン・シコースキーとの対戦たいせんで、150 km/hの速球そっきゅうを警戒けいかいしつつ初球しょきゅうのチェンジアップに対応たいおうした一打いちだには、「ああやって対応たいおうできる」と監督かんとくの岡田おかだ彰布あきのぶから評価ひょうかされた^[6]。一方いっぽう、前述ぜんじゅつの立浪たつなみからは「力ちからがあっても無駄むだな動うごきをしているところがある。もっと打うてる選手せんしゅ。外そとからバットが出でやすいようだ」と評ひょうされた^[9]。

打撃だげきへの高こう評価ひょうかに対たいし、選せん球だま・守備しゅび・走塁そうるいへの評価ひょうかは芳かんばしくない。2006年ねんまでは試合しあい途中とちゅうで代打だいだ起用きようされた後のちの守備しゅびへは滅多めったに就つかず、中村なかむら豊ゆたかなど守備しゅび固がための選手せんしゅが入はいることがほとんどだった。

一塁いちるい手しゅとして出場しゅつじょうすることもあったが、ミットを持もつことになる右肩みぎかたをケガして以降いこうは一塁いちるい起用きようを見送みおくられている。なお2007年ねんの右肩みぎかたと2008年ねんの左ひだり膝ひざのケガは^{[注ちゅう 2]}、いずれも走塁そうるい時じのものである。

現代げんだいのプロ野球やきゅう選手せんしゅとしては大おおきな体からだではないが、握力あくりょくは90 kgを計測けいそくする^[26]。

人物じんぶつ

座右ざゆうの銘めいは「一いち球きゅう撃げき命いのち」。勝負しょうぶを決きめる一打いちだを放はなつという意味いみ^[4]。

高校こうこう入学にゅうがく当時とうじはほとんど日本語にほんごが分わからず、また台湾たいわんでの中学ちゅうがく時代じだいまでに比くらべはるかに厳きびしく辛つらい練習れんしゅうのため「台湾たいわんに帰かえりたい」と思おもったこともあったという。日本にっぽん晩年ばんねんは流暢りゅうちょうな日本語にほんごを話はなせるようになっていた。

日本にっぽん時代じだい、林はやしが台湾たいわん出身しゅっしんであることを知しらない日本人にっぽんじん記者きしゃから「はやし・いすけ」と呼よばれることが度々たびたびあった。

『中国ちゅうごく語ごジャーナル』2007年ねん8月がつ号ごう（アルク社しゃ）では林はやしについて特集とくしゅうが組くまれ、表紙ひょうしに載のった^[27]。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし度ど	球たま団だん	試ためし合ごう	打だ席せき	打だ数かず	得とく点てん	安やす打だ	二に塁るい打だ	三さん塁るい打だ	本ほん塁るい打だ	塁るい打だ	打だ点てん	盗ぬすめ塁るい	盗ぬすめ塁るい死し	犠打だ	犠飛ひ	四よん球たま	敬けい遠とお	死し球たま	三さん振ふ	併殺ころせ打だ	打だ率りつ	出で塁るい率りつ	長なが打だ率りつ	O P S
2004	阪神はんしん	3	7	7	0	1	1	0	0	2	1	0	0	0	0	0	0	0	4	0	.143	.143	.286	.429
2005		8	14	12	3	5	0	0	1	8	2	0	0	0	0	2	0	0	1	0	.417	.500	.667	1.167
2006		67	82	76	12	23	4	1	5	44	13	0	0	0	0	6	1	0	24	0	.303	.354	.579	.933
2007		115	442	418	51	122	17	3	15	190	58	1	0	0	4	20	1	0	89	5	.292	.321	.455	.776
2008		66	189	177	17	44	6	2	2	60	13	1	0	0	1	10	0	1	31	4	.249	.291	.339	.630
2009		56	102	96	4	20	3	1	3	34	11	1	0	0	0	6	0	0	16	2	.208	.255	.354	.609
2010		69	144	135	13	39	10	1	4	63	22	1	0	0	2	6	1	1	24	2	.289	.319	.467	.786
2011		63	92	90	2	15	3	0	1	21	5	1	0	0	1	1	0	0	14	2	.167	.174	.233	.407
2012		6	7	7	0	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	.143	.143	.143	.286
2013		1	4	4	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	.000	.000	.000	.000
2014	兄弟きょうだい	42	113	100	5	19	1	0	1	23	11	0	0	0	1	9	2	1	9	6	.190	.274	.230	.504
2015		96	329	307	39	95	17	1	6	132	58	0	0	2	2	15	3	0	25	4	.309	.346	.430	.776
2016		95	279	252	42	78	15	1	5	110	40	0	4	0	1	25	0	1	27	4	.310	.373	.437	.810
2017		7	16	15	1	2	0	0	0	2	0	0	0	0	0	1	0	0	3	0	.133	.188	.433	.321
NPB：10年ねん		454	1083	1022	102	270	44	8	31	423	125	5	0	0	8	51	3	2	206	15	.264	.298	.414	.712
CPBL：4年ねん		240	737	674	87	194	33	2	12	267	109	0	4	2	4	50	5	2	64	14	.288	.341	.396	.737

年度ねんど別べつ守備しゅび成績せいせき

年とし度ど	球たま団だん	一塁いちるい						外野がいや
年とし度ど	球たま団だん	試ためし合ごう	刺とげ殺ころせ	補ほ殺ころせ	失しつ策さく	併殺ころせ	守もり備率りつ	試ためし合ごう	刺とげ殺ころせ	補ほ殺ころせ	失しつ策さく	併殺ころせ	守もり備率りつ
2004	阪神はんしん	-						2	2	0	0	0	1.000
2005		-						3	3	0	0	0	1.000
2006		6	24	2	0	5	1.000	5	8	0	0	0	1.000
2007		48	389	28	2	26	.995	64	99	0	0	0	1.000
2008		-						43	57	1	0	0	1.000
2009		-						18	25	0	1	0	.962
2010		-						40	44	0	2	0	.957
2011		-						23	22	0	2	0	.917
2012		-						1	0	0	0	0	---
2013		-						1	1	0	0	0	1.000
2015	兄弟きょうだい	-						28	45	1	2	0	.958
2016		-						52	60	0	2	0	.968
2017		-						3	3	0	1	0	.750
NPB		54	413	30	2	31	.996	200	261	1	5	0	.981
CPBL		-						82	108	1	5	0	.956

記録きろく

NPB初はつ記録きろく

初はつ出場しゅつじょう：2004年ねん10月がつ10日とおか、対たい読売よみうりジャイアンツ28回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、6回かい裏うらに桟原さじきばら将司まさしの代打だいだで出場しゅつじょう
初はつ打席だせき：同上どうじょう、6回かい裏うらに真田さなだ裕貴ゆきから中ちゅう飛ひ
初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：2004年ねん10月がつ11日にち、対たいヤクルトスワローズ28回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）、7番ばん・右翼うよく手しゅで先発せんぱつ出場しゅつじょう
初はつ安打あんだ・初はつ打点だてん：同上どうじょう、1回かい表ひょうに藤井ふじい秀しげる悟さとるから右みぎ越えつ適時てきじ二塁打にるいだ
初はつ本塁打ほんるいだ：2005年ねん10月がつ4日にち、対たい横浜よこはまベイスターズ21回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、4回かい裏うらに三浦みうら大輔だいすけから右みぎ越えつソロ
初はつ盗塁とうるい：2007年ねん6月がつ16日にち、対たい千葉ちばロッテマリーンズ3回戦かいせん（千葉ちばマリンスタジアム）、4回かい表ひょうに二に盗とう（投手とうしゅ：清水しみず直行なおゆき、捕手ほしゅ：里さと崎さき智也ともや）

背番号せばんごう

38（2003年ねん - 2005年ねん）
31（2006年ねん - 2013年ねん）
- 24（2004年ねんアテネ五輪ごりん、2006年ねんWBC）
- 31（2009年ねんWBC）
24（2014年ねん - 2023年ねん5月がつ10日とおか）

登場とうじょう曲きょく

「楽園らくえんベイベー」RIP SLYME（2004年ねん）
「Dilemma」Kelly Rowland（2005年ねん）
「Have a Nice Day」Bon Jovi（2006年ねん - 2009年ねん）
「New Divide」Linkin Park（2010年ねん - 2013年ねん）

代表だいひょう歴れき

2004年ねんアテネオリンピック野球やきゅうチャイニーズタイペイ代表だいひょう
2006 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表だいひょう
2006年ねんアジア競技きょうぎ大会たいかい野球やきゅうチャイニーズタイペイ代表だいひょう
2009 ワールド・ベースボール・クラシック・チャイニーズタイペイ代表だいひょう

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ 阪神はんしんタイガース公式こうしきサイトの選手せんしゅ紹介しょうかいでは、かつてはピン音おん表記ひょうきに従したがい「Weizhu」となっていたが、のちにウェード式しきによる「Weichu」の記載きさいになっている。
^ 二塁にるい走者そうしゃとして牽制けんせい帰き塁るいした際さいに負傷ふしょう^[8]。

出典しゅってん

^ “林はやし　威い助すけ（阪神はんしんタイガース） | 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき | NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう”. 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう. 2021年ねん8月がつ21日にち閲覧えつらん。
^ Q&A－2010年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。
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^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 「1球きゅうに命いのちを懸かける天才てんさいアーチスト林はやし威たけし助すけ」『週刊しゅうかんベースボール』2009年ねん8月がつ17日にち号ごう、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、2009年ねん、雑誌ざっし20443-8/17, 35-39頁ぺーじ。
^ “師弟してい対決たいけつや！岡田おかだ阪神はんしん×林はやし中ちゅう信しん兄弟きょうだい　２３年ねん春はる沖縄おきなわＣで台湾たいわん王者おうじゃと対戦たいせんプラン浮上ふじょう”. デイリースポーツ online (株式会社かぶしきがいしゃデイリースポーツ). (2022年ねん12月6日にち) 2022年ねん12月7日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b 「『ただいま』即そく撃げき！林はやしが炎ほのおの初球しょきゅう一いち振ふり」デイリースポーツ、2008年ねん5月がつ30日にち。^{[リンク切きれ]}
^ 「林はやしギプス取とれた！！GW明あけ復帰ふっき宣言せんげん」デイリースポーツ、2008年ねん1月がつ13日にち。^{[リンク切きれ]}
^ ^a ^b 「林はやし、左ひだりひざ負傷ふしょう…途中とちゅう交代こうたいで病院びょういん直行ちょっこう」デイリースポーツ、2008年ねん7月がつ9日にち。^{[リンク切きれ]}
^ ^a ^b 「林はやしに『PL道場どうじょう』立浪たつなみ氏しが“友情ゆうじょう指導しどう”」デイリースポーツ、2010年ねん2月がつ8日にち。
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^ 自由じゆう體育たいいく (2020年ねん12月7日にち). “中ちゅう職しょく》7年來ねんらい第だい6位い！林はやし威たけし助じょ接せっ中ちゅう信しんじ兄弟きょうだい總そう教練きょうれん - 自由じゆう體育たいいく”. 自由時報じゆうじほう電子でんし報ほう 2020年ねん12月7日にち閲覧えつらん。
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^ 新庄しんじょうを超こえる男おとこ・糸井いとい嘉男よしお。その異常いじょうなパワーとセンスの原点げんてん。 Number
^ 虎とら・関川せきかわC、スイング速度そくど150キロ目指めざせ! SANSPO.COM 2011年ねん11月4日にち
^ 2010年ねん『猛虎もうこファイル』でのインタビューより
^ osaka.nikkansports.com ^{[リンク切きれ]}

外部がいぶリンク

個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき林はやし威たけし助すけ - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube、CPBL

[2] 阪神はんしんタイガース公式こうしきサイトの選手せんしゅ紹介しょうかいでは、かつてはピン音おん表記ひょうきに従したがい「Weizhu」となっていたが、のちにウェード式しきによる「Weichu」の記載きさいになっている。

[27] 二塁にるい走者そうしゃとして牽制けんせい帰き塁るいした際さいに負傷ふしょう^[8]。

[1] “林はやし　威い助すけ（阪神はんしんタイガース） | 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき | NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう”. 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう. 2021年ねん8月がつ21日にち閲覧えつらん。

[3] Q&A－2010年ねん7月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[キャプテン就任-4] 台湾たいわんプロ野球やきゅうチーム主将しゅしょうに林はやし威たけし助じょ選手せんしゅネットアイビーニュース (2015年ねん2月がつ27日にち) 2015年ねん4月がつ19日にち閲覧えつらん

[週刊ベースボール2009年8月17日号-5] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 「1球きゅうに命いのちを懸かける天才てんさいアーチスト林はやし威たけし助すけ」『週刊しゅうかんベースボール』2009年ねん8月がつ17日にち号ごう、ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、2009年ねん、雑誌ざっし20443-8/17, 35-39頁ぺーじ。

[6] “師弟してい対決たいけつや！岡田おかだ阪神はんしん×林はやし中ちゅう信しん兄弟きょうだい　２３年ねん春はる沖縄おきなわＣで台湾たいわん王者おうじゃと対戦たいせんプラン浮上ふじょう”. デイリースポーツ online (株式会社かぶしきがいしゃデイリースポーツ). (2022年ねん12月6日にち) 2022年ねん12月7日にち閲覧えつらん。

[デイリースポーツ2008年5月30日-7] 「『ただいま』即そく撃げき！林はやしが炎ほのおの初球しょきゅう一いち振ふり」デイリースポーツ、2008年ねん5月がつ30日にち。^{[リンク切きれ]}

[8] 「林はやしギプス取とれた！！GW明あけ復帰ふっき宣言せんげん」デイリースポーツ、2008年ねん1月がつ13日にち。^{[リンク切きれ]}

[デイリースポーツ2008年7月9日-9] 「林はやし、左ひだりひざ負傷ふしょう…途中とちゅう交代こうたいで病院びょういん直行ちょっこう」デイリースポーツ、2008年ねん7月がつ9日にち。^{[リンク切きれ]}

[デイリースポーツ2010年2月8日-10] 「林はやしに『PL道場どうじょう』立浪たつなみ氏しが“友情ゆうじょう指導しどう”」デイリースポーツ、2010年ねん2月がつ8日にち。

[11] 阪神はんしん林はやし威たけし助じょ戦力せんりょく外がい　今季こんき出場しゅつじょうわずか1試合しあい日刊にっかんスポーツ、2013年ねん10月がつ1日にち。

[12] “来季らいきの選手せんしゅ契約けいやくについて”. 阪神はんしんタイガース公式こうしきサイト. 阪神はんしんタイガース (2013年ねん10月がつ1日にち). 2013年ねん10月がつ3日にち閲覧えつらん。

[13] 林はやし威たけし助じょ台湾たいわん代表だいひょう辞退じたい…トライアウト専念せんねんデイリースポーツ、2013年ねん10月がつ28日にち、2013年ねん11月14日にち閲覧えつらん。

[14] “元もと虎とら・林はやし威たけし助すけ、快音かいおん＆好守こうしゅでアピール「自分じぶんのスイングできた」”. SANSPO.COM (サンケイスポーツ). (2013年ねん11月11日にち) 2013年ねん11月12日にち閲覧えつらん。

[15] 元もと虎とら・林はやし、台湾たいわん球界きゅうかいからドラフト指名しめい「前向まえむきに考かんがえていきたい」 SANSPO.COM, 2013年ねん11月29日にち配信はいしん

[16] “林はやし威たけし助じょ加盟かめい中ちゅう信しんじ兄弟きょうだい未來みらい投身とうしん慈善じぜん公益こうえき”. 兄弟きょうだいエレファンツ. (2014年ねん2月がつ17日にち) 2014年ねん2月がつ17日にち閲覧えつらん。

[17] 『週刊しゅうかんベースボール』2014年ねん6月がつ2日にち号ごう、102ページ

[18] 林はやし威たけし助すけ

[19] 兄弟きょうだい新しん人事じんじ高だか舉正「黃き」旗はた

[20] ttps://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2019/11/27/___split_209/

[21] 自由じゆう體育たいいく (2020年ねん12月7日にち). “中ちゅう職しょく》7年來ねんらい第だい6位い！林はやし威たけし助じょ接せっ中ちゅう信しんじ兄弟きょうだい總そう教練きょうれん - 自由じゆう體育たいいく”. 自由時報じゆうじほう電子でんし報ほう 2020年ねん12月7日にち閲覧えつらん。

[22] “中ちゅう信しんブラザーズが前期ぜんき制せいす、林はやし威たけし助すけは監督かんとく初年度しょねんどで優勝ゆうしょう＝台湾たいわんプロ野球やきゅう”. Taiwan Today日本語にほんご版ばん. (2021年ねん8月がつ19日にち) 2021年ねん8月がつ21日にち閲覧えつらん。

[23] “中ちゅう信しん兄弟きょうだいが4勝しょう0敗はいで統一とういつを破やぶり11年ねんぶり8度目どめの台湾たいわんシリーズ優勝ゆうしょう。”. Twitter. (2021年ねん12月1日にち) 2022年ねん1月がつ20日はつか閲覧えつらん。

[24] “中ちゅう信しんじ、V2達成たっせいの林はやし威たけし助監督じょかんとくを更迭こうてつ台湾たいわんプロ野球やきゅう”. フォーカス台湾たいわん. (2023年ねん5月がつ11日にち) 2023年ねん12月がつ10日とおか閲覧えつらん。

[25] 新庄しんじょうを超こえる男おとこ・糸井いとい嘉男よしお。その異常いじょうなパワーとセンスの原点げんてん。 Number

[26] 虎とら・関川せきかわC、スイング速度そくど150キロ目指めざせ! SANSPO.COM 2011年ねん11月4日にち

[28] 2010年ねん『猛虎もうこファイル』でのインタビューより

[29] saka.nikkansports.com ^{[リンク切きれ]}

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[注ちゅう 1]

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[注ちゅう 2]

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