(Translated by https://www.hiragana.jp/)
痩身 - Wikipedia

痩身そうしん(そうしん)とは、せた身体しんたい[1](またはまった身体しんたい)のこと、そのような身体しんたいにすることである。また、そのような身体しんたいにすることの意味いみで「減量げんりょう」という言葉ことばもちいられることがある。「痩身そうしん」と「減量げんりょう」、いずれもおなじニュアンスでもちいられやすい。「ダイエット」も同義どうぎもちいられることがある。

厳密げんみつえば「痩身そうしん減量げんりょう」は同義どうぎではない。「減量げんりょう」は、そう体重たいじゅう着目ちゃくもくした概念がいねんである。身体しんたいから脂肪しぼうって筋肉きんにくりょうえると、体重たいじゅうえるが身体しんたいまる。

実施じっしにあたっては栄養えいよう不足ふそくなどの健康けんこう障害しょうがいこさないように留意りゅういし、肥満ひまんしょうにあたる場合ばあい医療いりょう機関きかんでの治療ちりょう対象たいしょうとなる。

痩身そうしん関連かんれんする疾患しっかん

編集へんしゅう

摂食せっしょく障害しょうがい

編集へんしゅう

摂食せっしょく障害しょうがいのうち、神経しんけいせいやせしょうてい体重たいじゅう(BMI 18.5kg/m2 まん)もしくは急激きゅうげき体重たいじゅう減少げんしょう所見しょけんとする。肥満ひまん恐怖きょうふやボディイメージのゆがみなど精神せいしんてき所見しょけんあきらかでない場合ばあいは、悪性あくせい腫瘍しゅようふく体重たいじゅう減少げんしょうをきたす身体しんたい疾患しっかん可能かのうせいがあるためその検査けんさ優先ゆうせんする[2]:7

肥満ひまんしょう

編集へんしゅう

肥満ひまんしょうにおいては減量げんりょう治療ちりょう目標もくひょうとなる。日本にっぽん肥満ひまん学会がっかいのガイドラインでは3%以上いじょう減量げんりょうによって複数ふくすう健康けんこう障害しょうがい改善かいぜんするという国内こくないのエビデンスにもとづき、3%以上いじょう減量げんりょう目標もくひょう設定せっていするとしている[3]:2

BMIはボディマス指数しすう体格たいかく指数しすうばれ、体重たいじゅう[kg]/身長しんちょう[m2]であらわされる、単位たんいはkg/m2肥満ひまん分類ぶんるいとして活用かつようされ、18.5~25未満みまん普通ふつう体重たいじゅう、25~35未満みまん肥満ひまん、35以上いじょう高度こうど肥満ひまん分類ぶんるいされる。 日本にっぽん肥満ひまん学会がっかいでは、BMI25以上いじょう肥満ひまん起因きいんないし関連かんれんする健康けんこう障害しょうがい合併がっぺいするか、その合併がっぺいようされ医学いがくてき減量げんりょう必要ひつようとする病態びょうたい肥満ひまんしょう定義ていぎしている[3]:1-2

WHOと日本にっぽん基準きじゅんではBMI 18.5未満みまんてい体重たいじゅう基準きじゅんとなっている。BMI 17.5以下いかてい体重たいじゅうでは年間ねんかん疾病しっぺいイベント日数にっすう有意ゆうい上昇じょうしょうするじょう、BMI 16未満みまん年間ねんかん死亡しぼうりつ上昇じょうしょうすることがられている[2]:7

エネルギーの基本きほんてき事項じこう

編集へんしゅう

生体せいたい外界がいかいから摂取せっしゅするエネルギー生命せいめい機能きのう維持いじ身体しんたい活動かつどう利用りようされ、そのおおくは最終さいしゅうてきねつとして放出ほうしゅつされる。このため、栄養えいようがくにおいても熱量ねつりょう単位たんいとしてエネルギーの評価ひょうかおこなう。熱量ねつりょう国際こくさい単位たんいけいにおいてはジュール(J)を単位たんいとしているが、栄養えいようがくではカロリー(cal)がもちいられることがおおい。

エネルギー出納すいとうバランスはエネルギー摂取せっしゅりょう-エネルギー消費しょうひりょう定義ていぎされる。短期たんきてきなエネルギー出納すいとうのアンバランスは体重たいじゅう変化へんかとしてあらわれる。長期ちょうきてきにはエネルギー摂取せっしゅりょう、エネルギー消費しょうひりょう体重たいじゅうたがいに連動れんどうすることで調整ちょうせいされる。たとえば、長期ちょうきにわたってエネルギー出納すいとうバランスがマイナスであると短期たんきてきには体重たいじゅう減少げんしょうとなるが、それにともないエネルギー消費しょうひりょうやエネルギー摂取せっしゅりょう変化へんかし、体重たいじゅう減少げんしょう一定いっていりょう頭打あたまうちとなり出納すいとうバランスがゼロとなるあらたな状態じょうたい移行いこうする[4]:51

身体しんたいが1にち消費しょうひするエネルギーりょうは、そのひと体格たいかく運動うんどうりょうによってひとりひとりことなっており[5]、そのりょうは《基礎きそ代謝たいしゃりょう》と《身体しんたい活動かつどうレベル》をもちいて概算がいさんできる[4]:51-52[5]

自分じぶんの《基礎きそ代謝たいしゃりょう》にかんしては「基礎きそ代謝たいしゃ」を参照さんしょう

身体しんたい活動かつどうレベル》については、つぎひょう右側みぎがわて、左側ひだりがわから該当がいとう数値すうちつける。

身体しんたい活動かつどうレベル(18~64さい場合ばあい[4]:76,79[5]
活動かつどう
レベル
身体しんたい活動かつどう
レベル
生活せいかつパターン
ひく 1.50 生活せいかつだい部分ぶぶんすわっており(=)、(静的せいてき活動かつどう中心ちゅうしん場合ばあい
普通ふつう 1.75 中心ちゅうしん生活せいかつだが、仕事しごとったりすることもあり、あるいは通勤つうきんもの家事かじかるいスポーツをすることがふくまれる場合ばあい
たか 2.00 仕事しごと移動いどうすることやっていることがおお場合ばあい。あるいは日常にちじょうてきスポーツ活発かっぱつ活動かつどうおこな習慣しゅうかんがある場合ばあい

つぎしき[4]:79

いちにち基礎きそ代謝たいしゃりょう(kcal) × 身体しんたい活動かつどうレベル = いちにち消費しょうひされるエネルギー

たとえば年齢ねんれいが30だい基礎きそ代謝たいしゃりょうが1,140kcalの女性じょせいで、通勤つうきんしてデスクワーク中心ちゅうしん仕事しごとをしているひと(=身体しんたい活動かつどうレベルが普通ふつう、つまり数値すうちが1.75)の女性じょせいならば

いちにち身体しんたい消費しょうひするエネルギーは、1,140(kcal) x 1.75 = 1995(kcal) となる。

摂取せっしゅするエネルギー < 身体しんたい消費しょうひするエネルギー

身体しんたい活動かつどうりょうえないとすれば、エネルギー摂取せっしゅりょう管理かんり体格たいかく管理かんりとほぼ同等どうとうとなる。消費しょうひエネルギーを推定すいていできたとしても不正確ふせいかくさがあるため、体格たいかくはかり、その結果けっかもとづいてエネルギー摂取せっしゅりょう変化へんかさせることがのぞましい。

また、たか身体しんたい活動かつどう肥満ひまん予防よぼう改善かいぜん有用ゆうよう方法ほうほうひとつであり、身体しんたい活動かつどうレベルを1.7以上いじょうとすることが推奨すいしょうされている。たか身体しんたい活動かつどう体重たいじゅうとは独立どくりつしてそう死亡しぼうりつ低下ていか関連かんれんしているため、健康けんこうのためにも身体しんたい活動かつどうりょう増加ぞうかによってエネルギー出納すいとうバランスをたかいレベルでたもつことがのぞましい[4]:53-54

  • エネルギー摂取せっしゅりょう制限せいげん食事しょくじ制限せいげん):ビタミンやミネラルは摂取せっしゅ食品しょくひんのバランスはたも健康けんこう配慮はいりょしつつ、そうカロリーをおさえる食事しょくじ制限せいげん(ダイエット)をおこない、くちからはいるカロリーを制限せいげんする。
  • エネルギー消費しょうひりょう増加ぞうか運動うんどう実行じっこう):運動うんどう散歩さんぽ家事かじ身体しんたい使つかった仕事しごと、エクササイズ、筋力きんりょくトレーニング 等々とうとう等々とうとう)を実行じっこうすることによって消費しょうひカロリーをやす。

エネルギーさんせい栄養素えいようそバランス

編集へんしゅう

エネルギーさんせい栄養素えいようそには炭水化物たんすいかぶつタンパク質たんぱくしつ脂質ししつアルコール存在そんざいする。「日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅん」では、まず必要ひつようりょう存在そんざいするタンパク質たんぱくしつ摂取せっしゅりょう設定せっていし、そのつぎ脂質ししつ摂取せっしゅりょう設定せっていし、その残余ざんよ炭水化物たんすいかぶつとするよう摂取せっしゅ比率ひりつ設定せっていされている。アルコールは必須ひっす栄養素えいようそではないため、おなじく残余ざんよとして炭水化物たんすいかぶつふくめるものとしている[4]:166-168

そうエネルギー摂取せっしゅりょうおなじであれば、炭水化物たんすいかぶつ(アルコールふくむ)・タンパク質たんぱくしつ脂質ししつそれぞれの摂取せっしゅりょうえても減量げんりょう効果こうか有意ゆういことなるものではないというメタ・アナリシスがおおい。つまり、たとえば炭水化物たんすいかぶつ摂取せっしゅ削減さくげんしたとしても、どうりょうのエネルギーをタンパク質たんぱくしつおよび脂質ししつから摂取せっしゅした場合ばあい減量げんりょう効果こうか期待きたいできない[4]:155

減量げんりょうしょく

編集へんしゅう

肥満ひまんしょうにおいては食事しょくじ療法りょうほう基本きほんであり、摂取せっしゅエネルギーりょう制限せいげんすることがもっと有効ゆうこう確立かくりつされた方法ほうほうである。

日本にっぽん肥満ひまん学会がっかい診療しんりょうガイドラインでは、一般いっぱんてきにエネルギー算出さんしゅつ栄養素えいようそ比率ひりつ炭水化物たんすいかぶつ50~65%、タンパク質たんぱくしつ13~20%、脂肪しぼう20~30%とし、必須ひっすアミノ酸あみのさんふくタンパク質たんぱくしつ、ビタミン、ミネラルの十分じゅうぶん摂取せっしゅかさないようにするとしている。 BMI25以上いじょう肥満ひまんしょう改善かいぜんにおいては1にちあたりの摂取せっしゅエネルギーりょうを25kcal/kg×目標もくひょう体重たいじゅうkg以下いか設定せっていする。ただし、一律いちりつ目標もくひょう体重たいじゅうもとづいた摂取せっしゅエネルギーりょう遵守じゅんしゅもとめることが現実げんじつてきでない場合ばあいもあり、対象たいしょうしゃのエネルギー摂取せっしゅじょうきょう状況じょうきょうわせて個々ここ選択せんたくするものとしている[3]:53-56

ていエネルギーしょく(LCD; low calorie diet)

編集へんしゅう

1にちあたりの摂取せっしゅエネルギーりょうを20~25kcal/kg×目標もくひょう体重たいじゅうkg以下いかとする食事しょくじ療法りょうほう、BMI35以上いじょう高度こうど肥満ひまんしょうたいして選択せんたくする[6]

ちょうていエネルギーしょく(VLCD; very low calorie diet)

編集へんしゅう

1にちあたりの摂取せっしゅエネルギーりょうを600kcal以下いかとする食事しょくじ療法りょうほうていエネルギーしょくでも目標もくひょうとする減量げんりょう達成たっせいできない場合ばあい選択せんたく考慮こうりょする。 ていエネルギーしょくちょうていエネルギーしょく比較ひかくした海外かいがいのメタアナリシスでは、ちょうていエネルギーしょく短期間たんきかん急速きゅうそく体重たいじゅう減少げんしょうすぐれた効果こうか発揮はっきするが、長期ちょうきてき減量げんりょう維持いじ困難こんなんであり、1ねんにはりょう治療ちりょうしょく減量げんりょう効果こうかがみられなかった。欧米おうべいでは減量げんりょう体重たいじゅう維持いじするための様々さまざま試験しけんおこなわれている。

ちょうていエネルギーしょく禁忌きんき症例しょうれい除外じょがい副作用ふくさよう注意ちゅういして実施じっしする必要ひつようがあり、入院にゅういん管理かんり開始かいしされるべきであるとされている[3]:53-56

栄養素えいようそ配分はいぶん

編集へんしゅう

とうしつ

編集へんしゅう

短期たんきてき体重たいじゅう減少げんしょうのためにはとうしつ制限せいげん有効ゆうこうであり、個々ここ患者かんじゃ特性とくせいおうじて、短期間たんきかんであればそうエネルギーのうち40%程度ていどまでの制限せいげん指示しじ可能かのうであるとされている。しかし長期ちょうきてき有効ゆうこうせいしめすエビデンスにはとぼしく、10ねん以上いじょう経過けいか観察かんさつ結果けっかとうしつ制限せいげんしょく死亡しぼうりつ増加ぞうかさせたという報告ほうこくられている。現時点げんじてんにおいてとうしつ制限せいげんしょくを6ヶ月かげつ以上いじょう実施じっしすることの有用ゆうようせい確立かくりつといえる。 のう神経しんけい組織そしき赤血球せっけっきゅうなどブドウ糖ぶどうとうのみをエネルギーとするからだ組織そしきがあるため、とうしつの1にちあたりの最低さいてい必要ひつようりょうは100gと推定すいていされており、これを下回したまわらないよう留意りゅういする[6]

タンパク質たんぱくしつ

編集へんしゅう

減量げんりょうしょくにおいて必要ひつよう最低限さいていげんタンパク質たんぱくしつ摂取せっしゅりょうたもつことはもっと重要じゅうよう留意りゅうい事項じこうである。1g/kg×目標もくひょう体重たいじゅうkg以上いじょうタンパク質たんぱくしつ摂取せっしゅ必要ひつようとなる。 こうタンパクしょくじん疾患しっかん悪化あっかさせ、長期ちょうき摂取せっしゅ安全あんぜんせい確認かくにんされていないことからそうエネルギーの20%をえないことがのぞましいとかんがえられている[6]肥満ひまんしょう診療しんりょうガイドラインでは、こうタンパクしょくじん疾患しっかんたいしてひかえられる傾向けいこうがあると指摘してきしつつ、減量げんりょうによる尿にょうタンパクりょう減少げんしょう効果こうかられる可能かのうせいがあるとしてかならずしも否定ひていしていない[3]:55

日本にっぽんでは減量げんりょうおよび動脈どうみゃく硬化こうかせい疾患しっかん予防よぼう目的もくてきでは脂質ししつ摂取せっしゅりょうそうエネルギーの20~25%にとどめることが推奨すいしょうされており、飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん割合わりあいそうエネルギーの7%をえないようにすることが推奨すいしょうされている。 ただし、必須ひっす脂肪酸しぼうさん確保かくほするために1にち20g以上いじょう脂肪しぼう摂取せっしゅすることがのぞましい[6]

その栄養素えいようそ

編集へんしゅう

減量げんりょうしょくでは食品しょくひんりょうるため必須ひっすミネラルやビタミンが不足ふそくする可能かのうせいがある。これらの栄養素えいようそ補充ほじゅうするため献立こんだて工夫くふうしたり、フォーミュラしょく活用かつようしたりする必要ひつようがある。

十分じゅうぶん食物しょくもつ繊維せんい摂取せっしゅ減量げんりょう有効ゆうこうであり、日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅんにあるとおり1にちあたり20g以上いじょう摂取せっしゅ推奨すいしょうされる。

アルコールは必須ひっす栄養素えいようそではなく悪影響あくえいきょうもあるため禁酒きんしゅのぞましいが、肥満ひまんしょう患者かんじゃたいして許可きょかする場合ばあいでも1にちあたりエタノール25g以下いかとする。アルコールは1gあたり7kcalのエネルギーがあることも留意りゅういする[6]

運動うんどう効果こうか

編集へんしゅう

運動うんどう肥満ひまん予防よぼう有用ゆうようであり、減量げんりょう体重たいじゅう維持いじにも有用ゆうようである。一方いっぽうで、肥満ひまんしょうもの実施じっし可能かのう運動うんどうりょうでは減量げんりょうはあまり効果こうか期待きたいできない。 運動うんどうりょうがガイドライン推奨すいしょうレベルにたっしていなくてもこころ血管けっかん疾患しっかん発症はっしょう重症じゅうしょうリスクを低減ていげんさせるため、減量げんりょう効果こうかがなかったとしてもすこしでも身体しんたい活動かつどう運動うんどうりょうやすことが推奨すいしょうされている。

肥満ひまんしょう運動うんどう療法りょうほう推奨すいしょうされる運動うんどう内容ないようとしては、エネルギー消費しょうひりょうやすためにゆう酸素さんそ運動うんどう中心ちゅうしんに(筋力きんりょくトレーニング併用へいようのぞましい)、4~6METsのけいちゅう強度きょうど運動うんどうを1にち累計るいけいで30ふん以上いじょう毎日まいにちあるいはしゅう累計るいけいで150ふん以上いじょうといったものとなる。

仕事しごとじょうでのこう強度きょうど身体しんたい活動かつどうしん血管けっかんイベントを増加ぞうかさせるとの報告ほうこくもあり、原因げんいんとして運動うんどう性質せいしつやストレス、回復かいふく不十分ふじゅうぶんさが指摘してきされている。このような場合ばあいには余暇よか時間じかんのリラックスした状態じょうたいでの運動うんどう散歩さんぽなど)がのぞましいとかんがえられている[3]:58-63

行動こうどう療法りょうほう

編集へんしゅう

つぎのような行動こうどう療法りょうほう手法しゅほうがある。

  • しょく行動こうどう質問しつもんひょう質問しつもんひょうによってしょく習慣しゅうかん傾向けいこう問題もんだい把握はあくする[3]:63-69
  • グラフ体重たいじゅう日記にっき体重たいじゅう測定そくてい肥満ひまん治療ちりょう重要じゅうようであり、体重たいじゅう変化へんか視覚しかくすることで減量げんりょう効果こうかがる[3]:63-69
  • グラフ生活せいかつ日記にっき生活せいかつリズム異常いじょう体重たいじゅう増加ぞうか寄与きよするため、生活せいかつ日記にっきにより視覚しかくして是正ぜせいはか[3]:63-69
  • 咀嚼そしゃくほうあらみ・はや是正ぜせいのために、30かい咀嚼そしゃくほうでは1くちごとの咀嚼そしゃく回数かいすうめる[3]:63-69

日本にっぽん国内こくないでの研究けんきゅう

編集へんしゅう

日本にっぽん国内こくないにおいて、2009ねん7がつ - 2011ねん2がつにかけて、中年ちゅうねん肥満ひまん男性だんせい対象たいしょうとしたしょく習慣しゅうかん改善かいぜん運動うんどう実践じっせんうなが半年はんとしあいだ減量げんりょう教室きょうしつ開催かいさいされた。この減量げんりょう教室きょうしつは3ヵ月かげつあいだしょく習慣しゅうかん改善かいぜん教室きょうしつと3ヵ月かげつあいだ運動うんどう実践じっせん教室きょうしつ構成こうせいされた。教室きょうしつ終了しゅうりょうから1ねん追跡ついせき調査ちょうさ実施じっしし、減量げんりょう体重たいじゅうおよびメタボリック症候群しょうこうぐん構成こうせい因子いんし変化へんか観察かんさつした研究けんきゅうがある。この研究けんきゅうでは、参加さんかしゃ58めいのうち、6ヵ月かげつ測定そくてい完遂かんすいしたものは51めい、18ヵ月かげつ測定そくてい完遂かんすいしたものは39めいだった。しょく習慣しゅうかん改善かいぜん教室きょうしつではいちしょくにつき、560kcalの「バランスのれた食事しょくじ」をるよう指導しどうされた。運動うんどう実践じっせん教室きょうしつは、しゅう1かいがく講義こうぎ運動うんどう実技じつぎ構成こうせいされた。参加さんかしゃ体重たいじゅう減量げんりょう教室きょうしつとおして減少げんしょうした(平均へいきん-8.0kg)が、その増加ぞうか確認かくにんされた(平均へいきん+3.7kg)。結果けっかとして、減量げんりょう教室きょうしつ終了しゅうりょうから1ねんの18ヵ月かげつにおいては減量げんりょう開始かいしまえよりも平均へいきんで-4.3kgとなり、体重たいじゅうえたものは3めいだった[7]

2016ねん10がつから2017ねん7がつ期間きかんにおいて、企業きぎょうおよび病院びょういんとの産官学さんかんがく連携れんけい事業じぎょうとして、松本まつもと大学だいがく運動うんどう食事しょくじ指導しどう組合くみあわせた宿泊しゅくはくがた健康けんこう指導しどう実施じっしした研究けんきゅうおこなった。企業きぎょう従業じゅうぎょういん42めい対象たいしょうに、初回しょかいおよび6ヵ月かげつに1はく2にちなか血液けつえき検査けんさ体力たいりょく測定そくてい管理かんり栄養士えいようしによる食事しょくじ講座こうざ食事しょくじ指導しどう個別こべつ面談めんだん)、健康けんこう運動うんどう指導しどうによる運動うんどう実施じっしした。半年はんとし参加さんかしゃ体重たいじゅう(BMI)、腹囲ふくい血圧けつあつ数値すうち改善かいぜんし、体力たいりょく水準すいじゅん向上こうじょう食事しょくじバランス、しょく習慣しゅうかん改善かいぜんられたが、定期ていきてき運動うんどう実施じっしたいする参加さんかしゃ意欲いよくは、研究けんきゅう開始かいし低下ていかしていった[8]

薬物やくぶつ療法りょうほう

編集へんしゅう

薬物やくぶつ療法りょうほう食事しょくじ運動うんどう行動こうどう療法りょうほうによる減量げんりょう不十分ふじゅうぶん肥満ひまんしょうかぎ適応てきおう考慮こうりょする。糖尿とうにょうびょう治療ちりょうやくには減量げんりょう効果こうかつものがあるが、日本にっぽんにおいては糖尿とうにょうびょう合併がっぺいしない場合ばあいには保険ほけん適応てきおうはない。高度こうど肥満ひまんしょうたいしてはマジンドール食欲しょくよく抑制よくせいさくやく)が保険ほけん適応てきおうとなるが、たいせい依存いぞんせいへの懸念けねんから、連続れんぞくして3ヶ月かげつまでの使用しよう限定げんていされる。

肥満ひまんしょうたいする薬物やくぶつ療法りょうほうくにによってもちいられている薬剤やくざい種類しゅるい適応てきおう条件じょうけんおおきくことなっている。これは肥満ひまん定義ていぎのみならず、人種じんしゅ疫学えきがくデータ、食事しょくじ生活せいかつ習慣しゅうかん、また肥満ひまんしゃ割合わりあい重症じゅうしょうくにによっておおきくことなることにくわえて、肥満ひまんしょうたいする薬剤やくざい副作用ふくさようしょうじることが比較的ひかくてきおおいことが理由りゆうである。 このことから、自由じゆう診療しんりょう海外かいがいからの個人こじん輸入ゆにゅうもちいた、安全あんぜんせい有効ゆうこうせいのデータが不十分ふじゅうぶん薬剤やくざい使用しよう横行おうこうしやすい現状げんじょうとなっている[3]:62-73

種類しゅるい

編集へんしゅう

肥満ひまんしょう治療ちりょうやくとして国内こくない承認しょうにんされているもの

糖尿とうにょうびょう治療ちりょうやくとして国内こくない承認しょうにんされており、減量げんりょう効果こうかのあるもの

国内こくない承認しょうにんのもの

ヨーロッパ各国かっこく使つかわれていたものとしてフェンフルラミンがある。のうないにあるセロトニン受容じゅようたい直接ちょくせつ作用さようしてセロトニンの濃度のうどたかめることにより、食欲しょくよく抑制よくせいする作用さようがある。アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは1996ねん許可きょかくだり、市場いちば出回でまわった。しかし、その翌年よくねん心臓しんぞう弁膜べんまくしょうはいだか血圧けつあつ誘発ゆうはつする危険きけんせい指摘してきされたことで、FDA要請ようせいもとづいて市場いちばから回収かいしゅうされた。日本にっぽんでも、このフェンフルラミンや甲状腺こうじょうせんホルモンの混入こんにゅうした健康けんこう食品しょくひんが、インターネットやくちコミをつうじて出回でまわり、重大じゅうだい健康けんこう被害ひがいこすれい多発たはつして社会しゃかい問題もんだいになった(2002ねん)。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは若年じゃくねん女性じょせいによる減量げんりょう目的もくてきのステロイドざい使用しよう社会しゃかい問題もんだいしている。2005ねんおこなわれた報告ほうこくによれば、女子じょし高校生こうこうせいのおおよそ5%、女子じょし中学生ちゅうがくせいのおおよそ7%が、すくなくともいちはステロイドざい使用しようした経験けいけんがあるという[9]

EMEAやFDA、厚生こうせい労働省ろうどうしょう承認しょうにんした薬剤やくざいおおくは中枢ちゅうすう神経しんけい作用さようする薬物やくぶつであり、日本にっぽんにおいては本来ほんらい医師いし処方しょほうするものである。日本にっぽん承認しょうにんされているマジンドール処方箋しょほうせん医薬品いやくひんであるが、これ以外いがい薬剤やくざい承認しょうにんされておらず、その適応てきおう基準きじゅん厳格げんかく設定せっていされている。

EMEAあるいはFDAに認可にんかされている薬剤やくざいは、BMI≧30の高度こうど肥満ひまんしょうであるか、BMI≧27でかつ2がた糖尿とうにょうびょう脂質ししつ代謝たいしゃ障害しょうがいのような疾患しっかんゆうしているひと投与とうよ対象たいしょうである[10][11][12][13]

日本にっぽんにおける投与とうよについてはBMI≧35か、70%以上いじょう肥満ひまん高度こうど肥満ひまんしょうであること(マジンドールの適用てきよう基準きじゅん)が前提ぜんていとなっており、一段いちだんきびしい基準きじゅんしている[14]

外科げか手術しゅじゅつ

編集へんしゅう

肥満ひまんしょう外科げか療法りょうほう

編集へんしゅう

肥満ひまんしょう有効ゆうこう外科げか手術しゅじゅつとして、ちいさく形成けいせいするバンディングじゅつやスリーブじょう切除せつじょじゅつ食物しょくもつ消化しょうかかん一部いちぶとおらないようにするバイパスじゅつ十二指腸じゅうにしちょうそらちょうバイパスじゅつがある。 日本にっぽんにおいて保険ほけん適応てきおうとなるじゅつしきはスリーブじょう切除せつじょじゅつのみである。

高度こうど肥満ひまんしょうたいする外科げか療法りょうほう内科ないか療法りょうほう比較ひかくして効果こうかてき体重たいじゅう減少げんしょう長期ちょうきてき維持いじでき、健康けんこう障害しょうがい改善かいぜん良好りょうこうである[3]:73-77

美容びよう手術しゅじゅつ

編集へんしゅう

美容びよう外科げか手術しゅじゅつ美容びようてき改善かいぜん目的もくてきとした保険ほけんがい診療しんりょうで、脂肪しぼう吸引きゅういん脂肪しぼう融解ゆうかいレーザーなどがある。

脂肪しぼう吸引きゅういんじゅつ手術しゅじゅつ部位ぶいにカニューレを挿入そうにゅう脂肪しぼう組織そしき盲目的もうもくてき吸引きゅういんするため、皮膚ひふ切開せっかいおおきさにくらべておかせかさねおおきな手術しゅじゅつとなる。保険ほけんがい診療しんりょうであるため合併症がっぺいしょうかんする統計とうけい不足ふそくしており、また出血しゅっけつ合併症がっぺいしょうへの対処たいしょ施術しじゅつクリニックでできずいんへの救急きゅうきゅう搬送はんそうになるといった問題もんだい指摘してきされている[15]

脂肪しぼう吸引きゅういん術後じゅつごには体重たいじゅう減少げんしょうとなるが一時いちじてき影響えいきょうにしかならず、数ヶ月すうかげつにはもと体重たいじゅうもどることがシステマティック・レビューたしかめられている[16]

補正ほせい下着したぎ

編集へんしゅう

体型たいけいととのえることを目的もくてきとした下着したぎ。ボディラインを目的もくてきとするかたちととのえたり、下垂かすいしやすいバストやヒップの位置いちととのえる役割やくわりがある[17]

あつによる減量げんりょうこころみもされているが、その影響えいきょう効果こうかあきらかでない。動物どうぶつ実験じっけんによって減量げんりょう効果こうかしめされた研究けんきゅうもあるが、ひとたいする効果こうかについては明確めいかくにすべき課題かだいのこっている[18]

19世紀せいきなかばのイギリスではほそいウエストをもとめる風潮ふうちょうからきつくめるコルセット流行りゅうこうした。一部いちぶごく少数しょうすう極端きょくたん女性じょせいでは過剰かじょうにきついひもめがされ、その場合ばあいいたみをともな食事しょくじ制限せいげんされ、結果けっかウエストはやく33cmまでほそくなったという体験たいけんだんのこされている。きついひもめは当時とうじにおいても健康けんこうへの悪影響あくえいきょう懸念けねんされており、胸郭きょうかく変形へんけいさせることがられていた[19]:81-93

電気でんき刺激しげきはっする器具きぐ腹部ふくぶいたり、けて腹部ふくぶ筋肉きんにくきたえ、痩身そうしん効果こうかると宣伝せんでんする手法しゅほうがある。 ほかにも利用りようされる方法ほうほうねつ(「サウナスーツ」。 発汗はっかん作用さようにより、一時いちじてき体重たいじゅうらす)、高周波こうしゅうは振動しんどう電動でんどうしき痩身そうしんローラー・ベルト)、てい周波しゅうは振動しんどう(マッサージ)、磁力じりょく etc.

消費しょうひしゃちょうは、これらの器具きぐ販売はんばいする各社かくしゃ資料しりょう提出ていしゅつもとめて効果こうか調査ちょうさした。2020ねん3月31にち、4つの販売はんばい会社かいしゃたいし、「痩身そうしん効果こうかについての合理ごうりてき根拠こんきょがない」として、消費しょうひしゃちょう景品けいひん表示法ひょうじほう違反いはん優良ゆうりょう誤認ごにん)の名目めいもく再発さいはつ防止ぼうしめいじる措置そち命令めいれいした[20]

問題もんだいのある商品しょうひん・サービス

編集へんしゅう

ダイエット・痩身そうしんほうは、一方いっぽう詐欺さぎ健康けんこう被害ひがいむすびつきやすい分野ぶんやでもある。問題もんだいこしやすいれいとして、以下いかのようなものがあげられる(実際じっさいには、このなか複数ふくすう項目こうもくてはまるケースがおおい)。

  • 副作用ふくさようつよくすりや、有害ゆうがい成分せいぶんふくもの
    • 2006ねん5月6にちTBSテレビ番組ばんぐみ『ぴーかんバディ』は「しろいんげんまめダイエット」を紹介しょうかいし、「しろいんげんまめふくまれる『ファセオラミン』を摂取せっしゅすることで、炭水化物たんすいかぶつべてもふとらない」と宣伝せんでんした。これに影響えいきょうされたすうひゃくにん視聴しちょうしゃが、下痢げり嘔吐おうとうったえた[21]
    • 「シブトラミン」をふく食品しょくひん摂取せっしゅ体調たいちょう不良ふりょうこしたり、死亡しぼう事故じこ発生はっせいした[22]
  • 期待きたいされる効果こうかやサービスの内容ないようたいしていちじるしく料金りょうきん高額こうがくなもの
  • 科学かがくてき効果こうかがそもそも期待きたいできないもの
    • 波動はどうアルカリ性あるかりせい食品しょくひんオカルト疑似ぎじ科学かがく理論りろん中心ちゅうしんえているもの
    • テレビ番組ばんぐみ発掘はっくつ!あるあるだい事典じてんII」でおこなわれたデータの捏造ねつぞう・・・信頼しんらいせいがそもそもひく実験じっけんデータを根拠こんきょとしていたり、そもそも実験じっけんすらおこなっていなかった
    • 科学かがくてき検証けんしょう不可能ふかのうなアンケート結果けっかや、「個人こじん体験たいけんだん」を根拠こんきょとしているもの(バイブル商法しょうほう
    • エステティックサロンなどでおこなわれているマッサージによる「脂肪しぼうのもみし」 ・・・ これは脂肪しぼう流動りゅうどうせいたかめる、あるいは脂肪しぼう細胞さいぼう破壊はかいけつちゅう溶出ようしゅつさせ脂肪しぼうりょう減少げんしょうさせる、というもの。だが、脂肪しぼう細胞さいぼうといえどあくまで組織そしき密接みっせつ関係かんけいする生体せいたい組織そしきであり、マッサージをけることで温度おんど上昇じょうしょうし、一時いちじてきやわらかくなることはあっても流動りゅうどうせいたかくなったり移動いどうしたりするものではない(そのようなことで移動いどうしていては脂肪しぼう細胞さいぼうのほとんどすべてがあしあつまってしまう)。また、マッサージで実際じっさい脂肪しぼう細胞さいぼう破壊はかいするようなちからくわえたならば、周辺しゅうへん組織そしき破壊はかいともな重傷じゅうしょううであろう
  • 宣伝せんでん勧誘かんゆう方法ほうほう問題もんだいがあるもの
    • 健康けんこう食品しょくひんなどで根拠こんきょがないにもかかわらず効果こうかうたうもの[23]
    • 不安ふあん恐怖きょうふしんあおりながら勧誘かんゆうおこなうもの
    • 宣伝せんでん登場とうじょうする「専門せんもん」の経歴けいれきが、ディプロマミルのように信用しんようあたいしないもの
    • クーリングオフおうじない
    • フィットネスクラブで、最初さいしょてい料金りょうきんのコースで入会にゅうかいさせ、から高額こうがくのコースへの変更へんこうべつ料金りょうきん必要ひつようなオプションの追加ついかおこなわせるもの
    • カルト宗教しゅうきょう団体だんたいが、美容びよう痩身そうしんうたったほんやサークルを勧誘かんゆう手段しゅだんもちいる(ほうはなさんほうぎょう


出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ 広辞苑こうじえん だいろくはん痩身そうしん
  2. ^ a b :「身体しんたい領域りょういきにおける摂食せっしょく障害しょうがい連携れんけい指針ししん指針ししん策定さくていチーム『身体しんたい領域りょういき摂食せっしょく障害しょうがい連携れんけい指針ししん』(レポート)2020ねん3がつ1にちhttp://www.jsed.org/wp-content/uploads/2021/05/shintai_shishin.pdf 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 日本にっぽん肥満ひまん学会がっかい へん肥満ひまんしょう診療しんりょうガイドライン2022』(1はん)ライフサイエンス出版しゅっぱん、2022ねん12月1にちISBN 978-4-89775-458-1http://www.jasso.or.jp/contents/magazine/journal.html 
  4. ^ a b c d e f g 厚生こうせい労働省ろうどうしょう日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅん策定さくてい検討けんとうかい日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅん(2020年版ねんばん』(レポート)2019ねん12月1にちhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html 
  5. ^ a b c てわかる!栄養えいよう図解ずかい事典じてん』p.10-18
  6. ^ a b c d e 藤城ふじしろ みどり肥満ひまんしょう食事しょくじ療法りょうほうとその管理かんり」『日大にちだい医学いがく雑誌ざっしだい78かんだい4ごう日本にっぽん大学だいがく学会がっかい、2019ねん8がつ1にち、223-229ぺーじdoi:10.4264/numa.78.4_2232024ねん2がつ9にち閲覧えつらん 
  7. ^ 江藤えとう みき笹井ささい 浩行ひろゆき辻本つじもと 健彦たけひこ リナ、田中たなか 喜代次きよじしょく習慣しゅうかん改善かいぜん運動うんどう実践じっせんによる減量げんりょう支援しえんともな体重たいじゅう変化へんか: 1ねん追跡ついせき調査ちょうさ」『体力たいりょく科学かがくだい68かんだい4ごう一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽん体力たいりょく学会がっかい、2019ねん8がつ1にち、251-259ぺーじdoi:10.7600/jspfsm.68.251ISSN 1881-47512023ねん10がつ3にち閲覧えつらん 
  8. ^ 水野みずの 尚子しょうこ重野しげの 利彰としあき熊谷くまがい 麻紀まき根本ねもと 賢一けんいちはたら世代せだい肥満ひまん男性だんせいたいする運動うんどう指導しどう食事しょくじ指導しどう組合くみあわせた宿泊しゅくはくがた健康けんこう指導しどうプログラムの実施じっしとその効果こうか」『松本まつもと大学だいがく研究けんきゅう紀要きようだい16かん学校がっこう法人ほうじん松商学園まつしょうがくえん松本まつもと大学だいがく、2018ねん3がつ12にち、59-74ぺーじISSN 1348-06182023ねん10がつ5にち閲覧えつらん 
  9. ^ 中西なかにしいさお (2005ねん4がつ26にち). “米国べいこく少女しょうじょたちの危険きけんなダイエット=ステロイド使用しよう社会しゃかい問題もんだい”. The Associated Press. livedoor. 2013ねん5がつ2にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  10. ^ MERIDIA® (sibutramine hydrochloride monohydrate) 4” (pdf). ABBOTT LABORATORIES. 2003ねん3がつ15にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  11. ^ Acomplia 20 mg film-coated tablets”. emc.medicines.org (2007ねん9がつ27にち). 2007ねん9がつ28にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  12. ^ XENICAL® (orlistat) CAPSULES” (pdf). Roche Laboratories Inc (2003ねん). 2004ねん5がつ28にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  13. ^ 医薬品いやくひん安全あんぜんせい情報じょうほう Vol. 1 No. 38(2003. 12.26)”. nihs.go.jp. 国立こくりつ医薬品いやくひん食品しょくひん衛生えいせい研究所けんきゅうじょ 安全あんぜん情報じょうほう (2003ねん). 2004ねん6がつ17にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  14. ^ サノレックスじょう0.5mg 添付てんぷ文書ぶんしょ” (PDF). ノバルティス ファーマ株式会社かぶしきがいしゃ (2013ねん4がつ). 2014ねん2がつ26にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  15. ^ 宮崎みやざき 百代ももよ小林こばやし 憲太郎けんたろう山本やまもと 真貴子まきこ松田まつだ わたる廣瀬ひろせ めぐみけい植村うえむら いつき佐々木ささき あきら木村きむら 昭夫あきお脂肪しぼう吸引きゅういん術後じゅつご術後じゅつご合併症がっぺいしょうにより救急きゅうきゅう搬送はんそうされ入院にゅういん加療かりょう必要ひつようとなった4れい検討けんとう」『日本にっぽん救急きゅうきゅう学会がっかい関東かんとう地方ちほうかい雑誌ざっしだい41かんだい4ごう日本にっぽん救急きゅうきゅう学会がっかい関東かんとう地方ちほうかい、2020ねん12月28にち、392-395ぺーじdoi:10.24697/jaamkanto.41.4_3922024ねん2がつ29にち閲覧えつらん 
  16. ^ Seretis, Konstantinos; Goulis, Dimitrios G; Koliakos, Georgios; Demiri, Efterpi (2015). “Short- and Long-Term Effects of Abdominal Lipectomy on Weight and Fat Mass in Females: A Systematic Review”. Obesity Surgery 25 (10): 1950–8. doi:10.1007/s11695-015-1797-1. PMID 26210190. 
  17. ^ ボディをきれいにととのえる下着したぎえら”. 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんボディファッション協会きょうかい. 2024ねん2がつ25にち閲覧えつらん
  18. ^ ほそはら 浩平こうへい国信くにのぶ 清香きよか齋藤さいとう 衣子きぬこ杉原すぎはら 由佳ゆか西田にしだ 由香ゆか渡邉わたなべ 隆之たかゆき加藤かとう 秀夫ひでお肥満ひまんラットにおける補正ほせい下着したぎ着用ちゃくようによる減量げんりょう効果こうか」『県立けんりつ広島ひろしま大学だいがく人間にんげん文化ぶんか学部がくぶ紀要きようだい4かん県立けんりつ広島大学ひろしまだいがく、2009ねん2がつ27にち、31-38ぺーじ2024ねん2がつ25にち閲覧えつらん 
  19. ^ ルース・グッドマン ちょ小林こばやし 由果ゆか やく『ヴィクトリアちょう英国えいこくじん生活せいかつ 貴族きぞくから労働ろうどうしゃ階級かいきゅうまで うえ』(1はんはら書房しょぼう、2017ねん7がつ18にちISBN 9784562054244 
  20. ^ 兼田かねだ徳幸のりゆき (2020ねん3がつ31にち). “はらくだけで腹筋ふっきんきたえる」根拠こんきょなし 4しゃ措置そち命令めいれい”. 朝日新聞あさひしんぶん. 2020ねん3がつ31にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  21. ^ 河口かわぐち哲也てつや (2006ねん5がつ11にち). “しろいんげんまめダイエットほう下痢げり嘔吐おうと”. allabout.co.jp. 2006ねん5がつ20日はつか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月12にち閲覧えつらん
  22. ^ 上田うえだあつし糸井いとい裕哉ゆうや (2022ねん12月14にち). “ネット販売はんばいせる食品しょくひん」に承認しょうにんやく体重たいじゅうったがはげしい動悸どうきあせ健康けんこう被害ひがい今年ことし10けん”. 読売新聞よみうりしんぶん. 2023ねん4がつ12にち閲覧えつらん
  23. ^ いままでにないダイエット 表示ひょうじやめるよう命令めいれい”. NHK (2014ねん6がつ13にち). 2014ねん6がつ13にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん11月9にち閲覧えつらん