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ニフティ - Wikipedia
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ニフティ株式会社かぶしきがいしゃえい: NIFTY Corporation)は、インターネットサービスプロバイダ主力しゅりょく事業じぎょうとする電気でんき通信つうしん事業じぎょうしゃであり、ノジマ完全かんぜん子会社こがいしゃである。

ニフティ株式会社かぶしきがいしゃ
NIFTY Corporation
本社ほんしゃ入居にゅうきょする新宿しんじゅくフロントタワー
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
169-0074
東京とうきょう新宿しんじゅく北新宿きたしんじゅく丁目ちょうめ21-1
新宿しんじゅくフロントタワー
設立せつりつ 2017ねん平成へいせい29ねん2がつ4にち
(ニフティ分割ぶんかつ準備じゅんび株式会社かぶしきがいしゃ
業種ぎょうしゅ 情報じょうほう通信つうしんぎょう
法人ほうじん番号ばんごう 7011101079619 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう インターネット接続せつぞくサービス事業じぎょう、コンテンツ企画きかく製作せいさく販売はんばい事業じぎょうほか
代表だいひょうしゃ 前島まえじまいち代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう
資本しほんきん 1おくえん
(2017ねん4がつ1にち時点じてん
主要しゅよう株主かぶぬし ノジマ 100%
(2017ねん4がつ1にち時点じてん
主要しゅよう子会社こがいしゃ ニフティライフスタイル
ニフティネクサス
コマースリンク
ライフメディア
関係かんけいする人物じんぶつ 古河ふるかわたてじゅんもと社長しゃちょう
和田わだ一也かずやもと社長しゃちょう
荻原おぎわら正也まさやもと社長しゃちょう
山川やまかわたかしもと常務じょうむ
外部がいぶリンク www.nifty.co.jp ウィキデータを編集
特記とっき事項じこう:2017ねん4がつにニフティ分割ぶんかつ準備じゅんび株式会社かぶしきがいしゃから商号しょうごう変更へんこう
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概要がいよう

編集へんしゅう

日商岩井にっしょういわいNI)と富士通ふじつうF)の折半せっぱん出資しゅっし会社かいしゃとして発足ほっそくした株式会社かぶしきがいしゃエヌ・アイ・エフを母体ぼたいとしている。設立せつりつ当初とうしょCompuServe提携ていけいしてニフティサーブ名称めいしょう商用しょうようパソコン通信つうしんサービスをおこない、一時いちじ日本にっぽん最大手さいおおてのパソコン通信つうしんサービスであったが、そのインターネット普及ふきゅうわせてインターネット接続せつぞくサービスをじくとした事業じぎょう移行いこうする。ダイヤルアップ接続せつぞくISDN回線かいせん一般いっぱんてきな1999ねん2がつまつ時点じてん会員かいいんすうやく269まんにんで、国内こくないインターネット接続せつぞく事業じぎょうしゃなか最大さいだい規模きぼであった。1999ねん3がつ経営けいえい不振ふしん日商岩井にっしょういわい所有しょゆう株式かぶしき富士通ふじつう売却ばいきゃくして富士通ふじつう全額ぜんがく出資しゅっし子会社こがいしゃとなった[1]。11月に富士通ふじつうISP事業じぎょう部門ぶもん会員かいいんすう54まんにんのInfoWebと統合とうごうして、@niftyが誕生たんじょうした[2][3]

パソコン通信つうしんサービスを開始かいしした当初とうしょ、CompuServeで確立かくりつされていた「フォーラム」というコミュニティ形成けいせいし、その運用うんようシスオペばれる管理かんりしゃ委託いたくしていた。「フォーラム」は@niftyに統合とうごうつづいたが利用りようしゃすう減少げんしょうし、インターネットに移行いこうしたフォーラム(いわゆるWEBフォーラム)以外いがいのパソコン通信つうしんによるフォーラムは2005ねん3がつ31にち終了しゅうりょうし、2006ねん3がつ31にちにすべてのパソコン通信つうしんサービスを終了しゅうりょうした。のこったWEBフォーラムも2007ねん3がつ31にち24:00にサービスを終了しゅうりょうした。掲示板けいじばん閲覧えつらんは2007ねん6がつ28にち15:00まで可能かのうである。フォーラムによってはfolomyなどニフティ以外いがいのサーバーへ移転いてんしてコミュニティとしてのサービスを継続けいぞくしているが、@niftyとは無関係むかんけいである。

沿革えんかく

編集へんしゅう
  • 1986ねん2がつ - 日商岩井にっしょういわいげん:そう)および富士通ふじつう出資しゅっしによって、株式会社かぶしきがいしゃエヌ・アイ・エフとして東京とうきょう千代田ちよだ設立せつりつ
  • 1986ねん9がつ - 商号しょうごうエヌ・アイ・エフ株式会社かぶしきがいしゃ変更へんこう
  • 1986ねん10がつ - ワープロOASYSシリーズで「OASYS通信つうしんサービス」として試験しけん運用うんよう開始かいし。OAS01001からはじまるID番号ばんごう発給はっきゅう。2020ねん7がつ現在げんざい有効ゆうこう
  • 1987ねん4がつ - ニフティサーブ開始かいし
  • 1991ねん4がつ - 商号しょうごうニフティ株式会社かぶしきがいしゃ変更へんこう本社ほんしゃ品川しながわ大森おおもりベルポート移転いてん
  • 1999ねん3がつ - 富士通ふじつう完全かんぜん子会社こがいしゃとなる[4]
  • 1999ねん11月 - 富士通ふじつうのInfoWebをニフティサーブに統合とうごうし、@niftyを開始かいし[5]
  • 2005ねん4がつ - ベンチャー企業きぎょう投資とうし育成いくせい目的もくてきに、投資とうしファンド「WING」(投資とうし事業じぎょう有限ゆうげん責任せきにん組合くみあいGB-III)を設立せつりつ
  • 2005ねん9がつ - マーケティング分野ぶんや事業じぎょう拡大かくだい目的もくてき富士通ふじつうより株式会社かぶしきがいしゃライフメディアの株式かぶしき取得しゅとく子会社こがいしゃ
  • 2006ねん12月 - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょだい2上場じょうじょう
  • 2007ねん5がつ - 企業きぎょうない研究所けんきゅうじょとしてニフティ研究所けんきゅうじょ新設しんせつ所長しょちょう友澤ともざわ大輔だいすけ顧問こもんまるうちブランドフォーラム代表だいひょう片平かたひら秀貴ひでき一橋大学ひとつばしだいがく大学院だいがくいんじゅん教授きょうじゅ阿久津あくつさとしいた。
  • 2011ねん12月 - 本社ほんしゃ新宿しんじゅく新宿しんじゅくフロントスクエアうちにある新宿しんじゅくフロントタワーに移転いてん
  • 2012ねん5がつ - 海外かいがい進出しんしゅつ必要ひつよう付随ふずい業務ぎょうむをプラットフォーム提供ていきょうする目的もくてき株式会社かぶしきがいしゃグロザスを株式会社かぶしきがいしゃ産業さんぎょう革新かくしん機構きこう合弁ごうべん設立せつりつ。クリニック・動物どうぶつ病院びょういん診療しんりょう必要ひつよう各種かくしゅ医療いりょう材料ざいりょうしょうロット・たん納期のうき提供ていきょうする株式会社かぶしきがいしゃプロミクロスを100%子会社こがいしゃ
  • 2012ねん8がつ - 「ニフティクラウド」で西日本にしにほんリージョンを開設かいせつ
  • 2012ねん10がつ - 高速こうそくモバイル通信つうしんサービス「@nifty do LTE」を提供ていきょう開始かいし小売こうり業者ぎょうしゃけにネットスーパーシステムを提供ていきょうする株式会社かぶしきがいしゃベクトルワンへ出資しゅっし
  • 2013ねん10がつ - 外出がいしゅつさきからさまざまな宅内たくない機器きき安全あんぜん手軽てがる操作そうさできる「スマートサーブ」を提供ていきょう開始かいし株式会社かぶしきがいしゃ電通でんつう生活せいかつしゃ参加さんかがた地方ちほう特産とくさんひん開発かいはつ支援しえんサービス「うまいもんプロデューサー」の全国ぜんこくばん提供ていきょう開始かいし
  • 2013ねん11月 - @nifty会員かいいんけにデジタル機器ききをレンタルする「@niftyレンタルサービス」の提供ていきょう開始かいし
  • 2014ねん4がつ - 全国ぜんこくのスポーツクラブと連携れんけいして「@niftyスポーツクラブ」の提供ていきょう開始かいし
  • 2014ねん11月 - LTE高速こうそくタ通信たつうしん音声おんせい通話つうわ対応たいおうのMVNOサービス「NifMo(ニフモ)の提供ていきょう開始かいし」。
  • 2016ねん6がつ - 親会社おやがいしゃ富士通ふじつう株式かぶしき公開こうかい買付かいつけを実施じっし、96.74%の株式かぶしき取得しゅとく[6]
  • 2016ねん7がつ - 東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょだい2上場じょうじょう廃止はいし株式かぶしきとううりわたり請求せいきゅうにより富士通ふじつう完全かんぜん子会社こがいしゃとなる[7]
  • 2017ねん4がつ - クラウド事業じぎょう中心ちゅうしんとする富士通ふじつうクラウドテクノロジーズ株式会社かぶしきがいしゃと、コンシューマ事業じぎょう中心ちゅうしんとするニフティ株式会社かぶしきがいしゃ分社ぶんしゃ。ニフティ株式会社かぶしきがいしゃ株式会社かぶしきがいしゃノジマの完全かんぜん子会社こがいしゃとなる。
  • 2017ねん11月 - デイリーポータルZおよび東京とうきょうカルチャーカルチャーを東急とうきゅうグループのISPであるイッツ・コミュニケーションズ事業じぎょう譲渡じょうと[8]
  • 2021ねん3がつ1にち - フジ・メディア・ホールディングス傘下さんかのディノス・セシール(げんDINOS CORPORATION)からセシール事業じぎょう取得しゅとく中間なかま持株もちかぶ会社かいしゃニフティ・セシール(2020ねん12月16にち設立せつりつ傘下さんか新設しんせつ分割ぶんかつされたセシール(2020ねん12月1にち設立せつりつ)を[9][10]
  • 2021ねん12月24にち - 子会社こがいしゃニフティライフスタイル東京とうきょう証券しょうけん取引とりひきしょマザーズ上場じょうじょう[11]

社名しゃめい由来ゆらい

編集へんしゅう
  • 設立せつりつ社名しゃめい株式会社かぶしきがいしゃエヌ・アイ・エフは、「ネットワーク・インフォメーション・フォーラム」の英語えいご表記ひょうき[注釈ちゅうしゃく 1]頭文字かしらもじ由来ゆらいする。
  • ニフティサーブおよび改称かいしょう社名しゃめいのニフティとは、NIFに接辞せつじのtyをつけて、英語えいごの「かっこいい」「いきな」という意味いみたせたものである。1941ねん当時とうじすでにディズニーが作品さくひんでNiftyという英語えいご本来ほんらい単語たんご使用しようしている。

おもなサービス

編集へんしゅう

@niftyアット・ニフティ)は、ニフティ株式会社かぶしきがいしゃ運営うんえいするインターネットサービスプロバイダである。子供こどもけのニフティキッズきゅう:キッズ@nifty)もある。

ウェブ検索けんさくGoogle使用しよう。ニュース、株価かぶか旅行りょこう音楽おんがく映画えいがその情報じょうほうサービスも提供ていきょうしている。2003ねんから2006ねんまでは、毎年まいとしなつに「@nifty BBフェスタ」というイベントを東京とうきょう大阪おおさか名古屋なごやの3都市とし開催かいさいしていた。

2020ねん12月13にち現在げんざいアレクサランキングでの順位じゅんいは、世界せかい2498日本にっぽん国内こくない238である。[12]

  • 1999ねん - ニフティ株式会社かぶしきがいしゃニフティサーブおよび富士通ふじつうのInfowebが統合とうごうされサービス開始かいし。プロバイダの経路けいろはInfoWebのサービスをいでいるため、ニフティのリモートホストはinfoweb.ne.jpであり、Infowebの名残なごりのこすが、2017ねん、infoweb ドメイン終了しゅうりょう。(一部いちぶ会員かいいんでは上流じょうりゅうネットワークの関係かんけいじょう、OCN に変更へんこうされている)
  • 2006ねん03月 - Winnyなどファイル共有きょうゆうソフト帯域たいいき制限せいげん告知こくち
  • 2006ねん04がつ - Winnyなどファイル共有きょうゆうソフトの帯域たいいき制限せいげん一部いちぶ地域ちいき開始かいし[13]
  • 2007ねん07がつ - ファイル共有きょうゆうソフトの帯域たいいき制限せいげん対象たいしょうをほぼ全国ぜんこくひろげる。
  • 2009ねん10がつ - ライバル関係かんけいであるNECビッグローブとコンテンツの相互そうごれを開始かいし

NTTコミュニケーションズがMVNENTTドコモXi/LTE使用しようするMVNOである。くだ最大さいだい150Mbpsである。

インターネット接続せつぞくサービス(プロバイダー)

編集へんしゅう
  • @niftyひかり
  • auひかり
  • コミュファこう
  • フレッツひかり
  • ドコモこう
  • ADSL

モバイル接続せつぞくサービス(プロバイダー)

編集へんしゅう

@nifty MOBILE(YM)4G 定額ていがく3ねん

編集へんしゅう

ワイモバイルの4Gを利用りようした、くだ最大さいだい112.5Mbps/のぼ最大さいだい37.5Mbpsの定額ていがくタ通信たつうしんサービス。2013ねん12月5にちから提供ていきょう開始かいし

UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXもう利用りようした定額ていがくせいおよじゅん定額ていがくせいタ通信たつうしんサービス。 (2020ねん3がつ12にちをもって新規しんき申込もうしこみ受付うけつけ終了しゅうりょう[14]

nifty.com形式けいしき

編集へんしゅう

ドメインはnifty.comで、接続せつぞくサービスを契約けいやくしている会員かいいんけ。メールボックス容量ようりょう3GBだったが、2007ねん6がつ4にちのnifmail.jp形式けいしき無料むりょうウェブメールサービス開始かいしとともに5GBに拡張かくちょうされた。nifmail.jp形式けいしきメールサービスは、2010ねん9がつ30にち廃止はいしされふたた有料ゆうりょうサービスのみとなった。

@niftyホームページサービス

編集へんしゅう

2016ねんより運営うんえい開始かいししたホームページサービス。1999ねんから2016ねん11がつまで運営うんえいしていたきゅうホームページサービス「@homepage」の後継こうけいたる。

@nifty会員かいいん会員かいいんども利用りようできるブログサービス。

2003ねん12月2にちサービス開始かいし[15]Movable Type開発かいはつしたシックス・アパートしゃ開発かいはつしたTypePadというブログホスティングサービスのOEM。シックス・アパートしゃよりライセンス供与きょうよされておりニフティが運用うんようしている。

サービス普及ふきゅうのために様々さまざまみをおこなったが、当初とうしょブログはわけのわからないもので、おかねもうからないため、ブログを開設かいせつしてくれる協力きょうりょくしゃすくなかった。こころみの一環いっかんとして、芸能人げいのうじんブログとして眞鍋まなべかをり自身じしんのブログ「眞鍋まなべかをりのココだけのはなし」を開設かいせつ現在げんざい閉鎖へいさ)。当時とうじニフティのコミュニティーサービス再興さいこうのための部署ぶしょにいた清田きよたいちるは、眞鍋まなべがブレイクしたことをきかっけにブログが様々さまざま媒体ばいたいげられたこと、2004ねん8がつに『週刊しゅうかんSPA!』でエロけいコンテンツをあつかうブログ「エログ」が注目ちゅうもくされたことで、日本にっぽんでブログがひろまったとべている。また清田きよた自身じしん個人こじんブログ「小鳥ことりピヨピヨ」を開始かいしし、アクセスをばした。[16]

2005ねん6がつごろからアクセス速度そくど低下ていかなどの不具合ふぐあい発生はっせいしていたが2007ねん3がつ22にちおよび4がつ4にちのメンテナンスで改善かいぜんされた[17][18]

2007ねん8がつ8にち携帯けいたいデザイン(無料むりょう)を155種類しゅるいリリースするなど、携帯けいたいけサービスの拡充かくじゅうはかられている[19]

  • 過去かこのメンテナンスにかんする事象じしょう
    • 2006ねん7がつ11にち-13にちにかけて実施じっしされたメンテナンス[20] によりレスポンス問題もんだいはひとまず解消かいしょうされたとおもわれていたがそのもレスポンスが低下ていかしていた時期じきがあった。
    • 2006ねん12月5にち午前ごぜん10から7にち午後ごご3まで53あいだにわたって実施じっしされたメンテナンスでは、メンテナンスちゅうきたトラブルを十分じゅうぶん解決かいけつできず、メンテナンスまえ状態じょうたいもどしてサービスを再開さいかい[21]翌月よくげつ2007ねん1がつ17にち再度さいどメンテナンスをおこないトラブルを改善かいぜんした[22]

InterPot(インターポット)

編集へんしゅう

Javaつくられたオンラインコミュニケーションゲーム。うるまでるびがデザインを担当たんとうチャットやらくがき機能きのうでコミュニケーションをれるほか、デンナ・モニターを使つかって自分じぶん土地とちホームページブログることも可能かのう

@nifty バックアップ

編集へんしゅう

オンラインバックアップサービス。パソコンのデータバックアップを専用せんようツールにより、毎日まいにち自動じどうおこなうことができる。2010ねん7がつ@nifty バックアップV2として、サービスリニューアルがおこなわれた。

050IP電話でんわである。

ニフティキッズ

編集へんしゅう

2002ねん開設かいせつした子供こどもポータルサイト。「ゲームランド」や「キッズなんでも相談そうだんコーナー」といったサービスがあり、なつには自由じゆう研究けんきゅう読書どくしょ感想かんそうぶんなどの情報じょうほう提供ていきょうされる。

ニフティからはなれたサービス

編集へんしゅう

イッツ・コミュニケーションズへ事業じぎょう譲渡じょうと

編集へんしゅう
デイリーポータルZ
「オルタナけいポータルサイト」を自称じしょうするインターネットコンテンツ。2002ねん10がつ提供ていきょう開始かいし
2017ねん11月1にちづけ東京とうきょうカルチャーカルチャーとともにイッツ・コミュニケーションズ事業じぎょう譲渡じょうと。ただし、事業じぎょう譲渡じょうとやく1年間ねんかん従前じゅうぜんのURL「portal.nifty.com」を使用しようしていた。
東京とうきょうカルチャーカルチャー
「ネットとリアルをつなぐ」をコンセプトに運営うんえいされる飲食いんしょくてんけんイベントスペース。通称つうしょう「カルカル」。2007ねん開店かいてん
当初とうしょ台場だいば江東こうとう青海あおみ)のパレットタウンうちにあったが、2016ねん12月に渋谷しぶや渋谷しぶやのcocotiへ移転いてんした。

富士通ふじつうクラウドテクノロジーズへ事業じぎょう譲渡じょうと

編集へんしゅう

正確せいかくには、分社ぶんしゃまえきゅうニフティが富士通ふじつうクラウドテクノロジーズに会社かいしゃめい変更へんこうしたのであり、事業じぎょう譲渡じょうとではない。

ニフティクラウド
パブリックがたクラウドコンピューティングサービス。ドメインはcloud.nifty.com。2010ねん1がつ開始かいし。サービス提供ていきょう開始かいし以来いらい、1,000しゃ以上いじょう導入どうにゅう実績じっせき。VMwareで仮想かそうされたサーバー資源しげん利用りようでき、短時間たんじかん利用りよう停止ていしできるオンデマンドせいや、時間じかん単位たんいしたがえりょう課金かきん国内こくないデータセンターなどが特長とくちょう現在げんざいは「ニフクラ」「NIFCLOUD」の呼称こしょう使用しようNIFTY Cloud
mBaaS
mBaaS(mobile backend as a Service)とは、スマートフォンアプリでよく利用りようされる汎用はんようてき機能きのうをクラウドから提供ていきょうするサービス。クラウドじょう用意よういされた機能きのうをAPIですだけで利用りようでき、サーバー開発かいはつ運用うんよう不要ふようNIFTY Cloud mobile backend
シンプルVPN
ていコストで導入どうにゅうできる拠点きょてんあいだ接続せつぞくやリモート接続せつぞくようVPNサービス。レイヤー2VPN方式ほうしき採用さいよう利用りようできるプロトコルやアプリケーションに制限せいげんがなく、ブロードキャスト通信つうしん可能かのうシンプルVPN
ShaMo!
スマートフォンアプリで使つかえる安価あんか法人ほうじんよう電話でんわサービスとして2016ねん4がつから提供ていきょう開始かいし。iOSとAndroidばん存在そんざいする。ShaMo!(シャモ)

終了しゅうりょうしたサービス

編集へんしゅう
ニフティサーブ
1987ねんから2006ねんまでニフティ株式会社かぶしきがいしゃ運営うんえいしていたパソコン通信つうしんサービス。
@homepage
「@nifty」のISP接続せつぞく会員かいいんけに1999ねんから提供ていきょうしていた無料むりょうホームページサービス。2016ねん11月10にち15をもって終了しゅうりょうし、やく12まんけんにおよぶホームページが自動じどう消滅しょうめつした。後継こうけいサービスは「@niftyホームページサービス」。
@nifty do LTE
NTTドコモのFOMA/LTEを利用りようした定額ていがくタ通信たつうしんサービス。2012ねん10がつ15にちから提供ていきょう開始かいし。2015ねん3がつ31にち新規しんきもう終了しゅうりょう[24]、2017ねん3がつ31にちをもってサービスの提供ていきょう終了しゅうりょう
@nifty MOBILE(YM) LTE(@nifty EMOBILE LTE)
ワイモバイルのG4/LTEを利用りようした定額ていがくタ通信たつうしんサービス。2014ねん2がつ28にちをもって新規しんき申込もうしこみ終了しゅうりょう[25]
@nifty Mobile BB
イー・モバイルのEMモバイルブロードバンド利用りようした定額ていがくせいおよじゅん定額ていがくせいタ通信たつうしんサービス。2014ねん11月30にち、サービス終了しゅうりょう[26]
@nifty Mobile P
ウィルコムのAIR-EDGE利用りようした定額ていがくせいタ通信たつうしんサービス。2011ねん3がつ31にちサービス終了しゅうりょう[27]
nifmail.jp形式けいしき
無料むりょう使つかえるWebメールサービス。ドメインはnifmail.jp。2007ねん6がつ4にち開始かいし、2010ねん9がつ30にち終了しゅうりょう。メールボックス容量ようりょう5GB。パソコン携帯けいたい電話でんわのブラウザを使つかってメールを送受信そうじゅしんすることができた。メールアドレスの有効ゆうこう期限きげん最終さいしゅうログインから120にち [1]。サービス終了しゅうりょう発表はっぴょう、メールデータ保存ほぞん移行いこうのため、電子でんしメールクライアントによる受信じゅしん可能かのうとなった [2]
@nifty TimeLine(タイムライン)
2007ねん2がつ28にちサービス開始かいし時間じかんじく沿った情報じょうほう登録とうろくできる年表ねんぴょうがたCGMサービス。Ruby on Rails開発かいはつされている。2009ねん4がつ24にちに『おとこはつらいよ』40周年しゅうねん公式こうしきサイトにて、@nifty TimeLine使つかえるようになる。
2011ねん6がつ30にちをもってサービス終了しゅうりょうとなった。
iREGi(アイレジ)
@niftyが提供ていきょうする提携ていけいECサイトじょうにおける収納しゅうのう代行だいこう決済けっさいサービス。提携ていけいするECサイト(デジタルコンテンツビーケーワンなど)で利用りようすると、@niftyのプロバイダ料金りょうきん請求せいきゅうさきとして登録とうろくしているクレジットカード請求せいきゅうされるので、クレジットカード番号ばんごう漏洩ろうえい抑止よくしからセキュリティがたかまる。ただし、クレジットカード以外いがい支払しはら方法ほうほう場合ばあい利用りよう不可ふか利用りよう金額きんがく上限じょうげんがある。@nifty以外いがいのプロバイダーを利用りようしていても「@nifty無料むりょう会員かいいんきゅうiREGi会員かいいん)」に入会にゅうかいし、クレジットカード番号ばんごう登録とうろくすることでiREGiによる決済けっさい利用りようできる。2010ねん9がつ30にちにサービス終了しゅうりょうした。
同種どうしゅのサービスとしてはSo-netの「Smash」などがある。
アバウトミー
2007ねん5がつ17にちサービス開始かいし。オープンがたのプロフィールサービス。複数ふくすうのウェブサービスを集合しゅうごうさせ、質問しつもんつうじたコミュニケーションが充実じゅうじつ。ひとこと機能きのうなどもある。利用りようしゃは、@nifty会員かいいんのほか、livedoorID、はてなID、JugemKeyTypekeyOpenID対応たいおう。10ふんつくRuby on Rails動画どうが著名ちょめい増井ますい雄一郎ゆういちろうNaCL永和えいわシステムマネジメントしゃ協力きょうりょくて、Ruby on Railsで開発かいはつ。2011ねん6がつ30にちにサービス終了しゅうりょうした。
アプラグ
ブログパーツサービス。ユーザーが自分じぶんでXMLを記述きじゅつすることでアプリを作成さくせいすることも可能かのう。また、それを利用りようすることでブログパーツをまとめて管理かんりすることも可能かのう。2011ねん5がつ31にちにサービス終了しゅうりょうした。
BuzzPulse(バズパルス)
クチコミマーケティングサービス。国内こくないのブログに日々ひび投稿とうこうされる企業きぎょう商品しょうひんやサービス・ブランドとうの「クチコミ」の「評判ひょうばん」を分析ぶんせきするマーケティングツール。
サービスはおおきく3つにけられ、
  • ブログ分析ぶんせきサービス(一部いちぶコンサルティング)
  • ASPがたブログ集計しゅうけいサービス
  • クチコミプロモーションサービス
がある。
時期じき不明ふめいであるが、2012ねん2がつ現在げんざいはサービスが終了しゅうりょうしている。
デコゲット
携帯けいたい専用せんようデコメールSNSデコメール素材そざい投稿とうこうしたり、コメントをけて他人たにんとデコメ素材そざい共有きょうゆうすることが可能かのう。3キャリアに対応たいおうしている。
時期じき不明ふめいであるが、2015ねん9がつ現在げんざいサービスが終了しゅうりょうしている。
ビデオ共有きょうゆう
動画どうが共有きょうゆうサービス投稿とうこうされた動画どうがたいして、ブログ投稿とうこう、マイクリップ登録とうろく評価ひょうか・コメント、ブログパーツ設定せっていなどの機能きのう利用りようできる。2011ねん6がつ30にちにサービス終了しゅうりょうした。
ニフニフ動画どうが
動画どうがコメント投稿とうこうサービス。YouTube投稿とうこうされた動画どうがにコメントをけることが可能かのう。2007ねん6がつ11にち時点じてんβべーたばんだったが、2008ねん10がつ7にち運営うんえい完全かんぜん終了しゅうりょうした。
MOOCS
音楽おんがく情報じょうほうソーシャル・ネットワーキング・サービス「MOOCS park」からなる音楽おんがく総合そうごうサイト

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ えい: network information forum

出典しゅってん

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  1. ^ 日商岩井にっしょういわい保有ほゆうニフティぜん株式かぶしき富士通ふじつう売却ばいきゃく
  2. ^ しんドメインは“www.nifty.com”---11月1にちスタートの“@nifty”しんサービス発表はっぴょう
  3. ^ メーカーけいプロバイダに転機てんき 富士通ふじつうとNECが拡大かくだい路線ろせん放棄ほうき -- ITpro
  4. ^ ニフティ、富士通ふじつうの100%子会社こがいしゃ”. INTERNET Watch (1999ねん3がつ23にち). 2012ねん9がつ6にち閲覧えつらん
  5. ^ ニフティとInfoWebが統合とうごう、「@nifty」へ”. INTERNET Watch (1999ねん7がつ8にち). 2012ねん9がつ6にち閲覧えつらん
  6. ^ 支配しはい株主かぶぬしである富士通ふじつう株式会社かぶしきがいしゃによる当社とうしゃ株式かぶしきたいする公開こうかい買付かいつけの結果けっかかんするおらせ』(プレスリリース)ニフティ、2016ねん6がつ16にちhttp://www.nifty.co.jp/ir/pdf/20160616_01.pdf2016ねん6がつ23にち閲覧えつらん 
  7. ^ 富士通ふじつう株式会社かぶしきがいしゃによる当社とうしゃ株主かぶぬしたいする株式かぶしきとううりわたり請求せいきゅうおこなうことの決定けってい当該とうがい株式かぶしきとううりわたり請求せいきゅうかか承認しょうにんおよ当社とうしゃ株式かぶしき上場じょうじょう廃止はいしかんするおらせ』(プレスリリース)ニフティ、2016ねん6がつ23にちhttp://www.nifty.co.jp/ir/pdf/20160623_01.pdf2016ねん7がつ25にち閲覧えつらん 
  8. ^ 「デイリーポータルZ」および「東京とうきょうカルチャーカルチャー」の譲渡じょうとについて』(プレスリリース)イッツ・コミュニケーションズ株式会社かぶしきがいしゃ、ニフティ株式会社かぶしきがいしゃ、2017ねん10がつ31にちhttp://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/171031004627/1.htm2017ねん11月4にち閲覧えつらん 
  9. ^ 連結れんけつ子会社こがいしゃ事業じぎょう譲渡じょうとかんするおらせ,フジ・メディア・ホールディングス,2020ねん11月26にち
  10. ^ 株式会社かぶしきがいしゃディノス・セシールのセシール事業じぎょう吸収きゅうしゅう分割ぶんかつにより承継しょうけいする会社かいしゃ株式かぶしき取得しゅとく子会社こがいしゃ)にかんするおらせ,ニフティ,2020ねん11月26にち
  11. ^ 連結れんけつ子会社こがいしゃ(ニフティライフスタイル株式会社かぶしきがいしゃ)の上場じょうじょう承認しょうにんについて,ニフティ,2021ねん11月19にち
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  17. ^ 4/3 ココログベーシック/プラス/プロ メンテナンス実施じっしのおらせ
  18. ^ ココログベーシック/プラス/プロ メンテナンスのおらせ
  19. ^ ニフティ、ブログサービス「ココログ」にて携帯けいたい対応たいおうばんデザインテンプレートを提供ていきょう開始かいし(2007ねん9がつ29にち時点じてんアーカイブ
  20. ^ ココログメンテナンス実施じっしについて(7/11 14:00-7/13 14:00(2006ねん7がつ17にち時点じてんアーカイブ
  21. ^ 「ココログ」53あいだメンテちゅう問題もんだい発生はっせいもともどして再開さいかい
  22. ^ ココログベーシック/プラス/プロ メンテナンス終了しゅうりょうのおらせ
  23. ^ @niftyフォン-K サービス提供ていきょう終了しゅうりょうのおらせ』(プレスリリース)ニフティ、2015ねん6がつ30にちhttp://support.nifty.com/cs/suptopics/detail/150625478452/1.htm2015ねん10がつ30にち閲覧えつらん 
  24. ^ @nifty do LTEの新規しんきもう終了しゅうりょうにつきまして』(プレスリリース)ニフティhttp://setsuzoku.nifty.com/do_lte/2015ねん10がつ30にち閲覧えつらん 
  25. ^ nifty MOBILE(YM) LTE 定額ていがくにねんプランの新規しんきもう受付うけつけ終了しゅうりょうにつきまして』(プレスリリース)ニフティhttp://setsuzoku.nifty.com/emobile_lte/2015ねん10がつ30にち閲覧えつらん 
  26. ^ @nifty Mobile BBサービス終了しゅうりょうについて』(プレスリリース)ニフティ、2014ねん8がつ13にちhttp://support.nifty.com/cs/suptopics/detail/140730478042/1.htm2015ねん10がつ30にち閲覧えつらん 
  27. ^ @nifty Mobile Pサービス終了しゅうりょうのおらせ』(プレスリリース)ニフティ、2011ねん4がつ1にちhttp://www.nifty.com/mobilep/2015ねん10がつ30にち閲覧えつらん 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 古田ふるた雄介ゆうすけ小鳥ことりピヨピヨ 清田きよたいちる」『なかひと ネットかいのトップスター26にん素顔すがお』アスキー・メディアワークス 、2012ねん

関連かんれん項目こうもく

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  • PayPay銀行ぎんこう 1999ねん当時とうじ親会社おやがいしゃであった富士通ふじつうと、さくら銀行ぎんこうは、@niftyじょうでのサービス展開てんかい前提ぜんてい同行どうこう設立せつりつすることに基本きほん合意ごうい [3] した。その他社たしゃからの出資しゅっしれ「インターネット専業せんぎょう銀行ぎんこう」の草分くさわけとなった [4]

外部がいぶリンク

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