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AR-10 - Wikipedia

AR-10は、ガスオペレーション方式ほうしき口径こうけい7.62mmの自動じどう小銃しょうじゅうである。

AR-10
着剣ちゃっけん状態じょうたいのAR-10(アーティラリエ・インリッチンゲンしゃせいのポルトガルモデル)
AR-10
種類しゅるい 軍用ぐんよう小銃しょうじゅう
製造せいぞうこく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
オランダの旗 オランダ
設計せっけい製造せいぞう 設計せっけいユージン・ストーナー
製造せいぞうアーマライト
アーティラリエ・インリッチンゲン
年代ねんだい 1950年代ねんだい
仕様しよう
種別しゅべつ バトルライフル
口径こうけい 7.62mm
銃身じゅうしんちょう 528mm
ライフリング みぎてん
使用しよう弾薬だんやく 7.62x51mm NATOだん
装弾そうだんすう 20はつはこがた弾倉だんそう
作動さどう方式ほうしき 作動さどうリュングマン方式ほうしき
閉鎖へいさロータリーボルトしき
(マイクロロッキングラグがた
全長ぜんちょう 1,050mm
重量じゅうりょう 3,200-4,050g
発射はっしゃ速度そくど 700はつ/ぶん
銃口じゅうこう初速しょそく 820m/びょう
有効ゆうこう射程しゃてい 630m
歴史れきし 
製造せいぞう期間きかん 1960ねん–1976ねん (ポルトガルモデル)
1958ねん–1985ねん (スーダンモデル)
関連かんれん戦争せんそう紛争ふんそう アンゴラ独立どくりつ戦争せんそうなど
製造せいぞうすう やく10,000ちょう
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概要がいよう

編集へんしゅう
 
National Firearms Museum[:en]展示てんじされたAR-10(ハリウッドモデル)

ユージン・ストーナーによって開発かいはつされたこのAR-10はのちアメリカぐん制式せいしき採用さいよう小銃しょうじゅうとなるM16(AR-10がその始祖しそである)同様どうよう発射はっしゃガスの一部いちぶ銃身じゅうしんから導入どうにゅうしてボルト作動さどうさせる方式ほうしき採用さいようしており、直線ちょくせんてき銃床じゅうしょうアルミ合金ごうきんせいのレシーバーさらには強化きょうかがたグラスファイバーのハンドガードなどをそなえている。AR-10は合計ごうけいでわずか10,000ちょうほどしか生産せいさんされなかった。

同年代どうねんだいほか自動じどう小銃しょうじゅうくらべ、AR-10の外見がいけん先進せんしんてきほかにないものだった。1956ねんにAR-10が発表はっぴょうされた当時とうじ、このじゅうのあらゆる当時とうじ歩兵ほへい装備そうびよりも1kgちか軽量けいりょうであった。フルオートマチックによる連続れんぞく発射はっしゃ非常ひじょうおこないやすく、セミオートマチックでは精度せいどたかく、当時とうじのどんな個人こじんよう火器かきよりもあつかいやすいといっても過言かごんではない画期的かっきてき銃器じゅうきであった。

 
分解ぶんかい状態じょうたいのAR-10(ポルトガルモデル)

AR-10の基本きほん構造こうぞう当時とうじフェアチャイルドエアクラフトいち部門ぶもんであったアーマライトじゅうこうユージン・ストーナーによって開発かいはつされた。AR-10の画期的かっきてき特徴とくちょうM16踏襲とうしゅうされることになる。

AR-10はほぼ独自どくじ設計せっけいではあるが、一部いちぶには当時とうじすでに実績じっせきのあった銃器じゅうきのシステムがれられた。FNハースタルFAL自動じどう小銃しょうじゅう同様どうようにレシーバーがヒンジで固定こていされており、アッパーレシーバーとロワーレシーバーがヒンジをかいしてひらくようになっており、メンテナンスがしやすくなっている。また、ボルトのロックメカニズムはM1941ジョンソンライフルのものにていた。ドイツFG42せて銃床じゅうしょう直線ちょくせんてきつくったことで、かたけした状態じょうたいでフルオート射撃しゃげきしたさいのマズルジャンプもおさえることができた。フェアチャイルドは現在げんざいではA-10製造せいぞうした航空機こうくうきメーカーとしてられているが、航空機こうくうきメーカーではプラスチックアルミニウムチタン合金ごうきん使用しよう非常ひじょうにありふれたものであった。一方いっぽう銃器じゅうきメーカーではそれらの素材そざいはほとんど当時とうじ使用しようされていなかった。

AR-10のボルトの閉鎖へいさ機構きこう、ガスあつ利用りよう作動さどう方式ほうしき当時とうじとしては非常ひじょう斬新ざんしんなロータリーボルトとマイクロ・ロッキング・ラグ閉鎖へいさと、発射はっしゃガスがボルトに直接ちょくせつみちびかれるガスあつ作動さどう方式ほうしき採用さいようしていた。

銃身じゅうしんとほぼ直線ちょくせんてき配置はいちされた銃床じゅうしょうのために上述じょうじゅつとおり、射撃しゃげき安定あんていしているが、ほおけしたさい目線めせん銃身じゅうしんよりもすうセンチじょうる。そのため、装弾そうだんレバーをおおかたちけられたキャリングハンドルにリアサイトがけられた。

レシーバーは軽量けいりょうのためにアルミ合金ごうきんけずりだしでつくられている。ボルトはレシーバーにではなく、レシーバー内部ないぶ延長えんちょうされた銃身じゅうしんはしってロックされる。レシーバーがボルト閉鎖へいさえる強度きょうど必要ひつよういため、レシーバーの軽量けいりょう一役ひとやくっている。初期しょきプロトタイプには当時とうじのアーマライト社長しゃちょう、ジョージ・サリバンのつよ指示しじによりアルミせい銃身じゅうしんやアルミ/スチール合金ごうきん銃身じゅうしんけられたが、製品せいひんではすべてスチール銃身じゅうしんけられている。ストック、ハンドガード、ピストルグリップはプラスチックとグラスファイバーの混合こんごう素材そざい製造せいぞうされる。

アーマライトフェアチャイルド銃器じゅうきようあたらしい素材そざい機構きこうなどを開発かいはつする1部門ぶもんとして1954ねん誕生たんじょうした。のち非常ひじょう有能ゆうのうじゅうこうとしてられるユージン・ストーナーがアーマライトにくわわった。当時とうじアメリカぐんでは陳腐ちんぷ老朽ろうきゅうすすんでいたM1ガーランドライフルの後継こうけいとなるじゅう選定せんてい作業さぎょうおこなっていた。スプリングフィールド造兵ぞうへいしょうのT44E4とT44E5は7.62mmだん使用しようするM1ガーランドの改良かいりょうばんであり、また、FNハースタルからはFN FALT48としてトライアルに提出ていしゅつされた。アーマライトはおくれてトライアルに参加さんかし、2ちょうのAR-10を1956ねんあき合衆国がっしゅうこく陸軍りくぐんスプリングフィールド国営こくえい造兵ぞうへいしょう提出ていしゅつした。工廠こうしょうにおけるテストでテスト要員よういんから良好りょうこう反応はんのうをAR-10はけ、テストじゅうのなかで最良さいりょうとの評価ひょうかけた。

しかし、上述じょうじゅつとおりユージン・ストーナーの再三さいさんにわたる反対はんたいにもかかわらず、社長しゃちょう指示しじによりアルミ合金ごうきんのバレルを使用しようしていたため、トライアルたい久度くどはかるために酷使こくしされたAR-10のバレルは途中とちゅうけてしまい、採用さいよう見送みおくられT44がM14として1957ねん制式せいしき採用さいようされた。

1957ねん、フェアチャイルドアーマライトはAR-10の製造せいぞうけんオランダ銃器じゅうきメーカーアーティラリエ・インリッチンゲン(Artillerie Inrichtingen)しゃ販売はんばい譲渡じょうとした。じゅう専門せんもんはAR-10の系譜けいふ射撃しゃげきじゅうカービンじゅう試験しけんじゅうのほかベルトきゅうだんしき分隊ぶんたい支援しえん火器かきなど4つに分類ぶんるいする。ハリウッドモデル(初期しょきにフェアチャイルドアーマライトで製造せいぞうされたタイプ)、スーダンモデル、過渡かとモデルそしてポルトガルモデルの4つである。

オランダのAIしゃはスーダンモデルを先駆さきがけにおおくのAR-10を製造せいぞうした。スーダンモデルのAR-10は銃身じゅうしんにフルートがってあるほか調整ちょうせいしきのガスレギュレーターをそなえており、おもさが3.29kgと非常ひじょう軽量けいりょうである。しかしAR-10の製造せいぞうグアテマラ、ビルマ(ミャンマー)、イタリアキューバ、スーダンそしてポルトガルでのみおこなわれ、そのかずかぎられたものであった。スーダンではゲリラ部隊ぶたい隣国りんごくとの戦闘せんとうにおいてAR-10が使用しようされ、鹵獲ろかくされたAR-10はアフリカ諸国しょこく制式せいしきライフルとして採用さいようされたほか、ゲリラ部隊ぶたいやさらにはフランスの植民しょくみんでも使用しようされた。AR-10は1985ねんまでスーダンの特殊とくしゅ部隊ぶたいにおいて使用しようされた。

1958ねんには7.62x39mmだん使用しようするAR-10が試験しけんてき極少きょくしょうすうフィンランドドイツ製造せいぞうされ、性能せいのう試験しけんおこなわれた。イタリア海軍かいぐん海軍かいぐん潜水せんすい部隊ぶたいがAR-10を採用さいようした。上述じょうじゅつのドイツとフィンランドのほかオーストリア、オランダそしてみなみアフリカ共和きょうわこくもAR-10を少数しょうすう購入こうにゅうして性能せいのう評価ひょうかおこなった。

さらに1958ねんには100ちょうのAR-10がキューバのフルヘンシオ・バティスタ政権せいけんによって購入こうにゅうされた。当時とうじキューバで武装ぶそう闘争とうそうおこなっていたフィデル・カストロ部隊ぶたいによってキューバに納入のうにゅうされたAR-10が鹵獲ろかくされ、のちにフィデル、そのおとうとラウルチェ・ゲバラによってAR-10の発射はっしゃ試験しけんがハバナ郊外こうがいおこなわれその破壊はかいりょくおどろいたという。フィデル・カストロはのち鹵獲ろかくしたAR-10のうちのいくつかをドミニカ共和国どみにかきょうわこく共産きょうさん革命かくめいながしていた。そして当地とうちでは実際じっさい政府せいふぐんとの銃撃じゅうげきせん射殺しゃさつされた共産きょうさんゲリラの遺体いたいからキューバからまれたとられる鹵獲ろかく兵器へいき発見はっけんされている。

オランダのAIしゃのAR-10の最終さいしゅうモデルがポルトガルモデルとばれるタイプである。このモデルは1960ねんブリュッセル本拠ほんきょ武器ぶき取引とりひき会社かいしゃSIDEMインターナショナルによってそのほとんどがポルトガル空軍くうぐん売却ばいきゃくされた。このじゅうアンゴラモザンビークにおいて現地げんち精鋭せいえい部隊ぶたい相手あいてにポルトガルの空挺くうてい隊員たいいんによって使つかわれ、非常ひじょうはげしい戦闘せんとう経験けいけんした。ポルトガルではAR-10はその精度せいどたかさ(100mで1インチほどのしゅうだん性能せいのう)とアフリカでの過酷かこく使用しようじょうきょうにおいて証明しょうめいされたたか信頼しんらいせいおよ評価ひょうかた。

ポルトガルに輸出ゆしゅつされたAR-10の一部いちぶはAIしゃ改修かいしゅうによって光学こうがくサイトのけが可能かのうになった。このじゅう狙撃そげき隊員たいいん警備けいび要員よういん遠距離えんきょりからてき排除はいじょするのに使つかわれた。だい部分ぶぶんのポルトガルモデルAR-10は空挺くうてい隊員たいいんによってライフルグレネード小銃しょうじゅう擲弾)発射はっしゃなどに使用しようされた。AR-10に内蔵ないぞうされていた発射はっしゃガスのカットオフ機構きこうはガスシステムの調整ちょうせいなしに銃口じゅうこうけられた専用せんようのグレネードを発射はっしゃすることが可能かのうであり、ライフルグレネードを発射はっしゃするさい使用しようする空包くうほう自動じどう装填そうてんによってはいさいかちつぎだん装填そうてんおこなわれた。これによって銃口じゅうこうにグレネードをむことによって次々つぎつぎとグレネードを連続れんぞく発射はっしゃすることができた。おもにグレネードを連続れんぞくしてちだすことによる衝撃しょうげきからストックがすぐってしまうことがあり、ポルトガルのAR-10のなかには連続れんぞくしたグレネードの発射はっしゃ衝撃しょうげきえられるよう金属きんぞくせいのストックを装備そうびしたものもあった。

ポルトガルぐんではAR-10のぞう備を計画けいかくしていたが、オランダがAR-10の禁輸きんゆ発表はっぴょうしたために計画けいかく頓挫とんざし、わりに伸縮しんしゅくしきストックをH&KG3アサルトライフル採用さいようされた。しかしながら空挺くうてい部隊ぶたいではAR-10は使用しようされつづけ、1975ねんひがしティモールにおける革命かくめいさいにも使用しようされたという。

1958ねんにはアーマライトはAR-10をもとにして5.56mm口径こうけいAR-15開発かいはつした。アーマライトは継続けいぞくしてAR-10およ新型しんがたのAR-15を軍隊ぐんたい販売はんばいしようと営業えいぎょう活動かつどうつづけた。ここでいう、AR-10はオランダのAIしゃ製造せいぞうするAR-10ではなく、AR-15をもとにしてつくげたAR-10aというモデルである。AR-15には各国かっこくぐんからおおきな関心かんしんせられたが、AR-10aはそのせい反対はんたいであった。1959ねんアーマライトはAR-10aおよびAR-15の製造せいぞうけんコルト売却ばいきゃくする。のちにコルトのAR-15はアメリカぐん制式せいしき採用さいようライフルとして採用さいようされ、アーマライトの営業えいぎょう能力のうりょくひくさにはらえかねたフェアチャイルドは1962ねんにアーマライトを分割ぶんかつした。

1960ねんまでにオランダのAIしゃすべてのAR-10の製造せいぞう終了しゅうりょうした。その当時とうじまででわずか10,000ちょうほどのAR-10が製造せいぞうされ、そのほとんどがフルオートマチック発射はっしゃ可能かのう軍用ぐんようモデルであり、単発たんぱつのみをそなえた民間みんかんようモデルもごくわずかであるが製造せいぞうされた。

AR-18
89しき小銃しょうじゅう

AR-15の製造せいぞうけん売却ばいきゃくされ、AR-10の製造せいぞうっていたアーマライトは5.56mmおよび7.62mmのあたらしいかた小銃しょうじゅう開発かいはつした。このじゅう従来じゅうらいがたのガスピストン作動さどう採用さいようし、AR-10ではアルミ鍛造たんぞうであったレシーバーをスチールプレス方式ほうしきのものにえて製造せいぞうした。7.62mm AR-16(M16とはことなる)がその新型しんがたじゅうのプロトタイプとして製造せいぞうされた。そしてAR-18がアーマライトをはじめとしたかく企業きぎょうによって少量しょうりょう生産せいさんされ、その作動さどう方式ほうしきのいくつかのアサルトライフル見本みほんにされた(日本にっぽんでは豊和工業ほうわこうぎょう民間みんかんがたのAR-180をライセンス生産せいさんしていた時期じきがあり、現在げんざい日本にっぽん自衛隊じえいたい制式せいしき自動じどう小銃しょうじゅうである89しき小銃しょうじゅうもAR-180の生産せいさんによるノウハウをかして開発かいはつされた)。1970ねんまでにアーマライトはすべての火器かき新規しんき開発かいはつ中止ちゅうしし、会社かいしゃ倒産とうさん寸前すんぜんまれた。

のちに、スーダンとポルトガルで使用しようされたAR-10がアメリカカナダオーストラリアそしてニュージーランド民間みんかん市場いちばながれた。アメリカ以外いがいくにながれたAR-10のフルオートマチック機構きこう排除はいじょされていた。しかしオーストラリアでは1997ねんじゅう規制きせいによって2,500ちょうものAR-10が回収かいしゅうされ廃棄はいきされた。

アメリカに流入りゅうにゅうしたAR-10のおおくは分解ぶんかいされパーツとして輸入ゆにゅうされたが、ごく一部いちぶはクラスIII火器かきとして合法ごうほうてき輸入ゆにゅうされた。これらの部品ぶひん民生みんせいよう火器かきわされて合法ごうほうてき所持しょじできるように改造かいぞうされた。

アーマライトの復活ふっかつ

編集へんしゅう

1995ねんにイーグルアームズのオーナーであるマーク・ウェストロンがアーマライト買収ばいしゅうし、アーマライト・インクに企業きぎょうめい変更へんこうした。そのアーマライトは現代げんだいばんのAR-10(AR-10A2)を開発かいはつした。これはAR-15A2をもとに7.62x51mm NATOだん使用しようするじゅうであり、各種かくしゅ補強ほきょうおよ改良かいりょうほどこされていた。元々もともとAR-15はAR-10をスケールダウンしたものであったが、皮肉ひにくなことにあたらしいAR-10は伸縮しんしゅくしきストック装備そうびしたカービンモデルや射撃しゃげきようマッチ・ターゲットモデル、そして300レミントンショートアクションウルトラマグナム(RemSAUM)を使用しようするAR-15発展はってんがたのスケールアップモデルとなり、精力せいりょくてき派生はせいがた開発かいはつされている。

日本にっぽんでは、現代げんだいばんAR-10セミオートモデルが少数しょうすうながら狩猟しゅりょう用途ようと所持しょじ許可きょかされている。 平成へいせい11ねんごろに、AR-10A2AR-10A4AR-10T(ターゲット)の3モデルが輸入ゆにゅう販売はんばいされた。当然とうぜんながら銃刀じゅうとうほう要件ようけんたして所持しょじ許可きょかされた一方いっぽうで、外観がいかん軍用ぐんようじゅうてき印象いんしょう払拭ふっしょくできず、猟銃りょうじゅうとしての適正てきせいうたが物議ぶつぎとうじることとなり、まもなく公安こうあん当局とうきょく所持しょじ許可きょか方針ほうしん変更へんこうされた。 その結果けっか現在げんざい所持しょじしゃ要件ようけんたすかぎ許可きょか更新こうしん継続けいぞくされているが、新規しんき所持しょじ許可きょかおよび譲受じょうじゅ譲渡じょうと不可能ふかのうとされる。

あらたなAR-10

編集へんしゅう

アーマライトのAR-10A2開発かいはつ以降いこう新型しんがたのAR-10は登場とうじょうしなかった。しかし、20世紀せいきわりからべいぐん中東ちゅうとう戦闘せんとうはいると5.56mmだん威力いりょく不足ふそくり、急務きゅうむさくとしてM14復活ふっかつさせた。M14の復活ふっかつにより一部いちぶ銃器じゅうきメーカーは7.62x51mm NATOだん使用しようするM16開発かいはつした。その結果けっかナイツアーマメントしゃSR-25開発かいはつし、ドイツH&KしゃHK417を、オーバーランド・アームズしゃはOA-10を開発かいはつした。近年きんねん、AR10は進化しんかはじめた。

 
L129A1

また、AR-10をベースとした7.62x51mm NATOだん使用しようするルイス・マシン&ツールしゃせいシャープシューター(LM308MWS)セミオートライフルをイギリス陸軍りくぐんL129A1という名称めいしょう正式せいしき採用さいようする。

  • 全長ぜんちょう945mm、重量じゅうりょうやく5kg、20はつマガジン設定せっていされ、各種かくしゅサイズのバレルへの変更へんこう可能かのう
  • ピカティニー・レール標準ひょうじゅん装備そうびしていて、くらゴーグルやフォアグリップ、きゃくなどを装着そうちゃくできる。
  • ストックM4タイプの伸縮しんしゅくしきストックとオリジナルの固定こていしきストックが設定せっていされている。

登場とうじょう作品さくひん

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スーパーマンII
ザ・ユニット まいぐん極秘ごくひ部隊ぶたい
特捜とくそうはんCI-5
学園がくえん黙示録もくしろく HIGHSCHOOL OF THE DEAD
平野ひらのコータがみなみリカの自宅じたくれた狙撃そげきじゅう仕様しようSR-25ふう)に改造かいぞうされたものを使用しよう
Project Reality(BF2)
カナダぐんのマークスマンライフルにAR-10Tが登場とうじょう。スコープはElcan C79英語えいごばんとLeupold Mk.4からの選択せんたくとなる。
メタルスラッグ

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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