SuperVia

SuperVia（スーペルヴィーア、伯はく: SuperVia Trens Urbanos）は、ブラジル・リオデジャネイロの都市とし圏けん近郊きんこう鉄道てつどうの名称めいしょうである。

SuperVia Trens Urbanos スーペルヴィーア都市とし鉄道てつどう
最新さいしん型がたの5000形かたち電車でんしゃ
基本きほん情報じょうほう
国くに	ブラジル
所在地しょざいち	リオデジャネイロ
種類しゅるい	都市とし鉄道てつどう
開業かいぎょう	1998年ねん11月1日にち
運営うんえい者しゃ	GUMI（Guarana Urban Mobility）社しゃ
詳細しょうさい情報じょうほう
総そう延長えんちょう距離きょり	270 km
路線ろせん数すう	8
駅えき数すう	104
1日にち利用りよう者しゃ数すう	735,000人にん
保有ほゆう車両しゃりょう数すう	201編成へんせい
軌間きかん	1,600 mm
電化でんか方式ほうしき	架空かくう電車でんしゃ線せん方式ほうしき
最高さいこう速度そくど	90 km/h
路線ろせん図ず

リオデジャネイロの公共こうきょう交通こうつう網もう路線ろせん図ず
SuperViaという記載きさいのある緑色みどりいろの路線ろせんが同どう鉄道てつどう網もう

歴史れきし

1858年ねんに現在げんざいSuperViaの運行うんこうする路線ろせんがペドロ2世せい鉄道てつどうとして開業かいぎょうした。この鉄道てつどうは1889年ねんの共和きょうわ制せい施行しこうに伴ともないブラジル中央ちゅうおう鉄道てつどうに改称かいしょうされた。これらは当時とうじ、サンパウロやベロオリゾンテと並ならぶブラジルで最大さいだいの郊外こうがい鉄道てつどう網あみの一ひとつと言いわれた。電化でんかも行おこなわれ、電車でんしゃが走はしるようになった。1957年ねんにブラジル連邦れんぽう鉄道てつどう（RFFSA）が創設そうせつされ、ブラジル中央ちゅうおう鉄道てつどうはブラジル連邦れんぽう鉄道てつどうに併合へいごうされた。ブラジル中央ちゅうおう鉄道てつどうから引ひき継つがれたこの郊外こうがい電車でんしゃ網もうはブラジル連邦れんぽう鉄道てつどうの重要じゅうような部門ぶもんと位置いちづけられた。1967年ねんにリオデジャネイロとサンパウロとの間あいだの高速こうそく道路どうろが全通ぜんつうした頃ころからブラジル全土ぜんどにおいて、鉄道てつどうは急速きゅうそくに力ちからを失うしなっていき、政府せいふの公共こうきょう交通こうつう事業じぎょうのなかでの優先ゆうせん順位じゅんいは下さがるばかりであった。そのような中なかで重要じゅうような部門ぶもんであったこれらの郊外こうがい電車でんしゃ網もうを別べつの運営うんえい体たいへ移管いかんさせることが決定けっていし、1984年ねんにブラジル都市とし鉄道てつどう会社かいしゃ（CBTU）が近代きんだい化かを目的もくてきに発足ほっそくした。1994年ねんにはリオデジャネイロ州しゅう政府せいふの認可にんかを得えてこの郊外こうがい電車でんしゃ網もうはブラジル都市とし鉄道てつどう会社かいしゃからリオデジャネイロ州しゅう都市とし鉄道てつどう会社かいしゃ（Flumitrens）へ運営うんえいが移管いかんされた。しかし鉄道てつどうの保守ほしゅへの公共こうきょう投資とうしの不足ふそくにより、事故じこ等とうに対たいする安全あんぜん性せいや運転うんてん時刻じこくの正確せいかく・信頼しんらい性せいの低下ていか、駅えき等とう鉄道てつどう施設しせつの荒廃こうはい、予防よぼう保全ほぜんを行おこなっていないことや運行うんこうサービスの劣化れっかに抗議こうぎする一部いちぶの乗客じょうきゃくの破壊はかい行為こういにより稼働かどうする車両しゃりょうが減少げんしょうしたことにより、民間みんかんのバスなどの道路どうろ交通こうつうに対たいする競争きょうそう性せいを失うしない、1984年ねんに1日にち当あたり100万まん人にんの利用りよう客きゃくを輸送ゆそうしていたものが1996年ねんには1日にち当あたりわずか14.5万まん人にんに落おち込こむという深刻しんこくな危機ききに陥おちいった。

この状況じょうきょうから打開だかいするために、これらの郊外こうがい電車でんしゃ網もうは民営みんえい化かされることになり、運行うんこうと保守ほしゅの事業じぎょうが入札にゅうさつにかけられ、1998年ねん11月1日にちからの25年ねんの運営うんえい権けんを落札らくさつ（運営うんえい権けんはさらに25年ねんの延長えんちょうが可能かのうである）した企業きぎょう連合れんごうによって、SuperViaと呼よばれる会社かいしゃが創設そうせつされた。SuperViaは世界銀行せかいぎんこうからの融資ゆうしなどを受うけ、乗車じょうしゃ券けんの電子でんし化か、車両しゃりょうの修繕しゅうぜんや更新こうしん、枕木まくらぎ・レールや架線かせんの交換こうかん、荒廃こうはいしていた駅えきの改装かいそうや補修ほしゅうを行おこない、一部いちぶ区間くかんでは電化でんか区間くかんの延長えんちょうが図はかられた。また既存きそんの一部いちぶの車両しゃりょうを冷房れいぼう化かしたほか、冷房れいぼうつきの新車しんしゃを次々つぎつぎと購入こうにゅうした。これらの施策しさくにより2016年ねんの1日にち当あたりの利用りよう客きゃくは約やく75万まん人にんまで持もち直なおした。

車両しゃりょう

• 斜はす字じの形式けいしきは他た形式けいしきを改造かいぞうして誕生たんじょうした形式けいしきおよびその改造かいぞう年ねんを示しめす。なお、ここではSuperVia以前いぜんの事業じぎょう者しゃの時代じだいに引退いんたいした車両しゃりょうも述のべる。

電車でんしゃ

電車でんしゃ

形式けいしき	写真しゃしん	製造せいぞう年ねん	製造せいぞう国こくと企業きぎょう	一いち編成へんせいあたりの両りょう数かず	運用うんよう状じょう況きょう	一いち両りょうにおける片方かたがたの側面そくめんの乗降じょうこう扉とびら数すう	備考びこう
100形かたち・300形かたち		1936年ねん - 1948年ねん	イギリス ・メトロキャメル（艤装ぎそう） ・メトロポリタン＝ヴィッカース（電気でんき機器きき）	100形かたち - 3両りょう 300形かたち - 4両りょう	客車きゃくしゃへ改造かいぞうされた車両しゃりょうを除のぞき1983年ねんに引退いんたい	3	・サンパウロおよびベロオリゾンテにおいても運用うんよう ・300形かたちは100形がたの中なか間あいだ車しゃを1両りょう増結ぞうけつした編成へんせいを改あらため番ばん
110形かたち・200形かたち		1954年ねん - 1956年ねん	イギリス ・メトロキャメル（艤装ぎそう） ・メトロポリタン＝ヴィッカース（電気でんき機器きき） ブラジル ・コブラズマ（艤装ぎそう） ・ブラジル国営こくえい貨車かしゃ製造せいぞう（艤装ぎそう） ・サンタ＝マチルジ（艤装ぎそう）	3両りょう	後述こうじゅつの1000形かたちおよび保線ほせん車両しゃりょうへ改造かいぞうされ1995年ねんに形式けいしき消滅しょうめつ	110形かたち - 1 200形かたち - 4	・110形かたちは1960年ねんに200形かたちを2扉とびら（客きゃく用よう1つ・乗務じょうむ員いん用よう1つ）へ改造かいぞうした車両しゃりょう ・110形かたちはサンパウロにおいても運用うんよう
1000形かたち		1991年ねん - 1995年ねん （改造かいぞう年ねん）	ブラジル ・マフェルサ（改造かいぞう） ・コブラズマ（改造かいぞう） ・Villares（電気でんき機器きき） 日本にっぽん ・日立製作所ひたちせいさくしょ（電気でんき機器きき）	基本きほん編成へんせい - 6両りょう 付属ふぞく編成へんせい - 3両りょう	2018年ねんに運用うんよう終了しゅうりょう	4	・交換こうかん部品ぶひんの欠如けつじょで休きゅう車しゃとなっていた200形かたちを更新こうしん ・片方かたがたの運転うんてん台だいを撤去てっきょし、3両りょう2編成へんせいを1編成へんせい6両りょうへ再さい構成こうせい ワンハンドル式しきの主幹しゅかん制御せいぎょ器きを採用さいよう
400形かたち		1964年ねん - 1967年ねん	ブラジル ・コブラズマ（艤装ぎそう） ・ブラジル国営こくえい貨車かしゃ製造せいぞう（艤装ぎそう） ・サンタ＝マチルジ（艤装ぎそう） アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・ゼネラル・エレクトリック（電気でんき機器きき） 日本にっぽん ・日立製作所ひたちせいさくしょ（電気でんき機器きき） ・東芝とうしば（電気でんき機器きき）	3両りょう	2017年ねんに運用うんよう終了しゅうりょう	4	・サンパウロにおいても運用うんよう ・1980年代ねんだいに電気でんき機器ききがゼネラル・エレクトリック製せいのものから日立製作所ひたちせいさくしょ・東芝とうしば製せいのものへ交換こうかんされた ・一部いちぶは客車きゃくしゃへ改造かいぞう
500形かたち		1976年ねん - 1977年ねん	日本にっぽん ・日本車輌製造にっぽんしゃりょうせいぞう（艤装ぎそう） ・日立製作所ひたちせいさくしょ（電気でんき機器きき）	4両りょう	現役げんえき	4	・ステンレス鋼こう製せい ・2010年代ねんだいに一部いちぶ編成へんせいを除のぞいて冷房れいぼう化か
600形かたち		1976年ねん	ブラジル ・マフェルサ（艤装ぎそう） アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ゼネラル・エレクトリック（電気でんき機器きき）	4両りょう	1980年代ねんだいに全ぜん編成へんせいが431形がたへ編入へんにゅうされてサンパウロへ転出てんしゅつ	4	・サンパウロ用ようの431形かたちと同型どうけい ・ステンレス鋼こう製せい ・サンパウロでは2017年ねんまで現役げんえき
700形かたち		1981年ねん - 1987年ねん	ブラジル ・マフェルサ（艤装ぎそう） 日本にっぽん ・日立製作所ひたちせいさくしょ（電気でんき機器きき） ・東芝とうしば（電気でんき機器きき）	4両りょう	現役げんえき	4	・サンパウロにおいても運用うんよう ・2000年代ねんだい以降いこうに主幹しゅかん制御せいぎょ器きのワンハンドル式しき化かと冷房れいぼう化かが進すすむ
800形かたち		1979年ねん - 1980年ねん	ドイツ ・MAN AG（艤装ぎそう） イギリス GEC（電気でんき機器きき） ブラジル ・サンタ＝マチルジ（艤装ぎそう）	4両りょう	後述こうじゅつの8000形がたへ改造かいぞうされた車両しゃりょうを除のぞき引退いんたい	4	・1990年代ねんだいに一部いちぶの編成へんせいは8000形がたへ改造かいぞう
8000形かたち		1997年ねん （改造かいぞう年ねん）	ブラジル ・Villares（改造かいぞう）	4両りょう	2015年ねんに運用うんよう離脱りだつ	4	・電気でんき機器ききの不調ふちょうで大半たいはんが休きゅう車しゃとなっていた800形かたちを更新こうしん ・ワンハンドル式しきの主幹しゅかん制御せいぎょ器きを搭載とうさい
900形かたち		1979年ねん - 1980年ねん	フランス ・フランコライユ（艤装ぎそう） スイス ・ブラウン・ボベリ（電気でんき機器きき） ドイツ ・エリコン（電気でんき機器きき） ブラジル ・コブラズマ（艤装ぎそう） ほか	4両りょう	現役げんえき	4	・一時期いちじきサンパウロとベロオリゾンテにおいても運用うんよう ・1990年代ねんだいに一部いちぶの編成へんせいは9000形がたへ改造かいぞう ・2000年代ねんだい以降いこう主幹しゅかん制御せいぎょ器きのワンハンドル式しき化かと冷房れいぼう化かが進すすむ
9000形かたち		1998年ねん （改造かいぞう年ねん）	ドイツ ・アドトランツ（改造かいぞう） ブラジル ・アルストム・ブラジル（改造かいぞう）	8両りょう	2015年ねんに運用うんよう離脱りだつ	4	・交換こうかん部品ぶひんの欠如けつじょで休きゅう車しゃとなっていた900形かたちを更新こうしん ・片方かたがたの運転うんてん台だいを撤去てっきょし、4両りょう2編成へんせいを8両りょう1編成へんせいへ再さい構成こうせい ・ワンハンドル式しきの主幹しゅかん制御せいぎょ器きを搭載とうさい
2005形かたち		2005年ねん - 2007年ねん	大韓民国だいかんみんこく ・現代げんだいロテム（艤装ぎそう） 日本にっぽん ・東芝とうしば（電気でんき機器きき）	4両りょう	現役げんえき	4	・東芝とうしば製せいのIGBT素子そしVVVFインバーター制御せいぎょを採用さいよう ・SuperVia初はつのVVVF制御せいぎょの電車でんしゃ
3000形かたち		2011年ねん - 2015年ねん	中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく ・中国ちゅうごく北きた車しゃ長春ちょうしゅん（艤装ぎそう） 日本にっぽん ・東芝とうしば（電気でんき機器きき） ほか	4両りょう	現役げんえき	4	・東芝とうしば製せいのIGBT素子そしVVVFインバーター制御せいぎょを採用さいよう
4000形かたち		2013年ねん - 2014年ねん	ブラジル ・アルストム・ブラジル	8両りょう	現役げんえき	4	・アルストム・メトロポリスを採用さいよう
5000形かたち		2016年ねん - 2017年ねん	ブラジル ・アルストム・ブラジル	8両りょう	現役げんえき	4	・アルストム・メトロポリスを採用さいよう

ディーゼル機関きかん車しゃ

1600 mm（広軌こうき）用よう

ディーゼル機関きかん車しゃ（1600 mm軌間きかん用よう）

形式けいしき	写真しゃしん	製造せいぞう年ねん	製造せいぞうメーカー	運用うんよう状じょう況きょう	備考びこう
7100形かたち （MLW RS-3形かたち）		1952年ねん - 1953年ねん	カナダ ・モントリオール・ロコモティブ・ワークス	現役げんえき	・入いれ替かえ、保線ほせん用ようおよび救援きゅうえん用ようとして運用うんよう ・写真しゃしんは廃車はいしゃとなった車両しゃりょう
7600形かたち （アルコ RSC-3形かたち）		1950年ねん - 1951年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・アメリカン・ロコモティブ（アルコ）	現役げんえき	・ブラジル保存ほぞん鉄道てつどう協会きょうかいより1両りょうを借用しゃくようして運用うんよう
7000形かたち （アルコ RS-1形かたち）		1945年ねん - 1956年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・アメリカン・ロコモティブ（アルコ）	引退いんたい	・名目めいもく上じょうの「保存ほぞん」のために1両りょうのみ保有ほゆう
3200形かたち （アルコ FA-1形かたち）		1950年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・アメリカン・ロコモティブ（アルコ）	引退いんたい	・名目めいもく上じょうの「保存ほぞん」のために1両りょうのみ保有ほゆう ・機関きかんはゼネラル・エレクトリック製せい
3000形かたち （アルコ S-1形かたち）		1943年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・アメリカン・ロコモティブ（アルコ）	引退いんたい	・保存ほぞん目的もくてきで保有ほゆう

1000mm（狭軌きょうき）用よう

ディーゼル機関きかん車しゃ（1000 mm軌間きかん用よう）

形式けいしき	写真しゃしん	製造せいぞう年ねん	製造せいぞうメーカー	運用うんよう状じょう況きょう	備考びこう
2350形かたち （GE U12C形かたち）		1957年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・ゼネラル・エレクトリック（エリー工場こうじょう）	現役げんえき
2120形かたち （EMD G12形かたち）		1957年ねん - 1964年ねん	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ・エレクトロ・モーティブ・ディーゼル（EMD）	現役げんえき	・一部いちぶはボリビア東部とうぶ鉄道てつどうへ売却ばいきゃく

客車きゃくしゃ

1600 mm（広軌こうき）用よう

上記じょうきの電車でんしゃのうち、100形かたち・200形かたち・110形かたち・400形がたの一部いちぶ編成へんせいは交換こうかん部品ぶひんの不足ふそくのため、一時期いちじき客車きゃくしゃとして運用うんようされた経歴けいれきを持もつが、100形かたちを除のぞくそれらのほとんどは運営うんえいがSuperViaへ移管いかんされる以前いぜんに、日本にっぽん企業きぎょうおよびそのノックダウン生産せいさんの電気でんき機器ききを搭載とうさいしたうえで電車でんしゃへ復帰ふっきしている。

100形かたちを電装でんそう解除かいじょした車両しゃりょうは老朽ろうきゅう化かしていたこともあり、再ふたたび電装でんそうすることなく引退いんたいしたが、数すう両りょうは再ふたたび電装でんそうすることのなかった一部いちぶの200形がたとともに保線ほせん用よう車両しゃりょうへ改造かいぞうされて活躍かつやくを続つづけている。

1000 mm（狭軌きょうき）用よう

両開りょうびらきの扉とびらが片側かたがわにつき3か所しょ設置せっちされた車両しゃりょうが運用うんようされている。8700形かたちはかつてのレオポルジーナ鉄道てつどうが開通かいつうさせた1000 mm軌間きかんの路線ろせん（現在げんざいのサラクルナ線せんおよびそれと接続せつぞくする2つの路線ろせん）用ようとして運行うんこうを開始かいししたが、サラクルナ線せんの電化でんかおよび広軌こうき化かにより、それらの工事こうじが施行しこうされなかった区間くかんの専属せんぞく車両しゃりょうとなった。

なお、8700形かたちと同型どうけいの車両しゃりょうはブラジル東北とうほく部ぶの各かく都市としの近郊きんこう鉄道てつどうにおいても活躍かつやくしている。

客車きゃくしゃ（1000 mm軌間きかん用よう）

形式けいしき	写真しゃしん	製造せいぞう年ねん	運用うんよう状じょう況きょう	製造せいぞうメーカー	備考びこう
8700形かたち		1972年ねん - 1978年ねん	現役げんえき	ブラジル ・Pidner	・一部いちぶは木造もくぞう車両しゃりょうの鋼はがね体たい化か
100形かたち		1970年代ねんだい - 1980年代ねんだい	引退いんたい	イギリス ・メトロキャメル	・上記じょうきの100形かたち電車でんしゃを電装でんそう解除かいじょしたうえで台車だいしゃを1000 mm軌間きかん対応たいおう仕様しようへ改造かいぞう

8700形かたち客車きゃくしゃ（U12型がたディーゼル機関きかん車しゃ牽引けんいん）

路線ろせん

一部いちぶ区間くかんは複々線ふくふくせんとなっており、一部いちぶ路線ろせんの重複じゅうふく区間くかんでは3複線ふくせんとなる区間くかんも存在そんざい。普通ふつう（各駅かくえき停車ていしゃ）運転うんてんの他ほかに、平日へいじつには快速かいそく運転うんてんが、デオドロ線せんでは急行きゅうこう運転うんてんも行おこなわれている。普段ふだんは24時じ間あいだ運行うんこうではないが、2010年ねんのカーニバルの際さいには一部いちぶ区間くかんで終夜しゅうや運転うんてんが行おこなわれた。以下いかに路線ろせんを示しめす。

路線ろせん名めい	距離きょり	駅えき数すう	区間くかん
デオドロ線せん	23 km	19	セントラル・ド・ブラジル ↔ デオドロ
サンタ・クルズ線せん	54.75 km	21	セントラル・ド・ブラジル ↔ サンタ・クルズ
ジャペリ線せん	61.75 km	17	セントラル・ド・ブラジル ↔ ジャペリ
パラカンビ線せん	8.26 km	3	ジャペリ ↔ パラカンビ
ベルフォルド・ホソ	27.70 km	19	セントラル・ド・ブラジル ↔ ベルフォルド・ホソ
オノリオ=デオドロ環状かんじょう線せん	5 km	2	ホノリオ・グージル ↔ デオドロ
サラクルナ線せん	34.02 km	20	セントラル・ド・ブラジル ↔ グラマショ グラマショ ↔ サラクルナ
ヴィラ・インオミリム線せん	15.35 km	8	サラクルナ ↔ ヴィラ・インオミリム
グアピミリム線せん	17.3 km	19	サラクルナ ↔ グアピミリム

• 急行きゅうこう（Expresso）

路線ろせん名めい	駅えき数すう	区間くかん
デオドロ	8	バングー → セントラル・ド・ブラジル
デオドロ	12	カンポ・グランジ → セントラル・ド・ブラジル
デオドロ	5	セントラル・ド・ブラジル → グラマショ

ギャラリー

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