「WAR (プロレス)」の版はん間あいだの差分さぶん

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2014年ねん12月17日にち (水)すい 03:06時点じてんにおける版はん

WAR（ダブリュー・エー・アール）は、日本にっぽんのプロレス団体だんたい。当初とうしょはWrestle And Romanceの略りゃくとされていたが、後のちにWrestle Association Rに変更へんこうされた。

歴史れきし

SWS崩壊ほうかい後ご、その一派いっぱである「レボリューション」のメンバーが中心ちゅうしんとなり、1992年ねん 7月がつ14日にちの後楽園こうらくえんホール大会たいかいで旗揚はたあげした。SWS時代じだいから友好ゆうこうを保たもっていたWWFの選手せんしゅを招聘しょうへいしたり、SWSの親会社おやがいしゃであったメガネスーパーからも期間きかん限定げんていながら資金しきん援助えんじょも受うけていたが、旗揚はたあげ後ご間あいだもなくして、天龍てんりゅうを中心ちゅうしんに他た団体だんたいへ積極せっきょく的てきな交流こうりゅう路線ろせんに乗のり出だし、順調じゅんちょうな観客かんきゃく動員どういんを記録きろくした。

旗揚はたあげ直後ちょくご、越中えっちゅう詩し郎ろうらの平成へいせい維震軍ぐん（反はん選手せんしゅ会かい同盟どうめい）が参戦さんせんして来きたことを契機けいきに、天龍てんりゅうらWAR勢ぜいは新しん日本にっぽんプロレスに積極せっきょく的てきに参戦さんせん、後のちに長州ちょうしゅう力りょくとの6年ねんぶりの対決たいけつ（1993年ねん）やアントニオ猪木いのきとの対戦たいせん（1994年ねん）を実現じつげんさせた。

新しん日本にっぽんプロレスとの対抗たいこう戦せんが一段落いちだんらくした後のちは、FMWをはじめとしたインディペンデント団体だんたい、UWFインターナショナル、女子じょし団体だんたいであるLLPWなど幅広はばひろく交流こうりゅうを進すすめた。その中なかでも天龍てんりゅうは団体だんたいの代表だいひょうとして、大だい仁田にった厚あつしとの電流でんりゅう爆破ばくはデスマッチ（1994年ねん）、高田たかだ延のべ彦との二に度どにわたる一騎打いっきうち（1996年ねん）などジャンルを問とわず、精力せいりょく的てきに参戦さんせんした。また、団体だんたい内ない対抗たいこう勢力せいりょくとして、それまで天龍てんりゅうの側近そっきん的てき存在そんざいであった冬木ふゆき弘道ひろみちが邪道じゃどう、外道げどうらとともに冬木ふゆき軍ぐんを結成けっせいし天龍てんりゅうと対決たいけつする構図こうずを作つくり上あげ、冬木ふゆきは「理不尽りふじん大王だいおう」の異名いみょうを取とるなど脚光きゃっこうを浴あびた。このほか「相撲すもう軍団ぐんだん」「反はんWAR軍ぐん」なども活動かつどうしていた。これ以外いがいにも、LLPWとの男女だんじょ混合こんごうタッグトーナメント開催かいさいや、6人にんタッグのベルト設立せつりつ、一連いちれんの抗こう争そう劇げきによる武井たけい正ただし智さとし社長しゃちょう自身じしんの試合しあい出場しゅつじょうなど幅広はばひろい路線ろせんで話題わだいを振ふり撒まいた。しかし、これらの路線ろせんの全すべてが成功せいこうしたわけではなく、徐々じょじょに観客かんきゃく動員どういん数すうは下降かこう線せんを辿たどっていった。

もともと天龍てんりゅう源一郎げんいちろうを一いち枚まい看板かんばんとした団体だんたいであり、団体だんたい内ないにおけるライバルや後継こうけいのエース（荒谷あらや信孝のぶたかを売うり出だしたが、大成たいせいせず）が育そだたなかったことが、最終さいしゅう的てきに観客かんきゃく動員どういんの低下ていかにつながった。また旗揚はたあげ当初とうしょは社長しゃちょう兼けんエースである天龍てんりゅうを中心ちゅうしんとして一枚岩いちまいいわを誇ほこっていたが、天龍てんりゅうの義弟ぎていである武井たけい正ただし智さとしが社長しゃちょうに就任しゅうにんした頃ころから団体だんたい内部ないぶに亀裂きれつが生しょうじ、1994年ねんには石川いしかわ敬たかし士しが離脱りだつし東京とうきょうプロレスを設立せつりつ。さらに後のちに冬木ふゆき弘道ひろみち、折原おりはら昌夫まさおらの退団たいだんを招まねく形かたちとなった。

1998年ねんに全ぜん選手せんしゅの解雇かいこを発表はっぴょう。以後いごは団体だんたいではなく興行こうぎょう会社かいしゃとして2000年ねん7月がつのWAR8周年しゅうねん記念きねん大会たいかいまで活動かつどう。団体だんたいとして余力よりょくのある内うちに経営けいえいを停止ていしした。2006年ねん7月がつ27日にち後楽園こうらくえんホールで、天龍てんりゅうが最高さいこう顧問こもんを務つとめるDRAGON GATEの支援しえんを受うけ、6年ねんぶりとなる興行こうぎょうが行おこなわれた。会場かいじょうは旧来きゅうらいのファンが集すだい超ちょう満員まんいんとなり、天龍てんりゅう自身じしんも2試合しあいに出場しゅつじょうした。これによりWARは団体だんたいとしてのけじめをつけたとして、活動かつどうを停止ていしした。なお、WARではIJ王座おうざというタイトルをシングル・タッグともに有ゆうしていたが、天龍てんりゅうの意向いこうにより団体だんたい活動かつどう終了しゅうりょう後ごもIJ王座おうざは主おもにDRAGON GATEを中心ちゅうしんとして継続けいぞくすることとなった。

「夢ゆめの懸かけ橋はし」を巡めぐる対応たいおう

1995年ねん 4月がつ2日にちに東京とうきょうドームで開催かいさいされたベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ主催しゅさいの「夢ゆめの懸かけ橋はし」興行こうぎょうについてはWARは参加さんかせず、当初とうしょより決定けっていしていた隣となりの後楽園こうらくえんホール大会たいかいを優先ゆうせんした。当初とうしょは主催しゅさい者しゃ側がわより参加さんか要請ようせいされたものの、SWS時代じだいに「週刊しゅうかんプロレス」編集へんしゅう長ちょうであったターザン山本やまもと（山本やまもと隆司たかし）の編集へんしゅう方針ほうしんに対たいして取材しゅざい拒否きょひをした関係かんけいから、参加さんかを拒否きょひした。この日ひのWAR側がわの興行こうぎょうには新しん日本にっぽんプロレスから長州ちょうしゅう力りょくや越中えっちゅう詩し郎ろうらが参加さんかし、こちらも満員まんいんを記録きろく。会場かいじょうに入はいりきれないファンのために、後楽園こうらくえんホール内ないの別べつの場所ばしょでクローズドサーキットによる同時どうじ上映じょうえいも開催かいさいされている。武井たけいが後年こうねんの発言はつげんで、参加さんか要請ようせいに難色なんしょくを示しめしたところ、ターザン山本やまもとから「これでWARもマイナーに追おい込こむしかないね」といった発言はつげんをされ、この発言はつげんを伝つたえ聞きいた天龍てんりゅうも激怒げきどし、参加さんか拒絶きょぜつとなったと語かたっている。因ちなみに、参加さんか拒否きょひを明確めいかくにした直後ちょくご、天龍てんりゅうは実話じつわ雑誌ざっしのインタビューで、WAR（天龍てんりゅう）が「週刊しゅうかんプロレス」の取材しゅざいを解禁かいきんした事情じじょうについて、平成へいせい維震軍ぐんのWAR参戦さんせんにより同誌どうしの方ほうから取材しゅざいさせてほしいと依頼いらいしてきたと話はなしている。なお、取材しゅざい解禁かいきん後ご初はつのターザン山本やまもとによる天龍てんりゅうへのインタビューは、ぎこちない雰囲気ふんいきのなかで行おこなわれたと武井たけいは証言しょうげんしている。また、翌よく1996年ねんに新しん日本にっぽんプロレスが起おこした『週刊しゅうかんプロレス』に対たいする取材しゅざい拒否きょひ騒動そうどうに対たいしても、UWFインターナショナルとともに同調どうちょうして同誌どうしに取材しゅざい拒否きょひを行おこなった。

「プロレス連合れんごう會かい」の結成けっせい

1996年ねん、当時とうじの東京とうきょうプロレスのオーナーとIWAジャパンを離脱りだつした佐藤さとう昭雄あきおにより『日本にっぽんプロレスリング共同きょうどう機構きこう（ファイティング・フォー・フューチャー、略称りゃくしょう「FFF」の設立せつりつが発表はっぴょうされた。これは乱立らんりつするインディペンデント団体だんたいを統一とういつする受うけ皿ざらとして設立せつりつしたもので、佐藤さとうの動うごきに呼応こおうする形かたちで、WARを離脱りだつして間あいだもない冬木ふゆき軍ぐんやWARにも参戦さんせんしていたターザン後藤ごとうら『真まFMW』も参加さんかを表明ひょうめいした。これに対たいし、東京とうきょうプロレス設立せつりつの経緯けいいに加くわえて、看板かんばん選手せんしゅであった冬木ふゆき軍ぐんを事実じじつ上じょう引ひき抜ぬかれたのも同然どうぜんと考かんがえたWARはFFFに対抗たいこうするべく、交流こうりゅうするインディ諸しょ団体だんたいに働はたらきかけてインディ団体だんたいの集合しゅうごう体たい「プロレス連合れんごう會かい」を発足ほっそくさせた。これにはIWAジャパン、武たけ輝あきら道場どうじょう、冴さえ夢ゆめ来らいプロジェクト、レッスル夢ゆめファクトリー、大だい日本にっぽんプロレスが加くわわった。連合れんごう會かい側がわは、FFFへの不参加ふさんかを表明ひょうめいした石川いしかわ敬たかし士しら東京とうきょうプロレスの残党ざんとうを参戦さんせんさせるなど、FFFとの対決たいけつ姿勢しせいを見みせたが、発足ほっそくわずかで、大だい日本にっぽんが方向ほうこう性せいの相違そういから連合れんごう會かいから離脱りだつするなど足並あしなみが乱みだれ、さらには肝心かんじんな対抗たいこう相手あいてであったFFFが資金しきん難なんなどから旗揚はたあげ戦せんも行おこなえずに崩壊ほうかいしたことから、連合れんごう會かいも有名ゆうめい無実むじつ化かし翌年よくねんには自然しぜん消滅しょうめつの形かたちとなった。

タイトル

日本にっぽんJ1王座おうざ

この王座おうざに使用しようされたチャンピオンベルトはテレビ東京てれびとうきょう系列けいれつの番組ばんぐみ、開運かいうん!なんでも鑑定かんてい団だんに出品しゅっぴんされた力道山りきどうざん時代じだいの日本にっぽんヘビー級きゅう王座おうざのチャンピオンベルトを、その所有しょゆう者しゃの承諾しょうだくを得えて借用しゃくようしたもの。

世界せかい6人にんタッグ王座おうざ

2010年ねんに天龍てんりゅうプロジェクトで復活ふっかつ。

インターナショナルジュニアヘビー級きゅう王座おうざ

DRAGON GATEに移うつり、1度ど封印ふういんされた後のち、2010年ねんに天龍てんりゅうプロジェクトで復活ふっかつ。

インターナショナルジュニアタッグ王座おうざ

2007年ねんにDRAGON GATE認定にんていのオープン・ザ・ツインゲート統一とういつタッグ王座おうざに統一とういつされたが、2010年ねんに天龍てんりゅうプロジェクトで復活ふっかつ。

所属しょぞく選手せんしゅ

スタッフ

レフェリー

リングアナウンサー

その他た

藤井ふじい達いたる樹じゅ

来日らいにち外国がいこく人じん選手せんしゅ

「Category:WARに参戦さんせんした外国がいこく人じんプロレスラー」も参照さんしょう

この項目こうもくは、格闘技かくとうぎおよびその選手せんしゅに関連かんれんした書かきかけの項目こうもくです。この項目こうもくを加筆かひつ・訂正ていせいなどしてくださる協力きょうりょく者しゃを求もとめています（PJ総合そうごう格闘技かくとうぎ/PJプロレスラー）。

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 旗揚はたあげ直後ちょくご、[[越中えっちゅう詩し郎ろう]]らの[[平成へいせい維震軍ぐん]]（反はん選手せんしゅ会かい同盟どうめい）が参戦さんせんして来きたことを契機けいきに、天龍てんりゅうらWAR勢ぜいは[[新しん日本にっぽんプロレス]]に積極せっきょく的てきに参戦さんせん、後のちに[[長州ちょうしゅう力りょく]]との6年ねんぶりの対決たいけつ（1993年ねん）や[[アントニオ猪木いのき]]との対戦たいせん（1994年ねん）を実現じつげんさせた。
-新しん日本にっぽんプロレスとの対抗たいこう戦せんをひと段落だんらくさせた後のちは、[[フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング|FMW]]をはじめとしたインディペンデント団体だんたい、[[UWFインターナショナル]]、女子じょし団体だんたいである[[LLPW-X|LLPW]]など幅広はばひろく交流こうりゅうを進すすめた。その中なかでも天龍てんりゅうは団体だんたいの代表だいひょうとして、[[大だい仁田にった厚あつし]]との電流でんりゅう爆破ばくはデスマッチ（1994年ねん）、[[高田たかだ延のべ彦]]との二に度どにわたる一騎打いっきうち（1996年ねん）などジャンルを問とわず、精力せいりょく的てきに参戦さんせんした。また、団体だんたい内ない対抗たいこう勢力せいりょくとして、それまで天龍てんりゅうの側近そっきん的てき存在そんざいであった[[冬木ふゆき弘道ひろみち]]が[[邪道じゃどう (プロレスラー)|邪道じゃどう]]、[[外道げどう (プロレスラー)|外道げどう]]らとともに冬木ふゆき軍ぐんを結成けっせいし天龍てんりゅうと対決たいけつする構図こうずを作つくり上あげ、冬木ふゆきは「理不尽りふじん大王だいおう」の異名いみょうを取とるなど脚光きゃっこうを浴あびた。このほか「相撲すもう軍団ぐんだん」「反はんWAR軍ぐん」なども活動かつどうしていた。これ以外いがいにも、LLPWとの男女だんじょ混合こんごうタッグトーナメント開催かいさいや、6人にんタッグのベルト設立せつりつ、一連いちれんの抗こう争そう劇げきによる[[武井たけい正ただし智さとし]]社長しゃちょう自身じしんの試合しあい出場しゅつじょうなど幅広はばひろい路線ろせんで話題わだいを振ふり撒まいた。しかし、これらの路線ろせんの全すべてが成功せいこうしたわけではなく、徐々じょじょに観客かんきゃく動員どういん数すうは下降かこう線せんを辿たどっていった。
+新しん日本にっぽんプロレスとの対抗たいこう戦せんが一いち段落だんらくした後のちは、[[フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング|FMW]]をはじめとしたインディペンデント団体だんたい、[[UWFインターナショナル]]、女子じょし団体だんたいである[[LLPW-X|LLPW]]など幅広はばひろく交流こうりゅうを進すすめた。その中なかでも天龍てんりゅうは団体だんたいの代表だいひょうとして、[[大だい仁田にった厚あつし]]との電流でんりゅう爆破ばくはデスマッチ（1994年ねん）、[[高田たかだ延のべ彦]]との二に度どにわたる一騎打いっきうち（1996年ねん）などジャンルを問とわず、精力せいりょく的てきに参戦さんせんした。また、団体だんたい内ない対抗たいこう勢力せいりょくとして、それまで天龍てんりゅうの側近そっきん的てき存在そんざいであった[[冬木ふゆき弘道ひろみち]]が[[邪道じゃどう (プロレスラー)|邪道じゃどう]]、[[外道げどう (プロレスラー)|外道げどう]]らとともに冬木ふゆき軍ぐんを結成けっせいし天龍てんりゅうと対決たいけつする構図こうずを作つくり上あげ、冬木ふゆきは「理不尽りふじん大王だいおう」の異名いみょうを取とるなど脚光きゃっこうを浴あびた。このほか「相撲すもう軍団ぐんだん」「反はんWAR軍ぐん」なども活動かつどうしていた。これ以外いがいにも、LLPWとの男女だんじょ混合こんごうタッグトーナメント開催かいさいや、6人にんタッグのベルト設立せつりつ、一連いちれんの抗こう争そう劇げきによる[[武井たけい正ただし智さとし]]社長しゃちょう自身じしんの試合しあい出場しゅつじょうなど幅広はばひろい路線ろせんで話題わだいを振ふり撒まいた。しかし、これらの路線ろせんの全すべてが成功せいこうしたわけではなく、徐々じょじょに観客かんきゃく動員どういん数すうは下降かこう線せんを辿たどっていった。
 もともと天龍てんりゅう源一郎げんいちろうを一いち枚まい看板かんばんとした団体だんたいであり、団体だんたい内ないにおけるライバルや後継こうけいのエース（[[荒谷あらや望のぞむ誉ほまれ|荒谷あらや信孝のぶたか]]を売うり出だしたが、大成たいせいせず）が育そだたなかったことが、最終さいしゅう的てきに観客かんきゃく動員どういんの低下ていかにつながった。また旗揚はたあげ当初とうしょは社長しゃちょう兼けんエースである天龍てんりゅうを中心ちゅうしんとして一枚岩いちまいいわを誇ほこっていたが、天龍てんりゅうの義弟ぎていである武井たけい正ただし智さとしが社長しゃちょうに就任しゅうにんした頃ころから団体だんたい内部ないぶに亀裂きれつが生しょうじ、1994年ねんには[[石川いしかわ孝志たかし|石川いしかわ敬たかし士し]]が離脱りだつし[[新しん東京とうきょうプロレス|東京とうきょうプロレス]]を設立せつりつ。さらに後のちに冬木ふゆき弘道ひろみち、[[折原おりはら昌夫まさお]]らの退団たいだんを招まねく形かたちとなった。