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2016年 5月 27日 (金) 06:38時点 における版
概要
行灯 の種類
置 行灯 (おきあんどん)最 も一般 的 な室内 型 。多 くは縦長 の箱 型 をしており、内部 には灯明 をおく台 、上部 には持 ち運 び用 の取 っ手 が付 いている。下部 に引 き出 しなどを備 えたものもあり、灯心 、蝋燭 などを収納 した。小型 のものは雪洞 (ぼんぼり・せっとう)とも呼 ばれる。掛 行灯 (かけあんどん)店 の軒先 などに掛 け、屋号 や商品 名 を書 いて看板 としたもの。夜間 も店 を開 けている飲食 店 などに多 かった。遠 州 行灯 (えんしゅうあんどん)置 行灯 の一種 。円筒 形 をしているが完全 に囲 わず、一部 が空 いている。ここから点火 ・消火 の操作 を行 ったり、行灯 自体 を回 して光量 の調節 ができる。一説 には小堀 遠 州 の発明 による名称 とも。有明行灯 (ありあけあんどん)小型 の行灯 で、就寝 時 、枕元 に置 いて使用 する。こうしておかないと用 を足 しに立 ったり何 か突発 的 な事態 が発生 した時 に即応 できない。窓 が付 いており、光量 を調節 できるものが多 かった。名前 は「夜 が明 けて有明 の月 が出 てもまだ点 いている」ことから。
行灯 から派生 した事項
工場 における「アンドン」
その他 行 灯 に関 わる事項
夜 高 行燈 -富山 県 砺波 地方 に伝 わる祭 。極彩色 の美 しい行灯 が練 り歩 く。昼行灯 -昼間 は行灯 (照明 )を使 う必要 がないことから[2]、役 にたない人 を示 す表現 。大石 内蔵助 が赤穂 藩 家老 時代 、仕事 をしないことからこう呼 ばれたという。必殺 シリーズで、中村 主 水 も同様 の理由 でその様 に呼 ばれている。行灯 凧 -四角形 の枠 に紙 を張 った凧 。- アンドンクラゲ - 3センチ
程 のほぼ立方体 のかさを持 つ箱 虫 綱 に属 するクラゲ。有毒 で、刺 される被害 がよく発生 する。 - タクシーや
観光 バスの社名 表示 灯 や消防車 の所属 表示 灯 は、通称 で行灯 と呼 ばれる。 - ホンダ・スーパーカブやスズキ・バーディーなどのビジネスバイクのうち、1990
年代 以前 のモデルにはヘッドライト直下 のステム付近 に1灯 のスモールランプ(ポジションランプ)が配置 されており、こうしたモデルを通称 して行灯 カブ等 と呼 ぶ。 舞台 やテレビ・映画 のセットの内 、箱 形 (見 えない側 のふたは作 らない事 もある)で中 に照明 器具 を入 れる構造 の物 を大小 を問 わず一般 に「行灯 造 り」と言 う。日常 的 には省略 して「行灯 」と呼 ぶ。
脚注
- ^
日本 の化 け猫 はなぜ行灯 の油 をなめる?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース - ^ ただし、
近年 では昼間 でも自己 の存在 を視認 しやすくするために敢 えて照明 を点 けることが多 くなった。昼間 点灯 ・常時 点灯 を参照 。