「ボイラー技士ぎし」のはんあいだ差分さぶん

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* [[うみ技士ぎし (機関きかん)|うみ技士ぎし]]
* [[うみ技士ぎし (機関きかん)|うみ技士ぎし]]
* [[日本にっぽん労働ろうどうかんする資格しかく一覧いちらん]]
* [[日本にっぽん労働ろうどうかんする資格しかく一覧いちらん]]
* [[蒸気じょうき機関きかんしゃ]] - 運転うんてんたっては、[[動力どうりょくしゃ操縦そうじゅうしゃ|蒸気じょうき機関きかんしゃ運転うんてん免許めんきょ]](運行うんこうする路線ろせんにより甲種こうしゅまたは乙種おつしゅ)とあわせてボイラー技士ぎし機関きかんいちきゅう機関きかん助士じょしきゅう)の資格しかく必要ひつようとする。


== 外部がいぶリンク ==
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2023ねん1がつ28にち (土) 13:39時点じてんにおけるはん

ボイラー技士ぎし
略称りゃくしょうきゅうボイラー、○ボ
(○にはいずれかの区分くぶんはいる)
実施じっしこく 日本の旗 日本にっぽん
資格しかく種類しゅるい 国家こっか資格しかく
分野ぶんや 工業こうぎょう
試験しけん形式けいしき 筆記ひっき
認定にんてい団体だんたい 厚生こうせい労働省ろうどうしょう
認定にんてい開始かいし年月日ねんがっぴ 1972ねん昭和しょうわ47ねん
等級とうきゅう称号しょうごう 特級とっきゅう一級いっきゅうきゅう
根拠こんきょ法令ほうれい 労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう
公式こうしきサイト https://www.exam.or.jp/
特記とっき事項じこう 実施じっし安全あんぜん衛生えいせい技術ぎじゅつ試験しけん協会きょうかい担当たんとう
ウィキプロジェクト ウィキプロジェクト 資格しかく
ウィキポータル ウィキポータル 資格しかく
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ボイラー技士ぎし(ボイラーぎし)とは、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうもとづく日本にっぽん国家こっか資格しかく労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほうによる免許めんきょしょう)のひとつで、かくきゅうのボイラー技士ぎし免許めんきょ試験しけん合格ごうかくし、免許めんきょ交付こうふされたものをいう。空調くうちょう温水おんすいボイラー操作そうさ点検てんけん業務ぎょうむとする。きゅう技士ぎしすべてのボイラー取扱とりあつかいができるが、作業さぎょう主任しゅにんしゃは、かくきゅう技士ぎし必要ひつようになり労働ろうどう基準きじゅん監督かんとくしょ各種かくしゅ申請しんせいとどける必要ひつようがある。 そのに、ボイラー整備せいびボイラー溶接ようせつがある。

概要がいよう

労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう昭和しょうわ47ねん法律ほうりつだい57ごうだい61じょうでは、事業じぎょうしゃは、政令せいれいさだめる一定いってい業務ぎょうむについては、都道府県とどうふけん労働ろうどう局長きょくちょう当該とうがい業務ぎょうむかか免許めんきょけたものまた都道府県とどうふけん労働ろうどう局長きょくちょう登録とうろくけたものおこな当該とうがい業務ぎょうむかか技能ぎのう講習こうしゅう修了しゅうりょうしたものその厚生こうせい労働ろうどう省令しょうれいさだめる資格しかくゆうするものでなければ、当該とうがい業務ぎょうむかせてはならないとしている。

そして、就業しゅうぎょう制限せいげんかか業務ぎょうむひとつとして労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう施行しこうれい昭和しょうわ47ねん政令せいれいだい318ごう)は「ボイラー小型こがたボイラーをのぞく)の取扱とりあつかいの業務ぎょうむ」について就業しゅうぎょう制限せいげんもうけており(労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう施行しこうれいだい20じょうだい3ごう)、当該とうがい業務ぎょうむについては労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせい施行しこう規則きそく昭和しょうわ47ねん労働省ろうどうしょうれいだい32ごう)により特級とっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ一級いっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょまたきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょけたものでなければ、当該とうがい業務ぎょうむかせてはならないとしている(労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせい施行しこう規則きそく別表べっぴょうだいさん)。なお、労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせいほう施行しこうれいだい20じょうだい5ごうさだめられた小規模しょうきぼボイラーの取扱とりあつかいについては、ボイラー技士ぎしのほかボイラー取扱とりあつかい技能ぎのう講習こうしゅう修了しゅうりょうしたものについても取扱とりあつかいがみとめられている(労働ろうどう安全あんぜん衛生えいせい施行しこう規則きそく別表べっぴょうだいさん)。

ボイラー技士ぎし病院びょういん学校がっこう工場こうじょうビル機関きかんしゃ銭湯せんとう地域ちいきねつ供給きょうきゅうなどの様々さまざま場所ばしょで、資格しかく必要ひつようなボイラーをあつかい、点検てんけん安全あんぜん管理かんりおこな技術ぎじゅつしゃである。近年きんねん、ボイラー技士ぎし資格しかく必要ひつよういボイラーおよ多様たよう熱源ねつげん設備せつび普及ふきゅうしてきている。そのためおおくの現場げんば企業きぎょうでは、ボイラー技士ぎし資格しかく事実じじつじょう知識ちしき技能ぎのう証明しょうめいする検定けんてい試験しけんてきとらかたをする場合ばあいおおくなっている。熱源ねつげんもちいる現場げんばにおいては、法的ほうてき資格しかく不要ふよう設備せつびであっても、免許めんきょ所持しょじしゃもとめる傾向けいこう根強ねづよいものがある。

たとえば病院びょういんなのどの施設しせつでは消毒しょうどくのため高温こうおん蒸気じょうき発生はっせいさせて滅菌めっきんする場合ばあいなどボイラーから燃焼ねんしょう蒸気じょうきおく必要ひつようがあるため、

運転うんてん調整ちょうせいなどするのがボイラー技士ぎし職務しょくむとなる。建物たてもの全体ぜんたい暖房だんぼう温水おんすいなどのほか、ボイラーから電力でんりょく供給きょうきゅうをしている場合ばあいも2きゅう技士ぎし取扱とりあつかいしゃ必要ひつようとなる。また船舶せんぱくにおいては、うみ技士ぎし機関きかんなどがその職務しょくむになっている。

なお、正式せいしき表記ひょうきについては、上記じょうきのように「○きゅう」はまえおけされ、また、表示ひょうじ環境かんきょうたてきか横書よこがきかにかかわらず「○」の部分ぶぶん算用さんよう数字すうじでなくかん数字すうじもちいる。

区分くぶん

きゅう区分くぶんにかかわらず、すべてのボイラーあつかうことができる。ただし、取扱とりあつかいしゃ統括とうかつする立場たちば作業さぎょう主任しゅにんしゃ選任せんにんされるには、つぎ区分くぶんおうじたきゅう免許めんきょ必要ひつようとなる(ボイラー技士ぎし資格しかくについてかれている書籍しょせき雑誌ざっしひとしなかには、きゅうによってあつかえる範囲はんい区分くぶんことなるような記載きさいがなされているものもあるがそれは間違まちがい)。

  • 特級とっきゅうボイラー技士ぎし - すべての規模きぼボイラー取扱とりあつかい作業さぎょう主任しゅにんしゃとなることができる。
  • 一級いっきゅうボイラー技士ぎし - つてねつ面積めんせき合計ごうけいが500m2まん貫流かんりゅうボイラーのみをあつか場合ばあいにおいて、そのつてねつ面積めんせき合計ごうけいひゃく平方へいほうメートル以上いじょうのときをふくむ。)のボイラー取扱とりあつかい作業さぎょう主任しゅにんしゃとなることができる。
  • きゅうボイラー技士ぎし - つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2まんのボイラー取扱とりあつかい作業さぎょう主任しゅにんしゃとなることができる。
作業さぎょう主任しゅにんしゃ選任せんにん取扱とりあつかいのできるボイラー設備せつび
資格しかく ボイラーの区分くぶん
つてねつ面積めんせき500m²以上いじょう つてねつ面積めんせき25m²以上いじょう
500m²未満みまん
つてねつ面積めんせき25m²未満みまん
右記うき設備せつびえる)
小規模しょうきぼ 小型こがた 簡易かんい
作業さぎょう主任しゅにんしゃ 取扱とりあつかい 作業さぎょう主任しゅにんしゃ 取扱とりあつかい 作業さぎょう主任しゅにんしゃ 取扱とりあつかい 作業さぎょう主任しゅにんしゃ 取扱とりあつかい 取扱とりあつかい 取扱とりあつかい
特級とっきゅうボイラー技士ぎし
一級いっきゅうボイラー技士ぎし ×
きゅうボイラー技士ぎし × ×
ボイラー取扱とりあつかい技能ぎのう講習こうしゅう修了しゅうりょう × × × × × ×
ボイラー取扱とりあつかい特別とくべつ教育きょういく修了しゅうりょう × × × × × × × ×
なし × × × × × × × × ×

ちゅう)ボイラーおよ圧力あつりょく容器ようき安全あんぜん規則きそくだい24じょうだい2こうによるつてねつ面積めんせき合計ごうけいとは、

  • いち  貫流かんりゅうボイラーについては、そのつてねつ面積めんせきじゅうぶんいちじょうじて当該とうがい貫流かんりゅうボイラーのつてねつ面積めんせきとすること。
  •  はいねつボイラーについては、そのつてねつ面積めんせきぶんいちじょうじて当該とうがいはいねつボイラーのつてねつ面積めんせきとすること。
  • さん  れいだいじゅうじょうだいごう イからニまでにかかげるボイラーについては、そのつてねつ面積めんせき算入さんにゅうしないこと。
  • よん  ボイラーに圧力あつりょく温度おんど水位すいいまた燃焼ねんしょう状態じょうたいかか異常いじょうがあつた場合ばあい当該とうがいボイラーを安全あんぜん停止ていしさせることができる機能きのうその機能きのうゆうする自動じどう制御せいぎょ装置そうちであつて厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじんさだめるものをそなえたボイラーについては、当該とうがいボイラー(当該とうがいボイラーのうち、最大さいだいつてねつ面積めんせきゆうするボイラーをのぞく。)のつてねつ面積めんせき算入さんにゅうしないことができること。

資格しかく受験じゅけん資格しかくとうとの関係かんけい

職業しょくぎょう訓練くんれん指導しどういん (ボイラー) 特級とっきゅうボイラー技士ぎし指導しどういん免許めんきょ試験しけん受験じゅけん資格しかくおよ学科がっか一部いちぶ実技じつぎ科目かもく免除めんじょ一級いっきゅうボイラー技士ぎしどう試験しけん受験じゅけん資格しかく科目かもく免除めんじょし)。

社会しゃかい保険ほけん労務ろうむ 特級とっきゅうボイラー技士ぎし試験しけん合格ごうかくしゃ受験じゅけん資格しかく

だい一種圧力容器取扱作業主任者 ボイラー技士ぎし選任せんにん資格しかく

建築けんちくぶつ環境かんきょう衛生えいせい管理かんり技術ぎじゅつしゃ 特級とっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ取得しゅとく1ねん以上いじょう一級いっきゅうボイラー技士ぎしどう4ねん以上いじょう特定とくてい建築けんちくぶつでの実務じつむ経験けいけんにより、登録とうろく講習こうしゅうかい受講じゅこう資格しかく

免許めんきょ交付こうふ要件ようけん

かくきゅうにおける免許めんきょ交付こうふ要件ようけん

免許めんきょけることができるものは、試験しけん合格ごうかくのほかに実務じつむ経験けいけん(または、ボイラーおよ圧力あつりょく容器ようき安全あんぜん規則きそく規定きていする学歴がくれき実地じっち修習しゅうしゅうとう)が必要ひつようになっている。

  • 特級とっきゅうつぎのいずれもの要件ようけんたすもの
    • 一級いっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょけたのち、5ねん以上いじょうあつか経験けいけん、または、3ねん以上いじょうのボイラー取扱とりあつかい作業さぎょう主任しゅにんしゃ経験けいけんなど
    • 特級とっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ試験しけん合格ごうかく
  • いちきゅうつぎのいずれもの要件ようけんたすもの
    • きゅうボイラー技士ぎし試験しけん免許めんきょけたのち、2ねん以上いじょうあつか経験けいけん、または、1ねん以上いじょうボイラー取扱とりあつかい作業さぎょう主任しゅにんしゃ経験けいけんなど
    • 一級いっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ試験しけん合格ごうかく
  • きゅう
    • きゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ試験しけん合格ごうかくし、以下いかのいずれかに該当がいとうするまん18さい以上いじょうもの
      • 大学だいがく高等こうとう専門せんもん学校がっこう高等こうとう学校がっこうまた中等ちゅうとう教育きょういく学校がっこうにおいてボイラーにかんする学科がっかおさ卒業そつぎょうしたもので、その3がつ以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
      • ボイラーの取扱とりあつかいについて6月以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
      • ボイラー取扱とりあつかい技能ぎのう講習こうしゅう修了しゅうりょうしたもので、その4がつ以上いじょう小規模しょうきぼボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
      • エネルギーの使用しよう合理ごうりかんする法律ほうりつだい9じょうだい1こうエネルギー管理かんりねつ免状めんじょうゆうするもので、1ねん以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
      • うみ技士ぎし機関きかん1、2、3きゅう免許めんきょけたもの
      • ボイラー・タービン主任しゅにん技術ぎじゅつしゃ(1しゅまたは2しゅ免状めんじょうゆうするもので、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
      • ボイラー実技じつぎ講習こうしゅう修了しゅうりょうしたもの後述こうじゅつ
      • うみ技士ぎし機関きかん4、5きゅう免許めんきょけたもので、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
      • 鉱山こうざん保安ほあんほう施行しこう規則きそく附則ふそくだい2じょう規定きていによる廃止はいしまえ保安ほあん技術ぎじゅつ職員しょくいん国家こっか試験しけん規則きそくによるかん係員かかりいん試験しけん合格ごうかくしたもので、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
      • 鉱山こうざんにおいて、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの(ただし、ゲージ圧力あつりょくが0.4MPa以上いじょう蒸気じょうきボイラーまた温水おんすいボイラーにかぎる。)
    • ボイラー運転うんてんかんする規定きてい普通ふつう職業しょくぎょう訓練くんれん修了しゅうりょうしたもの

ボイラー実技じつぎ講習こうしゅう

ボイラー実技じつぎ講習こうしゅう修了しゅうりょうしょう

ボイラー取扱とりあつかいの実地じっち修習しゅうしゅう実務じつむ経験けいけんゆうしないものとうきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ交付こうふける場合ばあいに、その前提ぜんていとして必要ひつようとなる法定ほうてい講習こうしゅう都道府県とどうふけん労働ろうどうきょく長登ながのぼりろく講習こうしゅう機関きかん定期ていきてき開催かいさいしている。日程にっていは3日間にちかんボイラー取扱とりあつかい技能ぎのう講習こうしゅうとはことなり、この講習こうしゅうけただけでは小規模しょうきぼボイラーや小型こがたボイラーをあつかうことはできない。あくまでもきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ交付こうふ要件ようけんたすための講習こうしゅうである。ボイラー実技じつぎ講習こうしゅうきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょ交付こうふにおいてボイラー取扱とりあつかいの実地じっち修習しゅうしゅう実務じつむ経験けいけんゆうしないものとう対象たいしょうとするもので、2012ねん平成へいせい24ねん)3がつ31にちまでは受験じゅけん資格しかく要件ようけんひとつとしてさだめられていたものであるが、ほう改正かいせいにより、2012ねん平成へいせい24ねん)4がつ1にち以降いこう免許めんきょ交付こうふ要件ようけんひとつにあらためられている[1]

登録とうろく講習こうしゅう機関きかん

  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん日本にっぽんボイラ協会きょうかいぜん34支部しぶ-青森あおもり秋田あきた岩手いわて山形やまがた山梨やまなし滋賀しが奈良なら鳥取とっとり島根しまね高知こうち佐賀さが長崎ながさき宮崎みやざきかくけん以外いがいかく都道府県とどうふけん所在しょざい
  • 公益社こうえきしゃだん法人ほうじんボイラ・クレーン安全あんぜん協会きょうかいぜん18事務所じむしょのうち函館はこだて秋田あきたかく事務所じむしょ
  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん青森あおもり地区ちく労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい
  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん弘前ひろさき地区ちく労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい
  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん八戸はちのへ地方ちほう労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい
  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん下北しもきた地区ちく労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい
  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん山形やまがたけん労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい連合れんごうかい
  • 一般いっぱん社団しゃだん法人ほうじん高知こうちけん労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい連合れんごうかい
  • 公益社こうえきしゃだん法人ほうじん宮崎みやざき労働ろうどう基準きじゅん協会きょうかい宮崎みやざき県内けんないぜん4支部しぶ

北海道ほっかいどう労働ろうどうきょくは2団体だんたい青森あおもり労働ろうどうきょくは4団体だんたい山梨やまなし労働ろうどうきょくおよ奈良なら労働ろうどうきょくはなし、その都府県とふけん労働ろうどうきょくはそれぞれ1団体だんたいのみ登録とうろく。うち日本にっぽんボイラ協会きょうかい福島ふくしま支部しぶ福島ふくしま労働ろうどう局長きょくちょうおよ岩手いわて労働ろうどう局長きょくちょうの、京滋けいじ支部しぶ京都きょうと)は京都きょうと労働ろうどう局長きょくちょうおよ滋賀しが労働ろうどう局長きょくちょうの、どう岡山おかやま支部しぶ岡山おかやま労働ろうどう局長きょくちょうおよ鳥取とっとり労働ろうどう局長きょくちょうの、どう広島ひろしま支部しぶ広島ひろしま労働ろうどう局長きょくちょうおよ島根しまね労働ろうどう局長きょくちょうの、どう福岡ふくおか支部しぶ福岡ふくおか佐賀さが長崎ながさきかく労働ろうどう局長きょくちょう登録とうろくけ、それぞれ2 - 3の府県ふけん講習こうしゅう実施じっししている。

講習こうしゅう科目かもく

  1. 点火てんか(1あいだ
  2. 燃焼ねんしょう調整ちょうせい(7あいだ
  3. 附属ふぞく設備せつびおよ附属ふぞくひん取扱とりあつかい(6あいだ
  4. みず処理しょりおよ吹出ふきだし(1あいだ
  5. 点検てんけんおよ異常いじょう処理しょり(5あいだ
上記じょうき法令ほうれいじょう順序じゅんじょであって、実際じっさい講義こうぎ順序じゅんじょ講習こうしゅうごと、あるいは講師こうし都合つごうとうにより変動へんどうする。
上記じょうき科目かもくがく主体しゅたいであるが、おおむね最終さいしゅう(3にち)に4あいだ程度ていど実施じっしされるボイラー設備せつび見学けんがく装置そうち操作そうさ疑似ぎじ体験たいけんとうふくまれる。
筆記ひっき試験しけんとうされない。

免許めんきょ試験しけん

  • 厚生こうせい労働ろうどう大臣だいじん指定してい試験しけん機関きかん公益こうえき財団ざいだん法人ほうじん安全あんぜん衛生えいせい技術ぎじゅつ試験しけん協会きょうかいが、全国ぜんこく7かしょ安全あんぜん衛生えいせい技術ぎじゅつセンターにおいて、特級とっきゅうとし1かい一級いっきゅうは2かげつに1かいきゅうは1かげつに1~2かい実施じっし。そのほか、かく都道府県とどうふけんねん1かい程度ていど出張しゅっちょう特別とくべつ試験しけんや、一般いっぱんけではないが高等こうとう学校がっこう矯正きょうせい施設しせつでも実施じっししている。

受験じゅけん資格しかく

  • 特級とっきゅう
    • 一級いっきゅうボイラー技士ぎし免許めんきょけたもの
    • 大学だいがくまた高等こうとう専門せんもん学校がっこうにおいてボイラーにかんする講座こうざまた学科がっかおさ卒業そつぎょうしたもので、その2ねん以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
    • エネルギーの使用しよう合理ごうりかんする法律ほうりつだい51じょうだい1こうエネルギー管理かんりねつ免状めんじょうゆうするもので、2ねん以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
    • うみ技士ぎし機関きかん1、2きゅう免許めんきょけたもの
    • ボイラー・タービン主任しゅにん技術ぎじゅつしゃ(1しゅまたは2しゅ免状めんじょうゆうするもので、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが500m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
  • いちきゅう
    • きゅうボイラー技士ぎし免許めんきょけたもの
    • 大学だいがく高等こうとう専門せんもん学校がっこう高等こうとう学校がっこうまた中等ちゅうとう教育きょういく学校がっこうにおいてボイラーにかんする学科がっかおさ卒業そつぎょうしたもので、その1ねん以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
    • エネルギーの使用しよう合理ごうりかんする法律ほうりつだい51じょうだい1こうエネルギー管理かんりねつ免状めんじょうゆうするもので、1ねん以上いじょう実地じっち修習しゅうしゅうたもの
    • うみ技士ぎし機関きかん1、2、3きゅう免許めんきょけたもの
    • ボイラー・タービン主任しゅにん技術ぎじゅつしゃ(1しゅまたは2しゅ免状めんじょうゆうするもので、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
    • 鉱山こうざん保安ほあんほう施行しこう規則きそく附則ふそくだい2じょう規定きていによる廃止はいしまえ保安ほあん技術ぎじゅつ職員しょくいん国家こっか試験しけん規則きそくによるかん係員かかりいん試験しけん合格ごうかくしたもので、つてねつ面積めんせき合計ごうけいが25m2以上いじょうのボイラーをあつかった経験けいけんがあるもの
  • きゅう
    • 規定きていなし。だれでも受験じゅけんできる。2012ねん平成へいせい24ねん)3がつ31にちまできゅうボイラー技士ぎし受験じゅけん資格しかく要件ようけんとしてさだめられていたものは、ほう改正かいせいにより、2012ねん平成へいせい24ねん)4がつ1にち以降いこう先述せんじゅつ免許めんきょ交付こうふ要件ようけんあらためられている[1]

試験しけん科目かもく

特級とっきゅう一級いっきゅうきゅう
  1. ボイラーの構造こうぞうかんする知識ちしき
  2. ボイラーの取扱とりあつかいにかんする知識ちしき
  3. 燃料ねんりょうおよ燃焼ねんしょうかんする知識ちしき
  4. 関係かんけい法令ほうれい

近年きんねん試験しけん実施じっしじょうきょう

特級とっきゅうボイラー技士ぎし試験しけん結果けっか
実施じっし年度ねんど 受験じゅけんしゃすう 合格者数ごうかくしゃすう 合格ごうかくりつ
2011年度ねんど 628にん 177にん 28.2%
2012年度ねんど 616にん 193にん 31.3%
2013年度ねんど 635にん 148にん 23.3%
2014年度ねんど 651にん 256にん 39.3%
2015年度ねんど 574にん 137にん 23.9%
2016年度ねんど 580にん 110にん 19.0%
2017年度ねんど 553にん 191にん 34.5%
2018年度ねんど 474にん 122にん 25.7%
2019度度どど 498にん 151にん 30.3%
2020年度ねんど 430にん 125にん 29.1%
2021年度ねんど 466にん 98にん 21.0%
一級いっきゅうボイラー技士ぎし試験しけん結果けっか
実施じっし年度ねんど 受験じゅけんしゃすう 合格者数ごうかくしゃすう 合格ごうかくりつ
2011年度ねんど 7,843にん 4,414にん 56.3%
2012年度ねんど 7,633にん 4,315にん 56.5%
2013年度ねんど 7,342にん 4,038にん 55.0%
2014年度ねんど 6,669にん 3,876にん 58.1%
2015年度ねんど 6,094にん 3,534にん 58.0%
2016年度ねんど 5,911にん 3,588にん 60.7%
2017年度ねんど 5,714にん 3,395にん 59.4%
2018年度ねんど 5,071にん 2,952にん 58.2%
2019度度どど 4,932にん 2,588にん 52.5%
2020年度ねんど 3,100にん 1,577にん 50.9%
2021年度ねんど 4,325にん 2,098にん 48.5%
きゅうボイラー技士ぎし試験しけん結果けっか
実施じっし年度ねんど 受験じゅけんしゃすう 合格者数ごうかくしゃすう 合格ごうかくりつ
2011年度ねんど 33,438にん 16,433にん 49.1%
2012年度ねんど 34,538にん 18,533にん 53.7%
2013年度ねんど 32,634にん 18,927にん 58.0%
2014年度ねんど 29,965にん 17,056にん 56.9%
2015年度ねんど 28,060にん 16,935にん 60.4%
2016年度ねんど 27,211にん 15,919にん 58.5%
2017年度ねんど 27,393にん 15,609にん 57.0%
2018年度ねんど 25,601にん 14,297にん 55.8%
2019度度どど 25,192にん 12,803にん 50.8%
2020年度ねんど 16,989にん 9,400にん 58.4%
2021年度ねんど 24,260にん 12,953にん 53.4%

脚注きゃくちゅう

  1. ^ a b きゅうボイラー技士ぎしとうの6免許めんきょについて”. 厚生こうせい労働省ろうどうしょう (2012ねん5がつ24にち). 2012ねん9がつ8にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク