AZUKI七なな

AZUKI七なな（アズキ なな）
別名べつめい	七なな様よう
生誕せいたん	7月がつ29日にち
ジャンル	J-POP
職業しょくぎょう	作詞さくし家か キーボーディスト 作家さっか 写真しゃしん家か
担当たんとう楽器がっき	キーボード フルート ピアノ
活動かつどう期間きかん	1999年ねん -
レーベル	GIZA studio
事務所じむしょ	ビーイング
共同きょうどう作業さぎょう者しゃ	GARNET CROW
公式こうしきサイト	http://garnetcrow.com/
イギー・ポップ オスカー・ワイルド クーラ・シェイカー ザ・キュアー ジーザス・ジョーンズ ジョン・ゾーン ソニック・ユース ピーター・ガブリエル

AZUKI七なな（アズキ なな、7月がつ29日にち - ）は、日本にっぽんの作詞さくし家か、作家さっか、写真しゃしん家か、詩人しじん 、キーボーディスト。女性じょせい。血液けつえき型がたAB型がた。1999年ねんから2013年ねんまでGARNET CROWのメンバーとしての活動かつどうが中心ちゅうしんであった。ビーイング所属しょぞく。

概要がいよう

4〜5歳さい頃ごろから18〜19歳さい頃ごろまでピアノを習ならう。ビーイングに入はいる以前いぜんは別名べつめいでモデル活動かつどうをしており関西かんさい方面ほうめんの番組ばんぐみ出演しゅつえんなどもしていた。大学だいがく卒業そつぎょう後ごの1997年ねん頃ごろ、オーディションの課題かだいとして作詞さくしを行おこなったことを契機けいきに作詞さくし家かとして活動かつどうを始はじめ、数すう年間ねんかん作品さくひん発表はっぴょうのない時期じきが続つづく。「太陽たいようの国くにへ行いこうよ すぐに〜空そら飛とぶ夢ゆめに乗のって〜」で大黒おおくろ摩季まきと作詞さくしを共同きょうどうで手てがけたのち、WANDSやFIELD OF VIEWらに作品さくひんを提供ていきょうしている。著書ちょしょに『80,0』（はちまるまる）という自作じさく未み発表はっぴょう詩しと写真しゃしんで綴つづられた詩集ししゅうがある。写真しゃしん作家さっかとしては詩集ししゅうのほかにGARNET CROWのジャケット写真しゃしんなどにも作品さくひんを提供ていきょうしている。キーボーディストとしては、GARNET CROWとしての演奏えんそうの他ほか、2003年ねんにはゲスト奏者そうしゃとしてWAGなどのライブに参加さんかしている。

作詞さくしの傾向けいこうとしては、無常むじょう観かん、寂寥せきりょう感かん、死しといった観念かんねん的てきな専門せんもん用語ようごや当あて字じを数多かずおおく使用しようするなどの、独特どくとくな歌詞かし回まわしをする。専門せんもん用語ようごの一いち例れいとしては、本人ほんにんが頻繁ひんぱんに十字架じゅうじかを象徴しょうちょうしたアクセサリーを着用ちゃくようしていることからもわかるように、キリスト教きりすときょう、仏教ぶっきょう等ひとし、複数ふくすうの宗教しゅうきょうや神話しんわからのものがある。

代表だいひょう的てきな単語たんごとして、ユダヤ教きょうおよびキリスト教きりすときょうからは「JESUS」や、旧約きゅうやく聖書せいしょの民みん数すう記き35章しょうより「逃のがれの町まち」等とう、仏教ぶっきょう概念がいねんからは「輪廻りんね」や「三途さんずの川かわ」等とうを挙あげることができる。また、芸術げいじゅつに影響えいきょうを受うけたであろうフレーズもしばしば使用しようしているのも特徴とくちょうであり、文学ぶんがく作品さくひんから「青あおい花はな」や「ノヴァーリス」、「サガン」、「Duras」、「HUMAN LOST」等とう、絵画かいがからは「Rembrandt」、「Ophelia」、「Serusier」等とうがフレーズとして挙あげられる。また「基本きほん的てきに女性じょせいボーカルは嫌きらい」だが「中村なかむら由利ゆりの声こえやコーラス・ワークにベタボレ」と言いい、歌詞かしも明確めいかくに表現ひょうげんしたいものがあるのではなく、彼女かのじょの声こえや曲きょくによって引ひき出だされているところが大おおきい。歌詞かしの解釈かいしゃくに関かんしても「受うけとり方かたは人ひとそれぞれ」「作つくった物ものが作品さくひんではなくて、それを受うけ取とれる人ひとが受うけ止とめて膨ふくらんだ分ぶんだけそこに生うまれた空間くうかんが作品さくひん」とし、自みずから明言めいげんする事ことはない。

週しゅう3〜4冊さつの本ほんを読よむ読書どくしょ家かであり、その他たにも、スキー、ダイビング、テレビゲーム、コスプレ、陶芸とうげい、土つちいじり（本人ほんにん自身じしんの表現ひょうげんによる）、釣つり、イタリアン料理りょうり、登山とざん、アーチェリーといった幅広はばひろい趣味しゅみを持もつ。インタビューなどでは関西かんさい弁べんで話はなしている。写真しゃしん撮影さつえいにも造詣ぞうけいが深ふかく、その作品さくひんはCDジャケットや著書ちょしょで目めにすることができる。好すきな食たべ物ものは「ハーブ系けいのもの」。嫌きらいな食たべ物ものは「牛乳ぎゅうにゅう」。

2013年ねんのGARNET CROW解散かいさん以降いこう、活動かつどうは同年どうねんのMEG「clair de lune」のみだったが、2023年ねん、Rainy。「...and Rescue Me」で10年ねんぶりに作詞さくし提供ていきょうを行おこなった。

作詞さくし提供ていきょう

• 岩田いわたさゆり「空色そらいろの猫ねこ」（作曲さっきょくは中村なかむら由利ゆり、編曲へんきょくは古井ふるい弘人ひろとと、GARNET CROWと同おなじ形態けいたいで提供ていきょうし、GARNET CROWが2005年ねん10月がつ26日にちに発売はつばいしたベストアルバム『Best』にてセルフカバーしている。）
• 上原うえはらあずみ「青あおい青あおいこの地球ちきゅうに」「Special Holynight」（両りょう曲きょく共どもに上原うえはらあずみと作詞さくし）
• 大黒おおくろ摩季まき「太陽たいようの国くにへ行いこうよ すぐに〜空そら飛とぶ夢ゆめに乗のって〜」（共とも作さく）
• 岡本おかもと仁志ひとし（「SUPER LIGHT」名義めいぎを含ふくむ） 「First fine day」「joyride」「Res-no」「Sweet×2 Summer Rain」「Happy Trash」「a first fine day|手遅ておくれな再会さいかい」「Stray Beast」「翼つばさ」「LOST CHILD」「Autumn Sky」「静寂しじまの間あいだに」「It's only one」「sphere」「海鳴うみなり」
• 岸本きしもと早さ未ひつじ「迷Q!?-迷宮めいきゅう-MAKE★YOU-」「OPEN YOUR HEART」「愛あいする君きみが傍はたにいれば」「会あいたくて」「カマワナイデ」「同おなじ世界せかいで」「SODA POP」「reigning star」「Yes or No?」「みえないストーリー」「It's so easy...」「風ふうに向むかい歩あるくように」「素敵すてきな夢ゆめみようね」「Dessert Days」「NEVER CHANGE」「NON-FICTION・GAME」
• Soul Crusaders 「SAFETY LOVE」「感傷かんしょう」「Free my mind」「Lonesome Tonight 〜君くんだけ見みつめてる〜」「Resolution」「DO YOU FEEL LIKE I LIKE?」「Holiday」
• 高岡たかおか亜あ衣ころも「To Beat The Blues」「Summer Flooding」「Never to Return」「夏なつのある日ひに」
• 竹井たけい詩織しおり里さと「静しずかなるメロディー」「close line」「君きみに恋こいしてる」「夕凪ゆうなぎ」「桜さくら色しょく」「きっともう恋こいにはならない」「Like a little Love」
• DEEN「遠とおい遠とおい未来みらいへ」
• Harajukuロンチャーズ「気分きぶんはSuper Girl!」（カヴァー曲きょくとしてももいろクローバーの「未来みらいへススメ」のカップリング曲きょくに収録しゅうろく）
• FIELD OF VIEW「CRASH」「青あおい傘かさで」
• MEG「clair de lune」（アルバム『CONTINUE』）（GARNET CROW解散かいさん後ごの初はつ提供ていきょう作品さくひん）
• WAG「Free Magic」「悲かなしみの雨あめ」（共とも作さく）
• WANDS「「今日きょう、ナニカノハズミデ生いきている」」
• Rainy。「...and Rescue Me」「世界せかいは君きみとはじまる」

書籍しょせき

• 『80,0』（株式会社かぶしきがいしゃジェイロックマガジン社しゃ、2001年ねん1月がつ31日にち(ISBN 4-916019-25-3 C0095)）

関連かんれん書籍しょせき

• GARNET CROW『GARNET CROW photoscope 2005 〜5th Anniversary〜』（株式会社かぶしきがいしゃジェイロックマガジン社しゃ、2005年ねん1月がつ21日にち(ISBN 4-916019-41-5 C0073)）

外部がいぶリンク

• GARNET CROW official website : ガーネットクロウ オフィシャルサイト