舟崎ふねさき克彦かつひこ

舟崎ふねさき 克彦かつひこ （ふなざき よしひこ）
ペンネーム	森もり 窓まど一郎いちろう（別べつ名義めいぎ）
誕生たんじょう	(1945-02-02) 1945年ねん2月がつ2日にち 日本にっぽん・東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く明石あかし町まち
死没しぼつ	(2015-10-15) 2015年ねん10月15日にち（70歳さい没ぼつ）
職業しょくぎょう	小説しょうせつ家か、詩人しじん、作詞さくし家か、挿絵さしえ画家がか、劇画げきが原作げんさく者しゃ
言語げんご	日本語にほんご
最終さいしゅう学歴がくれき	学習院大学がくしゅういんだいがく経済学部けいざいがくぶ経営けいえい学科がっか
活動かつどう期間きかん	1970年ねん - 2015年ねん
ジャンル	児童じどう文学ぶんがく
代表だいひょう作さく	『ぽっぺん先生せんせいと帰かえらずの沼ぬま』（1974年ねん） 『雨あめの動物どうぶつ園えん』（1974年ねん）
主おもな受賞じゅしょう歴れき	1974年ねん、第だい4回かい赤あかい鳥とり文学ぶんがく賞しょう 1975年ねん、第だい22回かいサンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう 1976年ねん、国際こくさいアンデルセン賞しょう・ボローニャ国際こくさい児童じどう図ず書展しょてん子こどもの本ほんの部ぶグラフィック賞しょう 1983年ねん、第だい30回かいサンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう 1984年ねん、絵本えもとにっぽん賞しょう 1986年ねん、サンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう 1989年ねん、第だい11回かい山本やまもと有三ゆうぞう記念きねん路傍ろぼうの石いし文学ぶんがく賞しょう 2008年ねん、第だい7回かい日本にっぽん絵本えほん賞しょう
デビュー作さく	『トンカチと花はな将軍しょうぐん』（1970年ねん）
配偶はいぐう者しゃ	舟崎ふねさき靖子やすこ（1981年ねん、離婚りこん）
親族しんぞく	祖父そふ・舟崎ふねさき由之よしゆき（日本金属にっぽんきんぞく創業そうぎょう者しゃ、衆議院しゅうぎいん議員ぎいん） 大伯父おおおじ・松栄まつえ俊三しゅんぞう（相川あいかわ町まち長ちょう、新潟にいがた県けん会議かいぎ員いん、佐渡汽船さどきせん会長かいちょう）
影響えいきょうを受うけたもの 谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろう、金子かねこ光晴みつはる、西東三鬼さいとうさんき
ウィキポータル 文学ぶんがく

舟崎ふねさき 克彦かつひこ（ふなざき よしひこ、1945年ねん2月がつ2日にち - 2015年ねん10月15日にち）は、日本にっぽんの作家さっか、詩人しじん、作詞さくし家か、挿絵さしえ画家がか、劇画げきが原作げんさく者しゃ。森もり窓まど一郎いちろう名義めいぎでの作品さくひんもあり、著書ちょしょは300冊さつ以上いじょうにのぼる。影響えいきょうを受うけた文学ぶんがく者しゃとして、谷崎たにざき潤一郎じゅんいちろう、金子かねこ光晴みつはる、西東三鬼さいとうさんきの3人にんを挙あげている。柔道じゅうどう三さん段だん。2015年ねん3月がつまで白百合女子大学しらゆりじょしだいがく教授きょうじゅとして文章ぶんしょう表現ひょうげんと創作そうさくの授業じゅぎょうを講こうじる。

来歴らいれき

出生しゅっしょうから

1945年ねん2月がつ、キリスト教きりすときょう系けいの病院びょういんなら米べい軍ぐんの爆ばく撃げきを免まぬかれるはずとの母ははの考かんがえにより、東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く明石あかし町まちの聖路加国際病院せいるかこくさいびょういんにて誕生たんじょう。父ちちの舟崎ふねさき悌次ていじ郎ろうは和歌山わかやま県けん生うまれ、京都きょうと帝国ていこく大学だいがく経済学部けいざいがくぶ卒そつ、元もと画家がか志望しぼうだった建築けんちく家かで、当時とうじは会社かいしゃ社長しゃちょう。克彦かつひこは末男すえおとして東京とうきょう都と豊島としま区く千早ちはや町まちに育そだつ。舟崎ふねさき家かはもともと新潟にいがた県けん佐渡さど市し金丸かねまるの財産ざいさん家かであり、祖父そふ舟崎ふねさき由之よしゆきは日本金属にっぽんきんぞく創業そうぎょう者しゃで衆議院しゅうぎいん議員ぎいんだった。祖父そふの実兄じっけいの松栄まつえ俊三しゅんぞうは相川あいかわ町まち長ちょうや新潟にいがた県けん会議かいぎ員いん、佐渡汽船さどきせん会長かいちょうなどを歴任れきにんした。戦時せんじ中ちゅうは祖父そふの設立せつりつした会社かいしゃが軍需ぐんじゅ産業さんぎょうの一端いったんを担になっていたため、経済けいざい的てきに恵めぐまれていた。

学生がくせい時代じだい

1951年ねん、2人ふたりの兄あにと同おなじように学習がくしゅう院いん初等しょとう科かに入学にゅうがく。このとき左利ひだりききを右みぎ利ききに変かえさせられた。同級生どうきゅうせいに甯子内親王ないしんのう（のちの近衞このえ甯子）や東郷とうごう和彦かずひこがいた。

1952年ねん、日本にっぽん舞踊ぶようの名取なとりだった実母じつぼが克彦かつひこの目めの前まえで心臓しんぞう発作ほっさを起おこして急逝きゅうせいする。この時期じきの事柄ことがらは自伝じでん的てき作品さくひん『雨あめの動物どうぶつ園えん』（サンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう・国際こくさいアンデルセン賞しょう優良ゆうりょう作品さくひん賞しょう受賞じゅしょう）に詳くわしい。母ははの死後しご、ディズニー・アニメと野鳥やちょう飼育しいくに熱中ねっちゅうする。愛読あいどく書しょは中西なかにし悟堂ごどうや内田うちだ清之助せいのすけで、将来しょうらいの夢ゆめは鳥類ちょうるい学がく者ものになって山階やましな鳥類ちょうるい研究所けんきゅうじょの所員しょいんになることだった。学業がくぎょうは不振ふしんだったが、鳥類ちょうるい学がくの知識ちしきだけは教師きょうしを凌しのいでいたという。このころ、ディズニー作品さくひんの模写もしゃによって画家がかとしての素質そしつを培つちかう。

杉浦すぎうら茂しげるや馬場ばばのぼるの漫画まんがや、柳やなぎ亭てい痴ち楽たのし、林家はやしや三平さんぺい、古今ここん亭てい志こころざしん生なまらの落語らくごからも大おおきな影響えいきょうを受うけた。小学校しょうがっこう4年生ねんせいから5年生ねんせいのとき、東京とうきょうの民間みんかん人じんで5台だい目めといわれる米国べいこくベンディックス社しゃのテレビ受像じゅぞう機きを父ちちが購入こうにゅうする。トニー谷たに、フランキふらんきー堺さかい、三木みきのり平へいらのコメディ番組ばんぐみに夢中むちゅうになった。

1957年ねん、学習がくしゅう院いん中等ちゅうとう科か入学にゅうがく。新聞しんぶん部ぶに在籍ざいせきして漫画まんがを描えがく。さらに、バレーボール部ぶに所属しょぞくする傍かたわら、『悲かなしみよこんにちは』などの映画えいがや、プレスリーなどの音楽おんがくに熱中ねっちゅうする。このころ継母けいぼを迎むかえる。

1960年ねん、学習がくしゅう院いん高等こうとう科か入学にゅうがく。美術びじゅつ部ぶと生物せいぶつ部ぶと柔道じゅうどう部ぶと演劇えんげき部ぶに籍せきを置おき、他校たこうとの対抗たいこう戦せんがある時期じきには応援おうえん団だんの副ふく団長だんちょうをも引ひき受うけた。最もっとも熱中ねっちゅうしていたのは演劇えんげき部ぶの活動かつどうだった。しかし、クラブ活動かつどうに入いれ込こみすぎたために学業がくぎょう成績せいせきが低下ていかして、大学だいがくへの学内がくない推薦すいせんが受うけられなくなった（卒業そつぎょうはさせるが大学だいがくには推薦すいせんしないという"上あげ首くび"処分しょぶん）。この鬱屈うっくつしていた時期じきに、学内がくない誌しの編集へんしゅう長ちょうから勧すすめられて初はじめて詩作しさくをおこなう。

1963年ねんに高等こうとう科かを卒業そつぎょうし、代々木よよぎゼミナールで1年間ねんかんの浪人ろうにん生活せいかつを送おくる。1964年ねん、一般いっぱん入試にゅうしを経へて学習院大学がくしゅういんだいがく経済学部けいざいがくぶ経営けいえい学科がっかに入学にゅうがく。借金しゃっきんして第だい1詩集ししゅう『いもむしの詩し』を栄光えいこう社しゃから自費じひ出版しゅっぱんしたところ、完売かんばいして黒字くろじになる。この詩集ししゅうを買かった女子じょし短大たんだい生せい近江おうみ靖子やすこ（のちの舟崎ふねさき靖子やすこ）の紹介しょうかいで高田たかだ敏子としこの主宰しゅさいする同人どうじん誌し『野火のび』の創刊そうかんに参加さんかする。さらに、『野火のび』編集へんしゅう長ちょう赤間あかま太郎たろうの世話せわにより、作詞さくし家か岡本おかもとおさみたちと共ともに『朝日新聞あさひしんぶん』夕刊ゆうかんの連載れんさいコラム「山手やまて線せん」に取材しゅざい記者きしゃとして参加さんかし、キャップ涌井わくい昭治しょうじの指導しどうを受うけた。この仕事しごとは大学だいがく卒業そつぎょうまで続つづいた。

その傍かたわら柔道じゅうどう部ぶと演劇えんげき部ぶに在籍ざいせきし、大学だいがく1年ねんの時ときにはジャン・アヌイの芝居しばいに出演しゅつえんする。演劇えんげき部ぶの仲間なかま・他た大学だいがくの学生がくせいたち（井上いのうえ理恵りえ・佐藤さとう正隆まさたか等とう）と日仏会館にちふつかいかんホールでシイラ・デラニィ作さく『蜜みつの味あじ』に出演しゅつえんした。柔道じゅうどう部ぶで主将しゅしょうになったため余裕よゆうがなくなって、演劇えんげき部ぶは退すさ部ぶする。学習がくしゅう院いん卒そつで柔道じゅうどう部ぶという経歴けいれきから右翼うよくと誤解ごかいされ、児童じどう文学ぶんがく界かいで顰蹙ひんしゅくを買かったこともある。舟崎ふねさきは「落語らくごアナーキー」を自称じしょうしており、また、当時とうじの学生がくせいバンドブームに乗のってフォークバンドを結成けっせいした柔道じゅうどう部ぶの友人ゆうじんに自みずから作詞さくしした歌うたを提供ていきょう、その中なかの一いち曲きょくは後のちにクレイジーキャッツがレコードに吹ふき込こんだ。

大学だいがく卒業そつぎょう後ご

画家がか志望しぼうでもあったが「才能さいのうがないからやめろ」と周囲しゅういに猛もう反対はんたいされて断念だんねん、1968年ねんに大学だいがくを卒業そつぎょうすると、父ちちの世話せわで東京建物とうきょうたてものの横浜よこはま支店してんに勤務きんむし、不動産ふどうさんの鑑定かんてい評価ひょうか業務ぎょうむに携たずさわる。この年としの秋あきに近江おうみ靖子やすこと結婚けっこん、東京とうきょう都と世田谷せたがや区くで所帯じょたいを持もつ。

会社かいしゃからはアルバイト禁止きんしをい渡いわたされていたため、靖子やすこと共ともにペンネームでレコードの作詞さくし、荒木あらき一郎いちろうのディスクジョッキー番組ばんぐみのシナリオ執筆しっぴつ、雑誌ざっしのイラスト制作せいさくといった仕事しごとを続つづける。

1969年ねん、長女ちょうじょ誕生たんじょう。同年どうねん、不動産ふどうさん鑑定かんてい評価ひょうかの業務ぎょうむが高等こうとう数学すうがくを要求ようきゅうされるため胃潰瘍いかいようとなり、自宅じたく療養りょうよう中ちゅう、暇ひまに飽あかせて『トンカチと花はな将軍しょうぐん』を靖子やすこと共ともに執筆しっぴつする。

1970年ねん、『トンカチと花はな将軍しょうぐん』の原稿げんこうが旧知きゅうちの高橋たかはし睦郎むつおを経へて矢川やがわ澄子すみこの手てに渡わたり、福音館書店ふくいんかんしょてんに委ゆだねられる。同年どうねん5月がつ、第だい2詩集ししゅう『塔とうは影かげをかばい乍ら』を森もり窓まど一いち郎ろう名義めいぎで思潮しちょう社しゃから上梓じょうしする。

童話どうわ作家さっかとして

胃潰瘍いかいようは一旦いったんは回復かいふくしたが、義理ぎりのある人々ひとびとに向むけて退職たいしょくの口実こうじつを設もうけるため、意図いと的てきに胃潰瘍いかいようを再発さいはつさせ、1971年ねんに東京とうきょう建物たてものを退社たいしゃする。同年どうねん、『トンカチと花はな将軍しょうぐん』が福音館書店ふくいんかんしょてんから刊行かんこうされ、童話どうわ作家さっかとしてデビューする。続つづいて同年どうねん、『野のウサギのラララ』を福音館書店ふくいんかんしょてんの『母ははの友とも』誌しに7か月げつ間あいだ連載れんさいする（靖子やすことの共とも作さく）。しかし福音館書店ふくいんかんしょてんから、単行本たんこうぼん化かを拒絶きょぜつされる（後年こうねん、1999年ねんに理論りろん社しゃから刊行かんこう）。同年どうねん、『スカンクプイプイ』をあかね書房しょぼうから上梓じょうしする。同おなじく靖子やすことの共とも作さくだった。

1972年ねん、長男ちょうなん誕生たんじょう。1973年ねん、単独たんどくで執筆しっぴつした初はじめての長編ちょうへんファンタジー『ぽっぺん先生せんせいの日曜日にちようび』を出版しゅっぱん社しゃ5、6社しゃに持もち込こんだところ、それまでの児童じどう文学ぶんがくとあまりに違ちがっていたのでことごとく拒絶きょぜつ反応はんのうを受うけたが、高橋たかはし睦郎むつおによって紹介しょうかいされた吉岡よしおか実みのるの仲介ちゅうかいで筑摩書房ちくましょぼうからの出版しゅっぱんが決定けっていする。以後いご、シリーズ物ぶつとなって刊行かんこうされている。

1974年ねん、高橋たかはしの誘さそいにより、吉村よしむら作治さくじ企画きかくのギリシア・エジプト旅行りょこうに参加さんかする。1975年ねん、次女じじょ誕生たんじょう。

1978年ねんから数すう年間ねんかん、ボローニャ国際こくさい児童じどう図ず書展しょてんツアーのアドバイザリースタッフとなり、ミヒャエル・エンデたちと交遊こうゆうする。

1979年ねんから3年間ねんかん、NHK教育きょういくテレビ『おかあさんといっしょ』人形にんぎょう劇げきシナリオ『ブンブンたいむ』の台本だいほんを合計ごうけい約やく700本ほん執筆しっぴつする。

1981年ねん、靖子やすこと離婚りこんする。しかし以後いごも、仕事しごとの上うえでの共とも作さく関係かんけいは続つづく。

大人おとな向むけの小説しょうせつも手てがけ、『獏ばくのいる風景ふうけい』『黄昏たそがれクルーズ』は「奇妙きみょうな味あじ」の作品さくひん、『ゴニラバニラ』では妖怪ようかいを扱あつかい、『暗くらくなり待まち』では近親きんしん相姦そうかんを扱あつかい、『鐘かねは鳴なり 私わたしはのこる』では英国えいこく人じん女性じょせいとの恋愛れんあいを扱あつかっている。

イラストレーターとして、『トンカチと花はな将軍しょうぐん』や『ぽっぺん先生せんせい』シリーズ、および『ピカソ君くんの探偵たんていノート』シリーズなどでは挿絵さしえも手てがけている。

1995年ねんに発表はっぴょうした童話どうわ『それでも夜よるは明あける』（秋あき書房しょぼう）は、児童じどう文学ぶんがくでは稀有けうな、阪神はんしん・淡路あわじ大震災だいしんさいをテーマにした作品さくひんである。

2015年ねん3月がつまで白百合女子大学しらゆりじょしだいがく教授きょうじゅ。同どう大学だいがくと調布ちょうふ市しの共同きょうどう事業じぎょうとして、桐朋とうほう学園がくえん芸術げいじゅつ短期大学たんきだいがく教授きょうじゅ井上いのうえ理恵りえとせんがわ劇場げきじょうで、自身じしんの作品さくひん（『悪魔あくまの林檎りんご』など）の舞台ぶたい化かを発表はっぴょうしつづけた。

2015年ねん10月がつ15日にち逝去せいきょ。70歳さい没ぼつ。『魔界まかい遍歴へんれき』（静しず山さん社しゃ、2015年ねん10月がつ6日にち）が最後さいごの著作ちょさくとなった。

長女ちょうじょの舟崎ふねさき真理まりには舟崎ふねさき靖子やすことの共著きょうちょがある。

受賞じゅしょう歴れき

• 1974年ねん3月、『ぽっぺん先生せんせいと帰かえらずの沼ぬま』により第だい4回かい赤あかい鳥とり文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう。
• 1975年ねん、『雨あめの動物どうぶつ園えん』により第だい22回かいサンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう受賞じゅしょう。
• 1976年ねん、『雨あめの動物どうぶつ園えん』が国際こくさいアンデルセン賞しょう優良ゆうりょう作品さくひんに選えらばれる。および『あのこがみえる』がボローニャ国際こくさい児童じどう図ず書展しょてん子こどもの本ほんの部ぶグラフィック賞しょう推奨すいしょう。
• 1983年ねん、東あずま逸子いつことの絵本えほん『Qはせかいいち』により第だい30回かいサンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう受賞じゅしょう。
• 1984年ねん、村上むらかみ豊ゆたかとの絵本えほん『はかまだれ』で絵本えもとにっぽん賞しょう受賞じゅしょう。
• 1986年ねん、杉浦すぎうら範はん茂しげるとの絵本えほん『かぜひきたまご』でサンケイ児童じどう出版しゅっぱん文化ぶんか賞しょう受賞じゅしょう。
• 1989年ねん、『ぽっぺん先生せんせい』シリーズにより、第だい11回かい山本やまもと有三ゆうぞう記念きねん路傍ろぼうの石いし文学ぶんがく賞しょう受賞じゅしょう。
• 2008年ねん、『悪魔あくまのりんご』で第だい7回かい日本にっぽん絵本えほん賞しょう受賞じゅしょう。

『ピカソ君くん』と『名めい探偵たんていコナン』の類似るいじ性せいについて

青山あおやま剛つよし昌あきらの漫画まんが『名めい探偵たんていコナン』は、舟崎ふねさきの『ピカソ君くんの探偵たんてい帳ちょう』と主人公しゅじんこうのキャラクター設定せっていが類似るいじしており、かつ同おなじ探偵たんていものであるとの読者どくしゃの指摘してきを受うけ、舟崎ふねさきが小学館しょうがくかん編集へんしゅう部ぶに問とい合あわせをしたところ、「作者さくしゃは舟崎ふねさきさんの作品さくひんを読よんでいないかもしれません。だが、スタッフが『ピカソ君くん』のシチュエーションを面白おもしろがって、一いちアイデアとして提供ていきょうした可能かのう性せいはないとは云いえない」という回答かいとうを得えている（舟崎ふねさき著ちょ『これでいいのか子こどもの本ほん!!』風ふう涛社・所収しょしゅう）。ちなみに『ピカソ君くんの探偵たんてい帳ちょう』の初出しょしゅつは1981年ねん、福音館書店ふくいんかんしょてん『子こどもの館かん』4月がつ号ごうからであり、1983年ねんには同社どうしゃより単行本たんこうぼん化かされている。一方いっぽう『名めい探偵たんていコナン』の初出しょしゅつは小学しょうがく館かん『週刊しゅうかん少年しょうねんサンデー』平成へいせい6年ねん（1994年ねん）5号ごうからとなっている。

著書ちょしょ

• 『ガヤガヤムッツリ』あかね書房しょぼう 1972年ねん
• 『はらだちごんべ』金沢かなざわ佑たすく光ひかり絵え ポプラ社ぽぷらしゃ おはなし名作めいさく絵本えほん 1973年ねん
• 『ぽっぺん先生せんせいシリーズ』筑摩書房ちくましょぼう
• 『雨あめの動物どうぶつ園えん 私わたしの博物はくぶつ誌し』偕成社かいせいしゃ 1974年ねん のち角川かどかわ文庫ぶんこ、ちくま文庫ぶんこ、岩波いわなみ少年しょうねん文庫ぶんこ
• 『もぐらのチクタク』ポプラ社ぽぷらしゃ 1974年ねん
• 『あしたとんでゆけ』新しん坂さかかずお絵え 偕成社かいせいしゃ 1975年ねん
• 『あのこがみえる』味あじ戸どケイコ絵え 偕成社かいせいしゃ 1975年ねん
• 『王おうさまブルブル』西村にしむら郁雄いくお絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1975年ねん
• 『ゴニラバニラ』角川書店かどかわしょてん 1975年ねん
• 『ババロアさん今晩こんばんは』偕成社かいせいしゃ 1975年ねん のち童心どうしん社しゃ
• 『メケメケだらけ』文ぶん研けん出版しゅっぱん 1975年ねん
• 『森もりのうんどうかい』上条かみじょう滝子たきこ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1975年ねん
• 『よばわりやま』福田ふくだ庄助しょうすけ絵え フレふれーベル館べるかん 1975年ねん
• 『なんじゃもんじゃ』ポプラ社ぽぷらしゃ 1976年ねん
• 『よあけのゆめ』味あじ戸どケイコ絵え 偕成社かいせいしゃ 1976年ねん
• 『いたちのプンカンとのねずみのチララン』黒井くろい健けん絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1977年ねん
• 『えんぴつこぶた』古川ふるかわタク絵え あかね書房しょぼう 1977年ねん
• 『こがねの椿つばきと長者ちょうじゃどの ほか花はなをめぐる話はなし』石倉いしくら欣二きんじ絵え 家かの光ひかり協会きょうかい 日本にっぽんの民話みんわ 1977年ねん
• 『なんでもでんわ』エム・ナマエ絵え 旺文社おうぶんしゃ 1977年ねん
• 『はじめにんげん』園山そのやま俊二しゅんじ画が 小学しょうがく館かん 1977年ねん
• 『あしたのうた』味あじ戸どケイコ絵え 偕成社かいせいしゃ 1978年ねん
• 『王おうさまだらけ』久里くり洋二ようじ絵え PHP研究所けんきゅうじょ 1978年ねん
• 『鬼おにぞろぞろ』赤羽あかはね末吉すえきち絵え 偕成社かいせいしゃ 1978年ねん
• 『しぜんのふしぎ 「き」じいさんのはなし』岩村いわむら和朗かずお絵え 主婦しゅふと生活社せいかつしゃ 1978年ねん
• 『たぬきのふろしき』ポプラ社ぽぷらしゃ 1978年ねん
• 『チンパンジーのかんごふさん』竹山たけやまのぼる画が 小学しょうがく館かん 1978年ねん
• 『てのひらゆうえんち』秋あき書房しょぼう 1978年ねん
• 『森もりからのてがみ』ポプラ社ぽぷらしゃ文庫ぶんこ 1978年ねん
• 『やまねこシリーズ』奈良坂ならさか智子さとこ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ
  • 『やまねこのほし』1978年ねん
  • 『やまねこのうみ』1984年ねん
  • 『やまねこの1年生ねんせい』1985年ねん
  • 『やまねこのおばけ大会たいかい』1986年ねん
• 『うたのたび』詩し 飯野いいの和好かずよし画が 童心どうしん社しゃ 1979年ねん
• 『せかいいちのごちそう』佐々木ささきマキ絵え 理論りろん社しゃ 1979年ねん
• 『なきべそおおかみ』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1979年ねん
• 『びっくりレストラン』奥田おくだ怜子れいこ絵え 佼成出版社こうせいしゅっぱんしゃ 1979年ねん
• 『まよなかのおやつ』秋あき書房しょぼう 1979年ねん
• 『メリー・クリスマス』味あじ戸どケイコ絵え 偕成社かいせいしゃ 1979年ねん
• 『リボンヌ』金子かねこ国義くによし絵え 筑摩書房ちくましょぼう 1979年ねん
• 『ブンブン・シリーズ』偕成社かいせいしゃ
  • 『ブンブンのクリスマス』1980年ねん
  • 『ブンブンのおべんとう』1981年ねん
  • 『ブンブンのたんじょうび』1981年ねん
• 『もりのシランプリ』秋あき書房しょぼう 1980年ねん
• 『とっちゃんこぞう』長谷川はせがわ集しゅう平たいら絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1981年ねん
• 『におうとどっこい』田木たぎ宗そう太ふとし絵え チャイルド本社ほんしゃ 1981年ねん
• 『ファンタジィの祝祭しゅくさい』文化出版局ぶんかしゅっぱんきょく 1981年ねん
• 『Qはせかいいち』東あずま逸子いつこ絵え 偕成社かいせいしゃ 1982年ねん
• 『ゆみたろう』林はやし恭三きょうぞう絵え 講談社こうだんしゃ 1982年ねん
• 『しっぽがなんだ』鈴木すずき康司こうじ絵え 小学しょうがく館かん 1983年ねん
• 『なんでもはかせ・シリーズ』長ちょう新太あらた絵え 旺文社おうぶんしゃ
  • 『なんでもはかせのなんでもパンツ』1983年ねん
  • 『なんでもはかせのびっくりテレビ』1984年ねん
  • 『なんでもはかせのプーセンガム』
  • 『なんでもはかせのちょんまげりょこう』1986年ねん
  • 『なんでもはかせのどっきりおんせん』
  • 『なんでもはかせのなんでもシロップ』1987年ねん
• 『ピカソ君くんシリーズ』
  • 『ピカソ君くんの探偵たんてい帳ちょう』福音ふくいん館かん土曜日どようび文庫ぶんこ　1983年ねん
  • 『ピカソ君くんの探偵たんていノート』パロル舎しゃ 1994年ねん
  • 『ピカソ君くんの探偵たんていノート2 マカロニグラタン殺人さつじん事件じけん』パロル舎しゃ 1995年ねん
  • 『ピカソ君くんの探偵たんていノート3 大だいリーガー殺人さつじん計画けいかく』パロル舎しゃ 2000年ねん
• 『ぼくんちおばけ』秋あき書房しょぼう 1983年ねん
• 『もしもしウサギです』ポプラ社ぽぷらしゃ文庫ぶんこ 1983年ねん
• 『あくまのりんご』岩切いわきり美子よしこ絵え 秋あき書房しょぼう 1984年ねん
• 『ぶたっ子こテレビ きみこそスターだ』岩切いわきり美子よしこ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1984年ねん
• 『まほうのパチクリ』ポプラ社ぽぷらしゃ 1984年ねん
• 『獏ばくのいる風景ふうけい』筑摩書房ちくましょぼう 1985年ねん
• 『フータにまかせろ』岩切いわきり美子よしこ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1985年ねん
• 『愛あいの薔薇ばら伝説でんせつ サン・ジョルディ物語ものがたり』宇野うの亜あ喜良きよし絵え ほるぷ出版しゅっぱん 1986年ねん
• 『マック・マックローものがたり』筑摩書房ちくましょぼう
  • 『王子おうじマックとなかまたち』1986年ねん
  • 『こどもの城しろは大おおさわぎ』1987年ねん
  • 『こどもの城しろのびっくりせんそう』1988年ねん
• 『かぜひきたまご』杉浦すぎうら範はん茂しげる絵え 講談社こうだんしゃ 1986年ねん
• 『鐘かねは鳴なり私わたしはのこる』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 1986年ねん
• 『なんにもせんにん』古川ふるかわタク絵え 佼成出版社こうせいしゅっぱんしゃ 1986年ねん
• 『パンダのプックン・おぎょうぎえほん』小峰こみね書店しょてん
  • 『プックンのいちにち』1986年ねん
  • 『プックンのおでかけ』
  • 『プックンのごあいさつ』
  • 『プックンのおしょくじマナー』1987年ねん
  • 『プックンのこうつうあんぜん』
  • 『プックンのようちえん』1988年ねん
• 『ポピーとボビー』クー・チュウピン絵え 佑たすく学がく社しゃ 1986年ねん
• 『アンドロメダ特急とっきゅう』福島ふくしま治おさむ画が 岩崎いわさき書店しょてん 1987年ねん
• 『四よん年ねん二に組くみのとうめい人間にんげん』南みなみ家かこうじ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1987年ねん
• 『カメヤマカメタの一いちがっき』南みなみ家かこうじ絵え 草くさ土ど文化ぶんか 1988年ねん
  • 『カメヤマカメタのうんどうかい』1991年ねん
• 『ジルバ・シリーズ』宇野うの亜あ喜良きよし絵え ほるぷ出版しゅっぱん
  • 『黒くろ猫ねこジルバ』1988年ねん
  • 『旅たび猫ねこジルバ』1989年ねん
  • 『夢ゆめ猫ねこジルバ』1990年ねん
• 『仙人せんにんになる方法ほうほう』太田おおた大八だいはち絵え 小峰こみね書店しょてん 赤あかい鳥とり文庫ぶんこ 1988年ねん
• 『とべ!"おちこぼれ馬ば"ミルキーウェイ 五輪ごりんへ出場しゅつじょうした沢井さわい選手せんしゅと馬うまの物語ものがたり』田中たなか槙子まきこ絵え 偕成社かいせいしゃ 1988年ねん
• 『まよなかのおつかい』秋あき書房しょぼう 1988年ねん
• 『暗くらくなり待まち』白水しろみず社しゃ 物語ものがたりの王国おうこく 1989年ねん
• 『ヤマネコさつじん事件じけん』佐々木ささきマキ絵え 金きんの星ほし社しゃ 1989年ねん
• 『夜よる猫ねこホテル』落田おちだ洋子ようこ画が ウオカーズカンパニー 1989年ねん
• 『お電話でんわ倶楽部くらぶ』ちくま文庫ぶんこ、1990年ねん
• 『おやすみなさいサンタクロース』小沢おざわ摩ま純じゅん絵え 理論りろん社しゃ 1990年ねん
• 『チラホラもりのはいしゃさん』黒井くろい健けん絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1990年ねん
  • 『ゾウさんのハブラシ』 1991年ねん
  • 『ケチャップせんせいありがとう』 1992年ねん
• 『なぞなぞいくつ?』長ちょう新太あらた絵え あすなろ書房しょぼう 1990年ねん
• 『ムササビ「モモ」の卒業そつぎょう式しき』津田つだかつみ絵え 偕成社かいせいしゃ わたしのノンフィクション 1990年ねん
• 『きょうりゅうがやってきた』スズキコージ絵え くもん出版しゅっぱん 1991年ねん
  • 『アパトザウルスにまかせなさい』
  • 『イグアノドンですまいどあり』
  • 『ステゴザウルスはまいごです』
  • 『ポドケザウルスなんまいだ』
  • 『マメンチザウルスはわたしんち』
• 『からすのカラッポ』黒井くろい健けん絵え ひさかたチャイルド 1991年ねん
• 『ポッポとプップ』童心どうしん社しゃ 1991年ねん
• 『ポッケはべんりやくん』理論りろん社しゃ
  1. 『もりのにんきもの』1991年ねん
  2. 『ゆきだ!それいけ』1992年ねん
  3. 『ポッケのたんぽぽサラダ』1992年ねん
  4. 『よるはドキドキ』1992年ねん
  5. 『もりのクリスマス』1992年ねん
  6. 『ポッケの大だいじけん』1993年ねん
  7. 『ポッケの本日ほんじつおやすみ』1993年ねん
  8. 『びっくりたんじょうび』1993年ねん
  9. 『みんなのそっくりピザ』1993年ねん
  10. 『ポッケのおひっこし』1994年ねん
• 『天使てんしのパヴァーヌ』沢渡さわわたり朔さく撮影さつえい 宇野うの亜あ喜良きよし画が 白泉社はくせんしゃ 1992年ねん
• 『なぞのマメずきん』長ちょう新太あらた絵え あかね書房しょぼう 1992年ねん
  • 『うわさのマメずきん』1994年ねん
• 『ひよこまつり』味あじ戸どケイコ絵え 国土こくど社しゃ かざぐるま幼年ようねんどうわ 1992年ねん
• 『もりのドギマギ』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 文渓堂ぶんけいどう 1992年ねん
• 『これもえんです』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 文渓堂ぶんけいどう 1993年ねん
• 『ターザンゲーム』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 文渓堂ぶんけいどう 1993年ねん
• 『黄昏たそがれクルーズ』朝日新聞社あさひしんぶんしゃ 1993年ねん
• 『トムくんヤムくん ふしぎの森もりの物語ものがたり』ヒロナガシンイチ絵え くもん出版しゅっぱん 1993年ねん
• 『王子おうじマックの大だい冒険ぼうけん』パロル舎しゃ
  1. 『マックロイ城じょうのおばけたち』
  2. 『カナリヤ王国おうこくのひみつ』1994年ねん
  3. 『将軍しょうぐんカオスの逆襲ぎゃくしゅう』
• 『からだのふしぎ ハテナはかせとカラダくん』ひかりのくに 1994年ねん
• 『花はなふぶき江戸えどのあだうち』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 文渓堂ぶんけいどう 1994年ねん
• 『いぬねこかさねがふち』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 文渓堂ぶんけいどう 1995年ねん
• 『ウニマルじゃ!!』学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ 1995年ねん
• 『それでも夜よるは明あける』秋あき書房しょぼう 1995年ねん
• 『ばけべそチャンネル』月岡つきおか貞夫さだお絵え 教育きょういく画が劇げき 1995年ねん
  1. 『ばけべそひめがやってきた』
  2. 『ばけべそ大王だいおうのふくしゅう』
• 『ようこそもりのおばけパーティー プッチとヌーボ』内田うちだ佳代子かよこ絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 1995年ねん
  • 『プッチとヌーボとかいぶつドロンゴ』1996年ねん
• 『原はら始はじめくんがやってきた!!』長ちょう新太あらた絵え 小峰こみね書店しょてん 1996年ねん
• 『とうきょうものがたり』井上いのうえ洋介ようすけ絵え ボプラ社しゃ 1996年ねん
• 『舟崎ふねさき家かの怪談かいだん 語かたり下おろし』パロル舎しゃ 1996年ねん
• 『おまじないさん』スズキコージ絵え ベネッセコーポレーション 1997年ねん
• 『カカシのアタシ』鈴木すずきほたる絵え ひさかたチャイルド 1997年ねん
• 『ハナクソ太郎たろうのぼうけん』学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ 1997年ねん
• 『ほしのたびびと』おぐらひろかず絵え ひさかたチャイルド 1997年ねん
  • 『かぜのたびびと』2001年ねん
• 『モンプチ人形にんぎょうのぼうけん旅行りょこう』奥田おくだ怜子れいこ絵え 金きんの星ほし社しゃ 1997年ねん
• 『かいけつウンコの助すけ』学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ 1998年ねん
• 『浮揚ふよう譚たん』建石たていし修おさむ志こころざし画が パロル舎しゃ 1998年ねん
• 『おめでとう』宇野うの亜あ喜良きよし絵え 福音館書店ふくいんかんしょてん 1999年ねん
• 『かいじんハテナ?』スズキコージ絵え 小学しょうがく館かん 1999年ねん
• 『さよなら、あの日ひの動物どうぶつたち』時事通信社じじつうしんしゃ 1999年ねん
• 『岬みさきまで To the cape』味あじ戸どケイコ画が パロル舎しゃ 1999年ねん
• 『これでいいのか、子こどもの本ほん!!』風ふう濤社 2001年ねん
• 『ぷっちんとちゃっぷん ふうせんりょこう』藤城ふじしろ清治きよじ絵え 講談社こうだんしゃ 2001年ねん
• 『るすばんおばけ』西川にしかわおさむ絵え 佼成出版社こうせいしゅっぱんしゃ 2001年ねん
• 『大だい仙人せんにん』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 小林こばやし敏也としや構成こうせい パロル舎しゃ 2002年ねん
• 『もぐらのムックリ』黒井くろい健けん絵え ひさかたチャイルド 2002年ねん
• 『ナスビだよ〜ん』ポプラ社ぽぷらしゃ 2003年ねん
• 『ネギでちゅ』ポプラ社ぽぷらしゃ 2003年ねん
• 『南みなみの島しまのチャタン』塩澤しおざわ文男ふみお写真しゃしん 佼成出版社こうせいしゅっぱんしゃ 2003年ねん
• 『モンスター学園がくえん』ポプラ社ぽぷらしゃ 2003年ねん
  • 2（ドラキョンの初恋はつこい）
  • 3（妖怪ようかい大だい集合しゅうごう）
  • 4（女王じょおうの氷こおりのキス）2004年ねん
  • 5（テレビ・デビューは大おおさわぎ）2005年ねん
• 『宇曽うそ保ほ物語ものがたり 動物どうぶつ寓話ぐうわ集しゅう』井上いのうえ洋介ようすけ絵え 風ふう濤社 2004年ねん
• 『にんじゃにんじゅろう』飯野いいの和好かずよし絵え 学習がくしゅう研究けんきゅう社しゃ 2004年ねん
• 『のうさぎミミオ』あかね書房しょぼう 2005年ねん
• 『ぷぅ』中田なかた弘司ひろし絵え ポプラ社ぽぷらしゃ 2005年ねん
• 『悪魔あくまのりんご』宇野うの亜あ喜良きよし画が 小学しょうがく館かん 2006年ねん
• 『ギャバンじいさん』井上いのうえ洋介ようすけ絵え パロル舎しゃ 2006年ねん
• 『月光げっこうのコパン』岩波書店いわなみしょてん 2007年ねん
• 『チクチクのおばけりょこう』あかね書房しょぼう 2007年ねん
• 『魔まもののおくりもの』宇野うの亜あ喜良きよし画が 小学しょうがく館かん 2008年ねん
• 「すきすきレインボー」荒木あらき慎まき司つかさ絵え 小学館しょうがくかん
  • 『たんていピンポン!!』2009年ねん
  • 『たんていピンポン!!あぶないレストラン」2010年ねん
• 『ハナカミ王子おうじとソバカス姫ひめ』ささきみお絵え ひさかたチャイルド 2009年ねん
• 『作家さっかの昼下ひるさがり 舟崎ふねさき克彦かつひこエッセイ集しゅう』パロル舎しゃ 2010年ねん
• 『白百合女子大学しらゆりじょしだいがく舟崎ふねさき教授きょうじゅの創作そうさく演習えんしゅう』朝日あさひクリエ 2010年ねん
• 『森もりの謝肉祭しゃにくさい』野村のむら直子なおこ絵え パロル舎しゃ 2010年ねん
• 『ここにいる』詩し 味あじ戸とケイコ画が ポプラ社ぽぷらしゃ 2011年ねん
• 『クレヨンマジック』出だし久根くね育いく絵え 鈴木すずき出版しゅっぱん 2013年ねん
• 『まるかいてピョン』そうえん社しゃ 2014年ねん

日本にっぽんの神話しんわ

• 『日本にっぽんの神話しんわ 第だい4巻かん（いなばのしろうさぎ）』赤羽あかはね末吉すえきち絵え トモ企画きかく 1984年ねん
• 『日本にっぽんの神話しんわ』全ぜん6巻かん 赤羽あかはね末吉すえきち絵え あかね書房しょぼう 1995年ねん

共著きょうちょ・編へん

• 『スカンクプイプイ』舟崎ふねさき靖子やすこ共著きょうちょ 克彦かつひこ絵え あかね書房しょぼう 1971年ねん
• 『トンカチと花はな将軍しょうぐん』舟崎ふねさき靖子やすこ共著きょうちょ 福音館書店ふくいんかんしょてん 1971年ねん のち角川かどかわ文庫ぶんこ、講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、フォア文庫ぶんこ、福音ふくいん館かん文庫ぶんこ
• 『詩しのおくりもの 自然しぜんの詩し』編へん 筑摩書房ちくましょぼう 1981年ねん
• 『バサラ』 舟崎ふねさき克彦かつひこ原作げんさく、くさのあきひろ漫画まんが、講談社こうだんしゃ(アフタヌーンKCデラックス) 1989年ねん
• 『不思議ふしぎの国くにの"アリス" ルイス・キャロルとふたりのアリス』笠井かさい勝子かつこ共著きょうちょ 山口やまぐち高志たかし撮影さつえい 求もとめ竜りゅう堂どうグラフィックス 1991年ねん
• 『野のウサギのラララ』舟崎ふねさき靖子やすこ共著きょうちょ 舟崎ふねさき克彦かつひこ画が 理論りろん社しゃ 1997年ねん
• 『マカフシギ物語ものがたり』三間みつま由紀子ゆきこ共著きょうちょ 舟崎ふねさき克彦かつひこ絵え 大だい日本にっぽん図書としょ 1998年ねん
• 『那須野なすのケ原げんものがたり 1000年ねんの森もりを育はぐくむ 絵本えほん集しゅう』宮澤みやざわ賢治けんじ、堀井ほりい清之きよゆき共きょう編著へんちょ 近代きんだい文藝ぶんげい社しゃ 2013年ねん

翻訳ほんやく

• パット・ハッチンス作さく・絵え『びっくりパーティー』ポプラ社ぽぷらしゃ 1977年ねん
• アーノルド・ロベル文ぶん・絵え『どうぶつえんのピクニック』岩波書店いわなみしょてん 1978年ねん
• ジョン・アストロップ作さく・絵え『いたずらこざる』ポプラ社ぽぷらしゃ 1979年ねん
• ジャック・ケント作つくる・絵え『ぼくはブラーだ!』佑たすく学がく社しゃ 1979年ねん
• フランク・ミュール作さく ジョーゼフ・ライト絵え『ぼくはめちゃ犬いぬ』佑たすく学がく社しゃ 1979年ねん
  • 『やったぜめちゃいぬ』佑たすく学がく社しゃ 1980年ねん
  • 『めちゃいぬおうじ』1981年ねん
• ジョン・アストロップ 作さく・絵え『ライオンくんはひとりぼっち』ポプラ社ぽぷらしゃ 1979年ねん
• 『王おうさまマックロイ』ハンス・ヴィルヘルム絵え 佑たすく学がく社しゃ 1981年ねん
• 『古典こてんのおくりもの 聖書せいしょ物語ものがたり』鈴木すずき康司こうじ絵え 三省堂さんせいどう、1981年ねん
  • 王おうの時代じだい、天地てんち創造そうぞう、モーセの十戒じっかい
• ジム・スレーター作さく クリストファー・スレーター絵え『小ちいさなかいぶつたち』ポプラ社ぽぷらしゃ 1981年ねん
  • 『かいぶつドロゴン』
  • 『かいぶつニジタン』
  • 『かいぶつマルカジリ』
  • 『ガブガブくん』
  • 『ゲラゲラくん』
  • 『たすけて!ガブガブくん』
  • 『パチクリどり』
  • 『まぬけかいぶつはんぶんこぞう』
  • 『ムシャムシャくん』
  • 『ゆきぼうず』
• パトリシア・ライリイ・ギフ作さく スザンナ・ナティ絵え『ついてないねロナルドくん』あかね書房しょぼう 1981年ねん
• ジーン・トリー『魔法まほうのスーパーカーブ』旺文社おうぶんしゃ 1981年ねん
• S.マスコウィッツ『アメリカン・ラビット』角川書店かどかわしょてん 1982年ねん
• 呉ご承うけたまわ恩おん原作げんさく『西遊せいゆう記き』石倉いしくら欣二きんじ絵え 集英社しゅうえいしゃ 少年しょうねん少女しょうじょ世界せかいの名作めいさく 1982年ねん
• インマ・ドロス、ハリー・ギーレン文ぶん マイケル・ジュップ絵え セシル・カーティス解説かいせつ『ないない谷たにの物語ものがたり』中川なかがわ志郎しろう共とも訳やく ブック・ローン出版しゅっぱん 1982年ねん-1983年ねん
• レスリー・ウィリアムズ文ぶん カルム・ソレ・ヴェンドレル絵え『くものくまさん』ほるぷ出版しゅっぱん 1983年ねん
• ウィリアム・M.ティムリン作さく/絵え『星ほしの帆船はんせん』立たて風ふう書房しょぼう 1983年ねん
• S.マスコウィッツ『チョコレート・ムース』角川書店かどかわしょてん 1984年ねん
• S.マスコウィッツ『パッチワーク・フィッシュ』角川書店かどかわしょてん 1984年ねん
• 厳いむ呉ご嬋霞文ぶん 辜昭平たいら絵え『あめふりゴロゴロ』佑たすく学がく社しゃ 1986年ねん
• ルース・ブラウン作つくる・絵え『なんだこりゃ?』佑たすく学がく社しゃ 1986年ねん
• バーバラ・リード作さく ハワード・B.ルイス絵え『サンタベアーのクリスマス』架空かくう社しゃ 1988
• ブルクハルト・バルトス『コウノトリのロッテアフリカへの旅立たびだち』くもん出版しゅっぱん 1991年ねん （くもんの環境かんきょう保護ほごシリーズ）
• 『ファーブル昆虫こんちゅう記き』訳やく・絵え 集英社しゅうえいしゃ 1994年ねん
• バニース・ラム『スタンリイのおしごと』ほるぷ出版しゅっぱん 1996年ねん
• バニース・ラム『めいけんスタンリイ』ほるぷ出版しゅっぱん 1996年ねん
• 「世界せかいの神話しんわ絵本えほん」ほるぷ出版しゅっぱん
  • 『アダムとイヴ』橋本はしもと淳子じゅんこ絵え 1997年ねん
  • 『アマテラス』東あずま逸子いつこ絵え 1997年ねん
  • 『アルテミス物語ものがたり』木村きむらかほる絵え 1997年ねん
  • 『ケツアルコアトルの道みち』スズキコージ絵え 1997年ねん
  • 『三さん体たいの神かみの物語ものがたり』横よこ尾美おみ美絵みえ
  • 『フィンの伝説でんせつ』宇野うの亜あ喜良きよし絵え
  • 『女神めがみイシス』合田あいだ佐和子さわこ絵え

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの小説しょうせつ家か一覧いちらん
• 児童じどう文学ぶんがく作家さっか一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 作品さくひんリスト - ウェイバックマシン（2019年ねん3月がつ30日にちアーカイブ分ぶん）
• 代表だいひょう作さく解題かいだい - ウェイバックマシン（2019年ねん3月がつ30日にちアーカイブ分ぶん）