(Translated by https://www.hiragana.jp/)
アリソン・フェリックス - Wikipedia コンテンツにスキップ

アリソン・フェリックス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
アリソン・フェリックス Portal:陸上競技
アリソン・フェリックス, 2015
選手せんしゅ情報じょうほう
ラテン文字もじ Allyson Felix
国籍こくせき アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
種目しゅもく 短距離たんきょりはし
生年月日せいねんがっぴ (1985-11-18) 1985ねん11月18にち(38さい
生誕せいたん カリフォルニアしゅうロサンゼルス
居住きょじゅう カリフォルニアしゅうサンタクラリタ
身長しんちょう 168cm
体重たいじゅう 55kg
自己じこベスト 100m:10びょう89(2012ねん
200m:21びょう69(2012ねん
400m:49びょう26(2015ねん
獲得かくとくメダル
陸上りくじょう競技きょうぎ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
オリンピック
ぎん 2004 アテネ 200m
きむ 2008 北京ぺきん 4×400mリレー
ぎん 2008 北京ぺきん 200m
きむ 2012 ロンドン 200m
きむ 2012 ロンドン 4×100mリレー
きむ 2012 ロンドン 4×400mリレー
きむ 2016 リオデジャネイロ 4×100mリレー
きむ 2016 リオデジャネイロ 4×400mリレー
ぎん 2016 リオデジャネイロ 400m
どう 2020 東京とうきょう 400m
きむ 2020 東京とうきょう 4×400mリレー
世界せかい選手権せんしゅけん
きむ 2005 ヘルシンキ 200m
きむ 2007 大阪おおさか 200m
きむ 2007 大阪おおさか 4×100mリレー
きむ 2007 大阪おおさか 4×400mリレー
きむ 2009 ベルリン 200m
きむ 2009ベルリン 4×400mリレー
きむ 2011 大邱たいきゅう 4×100mリレー
きむ 2011 大邱たいきゅう 4×400mリレー
ぎん 2011 大邱たいきゅう 400m
どう 2011 大邱たいきゅう 200m
きむ 2015 北京ぺきん 400m
ぎん 2015 北京ぺきん 4×100mリレー
ぎん 2015 北京ぺきん 4×400mリレー
きむ 2017 ロンドン 4×100mリレー
きむ 2017 ロンドン 4×400mリレー
どう 2017 ロンドン 400m
きむ 2019 ドーハ 混合こんごう4×400mリレー
どう 2022 オレゴン 混合こんごう4×400mリレー
きむ 2022 オレゴン 4×400mリレー
世界せかい室内しつない選手権せんしゅけん
きむ 2010 ドーハ 4×400mリレー
IAAF世界せかいリレー大会たいかい
ぎん 2015 ナッソー 4×100mリレー
パンアメリカン競技きょうぎ大会たいかい
きむ 2003 サントドミンゴ 4×100mリレー
どう 2003 サントドミンゴ 200m
世界せかいユース陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい
きむ 2001 デブレツェン 100m
きむ 2001 デブレツェン 1000mR
編集へんしゅう テンプレートのヘルプを表示する

アリソン・フェリックス(Allyson Felix、1985ねん11月18にち - )は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカリフォルニアしゅうロサンゼルス出身しゅっしん陸上りくじょう競技きょうぎ選手せんしゅみなみカリフォルニア大学だいがくそつ

オリンピックの陸上りくじょう競技きょうぎ200m、4x100mリレー、4x400mリレーのきむメダリスト。7つのオリンピックきんメダルを獲得かくとくした[1]世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかいの200m、400m、4x100mリレー、4x400mリレーで、女子じょし最多さいたとなる通算つうさん13きんメダルを獲得かくとく世界せかい陸上りくじょう大阪おおさか大会たいかいロンドンオリンピックで3かん達成たっせいしている。

経歴けいれき

[編集へんしゅう]

2004ねん4がつ19にち、200mで22びょう51を記録きろくマリオン・ジョーンズつジュニア全米ぜんべい記録きろく22びょう58を11ねんりに更新こうしん

2004ねん当時とうじ高校生こうこうせい出場しゅつじょうしたアテネオリンピックの200mでは、ジャマイカベロニカ・キャンベルぎんメダルにわる。

2005ねん世界せかい陸上りくじょうヘルシンキ大会たいかいの200mできんメダルを獲得かくとくした。

2007ねん世界せかい陸上りくじょう大阪おおさか大会たいかいの200mできんメダルを獲得かくとく国際こくさい大会たいかい決勝けっしょう短距離たんきょりはしではめずらしく0.53びょう大差たいさで、どう大会たいかいの100mできんメダルを獲得かくとくしたキャンベルをおさえて2連覇れんぱ達成たっせいした。どう大会たいかいでは、4×100mリレー4×400mリレーだい2走者そうしゃとして出場しゅつじょうきんメダルを獲得かくとくし、3かん達成たっせい

2009ねん8がつ世界せかい陸上りくじょうベルリン大会たいかいでは、200mと4×400mリレーきんメダルを獲得かくとくし、2かん達成たっせい

2011ねん8がつ世界せかい陸上りくじょう大邱たいきゅう大会たいかいでは、4×100mリレー4×400mリレーきんメダルを獲得かくとくした。世界せかい陸上りくじょう獲得かくとくしたきんメダルは、カール・ルイスマイケル・ジョンソンなら通算つうさん8

2012ねん8がつロンドンオリンピックの200mで21びょう88のタイムで優勝ゆうしょうし、オリンピックではつとなる悲願ひがんきんメダルを獲得かくとくどう大会たいかいでは、4×100mリレー4×400mリレーきんメダルを獲得かくとくし、3かん達成たっせい。4×100mリレーでは、はじめての世界せかい記録きろくとなる40びょう82を記録きろくしている。

2013ねん8がつ世界せかい陸上りくじょうモスクワ大会たいかい女子じょし200メートル決勝けっしょうでは、優勝ゆうしょう本命ほんめいられ、世界せかい陸上りくじょう男女だんじょつうじて史上しじょう最多さいたとなる通算つうさん9きんメダルをねらったが、レースちゅうみぎふとももうらすじだんきれをおこして途中とちゅう棄権きけんした[2]

棄権きけんから9ヶ月かげつ、フェリックスは競技きょうぎ復帰ふっき。2014年度ねんどIAAFダイヤモンドリーグ女子じょし200mにおいて年間ねんかん優勝ゆうしょうしゃとなる。

2015ねん8がつ世界せかい陸上りくじょう北京ぺきん大会たいかいでは、200m準決勝じゅんけっしょうやく1あいだに400m決勝けっしょうおこなわれるため、「あたらしい挑戦ちょうせん」として400mを選択せんたく。400mに照準しょうじゅんわせて練習れんしゅうした結果けっか自己じこベストを更新こうしんする49びょう26のタイムではつ優勝ゆうしょうみずからの女子じょし最多さいた記録きろく更新こうしんする9きんメダルを獲得かくとくした。また、4×100mリレーと4×400mリレーでぎんメダルを獲得かくとくした。

2021ねんには、1ねん延期えんきとなっていた東京とうきょうオリンピック出場しゅつじょう個人こじん種目しゅもくでは400mに出場しゅつじょうし、8がつ6にち決勝けっしょうで49びょう46のタイムで、自身じしんはつのオリンピックどうメダルを獲得かくとくした。翌日よくじつの8がつ7にちには、女子じょし4×400mリレー決勝けっしょう出場しゅつじょう。アメリカチームが世界せかい歴代れきだい5の3ふん16びょう85のタイムで7連覇れんぱしてきんメダルを獲得かくとくした。このきんメダルで、フェリックスは女子じょし選手せんしゅでオリンピック史上しじょう最多さいたの7きんメダル獲得かくとくとなった。また、金銀きんぎんどう五輪ごりんメダル11個いっこ女子じょし陸上りくじょう選手せんしゅ最多さいた男女だんじょでもカール・ルイスの10えてアメリカの陸上りくじょう選手せんしゅ最多さいたとなった。

2022ねん4がつ13にち自身じしんInstagramアカウントで今季こんきかぎりの現役げんえき引退いんたい表明ひょうめい[3]。2022ねん7がつ母国ぼこくアメリカで開催かいさいされた世界せかい陸上りくじょうオレゴン大会たいかい初日しょにちおこなわれた男女だんじょ混合こんごう4×400mリレー(どうメダルを獲得かくとく)が最後さいご出場しゅつじょうとなる予定よていだったが、女子じょし4×400mリレーへの出場しゅつじょうをコーチより打診だしんされたため、きゅうきょしゅつじょうした[4]予選よせんではだい2走者そうしゃつとめ、アメリカの予選よせん1通過つうか貢献こうけんした。決勝けっしょうでは走者そうしゃつとめなかったものの、アメリカがチームとして優勝ゆうしょうしたためフェリックスも予選よせん出場しゅつじょうしていたメンバーとしてきんメダルを獲得かくとくした。

おも成績せいせき

[編集へんしゅう]
年度ねんど 大会たいかい 場所ばしょ 種目しゅもく 記録きろく 結果けっか 備考びこう
2001 世界せかいユース選手権せんしゅけん デブレツェンハンガリー 100m 11びょう57 1
1000mR 2ふん03びょう83 1
2002 世界せかいジュニア選手権せんしゅけん キングストンジャマイカ 200m 23びょう48 5
4x100mR 43びょう92 2(h) 予選よせんのみ出場しゅつじょう
2003 パンアメリカン競技きょうぎ大会たいかい サントドミンゴドミニカ共和国どみにかきょうわこく 200m 22びょう93 3
4x100mR 43びょう06 1
2004 オリンピック アテネギリシャ 200m 22びょう18 2
2005 世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい ヘルシンキフィンランド 200m 22びょう16 1
IAAFワールドアスレチックファイナル モンテカルロモナコ 200m 22びょう27 1
2006 IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルトドイツ 100m 11びょう07 3
200m 22びょう11 1
2007 世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい 大阪おおさか日本にっぽん 200m 21びょう81 1
4x100mR 41びょう98 1
4x400mR 3ふん18びょう55 1
IAAFワールドアスレチックファイナル シュトゥットガルト(ドイツ) 100m 11びょう15 2
2008 オリンピック 北京ぺきん中国ちゅうごく 200m 21びょう92 2
4x400mR 3ふん18びょう54 1
2009 世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい ベルリン(ドイツ) 200m 22びょう02 1
4x400mR 3ふん17びょう83 1
IAAFワールドアスレチックファイナル テッサロニキ(ギリシャ) 200m 22びょう29 1
2010 世界せかい室内しつない陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい ドーハカタール 4x400mR 3ふん27びょう34 1
2011 世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい 大邱たいきゅう韓国かんこく 200m 22びょう42 3
400m 49びょう59 2
4x100mR 41びょう56 1
4x400m 3ふん18びょう09 1
2012 オリンピック ロンドンイギリス 100m 10びょう89 5
200m 21びょう88 1
4x100mR 40びょう82 1 世界せかいしん記録きろく
4x400mR 3ふん16びょう87 1
2013 世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい モスクワロシア 200m 記録きろくなし 途中とちゅう棄権きけん 決勝けっしょう途中とちゅう棄権きけん
2015 IAAF世界せかいリレー大会たいかい ナッソーバハマ 4x100mR 42びょう32 2
世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい 北京ぺきん中国ちゅうごく 400m 49びょう26 1
4x100mR 41びょう68 2
4x400mR 3ふん19びょう44 2
2016 オリンピック リオデジャネイロブラジル 400m 49びょう51 2
4x100mR 41びょう01 1
4x400mR 3ふん19びょう06 1
2017 世界せかい陸上りくじょう競技きょうぎ選手権せんしゅけん大会たいかい ロンドン(イギリス) 400m 50びょう08 3
4x100mR 41びょう82 1
4x400mR 3ふん19びょう02 1

自己じこベスト

[編集へんしゅう]
  • 100m - 10びょう89 (2012ねん8がつ4にち
  • 200m - 21びょう69 (2012ねん6がつ30にち
  • 400m - 49びょう26 (2015ねん8がつ27にち
  • 400mリレー - 40びょう82(2012ねん8がつ10日とおか世界せかい記録きろく

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ “「わたしにとってママはレジェンド」。5度目どめ五輪ごりん出場しゅつじょう、クレー射撃しゃげき中山なかやま由起ゆきえだ競技きょうぎささえたむすめ手紙てがみ. ハフポスト. (2020ねん2がつ19にち). https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e48ef69c5b64433c6178124 2020ねん2がつ24にち閲覧えつらん 
  2. ^ 世界せかい陸上りくじょう】アリソン9かんゆめる!みぎふとももうらすじだんきれ - スポーツ報知ほうち 2013ねん8がつ18にち
  3. ^ 短距離たんきょりのアリソン・フェリックスが今季こんきかぎりで引退いんたい 五輪ごりんメダル11個いっこ女子じょし陸上りくじょう選手せんしゅ最多さいた. 月刊げっかん陸上りくじょう競技きょうぎ. (2022ねん4がつ15にち). https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/70642 2022ねん7がつ25にち閲覧えつらん 
  4. ^ べい陸上りくじょう女王じょおうフェリックスは「ことわ理由りゆうがなく」現役げんえき引退いんたい延期えんき! 1600mリレーで31目指めざす【世界せかい陸上りくじょう】”. THE DIGEST. (2022ねん7がつ24にち). https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=58518 2022ねん7がつ25にち閲覧えつらん 

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]