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インディペンデンスきゅう沿海えんかいいき戦闘せんとうかん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
インディペンデンスきゅう沿海えんかいいき戦闘せんとうかん
基本きほん情報じょうほう
かんしゅ 沿海えんかいいき戦闘せんとうかん(LCS)
運用うんようしゃ  アメリカ海軍かいぐん
建造けんぞう 3おく6,000まんUSドル
建造けんぞう期間きかん 2006ねん - 建造けんぞうちゅう
就役しゅうえき期間きかん 2008ねん - 現在げんざい
計画けいかくすう 19せき
建造けんぞうすう 19せき
まえきゅう フリーダムきゅう(LCS)
つぎきゅう コンステレーションきゅう(FFG)
要目ようもく
けい排水はいすいりょう 2,307トン[1]
満載まんさい排水はいすいりょう 3,104トン[1]
全長ぜんちょう 127.4 m[1]
最大さいだいはば 31.7 m[1]
吃水きっすい 4.3 m[1]
機関きかん方式ほうしき CODAG方式ほうしき
おも
推進すいしん
  • ウォータージェット推進すいしんうつわ×4じく
  • アジマススラスター×1
  • Vulkan軽量けいりょうマルチセクションカーボンファイバー推進すいしんシャフトライン
  • 出力しゅつりょく 83,406馬力ばりき
    速力そくりょく 40ノット[2]
    航続こうぞく距離きょり 3,500うみさと (18kt巡航じゅんこう)[1]
    乗員じょういん 中核ちゅうかく乗員じょういん40めい
    へいそう

    SuWパッケージ装備そうび

    搭載とうさい
  • MH-60R/Sヘリコプター×1
  • MQ-8B ファイアスカウト×2 またMQ-8C ファイア・スカウト×1[3]
  • C4ISTAR ICMS戦術せんじゅつ情報処理じょうほうしょり装置そうち
    FCS サファイア 電子でんし光学こうがくしき
    レーダー
    ソナー 2087がた曳航えいこうソナー搭載とうさい可能かのう
    電子でんしせん
    対抗たいこう手段しゅだん
    • ES-3601電波でんぱ探知たんち装置そうち
    • Mk.137 6連装れんそうデコイ発射はっしゃ×4
    テンプレートを表示ひょうじ

    インディペンデンスきゅう沿海えんかいいき戦闘せんとうかん(インディペンデンスきゅうえんかいいきせんとうかん、英語えいご: Independence-class littoral combat ship)は、アメリカ海軍かいぐん沿海えんかいいき戦闘せんとうかん(LCS)のかんきゅう。アメリカ海軍かいぐん関連かんれん団体だんたいであるアメリカ海軍かいぐん協会きょうかいUSNI)では哨戒しょうかいかん[1]ジェーン海軍かいぐん年鑑ねんかんではフリゲートとして種別しゅべつしている[2]

    沿海えんかいいき戦闘せんとうかんのコンセプトは、1998ねん当時とうじ海軍かいぐんだい学校がっこうNAVWARCOL)の校長こうちょうであったアーサー・セブロウスキー提督ていとく提唱ていしょうしたストリート・ファイター・コンセプト由来ゆらいする。これは、どう提督ていとく提唱ていしょうし、アメリカ海軍かいぐんあらたな指導原理しどうげんりとして採用さいようされたネットワーク中心ちゅうしんせん (NCW)概念がいねんもとづき、アメリカ海軍かいぐんるべき方針ほうしんについて洞察どうさつするなかで見出みいだされたもので、従来じゅうらいハイ-ロー-ミックス概念がいねん起源きげんゆうしつつも、これを根本こんぽんからくつがえしている、きわめて大胆だいたんなコンセプトであった。スプルーアンスきゅう駆逐くちくかんオリバー・ハザード・ペリーきゅうミサイルフリゲートられるような従来じゅうらいのハイ-ロー-ミックス・コンセプトにおいては、こう戦闘せんとうりょくこうコストのユニットが前線ぜんせん配置はいちされ、てい戦闘せんとうりょくていコストのユニットは後方こうほうなど脅威きょういレベルのひく区域くいき配置はいちされる。これにたいし、ストリート・ファイター・コンセプトで建造けんぞうされるかんは、ていコストではあるが、NCWを活用かつようして強力きょうりょく戦闘せんとうりょく発揮はっきみちびき、かつ、そののとおりに沿海えんかいいき前線ぜんせん攻撃こうげきてき活用かつようされるのである[7]

    当時とうじ、アメリカ海軍かいぐんすでに、しん世代せだい水上すいじょう戦闘せんとうかんのあるべき姿すがたとしてSC-21コンセプトを採択さいたくし、これにもとづいて巡洋艦じゅんようかんきゅうのCG-21、駆逐くちくかんきゅうの DD-21の整備せいび計画けいかく策定さくていちゅうであったが、SC-21計画けいかくは2001ねん突如とつじょ中止ちゅうしされ、ストリート・ファイター・コンセプトを導入どうにゅうしてのさい計画けいかくおこなわれた。これは、下記かきの2てんについて、従来じゅうらいのSC-21計画けいかくには重大じゅうだい問題もんだい内包ないほうされていることが判明はんめいしたことによるものである[7]

    1. 多様たようする任務にんむ単一たんいつ設計せっけい対処たいしょするには限界げんかいがある当該とうがい任務にんむ不要ふよう兵器へいきぐんすべせん携行けいこうすると費用ひよう整備せいび要員よういん膨張ぼうちょうする)。CG-21とDD-21は同一どういつ設計せっけいもとづくこととなっていたが、計画けいかく開始かいし次々つぎつぎ追加ついかされる任務にんむ対応たいおうするため、先行せんこうして計画けいかくされたDD-21はすで巡洋艦じゅんようかんきゅうひょうされるまでに肥大ひだいしており、なおも装備そうび不足ふそく指摘してきされており、その一方いっぽう肥大ひだいによって沿海えんかいいきでの戦闘せんとうには不適ふてきとなりつつあった。
    2. 2000ねん発生はっせいしたべいかんコール襲撃しゅうげき事件じけん確認かくにんされたとおり、沿海えんかいいき戦闘せんとうにおいては、安価あんか武器ぶきでも、こう価格かかく高性能こうせいのうかん近寄ちかより、おおきな損害そんがいあたえうる (Cheap Kill危険きけんせい)。したがって、少数しょうすうこう価格かかく高性能こうせいのうかんたより、これを不用意ふようい前線ぜんせん展開てんかいすることはきわめて危険きけんである。自爆じばくボートなどの民間みんかん擬装ぎそうせんは、すぐれたレーダーを大型おおがたかんにも接近せっきん攻撃こうげき可能かのうで(魚雷ぎょらいてい魚雷ぎょらいたいするジャミングもリアクションタイムが必要ひつようこともあり)、回避かいひりょくすぐれた高速こうそく小型こがたかん量産りょうさんして前方ぜんぽう展開てんかいすることがのぞましい。

    また冷戦れいせん終結しゅうけつより、アメリカぐん戦争せんそう以外いがい軍事ぐんじ作戦さくせん(MOOTW)のニーズ増大ぞうだい直面ちょくめんしていた。麻薬まやく戦争せんそうでは、密輸みつゆ阻止そし目的もくてきとした海上かいじょう治安ちあん活動かつどうおこなわれていたが、沿岸えんがん警備けいびたいだけでは戦力せんりょく不足ふそくしており、アメリカ海軍かいぐん支援しえんにあたっていた。海軍かいぐんは、しゅとしてオリバー・ハザード・ペリーきゅうスプルーアンスきゅうアーレイ・バークきゅう充当じゅうとうしていたが、スプルーアンスきゅうおよびアーレイ・バークきゅうでは重厚じゅうこう長大ちょうだいぎ、一方いっぽう小型こがたのオリバー・ハザード・ペリーきゅうでは、密輸みつゆ業者ぎょうしゃ使用しようする高速こうそくせんつい蹤するには速力そくりょく不足ふそくであった。また、スプルーアンスきゅうは2000ねんごろ、オリバー・ハザード・ペリーきゅうも2010ねんごろ退役たいえき見込みこまれていたことから、代替だいたいかん建造けんぞう必要ひつようになっていた[8]

    このことから、SC-21計画けいかく中止ちゅうしさい編成へんせいにおいて、ミサイル巡洋艦じゅんようかんCG(X)』、ミサイル駆逐くちくかんDD(X)』とのわせのもと、MOOTW任務にんむ適合てきごうする新型しんがた水上すいじょうかんとして、ストリート・ファイター・コンセプトをより具体ぐたいして計画けいかくされたのが、沿海えんかいいき戦闘せんとうかんLCSである[7][8]

    ぼつすい船体せんたい様相ようそう

    ほんきゅうは、LCS計画けいかくたいしてジェネラル・ダイナミクス(GD)しゃ提出ていしゅつした設計せっけいにもとづいており、特徴とくちょうてきさんどうせんトリマランがた採用さいようしている。これは、GDしゃべい海軍かいぐん研究所けんきゅうじょ(ONR)の研究けんきゅうや、イギリス国防こくぼう評価ひょうか研究けんきゅうちょうDERA)の実験じっけんせんトライトン」の運用うんよう実績じっせきまえた決定けっていであった。オースタルしゃフレッド・オルソンしゃけに建造けんぞうした高速こうそくフェリー参考さんこうに、防水ぼうすい区画くかくすう増加ぞうか溶接ようせつ技術ぎじゅつ管理かんりなど軍艦ぐんかん構造こうぞうとして設計せっけいされている[9]ふねしつとしてはアルミニウム合金ごうきん採用さいようしたが[2]、このためもあり、就役しゅうえきには深刻しんこく電解でんかい腐食ふしょく問題もんだい発生はっせいした[1]。これをけて、ばんかん「コロナド」ではあらたなたい腐食ふしょく表面ひょうめん処理しょりおこなわれ、さんばんかん「ジャクソン」では試験しけんずみ腐食ふしょく管理かんり装置そうち技術ぎじゅつ導入どうにゅうされた[10]

    しゅ機関きかんCODAG方式ほうしき採用さいようしており、巡航じゅんこうとしてVがた20気筒きとうMTU 20V8000 M90ディーゼルエンジン加速かそくとしてゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジンをそれぞれ2ずつ搭載とうさいする。それぞれのエンジンにバルチラしゃせいウォータージェット推進すいしんうつわを1ずつそなえることから、4じく推進すいしんかんとなっている。なお、さんどう船型せんけい採用さいようによって、排水はいすいりょうのわりに船幅せんぷくひろげることができたため、甲板かんぱん面積めんせき拡大かくだいえきした一方いっぽうで、旋回せんかい性能せいのう低下ていか懸念けねんされたことから、これをおぎなうために船首せんしゅには隠顕いんけんしきアジマススラスター1搭載とうさいしている[1][2][9]

    2016ねん8がつには、ハワイ出港しゅっこうの「コロナド」でじくけい問題もんだいしょうじ、帰港きこうするというトラブルが報告ほうこくされた[11]。なお、対抗たいこうにあたるフリーダムきゅうでも、アメリカ海軍かいぐん採用さいよう実績じっせきがないロールス・ロイスしゃせいガスタービンエンジン採用さいようしたこともあって機関きかんのトラブルが散発さんぱつしており、信頼しんらいせい疑義ぎぎていされたことがあった[12]

    LCSのコンセプトにもとづき、ほんきゅうでは自衛じえいよう最低限さいていげん装備そうび基本きほんとして、これにくわえて、任務にんむ対応たいおうするための各種かくしゅ装備そうび柔軟じゅうなん搭載とうさいすることを計画けいかくしている。これらの装備そうびは、かんC4ISRシステム中核ちゅうかくとして連接れんせつされ、システムかんとして構築こうちくされる。

    固定こてい装備そうび

    [ソースを編集へんしゅう]
    コロナド搭載とうさいのMk.110 57ミリたんそう速射そくしゃほう

    アメリカぐんあたらしい戦闘せんとう指導原理しどうげんりであるネットワーク中心ちゅうしんせん (NCW)コンセプトに準拠じゅんきょして開発かいはつされたほんかんにとって、さい重要じゅうよう装備そうびといえるのがC4ISRシステムである。戦術せんじゅつ情報処理じょうほうしょり装置そうちとしてはしん開発かいはつのICMS(Integrated Combat Management System)が搭載とうさいされた[2]。これはオランダタレス・ネーデルラントしゃTACTICOSもとにした派生はせいがたである[13]

    しゅセンサーとしては、比較的ひかくてき簡素かんそシージラフAMB 3次元じげんレーダー搭載とうさいされている[1][2]

    かんほうとしては、かんくび甲板かんぱんにユナイテッド・ディフェンスしゃMk.110 57ミリたんそう速射そくしゃほう装備そうびする。ほう射撃しゃげき指揮しき装置そうち(GFCS)としては、電子でんし光学こうがくしきのシースターしゃせいサファイアIIIをもちいている。また近接きんせつ防空ぼうくうミサイル・システムとして、後部こうぶ上部じょうぶ構造こうぞう物上ぶつじょうRIM-116 RAMの11連装れんそう発射はっしゃであるSeaRAMを搭載とうさいする[1][2][9]

    ミッション・パッケージ

    [ソースを編集へんしゅう]
    かんがわからのかんかげ。オフボード・ランチ・アンド・リカバリー・システムが展開てんかいされている。

    沿海えんかいいき戦闘せんとうかんのコンセプトにもとづき、ほんきゅう装備そうびのモジュールすすめている。ミッション・パッケージはフリーダムきゅう共用きょうようされており、これを収容しゅうようするスペースとして、だい2甲板かんぱん後半こうはんがミッション・ベイとされており、面積めんせきじつに15,200 sq ft (1,410 m2)におよぶ。

    この広大こうだいなスペースは車両しゃりょう甲板かんぱんとしても活用かつようでき、右舷うげんがわのサイドランプをもちいてRO-RO機能きのう発揮はっきすることもできる。またかんがわにも門扉もんぴがあり、ふくごうがた高速艇こうそくてい迅速じんそく発進はっしん回収かいしゅう可能かのうな、オフボード・ランチ・アンド・リカバリー・システムが設置せっちされているが、これは、たい機雷きらいせんよう無人むじんていにも対応たいおうしている[1][2][9]

    その上部じょうぶかん甲板かんぱんには7,300 sq ft (680 m2)のヘリコプター甲板かんぱん設定せっていされており、上部じょうぶ構造こうぞうぶつはしゆか面積めんせき3,500 sq ft (330 m2)のハンガーとされている。搭載とうさいはミッション・パッケージにおうじて決定けっていされるが、MH-60R/Sヘリコプターのみであれば2混載こんさいであればMH-60R/Sヘリコプター 1MQ-8無人むじん航空機こうくうき3搭載とうさいできる[1]

    ミッション・パッケージは、代表だいひょうてきなものとして下記かきのようなものがある[14]

    たい機雷きらいせん(MCM)
    30フィートまでのあさ深度しんど機雷きらいたいしてはMH-60S搭載とうさいのALMDS機雷きらい探知たんちおよびAMNS機雷きらい処分しょぶん、30フィート以深の機雷きらいたいしてはROVもちいた遠隔えんかく機雷きらい捜索そうさくシステム(RMS)をもちいる構成こうせいとされている[14]
    たい水上すいじょうせん(SuW)
    かん固有こゆうの57ミリたんそう速射そくしゃほうくわえて、Mk.46 30ミリたんそう機銃きじゅう2かんたいかんミサイル(SSM)、MH-60Rから構成こうせいされる。
    かんたいかんミサイルとしては、当初とうしょ将来しょうらい戦闘せんとうシステム(FCS)一環いっかんとして陸軍りくぐん開発かいはつしていたNLOS-LSたい舟艇しゅうてい対戦たいせんしゃミサイル採用さいようする予定よていであったが、FCS計画けいかく自体じたい中止ちゅうしともなって、2010ねんにNLOS-LSの開発かいはつ中止ちゅうしされてしまったことから、海軍かいぐんは、暫定ざんていさくとしてグリフィン対地たいちたい舟艇しゅうていミサイルを搭載とうさいして、2019ねんまでによりちょう射程しゃていのミサイルによって更新こうしんする計画けいかくとしている[14]
    2014ねん7がつ後半こうはんには、2ばんかんコロナド」の飛行ひこう甲板かんぱん片隅かたすみNSM発射はっしゃとう仮設かせつして、搭載とうさい試験しけんおこなわれた[15]。また2016ねん環太平洋かんたいへいよう合同ごうどう演習えんしゅうでは、同艦どうかんかんくび甲板かんぱんハープーン2連装れんそう発射はっしゃとう2仮設かせつして、じつ試験しけんおこなわれた[16]
    たいせんせん(ASW)
    当初とうしょは、遠隔えんかく機雷きらい捜索そうさくシステム(RMS)のROV(RMMS)がたいせん捜索そうさくようソナーを兼用けんようする計画けいかくであったが、この場合ばあいたいせんせんさい母艦ぼかん速力そくりょく運動うんどうせい大幅おおはば制限せいげんされることから断念だんねんされ、タレスしゃ2087がた曳航えいこうソナーをセンサーとして、発見はっけんしたてきたいしてMH-60Rを指向しこうする方式ほうしきとされている[14]

    同型どうけいかん

    [ソースを編集へんしゅう]

    一覧いちらんひょう

    [ソースを編集へんしゅう]

    ぜんかん、ジェネラル・ダイナミクスしゃせい

    # かんめい 起工きこう 進水しんすい 就役しゅうえき 退役たいえき 母港ぼこう
    LCS-2 インディペンデンス
    USS Independence
    2006ねん
    1がつ19にち
    2008ねん
    4がつ26にち
    2010ねん
    1がつ16にち
    2021ねん
    7がつ29にち
    LCS-4 コロナド
    USS Coronado
    2009ねん
    12月17にち
    2012ねん
    1がつ14にち
    2014ねん
    4がつ5にち
    2022ねん
    9月14にち
    LCS-6 ジャクソン
    USS Jackson
    2011ねん
    8がつ1にち
    2013ねん
    12月14にち
    2015ねん
    12月5にち
    カリフォルニアしゅう
    サンディエゴ海軍かいぐん基地きち
    LCS-8 モンゴメリー
    USS Montgomery
    2013ねん
    6月25にち
    2014ねん
    8がつ6にち
    2016ねん
    9がつ10日とおか
    LCS-10 ガブリエル・ギフォーズ
    USS Gabrielle Giffords
    2014ねん
    4がつ16にち
    2015ねん
    2がつ25にち
    2017ねん
    6がつ10日とおか
    LCS-12 オマハ
    USS Omaha
    2015ねん
    2がつ18にち
    2015ねん
    11月20にち
    2018ねん
    2がつ3にち
    LCS-14 マンチェスター
    USS Manchester
    2015ねん
    6月29にち
    2016ねん
    5月12にち
    2018ねん
    5月26にち
    LCS-16 タルサ
    USS Tulsa
    2016ねん
    1がつ11にち
    2017ねん
    3月16にち
    2019ねん
    2がつ16にち
    LCS-18 チャールストン
    USS Charleston
    2016ねん
    6月28にち
    2017ねん
    9月14にち
    2019ねん
    3月2にち
    LCS-20 シンシナティ
    USS Cincinnati
    2017ねん
    4がつ10日とおか
    2018ねん
    5月22にち
    2019ねん
    10月5にち
    LCS-22 カンザスシティ
    USS Kansas City
    2017ねん
    11月15にち
    2018ねん
    10月19にち
    2020ねん
    6がつ20日はつか
    LCS-24 オークランド
    USS Oakland
    2018ねん
    7がつ20日はつか
    2019ねん
    7がつ21にち
    2021ねん
    4がつ17にち
    LCS-26 モービル
    USS Mobile
    2018ねん
    12月14にち
    2020ねん
    1がつ11にち
    2021ねん
    5月22にち
    LCS-28 サバンナ
    USS Savannah
    2019ねん
    9がつ20日はつか
    2020ねん
    9月8にち
    2022ねん
    2がつ5にち
    LCS-30 キャンベラ
    USS Canberra
    2020ねん
    3がつ10日とおか
    2021ねん
    3月30にち
    2023ねん
    7がつ22にち
    LCS-32 サンタバーバラ
    USS Santa Barbara
    2020ねん
    10月27にち
    2021ねん
    11月13にち
    2023ねん
    4がつ1にち
    LCS-34 オーガスタ
    USS Augusta
    2021ねん
    7がつ30にち
    2022ねん
    5月23にち
    2023ねん
    9月30にち
    LCS-36 キングスビル
    USS Kingsville
    2022ねん
    2がつ23にち
    2023ねん
    3月23にち
    LCS-38 ピエール
    USS Pierre
    2023ねん
    6月16にち

    運用うんよう

    [ソースを編集へんしゅう]

    2021年度ねんどアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく軍事ぐんじ予算よさんあんにおいて、アメリカ海軍かいぐん一番いちばんかんからよんばんかん予定よていより10ねんはやい2021ねん退役たいえきさせることをんだ[17]。これにかんして、アメリカ海軍かいぐん作戦さくせん部長ぶちょうマイク・ギルデイ提督ていとくは、2020ねん3がつ2にちのWEST会議かいぎ席上せきじょうで「我々われわれはこれをすうねんまえ決定けっていしていた。五番ごばんかん以降いこうとくに2015ねんにブロック発注はっちゅうしたかん作戦さくせん能力のうりょくあたえるために、船体せんたいのメンテナンスとエンジニアリングにかんして我々われわれなやませつづけ、かん海上かいじょうおくすことをさまたげていた問題もんだいなにであったかをよりよく理解りかいできるように。最初さいしょの4せきでよりおおくの試験しけんおこな必要ひつようがあると決断けつだんした。… 我々われわれ最初さいしょの4せき試験しけん投入とうにゅうし、後続こうぞくかんのようにアップグレード費用ひよう投下とうかすることはしなかった。… 最初さいしょの4せき戦力せんりょく致命ちめいてき影響えいきょうするものでもない。… たん投資とうしへのリターンがられなかっただけだ。」と発言はつげんしている。また、最初さいしょの4せき海上かいじょう任務にんむけるよう改修かいしゅうするには、20おくドルの追加ついかコストが必要ひつようになるという意見いけんもある[18]

    2020ねん6がつ20日はつかには、アメリカ海軍かいぐんが「インディペンデンス」を2021ねん3がつをもって退役たいえきさせ、同級どうきゅうの「コロナド」のフリーダムきゅう一番いちばんかんフリーダム」およびばんかんフォートワース」とともに予備よびやく編入へんにゅうすることを発表はっぴょうした[19][20]

    登場とうじょう作品さくひん

    [ソースを編集へんしゅう]
    GODZILLA ゴジラ
    多数たすう同型どうけいかん登場とうじょうアーレイ・バークきゅうミサイル駆逐くちくかんなどとともに、太平洋たいへいよううえ移動いどうするゴジラ追跡ついせきする。
    カーズ2
    ペッパー・ファミリーの一員いちいんとして2せき登場とうじょううち1せき名前なまえは「トニー・トライフル」だが、もう1せき不明ふめい
    劇場げきじょうばん ハイスクール・フリート
    ブルーマーメイドの作戦さくせん艦艇かんていとして、後述こうじゅつするあらためインディペンデンスがたのうち「べんてん」が登場とうじょう学生がくせい艦隊かんたい協力きょうりょくし、海賊かいぞくうばわれた洋上ようじょうプラントの奪還だっかん作戦さくせんおこなう。
    ハイスクール・フリート
    しのげなみせいたいこうせい航続こうぞく距離きょり強化きょうかし、VLSを搭載とうさいした架空かくう派生はせいがたあらためインディペンデンスがた」が登場とうじょう作中さくちゅうではブルーマーメイドの主力しゅりょくかん教員きょういんかんとして世界せかい各国かっこく配備はいびすすめられているという設定せっていで、横須賀よこすか女子じょし海洋かいよう学校がっこう所属しょぞく大型おおがた教員きょういんかん「さるしま」のほか、ブルーマーメイド所属しょぞくかんの「べんてん」「てんじん」などが登場とうじょうしている。
    魔法まほう高校こうこう劣等れっとうせい
    だい1では作中さくちゅう冒頭ぼうとうながれる紹介しょうかいPVに、だい26では作中さくちゅう後半こうはん登場とうじょうする。
    ヨルムンガンド
    だい2最終さいしゅうばなし登場とうじょう。ヨナがココの部隊ぶたい離脱りだつし、キャスパーのしたせたさい乗艦じょうかんする。
    コール オブ デューティ ゴースト
    キャンペーン「Into The Deep」に登場とうじょう連邦れんぽうぐんアーレイ・バークきゅうミサイル駆逐くちくかん改良かいりょうがたという設定せっていだが、なぜか外見がいけんほんかんになっている。リオデジャネイロみなとおきで1せき航行こうこうちゅう海中かいちゅうから接近せっきんしてきた主人公しゅじんこうらに撃沈げきちんされる。
    バトルフィールド4
    キャンペーン「Suez」の終盤しゅうばん何故なぜ中国ちゅうごく人民じんみん解放かいほうぐん海軍かいぐん軍艦ぐんかんとして登場とうじょう。チャン将軍しょうぐん乗艦じょうかんしており、主人公しゅじんこう所属しょぞくするトゥームストーン部隊ぶたい母艦ぼかんであるUSS「ヴァルキリー」たいして、主砲しゅほうによる攻撃こうげき敢行かんこうする。
    Modern warship
    プレイヤーの使用しよう出来でき艦艇かんていとして「インディペンデンス」登場とうじょう

    脚注きゃくちゅう

    [ソースを編集へんしゅう]

    注釈ちゅうしゃく

    [ソースを編集へんしゅう]
    1. ^ かん首部しゅぶウエポンモジュールに6連装れんそうキャニスター1水上すいじょうせんモジュールに6連装れんそうキャニスター2装備そうびする[4][5]

    出典しゅってん

    [ソースを編集へんしゅう]
    1. ^ a b c d e f g h i j k l m Wertheim 2013, pp. 857–859.
    2. ^ a b c d e f g h Saunders 2009, p. 932.
    3. ^ Freedburg Jr., Sydney J. (17 December 2014). “Fire Scout Grows Up: Drone Getting Radar, Rockets, 2016 IOC”. Breakingdefense.com. 27 June 2015てんのオリジナルよりアーカイブ30 May 2015閲覧えつらん
    4. ^ Kongsberg Naval Strike Missile”. Naval analysis provided by ComNavOps, Commander - Naval Opinions (24 April 2017). 18 July 2021閲覧えつらん
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    参考さんこう文献ぶんけん

    [ソースを編集へんしゅう]
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    • 川村かわむら, いさお也「大量たいりょう建造けんぞうされる沿海えんかいいき戦闘せんとうかん問題もんだいてん可能かのうせい (特集とくしゅう きん未来みらいべい水上すいじょう艦隊かんたい)」『世界せかい艦船かんせんだい788ごう海人あましゃ、2013ねん12月、90-93ぺーじNAID 40019837787 
    • 香田こうだ, 洋二ようじ現代げんだい水上すいじょう戦闘せんとうかんしん傾向けいこうむ (特集とくしゅう 世界せかい水上すいじょう戦闘せんとうかん その最新さいしん動向どうこう)」『世界せかい艦船かんせんだい832ごう海人あましゃ、2016ねん3がつ、70-77ぺーじNAID 40020720323 
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    外部がいぶリンク

    [ソースを編集へんしゅう]