(Translated by https://www.hiragana.jp/)
キュウリウオ - Wikipedia コンテンツにスキップ

キュウリウオ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
キュウリウオ
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : じょうひれつな Actinopterygii
つな : しんひれつな Neopterygii
上目うわめ : はらとげひれ上目うわめ Protacanthopterygii
: キュウリウオ Osmeriformes
: キュウリウオ Osmeridae
ぞく : キュウリウオぞく Osmerus
たね : O. mordax
亜種あしゅ : キュウリウオ O. m. dentex
学名がくめい
Osmerus mordax dentex
Steindachner & Kner, 1870
和名わみょう
キュウリウオ胡瓜きゅうりぎょ
英名えいめい
Arctic rainbow smelt

キュウリウオ胡瓜きゅうりぎょ学名がくめいOsmerus mordax dentex)は、キュウリウオキュウリウオキュウリウオぞく海水かいすいぎょ

概要がいよう

[編集へんしゅう]

北海道ほっかいどう沿岸えんがんをはじめ、日本海にほんかい北部ほくぶオホーツクかいきた太平洋たいへいようの、おおむね北緯ほくい40以北いほくひや水域すいいき分布ぶんぷしている。日本にっぽんでは北海道ほっかいどうのみに生息せいそくする[1]漁獲ぎょかくしたばかりの鮮魚せんぎょ状態じょうたいでは、胡瓜きゅうり青臭あおくさいにおいがあるため、この和名わみょうがある[1]

円筒えんとうがた細長ほそなが体型たいけい[1]からだしょく銀色ぎんいろシシャモているが、それよりも大振おおぶりで、20cm以上いじょうになる。頭部とうぶしもあごがた「ぐち」になっており、しもあごに円錐えんすいかたちするどすうほんある[1]うろこはシシャモよりこまかい。産卵さんらん晩春ばんしゅんから初夏しょかである[1]産卵さんらん夜明よあまえうみもど[1]プランクトンイカ捕食ほしょくする[2]

きんえんしゅ

[編集へんしゅう]

利用りよう

[編集へんしゅう]
ロシアのキュウリウオ干物ひもの

北海道ほっかいどうでは「キュウリ」の愛称あいしょうられ、なま冷凍れいとう一夜いちやなどの状態じょうたい食材しょくざいとして市場いちば出回でまわっており、ざかな唐揚からあてんぷらなどに利用りようされる[3]くせのあるにおいだが、刺身さしみにすると美味びみである[3]。ただし、キュウリウオチカワカサギ同様どうよう寄生虫きせいちゅうのリスクを考慮こうりょすべきである。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c d e f キュウリウオ[胡瓜きゅうりぎょ - 水産すいさんはやしつとむ水産すいさんきょく水産すいさん経営けいえい]”. www.pref.hokkaido.lg.jp. 2021ねん9がつ21にち閲覧えつらん
  2. ^ 福井ふくいあつし監修かんしゅう講談社こうだんしゃうご図鑑ずかんmove さかな』、講談社こうだんしゃ2012ねん、39ぺーじ
  3. ^ a b おさかなギャラリー|キュウリウオ”. www.maruha-nichiro.co.jp. マルハニチロ株式会社かぶしきがいしゃ. 2021ねん9がつ21にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]