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コガネムシ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
コガネムシ Scarabaeidae
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 節足動物せっそくどうぶつもん Arthropoda
つな : 昆虫こんちゅうつな Insecta
: コウチュウさや翅目) Coleoptera
: カブトムシ多食たしょくPolyphaga
下目しため : コガネムシ下目しため Scarabaeiformia
うえ : コガネムシうえ Scarabaeoidea
: コガネムシ Scarabaeidae
Latreille, 1802

本文ほんぶん参照さんしょう

コガネムシ幼虫ようちゅう手前てまえ左側ひだりがわ頭部とうぶ

コガネムシ(コガネムシか、Scarabaeidae)は、コウチュウさや翅目)の分類ぶんるいぐんひとつ。カブトムシコガネムシカナブンハナムグリなどにくわえ、ダイコクコガネマグソコガネなどの糞虫くそむしおおふくむ。

概要がいよう

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熱帯ねったいから亜寒帯あかんたいまで、ぜん世界せかいやく3まんたね、うち日本にっぽんにはやく360しゅ分布ぶんぷする。なお日本にっぽんの360しゅのうち、3ぶんの1は糞虫くそむしである。

成虫せいちゅう

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おおきさは2mmほどのマグソコガネるいから15cmをえるヘラクレスオオカブトまで多種たしゅ多様たようで、外見がいけんもカブトムシるいのようにかくつものやコガネムシるいのように金属きんぞく光沢こうたくったあざやかなからだしょくのものなど変異へんいんでいる。

成虫せいちゅうからだ甲虫かぶとむしるい同様どうようかた外皮がいひおおわれる。基本きほんてき体型たいけい前後ぜんご細長ほそなが長円ちょうえんがたで、背中せなかがわふくらんだドームじょうをしている。触角しょっかくみじかく、さきてのひらじょうひらく。あしはがっしりしていて、ずねふしすうほんとげならび、あしさきかぎつめがある。とく糞虫くそむしるいあしくそけるため、あしずねぶし幅広はばひろく、とげおおきく発達はったつしている。

糞虫くそむし以外いがいのコガネムシるい成虫せいちゅうは、植物しょくぶつはなくき樹液じゅえきなどをべる。だいあごちいさく、とらえてもみつくことはないが、コーカサスオオカブトのように気性きしょうあらしゅマメコガネサイカブトのように農作物のうさくもつ被害ひがいあたえる害虫がいちゅうとなるものもいる。

幼虫ようちゅう

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幼虫ようちゅうだいあご発達はったつしたかた頭部とうぶ頭部とうぶ付近ふきんにくっついたみじかあしみじかおおわれたしろくてやわらかいからだつ。また、体側たいそくにはちいさなもんひらく。すべての種類しゅるいくそなどをふく地中ちちゅうもぐりこんで生活せいかつすることから、日本にっぽんではジムシ地虫じむし)などとばれる。これらの幼虫ようちゅう地面じめんからすとからだCげていることがおおい。幼虫ようちゅう自分じぶん周囲しゅういくそ腐植ふしょく植物しょくぶつなどをべてそだつが、植物しょくぶつべるものはやはり農業のうぎょう害虫がいちゅうとなる場合ばあいがある。

分類ぶんるい

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おおくのけられる。また、きんえんセンチコガネ(Geotrupidae)をセンチコガネとしてみこむこともある。

関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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