ジェレミー・パウエル

ジェレミー・パウエル
Jeremy Powell

福岡ふくおかソフトバンクホークス時代じだい
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
出身しゅっしん地ち	カリフォルニア州しゅうミラダ
生年月日せいねんがっぴ	(1976-06-18) 1976年ねん6月18日にち（48歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	196 cm 104 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	投手とうしゅ
プロ入いり	1994年ねん MLBドラフト4巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう	MLB / 1998年ねん7月がつ23日にち NPB / 2001年ねん6月がつ24日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	MLB / 2000年ねん10月がつ1日にち NPB / 2008年ねん8月がつ21日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
ハイランズ高校こうこう モントリオール・エクスポズ (1998 - 2000) 大阪おおさか近鉄きんてつバファローズ (2001 - 2004) オリックス・バファローズ (2005) 読売よみうりジャイアンツ (2006 - 2007) 福岡ふくおかソフトバンクホークス (2008)
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ジェレミー・ロバート・パウエル（Jeremy Robert Powell, 1976年ねん6月18日にち - ）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカリフォルニア州しゅうミラダ出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（投手とうしゅ）。

2005年ねんの登録とうろく名めいは「JP」。

経歴けいれき

プロ入いりとエクスポズ時代じだい

1994年ねん、ハイランズ高校こうこうからドラフト4巡じゅん目め（全体ぜんたい112位い）でモントリオール・エクスポズに入団にゅうだん。

1998年ねんにメジャーデビュー。

パドレス傘下さんか時代じだい

2000年ねんのオフにサンディエゴ・パドレスへ移籍いせき。

2001年ねん、3Aポートランドでプレーした。

近鉄きんてつ時代じだい

2001年ねん6月がつ7日にち、ショーン・ギルバートと共ともに大阪おおさか近鉄きんてつバファローズに入団にゅうだん。4勝しょうしかできなかったもののローテーションを守まもり、リーグ優勝ゆうしょうに貢献こうけん。9月29日にちの対たい千葉ちばロッテマリーンズ戦せんで、日本にっぽんシリーズのために練習れんしゅうとして打席だせきに立たつと、犠打ぎだが結果けっか的てきに内野ないや安打あんだとなったため、来日らいにち初はつ打席だせき初はつ安打あんだを記録きろくしている。指名しめい打者だしゃ制せい導入どうにゅう以後いごにおいて近鉄きんてつの投手とうしゅが打席だせきに立たって安打あんだを記録きろくするのはこれが最初さいしょで最後さいご。ヤクルトスワローズとの日本にっぽんシリーズでは第だい1戦せん・第だい5戦せんで先発せんぱつ登板とうばんを果はたしたものの、両りょう試合しあいとも敗戦はいせん投手とうしゅとなった。なお近鉄きんてつは後述こうじゅつの通とおり合併がっぺいして55年ねんの歴史れきしに幕まくを閉とじたことから、この日本にっぽんシリーズが近鉄きんてつ最後さいごの日本にっぽんシリーズとなり、近鉄きんてつの日本にっぽんシリーズ最後さいごの先発せんぱつ投手とうしゅとなり、最後さいごの敗戦はいせん投手とうしゅとなった。

2002年ねんには17勝しょう10敗はい、182奪だつ三振さんしんで最多さいた勝しょう・最多さいた奪だつ三振さんしん・最優秀さいゆうしゅう投手とうしゅを獲得かくとく、ベストナインにも選出せんしゅつされた。この年としはケビン・ホッジス（ヤクルト）も17勝しょうで最多さいた勝かちとなっており、史上しじょう2度目どめとなる「セ・パ両りょうリーグで外国がいこく人じん投手とうしゅが最多さいた勝しょうに輝かがやく」こととなった。

2003年ねんは前年ぜんねんより成績せいせきを落おとしたものの14勝しょうを挙あげる。

2004年ねんはさらに成績せいせきを落おとして8勝しょうに終おわる。

オリックス時代じだい

2004年ねんのプロ野球やきゅう球団きゅうだん合併がっぺい問題もんだいによって、分配ぶんぱいドラフトでオリックス・バファローズへ移籍いせき。

2005年ねんから仰木おうぎ彬あきらの勧すすめで登録とうろく名めいをJPに変更へんこうする。開幕かいまく前まえには川越かわごえ英隆ひでたか、ケビン・バーン（登録とうろく名めいはケビン）と共ともに先発せんぱつ三さん本ほん柱ばしらとして期待きたいされ、チーム最多さいたの14勝しょうを挙あげた。また、チーム唯一ゆいいつの規定きてい投球とうきゅう回かい到達とうたつ投手とうしゅだった。同年どうねんから始はじまったセ・パ交流こうりゅう戦せんでは、5月11日にちの対たい読売よみうりジャイアンツ戦たたかえ（東京とうきょうドーム）で、交流こうりゅう戦せんにおける投手とうしゅ第だい1号ごう本塁打ほんるいだを内海うつみ哲也てつやから放はなった。シーズンオフに残留ざんりゅう交渉こうしょうが難航なんこうし、12月2日にちに自由じゆう契約けいやくとなる。

巨人きょじん時代じだい

2005年ねん12月15日にち、読売よみうりジャイアンツへの入団にゅうだんが発表はっぴょうされ、登録とうろく名めいを本名ほんみょうに戻もどした。

2006年ねんは開幕かいまくから先発せんぱつローテーションに入はいり、3試合しあい連続れんぞく完投かんとう勝利しょうり、初はじめの2回かいは2連続れんぞく完封かんぷうを含ふくむ4連勝れんしょうで4月がつの月間げっかんMVPを獲得かくとく。5月9日にちの対たいオリックス・バファローズ戦せんでも先発せんぱつし、8回かい4失点しってんで古巣ふるすから勝利しょうりを挙あげた。しかし、6月2日にちの対たい西武せいぶライオンズ戦たたかえ（東京とうきょうドーム）で高山たかやま久ひさに頭部とうぶ死球しきゅうを与あたえて初はつの危険きけん球だま退場たいじょうとなった。後半こうはん戦せんは勝かち星ぼしをのばせなかったが、2年ねん連続れんぞくで二に桁けた勝利しょうりをあげた。

2007年ねん、キャンプ中ちゅうに右みぎ膝ひざ半月はんつき板ばんを損傷そんしょうし、帰国きこくして修復しゅうふく手術しゅじゅつを受うけた。フェニックスのトレーニング施設しせつでリハビリを続つづけ、5月28日にちに再さい来日らいにち。首脳しゅのう陣じんの投手とうしゅの谷間たにま先発せんぱつ起用きよう、本人ほんにんの「完璧かんぺきな状態じょうたいに戻もどしたい」という意向いこうも重かさなり、昇格しょうかくは7月がつ28日にちの対たい広島東洋ひろしまとうようカープ戦せんにまでずれ込こんだ（5回かい3失点しってん）。登板とうばんした試合しあいでは打うち込こまれ、手術しゅじゅつの影響えいきょうが心配しんぱいされた反面はんめん、広ひろいナゴヤドームでは9回かい1失点しってんに抑おさえて9三振さんしんを奪うばっている。結局けっきょくレギュラーシーズンで勝かち星ぼしを挙あげることはできず、来日らいにち後ご初はつの未み勝利しょうりに終おわった。同年どうねん11月がつ29日にち、デーモン・ホリンズ、ジェレミー・ゴンザレスと共ともに戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけ、11月30日にちに自由じゆう契約けいやく公示こうじされた。

ソフトバンク時代じだい

二に重じゅう契約けいやく問題もんだい（下記かき参照さんしょう）を経へた後のち、2008年ねん3月4日にちに福岡ふくおかソフトバンクホークスの支配しはい下か選手せんしゅとして公示こうじされた。

開幕かいまくには間まに合あわなかったが、4月がつ15日にちの対たいオリックス戦せんで登板とうばんし、6回かい2失点しってんに抑おさえて初はつ勝利しょうりを挙あげた。しかし、その後ごは右みぎ膝ひざ手術しゅじゅつの影響えいきょうで調子ちょうしが上あがらず、大半たいはんをウエスタン・リーグで過すごした。2勝しょう6敗はいと期待きたいを大おおきく裏切うらぎり、10月12日にちに2度目どめの戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけた。

パイレーツ傘下さんか時代じだい

2009年ねん1月がつ7日にちにピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約けいやくを交かわした。オフの11月9日にちにFAとなったが、12月14日にちにパイレーツとマイナー契約けいやくで再さい契約けいやくを結むすんだ。

2010年ねんはパイレーツのキャンプに3Aの招待しょうたい選手せんしゅとして参加さんかした。シーズン終了しゅうりょう後ごの11月6日にちにFAとなり、現役げんえきを引退いんたい。

現役げんえき引退いんたい後ご

引退いんたい後ごはマイアミ・マーリンズ傘下さんかの各かく球団きゅうだんで指導しどう者しゃの道みちを歩あゆみ、2012年ねんからはルーキー級きゅうGCLマーリンズ、2014年ねんからはA-級きゅうグリーンズボロ・グラスホッパーズ、2016年ねんからはA+級きゅうジュピター・ハンマーヘッズ、2018年ねんからはAAA級きゅうニューオーリンズ・ベビーケークス、2021年ねんからは新あらたにAAA級きゅう格付かくづけとなったジャクソンビル・ジャンボシュリンプで投手とうしゅコーチを務つとめている。

人物じんぶつ

2001年ねん - 2005年ねんの背番号せばんごう25は、自身じしんが来日らいにちしたときの年齢ねんれいに由来ゆらいする。

巨人きょじん移籍いせきで登録とうろく名めいを本名ほんみょうに戻もどしたが、巨きょ人じんでもオリックス時代じだいと同様どうように「JP」と呼よばれることがあった。

本人ほんにんによると、持もち球だまの落差らくさのあるカーブは少年しょうねん時代じだいでしか投なげていなかったものだったが、プロ野球やきゅうでその必要ひつよう性せいを感かんじ、解禁かいきんしたのだという。

乱闘らんとう騒さわぎ

2002年ねん10月がつ10日とおか、千葉ちばマリンスタジアムでの対たいロッテ戦せんでパウエルがロッテ堀ほり幸一こういち、初芝はつしば清きよしに死球しきゅうを与あたえたことから両りょう軍ぐんがベンチから一斉いっせいに飛とび出だしマウンド上じょうで小競こぜり合あいに。一旦いったんは収おさまりかけたが、その後ご、パウエルとロッテのコーチ山下やました徳いさお人じんが殴なぐりあいになり、両りょうチーム総出そうでの大だい乱闘らんとうに発展はってん。パウエルは暴力ぼうりょく行為こういで退場たいじょう処分しょぶんとなったが、山下やましたは処分しょぶんを免まぬかれた。

また退場たいじょうにはなっていないが、2006年ねんと2008年ねんには楽天らくてんの山崎やまざき武司たけしの死球しきゅうを巡めぐって両者りょうしゃが詰つめ寄より乱闘らんとう寸前すんぜんの騒さわぎを起おこしている。

二に重じゅう契約けいやく問題もんだい

2008年ねん1月がつ11日にちにオリックス・バファローズが入団にゅうだん合意ごういを発表はっぴょう。年俸ねんぽう約やく5500万まん円えん（推定すいてい）＋出来高できだか払ばらいの単たん年とし契約けいやくで、背番号せばんごうは50となり、メディカルチェックを経へて近日きんじつ中ちゅうに正式せいしき契約けいやくを結むすぶ予定よていだった。それまでの球界きゅうかいの常識じょうしきとして「獲得かくとくを発表はっぴょうした選手せんしゅには手てを出ださない」のが暗黙あんもくのマナーであったが、1月がつ29日にちに福岡ふくおかソフトバンクホークスが獲得かくとくの発表はっぴょうを行おこなった。これに対たいしオリックスは「問題もんだいがある」としてパシフィック・リーグ連盟れんめい（パ・リーグ）に異議いぎ申もうし立たてを行おこなった。この時点じてんではオリックス球団きゅうだん公式こうしきサイトの選手せんしゅ名簿めいぼや、春季しゅんきキャンプ参加さんかメンバーにパウエルも背番号せばんごうと顔写真かおじゃしん付つきで掲載けいさいされていた。

オリックス側がわは「球界きゅうかいの暗黙あんもくの良識りょうしきの根幹こんかんを揺ゆるがす事態じたい」であり、22日にち早朝そうちょうにファックスで送おくられた自署じしょ入いりの契約けいやく書しょのコピーが契約けいやく合意ごういの根拠こんきょと主張しゅちょうした。パウエルの行為こういは二に重じゅう合意ごういで、ソフトバンクの獲得かくとく取とり下さげと不当ふとう性せいを訴うったえた。オリックス球団きゅうだん本部ほんぶ長ちょうの中村なかむら勝広かつひろも「寝耳ねみみに水みず。契約けいやくの盲点もうてんを突つかれた」と漏もらしたほか、清原きよはら和博かずひろからは「登録とうろく名めいを『お金かね』にしろ」と皮肉ひにくられた。一方いっぽう、ソフトバンク側がわは「日本にっぽんでは統一とういつ契約けいやく書しょが正式せいしきな所属しょぞくを決定けってい付つける唯一ゆいいつの物もの」と主張しゅちょうし、署名しょめい・押印おういんも済すませた統一とういつ契約けいやく書しょを持もっていることを根拠こんきょとした。

オリックスの異議いぎ申もうし立たてを受うけ、パ・リーグは1月がつ30日にちに両りょうチームから事情じじょう聴取ちょうしゅを行おこなった。その結果けっか、パ・リーグ会長かいちょうの小池こいけ唯夫ただおは「両りょう球団きゅうだんとも正当せいとうな手続てつづきを踏ふんでおり、二に重じゅう契約けいやくである可能かのう性せいが濃厚のうこう」との判断はんだんを示しめし、両りょう球団きゅうだんで持もち帰かえって再さい検討けんとうするように指示しじした。この判断はんだんに対たいし、オリックス側がわは契約けいやくの有効ゆうこう性せいが認みとめられたことから「前進ぜんしんした」と評価ひょうかしたものの、「こんなことがまかり通とおれば『外国がいこく人じん天国てんごく』になる」と懸念けねんを示しめした。

その後ご、両りょう球団きゅうだんでの解決かいけつの進展しんてんが全まったく見出みだせなかったため、2月がつ4日にちに小池こいけは、パウエルのソフトバンクへの支配しはい下か選手せんしゅ登録とうろく申請しんせいを認みとめる見解けんかいを示しめし、両りょう球団きゅうだんに勧告かんこくした。球界きゅうかいを混乱こんらんさせたという点てんを重視じゅうしし、申請しんせいの受理じゅりは6月がつ23日にち以降いこうとして実質じっしつ的てきに、パウエルの開幕かいまくから3ヶ月かげつ間あいだの出場しゅつじょう停止ていし措置そちを取とった（ただしオリックス側がわの合意ごういがあればそれ以前いぜんの受理じゅりも可能かのうとした）。この勧告かんこくに対たいしてオリックス側がわは「何なんの解決かいけつにもならない」と不満ふまんを示しめし、ソフトバンク側がわも受うけ入いれる姿勢しせいを見みせたものの、二に重じゅう契約けいやくとの印象いんしょうを植うえ付つけたとしてパ・リーグを批判ひはんした。

2月がつ5日にちにパウエルが来日らいにちして記者きしゃ会見かいけんを行おこない、二に重じゅう契約けいやくはしておらずソフトバンクとの契約けいやくは正当せいとうだと主張しゅちょう。オリックスがフィジカルチェック後ごにチーム側がわに有利ゆうりになるよう契約けいやく内容ないようの変更へんこうを求もとめてきたと発言はつげんし、「不誠実ふせいじつで道義どうぎに反はんしていた」と契約けいやくを破棄はきした理由りゆうを説明せつめいした。結局けっきょく、この勧告かんこくでも解決かいけつには至いたらなかったため、2月がつ13日にちにオリックスが「球界きゅうかいに悪あしき前例ぜんれいを残のこさないため」としてコミッショナー代行だいこう・根來ねごろ泰やすし周しゅうへ向むけて提訴ていそ状じょうを提出ていしゅつした。この提訴ていそを受うけて根来ねごろは、2月がつ21日にちに小池こいけが提示ていじした勧告かんこくの提示ていじを白紙はくしに戻もどすことを表明ひょうめいし、改あらためて判断はんだんを示しめすこととなった。同日どうじつにはパウエルの代理人だいりにんが会見かいけんし、オリックス側がわがパウエルにファックスで送信そうしんした文書ぶんしょは統一とういつ契約けいやく書しょでサインが必要ひつような1・4ページのみで、中間ちゅうかんの2・3ページは提示ていじされておらず、「手続てつづきには法的ほうてきに非常ひじょうに問題もんだいがある」と主張しゅちょうした。

2月がつ27日にち、根來ねごろは両りょう球団きゅうだんから提出ていしゅつされた支配しはい下か選手せんしゅ登録とうろく申請しんせいを不承認ふしょうにんとした上うえで、改あらためてパウエルと合意ごういを取とり付つけた球団きゅうだんの申請しんせいを認みとめるように小池こいけへ要請ようせいした。小池こいけもこれに従したがうこととなり、パウエルのソフトバンク入団にゅうだんが事実じじつ上じょう確定かくていした。根來ねごろは今回こんかいの事件じけんを契機けいきとして、外国がいこく人じん選手せんしゅとの契約けいやくについての対策たいさくを考慮こうりょするように実行じっこう委員いいん会かいへ提案ていあんすることを明あきらかにした。ソフトバンクは実質じっしつ的てきに主張しゅちょうを認みとめられたとして「勝訴しょうそ」と受うけ止とめ、提訴ていそが結果けっか的てきに仇かたきとなったオリックスは、中村なかむらが「予想よそう外がい。最悪さいあくの結末けつまつだ」と語かたったものの、コミッショナー代行だいこうの判断はんだんということもあって、この決定けっていを受うけ入いれる姿勢しせいを示しめした。

パ・リーグは、前回ぜんかいの反省はんせいから支配しはい下か選手せんしゅ登録とうろくには統一とういつ契約けいやく書しょの他ほかにパウエル本人ほんにんの意思いし確認かくにん文書ぶんしょが必要ひつようとし、ソフトバンクが改あらためて申請しんせいを提出ていしゅつ。同年どうねん3月がつ4日にち、パウエルは福岡ふくおかソフトバンクホークスの支配しはい下か選手せんしゅとして公示こうじされ、正式せいしきに所属しょぞくとなった。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ投手とうしゅ成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	登とう 板いた	先さき 発はつ	完かん 投とう	完かん 封ふう	無む 四よん 球たま	勝かち 利り	敗はい 戦せん	セ 丨 ブ	ホ 丨 ル ド	勝かち 率りつ	打だ 者もの	投とう 球たま 回かい	被ひ 安やす 打だ	被ひ 本ほん 塁るい 打だ	与あずか 四よん 球たま	敬けい 遠とお	与あずか 死し 球たま	奪だつ 三さん 振ふ	暴 投とう	ボ 丨 ク	失しつ 点てん	自じ 責せめ 点てん	防ぼう 御お 率りつ	W H I P
1998	MON	7	6	0	0	0	1	5	0	0	.167	112	25.0	27	5	11	0	4	14	0	0	25	22	7.92	1.52
1999		17	17	0	0	0	4	8	0	0	.333	438	97.0	113	14	44	2	8	44	4	1	60	51	4.73	1.62
2000		11	4	0	0	0	0	3	0	0	.000	121	26.0	35	6	9	0	0	19	1	0	27	23	7.96	1.69
2001	近鉄きんてつ	14	14	0	0	0	4	5	0	0	.444	365	80.0	84	10	40	0	6	52	0	1	51	44	4.95	1.55
2002		32	32	5	4	3	17	10	0	0	.630	899	216.2	205	21	41	1	21	182	2	1	94	91	3.78	1.14
2003		28	28	4	1	0	14	12	0	0	.538	822	196.0	192	22	63	2	10	165	1	2	92	90	4.13	1.30
2004		24	24	6	0	0	8	8	0	0	.500	721	170.2	173	22	55	1	8	112	6	0	85	74	3.90	1.34
2005	オリックス	28	28	5	2	0	14	12	0	0	.538	839	200.0	201	20	55	0	10	160	1	0	86	78	3.51	1.28
2006	巨人きょじん	28	28	3	2	2	10	10	0	0	.500	783	187.1	196	9	31	1	11	131	4	2	77	69	3.31	1.21
2007		7	7	0	0	0	0	2	0	0	.000	191	40.1	52	3	12	3	7	20	0	0	27	26	5.80	1.59
2008	ソフトバンク	12	12	0	0	0	2	6	0	0	.250	315	66.1	92	9	27	2	2	36	2	0	46	39	5.29	1.79
MLB：3年ねん		35	27	0	0	0	5	16	0	0	.238	671	148.0	175	25	64	2	12	77	5	1	112	96	5.84	1.61
NPB：8年ねん		173	173	23	9	5	69	65	0	0	.515	4935	1157.1	1195	116	324	10	75	858	16	6	558	511	3.97	1.31

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

タイトル

• 最多さいた勝利しょうり：1回かい （2002年ねん）
• 最多さいた奪だつ三振さんしん：1回かい （2002年ねん）
• 最高さいこう勝率しょうりつ：1回かい （2002年ねん）

表彰ひょうしょう

• ベストナイン：1回かい （2002年ねん）
• 月間げっかんMVP：3回かい （2002年ねん5月がつ、2002年ねん6月がつ、2006年ねん4月がつ）
• 最優秀さいゆうしゅう投手とうしゅ：1回かい （2002年ねん）
• JA全農ぜんのうGo・Go賞しょう：1回かい （最多さいた奪だつ三振さんしん賞しょう：2002年ねん5月がつ）
• オールスターゲーム優秀ゆうしゅう選手せんしゅ賞しょう：1回かい （2002年ねん第だい2戦せん）

記録きろく

• オールスターゲーム出場しゅつじょう：1回かい （2002年ねん）

NPB投手とうしゅ記録きろく

• 初はつ登板とうばん・初はつ先発せんぱつ・初はつ勝利しょうり：2001年ねん6月がつ24日にち、対たい福岡ふくおかダイエーホークス15回戦かいせん（大阪おおさかドーム）、6回かい5失点しってん
• 初はつ奪だつ三振さんしん：同上どうじょう、2回かい表ひょうにトニー・ミッチェルから
• 初はつ完投かんとう勝利しょうり・初はつ完封かんぷう勝利しょうり：2002年ねん6月がつ1日にち、対たいオリックス・ブルーウェーブ9回戦かいせん（大阪おおさかドーム）
• 毎回まいかい奪だつ三振さんしん：2005年ねん4月がつ15日にち、対たい西武せいぶライオンズ3回戦かいせん（スカイマークスタジアム）
• 1000投球とうきゅう回数かいすう：2006年ねん8月がつ11日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ13回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、5回かい裏うら3死目しにめに新井あらい貴浩たかひろを右みぎ飛ひで達成たっせい　※史上しじょう306人にん目め

NPB打撃だげき記録きろく

• 初はつ打席だせき・初はつ安打あんだ：2001年ねん9月がつ29日にち、対たい千葉ちばロッテマリーンズ28回戦かいせん（千葉ちばマリンスタジアム）、7回かい表ひょうに渡辺わたなべ俊介しゅんすけから投手とうしゅ前ぜん内野ないや安打あんだ
• 初はつ本塁打ほんるいだ・初はつ打点だてん：2005年ねん5月がつ11日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ2回戦かいせん（東京とうきょうドーム）、7回かい表ひょうに内海うつみ哲也てつやから左ひだり越えつソロ

背番号せばんごう

• 49 （1998年ねん - 2000年ねん、2008年ねん）
• 25 （2001年ねん - 2005年ねん）
• 42 （2006年ねん - 2007年ねん）

登録とうろく名めい

• J.パウエル （2001年ねん - 2004年ねん、2006年ねん - 2008年ねん）
• JP （2005年ねん）

関連かんれん項目こうもく

• メジャーリーグベースボールの選手せんしゅ一覧いちらん P
• 北米ほくべい・欧州おうしゅう出身しゅっしんの日本にっぽんプロ野球やきゅう外国がいこく人じん選手せんしゅ一覧いちらん#アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
• 大阪おおさか近鉄きんてつバファローズの選手せんしゅ一覧いちらん
• オリックス・バファローズの選手せんしゅ一覧いちらん
• 読売よみうりジャイアンツの選手せんしゅ一覧いちらん
• 福岡ふくおかソフトバンクホークスの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 選手せんしゅの通算つうさん成績せいせきと情報じょうほう MLB、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき パウエル - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう

JP (野球やきゅう)に関かんするカテゴリ:

• オリックス・バファローズ及およびその前身ぜんしん球団きゅうだんの選手せんしゅ