スーパーロボット大戦たいせんV

スーパーロボット大戦たいせんV

ジャンル	シミュレーションRPG
対応たいおう機種きしゅ	PlayStation 4 PlayStation Vita Nintendo Switch Microsoft Windows （Steam配信はいしん）
開発元かいはつもと	B.B.スタジオ
発売はつばい元もと	バンダイナムコエンターテインメント
プロデューサー	寺田てらだ貴信たかのぶ 佐竹さたけ伸也しんや 塚づか中ちゅう健介けんすけ
シリーズ	スーパーロボット大戦たいせんシリーズ
人数にんずう	1人ひとり
メディア	[PS4]BD-ROM [PS Vita]PS Vitaカード [共通きょうつう]ダウンロード
発売はつばい日び	2017年ねん2月がつ23日にち[PS4][PS Vita] 2019年ねん10月3日にち[Switch][Steam]
対象たいしょう年齢ねんれい	CERO：C（15才さい以上いじょう対象たいしょう）
売上うりあげ本数ほんすう	[PS4・PS Vita] 25.3万まん本ほん 50万まん本ほん（出荷しゅっか本数ほんすう） [Switch] 6,874本ほん

『スーパーロボット大戦たいせんV』（スーパーロボットたいせんブイ）は、バンダイナムコエンターテインメントより発売はつばいされたゲームソフト。略称りゃくしょうは『スパロボV』。キャッチコピーは「鋼はがねの巨人きょじん達たちは、新あらたなる航海こうかい（Voyage）へ」。

2017年ねん2月がつ23日にちにPlayStation 4 / PlayStation Vitaへファーストリリース。2019年ねん10月3日にちにはNintendo SwitchとSteamへ移植いしょくされ、発売はつばいされた。

概要がいよう

さまざまなアニメ・漫画まんが・小説しょうせつに登場とうじょうするロボットたちやそのパイロットなど関係かんけい者しゃたちが競演きょうえんするクロスオーバー作品さくひん「スーパーロボット大戦たいせんシリーズ」（スパロボ）の1つ。スパロボシリーズ生誕せいたん25周年しゅうねんプロジェクトの第だい2弾だんタイトルとして、25周年しゅうねんイベント「鋼はがねの超ちょう感謝かんしゃ祭さい」で発表はっぴょうされた。

メインプラットフォームをPS4へ移うつしたことでさらにグラフィックが細こまかくなっているほか、PS Vita版ばんとのクロスセーブにも対応たいおう。マップ画面がめんは『スーパーロボット大戦たいせんZ』以来いらいのクォータービューを、シナリオデモのレイアウトはバストアップ形式けいしきを採用さいよう。また、カスタムサウンドトラックにも対応たいおうしている。

『第だい3次じスーパーロボット大戦たいせんZ 時とき獄ごく篇へん』開発かいはつ時じには構想こうそうが立たてられており、その続編ぞくへん『第だい3次じスーパーロボット大戦たいせんZ 天てん獄ごく篇へん』開発かいはつ終了しゅうりょう後ごに開発かいはつが始はじまった。続編ぞくへんの発売はつばいの予定よていはなくストーリーも本ほん作さくのみで完結かんけつすると明言めいげんされている。

版権はんけん作品さくひんを扱あつかうシリーズ作品さくひんとしては初はじめてアジアでも展開てんかいされ、海外かいがい版ばんの声こえもオリジナルの声優せいゆうが担当たんとうしている。

「PlayStation Awards 2018」において、アジア地域ちいきで累計るいけい生産せいさん出荷しゅっか数すう・配信はいしん枚数まいすうが50万まん本ほんを超こえた作品さくひんに贈おくられる「Gold Prize」を受賞じゅしょうした。

PS4版はんは後方こうほう互換ごかんによりPlayStation 5でもプレイ出来できる。

あらすじ

本ほん作さくのストーリーは、男性だんせいの叢雲むらくも総司そうし（ソウジ）と女性じょせいの如月きさらぎ千せん歳さい（チトセ）のいずれかを主人公しゅじんこうとして展開てんかいされ、選えらばれなかったほうの人物じんぶつは仲間なかまとして登場とうじょうする。

便宜上べんぎじょう、以下いかのあらすじはソウジを主人公しゅじんこうとして記述きじゅつする。チトセが主人公しゅじんこうの場合ばあい、人間にんげん関係かんけいは変化へんかするが、全体ぜんたい的てきなストーリー展開てんかいに違ちがいはない。

第だい1 - 8話わ

新正しんしょう暦れき2199年ねん、地球人ちきゅうじん類るいは滅亡めつぼうの危機ききに瀕ひんしていた。外そと宇宙うちゅうより侵攻しんこうしてきたガミラス帝国ていこくの放はなつ遊星ゆうせい爆ばく弾だんによって、地球ちきゅうは海うみの干上ひあがった真まっ赤かな星ほしと化かし、かろうじて人々ひとびとの命いのちをつないだ地下ちか施設しせつの寿命じゅみょうも、残のこり1年ねんまで迫せまっていた。

人類じんるいが生いき延のびるためには、16万まん8000光年こうねんの彼方かなたにあるイスカンダルへ行いき、環境かんきょうを再生さいせいできるという「コスモリバースシステム」を受領じゅりょうするしかない。イスカンダルからの技術ぎじゅつ供与きょうよで完成かんせいした宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトは、沖田おきた十三じゅうざ艦長かんちょう以下いか、古代こだい進すすむらのクルーを乗のせ、星ほし々の海うみへ旅立たびだとうとする。

そのころソウジは、月つきで開発かいはつされた謎なぞのシステム ERS-100 を持参じさんして地球ちきゅうに降ふり、第だい三さん特殊とくしゅ戦略せんりゃく研究所けんきゅうじょのチトセに受うけ渡わたす仕事しごとを終おえていた。そこへ、ヤマトの発進はっしんを阻はばもうとするガミラスの尖兵せんぺいが襲撃しゅうげきをかけてくる。ソウジは研究所けんきゅうじょの試作しさく型がた機動きどう兵器へいきヴァングレイを持もち出だして応戦おうせんし、そのままチトセともどもヤマトに乗艦じょうかんすることになった。

ヤマトは初はつのワープ航法こうほうを成功せいこうさせて火星かせいから木星もくせいへと移動いどうし、土星どせいの衛星えいせいエンケラドゥスを経へて、遊星ゆうせい爆ばく弾だんの発射はっしゃ拠点きょてんである冥王星めいおうせいガミラス基地きちを陥落かんらくさせる。

太陽系たいようけいを脱だっしたのち、ワープ中ちゅうの事故じこにより次元じげん断層だんそうの中なかに落おち込こんだヤマトは、同様どうようの境遇きょうぐうとなったガミラス艦かんと共闘きょうとうして脱出だっしゅつを図はかるものの、ガミラスの大軍たいぐんと謎なぞの第だい三さん勢力せいりょくに挟撃きょうげきされる窮地きゅうちに陥おちいる。だがそのとき、突如とつじょとして時空じくうが歪ゆがみ、ヤマトを飲のみ込こむのだった。

第だい9 - 21話わ

ソウジとチトセは、青あおい海うみのほとりで目めを覚さました。ふたりは、自分じぶんたちが並行へいこう世界せかいの地球ちきゅうへと転移てんいしてしまったことを知しる。地元民じもとみんのタツさんの助たすけでなんとか生活せいかつすることはできたが、ヤマトの行方ゆくえはようとして知しれず、先さきの見みえない不安ふあんにチトセはふさぎ込こむ。

滅亡めつぼう寸前すんぜんの地球ちきゅうと比くらべれば、この世界せかいははるかに平和へいわであったが、それでも争あらそいはあった。謎なぞの少女しょうじょの導みちびきで再ふたたびヴァングレイに乗のり込こんだソウジは、旋風せんぷう寺てら舞まい人じんたち勇者ゆうしゃ特急とっきゅう隊たいや、ホシノ・ルリ率ひきいる独立どくりつナデシコ隊たいと協力きょうりょくして、悪党あくとうと戦たたかっていく。謎なぞの少女しょうじょの正体しょうたいが、アンドロイドの体からだを得えたヴァングレイのOS「システム99」であることを知しったソウジは、彼女かのじょにナインと名なづけた。人ひとの心しんの何なんたるかを知しろうとするナインは、以後いごさまざまな機動きどう兵器へいきのパイロットたちと交流こうりゅうを重かさねていく。

ナデシコ隊たいと因縁いんねんのあるテロリスト集団しゅうだん「火星かせいの後継こうけい者しゃ」が大々的だいだいてきに活動かつどうを開始かいしし、ヤマトが彼かれらに捕とらわれていることが明あきらかとなる。戦たたかう意欲いよくを失うしなったチトセの身柄みがらをタツさんに託たくし、ソウジはナデシコ隊たいへの協力きょうりょくを続つづけ、火星かせいの後継こうけい者しゃたちの手てからヤマトを解放かいほうする。そのままの勢いきおいでテロリストの本拠地ほんきょちである火星かせい極冠きょっかん遺跡いせきに攻せめ込こむ一いち行ぎょうだったが、以前いぜんに次元じげん断層だんそうの中なかで対峙たいじした謎なぞの敵てきが姿すがたを現あらわす。ソウジはガーディムの兵士へいしグーリーと名乗なのる謎なぞの敵てきを撃墜げきついするが、相手あいての正体しょうたいは依然いぜんとして不明ふめいのままだった。混戦こんせんの末すえに火星かせいの後継こうけい者しゃを壊滅かいめつさせたそのとき、世界せかいの調律ちょうりつ者しゃを自称じしょうするエンブリヲの介入かいにゅうで、遺跡いせきが大だい爆発ばくはつを起おこす。

第だい22 - 32話わ

一いち行ぎょうは気きがつくと、地球ちきゅう連邦れんぽうとネオ・ジオンが対峙たいじする別べつの世界せかいに転移てんいしていた。協議きょうぎの結果けっか、ヤマトの地球ちきゅうを新正しんしょう暦れき世界せかい、火星かせいの後継こうけい者しゃと戦たたかった地球ちきゅうを西暦せいれき世界せかい、そして今いまいる第だい3の地球ちきゅうを宇宙うちゅう世紀せいき世界せかいと呼称こしょうすることが決きまる。宇宙うちゅう世紀せいき世界せかいでは、新正しんしょう暦れき世界せかいの100年ねん前まえと同おなじ名前なまえの人物じんぶつや勢力せいりょくが活動かつどうしていたが、細部さいぶの歴史れきしは異ことなるようであった。

一いち行ぎょうはそれまでの経験けいけんから、並行へいこう世界せかいの壁かべを越こえるパラレルボゾンジャンプの技術ぎじゅつを確立かくりつさせ、ある程度ていどは自由じゆうに世界せかいを行いき来きできるようになった。

第だい33 - 34話わ

ガーディムが送おくり込こんだアンドロイドの細工ざいくによってヤマトの波動はどうエンジンが不調ふちょうに陥おちいり、さらに倒たおしたはずのグーリーまでもが現あらわれて、ナインの誘拐ゆうかいを試こころみる。ソウジはヴァングレイで立たち向むかうが、ガーディムの指揮しき官かんジェイミーの不意打ふいうちを受うけて機体きたいは中ちゅう破やぶする。しかしかねてから様々さまざまなメカニックに協力きょうりょくを仰あおいでいたナインは、すでに後継こうけい機きを組くみ上あげていた。ナインとともに乗のり込こむ新しん機体きたいの力ちからで、ソウジはグーリーとの決着けっちゃくをつけ、ジェイミーを撤退てったいに追おい込こむ。

かなりの無理むりを押おして新しん機体きたいを開発かいはつしていた理由りゆうをソウジに問とわれたナインは、自みずからがあのERS-100だったことを明あかす。資材しざいさえあればどんなものでも造つくり出だせるERS-100の本来ほんらいの役目やくめは、新正しんしょう暦れき世界せかいの地球ちきゅうを再生さいせいすることにあった。しかしソウジやチトセから人間にんげんの存在そんざいを教おしえられたERS-100は、より深ふかく人間にんげんについて知しるためにヴァングレイを組くみ上あげてそのOSを自称じしょうし、さらにはアンドロイドのナインとなったのであった。

第だい35 - 45話わ

エンブリヲ、秘密ひみつ結社けっしゃアマルガムを掌握しょうあくしたレナード、そして舞まい人じんが追おっていた「巨大きょだいな悪あく」エグゼブは、西暦せいれき世界せかいと宇宙うちゅう世紀せいき世界せかいを時空じくう融合ゆうごうさせて、すべてを滅ほろぼそうとする。時空じくう融合ゆうごうはかろうじて始祖しその龍りゅうアウラによって抑おさえられたが、それも長続ながつづきはしない。地球ちきゅうを救すくう唯一ゆいいつの方法ほうほうは、イスカンダルでコスモリバースシステムを得えることだった。ヤマトを旗艦きかんとし、3つの世界せかいの戦力せんりょくで結成けっせいされた地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かは、新正しんしょう暦れき世界せかいへとパラレルボゾンジャンプし、イスカンダルのある大だいマゼラン銀河ぎんがを目指めざす。

ガミラスの妨害ぼうがいをはねのけて進すすむ地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かに対たいし、ジェイミーが新あらたに差さし向むけた刺客しかくは、西暦せいれき世界せかいで暮くらしているはずのチトセだった。彼女かのじょの真意しんいが読よめず、ソウジは動揺どうようを隠かくせない。

第だい46 - 49話わ

地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かの行ゆく手てを、ガミラスの勇将ゆうしょうドメルが阻はばむ。二に重じゅう三さん重じゅうに張はり巡めぐらした作戦さくせんによって、ドメルはヤマトからイスカンダルの姫ひめユリーシャをさらおうとするが、森もり雪ゆきが取とり違ちがえられて連つれ去さられた。

ドメルを倒たおした一いち行ぎょうは、雪ゆきの行方ゆくえを追おってガミラスの収容しゅうよう所しょがある惑星わくせいレプタポーダに赴おもむくも、一足ひとあし遅おそく雪ゆきはガミラス本ほん星ほしまで移送いそうされてしまった。そしてユリーシャによって、ガミラスとイスカンダルが双子ふたご星ぼしであると明あかされる。

ガミラス本ほん星ほし近ちかくの宙ちゅう域いきで、チトセを伴ともなったガーディムが横槍よこやりを入いれてくる。チトセの機体きたいを無力むりょく化かしたソウジは彼女かのじょの救出きゅうしゅつに向むかうものの、実じつはガーディムの端末たんまつを基もとにして生うまれた存在そんざいだったナインが意志いしの自由じゆうを奪うばわれたため、おとなしく捕縛ほばくされる。

ソウジを迎むかえたガーディム第だい8艦隊かんたい司令しれいのアールフォルツは、ガーディム人じん唯一ゆいいつの生いき残のこりであり、その他たの人員じんいんはグーリーもジェイミーもすべてアンドロイドだった。アールフォルツは、かつてイスカンダルが波動はどうエネルギーを用もちいた武力ぶりょくでガーディムと大だいマゼラン銀河ぎんがの覇権はけんを争あらそった存在そんざいであると告つげ、またナインの起源きげんである文明ぶんめい再建さいけんシステム・ネバンリンナにより祖国そこくを復興ふっこうさせると述のべる。以前いぜんこの話はなしを聞きかされたチトセはイスカンダルに対たいして不信ふしん感かんを抱いだき、ネバンリンナの力ちからで地球ちきゅうを救すくってもらおうと考かんがえたのだった。しかしアールフォルツの目的もくてきは、再興さいこうした地球ちきゅうを新あらたな母はは星ぼしとして乗のっ取とることにあった。

一方いっぽう、雪ゆきの奪還だっかんに成功せいこうした地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かは、ガミラスの帝都ていとバレラスで総統そうとうデスラーと対峙たいじしていた。そこへアールフォルツも割わり込こんでくるが、デスラーは早々そうそうに撤退てったいすると、宇宙うちゅうから要塞ようさい都市とし「第だい二にバレラス」の一部いちぶを落下らっかさせて帝都ていとの臣民しんみんごと邪魔じゃま者しゃを葬ほうむり去さろうとする。ソウジは必死ひっしでナインに呼よびかけて彼女かのじょの心しんを取とり戻もどすと、真まっ向こう勝負しょうぶでの決着けっちゃくを望のぞむグーリーの手引てびきで、チトセともども脱出だっしゅつ。地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かはガーディムを駆逐くちくし、ヤマトの波動はどう砲ほうで落下らっかする要塞ようさいを破壊はかいしてバレラスを守まもり抜ぬいた。

第だい50 - 51話わ

ついにイスカンダルへとたどり着ついた地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かは、コスモリバースシステムを受領じゅりょうして帰途きとに就つく。勢いきおいに乗のった一いち行ぎょうは、エンブリヲやレナードの妨害ぼうがいを突破とっぱし、エグゼブの背後はいごにいた西暦せいれき世界せかいの支配しはい者しゃブラックノワールをも討うち取とる。だが、デスラーの最後さいごの逆襲ぎゃくしゅうによって生しょうじた混乱こんらんで、雪ゆきが命いのちを落おとしてしまう。悲嘆ひたんにくれる古代こだいだったが、そのときコスモリバースシステムがひとりでに作動さどうし、雪ゆきを蘇生そせいさせた。

時空じくう融合ゆうごうが進すすむ地球ちきゅう間近まぢかまで帰かえってきた地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かの前まえに、実じつは自みずからもアンドロイドだったアールフォルツが現あらわれ、過去かこの宇宙うちゅうから真しんのアールフォルツを召喚しょうかんする。自分じぶんに似にせたアンドロイドを容赦ようしゃなく処分しょぶんした真まアールフォルツは、ガーディムを再ふたたび銀河ぎんがの覇者はしゃとする野望やぼうをあらわにするも、地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かに追おい詰つめられたため、仲間なかまの第だい8艦隊かんたいを呼よび寄よせようとする。しかしガーディム人じんたちは、自律じりつ稼働かどうを始はじめたネバンリンナによって全員ぜんいん抹殺まっさつされていた。ナイン経由けいゆで地球人ちきゅうじんの高たかい精神せいしん性せいを学まなんだネバンリンナは、いつまでも傲慢ごうまんさを捨すてられないガーディム人じんに愛想あいそをつかし、護まもるに値あたいする新人しんじん類るいを自みずからの手てで生うみ出だすことにしたのだ。

不屈ふくつの闘志とうしで困難こんなんを乗のり越こえてきた地球ちきゅう艦隊かんたい・天てん駆かも、その不屈ふくつの闘志とうしを我わがものとしたネバンリンナには苦戦くせんを強しいられ、絶体絶命ぜったいぜつめいの危機ききに陥おちいる。ところが苦境くきょうの中なかにあって、互たがいへの愛あいを確認かくにんしたばかりの古代こだいと雪ゆきは希望きぼうを捨すてず、くじけようとしない。2人ふたりの姿すがたを見みたネバンリンナは、ナインが調しらべ損そこねたせいで知識ちしきが欠落けつらくしていた「愛あい」を理解りかいできずに混乱こんらんをきたし、その隙すきを突つかれて敗北はいぼくする。遠とおい昔むかしのガーディムに、覇業はぎょうよりも平穏へいおんな暮くらしを選えらんで地球ちきゅうに入植にゅうしょくした人ひとたちがおり、ヤマトクルーを含ふくむ新正しんしょう暦れき世界せかいの地球人ちきゅうじんにその遺伝子いでんしが受うけ継つがれていることを知しらされたネバンリンナは、自みずからが護まもり支ささえるべき者ものたちと敵対てきたいしていたことを悟さとり、機能きのう停止ていしした。

そして、雪ゆきの蘇生そせいと引ひき換かえに力ちからを失うしなっていたコスモリバースシステムは、沖田おきた艦長かんちょうが命いのちを捧ささげることで再ふたたび動うごき出だし、3つの世界せかいの地球ちきゅうをあるべき姿すがたへと戻もどすのだった。

ゲームシステム

ここでは、本ほん作さく特有とくゆうのシステムや新規しんき追加ついか・変更へんこうされたシステムについて解説かいせつする。シリーズ共通きょうつうのシステムについてはスーパーロボット大戦たいせんシリーズのシステムを参照さんしょう。

近年きんねんの作品さくひんにおける「小隊しょうたいシステム」のような複数ふくすうのユニットを一ひとつに編成へんせいするシステムは不ふ採用さいようとなっている。そのほか、精神せいしんコマンドは敵てきターン中ちゅうの戦闘せんとう直前ちょくぜんにも使用しようできるようになった。

TacP（タックポイント）

ZシリーズやOGシリーズにおける、「パイロットポイント（PP）」に相当そうとうする数値すうち。PPとは異ことなり、パイロット個人こじんではなく部隊ぶたいで一括いっかつして管理かんりする。

戦闘せんとうなどにより獲得かくとくするTacPを使用しようしてスキルルートを開発かいはつし、それに応おうじたスキルプログラムを獲得かくとくしていく。この他ほかにも戦闘せんとう中ちゅうに特定とくていの行動こうどうを行おこなうことでスキルプログラムを獲得かくとくできる。開発かいはつ済ずみのスキルはTacPの支払しはらいにより獲得かくとく可能かのう。プログラムを使用しようすることでパイロットに新あらたなスキルを習得しゅうとくさせたり、既すでに取得しゅとく済ずみスキルのレベルを上あげたりすることが可能かのう。パイロットステータスについても当該とうがいプログラムの使用しようにより伸のばせる（「ニュータイプ」など、養成ようせい不可ふかの技能ぎのうもある）。

なおTacPはパイロット養成ようせい以外いがいにファクトリー（後述こうじゅつ）での強化きょうかパーツの購入こうにゅうと、チーム全体ぜんたいを強化きょうかする「TACカスタマイズ」の効果こうかを上あげることにも使用しようできる（後述こうじゅつ）。

ファクトリー

ナイン加入かにゅう後ごに解放かいほうされる要素ようそ。『第だい3次じスーパーロボット大戦たいせんZ 天てん獄ごく篇へん』における「Dトレーダー」に相当そうとうする。強化きょうかパーツの購入こうにゅうや、部隊ぶたい全体ぜんたいに恩恵おんけいを受うける「TACカスタマイズ」をTacPで強化きょうかできる。

「TACカスタマイズ」は全ぜん4段階だんかいのGRADEで表示ひょうじされ、ストーリーが進すすむごとにGRADEが1段階だんかいづつ解放かいほうされる。

戦闘せんとう中ちゅうに該当がいとう行動こうどうをすることで新あらたな強化きょうかパーツを購入こうにゅう可能かのうになるほか、通常つうじょうよりも安価あんかで強化きょうかパーツを購入こうにゅうできる「お勧すすめ品ひん」がある。

また、ナインが様々さまざまな人間にんげんの個性こせいや志向しこうを理解りかいする人間にんげん調査ちょうさで、ストーリーの進行しんこうに応おうじたTacPを得えられることもある。

エクストラアクション、エクストラオーダー

敵てき機きを撃墜げきついしたり、味方みかた機きを修理しゅうり・補給ほきゅうするなどの一定いっていの条件じょうけんで溜たまる「ExC（エクストラカウント）」を消費しょうひして行おこなう行動こうどう。

移動いどう力りょくを上あげる「ブーストダッシュ」、敵てき機きの保有ほゆうするバリアなどの防御ぼうぎょ特殊とくしゅ効果こうかを無効むこう化かする「ダイレクトアタック」、確実かくじつにクリティカルヒットを出だす「スマッシュヒット」、敵てき機きを撃墜げきついするともう一度いちど行動こうどう可能かのうになる「マルチアクション」の4種類しゅるいのエクストラアクションと、戦艦せんかんユニットだけが持もつ、一定いってい範囲はんい内ないの味方みかた機きを回収かいしゅうする「緊急きんきゅう回収かいしゅう」、一定いってい範囲はんい内ないの味方みかた1機きの気力きりょくを上昇じょうしょうさせる「気力きりょく上昇じょうしょう」、一定いってい範囲はんい内ないの味方みかた機きにExCを補充ほじゅうする「ExC上昇じょうしょう」、一定いってい範囲はんい内ないの行動こうどう済ずみの味方みかた機きを再度さいど行動こうどうさせる「行動こうどう回復かいふく」の4種類しゅるいのエクストラオーダーがある。

エースボーナス、グレートエース

敵てき機きを60機き撃墜げきついすることで、パイロット固有こゆうの特殊とくしゅ能力のうりょくを得えられる「エースボーナス」に加くわえて、80機き撃墜げきついすると初期しょきSPとExCが増加ぞうかする「グレートエース」もある。

エースボーナスを得えたパイロットは、ファクトリーにてナインから祝福しゅくふくのメッセージが送おくられる。

ビギナーズモード

『スーパーロボット大戦たいせんOG ムーン・デュエラーズ』に引ひき続つづいて採用さいようされたシリーズ初心者しょしんしゃ向むけのモード。

『スーパーロボット大戦たいせんOG ムーン・デュエラーズ』の時ときとは異ことなり、選択せんたくしたゲームモードによる特定とくていルートが固定こてい化かされることはない他ほか、ゲーム開始かいし後ごでもオプションから変更へんこうすることが可能かのう。

なお、本ほん作さくのSRポイントは、ビギナーズモードになる間あいだでは取得しゅとくできない仕様しようとなっている。

原作げんさく設定せっていを再現さいげんしたシステム

プトレマイオス2によるトランザム（劇場げきじょう版ばん 機動きどう戦士せんしガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-）

トランザム攻撃こうげきはソレスタルビーイングのガンダムマイスターの使つかう4機きのガンダムは序盤じょばんから、途中とちゅう合流ごうりゅうするグラハム・エーカーならびにパトリック・コーラサワー機きは中盤ちゅうばんから使用しよう可能かのう。プトレマイオス2には序盤じょばんからトランザムコマンドが存在そんざいし、CBのガンダムが全ぜん機き出撃しゅつげき状態じょうたいでもコマンド使用しよう可能かのう。ターン制限せいげんはあるが武装ぶそうと移動いどう力りょくとが飛躍ひやく的てきに向上こうじょうし、一部いちぶ武装ぶそうが移動いどう後ごも使用しよう可能かのうとなる。

ティエリアのサブパイロット化か（劇場げきじょう版ばん 機動きどう戦士せんしガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-）

終盤しゅうばんラファエルガンダムの撃破げきはで再現さいげんしたステージを通過つうかした場合ばあい、原作げんさくと同様どうようにティエリアを00クアンタのサブパイロットにする以外いがいに、オリジナル展開てんかいとしてラファエルガンダムとティエリアをそのまま残のこすことを選択せんたくできる。

サブパイロットにする場合ばあいラファエルガンダムとティエリアに使つかった改造かいぞう資金しきんとTacPが返還へんかんされる。

システム掌握しょうあく（劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-）

ナデシコC専用せんようの特殊とくしゅコマンド。1マップに1回かいだけ、ルリによるシステムハッキングで敵てき全ぜん機体きたいに「分析ぶんせき」「かく乱らん」がかかる。

魔神まじん化か（真まマジンガーZERO vs暗黒あんこく大将軍だいしょうぐん）

甲かぶと児じの気力きりょくが150を超こえると発動はつどう可能かのう。コマンド選択せんたく後ご、マジンガーZがマジンガーZEROに変化へんかする。当該とうがいマップでZEROからZに戻もどることは不可ふか。

擬似ぎじシン化か（ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん：破やぶ）

エヴァンゲリオン初号しょごう機きの固有こゆう技能ぎのう。シンジが気力きりょく170以上いじょうかつシンクロ率りつが90％を超こえると発動はつどうする。

武器ぶき性能せいのうが上昇じょうしょうし、特殊とくしゅ能力のうりょく「HP回復かいふく（小しょう）」「EN回復かいふく（大だい）」がかかる。さらにMAP兵器へいき版ばん「衝撃波しょうげきは」が使用しよう可能かのうになる。

波動はどう砲ほう（宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199）

宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトの最強さいきょう武装ぶそう「波動はどう砲ほう」は、通常つうじょうのステージでは使用しようできないが、終盤しゅうばんのあるステージに限かぎり使用しよう可能かのうとなる。当該とうがいステージで波動はどう砲ほうを使用しようするか否ひは、1周しゅう目めで隠かくしエンディングルートに進すすむか否いやかに大おおきく影響えいきょうを与あたえる（2周しゅう目め以降いこうは無条件むじょうけんで進すすむか否ひかを選択せんたくできる）。なお、隠かくしエンディングルートに進すすむ場合ばあいのみ、最終さいしゅう話はなしのイベント以降いこうは波動はどう砲ほうが再ふたたび使用しよう可能かのうとなる。

宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトの波動はどう砲ほうの使用しよう可能かのうなマップが限かぎられている理由りゆうは、波動はどう砲ほうは人間にんげんに向むけては撃うたないものであり（波動はどう砲ほう#リメイクアニメシリーズにおける設定せっていを参照さんしょう）、同どう作さくの監督かんとくである出渕いずぶち裕ひろしから、ゲーム作品さくひんにおいてもそうであって欲ほしいという意見いけんを受うけたため。

参戦さんせん作品さくひん

一覧いちらん

★マークはシリーズ初はつ参戦さんせん。

• 無敵むてき超人ちょうじんザンボット3
• 無敵むてき鋼こう人じんダイターン3
• 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム
• 機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた
• 機動きどう戦士せんしガンダム 逆襲ぎゃくしゅうのシャア
• ★機動きどう戦士せんしガンダム 閃光せんこうのハサウェイ
• 機動きどう戦士せんしクロスボーン・ガンダム
• ★機動きどう戦士せんしクロスボーン・ガンダム スカルハート
• ★機動きどう戦士せんしクロスボーン・ガンダム 鋼鉄こうてつの7人にん
• 機動きどう戦士せんしガンダムSEED DESTINY
• 劇場げきじょう版ばん 機動きどう戦士せんしガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
• 機動きどう戦士せんしガンダムUC
• ★勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン
• 劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-
• 真しん(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界せかい最後さいごの日ひ
• 真まマジンガー 衝撃しょうげき! Z編へん
• ★真まマジンガーZERO vs暗黒あんこく大将軍だいしょうぐん
• フルメタル・パニック!
• フルメタル・パニック? ふもっふ
• フルメタル・パニック! The Second Raid
• フルメタル・パニック!（原作げんさく小説しょうせつ版ばん）
• ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん:序じょ
• ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん:破やぶ
• ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん:Q
• ★宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199
• ★クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ

解説かいせつ

全ぜん26作品さくひん。新規しんき参戦さんせん作品さくひんは7作品さくひん。『機動きどう戦士せんしガンダム 閃光せんこうのハサウェイ』・『機動きどう戦士せんしクロスボーン・ガンダム 鋼鉄こうてつの7人にん』・『真まマジンガーZERO vs暗黒あんこく大将軍だいしょうぐん』・『ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん:Q』は機体きたいのみの参戦さんせん。このほか、上記じょうきのリストには記載きさいされていないが、マジンガーシリーズ原作げんさくの流ながれを踏ふまえた本ほん作さくオリジナルロボット「マジンエンペラーG」が登場とうじょう。また、「スーパーロボット大戦たいせん25周年しゅうねんスペシャル参戦さんせん」として、『第だい4次じスーパーロボット大戦たいせん』から本ほんシリーズオリジナルロボットのグルンガストとヒュッケバインが登場とうじょうする。

本ほん作さくはシリーズ25周年しゅうねんの集大成しゅうたいせいであることから、さまざまな世代せだいに思おもい入いれの深ふかい作品さくひんを参戦さんせんさせることが考かんがえられたといい、『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』や『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』がそれに当あたる。小説しょうせつ作品さくひんや漫画まんが作品さくひんがいくつか参戦さんせんしているのは、本ほん作さくの参戦さんせん作品さくひん選択せんたく基準きじゅんの1つである、クロスオーバーで新あたらしい試こころみを行おこなうというものによる。また、本ほん作さくはこれまで以上いじょうにアンケートを重視じゅうししたといい、ファンの多おおい「勇者ゆうしゃシリーズ」の作品さくひんとして『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』、最近さいきんの作品さくひんとして『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』がアンケートを参考さんこうに選出せんしゅつされている。

プロデューサーの寺田てらだ貴信たかのぶによれば、『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199』の参戦さんせんは以前いぜんから考かんがえられていたが、ロボットがアナライザーしかいないため悩なやんでいたという。だが、鈴村すずむら健一けんいちの同どう作さくへの熱意ねついや、BNEからの新あらたなクロスオーバーの要望ようぼうを受うけ、参戦さんせんに至いたった。

多数たすうの強力きょうりょくなスーパーロボットが活躍かつやくする本ほんゲームにおいて、『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199』の基本きほん設定せっていであるガミラス帝国ていこくの攻撃こうげきで滅亡めつぼう寸前すんぜんとなった地球ちきゅうをそのまま再現さいげんすることは難むずかしいため、並行へいこう世界せかいの関係かんけいにある複数ふくすうの地球ちきゅうを舞台ぶたいとする構想こうそうが生うまれ、ヤマトの地球ちきゅうにはあまりスーパーロボットはいない設定せっていにした。またこのことが、同おなじく並行へいこう世界せかいを題材だいざいとした『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』の参戦さんせんにつながっている。『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』における特殊とくしゅな世界せかい観かんと設定せっていは、原作げんさくに登場とうじょうする国々くにぐにを「始祖しそ連合れんごう国こく」として鎖国さこく状態じょうたいにすることで再現さいげんしている。

『フルメタル・パニック!（原作げんさく小説しょうせつ版ばん）』のアニメ未み登場とうじょうキャラクターには、原作げんさく者しゃである賀が東ひがし招二の監修かんしゅうを受うけて音声おんせいが付つけられた。またゲーム用ようグラフィックは四季しき童子どうじによりデザインされている。

『機動きどう戦士せんしクロスボーン・ガンダム 鋼鉄こうてつの7人にん』は原作げんさくのエピソードが入はいる予定よていだったが、作品さくひん間あいだでのエピソードの調整ちょうせいで良よい条件じょうけんが組くみ上あがらなかったため断念だんねんされ、機体きたいのみの参戦さんせんとなった。

「V」という作品さくひん名めいに反はんして参戦さんせん作品さくひんに「V」のつく作品さくひんがないが、これは参戦さんせん作品さくひんがすべて決きまった後のちに作品さくひん名めいが決定けっていしたためである。もともと「V」は「αあるふぁ」「Z」と並ならんで20年来ねんらいタイトル候補こうほに挙あげられたものであり、『スーパーロボット大戦たいせんZ』も当初とうしょは「V」にすることを考かんがえられていた。本ほん作品さくひんでは開発かいはつ時じの仮称かしょうとして「V」を用もちいていたが、ほかに適当てきとうなタイトルが出でてこなかったこともあり、そのまま正式せいしき名めいとして採用さいようされた。イベントでの発表はっぴょう時じに「Voyage（航海こうかい）」という意味いみが与あたえられた。

パッケージ登場とうじょう機体きたい

通常つうじょう版ばん

• マジンガーZERO - 『真まマジンガーZERO vs暗黒あんこく大将軍だいしょうぐん』
• 真まゲッター1 - 『真しん（チェンジ!!）ゲッターロボ 世界せかい最後さいごの日ひ』
• エヴァンゲリオン初号しょごう機き（擬似ぎじシン化か第だい1覚醒かくせい形態けいたい） - 『ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん：破やぶ』
• マイトガイン - 『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』
• ΖぜーたΖぜーたガンダム - 『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』
• νにゅーガンダム - 『機動きどう戦士せんしガンダム 逆襲ぎゃくしゅうのシャア』
• ARX-8 レーバテイン - 『フルメタル・パニック！（原作げんさく小説しょうせつ版ばん）』
• ブラックサレナ - 『劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-』
• ヴィルキス - 『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』
• 宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト - 『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199』
• ナデシコC - 『劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-』

プレミアムアニメソング&サウンドエディション

• ヴィルキス - 『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』
• マジンガーZ（ゴッドスクランダー装備そうび） - 『真まマジンガー 衝撃しょうげき! Z編へん』
• ΖぜーたΖぜーたガンダム - 『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』
• エヴァンゲリオン初号しょごう機き - 『ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん』
• ザンボット3 - 『無敵むてき超人ちょうじんザンボット3』
• マイトガイン - 『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』
• ARX-7 アーバレスト - 『フルメタル・パニック！The Second Raid』
• 真まゲッター1 - 『真しん（チェンジ!!）ゲッターロボ 世界せかい最後さいごの日ひ』
• Ξくしーガンダム - 『機動きどう戦士せんしガンダム 閃光せんこうのハサウェイ』
• ブラックサレナ - 『劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-』
• 宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト - 『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199』

オリジナルキャラクター

防衛ぼうえい隊たい

叢雲むらくも 総司そうし（ムラクモ ソウジ）

声こえ - 桐本きりもと拓哉たくや

男おとこ主人公しゅじんこう。月面げつめん特殊とくしゅ戦略せんりゃく研究所けんきゅうじょ防衛ぼうえい隊たいの隊員たいいん。

デザインは渡邉わたなべ亘わたる。

如月きさらぎ 千せん歳さい（キサラギ チトセ）

声こえ - 神田かんだ朱しゅ未ひつじ

女おんな主人公しゅじんこう。第だい三さん特殊とくしゅ戦略せんりゃく研究所けんきゅうじょ防衛ぼうえい隊たいの隊員たいいん。

デザインは渡邉わたなべ亘わたる。

ナイン

声こえ - 山本やまもと希望きぼう

ソウジやチトセとともに行動こうどうする謎なぞの少女しょうじょ。

デザインは渡邉わたなべ亘わたる。

ニコラ・ヴィルヘルム研究所けんきゅうじょ

ヴェルターブ・テックスト

声こえ - 金本かなもと涼すずか輔

ヒュッケバインのテストパイロット。愛称あいしょうは「ヴェルト」。

デザインは糸井いとい美帆みほ。

シャルロッテ・ヘイスティング

声こえ - 照井てるい春はる佳けい

グルンガストのテストパイロット。愛称あいしょうは「ロッティ」。

デザインは糸井いとい美帆みほ。

超ちょう文明ぶんめいガーディム

アールフォルツ・ローム・ハルハラス

声こえ - 中田なかた譲治じょうじ

ジェイミー・リータ・スラウシル

声こえ - 庄司しょうじ宇芽香が

グーリー・タータ・ガルブラズ

声こえ - 田中たなか一成いっせい

ソルジャー

声こえ - 田中たなか一成いっせい

コマンダー

声こえ - 庄司しょうじ宇芽香が

システム・ネバンリンナ

声こえ - 鶴つるひろみ

オリジナルメカ

ヴァングレイ

デザインは清水しみず栄一えいいち。ナインが設計せっけい、開発かいはつした機体きたい。武器ぶきを積つめるだけ積つみ込こみ、加くわえて強烈きょうれつな機動きどう力りょくを持もたせており非常ひじょうにピーキーな仕様しようになっているがナインの補佐ほさによって戦闘せんとう歴れきの浅あさい女性じょせい主人公しゅじんこうでも操作そうさが可能かのうとなっている。コクピット内ないはパイロットスーツ無なしでも問題もんだいないほどの安全あんぜん性せいを完備かんびしている。修理しゅうり機能きのう付つき。

ヴァングレイII

戦闘せんとうによって大破たいはしたヴァングレイを修理しゅうりしたもの。姿すがたは変かわっていないが全体ぜんたい的てきに性能せいのうは向上こうじょうしているものの修理しゅうり機能きのうは外はずされている。条件じょうけんを満みたすとサブ主人公しゅじんこうが搭乗とうじょうして自軍じぐん入いりする隠かくし機体きたい扱あつかい。

ヴァングネクス

後継こうけい機きのひとつで中盤ちゅうばんでの選択肢せんたくしで【スピードを求もとめる】とこの機体きたいになる。いわゆるリアル系けい寄よりの性能せいのうとなり、マップ兵器へいきも追加ついかされる。

グランヴァング

後継こうけい機きのひとつで【パワーを求もとめる】とこの機体きたいになる。スーパー系けい寄よりの機体きたいで火力かりょくは非常ひじょうに高たかい。なお、上うえのヴァングネクス同様どうよう乗のり換かえ直後ちょくごは最大さいだい威力いりょくの武装ぶそうはなく、終盤しゅうばんにて追加ついかされる。

アールヤブ

プラーマグ

マーダヴァ

マーダヴァ・デク

スリニバーサ

バースカル

アーケイディア

ヒュッケバインやグルンガストに関かんしては個別こべつ記事きじを参照さんしょう。なお、両りょうロボの本編ほんぺん登場とうじょうは通常つうじょうは中盤ちゅうばん以降いこうからとなるが、初回しょかい出荷しゅっか版ばんに封入ふうにゅうされた特典とくてん「オリジナルコード」をゲーム内ないで（第だい2話わまでに）入力にゅうりょくすれば序盤じょばんから使用しよう可能かのうとなる。このコードは初回しょかい盤ばんのみで、その後ごも追加ついか有料ゆうりょう配信はいしんでの解禁かいきんも一切いっさいされていない。

主題歌しゅだいか

オープニングテーマ「THE EXCEEDER」

歌うた：JAM Project

エンディングテーマ「NEW BLUE」

歌うた：JAM Project

期間きかん限定げんてい生産せいさん版ばん収録しゅうろく曲きょく

本ほん作さくの期間きかん限定げんてい生産せいさん版ばん「プレミアムアニメソング＆サウンドエディション」では、各かくユニットの出自しゅつじ作品さくひんで用もちいられていた原曲げんきょくが収録しゅうろく（全ぜん35曲きょく。ゲーム用ように尺しゃくを調整ちょうせいした盤ばん）されており、それをBGMとして戦闘せんとう時じに流ながすことが可能かのうとなっている。Switch版ばんではダウンロード版ばんのみでの発売はつばいとなる。またSwitch版ばんでは通常つうじょう版ばんと期間きかん限定げんてい生産せいさん版ばんはセーブデータを共有きょうゆうできない。

1. 行いけ!ザンボット3 - 堀ほり光ひかり一路いちろ（『無敵むてき超人ちょうじんザンボット3』主題歌しゅだいか）
2. カムヒア!ダイターン3 - 藤原ふじわら誠まこと（『無敵むてき鋼こう人じんダイターン3』主題歌しゅだいか）
3. 水みずの星ほしへ愛あいをこめて - 森口もりぐち博子ひろこ（『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』2nd主題歌しゅだいか）
4. 宇宙うちゅうを駆かける〜ゼータの発動はつどう - 三枝さえぐさ成彰しげあき：作曲さっきょく（『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』サウンドトラックより）
5. アニメじゃない〜夢ゆめを忘わすれた古ふるい地球人ちきゅうじんよ〜 - 新井あらい正人まさと（『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』主題歌しゅだいか）
6. サイレント・ヴォイス - ひろえ純じゅん（『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』2nd主題歌しゅだいか）
7. BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙うちゅうを越こえて) - TM NETWORK（『機動きどう戦士せんしガンダム 逆襲ぎゃくしゅうのシャア』主題歌しゅだいか）
8. MAIN TITLE - 三枝さえぐさ成彰しげあき：作曲さっきょく（『機動きどう戦士せんしガンダム 逆襲ぎゃくしゅうのシャア』サウンドトラックより）
9. ignited -イグナイテッド- - T.M.Revolution（『機動きどう戦士せんしガンダムSEED DESTINY』主題歌しゅだいか）
10. vestige -ヴェスティージ- - T.M.Revolution（『機動きどう戦士せんしガンダムSEED DESTINY』挿入歌そうにゅうか）
11. DAYBREAK'S BELL - L'Arc〜en〜Ciel（『機動きどう戦士せんしガンダム00』主題歌しゅだいか）
12. 閉とざされた世界せかい - THE BACK HORN（『劇場げきじょう版ばん 機動きどう戦士せんしガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』主題歌しゅだいか）
13. Everlasting - Kylee（『機動きどう戦士せんしガンダムUC episode 2 赤あかい彗星すいせい』エンディング曲きょく）
14. StarRingChild - Aimer（『機動きどう戦士せんしガンダムUC episode 7 虹にじの彼方かなたに』エンディング曲きょく）
15. 嵐あらしの勇者ゆうしゃ（ヒーロー） - 岡おか柚ゆず瑠（『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』主題歌しゅだいか）
16. レッツ・マイトガイン!! - 露ろ湖こ藻も雷蔵らいぞう（『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』挿入歌そうにゅうか）
17. グレート・ダッシュ!! - 露ろ湖こ藻も雷蔵らいぞう & 海うみ蔵ぞう（『勇者ゆうしゃ特急とっきゅうマイトガイン』挿入歌そうにゅうか）
18. YOU GET TO BURNING - 松澤まつざわ由美ゆみ（『機動きどう戦艦せんかんナデシコ』主題歌しゅだいか）
19. Dearest - 松澤まつざわ由美ゆみ（『劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-』主題歌しゅだいか）
20. ナデシコのテーマII - 服部はっとり隆之たかゆき：作曲さっきょく（『劇場げきじょう版ばん機動きどう戦艦せんかんナデシコ -The prince of darkness-』サウンドトラックより）
21. 今いまがその時ときだ - 水木みずき一郎いちろう（『真しん(チェンジ)!!ゲッターロボ 世界せかい最後さいごの日ひ』主題歌しゅだいか）
22. HEATS - 影山かげやまヒロノブ（『真しん(チェンジ)!!ゲッターロボ 世界せかい最後さいごの日ひ』2nd主題歌しゅだいか）
23. 感かんじてKnight - ULTIMATE LAZY for MAZINGER（『真まマジンガー 衝撃しょうげき!Z編へん』主題歌しゅだいか）
24. 守護神しゅごじん-The guardian - JAM Project（『真まマジンガー 衝撃しょうげき!Z編へん』2nd主題歌しゅだいか）
25. tomorrow - 下川しもかわみくに（『フルメタル・パニック!』主題歌しゅだいか）
26. それが、愛あいでしょう - 下川しもかわみくに（『フルメタル・パニック? ふもっふ』主題歌しゅだいか）
27. 南風みなみかぜ - 下川しもかわみくに（『フルメタル・パニック! The Second Raid』主題歌しゅだいか）
28. 翼つばさをください - 林原はやしばらめぐみ/スペシャル・キッズ（『ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん:破やぶ』劇げき中歌なかうた）
29. Gods Message - 鷺巣さぎす詩し郎ろう：作曲さっきょく（『ヱヴァンゲリヲン新しん劇場げきじょう版ばん:Q』サウンドトラックより）
30. 宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199のテーマ - 宮川みやがわ泰やすし:作曲さっきょく/宮川みやがわ彬あきら良りょう:編曲へんきょく/葉は加瀬かせ太郎たろう：演奏えんそう（『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199 星ほし巡めぐる方舟はこぶね』主題しゅだい曲きょく）
31. ヤマト出撃しゅつげき - 宮川みやがわ泰やすし:作曲さっきょく/宮川みやがわ彬あきら良りょう:編曲へんきょく（『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199 星ほし巡めぐる方舟はこぶね』サウンドトラックより）
32. 禁断きんだんのレジスタンス - 水樹みずき奈々なな（『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』主題歌しゅだいか）
33. 真実しんじつの黙示録もくしろく - 高橋たかはし洋子ようこ（『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』2nd主題歌しゅだいか）
34. 永遠えいえん語かたり〜El Ragna〜 - アンジュ（cv.水樹みずき奈々なな）サラ（cv.堀江ほりえ由衣ゆい）（『クロスアンジュ 天使てんしと竜りゅうの輪舞りんぶ』劇げき中歌なかうた）
35. TIME TO COME（『第だい4次じスーパーロボット大戦たいせん』サウンドトラックより）

プロモーション

イベント

2016年ねん6月がつ4日にち開催かいさいのイベント「鋼はがねの超ちょう感謝かんしゃ祭さい2016」にて制作せいさく発表はっぴょう。さらには魂たましいウェブ公式こうしきサイトにて本ほん作さくが「マジンエンペラーG」のデビュー作さくになることが明あかされた。

テレビCM

第だい1弾だんは芸人げいにん博多はかた大吉だいきちがスパロボ愛あいについて語かたる「条件じょうけん反射はんしゃ篇へん」、第だい2弾だんは「加速かそく篇へん」、第だい3弾だんは声優せいゆう檜山ひやま修之のぶゆきがナレーションを務つとめる「発売はつばい中篇ちゅうへん」が公開こうかいされた。

WebCM

博多はかた大吉だいきちによる「ロングインタビュー」「ゲームプレイ」「スパロボ大喜だいぎ利り」が配信はいしんされている。

初回しょかい封入ふうにゅう特典とくてん

以下いかの3点てんが解禁かいきんされるプロダクトコード付つき。

1. 強化きょうかパーツや資金しきんがもらえるシナリオ「スペシャルスターター・パック」
2. PS4・Vita用よう「オリジナルテーマ」
3. 「グルンガスト」「ヒュッケバイン」がゲーム序盤じょばんから使用しよう可能かのう

さらに、パッケージ版ばんには「スパロボVクルセイド特製とくせいプロモーションカード」、ダウンロード版ばんには強化きょうかパーツ「Vクリスタル」が同どう梱こりされる。

関連かんれん作品さくひん

• スーパーロボット大戦たいせんX-Ωおめが - 『V』の前日ぜんじつ談だんであるユニットクエスト「もう1機きのヒュッケバイン」にヴェルトが登場とうじょう。同おなじくヒュッケバインのテストパイロットであるシズキ・シズカワとの関かかわりが描えがかれている。
• スーパーロボット大戦たいせんT- 『V』の後日ごじつ談だんで条件じょうけんを満みたすと隠かくしシナリオで、ソウジ、チトセ、ナイン、ヴェルト、ロッティと各かく機体きたい（ヴァングネクス、グランヴァング、ヒュッケバイン、グルンガスト）がスポット参戦さんせん。後のちに発売はつばいされたDLC「エキスパンション・シナリオ」で5人にん全員ぜんいんが正規せいき参加さんか。さらに敵てき側がわとして超ちょう文明ぶんめいガーディムの幹部かんぶ（アールフォルツ、ジェイミー、グーリー）およびネバンリンナが復活ふっかつする。なおスポット参戦さんせんの搭乗とうじょう機体きたいは、ソウジはヴァングネクス、チトセはグランヴァングで固定こていされているが、エキスパンション・シナリオでの参入さんにゅう以降いこうは相互そうごに乗のり換かえが可能かのうとなる。なおナインは2人ふたりになり、両者りょうしゃのサブパイロットとして使用しよう可能かのう。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『スーパーロボット大戦たいせんV パーフェクトバイブル』カドカワ、2017年ねん3月がつ30日にち。ISBN 978-4-04-733246-1。 

外部がいぶリンク

• スーパーロボット大戦たいせんV 公式こうしきサイト
• Nintendo Switch&Steam版ばん 公式こうしきサイト