イスカンダル (宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト)

イスカンダル（英語えいご：Iscandar）は、アニメ「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトシリーズ」に登場とうじょうする架空かくうの惑星わくせい。および、同どう惑星わくせいに栄さかえた文明ぶんめいや国家こっか。

名前なまえは、SF設定せっていの豊田とよだ有恒ありつねが、インド語ごの「アレキサンダー大王だいおう」から名なづけたと語かたっている。

劇げき中ちゅうでの描写びょうしゃ

西暦せいれき2199年ねん、ガミラスの攻撃こうげきにより滅亡めつぼうの淵ふちに立たたされた地球人ちきゅうじん類るいに、イスカンダルのスターシャは波動はどうエンジンの技術ぎじゅつを提供ていきょうし、放射能ほうしゃのう除去じょきょ装置そうちコスモクリーナーDを取とりに来くるようにメッセージを伝つたえる。このメッセージを受うけ、沖田おきた十三じゅうざ率ひきいる宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトはイスカンダルへと旅立たびだつ。

惑星わくせいの特徴とくちょう

地球ちきゅうから14万まん8千せん光年こうねん離はなれた大だいマゼラン星雲せいうんサンザー太陽系たいようけいの第だい8番ばん惑星わくせいで、軌道きどう半径はんけいは約やく3億おくkm、直径ちょっけいは1万まん6,600km。宇宙うちゅう空間くうかんからの外観がいかんは非常ひじょうに美うつくしく、大気たいき組成そせいや動植物どうしょくぶつなどの生態せいたい系けいは地球ちきゅうと酷似こくじしている地球ちきゅう型がた惑星わくせいである。なお、地表ちひょう面めんの大半たいはんが海うみで覆おおわれており、陸地りくちはごくわずかである。

しかし、その外見がいけんとは裏腹うらはらにガミラス本ほん星ほし同様どうよう、死期しきが（数すう万まん年ねん後ごに）迫せまった年老としおいた惑星わくせいである。既すでに惑星わくせい全体ぜんたいが極きわめて不安定ふあんていな状態じょうたいにあり、陸地りくちが極きわめて少すくない地形ちけいも地殻ちかく変動へんどうによって大陸たいりくのほとんどが海うみに没ぼっした結果けっかである（それとは正せい反対はんたいに、既すでに惑星わくせい内部ないぶの（核かくやマントルの）活動かつどうが停止ていししており（つまり極きわめて安定あんてい的てき）、大陸たいりくプレートの移動いどうや造山つくりやま活動かつどうや土地とち隆起りゅうきが起おこらなくなり、新あらたな陸地りくちが作つくられなくなったために長ながい年月としつきの風化ふうか浸食しんしょく作用さようで陸地りくちが削けずられて海面かいめん下かに没ぼっした、という意味いみの説明せつめいが小説しょうせつ版ばんでなされたこともある）。

ガミラス本ほん星ほしとは二に重じゅう惑星わくせい（二に連れん星ほし）である。イスカンダル特有とくゆうの「イスカンダリウム」という資源しげん（放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつ）を豊富ほうふに埋蔵まいぞうしている。

イスカンダルの歴史れきし

イスカンダルは、かつてガミラス帝国ていこく以上いじょうの科学かがく力りょくを誇ほこっていたが、種族しゅぞくとしてすでに滅亡めつぼうしており、王族おうぞくの末裔まつえいであるスターシャとサーシャの姉妹しまいのみが暮くらしていた。絶大ぜつだいな科学かがく力りょくを誇ほこっていた名残なごりとして、波動はどうエンジン、コスモクリーナーDなどの設計せっけい図ずがあるが、文明ぶんめいが滅ほろんでいるイスカンダルではそれらを製造せいぞう及および組くみ立たてる技術ぎじゅつ力りょくはすでに失うしなわれていた。そのサーシャも地球ちきゅうへの使者ししゃ行ぎょうで命いのちを落おとし、ヤマトがイスカンダルに到着とうちゃくしたとき出迎でむかえたのは、スターシャただ一いち人にんであった。

二に重じゅう惑星わくせいであるガミラスからの侵略しんりゃくを逃のがれていたことに関かんして、劇場げきじょう版ばん『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト』のスターシャ死亡しぼう編へんでは、スターシャが古代こだい達たちにコスモクリーナーDについて「これは、あの二に重じゅう惑星わくせいガミラスの凶悪きょうあくなデスラーさえも、このイスカンダルに手てが出だせなかったほどの素晴すばらしい物ものです（原文げんぶんママ）」と説明せつめいしており、コスモクリーナーDの抑止よくし力りょくによるものと理由りゆう付づけがされている。

惑星わくせいそのものの死期しきが迫せまっているが、侵略しんりゃくという形かたちで生存せいぞんの道みちを模索もさくしたガミラスとは異ことなり、星ほしと運命うんめいを共ともにする道みちを選択せんたくしており、沖田おきたの「地球ちきゅうに来こないか」との申もうし出でも拒否きょひしている。

暗黒あんこく星団せいだん帝国ていこくが襲来しゅうらいした際さい、ガミラス星ぼしが爆ばく散さんした影響えいきょうで、ガミラス星ぼしとの引力いんりょくのバランスが失うしなわれたために、惑星わくせい軌道きどうを外はずれて宇宙うちゅうを漂流ひょうりゅうしはじめ、そしてついにスターシャによって惑星わくせいそのものが自爆じばくし、惑星わくせい、種族しゅぞくとして完全かんぜんに滅亡めつぼうするが、イスカンダル人じんのスターシャと地球人ちきゅうじんの古代こだい守もりとのハーフである娘むすめのサーシャ（真田さなだ澪みお）が生いき残のこる（しかし、そのサーシャも若わかくしてこの世よを去さった）。

藤川ふじかわ桂かつら介かい作さく、ひおあきら画がの漫画まんが版ばんでは、ガミラスの攻撃こうげきを受うけて滅亡めつぼう寸前すんぜんという設定せってい。スターシャが生いき残のこったのは最後さいごの切きり札ふだである惑星わくせい破壊はかい装置そうちがあったためだった。ヤマトにコスモクリーナーの設計せっけい図ずを渡わたした後のちに装置そうちを作動さどうさせ、ガミラスを道連みちづれにイスカンダルは自爆じばくして消滅しょうめつする。

PlayStation用ようソフトの『松本まつもと零れい士し999 〜Story of Galaxy Express 999〜』では、消滅しょうめつせずに登場とうじょうしている。

イスカンダル人じん

イスカンダル人じんは幼少ようしょう期きの成長せいちょうが非常ひじょうに早はやく数すう年ねんで成人せいじんする。成人せいじん後ごは極きわめて長命ちょうめいであるようである。イスカンダル人じんの男性だんせいは登場とうじょうしていないので不明ふめいだが、女性じょせいは金髪きんぱつで非常ひじょうに美うつくしい。地球人ちきゅうじん類るいとの混血こんけつ児じも生うまれている。スターシャとサーシャのみが純粋じゅんすいなイスカンダル人じんであるが、スターシャと古代こだい守もりとの娘むすめのサーシャ（真田さなだ澪みお）も強つよくイスカンダル人じんの特徴とくちょうを受うけ継つぐ。

なお、テレビ版ばんの初期しょき設定せっていでは、遙はるか昔むかしに大だいマゼラン星雲せいうんが銀河系ぎんがけいの太陽系たいようけい近傍きんぼうを通過つうかした際さいに、イスカンダル人じんが地球ちきゅうへ移住いじゅうし、地球人ちきゅうじん類るいはその末裔まつえいとされていた。

主要しゅよう人物じんぶつ一覧いちらん

• スターシャ - 女王じょおう
• サーシャ - 女王じょおうスターシャの妹いもうと
• 古代こだい守もり
• 真田さなだ 澪みお - スターシャと古代こだい守もりの娘むすめ。古代こだい進すすむの姪めい。

兵器へいき及および関連かんれん技術ぎじゅつ

• 波動はどうエンジン
• コスモクリーナーD
• 水雷すいらい艇てい

豊田とよだ有恒ありつね原案げんあん、石津いしづ嵐あらし小説しょうせつ版ばん『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト』での設定せってい

豊田とよだ有恒ありつね原案げんあん、石津いしづ嵐あらし版はん小説しょうせつのイスカンダルは、アニメ版ばんと大おおきく設定せっていが異ことなっている。イスカンダル人じんはかつて高度こうどに文明ぶんめいを発展はってんさせ、さらなる快適かいてきさを求もとめ惑星わくせいイスカンダルに自律じりつ意志いしを持もつネットワーク型がたコンピュータ「スターシア」を構築こうちくした。最初さいしょにスターシアに下くだされたプログラムは「自みずからを守まもれ」であり、この命令めいれいを守まもるためにデスラーという仮かり生命せいめい体たいを創造そうぞうした。デスラーは星ほし々に版図はんとを求もとめたため、イスカンダル人じん達たちはスターシアを破壊はかいし、デスラーを消滅しょうめつさせようとしたが、デスラーの手てによりイスカンダル人じんは全滅ぜんめつしてしまい、イスカンダルは、コンピュータ「スターシア」のみが在ある星ほしとなった。スターシアは、「自みずからを守まもれ」という命題めいだいと「自みずからの創造そうぞう者しゃたるイスカンダル人じんを滅ほろぼした」という二律背反にりつはいはんにより機能きのう停止ていしに陥おちいっていた。

イスカンダル星ぼしは汚きたない星ほしとして描えがかれており、反対はんたいにガミラス星ぼしは緑みどりの星ほしとして描えがかれている。

イスカンダル宙ちゅう域いきに千せん哩まいるの波なみ濤を超こえ到着とうちゃくした宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトの生存せいぞん者しゃ（沖田おきた艦長かんちょう、古代こだい進すすむ、森もり雪ゆき）はガミラス星ぼしをイスカンダル星ぼしと錯誤さくごしたが、ゴッドウィング号ごうの古代こだい守もりから汚きたない方ほうの星ほしと教おしえられる。

スターシアは、地球ちきゅうに派遣はけんされたサーシアはイスカンダル人じんではなく、デスラー同様どうようにスターシアが創造そうぞうした仮かり生命せいめい体たい（イメージライフ）であることを明あかし、自みずから（スターシア）のイメージライフを演えんじてみせ、反はん陽子ようし爆ばく弾だんで汚染おせんされた大地だいちで生いきるには生体せいたい改造かいぞうが必要ひつようなことと、その方法ほうほうを伝授でんじゅすると共ともに、デスラーを滅ほろぼすにはスターシアを破壊はかいするしかないことを示唆しさし、再ふたたび機能きのう停止ていしに陥おちいる。

沖田おきた十三じゅうざと古代こだい守もり（沖田おきたの実子じっし）は2人ふたりのみで、イスカンダル星ぼしに宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトで肉弾にくだん攻撃こうげきし、スターシアを破壊はかいし、デスラーを消滅しょうめつさせた。古代こだい進すすむと森もり雪ゆきはゴッドウィング号ごうで地球ちきゅうを目指めざす。

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での設定せってい

西暦せいれき2199年ねん、謎なぞの敵てきガミラスの攻撃こうげきで滅亡めつぼうの危機ききに瀕ひんした地球ちきゅうへ、イスカンダルからの通信つうしんカプセルが落下らっかし、波動はどうエンジンの設計せっけい図ずと自みずからの星ほしイスカンダルへの正確せいかくな座標ざひょうが記しるされていた。

実写じっしゃ映画えいが版ばんである『SPACE BATTLESHIP ヤマト』ではアニメ版ばんと大おおきく設定せっていが異ことなっており、人類じんるいに敵対てきたいするガミラスは地球人ちきゅうじん類るいより遥はるかに発達はったつした文明ぶんめいを持もつクリスタル状じょうの意識いしき集合しゅうごう体たいとして描えがかれており、彼かれらは母はは星ぼしの寿命じゅみょうが近ちかづいているという状況じょうきょう下か、遊星ゆうせい爆ばく弾だんで地球ちきゅうの環境かんきょうを改造かいぞうして移住いじゅうしようとしている種族しゅぞくであり、イスカンダルはそのガミラスという一ひとつの意識いしき集合しゅうごう体たいの中なかで、母はは星ぼしと共ともに滅ほろびることを選えらんだ側面そくめんである。つまりはガミラスとイスカンダルは同一どういつのものであり、自みずから「ガミラスとはコインの表ひょうと裏うらのようなもの」と語かたった。

本ほん作さくでのガミラスは地球人ちきゅうじんに憑依ひょういして意識いしきを操あやつることが可能かのうで、イスカンダルも同様どうようの能力のうりょくを有ゆうしている。ヤマトクルーがガミラス星ぼしに上陸じょうりくした際さいに森もり雪ゆきと同化どうかし、ガミラス/デスラーの地球ちきゅう侵攻しんこうの理由りゆうなどを古代こだい進すすむらに伝つたえた。

また、通信つうしんカプセルには放射能ほうしゃのう除去じょきょ装置そうちを渡わたすというメッセージは無なかったことが本ほん作さくの後半こうはんで明あきらかにされており、アニメ版ばんのような大型おおがたの機械きかいは登場とうじょうしない。しかし、イスカンダル自身じしんが放射能ほうしゃのうの除去じょきょや空気くうき中ちゅうの成分せいぶんを変かえることが可能かのうな能力のうりょくを有ゆうしており、古代こだい進すすむが通信つうしんカプセルを回収かいしゅうした際さいに高こう濃度のうど放射能ほうしゃのうに汚染おせんされた外気がいきに触ふれたにもかかわらず、何なんの影響えいきょうも見みられないことから、艦長かんちょうの沖田おきたがカプセルの送おくり主ぬしには放射能ほうしゃのうを無力むりょく化かする能力のうりょくがある可能かのう性せいを見込みこんだことが始はじまりである。

劇げき中ちゅう、敵てきのガミラスという名称めいしょうは地球ちきゅう側がわが呼称こしょうした名なであり、自分じぶん達たちはデスラーと名乗なのった。それと同おなじく、イスカンダルも地球ちきゅう側がわが名付なづけたものとなっている。

アニメ版ばんではイスカンダル星ぼしはガミラス星ぼしの隣となりにあって二に重じゅう惑星わくせいを構成こうせいしているが、本ほん作さくではガミラス侵攻しんこう前まえの地球ちきゅうのような部分ぶぶんと、ガミラス攻撃こうげき後ごの地球ちきゅうの赤茶あかちゃけたような部分ぶぶんとが表裏一体ひょうりいったいになった惑星わくせいであり、パンフレットなどでは、前者ぜんしゃがイスカンダル星ぼし、後者こうしゃがガミラス星ぼしとされている。

『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199』での設定せってい

テレビ版ばんのリメイク作品さくひんである『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2199』では、地球ちきゅうからの距離きょりが168,000光年こうねん、コスモクリーナーDがコスモリバースシステムに変更へんこうされている。

イスカンダル星ぼし (2199)

サレザー恒星こうせい系けい第だい4惑星わくせいで、ガミラスとは双子ふたご星ぼし。表面ひょうめんの約やく80パーセントは海洋かいよう。「イスク・サン・アリア」という名称めいしょうの王おう都とがあり、その中心ちゅうしんにスターシャが住すんでいる大宮おおみや殿どの「クリスタルパレス」が建たっている。

旧作きゅうさくからの大おおきな変更へんこう点てんは特とくにないが、寿命じゅみょうに関かんしては本ほん作さくでは語かたられず、延々えんえんと続つづく無人むじんの廃はい都との映像えいぞうだけが長ちょう回まわしで流ながされた。

歴史れきし (2199)

かつて波動はどうエネルギーを用もちいた兵器へいき（波動はどう砲ほう）によって大だいマゼラン銀河ぎんがに一大いちだい帝国ていこくをき上ずきあげた。しかしやがてその愚行ぐこうを恥はじ、その技術ぎじゅつを封印ふういんするとともに、全ぜん宇宙うちゅうのあまねく星ほし々の救済きゅうさいを使命しめいとする民族みんぞくへと生うまれ変かわり、地球ちきゅうのみならず惑星わくせいビーメラ4（旧作きゅうさくのビーメラ星ぼし）や他たの星ほし々にも使者ししゃを派遣はけんしていた。

ガミラスはそれを「イスカンダル主義しゅぎ」として掲かかげている。ガミラスとイスカンダルの大だい統合とうごうを夢見ゆめみるデスラーはその使命しめいをスターシャに代かわって引ひき受うけようとし、侵略しんりゃくと征服せいふくに自みずからの手てを汚よごしてでも統一とういつ支配しはいによる全ぜん宇宙うちゅうの平和へいわを実現じつげんしようと考かんがえ、星ほし々へ、そして地球ちきゅうへと侵略しんりゃくの手てを伸のばした。

かつてガミラスとは交流こうりゅうがあり、回想かいそうシーンではデスラーがイスカンダルを訪おとずれている描写びょうしゃもある。現在げんざいでは人ひとの行いき来きはなくなった模様もようだが、依然いぜんとして両国りょうこくの間あいだにはホットラインが結むすばれている。

ガミラス人じんからは「イスカンダルの方ほう」、「高貴こうきなるイスカンダル」と崇拝すうはいされている。

かつて発達はったつした科学かがく力りょくで宇宙うちゅうを支配しはいしながら、その行おこないを恥はじて支配しはいを放棄ほうきするという点てんでは、『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトIII』に登場とうじょうするシャルバートに近ちかい設定せっていとなっている。

イスカンダル人じん (2199)

旧作きゅうさく同様どうよう、住民じゅうみんはほとんどおらず、ヤマト到着とうちゃく時点じてんで2名めいのみとなっている。スターシャの世話せわはアンドロイドであるイスカンドロイドが行おこなっている。スターシャはそんなイスカンダル星ぼしを「悲かなしすぎる」と評ひょうした。

なお、本ほん作さくでは旧作きゅうさくのスターシャとサーシャのほかにユリーシャという末すえ妹いもうとがおり、サーシャに先立さきだって地球ちきゅうへ派遣はけんされている。

補足ほそく

アラビア語ごなどでギリシア語ごの「アレクサンドロス」に対応たいおうする人名じんめいとしてイスカンダル（ラテン語らてんご表記ひょうき：Iskandar）があるが、宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトのイスカンダルのラテン文字もじ綴つづりはIscandarである。これは、英語えいご版ばん『Star Blazers』で「Iscandar」と綴つづられたためである。

日本にほんコロムビアから発売はつばいされている「交響こうきょう組曲くみきょく宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト」の曲名きょくめい表記ひょうきによれば、「イスカンダル」の綴つづりはISKANDALLとなっている。同様どうようにスターシャの綴つづりはSTASHA、サーシャはSASHIAとなっている。