主力しゅりょく戦艦せんかん

主力しゅりょく戦艦せんかん（しゅりょくせんかん）は、アニメ「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトシリーズ」に登場とうじょうする架空かくうの宇宙うちゅう戦艦せんかん。デザイン担当たんとうは宮武みやたけ一貴かずたか。 併あわせて、派生はせい型がたの地球ちきゅう側がわ空母くうぼおよび、関連かんれん作品さくひんに登場とうじょうする艦かんについても本ほん項こうで記述きじゅつする。

なお、「主力しゅりょく戦艦せんかん」という言葉ことばは、現実げんじつ世界せかい・他たの架空かくうの作品さくひん世界せかいでは、国くにや艦隊かんたいの保有ほゆうする最もっとも能力のうりょくの優すぐれた戦艦せんかんを示しめす用語ようごであり、固有名詞こゆうめいしとして使用しようされることはない。

基本きほん設定せってい

原作げんさくアニメシリーズでは『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』および『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2』に登場とうじょうする。

ガミラス戦役せんえき後ご、復興ふっこうした地球ちきゅうの護まもりとして建造けんぞうされた、戦艦せんかんアンドロメダを旗艦きかんとする地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐん宇宙うちゅう艦隊かんたいの量産りょうさん型がた主力しゅりょく艦かん。

劇げき中ちゅう・書籍しょせき・プラモデルなどのいずれにおいても、「主力しゅりょく戦艦せんかん」と呼よばれる名称めいしょうが、艦かん名めいなのか級きゅう名めいなのか、あるいは「主力しゅりょくを成なす戦艦せんかん」の意味いみを示しめすものなのかは明言めいげんされておらず不明ふめいだが、PSゲームシリーズでは個々ここに艦かん名めいが設定せっていされている。

『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』の劇げき中ちゅうでは、「戦艦せんかん36」というセリフがあり、旗艦きかんアンドロメダを除のぞいて35隻せきが出撃しゅつげきしている。『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2』の劇げき中ちゅうでは、太陽系たいようけい外周がいしゅう艦隊かんたいに多数たすう配備はいびされている。また、各かく惑星わくせい基地きち所属しょぞくの艦隊かんたいは第だい18話わにおいて、主力しゅりょく戦艦せんかんを旗艦きかんとして巡洋艦じゅんようかんや駆逐くちく艦かんを中心ちゅうしんとした編成へんせいで描えがかれており、第だい21話わの土星どせい決戦けっせんに登場とうじょうするヒペリオン艦隊かんたいも同様どうようの編成へんせいとなっている。

艦かん体たい解説かいせつ

艦かん体たい諸しょ元もと

全長ぜんちょう	242 m
全幅ぜんぷく	45.8 m
自重じちょう	54,900 t 59,400 t
主おも機き	波動はどうエンジン×1基き
補ほ機き	補助ほじょエンジン×2基き
武装ぶそう	艦かん首くび拡散かくさん波動はどう砲ほう×1門もん（×2門もん） 3連装れんそう衝撃しょうげき砲ほう×3基き 6連装れんそう大型おおがた艦橋かんきょう砲ほう×1基き （5連装れんそう艦橋かんきょう砲ほう×1基き） 固定こてい式しき4連装れんそう舷側げんそく砲塔ほうとう×2基き 対空たいくうパルスレーザー砲ほう×10門もん ミサイルランチャー×10門もん

紡錘形ぼうすいけいの艦かん体たいに、箱はこ形がたの波動はどう砲ほう口こうを装備そうびした艦かん首くびを持もつ艦かん型がたで、ヤマトと同おなじ塔とう状じょう艦橋かんきょう、3連装れんそう主砲しゅほう塔とう形式けいしきになっている。後のちに就役しゅうえきしたアンドロメダにも共通きょうつうの特徴とくちょうがある。艦かん体からだ色しょくは当時とうじの地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐん艦艇かんていの標準ひょうじゅん色しょくである明あかるい灰色はいいろで、波動はどう砲ほう口こう周まわりと艦かん底そこ前部ぜんぶのインテーク状じょう構造こうぞう物ぶつ先端せんたんはクリーム色しょくである。

新型しんがた波動はどうエンジンを1機き装備そうび。補助ほじょエンジンを艦かん後部こうぶ両りょう舷ふなばたに1基き、計けい2基きを装備そうびしている。

また、補助ほじょエンジンとは別べつに、艦かん中ちゅう間部まべ両りょう舷ふなばたに艦かんの前方ぜんぽうを指向しこうした噴射ふんしゃ口こうが1基き、計けい2基き、艦かん底そこ前部ぜんぶのインテーク状じょうの構造こうぞう物ぶつの後方こうほうに推進すいしんノズルが4基き付属ふぞくする。

艦橋かんきょう内ないの窓まど枠わくの形状けいじょうや座席ざせきレイアウトは、ヤマトやアンドロメダと大おおきく異ことなっており、スクリーンも小型こがたのものが設置せっちされている。

兵へい装そうは、艦隊かんたい決戦けっせん兵器へいきである拡散かくさん波動はどう砲ほう1門もん を艦かん首くびに装備そうび。波動はどう砲ほう口こうの中央ちゅうおう部ぶには縦たてに仕切しきり板いたがある。主砲しゅほうとして3連装れんそう衝撃しょうげき砲ほう（ショックカノン）3基き、計けい9門もん装備そうび。ほかには艦橋かんきょう砲ほう、ミサイルランチャー10門もん、および対空たいくうパルスレーザー砲ほうを連装れんそう・三さん連装れんそう各かく2基きを装備そうびする。

艦かん尾お艦かん底そこにスリット状じょうの艦載かんさい機き発進はっしん口こうが並列へいれつに2つ存在そんざいする。劇げき中ちゅうでは艦載かんさい機き発はつ艦かん描写びょうしゃがないため搭載とうさい機きは不明ふめいだが、コスモタイガーIIとする資料しりょうもある。

劇げき中ちゅうでの登場とうじょう

さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち

地球ちきゅう艦隊かんたいと白色はくしょく彗星すいせい帝国ていこく軍ぐんのバルゼー艦隊かんたいとの戦闘せんとうにおいて多数たすう登場とうじょうする。飛来ひらいした空母くうぼ艦上かんじょう機きを主砲しゅほうで撃墜げきついしている描写びょうしゃや、潜せん宙ちゅう艦かんの奇襲きしゅう攻撃こうげきによって中なか破やぶしている描写びょうしゃがある。バルゼー艦隊かんたい撃滅げきめつ後ご、拡散かくさん波動はどう砲ほうを白色はくしょく彗星すいせいにも撃うち込こむが効果こうかはなく、白色はくしょく彗星すいせいに飲のみ込こまれて全滅ぜんめつする。

宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2

第だい7話わで1カットだけ映うつる形かたちで初はつ登場とうじょうするが、その後ごしばらくは登場とうじょうせず、劇げき中ちゅうで活躍かつやくするのは第だい18話わから第だい21話わまでである。第だい18話わにおいて、白色はくしょく彗星すいせい帝国ていこくとの決戦けっせんのため、総そう司令しれい土方ひじかた竜りゅうの命令めいれいで、外周がいしゅう艦隊かんたいや各かく惑星わくせい基地きちにいた艦かんが土星どせいのタイタン基地きちに向むかう。

第だい21話わにおけるバルゼー艦隊かんたいとの戦闘せんとうでは、タイタンの主力しゅりょく艦隊かんたいに多数たすう、前衛ぜんえいのヒペリオン艦隊かんたいに旗艦きかんとして1隻せき登場とうじょうする。ヒペリオン艦隊かんたいは主力しゅりょく艦隊かんたいとの挟撃きょうげきを狙ねらうが、大戦たいせん艦かんの衝撃しょうげき砲ほうに全滅ぜんめつさせられる。その後ご、主力しゅりょく艦隊かんたいは拡散かくさん波動はどう砲ほうによる殲滅せんめつを図はかるが、バルゼー艦隊かんたい旗艦きかんメダルーザの火炎かえん直撃ちょくげき砲ほうの長距離ちょうきょり射撃しゃげきを受うけ、多数たすうが撃沈げきちんされる。しかし、土方どかたの策さくで土星どせいの輪わへ誘さそい込こまれたバルゼー艦隊かんたいが、火炎かえん直撃ちょくげき砲ほうによる水蒸気すいじょうきの乱気流らんきりゅうによって隊列たいれつが乱みだれた際さいに反撃はんげきに転てんじ、ショックカノンの砲火ほうかで敵てき艦隊かんたいを壊滅かいめつさせる。艦隊かんたい決戦けっせんには勝利しょうりしたが、その直後ちょくごにワープアウトしてきた白色はくしょく彗星すいせいに対たいしては拡散かくさん波動はどう砲ほうでガス帯たいを吹ふき飛とばせたものの、その本体ほんたいである都市とし帝国ていこくには損傷そんしょうを与あたえられず、都市とし帝国ていこくとの戦闘せんとうで全滅ぜんめつする。

宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2202 愛あいの戦士せんしたち

艦かん体たい諸しょ元もと

全長ぜんちょう	250 m
全幅ぜんぷく	62.3 m
全ぜん高こう	99.0 m
主おも機き	次元じげん波動はどうエンジン×1基き
補ほ機き	ケルビンインパルスエンジン×2基き
乗員じょういん	約やく150名めい
武装ぶそう	次元じげん波動はどう爆ばく縮ちぢみ放射ほうしゃ機き（艦かん首くび） 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×3基き 6連装れんそう大型おおがたエネルギー砲ほう（司令塔しれいとう頭頂とうちょう部ぶ） 四よん連装れんそう対たい艦かんグレネード投射とうしゃ機き×2基き（前ぜん甲板かんぱん両側りょうがわ） 亜あ空間くうかん魚雷ぎょらい発射はっしゃ機き×4基き（艦かん首くび両りょう舷ふなばた） 小型こがた魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん×8門もん（艦かん首くび両りょう舷ふなばた） ミサイル発射はっしゃ管かん×8門もん（艦かん底そこ） 短たん魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん×12門もん（両りょう舷ふなばた） 多連装たれんそうミサイル発射はっしゃ機き×16基き（両りょう舷ふなばた） 司令塔しれいとう防護ぼうごショックフィールド砲ほう×3基き（司令塔しれいとう前部ぜんぶおよび基部きぶ） 近接きんせつ戦闘せんとう用よう六ろく連装れんそう側がわ方かた光線こうせん投射とうしゃ砲ほう×2基き（司令塔しれいとう基部きぶ） 対空たいくうパルスレーザー砲塔ほうとう×4基き（司令塔しれいとうおよび基部きぶ） 拡散かくさん型がた対空たいくうパルスレーザー砲塔ほうとう×3基き（司令塔しれいとう基部きぶ後方こうほう） 対空たいくうミサイルランチャー（前ぜん甲板かんぱん）
搭載とうさい機き・搭載とうさい艇てい	1式しき空間くうかん戦闘せんとう攻撃こうげき〈コスモタイガーII〉×15機き 内火艇ないかてい×2隻せき

『さらば』および『ヤマト2』のリメイク作品さくひんである『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2202 愛あいの戦士せんしたち』では、ドレッドノート級きゅうとして登場とうじょうする。リデザイン担当たんとうは玉たま盛もり順一じゅんいち朗ろう。マーキングなどのカラーリング担当たんとうは小林こばやし誠まこと。

型式けいしき名称めいしょうは量産りょうさん型がた武装ぶそう運用うんようシステムD1、艦かん種しゅ名めいは前衛ぜんえい航こう宙ちゅう艦かんとなっている。「クラスD」とも称しょうされる。

ガミラス帝国ていこくのガイデロール級きゅう航こう宙ちゅう戦艦せんかんの構造こうぞうを基もとに開発かいはつされ、地球ちきゅう連邦れんぽう航こう宙ちゅう艦隊かんたいの主力しゅりょく戦艦せんかんとして、地球ちきゅうに発生はっせいした時間じかん断層だんそう内うちのドックで量産りょうさんされたとされている。艦かん容よう・排水はいすい量りょうは異ことなるものの、ヤマトの量産りょうさん型がたとしての特性とくせいを持もつ。

続編ぞくへんの『2205』には未み登場とうじょうだが、本ほん艦かん級きゅうをベースにした派生はせい艦かんである「補給ほきゅう空母くうぼアスカ」「戦闘せんとう空母くうぼヒュウガ」「地球ちきゅう型がた移民いみん船せん」が新あらたに登場とうじょうする。

『3199』には火星かせい迷彩めいさいのドレッドノート級きゅうに加くわえて、アスカ級きゅうとヒュウガ級きゅうの登場とうじょうが予告よこくされている。

艦かん体たい解説かいせつ (2202)

基本きほん的てきなデザインはオリジナルと同おなじ。側面そくめん図ずで見比みくらべた場合ばあい、主おも艦かん体からだ部分ぶぶんはほぼ同おなじだが、指令しれい塔とうが前後ぜんごに分厚ぶあつくなっており、それに伴ともなって主砲しゅほう塔とうや艦かん首くびドームなど指令しれい塔とうより前方ぜんぽうの構造こうぞう物ぶつが砲塔ほうとう半はん個こ分ぶんほど前まえに動うごいており、相対そうたい的てきに艦かん首くびが短みじかくなる形かたちとなっている。

カラーリングはオリジナルと若干じゃっかんが異ことなり、艦かん後部こうぶや艦かん底そこのタンク状じょう構造こうぞう物ぶつにアクセントとしてラインが入はいっている。劇げき中ちゅうに登場とうじょうするカラーバリエーションは下記かきのプロメテウスを除のぞくと4つあり、旧きゅうデザインに近ちかい艦かん体からだ色しょくでクリーム色しょくラインの通常つうじょう色しょく（第だい3話わ〜第だい17話わ）、同艦どうかん体からだ色しょくに黒くろラインの山南さんなん艦隊かんたい所属しょぞく艦かん（第だい17話わ〜第だい20話わ）、ヤマトと同おなじ軍艦ぐんかん色しょくの艦かん体たいに赤あかいラインの地球ちきゅう防衛ぼうえい戦線せんせん仕様しよう（第だい21話わ〜）、赤あかい艦かん体からだ色しょくに黒くろラインの火星かせい防衛ぼうえい戦線せんせん仕様しよう（第だい21話わ）となっている。地球ちきゅう連邦れんぽう防衛ぼうえい軍ぐんのエンブレムが舷側げんそくほかに大小だいしょう合あわせて18個こと非常ひじょうに多おおくマーキングされており、『2199』でのディテールアップ作画さくがの代かわりにテクスチャマーキングで密度みつどを上あげている『2202』の作画さくが方法ほうほうを体現たいげんしている。また、第だい5話わ登場とうじょう艦かんは舷側げんそくほか片かた舷ふなばた4か所しょずつに艦かん名めいが表記ひょうきされているほか、第だい17話わ以降いこうの登場とうじょう艦かんは所属しょぞくに合あわせた記号きごうが艦かん首くび側面そくめんにマーキングされている。

全長ぜんちょうは250メートルと、ヤマトやアンドロメダなどとは異ことなり、旧きゅう設定せっていに近ちかい数値すうちになっている。当初とうしょはヤマトと同おなじ333メートルという設定せっていでデザインされていた が、試作しさくした3Dモデルを3Dプリンターで出力しゅつりょくしてアンドロメダと比較ひかくした際さいに、波動はどう砲ほう口こうや艦橋かんきょうが相手あいてよりも大おおきくなり、アンドロメダより強きょうそうに見みえてしまうと判断はんだんされたため、急遽きゅうきょ全長ぜんちょうを縮ちぢめられた。

艦かん底部ていぶのタンク状じょう構造こうぞう物ぶつは、「外そと宇宙うちゅう航行こうこう用よう補助ほじょ推進すいしん装置そうち」と設定せっていされている。また、波動はどう砲ほう口内こうないの板いた状じょう構造こうぞう物ぶつは「スプリッター（エネルギー噴流ふんりゅう分割ぶんかつ整流せいりゅう板ばん）」とされている。

武装ぶそうの種類しゅるいはアンドロメダ級きゅうと同様どうようであり、配置はいち位置いちもおおむね同おなじである。波動はどう砲ほうのみは、2つの薬くすり室しつを直列ちょくれつに配置はいちした構造こうぞうをした独自どくじのシステムとなっている。拡散かくさん波動はどう砲ほうを撃うつ際さいには、2つの薬くすり室しつからそれぞれ右みぎ旋波・左ひだり旋波の波動はどうエネルギーを直列ちょくれつ射出しゃしゅつし、砲ほう口内こうないのスプリッターで左右さゆうの旋波に分離ぶんりした後のち、拡散かくさん波動はどう砲ほうエネルギー噴流ふんりゅうとして放出ほうしゅつするという設定せっていになっている。また、収束しゅうそくモードで撃うつ際さいには、1つの薬くすり室しつを用もちいて右みぎ旋波のエネルギーのみを撃うち出だすとされている。

劇げき中ちゅうでの登場とうじょう (2202)

第だい3話わにおいて、時間じかん断層だんそう内うちの工場こうじょうに建造けんぞう中ちゅうの姿すがたで初はつ登場とうじょう。その後ご、第だい4話わと第だい5話わにおいて、進すすむ宙ちゅう済ずみの14隻せきがアンドロメダ級きゅう5隻せきとともに木星もくせい圏けんでの演習えんしゅうを行おこなっている。

第だい17話わの土星どせい沖おき海戦かいせんにおいては、序盤じょばんでエンケラドゥス守備しゅび隊たい所属しょぞくの3隻せき が登場とうじょう。そのうちの1隻せきがイーターIの自爆じばく攻撃こうげきで撃沈げきちんされている。第だい17話わ中盤ちゅうばん以降いこうと第だい18話わでは、地球ちきゅう艦隊かんたいの主力しゅりょくとして多数たすうが次々つぎつぎにワープアウトして戦場せんじょうに到着とうちゃくし、拡散かくさん波動はどう砲ほうと通常つうじょう砲撃ほうげきでバルゼー艦隊かんたいに大だい損害そんがいを与あたえている。第だい18話わ終盤しゅうばんではアンドロメダ級きゅうとともにマルチ隊形たいけいを組くんで白色はくしょく彗星すいせいおよびその内部ないぶの都市とし帝国ていこくに対たいして収束しゅうそく波動はどう砲ほうを2回かいにわたって撃うち込こむが、効果こうかを得えられず、都市とし帝国ていこくの超ちょう重力じゅうりょくと破滅はめつミサイルで多数たすうが撃沈げきちんされた。なお、この時とき投入とうにゅうされた隻数せきすうは不明ふめいだが、収束しゅうそく波動はどう砲ほう一いち斉射せいしゃのマルチ隊形たいけいを組くんだ際さいには、山南さんなんなどの「セット20、45」というセリフから縦たて20列れつ、一いち列れつにつき45隻せきであり、900隻せき程度ていどが参加さんかしたと思おもわれる。

その後ご、山南さんなんの艦隊かんたいの残存ざんそん艦かんは銀河ぎんがおよびガミラス艦隊かんたいとともに土星どせい圏けんで彗星すいせい阻止そしに働はたらき、火星かせい圏けん防衛ぼうえい線せんでは時間じかん断層だんそう工場こうじょうにおいて増産ぞうさんされ、続々ぞくぞくと戦線せんせんに投入とうにゅうされた青あおいカラーリングの地球ちきゅう防衛ぼうえい戦線せんせん仕様しようがアルデバランなどとともに戦たたかっている。

第だい19話わ以降いこうでは、火星かせい防衛ぼうえい戦せん仕様しようの2隻せきをアンドロメダ級きゅうの両りょう舷ふなばたに重力じゅうりょくアンカーで固定こていすることで、個別こべつのワープブースター兼けん武装ぶそう増加ぞうかユニットとして使用しようされている。これにより、ドレッドノート側がわの波動はどうエンジンでワープを行おこない、ワープアウトと同時どうじにアンドロメダ級きゅうから波動はどう砲ほうを撃うつといった運用うんようが可能かのうとなった。

最終さいしゅう話ばなしでは、地球ちきゅうの海上かいじょうに墜落ついらくしたカラクルム級きゅう戦艦せんかんをワイヤーで牽引けんいんしているほか、次々つぎつぎと時間じかん断層だんそう工場こうじょうから吐はき出だされるシーンや、ヤマトが高こう次元じげんから帰還きかんした際さいに時間じかん断層だんそう制御せいぎょ艦かんのプロメテウスとエピメテウスが接近せっきんしているシーンが存在そんざいする。

PSゲームシリーズ

さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち

艦かん体たい諸しょ元もと

全長ぜんちょう	242 m
全幅ぜんぷく	45.8 m
自重じちょう	54,900 t
武装ぶそう	拡散かくさん波動はどう砲ほう×1門もん 三さん連装れんそう衝撃しょうげき砲ほう×3基き ほか

PS版はん『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』において、宮武みやたけ一貴かずたかによりリデザインされて登場とうじょうする。

設定せっていが再さい構築こうちくされており、砲戦ほうせん特とく化か型がたで艦載かんさい機き運用うんよう能力のうりょくはなく、ヤマトと異ことなり超ちょう長距離ちょうきょり航行こうこう用ようの装備そうびも有ゆうしていないという設定せっていになっている。

ゲームシステム上じょうの武装ぶそうは、主砲しゅほう3基き・副ふく砲ほう1基き・機銃きじゅう2群ぐん・魚雷ぎょらい・爆雷ばくらいとなっており、対たい艦かん・対空たいくうの一いち通とおりの武装ぶそうを持もっている。

ゲーム中ちゅうに味方みかたユニットとして多数たすう登場とうじょうするが、個こ艦かんとしては、ストーリー16「海王星かいおうせい - 天王星てんのうせい軌道きどう」以降いこうにおいて、参謀さんぼう長ちょうの乗艦じょうかんする「さつま」が登場とうじょうしている。ストーリー18「土星どせい近海きんかい・絶対ぜったい防衛ぼうえい圏けん」の途中とちゅうで損傷そんしょうにより戦線せんせんを離脱りだつしたため、その後ごの白色はくしょく彗星すいせいの難なんを逃のがれて唯一ゆいいつ生いき延のび、ストーリ19「木星もくせい圏けん・ガニメデ近海きんかい」においてガニメデ基地きちでヤマトと再会さいかいし、ともにデスラー艦隊かんたいと戦たたかう展開てんかいになる。

暗黒あんこく星団せいだん三さん部ぶ作さく

PS2版はん『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト イスカンダルへの追憶ついおく』『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 暗黒あんこく星団せいだん帝国ていこくの逆襲ぎゃくしゅう』『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 二に重じゅう銀河ぎんがの崩壊ほうかい』の「暗黒あんこく星団せいだん三さん部ぶ作さく」では、「主力しゅりょく戦艦せんかん級きゅう」という名称めいしょうが設定せっていされている。また、改修かいしゅうが施ほどこされた「後期こうき生産せいさん型がた」というバリエーションが新あらたに登場とうじょうし、それ以前いぜんの型かたは「前期ぜんき生産せいさん型がた」という名称めいしょうが付加ふかされている。

諸しょ元もとの設定せっていあるいはゲームシステム上じょうの仕様しようが前々まえまえ作さくから若干じゃっかん変更へんこうされており、武装ぶそうは大だい口径こうけい主砲しゅほう3基き・側面そくめん迎撃げいげきミサイル2基き・下方かほう迎撃げいげきミサイルとされ、対空たいくう迎撃げいげき能力のうりょくは有ゆうしていない。

戦後せんご1か月げつという短期間たんきかんで若干じゃっかん数すうが就役しゅうえきできた理由りゆうについて、彗星すいせい帝国ていこく軍ぐん艦艇かんていの残骸ざんがいから艦艇かんてい建造けんぞうに必要ひつような特殊とくしゅ金属きんぞくを再さい利用りようしたという背景はいけい設定せっていが、ステージ03「雷かみなり王おう作戦さくせん」のムービー中ちゅうで語かたられている。

主力しゅりょく戦艦せんかん 前期ぜんき生産せいさん型がた

ガトランティス戦役せんえきから改修かいしゅう無なしで就航しゅうこうしている型かた。波動はどう砲ほうは拡散かくさんタイプ。艦かん体からだ色しょくは灰色はいいろで、艦かん首くびが黄色おうしょく。

艦かん名めいとしては「ふそう」「かが」「さつま」「やましろ」「ひえい」「はるな」が該当がいとうする。

主力しゅりょく戦艦せんかん 後期こうき生産せいさん型がた（甲かぶと型がた）

攻撃こうげき力りょくを強化きょうかしたバージョン。各かく武装ぶそうの威力いりょくに110パーセントの補正ほせいが掛かかっている。波動はどう砲ほうは収束しゅうそくタイプ。艦かん体からだ色しょくは黒くろで、艦かん首くびが白しろ。

艦かん名めいとしては「えぞ」「ネヴァダ」「ドレッドノート」が該当がいとうする。「えぞ」は『イスカンダルへの追憶ついおく』のストーリー上じょうに登場とうじょうする艦かんで、ステージ03「雷かみなり王おう作戦さくせん」において、彗星すいせい帝国ていこく残党ざんとう軍ぐんを殲滅せんめつする「雷かみなり王おう作戦さくせん」にヤマトと共ともに参加さんかする。

主力しゅりょく戦艦せんかん 後期こうき生産せいさん型がた（乙おつ型がた）

波動はどうエンジンとバイパスが新型しんがたに換かわ装そうされ、巡航じゅんこう性能せいのうが向上こうじょうされたバージョン。艦かん速そくと旋回せんかい能力のうりょくが他た種たねより2段だん階上かいじょうとなっている。波動はどう砲ほうは収束しゅうそくタイプ。艦かん体からだ色しょくはクリーム色しょくで、艦かん首くびが白しろ。

艦かん名めいとしては「こんごう」「アイル・オブ・スカイ」「メリーランド」が該当がいとうする。「アイル・オブ・スカイ」「メリーランド」は『イスカンダルへの追憶ついおく』のストーリー上じょうに登場とうじょうする艦かんで、ステージ03「雷かみなり王おう作戦さくせん」において、彗星すいせい帝国ていこく残党ざんとう軍ぐんを殲滅せんめつする「雷かみなり王おう作戦さくせん」にヤマトと共ともに参加さんかする。

主力しゅりょく戦艦せんかん 後期こうき生産せいさん型がた（丙へい型がた）

積層せきそう装甲そうこうの採用さいようにより防御ぼうぎょ力りょくを向上こうじょうさせたバージョン。防御ぼうぎょ力りょくが他た種たねの150に対たいして180と優すぐれているが、波動はどう砲ほうは装備そうびしていない。外観がいかんが他たの型かたと異ことなっており、波動はどう砲ほう口こうがふさがれ、砲門ほうもん上部じょうぶのフィン状じょう構造こうぞう物ぶつもなくなっている。艦かん体からだ色しょくは灰色はいいろで、艦かん首くびが白しろ。

艦かん名めいとしては「アーカンソー」「イリノイ」「ロイヤルオーク」が該当がいとうする。

その他たの作品さくひんでの登場とうじょう

ひおあきらの漫画まんが版ばんではフランス艦隊かんたい旗艦きかん「エトワール」、ソビエト艦隊かんたい旗艦きかん「クレムリン」、統一とういつアラブ連合れんごう艦隊かんたい旗艦きかん「ツタンカーメン」の名なが出でている。この設定せっていは「オールナイトニッポン」版ばんラジオドラマにおいても登場とうじょうしている。

派生はせい艦かん

地球ちきゅう側がわ空母くうぼ

艦かん体たい諸しょ元もと

全長ぜんちょう	不明ふめい
主おも機き	波動はどうエンジン
武装ぶそう	艦かん首くび拡散かくさん波動はどう砲ほう×2門もん） 3連装れんそう主砲しゅほう×3基き 5連装れんそう艦橋かんきょう砲ほう×1基き

地球ちきゅう側がわ空母くうぼ（ちきゅうがわうちゅうくうぼ）は『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2』に登場とうじょうする宇宙うちゅう空母くうぼ。空母くうぼ部分ぶぶん（艦かん後部こうぶと細部さいぶ）のデザインは板橋いたばし克己かつみ。

主力しゅりょく戦艦せんかんの艦かん体たい後半こうはん部ぶを格納庫かくのうこと飛行ひこう甲板かんぱんに改造かいぞうした派生はせい型がたであり、純粋じゅんすいな空母くうぼではなくむしろ宇宙うちゅう版ばん航空こうくう戦艦せんかんに近ちかい艦艇かんていである。。デザインソースは旧きゅう日本にっぽん海軍かいぐんの航空こうくう戦艦せんかん「伊勢いせ型がた」。前半ぜんはん部ぶは主力しゅりょく戦艦せんかんと同おなじであるが、後半こうはん部ぶは最さい上部じょうぶに発はつ艦かん専用せんようの飛行ひこう甲板かんぱんとその下したに格納庫かくのうこ、その下したに波動はどうエンジンを備そなえている。艦橋かんきょう後部こうぶも主力しゅりょく戦艦せんかんと異ことなる。艦かん体からだ色しょくは主力しゅりょく戦艦せんかんと同おなじで、艦かん首くびは艦かん体からだ色しょくより若干じゃっかん濃こい目めの灰色はいいろ。

新型しんがた波動はどうエンジンは、長方形ちょうほうけい型がたの墳ふん進しん口こうで着ちゃく艦かん専用せんよう口こうの下したに設置せっちされている。補助ほじょエンジンは、艦かん尾お両りょう舷ふなばたまで延のびている、台形だいけい型がた噴進口こうが2基き、計けい4基き。

艦隊かんたい決戦けっせん兵器へいきである拡散かくさん波動はどう砲ほう1門もんを装備そうび。主砲しゅほうの3連装れんそう衝撃しょうげき砲ほう（ショックカノン）は、後部こうぶに飛行ひこう甲板かんぱんを設置せっちしたため、2基きに減へっている。対空たいくうパルスレーザー砲ほうは艦橋かんきょう両側りょうがわのものが連装れんそうに変更へんこうされているほか、艦橋かんきょう後部こうぶに連装れんそうが1基き追加ついかされている。

飛行ひこう甲板かんぱんには2基きのエレベーターを並列へいれつに設置せっち。搭載とうさい機き出撃しゅつげきの際さいは、エレベーターで最さい上部じょうぶの飛行ひこう甲板かんぱんに機体きたいを上あげて発はつ艦かんさせる。主しゅ推進すいしん口こうの上うえには着き艦かん専用せんよう口こうがあり、直接ちょくせつ格納庫かくのうこに繋つながっている。艦上かんじょう機きは、コスモタイガーII単座たんざタイプ とコスモタイガーII改あらため雷撃らいげき機き。

劇げき中ちゅうでは第だい18・20・21話わに登場とうじょう。計けい5隻せきの登場とうじょうが確認かくにん出来できる。第だい18話わで土方どかたの命令めいれいにより、第だい1・第だい2・第だい3内ない惑星わくせい巡航じゅんこう空母くうぼ艦隊かんたいが、コスモタイガーII（単座たんざタイプ）を収容しゅうようし土星どせい基地きちに向むかう。その後ご、第だい20話わにおいて、白色はくしょく彗星すいせい帝国ていこく機動きどう艦隊かんたいに奇襲きしゅうをかけるため、3隻せきがヤマトの指揮しき下かに入はいり出撃しゅつげきし、フェーベ沖おきで、搭載とうさいしている雷撃らいげき機きによって空母くうぼを多数たすう撃沈げきちんする戦果せんかを挙あげる。第だい21話わで、バルゼー艦隊かんたいに勝利しょうりした地球ちきゅう連合れんごう艦隊かんたいと合流ごうりゅうするが、直後ちょくごにワープアウトした白色はくしょく彗星すいせいに吸すい込こまれ全滅ぜんめつする。

主力しゅりょく戦艦せんかん改あらため級きゅう攻撃こうげき空母くうぼ

主力しゅりょく戦艦せんかん改あらため級きゅう攻撃こうげき空母くうぼ（しゅりょくせんかんかいきゅうこうげきくうぼ）は、PS版はん『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』および、PS2版はん『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト イスカンダルへの追憶ついおく』『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 暗黒あんこく星団せいだん帝国ていこくの逆襲ぎゃくしゅう』『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 二に重じゅう銀河ぎんがの崩壊ほうかい』に登場とうじょうする艦かん。この名称めいしょうは『さらば』におけるゲーム内ない初はつ登場とうじょう時じの字幕じまく に記載きさいされていたものであり、ユニットデータなどの他ほかの箇所かしょでは単たんに「空母くうぼ」「戦闘せんとう空母くうぼ」と記載きさいされている。

上記じょうきの空母くうぼを宮武みやたけ一貴かずたかがリデザインしたものである。キエフ級きゅう航空こうくう巡洋艦じゅんようかん「ミンスク」をモチーフにリデザインされており、艦かん前方ぜんぽうから後部こうぶにかけて甲板かんぱんが張はり出だし、右舷うげんに艦橋かんきょうと主砲しゅほう2基きを配置はいちし、艦かん左舷さげんにアングルド・デッキを設もうけたレイアウトとなっている。細こまかい変更へんこう点てんとしては、波動はどうエンジン下部かぶの半円はんえん状じょうの噴射ふんしゃノズルが4基きになり、補助ほじょエンジン4基きはそれぞれ独立どくりつして配置はいちされている。艦橋かんきょうのアンテナやレーダー類るいは左右さゆう非対称ひたいしょうとなっている。全長ぜんちょうは主力しゅりょく戦艦せんかんの約やく1.4倍ばい、自重じちょうは約やく1.5倍ばいとされている。

PS版ばん『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』ではアニメ『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2』の宇宙うちゅう空母くうぼと同おなじ役回やくまわりを演えんじている。登場とうじょうするのは1隻せきで、艦かん名めいは「まつしま」。敵てき機動きどう部隊ぶたい撃破げきは後ごに、新あらたに出現しゅつげんしたバルゼー艦隊かんたいによって撃沈げきちんされる。ゲームシステム上じょうの武装ぶそうは主砲しゅほう（40cm三さん連装れんそう衝撃しょうげき砲ほう）2基き・副ふく砲ほう（20cm三さん連装れんそう衝撃しょうげき砲ほう）2基き・機銃きじゅう2群ぐんおよび爆雷ばくらいであり、攻撃こうげき力りょくは通常つうじょうの20パーセント増ましとなっている。なお、マップ上じょうの砲撃ほうげき射程しゃていは2マス、攻撃こうげき力りょく2000で、巡洋艦じゅんようかん、パトロール艦かんおよび駆逐くちく艦かんと同おなじ値ちである。

『イスカンダルへの追憶ついおく』『暗黒あんこく星団せいだん帝国ていこくの逆襲ぎゃくしゅう』『二に重じゅう銀河ぎんがの崩壊ほうかい』では、艦かん首くび波動はどう砲ほうを装備そうびし、武装ぶそうへの110パーセントの攻撃こうげき力りょく補正ほせいを持もつAタイプと、波動はどう砲ほうを装備そうびしていないが防御ぼうぎょ力りょくに優すぐれたBタイプが存在そんざいしている。武装ぶそうは 前方ぜんぽうに射い界かいを持もつ大だい口径こうけい主砲しゅほう2基きと後方こうほうに射い界かいを持もつ副ふく砲ほう1基き、および対空たいくう機銃きじゅう2群ぐんとなっている。艦かん速そくと旋回せんかい能力のうりょくは、空母くうぼとしては標準ひょうじゅん的てきな「低速ていそく」（細こまかく分わけると最低さいていより1つ上うえであるC）に分類ぶんるいされる。艦かん名めいはAタイプが「天城あまぎ」「葛城かつらぎ」、Bタイプが「ラングレー」「イラストリアス」「大だい鳳おおとり」。

ドレッドノート改あらため級きゅう補給ほきゅう母艦ぼかん / アスカ級きゅう補給ほきゅう母艦ぼかん

艦かん体たい諸しょ元もと

全長ぜんちょう	278 m
全幅ぜんぷく	56.5 m
全ぜん高こう	98 m
主おも機き	次元じげん波動はどうエンジン×1基き
補ほ機き	ケルビンインパルスエンジン・2軸じくノズル×2基き（艦かん尾お複ふく合あいノズル） ケルビンインパルスエンジン・3軸じくノズル×1基き（艦かん尾お複ふく合あいノズル） ケルビンインパルスエンジン・4軸じくノズル×1基き（艦かん底そこ複ふく合あいノズル）
武装ぶそう	30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×2基き 六ろく連装れんそう大型おおがたエネルギー砲ほう×1基き（司令塔しれいとう頭頂とうちょう部ぶ） 四よん連装れんそう対たい艦かんグレネード投射とうしゃ機き×2基き（艦かん首くび両りょう舷ふなばた） 小型こがた魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん×4門もん（艦かん首くび両りょう舷ふなばた） 中型ちゅうがた魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん×8門もん（艦かん首くび両りょう舷ふなばた） ミサイル発射はっしゃ管かん×8門もん（艦かん底そこ） 短たん魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん×12門もん（両りょう舷ふなばた） 多連装たれんそうミサイル発射はっしゃ機き×12基き（両りょう舷ふなばた） 司令塔しれいとう防護ぼうごショックフィールド砲ほう×3基き（司令塔しれいとう前部ぜんぶおよび基部きぶ） 近接きんせつ戦闘せんとう用よう六ろく連装れんそう側がわ方かた光線こうせん投射とうしゃ砲ほう×2基き（司令塔しれいとう基部きぶ） 対空たいくうパルスレーザー砲塔ほうとう×4基き（司令塔しれいとうおよび基部きぶ） 拡散かくさん型がた対空たいくうパルスレーザー砲塔ほうとう×3基き（司令塔しれいとう基部きぶおよび後方こうほう） 拡散かくさん型がた対空たいくうパルスレーザー砲塔ほうとう×2基き（艦かん尾お両りょう舷ふなばた） 多目的たもくてきランチャー×6門もん（両りょう舷ふなばた） 波動はどう防壁ぼうへき弾だん［四よん式しき波動はどう防壁ぼうへき展開てんかい弾だん］
搭載とうさい機き・搭載とうさい艇てい	空間くうかん汎用はんよう輸送ゆそう機きSC97〈コスモシーガル〉×2機き 内火艇ないかてい×4隻せき（うち2隻せきは異ことなるタイプ） 他た
その他た装備そうび	波動はどう共鳴きょうめい導しるべ波は装置そうち（艦かん首くびおよび両りょう舷ふなばた）

ドレッドノート改あらため級きゅう補給ほきゅう母艦ぼかん（どれっどのーとかいきゅうほきゅうぼかん）、後のちにアスカ級きゅう補給ほきゅう母艦ぼかん（あすかきゅうほきゅうぼかん）は『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 新あらたなる旅立たびだち』『ヤマトよ永遠えいえんに REBEL3199』に登場とうじょうする補給ほきゅう艦かん。上記じょうきの地球ちきゅう側がわ空母くうぼを玉たま盛もり順一じゅんいち朗ろうがリデザインしたものである。

ガトランティス戦役せんえき後ご、時間じかん断層だんそうの放棄ほうきにより軍拡ぐんかく路線ろせんから「地球ちきゅうの規模きぼに見合みあった軍備ぐんびの最適さいてき化か」へ転換てんかんした地球ちきゅうの方針ほうしんを示しめす新しん世代せだい艦かん。建造けんぞう途中とちゅうの無人むじん型がたドレッドノート級きゅうの艦かん体たいを流用りゅうようして建造けんぞうされた。

正式せいしきには「ドレッドノート改あらためアスカ級きゅう補給ほきゅう母艦ぼかん」という名称めいしょうで、「ドレッドノート改あらため級きゅう」は便宜べんぎ名めいとされる。『3199』では量産りょうさん化かに伴ともない「アスカ級きゅう補給ほきゅう母艦ぼかん」として制式せいしき化かされている。

艦かん種しゅ記号きごうは「DAOE」。長期ちょうき航海こうかい可能かのうな艦隊かんたいの高速こうそく戦闘せんとう補給ほきゅう艦かんとして構想こうそうされたもので、補給ほきゅうと防御ぼうぎょを担になうための装備そうびが充実じゅうじつしている。コスモリバース研究けんきゅうの成果せいかが反映はんえいされており、他たの波動はどうエンジン搭載とうさい艦かんへの実質じっしつ的てきなエネルギー補給ほきゅう機能きのうとなる「波動はどう共鳴きょうめい導しるべ波は装置そうち」を備そなえている。さらに、任意にんいの空間くうかんに短時間たんじかんではあるが波動はどう防壁ぼうへきを展開てんかいすることが可能かのうな新しん開発かいはつの特殊とくしゅ弾頭だんとう「四よん式しき波動はどう防壁ぼうへき展開てんかい弾だん」を搭載とうさいしている。一方いっぽう、波動はどう砲ほうはオミットされている。

『3199』で量産りょうさん化かされた際さいには、基本きほんとなる「補給ほきゅう母艦ぼかん型がた」の他ほかに、1番ばん艦かんアスカで試験しけん的てきに導入どうにゅうされていた強襲きょうしゅう揚陸ようりく艦かんとしての機能きのうを主軸しゅじくにした「強襲きょうしゅう揚陸ようりく艦かん型がた」も建造けんぞうされている。しかし、平和へいわ路線ろせんを謳うたう第だい4次じ防衛ぼうえい計画けいかくの建前たてまえ上じょう、どちらも公式こうしきな艦かん種しゅは「補給ほきゅう母艦ぼかん」で統一とういつされている。また、補給ほきゅう母艦ぼかん型がたであっても、1番ばん艦かんアスカとは格納庫かくのうこなどの内部ないぶ構造こうぞうが異ことなっているとされ、その一ひとつとしてアスカにはある40メートル級きゅうの航こう宙ちゅう機きや宇宙うちゅう艇ていの艦載かんさいを想定そうていした格納かくのうスペースが、量産りょうさん型がたでは廃はいされている。

デザインはアニメ版ばんの空母くうぼに近ちかく、艦かん体たいの司令塔しれいとうから後うしろが甲板かんぱんになっており、艦かん底そこのタンク状じょう構造こうぞう物ぶつは後うしろにずらされている。艦橋かんきょうより前方ぜんぽう部分ぶぶんは波動はどう砲ほうに蓋ぶたがされていること以外いがいは完全かんぜんに元もとのドレッドノート級きゅうと同一どういつ。

『2205』では、森もり雪ゆきが艦長かんちょうを務つとめる「アスカ（DAOE-01）」が登場とうじょう。ヤマトが旗艦きかんを務つとめる第だい65護衛ごえい隊たいをヒュウガとともに構成こうせいする。空間くうかん騎兵隊きへいたい第だい65特別とくべつ任務にんむ隊たいを乗艦じょうかんさせており、強襲きょうしゅう揚陸ようりく艦かん機能きのうも併あわせ持もつ。イスカンダル防衛ぼうえい戦せんにおいては、波動はどう防壁ぼうへき弾だんの展開てんかいによるガミラス移民いみん船団せんだんの防護ぼうごや、空間くうかん騎兵隊きへいたいを展開てんかいさせての救助きゅうじょ活動かつどう、波動はどう砲ほう射撃しゃげきによりエネルギーを使つかい果はたして航行こうこう不能ふのうとなったヤマトを波動はどう共鳴きょうめい導しるべ波は装置そうちによって再さい起動きどうさせる等とうの後方こうほう支援しえんで主おもに活躍かつやくし、デザリアムと直接ちょくせつ砲火ほうかを交まじえることは少すくなかったが、本ほん艦かんで試験しけんが行おこなわれていたコスモハウンドが終盤しゅうばんにおいて大おおきな役割やくわりを果はたすこととなる。

『3199』では上記じょうきの通とおり量産りょうさんされており、奇数きすう番号ばんごうが補給ほきゅう母艦ぼかん型がた、偶数ぐうすう番号ばんごうが強襲きょうしゅう揚陸ようりく艦かん型がたとして割わり振ふられている。強襲きょうしゅう揚陸ようりく艦かん型がたの建造けんぞうは、領海りょうかい侵犯しんぱんを繰くり返かえすボラー連邦れんぽうに対たいする地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐんの現実げんじつ的てきな対応たいおうの一ひとつとされている。2024年ねん7月がつ現在げんざいでは、アスカの他ほか、補給ほきゅう母艦ぼかん型がたとして「おうみ（DAOE-03）」「エルベ（DAOE-05）」、強襲きょうしゅう揚陸ようりく艦かん型がたとして「バンクーバー（DAOE-02）」「まみや（DAOE-04）」「アムンゼン（DAOE-06）」「コロッサス（DAOE-08）」の6隻せきの存在そんざいが明あかされている。

ドレッドノート改あらため級きゅう戦闘せんとう空母くうぼ / ヒュウガ級きゅう戦闘せんとう母艦ぼかん

艦かん体たい諸しょ元もと

全長ぜんちょう	295.0 m
全幅ぜんぷく	77.0 m
全ぜん高こう	98.0 m
主おも機き	不明ふめい
補ほ機き	不明ふめい
武装ぶそう	次元じげん波動はどう爆ばく縮ちぢみ放射ほうしゃ機き（艦かん首くび） 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔×2基き 六ろく連装れんそう大型おおがたエネルギー砲ほう×1基き（司令塔しれいとう頭頂とうちょう部ぶ） 12.5センチ連装れんそう陽電子ようでんし衝撃しょうげき砲塔ほうとう×2基き 他た多数たすう
搭載とうさい機き・搭載とうさい艇てい	戦闘せんとう機き×64機き 空間くうかん汎用はんよう輸送ゆそう機きSC97〈コスモシーガル〉×2機き 100式しき空間くうかん偵察ていさつ機き×2機き 内火艇ないかてい（中型ちゅうがた）×3隻せき 内火艇ないかてい（小型こがた）×4隻せき

ドレッドノート改あらため級きゅう戦闘せんとう空母くうぼ（どれっどのーとかいきゅうせんとうくうぼ）、後のちにヒュウガ級きゅう戦闘せんとう母艦ぼかん（ひゅうがきゅうせんとうぼかん）は、『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 新あらたなる旅立たびだち』『ヤマトよ永遠えいえんに REBEL3199』に登場とうじょうする宇宙うちゅう空母くうぼ。デザイン担当たんとうは玉たま盛もり順一じゅんいち朗ろう。

ガトランティス戦役せんえき後ご、時間じかん断層だんそうの放棄ほうきにより軍拡ぐんかく路線ろせんから「地球ちきゅうの規模きぼに見合みあった軍備ぐんびの最適さいてき化か」へ転換てんかんした地球ちきゅうの方針ほうしんを示しめす新しん世代せだい艦かん。建造けんぞう途中とちゅうの無人むじん型がたドレッドノート級きゅうの艦かん体たいを流用りゅうようして建造けんぞうされた。

正式せいしきには「ドレッドノート改あらためヒュウガ級きゅう戦闘せんとう空母くうぼ」という名称めいしょうで、「ドレッドノート改あらため級きゅう」は上記じょうきのアスカ級きゅう同様どうよう便宜べんぎ名めいとされる。『3199』では同型どうけい艦かんの建造けんぞう開始かいしに伴ともない「ヒュウガ級きゅう戦闘せんとう母艦ぼかん」として制式せいしき化かされている。

「多た機能きのう複ふく合ごう型がた標準ひょうじゅん戦艦せんかん構想こうそう」に基もとづいて開発かいはつされている。戦闘せんとう機きの搭載とうさい機き数すうは最大さいだい64機きで、規模きぼとしては「軽けい空母くうぼ」に分類ぶんるいされる。艦かん種しゅ記号きごうは「DCV」。

艦かん体たい後部こうぶは飛行ひこう甲板かんぱんに改造かいぞうされているが、補給ほきゅう母艦ぼかんとは異ことなり司令塔しれいとうと主砲しゅほう塔とうが右舷うげん側がわにオフセットされており、左舷さげん側がわに甲板かんぱんが広ひろがるというPSゲーム版ばんの地球ちきゅう戦闘せんとう空母くうぼに近ちかい配置はいちをしている。格納庫かくのうこはヤマトと同様どうようのシリンダー形式けいしきで、2基きを並列へいれつに配置はいちしている。両りょう舷ふなばた部ぶやや下方かほうに12.5センチ連装れんそう陽電子ようでんし衝撃しょうげき砲塔ほうとうが副ふく砲ほうとして各かく1基き装備そうびされており、後方こうほうおよび下方かほうを射い界かいに収おさめることが可能かのうとなっている。

『2205』では、真田さなだ志郎しろうが艦長かんちょうを務つとめる「ヒュウガ（DCV‐01）」が登場とうじょう。ヤマトが旗艦きかんを務つとめる第だい65護衛ごえい隊たいをアスカとともに構成こうせいする。篠原しのはら率ひきいるコスモパイソン隊たいの母艦ぼかんでもある。イスカンダル防衛ぼうえい戦せんにおいては、コスモパイソン隊たいを展開てんかいしての航空こうくう戦せんに加くわえて、ヤマトやガミラス艦隊かんたいと戦列せんれつを組くんでの直接ちょくせつ砲戦ほうせんを展開てんかいしてデザリアム艦隊かんたいと交戦こうせんした。

『3199』においても引ひき続つづき登場とうじょうすることが予告よこくされている。同型どうけい艦かんの建造けんぞうは、領海りょうかい侵犯しんぱんを繰くり返かえすボラー連邦れんぽうに対たいする地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐんの現実げんじつ的てきな対応たいおうの一ひとつとされている。

『2205』企画きかく当初とうしょは「ヒュウガ」も「アスカ」の同型どうけい艦かんの予定よていだったが、玉たま盛もりの「2隻せきを別べつのデザインにして、役割やくわりを明確めいかく化かすべきではないか」との意見いけんを受うけて、デザインが変更へんこうされた経緯けいいがある。

ドレッドノート級きゅう主力しゅりょく戦艦せんかん

ドレッドノート級きゅう主力しゅりょく戦艦せんかんは、『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 復活ふっかつ篇へん』に登場とうじょうする宇宙うちゅう戦艦せんかん。デザイン担当たんとうは小林こばやし誠まこと。

本ほん項こうの主力しゅりょく戦艦せんかんのイメージを踏襲とうしゅうしたデザインとなっている。

詳細しょうさいは「宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 復活ふっかつ篇へん#地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐん・艦艇かんてい」を参照さんしょう

防衛ぼうえい軍ぐん実験じっけん型がた戦艦せんかん

防衛ぼうえい軍ぐん実験じっけん型がた戦艦せんかん（ぼうえいぐんじっけんがたせんかん）は、PS版ばん『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』に登場とうじょうするゲームオリジナル艦かん。

主力しゅりょく戦艦せんかんを基もとにした無人むじん制御せいぎょ型がた戦艦せんかん。アンドロメダなどに使用しようされている自動じどう化か技術ぎじゅつが最大限さいだいげんに利用りようされている。正式せいしき名称めいしょうは上記じょうきの通とおり「防衛ぼうえい軍ぐん実験じっけん型がた戦艦せんかん」 だが、「無人むじん戦艦せんかん」と表記ひょうきされることもある。

艦かん首くびや艦橋かんきょうなどの細部さいぶのデザインは主力しゅりょく戦艦せんかんと異ことなる。艦かん体からだ色しょくはオレンジで、艦かん首くびは灰色はいいろ。武装ぶそうは主砲しゅほう2基き、機銃きじゅう2群ぐんのみである。有人ゆうじん艦かんに比くらべて耐久たいきゅう力りょくが2000ほど増加ぞうかし、12000となっている。

参謀さんぼう長ちょう直属ちょくぞくの艦隊かんたいとして配備はいびされており、ストーリー03「火星かせい - 木星もくせい間あいだ小惑星しょうわくせい帯たい」において無断むだん発進はっしんしたヤマトを迎撃げいげきする。

時間じかん断層だんそう制御せいぎょ艦かんプロメテウス

『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2202 愛あいの戦士せんしたち』に登場とうじょうする、時間じかん断層だんそう軍需ぐんじゅ工場こうじょうの制御せいぎょ機き。同型どうけい艦かんとして「エピメテウス」がいる。

英語えいご表記ひょうきは「LABORATORY PROMETHEUS」で、識別しきべつ番号ばんごうは「LP-0001-2202」。

外界がいかいよりも時間じかんが10倍ばいで進すすむ 時間じかん断層だんそう内ないの軍需ぐんじゅ工場こうじょうに、管理人かんりにん員いんを常駐じょうちゅうさせることは不可能ふかのうであった。軍需ぐんじゅ工場こうじょうを管理かんりするため、ドレッドノート級きゅう戦艦せんかんを転用てんようし、制御せいぎょ機きとして造つくられたのがプロメテウスである。

「次元じげんエナーシャルキャンセラー」 を常時じょうじ使用しようすることにより、断層だんそう内部ないぶでの生命せいめい維持いじが可能かのうとなっている。

カラーリングは灰色はいいろと橙色だいだいいろを組くみ合あわせた縦たてストライプ塗装とそうで、エピメテウスは黒くろの艦かん体たいに赤あかいライン、さらに船体せんたい各所かくしょに般若心経はんにゃしんぎょうが書かかれている。外観がいかん的てきにはほぼドレッドノート級きゅうの単たんなるカラーバリエーションであるが、設定せってい上じょうは艦橋かんきょう部分ぶぶんが拡張かくちょう改造かいぞうされているとされ、3Dモデル的てきには窓まど枠わくの数かずを増ふやす形かたちで表現ひょうげんされている（サイズ自体じたいは同おなじ）。艦橋かんきょう内ないのデザインもドレッドノート級きゅうとは異ことなる。艦橋かんきょう窓まどは塞ふさがれ、外部がいぶ情報じょうほうは映像えいぞう表示ひょうじで補おぎなっている。

兵へい装そうについても、少すくなくとも外観がいかん上じょうはそのままで、通常つうじょうのドレッドノート級きゅうと同おなじものが残置ざんちされている様子ようすが確認かくにんできる。

地球ちきゅう型がた移民いみん船せん

地球ちきゅう型がた移民いみん船せんは『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2205 新あらたなる旅立たびだち』に登場とうじょうする、ドレッドノート級きゅうを改装かいそうしたと思おぼしき移民いみん船せん。

主砲しゅほうや艦橋かんきょう砲ほうなどの武装ぶそうが撤去てっきょされ、代かわって上部じょうぶ甲板かんぱん部ぶに箱はこ型がたの居住きょじゅう区くらしき構造こうぞう物ぶつが増設ぞうせつされている。

地球ちきゅうからガミラスに寄贈きぞうされ、ガルマン星ぼしへの移民いみん船団せんだんの輸送ゆそう力りょくの一翼いちよくを担になっているとされる。設定せってい画がが公開こうかいされたのみで本編ほんぺん未み登場とうじょう。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『デラックス版ばん さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち』オフィスアカデミー、1979年ねん。 
• 『ENTERTAINMENT BIBLE 22 宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト メカニック大だい図鑑ずかん1』バンダイ〈エンターテイメントバイブルシリーズ〉、1990年ねん。ISBN 9784891891152。 
• スタジオDNA単行たんこう本ほん編集へんしゅう部ぶ 編へん『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち 設定せってい資料集しりょうしゅう』スタジオDNA〈DNAメディアブックス〉、2001年ねん1月がつ。ISBN 4-921066-84-1。 
• 『さらば宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト 愛あいの戦士せんしたち コンプリートガイド』エンターブレイン、2000年ねん6月がつ。ISBN 4-7577-0094-6。 
• 『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト画が報ほう ロマン宇宙うちゅう戦記せんき二に十じゅう五ご年ねんの歩あゆみ』竹たけ書房しょぼう、2001年ねん3月がつ。ISBN 978-4-8124-0700-4。 
• 『週刊しゅうかん宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト OFFICIAL FACTFILE』デアゴスティーニ・ジャパン、2010年ねん - 2011年ねん。 
• 『宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト2202 愛あいの戦士せんしたち －全ぜん記録きろく集しゅう－ 設定せってい編へん 上巻じょうかん COMPLETE WORKS』KADOKAWA、2019年ねん2月がつ。ISBN 978-4-04-108084-9。 

関連かんれん項目こうもく

• 主力しゅりょく艦かん
• 宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマトシリーズの登場とうじょう艦船かんせん一覧いちらん
• 地球ちきゅう防衛ぼうえい軍ぐん (宇宙うちゅう戦艦せんかんヤマト)