ガルマン・ガミラス帝国
ガルマン・ガミラス
概要 [編集 ]
ガミラス
民族 [編集 ]
ガルマン
ガミラス
本 星 [編集 ]
ガルマン・ガミラス帝国 軍 [編集 ]
劇 中 での描写 [編集 ]
建国 西暦 2202年 、暗黒 星団 帝国 との戦 いでガミラス星 とイスカンダルを失 ったデスラー総統 は、ガミラス帝国 の再建 を目指 し、第 2のガミラス星 となる惑星 を探 す流浪 の旅 を続 けていた。そして、銀河系 核 恒星 系 でボラー連邦 の支配 下 にあったガルマン民族 を解放 し、独立 戦争 をガミラス残存 勢力 で展開 する。銀河系 核 恒星 系 のガルマン民族 を統一 し、ガルマン・ガミラス帝国 を建国 した。銀河系 大戦 (宇宙 戦艦 ヤマトIII)- 23
世紀 初頭 、銀河系 各 方面 へ侵略 を進 め、ボラー連邦 と銀河系 を二分 する星 間 連合 帝国 に成長 。建国 紀元 1周年 を迎 える。 - しかし、デスラー
個人 崇拝 を基本 とする独裁 体制 側 とマザー=シャルバートを奉 じる一部 のガルマン人 との間 には深刻 な対立 が起 こっており、弾圧 されていたシャルバート信者 が1周年 記念 祭 に乗 じて蜂起 したため、新 帝都 デスラーパレスは戦場 と化 した。本 星 の防空 体制 もシャルバート信者 の自爆 テロにより機能 不全 になり、ボラー連邦 のワープミサイルによる攻撃 で危機 状況 に陥 るが、ヤマトにより救 われる。 地球 とは東部 方面 軍 の独断 により当初 敵対 状態 になるが、デスラーに事 が露見 したことで和解 。同盟 関係 にこそないが、ある程度 友好 な関係 を築 き始 める。その後 、シャルバートを巡 る争 いで再 び敵対 しかけるが、シャルバートが高度 な文明 を捨 て非 戦 の道 へ進 んだ事実 を知 ったデスラーが手 を引 いたため、直接 戦闘 は起 こらなかった[注 6]。- 『ヤマトIII』
最終 話 にてボラー連邦 のベムラーゼ首相 が太陽系 での戦闘 で戦死 し、大戦 も一 つの転換 点 を迎 えた。 赤色 銀河 の交差 (宇宙 戦艦 ヤマト完結 編 )西暦 2203年 、異 次元 宇宙 から現 れた赤色 銀河 と銀河系 の交差 により、要 部 であった核 恒星 系 に甚大 な被害 を受 けたが、デスラーと一部 の艦隊 は辺境 視察 に出 ていたため難 を逃 れ、ディンギル帝国 の艦隊 に囲 まれるヤマトの救援 に駆 けつけ、首領 であるルガール大 神官 大 総統 をデスラー砲 で滅 する。- その
後 の状況 は不明 で、続編 の『宇宙 戦艦 ヤマト復活 篇 』でも一切 存在 が語 られていなかった[注 7]が、『復活 篇 』から10年 後 に連載 が始 まった小説 『アクエリアス・アルゴリズム宇宙 戦艦 ヤマト復活 篇 第 0部 』にてその後 が描 かれた。 - マゼランエクソダス(アクエリアス・アルゴリズム[8][
注 8]) 銀河 交差 の影響 による銀河系 中心 部 の気象 大 変動 が一向 に収 まらず、国力 低下 を招 いたため、同様 の苦境 に立 たされていたボラー連邦 と休戦 協定 を結 ぶ。そして西暦 2205年 に、勢力 圏 を銀河系 からマゼラン星雲 へ一時 的 に退避 させる「マゼランエクソダス」という計画 を実行 し、大半 の国民 がマゼランへ移住 する。しかし、銀河系 の大 部分 を支配 していた二 大国 の影響 力 が突然 失 われたため、銀河系 に残留 したガルマン系 住民 とボラー系 住民 の衝突 やディンギル帝国 残党 のテロ活動 など、各地 で紛争 が頻発 することになる。計画 の実施 にあたってガルマン・ガミラス政府 は友好国 である地球 に旧 ガルマン・ガミラス領 の人々 の安全 保障 を要請 しており、地球 がアマール国 と国交 を結 ぶきっかけなどになった。物語 終盤 では地球 で行 われた式典 にガルマン・ガミラスの高官 がボラーの高官 とともに出席 している。
主要 人物 [編集 ]
- デスラー -
総統 。 - タラン -
総統 副官 。 - キーリング -
参謀 総長 。 - ガイデル -
東部 方面 軍 司令 長官 。 - ダゴン -
東部 方面 軍 第 18機甲 師団 艦隊 司令 官 、のち同 第 17空母 艦隊 司令 官 。 - ゲーレン -
東部 方面 軍 第 17空母 艦隊 二 連 三 段 空母 艦長 。 - フラーケン -
東部 方面 軍 次元 潜航 艇 艦隊 司令 。 - ヒステンバーガー -
西部 方面 軍 司令 長官 。 - グスタフ -
北部 方面 艦隊 司令 官 。 - フラウスキー -
技術 少佐 。 - ヘルマイヤー -
少佐 ・地質 学者 。
所有 メカ[編集 ]
艦船 [編集 ]
新型 デスラー艦 - デスラー
砲艦 二 連 三 段 空母 戦闘 空母 円盤 形 白色 旗艦 大型 戦闘 艦 中型 戦闘 艦 - グスタフ
艦 惑星 破壊 ミサイル艦 駆逐 艦 駆逐 型 デストロイヤー艦 工作 母艦 (フラウスキー少佐 の艦 )調査 船 (ヘルマイヤー少佐 の艦 )
宇宙 要塞 [編集 ]
航空機 ・宇宙 艇 [編集 ]
兵器 ・関連 技術 [編集 ]
リメイクアニメ[編集 ]
『
ボラー
そして
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^
劇 中 では、第 16話 Aパートまでは「ガルマン帝国 」の呼称 が用 いられており、同 話 Bパートにおける建国 エピソードのナレーションで「星 の名 を(ガルマンから)ガルマン・ガミラスと改 め〜」と出 て以降 は「ガルマン・ガミラス帝国 」と呼 ばれるようになった。ただし、雑誌 特集 では初期 から「ガルマン・ガミラス帝国 」の名 が出 ているものもある[1]。なお、第 7話 のバーナード星 基地 は「ガミラス帝国 前線 基地 」と字幕 が出 ている。 - ^ カバーのある
都市 のデザインは松本 零 士 、細部 や16話 以降 の都市 前景 のデザインは出渕 裕 が行 っている[4]。 - ^
本 作 では、ガルマン・ガミラスの勢力 圏 の背景 宇宙 は緑色 、ボラーの勢力 圏 の背景 宇宙 は赤 紫色 として区別 して表現 されている[2]。 - ^
第 7話 冒頭 ナレーションでは「7つの大 艦隊 を全 銀河系 に派遣 し〜」と述 べられている。 - ^ スタッフインタビューによると、ボラー
側 のデザイン担当 であるサブマリンが、差別 化 のためにボラーメカのデザインラインをガルマン・ガミラスメカと異 なるものにしたとされる[6]。 - ^ 『ヤマトIII』は1クール
目 でガルマン・ガミラス、2クール目 でボラーと敵対 する構成 になっているが、当初 の全 52話 の構成 案 ではシリーズを通 してガルマン・ガミラス(この時点 ではゴア帝国 )が最 も主要 な敵 となっており、中盤 の和解 は一時 的 なもので、シャルバートの王女 ルダを巡 って再度 敵対 し、何 度 も戦闘 になる展開 だった[7]。本編 ではちょうどその部分 が放送 期間 短縮 により省略 されたため、戦 うことなく終 わった。 - ^
劇 中 では「かつて銀河 中心 部 で戦乱 が幾 世代 も続 いていた」とのみ語 られ、ガルマン・ガミラスとボラーの存在 については触 れられていない。なお、『復活 篇 』に限 った話 ではないが旧 シリーズは前作 までの内容 が一部 無視 される傾向 にあったため、「幾 世代 にわたる戦乱 」にガルマン・ガミラスとボラーの戦争 が含 まれているかは不明 (『ヤマトIII』の設定 に則 るなら、銀河系 大戦 以前 はボラーが銀河系 中心 を一 極 支配 していたため、戦乱 は長 くても20年 足 らずで何 世代 もとは言 いがたい)。 - ^
公式 ファンクラブ会報 誌 『ヤマトマガジン』のVol.5〜Vol.9で『アクエリアス・アルゴリズム宇宙 戦艦 ヤマト復活 篇 第 0部 』として連載 され、後 に『宇宙 戦艦 ヤマト黎明 篇 アクエリアス・アルゴリズム』として書籍 化 した。 - ^
参考 として現実 の2020年 前後 の地球 と比較 すると、日本 の人口 (約 1億 2500万 人 )の約 40パーセント、世界 の人口 (約 77億 人 )の約 0.6パーセント。関東 地方 の人口 よりやや多 い程度 である。
出典 [編集 ]
- ^ 『
月刊 冒険 王 』80年 11月 号 、秋田 書店 。『宇宙 戦艦 ヤマトIII DVDメモリアルボックス保 完 ファイル』p. 36掲載 画像 より孫引 き。 - ^ a b c 『
宇宙 戦艦 ヤマトIII DVDメモリアルボックス保 完 ファイル』バンダイビジュアル、2001年 5月 、p. 29。 - ^ 『ロマンアルバムデラックス43
宇宙 戦艦 ヤマトIII』徳間書店 、1981年 6月 、p. 112。雑誌 61577-57。 - ^ a b 『ロマンアルバムエクセレント54
宇宙 戦艦 ヤマトPERFECT MANUAL2』徳間書店 、1983年 1月 、pp. 94, 106。雑誌 61577-71。 - ^ 『
宇宙 戦艦 ヤマトIII DVDメモリアルボックス保 完 ファイル』バンダイビジュアル、2001年 5月 、p. 28。 - ^ 『ロマンアルバムデラックス43
宇宙 戦艦 ヤマトIII』徳間書店 、1981年 6月 、p. 115。雑誌 61577-57。 - ^ 『ロマンアルバムデラックス43
宇宙 戦艦 ヤマトIII』徳間書店 、1981年 6月 、p. 109。雑誌 61577-57。 - ^ “アクエリアス・アルゴリズム
第 1話 【一部 無料 公開 】 /第 1話 アクエリアス―氷 球 2”. YAMATO CREW.株式会社 ヤマトクルー (2020年 2月 7日 ). 2020年 2月 29日 閲覧 。 - ^
公式 ファンクラブ会報 誌 『ヤマトマガジン Vol.12』ヤマトクルー、2021年 8月 、p. 020。 - ^ 『「
宇宙 戦艦 ヤマト2205新 たなる旅立 ち前章 -TAKE OFF-」劇場 パンフレット』宇宙 戦艦 ヤマト2205製作 委員 会 (発行 )、バンダイナムコアーツ(販売 )、2021年 10月 、p. 04。 - ^ a b c 『「
宇宙 戦艦 ヤマト2205新 たなる旅立 ち前章 -TAKE OFF-」劇場 パンフレット』宇宙 戦艦 ヤマト2205製作 委員 会 (発行 )、バンダイナムコアーツ(販売 )、2021年 10月 、p. 05。