(Translated by https://www.hiragana.jp/)
機動戦士Ζガンダム - Wikipedia コンテンツにスキップ

機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム

半保護されたページ
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム
ジャンル ロボット
アニメ
原作げんさく 富野とみのゆかりゆう
原案げんあん 矢立やたてはじめ
そう監督かんとく 富野とみのゆかりゆう
キャラクターデザイン 安彦やすひこ良和よしかず
メカニックデザイン 大河原おおかわら邦男くにお藤田ふじた一己かずみ
音楽おんがく 三枝さえぐさ成章しげあき
製作せいさく 名古屋なごやテレビ
そうどおりエージェンシー
日本にっぽんサンライズ
放送ほうそうきょく 名古屋なごやテレビ
放送ほうそう期間きかん 1985ねん3月2にち - 1986ねん2がつ22にち
はなしすう ぜん50
映画えいが機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation
-ほししゃ-
監督かんとく 富野とみのゆかりゆう
制作せいさく サンライズ
配給はいきゅう 松竹しょうちく
封切ふうきり 2005ねん5がつ28にち
上映じょうえい時間じかん 95ふん
映画えいが機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII A New Translation
-恋人こいびとたち-
監督かんとく 富野とみのゆかりゆう
制作せいさく サンライズ
配給はいきゅう 松竹しょうちく
封切ふうきり 2005ねん10がつ29にち
上映じょうえい時間じかん 98ふん
映画えいが機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII A New Translation
-ほし鼓動こどうあい-
監督かんとく 富野とみのゆかりゆう
制作せいさく サンライズ
配給はいきゅう 松竹しょうちく
封切ふうきり 2006ねん3がつ4にち
上映じょうえい時間じかん 99ふん
シリーズ作品さくひん
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』(きどうせんしゼータガンダム、MOBILE SUIT Ζぜーた GUNDAM)は、日本にっぽんサンライズ制作せいさくした『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ

名古屋なごやテレビ制作せいさくきょくとして、テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつで1985ねん昭和しょうわ60ねん)3がつ2にちから1986ねん昭和しょうわ61ねん)2がつ22にちまで、土曜どよう 1730ふん - 1800ぶん時間じかんたいにてぜん50放送ほうそうされた。物語ものがたりは1979ねん - 1980ねん放送ほうそうされた『機動きどう戦士せんしガンダム』の続編ぞくへんにあたるが、設定せっていはその劇場げきじょう映画えいがばん3さくからつらなるものとなっている。略称りゃくしょうは「Ζぜーたゼータ)」。

ほんこうでは2005ねん平成へいせい17ねん)から2006ねん平成へいせい18ねん)にかけて松竹しょうちくけい劇場げきじょうにて全国ぜんこく公開こうかいされた、劇場げきじょうよう映画えいがさんさく機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation』シリーズについても記述きじゅつする。

作品さくひん解説かいせつ

前作ぜんさくいちねん戦争せんそうから7ねん宇宙うちゅう世紀せいき0087ねんきたグリプス戦役せんえきえがく。「スペースノイドとアースノイド対立たいりつ」というじくわらないが、前作ぜんさく地球ちきゅう連邦れんぽうたいジオン公国こうこく戦争せんそうという明快めいかい図式ずしきたいして、ほんさくティターンズエゥーゴという地球ちきゅう連邦れんぽうぐんから発生はっせいしたふたつの勢力せいりょくによるこうそう[1]中心ちゅうしんに、中盤ちゅうばん以降いこうではジオン残党ざんとう最大さいだい勢力せいりょくであるアクシズ介入かいにゅうし、さん勢力せいりょくあいだ同盟どうめい決裂けつれつ指導しどうしゃ暗殺あんさつなど、権謀術数けんぼうじゅっすうあいまみえる構図こうずとなる。のちに製作せいさくされたOVA『機動きどう戦士せんしガンダム0083 STARDUST MEMORY』では、この情勢じょうせいいた経緯けいい(ジオン残党ざんとう抵抗ていこう地球ちきゅう至上しじょう主義しゅぎ台頭たいとう)にれている。

登場とうじょう人物じんぶつ主人公しゅじんこうカミーユ・ビダン次世代じせだい若者わかもの登場とうじょうし、年齢ねんれいかさねた前作ぜんさく登場とうじょう人物じんぶつたちとから展開てんかいになる。アムロ・レイシャア・アズナブルほんさくでは「クワトロ・バジーナ」)という前作ぜんさく好敵手こうてきしゅ同士どうしが、カミーユの仲間なかまとしてエゥーゴで一時いちじてき共闘きょうとうする。カミーユとフォウ・ムラサメ悲恋ひれんなど、ニュータイプ強化きょうか人間にんげん関係かんけい可能かのうせい悲劇ひげき重層じゅうそうてきえがかれる。

メカにかんしては、移動いどう形態けいたい変形へんけいする可変かへんモビルスーツ多数たすう登場とうじょうし、主役しゅやく前作ぜんさく発展はってんがたガンダムMk-II)から物語ものがたり後半こうはんでは可変かへんタイプ(Ζぜーたガンダム)へと交代こうたいする。また、ガンダムMk-IIがてきから強奪ごうだつした機体きたいだったり、きゅうジオンけい兵器へいき地球ちきゅう連邦れんぽうぐんさい利用りようされるなど、前作ぜんさく設定せっていをアレンジしている。

ナレーションはげきちゅうヘンケン・ベッケナーえんじる小杉こすぎ十郎太じゅうろうた担当たんとうした[ちゅう 1]前作ぜんさくのように戦況せんきょう解説かいせつするナレーションはすくなく、おも本編ほんぺん冒頭ぼうとうのモノローグ、前回ぜんかいのダイジェスト、次回じかい予告よこく中心ちゅうしんであった。次回じかい予告よこく毎回まいかいきみは、こくときなみだ」というキャッチフレーズでめくくられた。

「ゼータ」にてられる文字もじとしてみのうえただしいのはギリシャ文字もじの"Ζぜーた"であるが、入力にゅうりょく容易たやすさ・形状けいじょう類似るいじからラテン文字もじの"Z"(ゼット)が代用だいようされることがおお[ちゅう 2]

準備じゅんび稿こう時点じてんでの作品さくひんタイトルは『逆襲ぎゃくしゅうのシャア』であった(後述こうじゅつ小説しょうせつばん参照さんしょう)。

製作せいさく

企画きかく経緯けいい

企画きかく開始かいし当時とうじ番組ばんぐみスポンサーのバンダイ玩具おもちゃとしてライバルしていたのは「たたかえ!ちょうロボット生命せいめいたいトランスフォーマー」に登場とうじょうするトランスフォーマーだった[2]。その時点じてんで『ガンダム』の爆発ばくはつてきヒットをささえたロボットアニメにおけるミリタリー・ブームは過去かこのものとなりつつあり、プラモデルも1983ねんをピークに縮小しゅくしょう傾向けいこう転換てんかんしていた[2][3]。そのため、終了しゅうりょうする模型もけいのオリジナル企画きかくMSV後続こうぞく企画きかくのMS-Xではなく、あらたな商品しょうひん展開てんかいもとめられていた[2][3]。そこで浮上ふじょうしたのが、前年ぜんねんさくの「じゅう戦機せんきエルガイム」からメカニックてきなギミックやアイデアなどをれつつ、可変かへんMSなどのよりめたメカニックデザインを追求ついきゅうしたガンダム本編ほんぺん続編ぞくへん制作せいさくだった[2]

それまでに『戦闘せんとうメカ ザブングル』、『聖戦せいせんダンバイン』、『銀河ぎんが漂流ひょうりゅうバイファム』、『じゅう戦機せんきエルガイム』とつづけに制作せいさくされてきたバンダイとサンライズのタッグによるロボットアニメは、商業しょうぎょうてきにはガンダムを上回うわまわることはなかった[4]。その一方いっぽうで、ガンダム自体じたいも『模型もけい情報じょうほう』や『コミックボンボン』などの雑誌ざっし展開てんかいしていたものの、劇場げきじょうばんさんさく公開こうかいされていた当時とうじよりも売上うりあげんでいたことから、バンダイ[ちゅう 3]により企画きかくされた。

企画きかく自体じたいはそれ以前いぜんの『ダンバイン』の放映ほうえいクローバー倒産とうさんによるスポンサー撤退てったい直後ちょくごからはじまっており、続編ぞくへん制作せいさくは『じゅう戦機せんきエルガイム』がはじまったときにはほぼまっていた[5]すでに『ダンバイン』ののち番組ばんぐみは『エルガイム』に決定けっていしていたが、バンダイがクローバーのわりにメインスポンサーをつとめる条件じょうけんひとつが、ガンダムのテレビシリーズの復活ふっかつであった[よう出典しゅってん]

実際じっさい富野とみの監督かんとくがガンダムの続編ぞくへん構想こうそうをスタートさせたのは1984ねん2がつ[6]。2月20にちづけ最初さいしょのメモには「不足ふそくしているのはなにか?/本当ほんとうにやりたいことなにか?」というテーマ設定せっていや「5ねんのスタッフの発見はっけん」といったスタッフワークにかんするものがあった[6]。2月から5がつまでは試行錯誤しこうさくご時期じきにあたり、U.C.0111(トリプルワン)という未来みらい舞台ぶたいにした「ゼーター・ガンダム」あん、U.C.0045という過去かこ舞台ぶたいにした「モビルスーツ アルファ・ガンダム」あんかれている[6]。「ゼーター・ガンダム」あんほうには、他人たにんとの精神せいしんてきどういち状態じょうたいる「ギャザー・スタイム」というニュータイプをえるアイデアがかれており、「ゼーター・ガンダムはギャザー・スタイムという機能きのう具有ぐゆうするのではないだろうか?」とかれていた[6]。6がつ上旬じょうじゅんごろ現在げんざいかたちちかいストーリーラインがまとまりはじめ、それ以降いこう、それをベースに推敲すいこうかさねられた[6]。8がつ20日はつかに「シチュエーション あれから7ねん……。」とだいした基本きほんてき背景はいけいと1クールぶんのプロットのメモが完成かんせいする[6]。1984ねん11月、正式せいしき企画きかく発表はっぴょうされた[6]

テレビアニメとしてはかなりの準備じゅんび期間きかんがあったにもかかわらず、主役しゅやくΖぜーたガンダムはその複雑ふくざつなデザインや変形へんけい機構きこうのため、デザイン決定けってい商品しょうひんおくれた。複数ふくすうのデザイナーが参加さんかしたこともあって実際じっさいのデザイン作業さぎょうには予想よそうがい時間じかんがかかり、番組ばんぐみへの登場とうじょう後半こうはん開始かいしの3クールにまでずれんでしまった[7]。そのため、Ζぜーたガンダム登場とうじょうまでのあいだ前半ぜんはん2クールの主役しゅやくになうガンダムの必要ひつようせいしょうじ、ガンダムMk-II 登場とうじょうまった[7]。バンダイからの「Mk-IIはMSVのながれをんだもの」というオーダーのした、RX-78からフルアーマーガンダムヘビーガンダムへのながれの下流かりゅうにあり、「可動かどう」にも配慮はいりょがなされたデザインがなされた[8][9]

またバンダイからの「主力しゅりょくΖぜーたガンダムが20ぎまで登場とうじょうしないのだから、そのつなぎとしてMSVはしてしい」というオファーで、それまでプラモデルのみで展開てんかいしていたMSVの本編ほんぺんへの登場とうじょうまった[10]。そもそもMSVは、サンライズがなかなかガンダムの続編ぞくへんつくろうとしないためにバンダイが独自どくじ展開てんかいしていたものだったので、これをに「自分じぶんたちは本気ほんきつくっている」ということをアニメ制作せいさくしゃがわ認知にんちしてもらうというねらいもあった[10]

スタッフは、富野とみの監督かんとくの「ガンダムのからやぶりたい」というリクエストと課題かだいひとつにげていた若手わかて育成いくせいのために、結果けっかてき前作ぜんさく世界せかいかんになったキャラクターの安彦やすひこ良和よしかずとメカの大河原おおかわら邦男くにおには参加さんかしてもらいつつもその周囲しゅうい若手わかてかためるという体制たいせいとなった[6]

サンライズ作品さくひんでははじめてメカニカル作画さくが監督かんとくもうけられ、内田うちだじゅんひさ採用さいようされて番組ばんぐみないでクレジットされた[6]

デザイン

キャラクターデザインは、前作ぜんさくのデザイナーであった安彦やすひこ良和よしかず担当たんとうした。1984ねん9がつから作業さぎょうはいり、監督かんとく富野とみのゆかりゆうからとどけられたプロットメモ文章ぶんしょうもとにイメージ優先ゆうせんでデザインしたという[6]。しかし、この方法ほうほうにはちがいがおおく、デザイン完成かんせいにその役割やくわりわせてえがなおしたものもあった[6]後年こうねん安彦やすひこ前作ぜんさく富野とみのとは「同志どうし」ともえる関係かんけいであったが、ほんさくでは様変さまがわりしてしまいいやおもいしかないとべており、直接ちょくせつってわせができたのはアポなしで富野とみの仕事しごと部屋へやがりんだ1きりだったという[11]。また安彦やすひこはデザインのみで作画さくが手掛てがけないことも決定けってい事項じこうにあり、実際じっさい作画さくがはしらとなったのはニュアンスがあるやわらかい絵柄えがら安彦やすひことは対照たいしょうてきな、立体りったいてきデッサンてきかた絵柄えがらみずうみかわともけん影響えいきょうけた北爪きたづめ宏幸ひろゆきであった[6]

メカニックデザインにかんしては、クレジットじょう名前なまえがあるのは大河原おおかわら邦男くにお藤田ふじた一己かずみで、それにくわえてデザインワークスとして永野ながのまもるっている[10]。しかし実際じっさいにはこの3にん以外いがいにも、小林こばやしまこと近藤こんどう和久かずひさあきら美加みか岡本おかもと英郎ひでお大畑おおはた晃一こういちはばらのぶよしはやし裕樹ゆうき佐山さやま善則よしのり村上むらかみ克司かつし小田おだ雅弘まさひろ、スタジオけむ、ビシャルデザインなど、すうおおくのデザイナーやモデラー漫画まんがアニメーターたずさわっている[10][12]前作ぜんさく登場とうじょうしたデザインの系譜けいふぎ、なおかつあたらしいものをすという意図いとのもと、わか世代せだいのデザイナーを多数たすう登用とうようしている。当時とうじいまよりもメカデザイナーのかずすくなかったので、デザイナーを発掘はっくつしてそだてていく作業さぎょう作品さくひんのためのデザイナーをめるということを同時どうじにやっていた[ちゅう 4][10]

当初とうしょ富野とみの監督かんとく指名しめいにより、メインデザイナーには、ぜん番組ばんぐみじゅう戦機せんきエルガイム』にムーバブルフレームというアイデアをみ、はじめて設定せっていじょう齟齬そごなくうごく」多重たじゅう関節かんせつのアニメロボットをデザインした永野ながのまもる抜擢ばってきされた[8]富野とみの監督かんとくからは「キャラクター以外いがいのビジュアルイメージをしてデザインに専念せんねんしてしい」とわれ、富野とみのとSF設定せってい考証こうしょう担当たんとう永瀬ながせゆいとの3にんでMSやスペースコロニー宇宙船うちゅうせんなどの設定せっていかんがえた[5]。メカニックデザインではなく「デザインワークス」とクレジットされているのは、『Ζぜーたガンダム』およびその続編ぞくへんてくるムーバブルフレーム[ちゅう 5]多重たじゅう関節かんせつのMS、ぜんてん周囲しゅういモニターおよびリニアシート[ちゅう 6]といったメカニックの基本きほんデザインをおこなったためである[5][8]。また、永野ながのはメカニックデザイン以外いがいにも制服せいふくノーマルスーツなどの衣装いしょう拳銃けんじゅうなどの小物こものるいのデザインも担当たんとうしており、ヤザン・ゲーブル設定せってい永野ながのがオリジナルをえがいている[ちゅう 7][5]

永野ながのはMSのデザイン作業さぎょうすすめていたが、かれ最初さいしょ提出ていしゅつしたリック・ディアスガルバルディβべーたたいするサンライズ上層じょうそうやバンダイの評価ひょうかかんばしくなかったため、番組ばんぐみ放送ほうそうまえ降板こうばんすることになった[16]わって、前作ぜんさくのデザイナーである大河原おおかわら邦男くにお急遽きゅうきょ招聘しょうへいされ、それにくわえて当時とうじ21さいだった新人しんじん藤田ふじた一己かずみ参加さんかまり、永野ながの大河原おおかわらのアイデアを藤田ふじたがまとめるという方式ほうしき作業さぎょうすすめられた。たとえばハイザックアッシマー大河原おおがわらあんを、ひゃくしき永野ながのあんを、ガンダムMk-II大河原おおがわら永野ながのあんを、Ζぜーたガンダムは大河原おおがわら永野ながのくわ近藤こんどう和久かずひさ小田おだ雅弘まさひろらのデザインや変形へんけいあんを、すべて藤田ふじたクリンナップしてまとめている[17]

最初さいしょ登場とうじょうするすうてんのMSのデザインが終了しゅうりょうしたのち、しばらく藤田ふじた一人ひとりでデザインを担当たんとうすることとなったが、さらにおおくの可能かのうせいさぐるため、終盤しゅうばんにかけてのちΖぜーたΖぜーたガンダムをデザインすることになるイラストレーターでモデラーの小林こばやしまこと筆頭ひっとうに、漫画まんが近藤こんどう和久かずひさ、アニメーターの大畑おおはた晃一こういち、はばらのぶよし、デザイナーの佐山さやま善則よしのり岡本おかもと英郎ひでおなどおおくの人材じんざい登用とうようした。またいち降板こうばんした永野ながのにも富野とみのこえけで再度さいど発注はっちゅうおこなわれ、キュベレイハンブラビえがいている[5]

戦艦せんかん永野ながの藤田ふじた担当たんとうし、永野ながのアーガマグワンバンエンドラ、それ以外いがい藤田ふじたがデザインしている。

音楽おんがく

BGMは三枝さえぐさ成章しげあきげん三枝さえぐさ成彰しげあき)が担当たんとう[18]、アメリカの人気にんき歌手かしゅ作曲さっきょくニール・セダカにテーマきょく依頼いらいした。鮎川あいかわ麻弥まやうた前期ぜんきOPテーマ「Ζぜーたこくえて[ちゅう 8]」とEDテーマ「星空ほしぞらのBelieve[ちゅう 9]」は、過去かこのセダカのアルバム収録しゅうろくきょくあらたなとアレンジがついたものであるが、森口もりぐち博子ひろこうた後期こうきOPテーマ「みずほしあいをこめて」は新規しんき提供ていきょうされたものである[ちゅう 10]当初とうしょは「星空ほしぞらのBelieve」のほうがオープニングテーマになる予定よていであったが、富野とみのにより変更へんこうされた[19]。また、永野ながのがテレビ放送ほうそう当時とうじ参加さんかしたイベントの席上せきじょう発言はつげんしたところによると、当初とうしょ主題歌しゅだいかについてはヴァン・ヘイレン使用しようきょくゆずってもらおうというあんていた[よう出典しゅってん]

間嶋まじま里美さとみうたう「ハッシャバイ」は元々もともと無敵むてきこうじんダイターン3』のイメージソングとして録音ろくおんされた楽曲がっきょくである。間嶋まじまおっと古谷ふるやとおるえんじるアムロ・レイの登場とうじょうシーンにげき中歌なかうたとして使用しようされた(小説しょうせつばんどうシーンにおいても使用しようされている)。

アーケードゲーム機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム エゥーゴvs.ティターンズ』およびそのバージョンアップばんの『どうDX』には「星空ほしぞら〜」をのぞ上記じょうき3きょく収録しゅうろくされているものの[ちゅう 11]、そのコンシューマ移植いしょくばんであるPS2・GCよう機動きどう戦士せんしガンダム ガンダムvs.Ζぜーたガンダム』では収録しゅうろくされていない。VS.シリーズだい7さくの『機動きどう戦士せんしガンダム ガンダムVS.ガンダム』では、登場とうじょう作品さくひんちゅう唯一ゆいいつ主題歌しゅだいか収録しゅうろくされていない[ちゅう 12]だい8さくとなる『NEXT』でも、げきちゅうのBGMでの代用だいようとなっている[ちゅう 13] 。しかし、『機動きどう戦士せんしガンダム エクストリームバーサス フルブースト』では、劇場げきじょうよう主題歌しゅだいかMetamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜」が収録しゅうろくされている。

反響はんきょう評価ひょうか

関東かんとう地区ちく平均へいきん視聴しちょうりつ6.4%、最高さいこう視聴しちょうりつは11.7%、キーきょくである中京ちゅうきょうけん名古屋なごやテレビでは、関東かんとう地区ちくよりもたか平均へいきん視聴しちょうりつ12.3%、最高さいこう視聴しちょうりつは17.7%を記録きろく

人物じんぶつおよびメカキャラクターの刷新さっしん作中さくちゅう次々つぎつぎ登場とうじょうする専用せんようはた可変かへんMS難解なんかい内容ないようなどのために、前作ぜんさくのファンからは不評ふひょうったが、あたらしいファンにはれられた[20]ほんさく放映ほうえい当時とうじこそ賛否さんぴ両論りょうろんあったものの、20世紀せいきまつ以降いこうわかいファンにはスタンダードな作品さくひんになっている[4]

商業しょうぎょう効果こうか

ほんさく放映ほうえいされたとしガンプラ売上うりあげ倍増ばいぞうさせるなど、商業しょうぎょうめんでは好調こうちょうであったが[21]川口かわぐち克己かつみは「バンダイがわげの期待きたい達成たっせいできなかった」とべている[22]松本まつもとさとるによると、デザインの複雑ふくざつによるコストアップのための商品しょうひん価格かかく高騰こうとう原因げんいんとしている[23]。また川口かわぐちは、「コンテンツとしてのガンダムが魅力みりょくてき存在そんざいであることは間違まちがいないので、期待きたいたすことはできなかったけど、『Ζぜーた』のあともガンダムをTVアニメでつづけてしいということになった」ともべている[22]

1994ねんにバンダイビジュアルから発売はつばいされたLD-BOXはPart1、2ともに3まん5せんセットのヒットとなった。これは当時とうじのバンダイビジュアルの売上うりあげの2わり相当そうとうした[24]。またオリコンLDチャートではPart1が2、Part2が1記録きろく。2001ねんにDVD-BOXが発売はつばいされ、こちらは単品たんぴん換算かんさん95まんまいのヒットになった[25]前述ぜんじゅつのLD-BOXを単品たんぴん換算かんさんすると45まん5せんまいなので売上うりあげ枚数まいすうおおきくびている[ちゅう 14]。DVD-BOXと同時どうじ発売はつばいされた単品たんぴんDVDとのレンタルDVDをくわえると128まんまいたっしている。

楽曲がっきょく

日本音楽著作権協会にほんおんがくちょさくけんきょうかい(JASRAC)は2005ねん5がつ18にち、2004年度ねんど著作ちょさくぶつ使用しようりょうもとづく分配ぶんぱいがくのランキングを発表はっぴょう。このランキングのだい10に「機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム BGM作曲さっきょく:三枝さえぐさ成章しげあき)」がはいった。『スーパーロボット大戦たいせん』などの関連かんれんゲームのみならず、テレビのニュース、ワイドショー、バラエティ番組ばんぐみどうサウンドトラック音源おんげん使用しようされる機会きかいおおい。

後期こうき主題歌しゅだいかみずほしあいをこめて」をうたった森口もりぐち博子ひろこは、このきょく歌手かしゅデビューしている。そのながきにわたりこのきょく様々さまざまうたつづけており、2018ねんにNHKがBSプレミアムで放送ほうそうした『ぜんガンダムだい投票とうひょう 40th』の企画きかくとして実施じっしした、当時とうじ歴代れきだいガンダムアニメシリーズ歌唱かしょうきょくファン投票とうひょうランキング「ガンダムソング」部門ぶもんではどうきょくだい1獲得かくとくしている[26]

物語ものがたり

いちねん戦争せんそう終結しゅうけつし、7ねん月日つきひながれた宇宙うちゅう世紀せいき0087ねんジオン公国こうこくぐん実質じっしつてき勝利しょうり[ちゅう 15]おさめた地球ちきゅう連邦れんぽうぐんだったが、依然いぜんとしてジオン公国こうこくぐん残党ざんとうによる連邦れんぽうぐんへの抵抗ていこうつづいていた。連邦れんぽうぐんジャミトフ・ハイマンじゅんはた(のち大将たいしょう)は、ジオン残党ざんとう脅威きょうい大義名分たいぎめいぶんとして、連邦れんぽうぐん内部ないぶにジオン残党ざんとうりを目的もくてきとする特殊とくしゅ部隊ぶたいティターンズ」を結成けっせいする。ティターンズはジオン残党ざんとうのみならず、コロニーはん地球ちきゅう連邦れんぽう運動うんどうたいしても強硬きょうこうさくり、ティターンズのバスク・オム大佐たいさは、はん連邦れんぽう集会しゅうかいおこなっていたサイド1の30バンチコロニーにたいしてどくガス使用しようによる住民じゅうみん虐殺ぎゃくさつ30バンチ事件じけん)をおこない、情報じょうほう統制とうせいにより事実じじつ隠蔽いんぺいする。こうしたうごきにたいし、連邦れんぽうぐんブレックス・フォーラじゅんしょうは、ティターンズに反感はんかんいだ連邦れんぽうぐん士官しかん兵士へいし中心ちゅうしんはん地球ちきゅう連邦れんぽう組織そしきエゥーゴ」を結成けっせいアナハイムエレクトロニクスしゃ中心ちゅうしんとする月面げつめん都市としフォン・ブラウン軍事ぐんじ産業さんぎょうから新造しんぞう戦艦せんかんアーガマ提供ていきょうされるなど資金しきん物資ぶっしめんでの援助えんじょける。

小惑星しょうわくせいアクシズから地球ちきゅうけん偵察ていさつのため帰還きかんし、連邦れんぽう軍籍ぐんせき潜入せんにゅうちゅうシャア・アズナブルクワトロ・バジーナ大尉たいい詐称さしょうしエゥーゴに参加さんかしていた。

ティターンズはコロニー再建さいけん計画けいかくにおいてあらたに整備せいびされたサイド7グリーン・ノア軍事ぐんじ拠点きょてんしようと目論もくろみ、連邦れんぽうぐん象徴しょうちょうたるガンダムの後継こうけい開発かいはつ計画けいかく極秘ごくひっていた。かつてアムロ・レイホワイトベースたいのメンバーたちがらしていたコロニーはグリーン・ノア1グリーン・オアシスとして再建さいけんされていた。そこにほんさく主人公しゅじんこうとなるカミーユ・ビダン幼馴染おさななじみのファ・ユイリィともらしていた。カミーユの両親りょうしん新型しんがたガンダム開発かいはつ計画けいかく技術ぎじゅつしゃとして参加さんかしていたが、カミーユはちち不倫ふりんと、仕事しごとにかまけておっと素行そこうぬふりをするははなや鬱屈うっくつした少年しょうねんだった。カミーユは尊敬そんけいするブライト・ノアうためファととも宇宙うちゅうみなとおとずれるがそこでティターンズの新米しんまい士官しかんジェリド・メサ遭遇そうぐう名前なまえ馬鹿ばかにされ激高げっこうしたカミーユはジェリドへの暴行ぼうこう容疑ようぎ逮捕たいほされるが、飛行ひこう訓練くんれんちゅうだったガンダムMk-II墜落ついらく基地きちす。一方いっぽう軍事ぐんじ基地きち偵察ていさつ任務にんむったシャアは因縁いんねんふかきコロニーに単身たんしん潜入せんにゅうこころみる。Mk-IIの存在そんざいったシャアは機体きたい奪取だっしゅ決意けつい部下ぶか2にんとともにリック・ディアスふたた侵入しんにゅうする。混乱こんらんじょうじたカミーユはブライトとティターンズの女性じょせい士官しかんエマ・シーン制止せいしり、こうあつてきMPへの意趣いしゅがえしのためMk-IIを奪取だっしゅ。さらにジェリドを心配しんぱいしたカクリコン・カクーラー機体きたいをもせる。Mk-IIのパイロットが自分じぶんたちと敵対てきたいする意志いしがないと判断はんだんしたシャアはカミーユとのMk-IIを手土産てみやげにグリーンオアシスを脱出だっしゅつ。こうして、ガンダム強奪ごうだつ事件じけん皮切かわきりにエゥーゴとティターンズは全面ぜんめん抗争こうそう突入とつにゅうするのだった。

Mk-II奪還だっかんのため卑劣ひれつさくろうするバスクによりカミーユは両親りょうしんうしない、ティターンズへの反感はんかん敵意てきいつよめたカミーユはみずからの意志いしでMk-IIの専任せんにんパイロットとなる。Mk-II奪還だっかん作戦さくせんかかわったエマはティターンズの非道ひどういきどおりエゥーゴへ離反りはん民間みんかんせんテンプテーション艦長かんちょうという閑職かんしょくあまんじていたブライトもアーガマたい窮地きゅうちすくわれてエゥーゴに参加さんかし、ヘンケンからの禅譲ぜんじょうによりアーガマ艦長かんちょう就任しゅうにん。シャアはつき受領じゅりょうした新型しんがたひゃくしきえ、ジャブロー降下こうか作戦さくせん指揮しきまかせられる。

一方いっぽう木星もくせいがえりのおとこパプテマス・シロッコ降下こうか作戦さくせん妨害ぼうがいこうでティターンズに参加さんか。ジャミトフに忠誠ちゅうせいちか一翼いちよくになうようになっていく。また、小惑星しょうわくせいアクシズととも地球ちきゅうけん帰還きかんたしたハマーン・カーンミネバ・ザビ傀儡かいらいえ、彼女かのじょ摂政せっしょうとして辣腕らつわんるう。エゥーゴとティターンズのこうそうだい三極さんきょくとして介入かいにゅうし、りょう陣営じんえい手玉てだまる。

こうして、自身じしん名声めいせい過去かことの因縁いんねんなんとなく辛酸しんさんめ、凶弾きょうだんに斃れたブレックスの後継こうけいしゃとしてみずからの出自しゅつじかし一軍いちぐんちょうとなり苦悩くのうふかめるシャア、人造じんぞうニュータイプである強化きょうか人間にんげんたちとの出会であいや数々かずかず悲劇ひげきつうじてニュータイプとして覚醒かくせいげ、新型しんがたΖぜーたガンダムあたえられたカミーユ、謀略ぼうりゃく数々かずかずにより着々ちゃくちゃく手駒てごまやし、やがてジャミトフの暗殺あんさつによってティターンズを掌握しょうあくするシロッコ、シャアへの失恋しつれんかてにジオン再興さいこう目論もくろむハマーンの4にんじくとし、コロニーレーザーグリプス2をめぐりエゥーゴ、ティターンズ、アクシズどもえ死闘しとう展開てんかいされるのだった。

登場とうじょう人物じんぶつ

エゥーゴ&カラバ
ティターンズ
地球ちきゅう連邦れんぽうぐん連邦れんぽうぐんのうち、上記じょうき組織そしき所属しょぞくしていないもの
アクシズ

登場とうじょう兵器へいき

モビルスーツモビルアーマーなど機動きどう兵器へいき分類ぶんるいされるものは

それ以外いがいのものについては

スタッフ

(オープニングクレジットより)

主題歌しゅだいか挿入歌そうにゅうか

オープニングテーマ
Ζぜーたこくをこえて」(原題げんだいBETTER DAYS ARE COMING)(だい1 - だい23
はら作詞さくし[ちゅう 17]作曲さっきょく - ニール・セダカ / 日本語にほんごばん作詞さくし - おぎ / 編曲へんきょく - 渡辺わたなべ博也ひろや / うた - 鮎川あいかわ麻弥まや
オリコン週間しゅうかんシングルチャート
20(1985ねん3がつ4にちづけ)、17(3がつ11にち・18にちづけ)、15(3がつ25にちづけ)、20(4がつ1にちづけ
みずほしあいをこめて」(えいだいFOR US TO DECIDE)(だい24 - だい50
作詞さくし - うれまさいさむ / 作曲さっきょく - ニール・セダカ / 編曲へんきょく - 馬飼野まかいの康二こうじ / うた - 森口もりぐち博子ひろこ
オリコン週間しゅうかんシングルチャート
16(1985ねん8がつ19にちづけ)、17(8がつ26にちづけ)、18(9がつ2にちづけ
エンディングテーマ
星空ほしぞらのBelieve」(原題げんだいBAD AND BEAUTIFUL
はら作詞さくし[ちゅう 17]作曲さっきょく - ニール・セダカ、フィリップ・コーディ / 日本語にほんごばん作詞さくし - りゅう真知子まちこ / 編曲へんきょく - 渡辺わたなべ博也ひろや / うた - 鮎川あいかわ麻弥まや
挿入歌そうにゅうか
「ハッシャバイ」(だい13
作詞さくし - おぎ / 作曲さっきょく - 井上いのうえ忠夫ただお / 編曲へんきょく - 宮川みやがわやすし / うた - 間嶋まじま里美さとみ
銀色ぎんいろドレス」(だい20
作詞さくし - おぎ麟 / 作曲さっきょく編曲へんきょく - 馬飼野まかいの康二こうじ / うた - 森口もりぐち博子ひろこ

事例じれい

現在げんざい日本にっぽん国内こくない発売はつばいされている映像えいぞうソフトにおけるオープニング・エンディングパートは、上記じょうき記載きさいしたテレビ放映ほうえいおな楽曲がっきょく使用しようされているが、一部いちぶのオンライン配信はいしんサイトおよび海外かいがいばん映像えいぞうソフトでは、映像えいぞうはそのままだが、楽曲がっきょくのみサウンドトラック収録しゅうろくのBGM(オープニングきょく前期ぜんき後期こうきどもに「Ζぜーた GUNDAM」、エンディングきょくは「あらたな世界せかい」)にえられている事例じれいがある(オープニング映像えいぞうには、えられたBGMにあらたな効果こうかおん追加ついかされている)。これについてサンライズは「配信はいしんの『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』オープニングとエンディングの楽曲がっきょくがテレビ放送ほうそうばんことなるのは、オンディマンド配信はいしんするさい権利けんりじょう理由りゆうによります。ご了承りょうしょうください。現在げんざい映像えいぞう富野とみの監督かんとく楽曲がっきょく監修かんしゅういただき、インターネット配信はいしん正式せいしきばんとして配信はいしんしております」と回答かいとうしていた[27][ちゅう 18]。なお、2017ねん12月より、「もと主題歌しゅだいか配信はいしんできるようになった」との報告ほうこく公式こうしき発表はっぴょうされている[28]

かくはなしリスト

はなしすう 放送ほうそう サブタイトル 脚本きゃくほん コンテ 演出えんしゅつ 作画さくが監督かんとく
だい1 1985ねん
3月2にち
くろいガンダム 大野木おおのきひろし
おのたにみのる
今川いまがわ泰宏やすひろ 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい2 3月9にち 旅立たびだ 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
滝沢たきざわ敏文としふみ 関田せきたおさむ 小林こばやし利充としみつ
だい3 3月16にち カプセルのなか 川崎かわさき知子ともこ
おのたにみのる
横山よこやま広行ひろゆき 兵頭ひょうどうたかし
だい4 3月23にち エマの脱走だっそう 丸尾まるおみほ
おのたにみのる
川瀬かわせ敏文としふみ 山田やまだきさらか
だい5 3月30にち ちちと… 大野木おおのきひろし
おのたにみのる
杉島すぎしま邦久くにひさ 金山かなやま明博あきひろ
だい6 4がつ6にち 地球ちきゅうけん 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
井内いうち秀治しゅうじ 関田せきたおさむ 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい7 4がつ13にち サイド1の脱出だっしゅつ 丸尾まるおみほ
おのたにみのる
吹愛ゆみ 横山よこやま広行ひろゆき 小林こばやし利充としみつ
だい8 4がつ20日はつか つき裏側うらがわ 大野木おおのきひろし
おのたにみのる
川瀬かわせ敏文としふみ 兵頭ひょうどうたかし
だい9 4がつ27にち あたらしいきずな 丸尾まるおみほ
おのたにみのる
杉島すぎしま邦久くにひさ 山田やまだきさらか
だい10 5月4にち 再会さいかい 大野木おおのきひろし
おのたにみのる
今川いまがわ泰宏やすひろ 関田せきたおさむ 金山かなやま明博あきひろ
だい11 5月11にち 大気圏たいきけん突入とつにゅう 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
網野あみの哲郎てつろう 横山よこやま広行ひろゆき 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい12 5月25にち ジャブローのふう 平野ひらのやすし
おのたにみのる
吹愛ゆみ
おのたにみのる
川瀬かわせ敏文としふみ 小林こばやし利充としみつ
だい13 6月1にち シャトル発進はっしん 大野木おおのきひろし
おのたにみのる
杉島すぎしま邦久くにひさ
おのたにみのる
杉島すぎしま邦久くにひさ 山田やまだきさらか
だい14 6月8にち アムロふたた 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
今川いまがわ泰宏やすひろ 金山かなやま明博あきひろ
だい15 6月15にち カツの出撃しゅつげき 丸尾まるおみほ
おのたにみのる
横山よこやま広行ひろゆき 関田せきたおさむ 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい16 6月22にち しろやみけて 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
本橋もとはしたかおう 小林こばやし利充としみつ
だい17 6月29にち ホンコン・シティ 遠藤えんどうあきらわれ 川瀬かわせ敏文としふみ 山田やまだきさらか
だい18 7がつ6にち とらわれたミライ 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
杉島すぎしま邦久くにひさ
横山よこやま広行ひろゆき
杉島すぎしま邦久くにひさ 金山かなやま明博あきひろ
だい19 7がつ13にち シンデレラ・フォウ 遠藤えんどうあきらわれ 甚目はだめ喜一きいち 平林ひらばやしあつし 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい20 7がつ20日はつか 灼熱しゃくねつ脱出だっしゅつ 関田せきたおさむ 小林こばやし利充としみつ
だい21 7がつ27にち ゼータの鼓動こどう 大野木おおのきひろし
おのたにみのる
本橋もとはしたかおう
おのたにみのる
本橋もとはしたかおう 山田やまだきさらか
だい22 8がつ3にち シロッコの 丸尾まるおみほ
おのたにみのる
川瀬かわせ敏文としふみ 金山かなやま明博あきひろ
だい23 8がつ10日とおか ムーン・アタック 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
杉島すぎしま邦久くにひさ 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい24 8がつ17にち 反撃はんげき 遠藤えんどうあきらわれ 横山よこやま広行ひろゆき 関田せきたおさむ 小林こばやし利充としみつ
照日てるひ四郎しろう
だい25 8がつ24にち コロニーがちる[ちゅう 19] 鈴木すずき裕美子ゆみこ おのたにみのる 平林ひらばやしあつし 山田やまだきさらか
だい26 8がつ31にち ジオンの亡霊ぼうれい 遠藤えんどうあきらわれ 井内いうち秀治しゅうじ 本橋もとはしたかおう 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい27 9月7にち シャアの帰還きかん 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
川瀬かわせ敏文としふみ 金山かなやま明博あきひろ
だい28 9月14にち ジュピトリス潜入せんにゅう 遠藤えんどうあきらわれ もり一浩かずひろ 関田せきたおさむ 小林こばやし利充としみつ
だい29 9月21にち サイド2の危機きき 鈴木すずき裕美子ゆみこ 世良せら邦男くにお
杉島すぎしま邦久くにひさ
杉島すぎしま邦久くにひさ 大森おおもり英敏ひでとし
だい30 9月28にち ジェリド特攻とっこう 遠藤えんどうあきらわれ 横山よこやま広行ひろゆき 平林ひらばやしあつし 山田やまだきさらか
だい31 10月5にち ハーフムーン・ラブ 鈴木すずき裕美子ゆみこ
おのたにみのる
もり一浩かずひろ
おのたにみのる
つまかたひとし 瀬尾せお康博やすひろ
だい32 10月12にち なぞのモビルスーツ 遠藤えんどうあきらわれ 井内いうち秀治しゅうじ 本橋もとはしたかおう 金山かなやま明博あきひろ
だい33 10月19にち アクシズからの使者ししゃ 甚目はだめ喜一きいち 関田せきたおさむ 小林こばやし利充としみつ
だい34 10月26にち 宇宙うちゅうこえ[ちゅう 20] 鈴木すずき裕美子ゆみこ 川瀬かわせ敏文としふみ 山田やまだきさらか
だい35 11月2にち[ちゅう 21] キリマンジャロのあらし もり一浩かずひろ 平林ひらばやしあつし 瀬尾せお康博やすひろ
だい36 11月9にち 永遠えいえんのフォウ 遠藤えんどうあきらわれ 杉島すぎしま邦久くにひさ 北爪きたづめ宏幸ひろゆき
だい37 11月16にち ダカールの 鈴木すずき裕美子ゆみこ 横山よこやま広行ひろゆき 金山かなやま明博あきひろ
だい38 11月23にち レコアの気配けはい 遠藤えんどうあきらわれ 世良せら邦男くにお
おのたにみのる
関田せきたおさむ 小林こばやし利充としみつ
だい39 11月30にち 湖畔こはん 鈴木すずき裕美子ゆみこ 川瀬かわせ敏文としふみ 山田やまだきさらか
だい40 12月7にち グリプス始動しどう 遠藤えんどうあきらわれ もり一浩かずひろ
おのたにみのる
平林ひらばやしあつし 寺東てらひがし克己こっき
だい41 12月14にち 目覚めざ 鈴木すずき裕美子ゆみこ 杉島すぎしま邦久くにひさ 瀬尾せお康博やすひろ
だい42 12月21にち さよならロザミィ 遠藤えんどうあきらわれ 横山よこやま広行ひろゆき 恩田おんだ尚之なおゆき
だい43 1986ねん
1がつ4にち
ハマーンの嘲笑ちょうしょう 世良せら邦男くにお 関田せきたおさむ 金山かなやま明博あきひろ
だい44 1がつ11にち ゼダンのもん 鈴木すずき裕美子ゆみこ 川瀬かわせ敏文としふみ 小林こばやし利充としみつ
だい45 1がつ18にち てんからるもの 遠藤えんどうあきらわれ もり一浩かずひろ 平林ひらばやしあつし 山田やまだきさらか
だい46 1がつ25にち シロッコ 鈴木すずき裕美子ゆみこ 川瀬かわせ敏文としふみ
杉島すぎしま邦久くにひさ
杉島すぎしま邦久くにひさ 瀬尾せお康博やすひろ
だい47 2がつ1にち 宇宙うちゅううず[ちゅう 20] 遠藤えんどうあきらわれ 横山よこやま広行ひろゆき 恩田おんだ尚之なおゆき
だい48 2がつ8にち ロザミアのなか 鈴木すずき裕美子ゆみこ 滝沢たきざわ敏文としふみ 関田せきたおさむ 金山かなやま明博あきひろ
だい49 2がつ15にち 生命せいめいって 遠藤えんどうあきらわれ 世良せら邦男くにお 平林ひらばやしあつし 敷島しきしま博英ひろひで
だい50 2がつ22にち 宇宙うちゅうける[ちゅう 20] 川瀬かわせ敏文としふみ 小林こばやし利充としみつ

放送ほうそうきょく

系列けいれつ放送ほうそう当時とうじ放送ほうそう日時にちじは1985ねん12がつ中旬ちゅうじゅん - 1986ねん1がつ上旬じょうじゅん時点じてん石川いしかわテレビについてはほん放送ほうそう終了しゅうりょう放送ほうそうされた日時にちじ)のものとする[29]

放送ほうそう地域ちいき 放送ほうそうきょく 系列けいれつ 放送ほうそう日時にちじ 備考びこう
中京ちゅうきょう広域こういきけん 名古屋なごやテレビ テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ 土曜どよう 17:30 - 18:00 制作せいさくきょく
北海道ほっかいどう 北海道ほっかいどうテレビ
宮城みやぎけん 東日本放送ひがしにっぽんほうそう
福島ふくしまけん 福島放送ふくしまほうそう
関東かんとう広域こういきけん テレビ朝日てれびあさひ
新潟にいがたけん 新潟にいがたテレビ21
静岡しずおかけん 静岡しずおかけんみんテレビ げん静岡朝日しずおかあさひテレビ。
広島ひろしまけん 広島ひろしまホームテレビ
香川かがわけん岡山おかやまけん 瀬戸内海放送せとないかいほうそう
福岡ふくおかけん 九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう
鹿児島かごしまけん 鹿児島放送かごしまほうそう
青森あおもりけん 青森あおもりテレビ TBS系列けいれつ 土曜どよう 17:00 - 17:30
岩手いわてけん 岩手いわて放送ほうそう 日曜にちよう 6:00 - 6:30 げん・IBC岩手いわて放送ほうそう
秋田あきたけん 秋田あきたテレビ フジテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
水曜すいよう 17:30 - 18:00
山形やまがたけん 山形放送やまがたほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
火曜かよう 17:00 - 17:30
山梨やまなしけん 山梨放送やまなしほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ 水曜すいよう 17:00 - 17:30
長野ながのけん テレビ信州てれびしんしゅう 日本にほんテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
土曜どよう 17:00 - 17:30
富山とやまけん 富山とやまテレビ フジテレビ系列けいれつ 月曜げつよう 17:20 - 17:50
月曜げつよう 17:30 - 18:00(最終さいしゅうかい時点じてん
1985ねん3がつ11にちから1986ねん3がつ10日とおか放送ほうそう[30]
石川いしかわけん 石川いしかわテレビ 月曜げつよう - 金曜きんよう 17:32 - 18:00 ほん放送ほうそう終了しゅうりょう、1987ねん1がつ7にち - 4がつ15にち放送ほうそう[31]
福井ふくいけん 福井ふくいテレビ 月曜げつよう 16:30 - 17:00
近畿きんき広域こういきけん 朝日放送あさひほうそう テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ 金曜きんよう 17:00 - 17:30 げん朝日放送あさひほうそうテレビ。
制作せいさくきょくより1にちはや先行せんこう放送ほうそう
島根しまねけん鳥取とっとりけん 山陰放送さんいんほうそう TBS系列けいれつ 土曜どよう 17:00 - 17:30
山口やまぐちけん 山口放送やまぐちほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
火曜かよう 17:15 - 17:45 1985ねん5がつ7にちから放送ほうそう[32]
愛媛えひめけん 南海放送なんかいほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ 金曜きんよう 16:55 - 17:25
高知こうちけん テレビ高知てれびこうち TBS系列けいれつ 金曜きんよう 16:30 - 17:00 1985ねん5がつ3にちから放送ほうそう[32]
長崎ながさきけん 長崎放送ながさきほうそう 金曜きんよう 16:50 - 17:20
熊本くまもとけん 熊本放送くまもとほうそう 木曜もくよう 17:30 - 18:00
大分おおいたけん 大分放送おおいたほうそう 水曜すいよう 17:20 - 17:50
宮崎みやざきけん 宮崎放送みやざきほうそう 火曜かよう 17:30 - 18:00
沖縄おきなわけん 琉球放送りゅうきゅうほうそう 水曜すいよう 17:15 - 17:45

劇場げきじょうばん

劇場げきじょうよう映画えいがさんさく機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation』(- ア・ニュー・トランスレーション)シリーズは、テレビシリーズ『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』20周年しゅうねん記念きねんして全国ぜんこく松竹しょうちくけい劇場げきじょうにて公開こうかいされた映画えいが作品さくひん[33]。2005ねん平成へいせい17ねん)から2006ねん平成へいせい18ねん)にかけてシリーズ展開てんかいされた。公開こうかい先立さきだち、東京とうきょう国際こくさいファンタスティック映画えいがさい2004において、『ほしもの』が2004ねん10がつ17にち先行せんこう上映じょうえいされた。

テレビシリーズの既存きそん映像えいぞうもちいつつも、新作しんさく映像えいぞう追加ついかしてテレビシリーズ全体ぜんたいさんさく映画えいがさい構成こうせいした作品さくひん。「A New Translation(新訳しんやく)」をうたって製作せいさくされており、物語ものがたり結末けつまつことなるなど変更へんこうてんおおい。

劇場げきじょうばん∀ガンダムI 地球ちきゅうこう』と『劇場げきじょうばん∀ガンダムII 月光げっこうちょう以来いらい3ねんぶりのガンダムシリーズ劇場げきじょうアニメでもある。

機動きどう戦士せんしガンダム40周年しゅうねんプロジェクト『ガンダム映像えいぞうしん体験たいけんTOUR』として劇場げきじょうばん3さくがTCX(TOHOシネマズ独自どくじ規格きかくラージスクリーン)で劇場げきじょう上映じょうえいだい1さくが2020ねん2がつ7にちより、だい2さくが2020ねん2がつ12にちより、だい3さくが2020ねん2がつ16にちより上映じょうえい[34]

キャッチコピーは「再会さいかい躍動やくどうするたましい。ときはなて、"Ζぜーた"!!」(I)、「キスの記憶きおく」(II)、「だれらないラスト…新訳しんやくΖぜーた完結かんけつへん」「ひと虚無きょむ宇宙うちゅうにぬくもりをつけられるか!」(III)。

シリーズ概要がいよう劇場げきじょうばん

  • だい一部いちぶ機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ-』(2005ねん5がつ28にち公開こうかい - 興行こうぎょう収入しゅうにゅう:8おく6200まんえん[35]
  • だい機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII A New Translation -恋人こいびとたち-』(2005ねん10がつ29にち公開こうかい - 興行こうぎょう収入しゅうにゅう:6おくえん[35]
  • だいさん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII A New Translation -ほし鼓動こどうあい-』(2006ねん3がつ4にち公開こうかい - 興行こうぎょう収入しゅうにゅう:4おく9200まんえん[36]

スタッフ(劇場げきじょうばん

  • 製作せいさく - 吉井よしい孝幸たかゆき
  • 企画きかく - 内田うちだ健二けんじ
  • 原案げんあん - 矢立やたてはじめ
  • 原作げんさく脚本きゃくほんコンテ - 富野とみのゆかりゆう
  • キャラクターデザイン - 安彦やすひこ良和よしかず
  • メカニカルデザイン - 大河原おおかわら邦男くにお藤田ふじた一己かずみ
  • キャラクター作画さくが監督かんとく[ちゅう 22] - 恩田おんだ尚之なおゆき
  • メカニカル作画さくが監督かんとく[ちゅう 22] - なかもりぶん
  • 作画さくが監督かんとく[ちゅう 23] - 重田しげた敦司あつし中島なかじま利洋としひろ中谷なかたに誠一せいいちなかもりぶん恩田おんだ尚之なおゆき
  • 美術びじゅつ監督かんとく - あずま潤一じゅんいち[ちゅう 24]甲斐かい政俊まさとし
  • デジタル色彩しきさい設計せっけい - すずきたかこ
  • 撮影さつえい監督かんとく - 木部きべさおり
  • 編集へんしゅう - 山森やまもり重之しげゆき[ちゅう 24]坂本さかもと久美子くみこ[ちゅう 25]
  • スタジオ演出えんしゅつ - 松尾まつお
  • 音響おんきょう監督かんとく - 藤野ふじの貞義さだよし
  • 音楽おんがく - 三枝さえぐさ成彰しげあき
  • テーマきょく - Gackt
  • 配給はいきゅう - 松竹しょうちく
  • プロデューサー - 松村まつむら圭一けいいち(サンライズ)、久保くぼさとし(バンダイビジュアル)
  • 企画きかく製作せいさく - サンライズ
  • そう監督かんとく - 富野とみのゆかりゆう

主題歌しゅだいか・BGM(劇場げきじょうばん

主題歌しゅだいか富野とみの友人ゆうじんであり、熱烈ねつれつなガンダムファンでもあるGackt担当たんとうした。BGMはテレビばんおなじく三枝さえぐさ成彰しげあき担当たんとう[ちゅう 26]。テレビシリーズのBGMをいでいるほか、映画えいがよう新規しんき楽曲がっきょく使用しようされている。

また、MSの動作どうさおんをはじめとするSEの音源おんげんE&Mプランニングセンターサウンド・リング)からフィズサウンドクリエイションのものに変更へんこうされており、結果けっかてきに『機動きどう戦士せんしガンダム』や『機動きどう戦士せんしガンダム0083 STARDUST MEMORY』との統一とういつはかられることとなった[ちゅう 27]

オープニングテーマ
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ-』
Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜
エンディングテーマ
すべて、作詞さくし作曲さっきょく - Gackt.C / うた - Gackt(レーベル - 日本にほんクラウン[ちゅう 28]
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ-』
きみっているから(Remix ver.)」
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII A New Translation -恋人こいびとたち-』
「mind forest」
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII A New Translation -ほし鼓動こどうあい-』
Love Letter
「Dybbuk」
挿入歌そうにゅうか
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ-』
「ハッシャバイ」
作詞さくし - おぎ麟 / 作曲さっきょく - 井上いのうえ忠夫ただお[ちゅう 29] / 編曲へんきょく - 宮川みやがわやすし / うた - 間嶋まじま里美さとみ

製作せいさく劇場げきじょうばん

企画きかく当初とうしょは『機動きどう戦士せんしガンダム』や『∀ガンダム』と同様どうようにテレビばんさい編集へんしゅう作品さくひんだったが、富野とみの殺伐さつばつさと悲劇ひげきしかなかった原典げんてん物語ものがたりを、あらたな解釈かいしゃくことなる視点してんくわえることですこやかな物語ものがたりさい構成こうせいするというテーマのもと、みずかぜんさんさくへのさい編集へんしゅう監督かんとく脚本きゃくほんコンテ)をおこなった[ちゅう 30]当時とうじ放送ほうそうきょくであった名古屋なごやテレビも製作せいさく協力きょうりょくとして制作せいさくかかわっている。

劇場げきじょうばんのフィルムは、テレビばんカット(以降いこうきゅう作画さくが)におなじフレームない劇場げきじょうばんカット(以降いこうしん作画さくが)をくわえるという特殊とくしゅ方法ほうほう編集へんしゅうされ、きゅう作画さくが部分ぶぶんしん作画さくが部分ぶぶん質感しつかんちかづける「エイジング」(「経年けいねん変化へんか」の処理しょりおこなわれた[ちゅう 31]公開こうかい当時とうじ富野とみの完全かんぜん新作しんさくにしてしまうと『Ζぜーたガンダム』ではなくなってしまうため、あえてこの形式けいしきをとったむね発言はつげんしている。きゅう作画さくがはトリミングされ、スタンダードサイズからビスタサイズに変更へんこうされた[37]。また、カットによってはきゅう作画さくがのフレームない一部いちぶ(コクピットないのコンソール表示ひょうじなど)を部分ぶぶんてき追加ついか修正しゅうせいするといった加工かこうもされている。

しん作画さくが部分ぶぶんには、テレビばんのち製作せいさくされたOVA機動きどう戦士せんしガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場とうじょうするジム・キャノンIIジム・カスタムジム・クゥエルや『ADVANCE OF Ζぜーた ティターンズのはたのもとに』のガンダムTR-1[ヘイズル]などのMSがカメオ出演しゅつえんしている。

なお、『ほし鼓動こどうあい』の初期しょき題名だいめいは「どもえ」だった。

物語ものがたり劇場げきじょうばん

おおまかなストーリーのながれはテレビばんおなじだが、シャアのダカール演説えんぜつやフォウのさい登場とうじょうなどいくつかのエピソードがカットされたほかすこやかな物語ものがたりとしてさい構成こうせいするためにテレビばんでは反抗はんこうてきだったカミーユの性格せいかく素直すなおでやや穏和おんわになり、「修正しゅうせい」シーンや悲劇ひげきてき結末けつまつ回避かいひされた。ほかにもテレビばんのセリフのおおくが変化へんか割愛かつあいされているなどの変更へんこうてんがある。

出演しゅつえん声優せいゆう劇場げきじょうばん

映画えいがさいしては20めい以上いじょうのぼ大幅おおはばなキャストの変更へんこうおこなわれた。富野とみのはカミーユやく飛田ひだてんおとこにオーディションをしており、飛田ひだ富野とみのに「当日とうじつにキャスト変更へんこうもありうる」とわれたという[38]。また、ファ・ユイリィやく松岡まつおかミユキのようにテレビばん声優せいゆう引退いんたいともな変更へんこうもあった。劇場げきじょうばん公開こうかい発売はつばいされた『Ζぜーたガンダム』関係かんけいのほとんど各種かくしゅゲームでも、劇場げきじょうばん声優せいゆう起用きようされている。

フォウ・ムラサメやく島津しまつ冴子さえこからゆかな変更へんこうされたことにかんして、島津しまつは「映画えいが出演しゅつえんのオファーがなかった」とかした[39]。また、島津しまつ公開こうかいした手記しゅきなかで、島津しまついただされたさいそう監督かんとく富野とみのゆかりゆうは「音響おんきょう監督かんとくだまされた」「フォウは冴子さえこにしかできない」「あらかじのこすオリジナルキャストがまっていて、そのなかにフォウもはいっていた」と発言はつげんしていたとされたが[39][40]、『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII -恋人こいびとたち-』の公開こうかいまえにしたインタビューで「『Ζぜーた』を新訳しんやくにするにあたり、復刻ふっこく映画えいがにするつもりはまったくなく、主人公しゅじんこうカミーユ・ビダンやく飛田ひだてんおとこでさえオーディションであらためてえらなおした」「当初とうしょはアムロやシャアもふくめたキャスティングのそうえも検討けんとうしていた」「フォウ・ムラサメのようなゲストてきなキャラクターにかんしてえば、新人しんじん起用きようするというかんがかた初期しょき段階だんかいからあった。ファースト以来いらいのキャラクターとのバランスをかんがなつかし映画えいがにしないためフォウやサラにはわかこえ必要ひつようだった」「全体ぜんたいのバランスを音響おんきょう監督かんとく総合そうごうてき検討けんとうしてかんがえたうえで、今回こんかいのキャスティングにかためた」と前述ぜんじゅつ島津しまつ手記しゅき発言はつげん否定ひていする内容ないよう説明せつめい富野とみの自身じしんからかたられた[41]一方いっぽうガディ・キンゼーのように、Iでは別人べつじんえんじていたが、IIやIIIでオリジナルキャストにもどったれいもある。

テレビばん声優せいゆうのクレジットはシャア・アズナブルが先頭せんとうだったが、劇場げきじょうばん恋人こいびとたち』からはカミーユ・ビダンが先頭せんとうになっている。

なお、劇場げきじょうばん制作せいさく時点じてんではすでに故人こじんだった井上いのうえようセイラ・マスやく)は『ほし鼓動こどうあい』に『めぐりあい宇宙うちゅうへん』の音声おんせい編集へんしゅうして出演しゅつえん(ライブラリ出演しゅつえん)している[42]。また、鈴置すずおき洋孝ひろたか(ブライト・ノアやく)と戸谷とたにこう(カクリコン・カクーラー、グワダン・キャプテンやく)は『ほし鼓動こどうあい収録しゅうろく逝去せいきょし、とう作品さくひん遺作いさくになった。

劇場げきじょうばん結末けつまつ作品さくひん関係かんけい

  • 劇場げきじょうばん結末けつまつそのものがテレビばんからおおきく変更へんこうされ、主人公しゅじんこうカミーユは精神せいしん破綻はたんきたさず、ガンダムMk-IIは大破たいはまらず完全かんぜん粉砕ふんさいされて喪失そうしつ、アクシズは地球ちきゅうけん制圧せいあつさず撤退てったい、となった。このため、カミーユからジュドー・アーシタΖぜーたガンダムをゆずけるかたちでアクシズ(ネオ・ジオン)とたたかうテレビばん続編ぞくへん機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』のシナリオにつながらなくなっている。富野とみのは『劇場げきじょうばんΖぜーた』ののちつづ物語ものがたり製作せいさくについては否定ひていてきなコメントをのこしている[43]。また、『ファースト劇場げきじょうばんさんさく』との6さくをもって『ろくさく』、『逆襲ぎゃくしゅうのシャア』をふくめて『ななさく』とするむね発言はつげんもしている[44]
  • テレビばんにはないセイラ・マスとカイ・シデンの会話かいわや、くるま移動いどうするミライ親子おやこのシーンが追加ついかされており、『逆襲ぎゃくしゅうのシャア』を予感よかんさせるものとなっている。
  • テレビばん劇場げきじょうばん、どちらが正史せいしであるかについては、公式こうしき見解けんかいされていないが、制作せいさくサイドがい人物じんぶつによる評伝ひょうでんではテレビばん前提ぜんていとし、劇場げきじょうばん異説いせつとしてあつか見解けんかいをとるものがられる[ちゅう 32]
  • 2009ねん各地かくちひらかれた『ガンダム30周年しゅうねん記念きねん上映じょうえい』のさい販売はんばいされた公式こうしきパンフレット『ガンダム30周年しゅうねん記念きねん上映じょうえい メモリアル・プログラム』に掲載けいさいされた宇宙うちゅう世紀せいき年表ねんぴょうでは『Ζぜーたガンダム』に関連かんれんする箇所かしょにおいて、劇場げきじょうばん存在そんざいしない出来事できごと省略しょうりゃくと、メールシュトローム作戦さくせん日付ひづけが2がつ20日はつか変更へんこうされた記述きじゅつがなされている[ちゅう 33]。この『メモリアル・プログラム』の年表ねんぴょうには『ガンダムΖぜーたΖぜーた』の内容ないよう記載きさいされており、この部分ぶぶん内容ないよう既存きそんのものと変更へんこうがない。
  • 劇場げきじょうばん関連かんれん作品さくひんとして、公開こうかい時期じき平行へいこうして連載れんさいされていたことぶきつかさ漫画まんが機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』があるが、ほんさく映画えいが結末けつまつについては『ΖぜーたΖぜーた』との関係かんけい曖昧あいまいなかたちとしている[45]

ほん作品さくひん影響えいきょう

機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム -ほししゃ-』は上映じょうえい映画えいがかんがそれほどおおくなく、日本にっぽん全国ぜんこくで83かしょだったが、週間しゅうかん映画えいがランキングで3にランクイン。上映じょうえいしてから5週間しゅうかん、ベスト10りしている[46]。また、『だい5かい東京とうきょうアニメアワード』において劇場げきじょう映画えいが部門ぶもん優秀ゆうしゅう作品さくひんしょうをも受賞じゅしょうしている。

機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII -恋人こいびとたち-』の上映じょうえいは104かしょ、『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII -ほし鼓動こどうあい-』では最終さいしゅうてきに106かんだった。どう時期じきかくメディアで『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』がさい評価ひょうかされた。

DVD / Blu-ray(劇場げきじょうばん

発売はつばい販売元はんばいもとバンダイビジュアル

DVD(だい1さく

2005ねん10がつ28にち発売はつばい

  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ- DVD通常つうじょうばん(1まいぐみ
    • 映像えいぞう特典とくてん
      • 特報とくほう劇場げきじょう予告編よこくへん
    • 封入ふうにゅう特典とくてん
      • ライナーノート(8P)
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ- DVD初回しょかい限定げんていばん(2まいぐみ
    • ディスク1:本編ほんぺんDVD(通常つうじょうばん同様どうよう
    • ディスク2:特典とくてんDVD
      • メイキング オブ Ζぜーたガンダム -ほししゃ-へん
      • Gackt「Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜」ミュージックビデオ
      • ほしもの」ギャラリー
    • 封入ふうにゅう特典とくてん通常つうじょうばん同様どうよう
    • 特製とくせいアウターケース

DVD(だい2さく

2006ねん2がつ24にち発売はつばい

  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation II -恋人こいびとたち- DVD通常つうじょうばん(1まいぐみ
    • 映像えいぞう特典とくてん
      • 特報とくほう劇場げきじょう予告編よこくへん
    • 封入ふうにゅう特典とくてん
      • ライナーノート(8P)
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation II -恋人こいびとたち- DVD初回しょかい限定げんていばん(2まいぐみ
    • ディスク1:本編ほんぺんDVD(通常つうじょうばん同様どうよう
    • ディスク2:特典とくてんDVD
      • メイキング オブ Ζぜーたガンダム -恋人こいびとたち-へん
      • VOICE MAGIC -こえあやつものたち-
      • 恋人こいびとたち」ギャラリー
    • 封入ふうにゅう特典とくてん通常つうじょうばん同様どうよう
    • 特製とくせいアウターケース

DVD(最終さいしゅうさく

2006ねん8がつ25にち発売はつばい

  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation III -ほし鼓動こどうあい- DVD通常つうじょうばん(1まいぐみ
    • 映像えいぞう特典とくてん
      • 特報とくほう劇場げきじょう予告編よこくへん
    • 封入ふうにゅう特典とくてん
      • ライナーノート(8P)
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation III -ほし鼓動こどうあい- DVD初回しょかい限定げんていばん(2まいぐみ
    • ディスク1:本編ほんぺんDVD(通常つうじょうばん同様どうよう
    • ディスク2:特典とくてんDVD
      • メイキング オブ Ζぜーたガンダム -ほし鼓動こどうあい-へん
      • スペシャル対談たいだん 富野とみのゆかりゆう×Gackt
      • ほし鼓動こどうあい」ギャラリー
    • 封入ふうにゅう特典とくてん通常つうじょうばん同様どうよう
    • 特製とくせいアウターケース

Blu-ray

2012ねん5がつ25にち発売はつばい。3さくとも映像えいぞう特典とくてんとして特報とくほう劇場げきじょう予告編よこくへん収録しゅうろくされ、16ページの解説かいせつしょ封入ふうにゅうされている。BOXばんには劇場げきじょうパンフレットの縮小しゅくしょうばんとポストカードが追加ついかされている。

  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation -ほししゃ- Blu-ray(1まいぐみ
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation II -恋人こいびとたち- Blu-ray(1まいぐみ
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation III -ほし鼓動こどうあい- Blu-ray(1まいぐみ
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation 劇場げきじょうばんBlu-ray BOX(3まいぐみ期間きかん限定げんてい生産せいさん
    • 恩田おんだ尚之なおゆき&なかもりぶんえがろし特製とくせいアウターケースき3まいぐみブルーレイケース仕様しよう

関連かんれん作品さくひん

映像えいぞう作品さくひん

GUNDAM EVOLVE

フル3DCGによる短編たんぺん映像えいぞう作品さくひんGUNDAM EVOLVE(ガンダムイボルブ)』でもほんさくをモチーフとしたものがすうへんつくられた。

  • だい2さく「GUNDAM EVOLVE II RX-178 GUNDAM Mk-II」
  • だい9さく「EVOLVE../9 MSZ-006 Ζぜーた-GUNDAM」
  • だい12さく「EVOLVE../12 RMS-099 RICK-DIAS」
  • だい13さく「EVOLVE../13 RMS-108 MARASAI」

Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-

Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-』は、2015ねん11月7にちよりガンダムフロント東京とうきょう・DOME-Gで公開こうかいのイベント上映じょうえい作品さくひん。アナハイム・エレクトロニクスしゃのプレゼンテーションとして、あかいカラーのデルタガンダム号機ごうきと、グレーカラーのΖぜーたガンダム3号機ごうき初期しょき検証けんしょうがた登場とうじょうする。

  • 監督かんとく - 河田かわた成人しげと

漫画まんが

コミカライズ

機動きどう戦士せんしZガンダム

富野とみのゆかりゆう原作げんさく)、近藤こんどう和久かずひさ (作画さくが)、ぜん3さつ

  • テレビばん放映ほうえい当時とうじ近藤こんどう和久かずひさによる漫画まんがばんが、漫画まんが雑誌ざっしコミックボンボン」にて連載れんさいされた。基本きほんてきにはアニメばんのストーリーをなぞっているが、漫画まんが独自どくじ人物じんぶつやMSがいくつか登場とうじょうする一方いっぽうで、アニメばん重要じゅうよう人物じんぶつやMSが一部いちぶ登場とうじょうしない、アニメばんとはことなるオリジナルの展開てんかいをする部分ぶぶんがあるなど、独自どくじ要素ようそつよ作品さくひんとなっている。のちにメディアワークスの電撃でんげきコミックスに復刻ふっこくされた。

電撃でんげきコミックスばん

  • 機動きどう戦士せんしZガンダム VOL.1』、1994ねん3がつ24にち発行はっこう[47]ISBN 9784840201025
  • 機動きどう戦士せんしZガンダム VOL.2』、1994ねん5がつ9にち発行はっこう[48]ISBN 9784840201209
  • 機動きどう戦士せんしZガンダム VOL.3』、1994ねん5がつ27にち発行はっこう[49]ISBN 9784840201353
機動きどう戦士せんしZガンダム (ほししゃ/恋人こいびとたち/ほし鼓動こどうあい)
  • 劇場げきじょうばん公開こうかい漫画まんが雑誌ざっしガンダムエース」に劇場げきじょうばんのコミカライゼーションが連載れんさいされた[ちゅう 34]かく作品さくひん担当たんとう作家さっかはそれぞれことなっている。単行本たんこうぼんはKADOKAWAより発売はつばいぜん3かん
    1. 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム -ほししゃ-』田巻たまき久雄ひさお
    2. 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII -恋人こいびとたち-』白石しらいし琴似ことに
    3. 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII -ほし鼓動こどうあい-』津島つしま直人なおと

富野とみのゆかりゆう原作げんさく)、矢立やたてはじめ (原案げんあん)、KADOKAWA (角川かどかわコミックス・エース)、ぜん3さつ

  • 機動きどう戦士せんしZガンダム ほしもの』、2006ねん2がつ23にち発行はっこうISBN 9784047137868[50]
  • 機動きどう戦士せんしZガンダムII 恋人こいびとたち』、2006ねん2がつ23にち発行はっこうISBN 9784047137943[51]
  • 機動きどう戦士せんしZガンダムIII ぼし鼓動こどうあい』、2006ねん8がつ24にち発行はっこうISBN 9784047138537[52]
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム Define
  • 「ガンダムエース」において、ほんさく作画さくが監督かんとくつとめた北爪きたづめ宏幸ひろゆきによる『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム Define』が2011ねんから連載れんさいちゅう[53]。これはどう作者さくしゃ漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダム C.D.A. わか彗星すいせい肖像しょうぞう』の設定せっていぎ、シャア(クワトロ)視点してんえがかれたコミカライゼーションとなっている。単行本たんこうぼん既刊きかん17かん

独自どくじ作品さくひん

  • テレビばんのコミカライズを担当たんとうした近藤こんどうによる、ほんさくもとにしたパラレルワールド作品さくひん『サイドストーリーオブガンダムΖぜーた』が模型もけい雑誌ざっし模型もけい情報じょうほう」、および「B-CLUB」にて掲載けいさいされた。バスクにいもうとセイラを人質ひとじちられたシャア(クワトロ)はティターンズに所属しょぞく、エゥーゴはジオンの残党ざんとう、カミーユはもとジオン市民しみん主役しゅやくMSの名前なまえは「Ζぜーたグスタフ」などの独自どくじ設定せっていえがかれたが、未完みかんのまま終了しゅうりょうしている。
  • ガンダムエースにて劇場げきじょうばん外伝がいでん作品さくひん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』を連載れんさい[ちゅう 35]

フィルムコミック

テレビばん放映ほうえい当時とうじ近代映画社きんだいえいがしゃよりジ・アニメフィルムコミックスとしてほんさくのフィルムを使用しようして漫画まんが仕立したてにしたものが刊行かんこうされた。1かんにつき5収録しゅうろくぜん10かん。カバー・セル原画げんが作画さくが監督かんとくとして参加さんかした瀬尾せお康博やすひろ担当たんとう編集へんしゅうしゃによる大幅おおはばなセリフの変更へんこう割愛かつあい目立めだつものとなっている。2009ねんには、近代映画社きんだいえいがしゃより完全かんぜん復刻ふっこくばん刊行かんこうされた。

  1. 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムフィルムコミックス[完全かんぜん復刻ふっこくばん]BOX-1』 ISBN 978-4764822573(2009ねん7がつ15にち発行はっこう
  2. 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムフィルムコミックス[完全かんぜん復刻ふっこくばん]BOX-2』 ISBN 978-4764822641(2009ねん9がつ10日とおか発行はっこう

小説しょうせつ

アニメの放映ほうえい当時とうじ富野とみのゆかりゆうによる小説しょうせつばんぜん5かん講談社こうだんしゃから、のち角川書店かどかわしょてんから刊行かんこうされている。基本きほんてきにはアニメばんのストーリーをなぞっているが、若干じゃっかん展開てんかいことなっている。また終盤しゅうばんにアムロやハヤトが戦死せんしした小説しょうせつばん機動きどう戦士せんしガンダム』とはストーリーがつながっていない。

もともとテレビばん放映ほうえい開始かいしまえの1984ねんごろ、『逆襲ぎゃくしゅうのシャア』のタイトルで「ガンダム」の続編ぞくへん小説しょうせつ企画きかくされており、テレビばん製作せいさく決定けっていともにその小説しょうせつばんにシフトしたという経緯けいいがある。

講談社こうだんしゃばんのカバーイラストは永野ながのまもる担当たんとうし、アニメとはことなるディテールのメカやキャラクター、コスチュームがえがかれていた。とくにメカニックについては当初とうしょ永野ながのばんてきあつかいだったのが、模型もけい雑誌ざっしモデルグラフィックスによって設定せってい付加ふかされ、のちに『ガンダム・センチネル』の設定せっていじょう骨子こっしとなった「アナハイム・ガンダム」の先駆せんくともなった。

角川かどかわ文庫ぶんこばんはカバーイラストを美樹みきもと晴彦はるひこ担当たんとう。アニメに準拠じゅんきょしたキャラクターやメカでえがかれていた。一方いっぽう口絵くちえのMSのイラストは藤田ふじた一己かずみにより、アニメに準拠じゅんきょしたものではなく、おおきくデザインが変更へんこうされた[ちゅう 36]

1986ねん遠藤えんどうあきらわれちょで『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士せんしに…』がアニメージュ2がつごう付録ふろくとして発表はっぴょうされた。これは、フォウ・ムラサメ本編ほんぺん登場とうじょう以前いぜん過去かこいたもので、『機動きどう戦士せんしガンダム』のあるキャラクターも主要しゅよう人物じんぶつとして登場とうじょうしている。2001ねん9がつ加筆かひつさい構成こうせいうえ角川かどかわスニーカー文庫ぶんこ刊行かんこうされた。なお、カバーイラスト・口絵くちえイラスト・キャラクター紹介しょうかいイラストは北爪きたづめ宏幸ひろゆきが1986ねん当時とうじえがいたものがそのまま使用しようされている。

  • 遠藤えんどうあきらはん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士せんしに…』 ISBN 978-4044119065(2001ねん9がつ1にち発行はっこう

ゲーム

スーパーロボット大戦たいせんシリーズ」を筆頭ひっとうほんさく登場とうじょうするゲーム作品さくひん無数むすうにあるため、ここではほんさく題材だいざい単独たんどく商品しょうひんされた作品さくひんのみ記述きじゅつする。

ゲームブック

  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム Vol.1 グリーン・ノアの決断けつだん
  • 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム Vol.2 パレオロガス漂流ひょうりゅう
    • ホビージャパンより刊行かんこうされた上記じょうきさつ本編ほんぺん同様どうようにカミーユが主人公しゅじんこう(PC=プレイヤー・キャラクター)。Vol.1はアニメ冒頭ぼうとうをベースとしたもので、プレイヤーの選択せんたくによってはカミーユがティターンズとともにエゥーゴを撃退げきたいするという展開てんかいにもなる。Vol.2はゲームブックオリジナルストーリーで、一部いちぶ登場とうじょう人物じんぶつおなじくホビージャパン発行はっこうΖぜーたΖぜーたゲームブック3さくにも重要じゅうよう立場たちば登場とうじょうする。
  • 機動きどう戦士せんしガンダム0087 ジェリド出撃しゅつげき命令めいれい
    • ジェリド・メサがPC。アラスカでのティターンズ訓練くんれんせい時代じだいえがいたゲームブックオリジナルストーリー。ケイブンシャ、バンダイ文庫ぶんこからそれぞれ刊行かんこうされた。

パチンコ

パチンコ
  • CRフィーバー機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム(2017ねんSANKYO

その

岡山おかやまけんにあるみちえき久米くめさとには、個人こじん制作せいさくしたやく1/3スケールのΖぜーたガンダムの模型もけい存在そんざいする。デザインは角川かどかわスニーカー文庫ぶんこばん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』の挿絵さしえなどにえがかれている、いわゆる「藤田ふじた一己かずみばん」。あしには油圧ゆあつシリンダーなどをんでおり、うごかすことも可能かのう[ちゅう 37]Ζぜーたガンダム参照さんしょう)。

参考さんこう文献ぶんけん

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

  1. ^ キャストらんでの小杉こすぎのクレジット表記ひょうき登場とうじょう人物じんぶつのヘンケンではなく、ナレーターである。
  2. ^ 富野とみのは「ガンダムはこれでわりにする」という意味いみめたとインタビューでこたえている[よう出典しゅってん]。さらにファーストガンダム続編ぞくへんとしての数字すうじの"2"の字形じけいにもていることが指摘してきされている。
  3. ^ なお、前作ぜんさくのメインスポンサーであり、玩具おもちゃ商品しょうひんしたクローバーはすでに倒産とうさんしていたため、バンダイはプラモデルだけでなく玩具おもちゃ担当たんとうしている。
  4. ^ Ζぜーたガンダムのメカデザインの複雑ふくざつさは、それにくわえてひとつのメカが完成かんせいするまでに複数ふくすうのデザイナーが関与かんよしていることがおおいことにも原因げんいんがある[10]
  5. ^ Ζぜーたガンダムではムーバブル・フレームが採用さいようされているが、これは外装がいそう内部ないぶフレームがべつ部品ぶひんとなるものであり、ファーストガンダムのモノコック構造こうぞうとはぎゃく構造こうぞうといえる[13]
  6. ^ コックピットには前作ぜんさくじゅう戦機せんきエルガイム』につづき、それまでのボックスがたコックピットにわって富野とみののアイデアでデザインしたぜんてん周囲しゅういモニターと、あらたにデザインされたリニアシートを採用さいよう以後いご、このわせがほとんどの富野とみの作品さくひん採用さいようされている[14][15]
  7. ^ ヤザンようふくをデザインしたところ、その面白おもしろがった安彦やすひこかおだけをえがなおして決定けってい稿こうとした。
  8. ^ 原曲げんきょくは1972ねんのアルバム「Solitaire」に収録しゅうろくされている「Better Days Are Coming」。のち10ccとなるメンバーが全員ぜんいん参加さんかしている。「Solitaire」は永年えいねんCDされていなかったが、「Emergence/Solitaire」として2008ねん10がつにオリジナルのかたちでCDされた。
  9. ^ 原曲げんきょくは1976ねんのアルバム「Steppin'Out」に収録しゅうろくされている「Bad And Beautiful」。
  10. ^ ただし、完全かんぜん新規しんきろしではなく、「For Us to Decide」というセダカ自身じしん発表はっぴょうきょくもとにしている。
  11. ^ PS2はん『エゥーゴvs.ティターンズ』のみ、ミッションモードクリアのエンディングテーマとして『星空ほしぞらのBelieve』が収録しゅうろくされている。
  12. ^ 厳密げんみつにいえば、かく要素ようそとして登場とうじょうした『機動きどう戦士せんしガンダム00』も主題歌しゅだいか収録しゅうろくされていない。げきちゅうのBGMによる代用だいようもない。
  13. ^ 『ガンダム00』についてはファーストシーズン後期こうき主題歌しゅだいか収録しゅうろくされており、主題歌しゅだいか収録しゅうろくされていない作品さくひんΖぜーたのみとなっている。ただしROMによっては『逆襲ぎゃくしゅうのシャア』の主題歌しゅだいか収録しゅうろくされていないことがある(その場合ばあいΖぜーたげきちゅうBGMで代用だいようされる)。
  14. ^ DVDはLDより普及ふきゅうりつたかいので、このようなことはめずらしいことではないが、オリコン調しらべによると『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』はDVD-BOXがLD-BOXを下回したまわっており、ほんさく明暗めいあんわかれた。
  15. ^ あくまで休戦きゅうせん協定きょうてい締結ていけつであって絶対ぜったいてき勝利しょうりではない。
  16. ^ エンディングの役名やくめいテロップでは「シャア・アズナブル」名義めいぎ
  17. ^ a b アメリカでは作詞さくし作曲さっきょく分割ぶんかつされずに著作ちょさくけん登録とうろくされることもあり、ここでのセダカの原曲げんきょく作品さくひん作詞さくし作曲さっきょく分割ぶんかつされずに登録とうろくされているため、ここではレコードなどでのクレジットによらず実際じっさい登録とうろくでのクレジットによる。
  18. ^ 2007ねん2がつ上旬じょうじゅんから3がつ上旬じょうじゅんまでにおいて「バンダイチャンネル@ShowTime」で配信はいしんされた5限定げんてい無料むりょう視聴しちょうラリーにおいて本来ほんらいかたち視聴しちょうできていた。
  19. ^ だい24かい終了しゅうりょう予告編よこくへんでは「コロニーちる」と紹介しょうかいされている。
  20. ^ a b c 宇宙うちゅう」のルビは「そら」であり、「うちゅう」ではない。
  21. ^ 一部いちぶ地方ちほうでは11月1にちの17:00に先行せんこう放送ほうそうされた。
  22. ^ a b 『I -ほししゃ-』『III -ほし鼓動こどうあい-』
  23. ^ 『II -恋人こいびとたち-』のみ。
  24. ^ a b 『I -ほししゃ-』のみ。
  25. ^ 『II -恋人こいびとたち-』から。
  26. ^ テレビばん使用しようされていたものと、展開てんかいわせてあらたに編曲へんきょくされた、あるいは新規しんき作曲さっきょくされて録音ろくおんされたものもある。
  27. ^ E&Mプランニングセンターは1995ねん活動かつどう終結しゅうけつしている。
  28. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII -ほし鼓動こどうあい-』にかぎり、クラウンレコードと表記ひょうきされていた。
  29. ^ ただし、スタッフロールにおいてのクレジットじょうでは「井上いのうえ大輔だいすけ」と表記ひょうき
  30. ^ 富野とみのほんさくのため、あらたにFinal Cut Proによるノンリニア編集へんしゅう習得しゅうとくしている(Apple Japan映画えいが監督かんとく 富野とみのゆかりゆう」)
  31. ^ きゅう作画さくが映像えいぞうないちりやホコリの除去じょきょいろ、ズレの修正しゅうせいしん作画さくがはワザとよごしたりしたりするなどをおこな処理しょりほうのこと、手塚てづか治虫おさむ実験じっけん映画えいが『おんぼろフィルム』など特殊とくしゅれいのぞき、長丁場ながちょうば映像えいぞう作品さくひんとしてはほんさくはじめておこなわれた。
  32. ^ 皆川みなかわゆかちょ評伝ひょうでんシャア・アズナブル 《あか彗星すいせい》の軌跡きせき』では、テレビシリーズの描写びょうしゃ優先ゆうせんし、劇場げきじょうばんを「異説いせつ」としたスタンスで執筆しっぴつしている。
  33. ^ ただし、従来じゅうらいは2がつ2にちとされているメールシュトローム作戦さくせん日付ひづけが2がつ20日はつかとなっている年表ねんぴょうは、劇場げきじょうばん以前いぜんの1999ねん発行はっこうの『機動きどう戦士せんしガンダム エピソードガイド vol.3 ネオ・ジオンへん』の5ぺーじ存在そんざいしている。
  34. ^ かくはなしだい1は「ガンダムエース増刊ぞうかん Ζぜーたガンダムエース」に掲載けいさい
  35. ^ Ζぜーたガンダムエース」と「ガンダムエース」でみきり掲載けいさい連載れんさい
  36. ^ こちらは通称つうしょう藤田ふじたばん」としてられており、ガンダムMk-IIやΖぜーたガンダムはガレージキットもされている。
  37. ^ 当初とうしょ要望ようぼうによりうごかしていたが、2014ねん現在げんざいではうごかしていない。そのかわりにとしすうかいだが、コクピットにせてもらえる機会きかいがある。[54]

出典しゅってん

  1. ^ テレビばん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』だい13より。
  2. ^ a b c d GMG2018S, p. 12.
  3. ^ a b GMG2018S, pp. 21–23.
  4. ^ a b 猪俣いのまた謙次けんじ『ガンダム神話しんわΖぜーた』50ページより。
  5. ^ a b c d e 機動きどう戦士せんしZガンダムヒストリカ だい09かん OFFICIAL FILE MAGAZINE』講談社こうだんしゃ、2005ねん11月、29ぺーじISBN 9784063671919 
  6. ^ a b c d e f g h i j k l GMG2018W, p. 92.
  7. ^ a b GMG2018S, pp. 23–34.
  8. ^ a b c GMG2020W, p. 30.
  9. ^ 吉岡よしおかあきらしん へん「G計画けいかく PROJECT GUNDAM〜ガンダムができるまで〜機動きどう戦士せんしZガンダムへん」『GREAT MECHANICS 5』双葉社ふたばしゃ、2002ねん7がつ15にち、66-67ぺーじISBN 4-575-46408-2 
  10. ^ a b c d e f GMG2018W, p. 93.
  11. ^ 「アムロ・レイのえんかた古谷ふるやとおる演技えんぎ人物じんぶつろん〜」だい7かい後編こうへん”. Febri. 2022ねん12月21にち閲覧えつらん アーカイブ 2022ねん12月22にち - ウェイバックマシン
  12. ^ 機動きどう戦士せんしガンダムMSだい全集ぜんしゅうバンダイ、1988ねん、24ぺーじISBN 9784891893361 
  13. ^ GMG2019A, p. 38.
  14. ^ GMG2018S, p. 14.
  15. ^ GMG2019S, p. 23.
  16. ^ 『ZGUNDAM A (ゼータガンダムエース)』角川書店かどかわしょてん、2005ねん7がつ、82-85ぺーじ 
  17. ^ GMG2018S, p. 21.
  18. ^ ライター:うまなみレイ/カメラマン:増田ますだ雄介ゆうすけ (2019ねん12月28にち). “作曲さっきょく三枝さえぐさ成彰しげあきかたる,「逆襲ぎゃくしゅうのシャア」「動乱どうらん」を作曲さっきょくしていた80年代ねんだい当時とうじ記憶きおく(コンサート:サエグサシゲアキ1980s)”. 4Gamer.net. Aetas株式会社かぶしきがいしゃ. 2020ねん12月31にち閲覧えつらん アーカイブ 2021ねん1がつ16にち - ウェイバックマシン
  19. ^ 松森まつもり敦史あつし へん「インタビュー 鮎川あいかわ麻弥まや」『サッとわかる機動きどう戦士せんしガンダム』すすむゆうしゃ、2014ねん1がつ1にち、20ぺーじISBN 978-4-86391-817-7 
  20. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムだい事典じてん』より[ようページ番号ばんごう]
  21. ^ 上野うえの五郎ごろうへん)「ジャーナル特集とくしゅう プラモからホビーへ! Vol.1 転換てんかんときむかえた模型もけい業界ぎょうかい ホビーの視点してんからしん需要じゅよう開拓かいたくを!」『トイジャーナル』1985ねん4がつごう東京とうきょう玩具おもちゃ人形にんぎょう問屋とんや協同きょうどう組合くみあい、1985ねん4がつ1にち、17ぺーじ 
  22. ^ a b 柿沼かきぬま秀樹ひでき加藤かとうさとし「ガンプラシーン回顧かいこ対談たいだん 1980〜2007 川口かわぐち克己かつみ×柿沼かきぬま秀樹ひでき」『バンダイ キャラクタープラモ年代ねんだい 鉄人てつじんからヤマト、ガンダムまで』学習研究社がくしゅうけんきゅうしゃ、2007ねん4がつ3にちISBN 978-4-05-403282-8、156-157ぺーじ
  23. ^ 松本まつもとさとる仲吉なかよし昭治しょうじ「SCENE10 ―ロングヒットへ― ■『Ζぜーたガンダム』の登場とうじょうとグレードアップ」『おれたちのガンダム・ビジネス』日本経済新聞にほんけいざいしんぶん出版しゅっぱんしゃ、2007ねん10がつ19にちISBN 978-4-532-16598-7、161ぺーじ
  24. ^ 日経にっけいBPしゃ技術ぎじゅつ研究けんきゅうへんだいさんしょう ビジネスの仕組しくみがわる .ケーススタディー―ガンダム・ビジネス ●LD史上しじょうのこるファースト・ガンダム」『アニメ・ビジネスがわる―アニメとキャラクター・ビジネスの真実しんじつ日経にっけいBPしゃ、1999ねん6がつ17にちISBN 4-8222-2550-X、109ぺーじ
  25. ^ 日経にっけいキャラクターズ!へん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム ビジネス検証けんしょう」『大人おとなのガンダム HISTORY & BUSINESS』日経にっけいBPしゃ日経にっけいBPムック〉、2004ねん10がつ1にちISBN 4-8222-1705-1、31ぺーじ
  26. ^ ぜんガンダムだい投票とうひょう 40th 結果けっか発表はっぴょう (「ガンダムソングス」のタグをクリック)NHK アーカイブ 2020ねん9がつ28にち - ウェイバックマシン
  27. ^ hoshi_sunのツイート(765129217738612736)
  28. ^ Gundam_FanCのツイート(941631398724517888)
  29. ^ テレビ局てれびきょくネットーワーク」『アニメディア』1986ねん1がつごう学研がっけん、78 - 80ぺーじ 
  30. ^ 北國きたぐに新聞しんぶん』1985ねん3がつ11にちづけ - 1986ねん3がつ10にちづけかく朝刊ちょうかん、テレビらん
  31. ^ 北国きたぐに新聞しんぶん縮刷しゅくさつばん金曜日きんようび放送ほうそうは4がつのみ。
  32. ^ a b 全国ぜんこく放映ほうえいリスト」『アニメージュ』1985ねん5がつごう徳間書店とくましょてん、125ぺーじ 
  33. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダムI ほしもの”. SUNRISE. 2020ねん8がつ12にち閲覧えつらん アーカイブ 2020ねん8がつ5にち - ウェイバックマシン
  34. ^ 「ガンダム映像えいぞうしん体験たいけんTOUR」TCXで実施じっし決定けってい!DOLBY CINEMAでの上映じょうえい公開こうかい アーカイブ 2019ねん12月21にち - ウェイバックマシン2019ねん11月14にち 機動きどう戦士せんしガンダム40周年しゅうねんプロジェクト
  35. ^ a b 「2005年度ねんど 日本にっぽん映画えいが外国がいこく映画えいが 業界ぎょうかい総決算そうけっさん 経営けいえい/製作せいさく/配給はいきゅう/興行こうぎょうのすべて」『キネマ旬報きねまじゅんぽう2006ねん平成へいせい18ねん2がつ下旬げじゅんごうキネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、2006ねん、178ぺーじ 
  36. ^ 「2006ねん 日本にっぽん映画えいが外国がいこく映画えいが 業界ぎょうかい総決算そうけっさん 経営けいえい/製作せいさく/配給はいきゅう/興行こうぎょうのすべて」『キネマ旬報きねまじゅんぽう2007ねん平成へいせい19ねん2がつ下旬げじゅんごうキネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、2007ねん、184ぺーじ 
  37. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム A New Translation ぼしもの”. GUNDAM.INFO. 2020ねん8がつ12にち閲覧えつらん アーカイブ 2020ねん7がつ14にち - ウェイバックマシン
  38. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム ヒストリカ』だい02かん、31ぺーじ
  39. ^ a b Saeko Shimazu Official Web Site 'Angel Voice' -Four/Zeta-”. Angel Voice. 2006ねん11月1にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2014ねん5がつ17にち閲覧えつらん アーカイブ 2006ねん1がつ11にち - ウェイバックマシン
  40. ^ Saeko Shimazu Official Web Site 'Angel Voice' -Four/Zeta-”. Angel Voice. 2006ねん11月1にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2014ねん5がつ17にち閲覧えつらん アーカイブ 2006ねん1がつ17にち - ウェイバックマシン
  41. ^ ΖぜーたガンダムⅡ”. 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムII A New Translation -恋人こいびとたち-. 2014ねん5がつ17にち閲覧えつらん アーカイブ 2020ねん2がつ20日はつか - ウェイバックマシン
  42. ^ 『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ7 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム 劇場げきじょうばんたけ書房しょぼう、22ぺーじ
  43. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム ヒストリカ』だい12かん、32ぺーじ
  44. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム ヒストリカ』だい12かん、31-33ぺーじ
  45. ^ 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―』2かん、182ぺーじ
  46. ^ 上映じょうえいかんかずについては バンダイビジュアルの資料しりょう アーカイブ 2020ねん10がつ29にち - ウェイバックマシン より抜粋ばっすい
  47. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダムVOL.1”. KADOKAWA. 2021ねん1がつ23にち閲覧えつらん アーカイブ 2021ねん1がつ30にち - ウェイバックマシン
  48. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダムVOL.2”. KADOKAWA. 2021ねん1がつ23にち閲覧えつらん アーカイブ 2021ねん1がつ30にち - ウェイバックマシン
  49. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダムVOL.3”. KADOKAWA. 2021ねん1がつ23にち閲覧えつらん アーカイブ 2021ねん1がつ31にち - ウェイバックマシン
  50. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダム ほしもの”. KADOKAWA. 2021ねん1がつ2にち閲覧えつらん アーカイブ 2020ねん9がつ29にち - ウェイバックマシン
  51. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダム II 恋人こいびとたち”. KADOKAWA. 2021ねん1がつ2にち閲覧えつらん アーカイブ 2021ねん6がつ19にち - ウェイバックマシン
  52. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダムIII ほし鼓動こどうあい”. KADOKAWA. 2021ねん1がつ2にち閲覧えつらん アーカイブ 2021ねん6がつ19にち - ウェイバックマシン
  53. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダム Define”. 月刊げっかんガンダムエース. 2021ねん1がつ2にち閲覧えつらん アーカイブ 2020ねん12月30にち - ウェイバックマシン
  54. ^ みちえき 久米くめさとホームページ アーカイブ 2005ねん4がつ8にち - ウェイバックマシン

外部がいぶリンク

名古屋なごやテレビ制作せいさくテレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ 土曜どよう17:30 - 18:00わく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
じゅう戦機せんきエルガイム
(1984ねん2がつ4にち ‐ 1985ねん2がつ23にち
機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム
(1985ねん3がつ2にち ‐ 1986ねん2がつ22にち
機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた
(1986ねん3がつ1にち ‐ 1987ねん1がつ31にち