ガンダムTR-1
ガンダムTR-1 (GUNDAM TR-1) は、「ガンダムシリーズ」のうち
デザイン[編集 ]
メカニックデザインは、『ティターンズの
サンライズ
ガンダムTR-1[ヘイズル][編集 ]
ガンダムTR-1[ヘイズル] GUNDAM TR-1[HAZEL] | |
---|---|
RX-121 | |
ティターンズ・テスト・チーム | |
コンペイトウ | |
18.1m | |
42.1t | |
65.4t(トライ・シールド・ブースター | |
チタン ( | |
1,420kW | |
ビーム・サーベル ビーム・ライフル シールド シールド・ブースター | |
ウェス・マーフィー オードリー・エイプリル |
ジム・クゥエル(またはアーリー・ヘイズル[7])の
ベース
- ビーム・サーベル
- [ヘイズル]
唯一 の固定 武装 。バックパックに1基 設置 されている。 - ビーム・ライフル
型式 番号 :XBR-M84a[10]- ブラッシュ
社 製 。Eパック方式 が試験 的 に採用 されている。連射 モードでの使用 はエネルギー消費 が大 きいため、2つのパックを繋 げたものを使用 する。近接 戦闘 での取 り回 しの良 いショートバレルタイプやロングバレルタイプなど様々 な仕様 のものがテスト運用 され、さらに改良 されたものがガンダムMk-IIで採用 されることになる。Eパックはホルダーを介 して腰部 や前腕 部 のラッチに接続 される。ホルダーは、Eパックを取 り外 した後 も一種 の増加 装甲 として機能 する。 - シールド・ブースター
前腕 部 ラッチに装着 される、22,000kgのスラスターとプロペラントタンクを搭載 したシールド。推進 剤 は被弾 時 の誘爆 の危険 性 を低減 するため、低 可燃 性 のものが使用 されている。強襲 時 にブースターとして機能 し、そのままシールドとして用 いることで重量 面 での無駄 を減 らせる。これまで用 いられてきたシュツルム・ブースターは戦闘 時 に廃棄 していたが、廃棄 後 の回収 が困難 であった。このシールド・ブースターは製造 コストは高 くなるものの、被弾 による損傷 が無 い限 り再 利用 が可能 という利点 もある。本 装備 のアイデアソースを元 にギャプランが開発 された[11]ほか、ガンダムTR-6の複 合 兵 装 コンポジットシールドブースターにも発展 している。また、ガンダムMk-Vにもシールドブースターで培 われた技術 が使用 されたと見 られる[12]。- シールド
- ジム・クゥエルと
同型 のシールドで、TR計画 のマーキングが施 されている。 多目的 ランチャー胸部 補助 アクチュエーター・ユニットの多目的 スペースへ主 に装備 されたが、これは発射 時 に折 れることで2連装 のランチャーとなる。作戦 内容 によってグレネード弾 やスモーク弾 などを選択 できるほか、廃止 された頭部 バルカン砲 の代替 として外部 設置 式 のバルカン・ポッドを装着 できる。その際 はクリアランス確保 のため、多目的 スペースには何 も設置 しない。
戦闘 形態 [編集 ]
強襲 形態 両 前腕 部 ラッチにシールド・ブースターを装着 した形態 。[ヘイズル]のオプション形態 の中 では最 も一般 的 なものであり、攻守 共 にバランスが取 れた形態 である。- フルアーマー
形態 - [ヘイズル]には
一 年 戦争 のフルアーマー計画 と同様 の増加 装甲 システムがオプションとして採用 されている。[ヘイズル]自身 がジム・クゥエルをベースとして各部 を強化 パーツとして換 装 済 みであり、それらのパーツは固定 されている。そのため、それまでのフルアーマーと比較 すると、増加 装甲 として着脱 可能 なのは胸部 および腹部 とフロントアーマー部 のみである。被弾 した装甲 を容易 に交換 できる高 いメンテナンス性 を実現 するため、被弾 率 の高 い機体 前面 装甲 のみを着脱 可能 としている。この増加 装甲 は、ガンダムNT-1やジム・キャノンIIのものと同 タイプのものである。 - この
形態 の欠点 は、機体 重量 の増加 や慣性 モーメントの変化 、増加 装甲 による可動 範囲 の制限 、AMBAC性能 の低下 により、本来 の機動 力 が失 われてしまうことである。開発 当時 はビーム兵器 が一般 的 となりつつあったため、その効果 を疑問 視 する意見 もあった。 高 機動 形態 - フルアーマー
形態 に加 え、3枚 のシールド・ブースターを装着 した形態 で、「最終 形態 」とも呼 ばれる。シールドは両 前腕 部 とブースターポッドのラッチに装着 され、一方向 に推力 を集中 させることにより、モビルアーマー (MA)並 の高 い加速 力 を得 ることができる。胸部 補助 アクチュエーター・ユニットの多目的 スペースにはフォールディング・グリップが設置 され、これを展開 して保持 することで両 腕 部 を固定 し、肩 関節 への負荷 を低減 して安定 した巡航 をおこなう。推力 方向 を一方 に揃 えるというこの形態 のコンセプトは、後 の可変 MSの開発 にも貢献 している。
ガンダムTR-1[ヘイズル改 ][編集 ]
ガンダムTR-1[ヘイズル GUNDAM TR-1[HAZEL CUSTOM] | |
---|---|
RX-121-1 | |
ティターンズ・テスト・チーム | |
コンペイトウ | |
18.1m | |
41.5t | |
63.0t | |
チタン ( | |
1,420kW (+390kW) | |
114,480kg | |
センサー |
10,200m |
ビーム・サーベル ビーム・ライフル シールド シールド・ブースター | |
ウェス・マーフィー オードリー・エイプリル エリアルド・ハンター ティターンズ |
ジオン
これまでの
なお、
オプションパーツ[編集 ]
- フレキシブル・ビーム・ライフル・ユニット
腰部 ラッチに装備 されるビーム・ライフル保持 用 のターミナル・ユニット。主 にシールド・ブースターによって両 腕 が塞 がってしまう高 機動 形態 時 に装備 されるもので、基部 のアームを展開 することでフリーハンドでの発砲 を可能 としている。姿勢 制御 ユニット腰部 に装備 される機動 装備 の一種 。小型 のアポジモーターを多方向 に複数 基 内蔵 し、より繊細 な姿勢 制御 をおこなう。対 シュトゥッツァー用 ワイヤー・カッター・ユニット- ジオン
残党 軍 の「シュトゥッツァー・シリーズ」が標準 装備 するウィンチユニットへの対抗 手段 として考案 された胸部 の大型 V字 状 カッター。刃 はウィンチユニットの特殊 鋼 ワイヤーをも切断 する強度 を持 ち、たとえ機体 を絡 め取 られても速 やかに脱出 できる。 - サブ・アーム・ユニット
腰部 オプションの1つ。通常 は無骨 な増加 装甲 といった容貌 だが、左右 それぞれが3か所 の可動 軸 によりフロント・アーマーと干渉 しないように展開 することで第 3、第 4の腕 として機能 する。基本 コンセプトはフレキシブル・ビーム・ライフル・ユニットと同様 のもので、3本 指 の簡易 なマニピュレーターではあるが、Eパックの換 装 や武装 の換 装 などの基本 動作 はあらかじめ設定 したプログラムにより、実行 が可能 である。さらにビーム・ライフル、ビーム・サーベルなど各種 武装 を使用 できるが、メインアームと切 り替 えて操作 するため、その間 はメインアームが使用 不可 となる。また、火器 管制 が複雑 になることからパイロットに多大 な負担 がかかり、広 く用 いられることはなかった。TR-4[ダンディライアン]搭乗 時 はこのアームによって機体 を保持 し、安定 化 させる。- イカロス・ユニット
可変 機 のMS形態 の滞空 時間 が十分 ではなかったことから、サブフライトシステムや可変 機構 に頼 ることの無 いMS単体 での飛行 を検証 すべく開発 された装備 。変形 が不要 であることからMS形態 のまま携帯 する武装 で戦闘 に移行 できる。機体 前面 ユニット、肩 部 増加 ユニット、リア・スラスター・ユニットから構成 される。腰部 前面 には高 出力 のハイブリッド型 ジェネレーター、両 肩 のユニットにはコ・ジェネレーターを内蔵 し、それらを利用 した大 推力 によって無理 やり機体 を飛行 させている。リア・スラスター・ユニットはメイン・スラスターとして機能 し、前面 のジェネレーターと動力 パイプで接続 されている。胸部 左右 にはジェットノズルが設 けられ、機体 制御 に用 いる。飛行 を安定 するためのスタビライザーが設置 された両 肩 にはジェネレーターに直結 する形 でロケットエンジン、さらにオプションラッチが設 けられている。ここにはシールド・ブースター、ミサイル・ポッド、シールド、サブ・アーム・ユニットなど様々 な装備 が接続 可能 である。また、胸部 にはビーム・リフレクターが装備 され、使用 時 に展開 する。初期 設計 プランは胸部 ラッチに接続 される巨大 な飛行 ユニットと腰部 および足 部 のユニットから構成 されるものであった。滑空 時 に水平 展開 する可変 翼 で発生 する揚力 と推進 力 を併用 するものであったが、MS形態 のままでは空 力 性能 が著 しく低 く、十分 な機動 性 が得 られないと判断 され、廃案 となっている。しかし、この装備 で得 られたデータを元 にバイアランが開発 されている。
ガンダムTR-1[ヘイズル2号機 ][編集 ]
ガンダムTR-1[ヘイズル2 GUNDAM TR-1[HAZEL II] | |
---|---|
RX-121-2 | |
ティターンズ・テスト・チーム | |
コンペイトウ | |
18.1m | |
42.7t | |
65.4t | |
チタン ( | |
1,420kW | |
ビーム・サーベル ジム・ライフル ビーム・ライフル シールド | |
エリアルド・ハンター オードリー・エイプリル |
トライ・ブースターはシールド・ブースター
ガンダムTR-1[ヘイズル2号機 ]アーリータイプ[編集 ]
エリアルド・ハンター
この
ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル][編集 ]
ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル] GUNDAM TR-1[ADVANCED HAZEL] | |
---|---|
RX-121-2A | |
ティターンズ・テスト・チーム | |
コンペイトウ | |
18.8m | |
39.5t | |
78.6t | |
チタン ( | |
1,420kW | |
ビーム・サーベル ビーム・ライフル シールド シールド・ブースター サブ・アーム・ユニット | |
エリアルド・ハンター オードリー・エイプリル カール・マツバラ |
グリプス
追加 ユニット[編集 ]
高性能 光学 センサー・ユニット本来 のアンテナは折 り畳 まれ、そこに頭部 前面 を覆 うようにバイザー型 複 合 センサーユニットが配置 される。光学 センサー、サイトセンサーなど、内装 される各種 デバイスはジム・スナイパーIIIの頭部 に採用 されたものと同等 のユニットで、明暗 、熱 、速度 、形状 、相対 距離 など、敵 機 および戦場 のあらゆる情報 を捉 える重要 な“目 ”である。下部 には高 精度 のモノアイセンサーが内蔵 され、カバーを下方 にスライドさせることで長距離 狙撃 任務 に特 化 したスナイパーモードへと変化 する。- マルチ・コネクター・ポッド
可動 式 ブースター・ポッドに代 わり設置 されたバックパックのマルチ・オプショナル・ポッド。同 じくT3部隊 に配備 されていた高 機動 型 ガルバルディβ の装備 を流用 したもので、両側 ハードポイントにシールド・ブースターを計 2基 装着 可能 。これによって通常 装備 のまま強襲 形態 に匹敵 する機動 性能 を発揮 する。このラッチはブースターの推力 に耐 えうるように強化 されている。さらに後部 にも2基 のラッチを持 ち、それぞれゼク・アインも使用 する汎用 プロペラントタンクやその他 強化 パーツを接続 可能 。強化 型 シールド・ブースター- より
防御 装備 としての機能 を追求 したシールド・ブースターのバリエーションモデル。表面 に計 10基 の拡散 ビーム砲 を内蔵 し、これを一斉 発射 することでミサイルなどの実体 弾 兵器 を着弾 前 に撃墜 し身 を守 る。ただしサイズそのものは通常 のシールド・ブースターと変 わらない上 、拡散 ビーム砲 の搭載 スペース分 内蔵 プロペラント量 を削減 しているため、航続 能力 では通常 タイプに劣 る。 - HGUCでプラモデル
化 された本 仕様 は、バックパックに装備 する2基 のシールド・ブースターのうち片方 が強化 型 となっているが、のちにプレミアムバンダイから発売 されたMGでは両方 とも通常 型 であった。なお本編 のイラストでは強化 型 の装備 は確認 できないが、フォト・ストーリーでは確認 できる。またゲーム『機動 戦士 ガンダム バトルオペレーション2』に登場 する本 仕様 は、ゲームの運用 上 [14]左腕 のシールドに替 わって強化 型 を装備 し、バックパックのものは両方 とも通常 型 となっている。 脚 底部 補助 スラスター・ユニット踵 部 に姿勢 制御 用 サブスラスター・ユニットを内蔵 する両足 部 の増加 装備 。純粋 な機動 装備 としての機能 は元 より、着 艦 、着地 時 における減速 用 リバース・スラスターとしての役目 を持 つ。
Gパーツ[フルドド][編集 ]
G-PARTS [HRUDUDU] (
[ヘイズル]
構成 ユニット-
- スラスター・ウィング・ユニット[16]
- 「スラスター・ユニット」「ブースター・ユニット」[15]「ウィング・バインダー」[19]「ノーマル・バインダー」とも
呼 ばれる[20]。TRシリーズ共通 の新型 ジェネレーターを内蔵 し、[ヘイズル]との合体 時 には補助 推進 器 として機能 するほか、能動 的 に可動 することでAMBAC作動 肢 となり、高 機動 バインダーとして機能 する[15]。 - クロー・ウィング・ユニット[16]
- 「クロー・ユニット」[15]「クロー
式 バインダー」とも呼 ばれる[20]。収納 時 はスラスター・ユニットと同様 のシルエットであるが、展開 してハイゴッグのような蛇腹 関節 アームを介 した大型 のクローになる[15]。クロー内部 にはビーム発生 器 があり、ビーム・ライフル兼 ビーム・サーベルとして使用 するほか、ブレード(後述 )を接続 してクローで掴 むことでビーム・キャノンとしての使用 も可能 である[15]。収納 時 には後部 にブレードを接続 する[15]。基部 側面 にはEパック・ホルダー用 のラッチがある。[ヘイズル]との合体 時 には武装 保持 用 のハード・ポイントとして機能 するほか[15]、[ヘイズル・ラー]第 二 形態 では本 ユニットにも装備 されているスラスターにより、縦 方向 に発生 するモーメントを加速 力 を増強 しつつ解消 できる[21]。 各 ウィング・ユニットには独立 した装甲 板 (リクレクター板 を装備 する案 もある[16])が装備 されており、[ヘイズル]との合体 時 には同機 の肩 のロールバーと同 規格 のバーで固定 し、胸部 左右 に配置 する[15]。単機 で運用 する場合 は左右 にそれぞれ異 なるウィング・ユニットを装着 する[15]。2機 (MA形態 )で運用 する場合 は、1号機 に機動 性 とスピードを重視 したスラスター・ユニット、2号機 に戦闘 力 とパワーを重視 したクロー・ユニットを装着 する[16]。単体 の[フルドド]のウィング・ユニットに替 わって、発展 型 であるフルドドIIのショルダー・ユニットを装着 することも可能 であり[22]、この形態 は「GファイターII」とも呼 ばれる[23]。- コックピット・ブロック[24]
- [フルドド]のメイン・フレームかつ
動力 部 [19]。[ヘイズル]との合体 時 、およびMA形態 のジョイントも兼 ねており、「ジョイント・ブロック」とも呼 ばれる[19]。ノズル開口 部 に大型 ブースターを接続 可能 [24]。 - ノーズ・センサー・ユニット[16]
- 「
複 合 センサー・ユニット」とも呼 ばれる[19]。[フルドド]単体 では機首 となるが、MA形態 ではテール・スタビレーターにもなり、[ヘイズル]との合体 時 には2基 のシールド・ブースターを束 ねる「盾 モード」と3つの役割 がある[24]。縦 に360度 モノアイレールが走 っており、固定 武装 としてジオングの口 部 のようなビーム砲 を1門 装備 している[24]。 本 ユニットを活用 して、射出 しての遠隔 操作 を可能 にした「ウィンチ・シールド」がギャプランTR-5用 に考案 されている。接続 部 の規格 が統一 されているため、これを[フルドド]に装着 することも可能 である[25]。胸部 装甲 ユニット[16]- ノーズ・センサー・ユニット
下部 に収納 されており[24]、[ヘイズル]との合体 時 にはコックピット周辺 を防御 する増加 装甲 となる[16]。両 脇 に装甲 板 の下部 との接続 部 を有 する[16]。 - ブレード[16]
前後 に分離 し、[ヘイズル]用 ビーム・ライフルのバレルとストックになることで[24]長距離 狙撃 用 のロング・ブレード・ライフルとなり[15]、「ロング・バレル」とも呼 ばれる[20]。バレル下部 にはヒート・ブレード(グフやザクレロ、R・ジャジャと同様 のヒート兵器 )を装備 しており、これはビーム・ライフルやビーム発生 器 を接続 せずとも使用 可能 [24]。
装備 バリエーション-
- フルドド・
高 機動 型 ブースター装備 - ウィング・ユニットに
替 わってメッサーラとその系列 機 が搭載 する、木星 圏 での機動 性 も考慮 された大型 ブースターを装備 した状態 [20]。詳細 は#高 機動 型 ブースター装備 を参照 。 - [フルドド・ホイスト] (HRUDUDU HOIST)
上記 高 機動 ブースター装備 の採用 版 で、ブースターの接続 基部 に円筒 形 のユニットが追加 されている[26]。
- フルドド・
作中 での活躍 - 0087
年 6月 、クロード・リブル少尉 をテスト・パイロットとして、単体 の状態 でオードリーが搭乗 する[アドバンスド・ヘイズル]と模擬 戦 をおこなう。カラーリングは白 と濃紺 を基調 とするテスト・カラーである。8月のロサ・ギガンティア攻略 戦 や11月のコンペイトウ防衛 戦 では、オードリーが搭乗 して実戦 参加 している。
ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー][編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL-RAH] (
[ヘイズル]に[フルドド]を
装備 バリエーション-
- ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー](フルアーマー
形態 ) - [ヘイズル・ラー]に[アドバンスド・ヘイズル]のオプション・パーツを
装着 した形態 で[15]、より高度 な汎用 性 を獲得 している[18]。命名 法則 上 は[アドバンスド・ヘイズル・ラー]であるが、各部 のウェポン・ラッチをフル活用 して全身 に装備 を有 することからこの名称 が与 えられる[18]。隠 し腕 はフルドド側 のパイロットが操作 することが可能 である[15]。 - ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー](キャノン
形態 ) - 『A.O.Z Re-Boot』で
設定 された。 左右 のウィング・ユニットをクローとし、ブレードをバレルとして接続 して中距離 支援 装備 へと特性 を変化 させた仕様 [20]。高 機動 型 ブースター装備 - 『
電撃 ホビーマガジン』誌上 で募集 された「ヘイズル強化 計画 コンペ」のシニア部門 1位 &藤岡 建 機 賞 を受賞 した模型 作品 がもとになっており、副賞 として藤岡 が描 いたカラー画稿 も掲載 された[27][注 3]。のちに『A.O.Z Re-Boot』でリファインされ、名称 や設定 が付与 された。 - [ヘイズル]
強化 計画 に際 しておこなわれた強化 パーツのコンペティションにおいて提出 ・実験 されたプランのひとつで、フルドド・高 機動 型 ブースター装備 を装着 する案 [20]。[ヘイズル]の前腕 部 甲 には、メッサーラの前腕 部 ユニット(クローおよびグレネード・ランチャー)を装備 しているのが確認 できる。
- ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー](フルアーマー
作中 での活躍 - 0087
年 6月 、[アドバンスド・ヘイズル]をベースにオードリーをパイロットとしてテストをおこなう予定 であったが、エゥーゴの襲撃 を受 けたためにいきなり実戦 投入 される。ジムII 3機 と交戦 し、うち1機 を撃破 する。なお、このときの仕様 はフルアーマー形態 からサブ・アーム・ユニットを外 した形 となっている。 漫画 版 では、11月のコンペイトウ防衛 戦 で1号機 をベースとした機体 にエリアルドが搭乗 する(ムックでは[ヘイズル改 ])。
ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]第 二 形態 [編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL-RAH] SECOND FORM (
[ヘイズル]に[フルドド]を2
作中 での活躍 - 0087
年 6月 、オードリーをパイロットして単機 でエゥーゴのネモ3機 と交戦 する。その様子 を観察 する母艦 「イズミール」の艦長 シュレーダー大佐 は、本 形態 の戦 い方 がデンドロビウムに似 ていると指摘 する。10月にはガンダムTR-6を積 んだシャトルの護衛 任務 にも就 いている。
ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー]第 二 形態 / ブースター装備 [編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL-RAH] SECOND FORM / BOOSTER EQUIPMENT (
「クルーザー・モード」とも
緊急 脱出 ポッド[プリムローズ][編集 ]
EMERGENCY ESCAPE POD [PRIMROSE][29] (
[ヘイズル]
「
MS
- オプション
装備 -
- バインダー
- 「オプション・バインダー」とも
呼 ばれ、[プリムローズ]側面 ユニット上部 ([ヘイズル]では胸部 側面 )に装着 する。武装 を装備 する機能 拡張 用 のジョイントとしてのほか、姿勢 制御 用 のスラスターとしても機能 する[30]。 小型 化 されたものがガンダムTR-6[ウーンドウォート]の標準 装備 として採用 されている(バーザムも装備 可能 )[33]。開放 型 バレル・キャノン[34]試作 型 のメガ粒子 砲 で、発射 時 にバレルが上下 に開放 し、のちのν ガンダムのフィン・ファンネルのように間 にビームを発生 させる[30]。基部 はウィンチ・ユニットになっており射出 が可能 で、「ウィンチ式 ビーム・キャノン」とも呼 ばれる[30]。アームを介 してバインダーに接続 するため、マニピュレーターで保持 せず自由 に可動 しての射撃 が可能 [30]。モノアイ・センサーを搭載 しており、遠距離 帯 までを走査 可能 [20]。- のちにガンダムTR-6
用 のウィンチ・キャノンとして発展 する[35]。 - ミサイル・ポッド
- [ヘイズル]の
機能 拡張 を目的 とした装備 。マイクロ・ミサイルを12発 内蔵 し(発射 口 は2門 )、チャフ・ディスペンサーも装備 する[30]。
装備 バリエーション-
第 1種 兵 装 [20]左側 にミサイル・ポッド、右側 に開放 型 バレル・キャノンを装備 した仕様 。第 2種 兵 装 [36]両側 にミサイル・ポッドを装備 し、バックパックに[アドバンスド・ヘイズル]と同様 にシールド・ブースターを2基 装備 した仕様 。防御 力 重視 [36]。第 3種 兵 装 [36]両側 に開放 型 バレル・キャノンを装備 し、バックパックに[ヘイズル2号機 ]のトライ・ブースター・ユニットを装備 し、火力 を増強 した[36]仕様 。第 4種 兵 装 [36]- バックパックに[フルドド]を
装備 した仕様 [36]。 - 『A.O.Z Re-Boot』では、フルドドIIのショルダー・ユニットおよびマルチ・アーム・ユニットを
装備 した、[プロトタイプ・フルドドII]とも言 うべき仕様 とされた[20]。左右 のマルチ・アーム・ユニットで開放 型 バレル・キャノン2基 を保持 する。T3部隊 によって実戦 投入 され、グリプス戦役 終結 後 にパイロットたちが戦場 を脱出 するために使用 されており、第 1種 から第 3種 までに続 く4番目 の仕様 としてカウントされる[20]。 - アクア・プリムローズ
後述 の[ヘイズル・アウスラ・ラーII・アクア]から、アクア・ユニットを装着 したバックパックごと分離 した形態 。単体 でモビルポッドとして水中 戦 への対応 が可能 [37]。- ピリオドモデル
機首 コックピット・ブロック下部 にバルカン砲 を装備 した仕様 で、量産 時 に加 えられて[2]本 仕様 で制式 採用 される予定 であった[38]。脱出 時 の生 残 性 向上 を目的 としており、あくまで自衛 用 である[2]。カール機 も最終 決戦 時 には本 仕様 で投入 され、戦域 からの脱出 時 にはバルカン砲 が役 に立 ったといわれる[2]。- EWAC
装備 / キャノン装備 / ハイザック装備 - [ヘイズル・アウスラ]およびその
胴体 部 となる[プリムローズ]はトランス・パック・システムに対応 しているが、推進 方向 が限定 されるという欠点 があった。そのため、「マルチ・トランス・パック・システム」が開発 される。これは、両 端 のジョイント・アームで本体 およびバックパックをホールドし、アーム掌 部 のコネクターで動力 ・操作 系統 を接続 。ベロウズ・フレームによって自在 に可動 することによって、バックパックごとに[プリムローズ]の推進 方向 を調整 することがが可能 となっている。特殊 部隊 「ブラックヘアーズ」の[ケルデルク・アウスラ]でおこなわれた実験 によって技術 やOSのデータが蓄積 され、ガンダムTR-6の「万能 化 換 装 システム」を支 える技術 的 なベースのひとつとなる[39]。
作中 での活躍 - 0087
年 11月のコンペイトウ防衛 戦 においてカールが第 1種 兵 装 (漫画 版 ではフルドドIIの第 4種 兵 装 )に搭乗 し、開放 型 バレル・キャノンをエリアルドの[ヘイズル]2号機 に渡 す。テスト・カラーで塗装 されている。 漫画 版 では、0088年 1月 のゼダンの門 撤退 戦 (第 4種 兵 装 )と2月 のコロニーレーザー争奪 戦 (装備 不明 )でオードリーが搭乗 する(ムックではフルドドII)。後者 では大破 し、コックピット・ブロックのみカールの[ヘイズル・アウスラ]に回収 され帰投 する。
ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ][編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL OWSLA] (
[ヘイズル]に[プリムローズ]を
コンペイトウ
『A.O.Z Re-Boot』では、[ヘイズル]の
装備 バリエーション- 『A.O.Z Re-Boot』では、[プリムローズ]と
共通 の名称 に変更 された。第 一種 装備 形態 [34] /第 1種 兵 装 [20]- [プリムローズ]
第 1種 兵 装 と同 じ装備 の仕様 。[ヘイズル・アウスラ]のもっとも標準 的 な装備 形態 [34]。 第 二 種 装備 形態 [34] /第 2種 兵 装 [20]- [プリムローズ]
第 2種 兵 装 と同 じ装備 の仕様 。高性能 光学 センサー・ユニットも装備 し、[アドバンスド・ヘイズル]に近 い[34](発展 型 ともいわれる[20])。携行 武装 も新型 のもの(ガンダムMk-IIのビーム・ライフルとシールド)を装備 するなど、時代 に合 わせたバージョン・アップがおこなわれている点 が特徴 [20]。 第 三種 装備 形態 [34] /第 3種 兵 装 [20]- [プリムローズ]
第 3種 兵 装 と同 じ装備 の仕様 。砲撃 戦 などを想定 した火力 重視 の形態 [34]。携行 武装 は実体 弾 装備 (ジム・ライフル)を選択 する[20]。 第 4種 兵 装 [20]後述 の[ヘイズル・ラーII]の別称 で、[プリムローズ]第 4種 兵 装 (フルドドII)と同 じ装備 の仕様 。- フルアーマー
形態 [34] - [ヘイズル・アウスラ]
用 のオプションをひと通 り装備 した仕様 の一 例 。第 1種 兵 装 に光学 センサー・ユニットとトライ・ブースター・ユニットを装備 し、ロング・ブレード・ライフルとシールド・ブースターを携行 する[34]。第 1種 から第 3種 までの混合 兵 装 でもあり、遠距離 から近距離 帯 までの全域 に対応 できる[20]。カラーイラストでは、テスト・カラーの機体 がベースになっている[30]。 - ピリオドモデル[38] (GUNDAM TR-1 [HAZEL OWSLA] Period Model[2])
前述 の[プリムローズ](ピリオドモデル)をコアユニットとした仕様 で、本 仕様 で限定 的 に量産 された[2]。ゼダンの門 配備 機 も同 仕様 である[2][注 6]。中距離 支援 仕様 [42] (GUNDAM TR-1 [HAZEL OWSLA] with CANNON UNIT[39])- トランス・パック・システムのうち、キャノン
砲 搭載 型 バックパックを装着 した仕様 。携行 火器 も、グレネード・ランチャーを装備 したものとなっている。本 仕様 のほか、レドーム搭載 のEWACタイプやハイザックのバックパックを装備 した高 機動 タイプの計 3種 が用意 され、任務 に応 じて換 装 、あるいは異 なるタイプを装備 した複数 機 で小隊 を編成 するといった運用 がなされている[39]。
作中 での活躍 - 0087
年 11月のコンペイトウ防衛 戦 において、2号機 をベースにした機体 にカールが搭乗 。開放 型 バレル・キャノンの砲撃 によりエゥーゴのザンジバル級 機動 巡洋艦 に損害 を与 え、撤退 させる。第 2種 兵 装 に近 いが、[プリムローズ]の武装 は第 1種 兵 装 で、ロング・ブレード・ライフルと通常 のジム・クゥエルと同 じシールドを携行 している。 翌 0088年 1月 のゼダンの門 撤退 戦 (装備 は不明 )、および2月 のコロニーレーザー争奪 戦 (コンペイトウと同 じ装備 )にもカールが搭乗 して参加 。後者 の終盤 には、第 4種 兵 装 (ショルダー・ユニットのみ装備 )で[ファイバーII]のコアMSとなる。エゥーゴに投降 する際 には[プリムローズ]となり、本体 は破壊 している。漫画 版 では、ゼダンの門 撤退 戦 およびコロニーレーザー争奪 戦 序盤 における装備 はトライ・ブースターとミサイル・ポッド2基 、ロング・ブレード・ライフルとシールド・ブースターを携行 している。[ファイバーII]のコアMSとなった際 にも光学 センサー・ユニットは装備 しており、多 くの敵 MSを撃破 している。
ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]ギガンティック・アーム・ユニット装備 [編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL OWSLA] (with[17]) GIGANTIC ARM UNIT (
サイコガンダムの
『Re-Boot』では、ジオングやのちのクィン・マンサといった
ガンダムTR-1[ヘイズル・ラーII][編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL-RAH II] (
フルドドIIのショルダー・ユニットおよびマルチ・アーム・ユニットを
カラーイラスト(バストアップのみ)では、
『A.O.Z Re-Boot』では「ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]
ガンダムTR-1[ヘイズル・ラーII]第 二 形態 [編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL-RAH II] SECOND FORM (
フルドドIIを2
『A.O.Z Re-Boot』では、「ガンダムTR-1[ヘイズル・ラーII]」に
ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ・ラーII・アクア][編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZEL OWSLA RAH II AQUA] (
『A.O.Z Re-Boot』で
ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ][編集 ]
GUNDAM TR-1 [HAZE’N-THLEY] (
TR-6で
TR-6の
なお「ハイゼンスレイ」の
ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ・ラー][編集 ]
[ハイゼンスレイ]がフルドドII2
ガンダム[ハイゼンスレイ・ラー]クルーザー巡航 形態 [編集 ]
[ハイゼンスレイ・ラー]の
ウーンドウォートにおける[ハイゼンスレイII・ラー]クルーザー
その他 のバリエーション・発展 機 [編集 ]
アーリー・ヘイズル[編集 ]
ジム・クゥエルをガンダム・タイプの
ガンダム・ヘイズル[ケルデルク][編集 ]
『ティターンズの
グリプスなど、コンペイトウ
なお、プラモデル『HGUC ジム・クゥエル』
装備 バリエーション-
- アーマー
装備 - チョバム・アーマーを
装備 し(カラーリングは本体 と同 じ)、のちのヌーベル・ジムIIIと同 じ装備 (腰部 大型 ミサイル・ランチャー、バックパックの4連装 ミサイル・システム、シールドの近接 防御 ミサイル・クラスター、かかと関節 フィールド・モーター・アンプリファイアー)[50]を追加 した仕様 。ビーム・ライフルはバーザム改 と同型 のものを携行 する。 - [ケルデルク・ホイスト] (KELDERKE HOIST)
- [ヘイズル]
強化 計画 のコンペティションで提出 された高 機動 型 ブースター装備 を、[ケルデルク]で採用 した仕様 [26]。木星 圏 など、高 重力 下 での運用 を想定 している[26]。フルドド・ホイストと合体 するため、TR-1系 のバックパックに換 装 している。名称 の「ホイスト」は、中 世紀 の作曲 家 に因 んだものとされる[26]。
- アーマー
[ケルデルク・アウスラ][編集 ]
『A.O.Z Re-Boot』に
ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア][編集 ]
- GUNDAM TR-S [HAZEL HRAIR][51]
『A.O.Z Re-Boot』に
ガンダムTR-1の
ガンダムTR-S[ラブスカトル][編集 ]
- GUNDAM TR-S [RUBSCUTTLE][52]
TR-4[ダンディライアン]で
バインダーは
ガンダムTR-S[エルアライラー][編集 ]
- GUNDAM TR-S [El-AHRAIRAH]
[ラブスカトル]の
MS
ウェポン・コンテナは
ギガンティック・アームの
MA
グリプス
Ζ Ζ Ζ ガンダムユニット[編集 ]
ZZZ GUNDAM[56] / [ADVANCE OF Z GUNDAM UNIT][53]
『A.O.Z Re-Boot』で「
エゥーゴが
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^ ゼダンの
門 において、1機 が後 ろ姿 でのみ登場 。作画 監督 の仲 盛 文 によれば、原画 マンの城前 龍治 による「アドリブ」とのこと[1]。『A.O.Z Re-Boot』では、[ヘイズル・アウスラ]ピリオドモデルであるとされた[2]。 - ^ コンペイトウ
配備 機 の作例 にはTRマーキングが残 ったままになっている[13]。 - ^ フルドドを
介 さず、メッサーラのMA形態 の本体 前 ・後部 でヘイズルの胴体 を挟 み込 む形 となっている。ティターンズ・カラー。 - ^ カラーイラストでは、
本体 は[アドバンスド・ヘイズル]であるが、型式 番号 に変更 はない[16]。ただし、後述 のブースター装備 では "RX-121-2" とされることもある。 - ^ ここで
掲載 された画稿 は、「ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]次世代 量産 機 (実戦 配備 カラー)」としてプレミアムバンダイよりHGUCで2021年 にキット化 された。 - ^ カラーイラストは
劇場 版 『Ζ 』登場 時 と同 じポーズとなっている。また後述 のカール機 と異 なり、臀部 とシールドにティターンズのマークが描 かれている - ^
書籍 『データガンダム キャラクター列伝 [宇宙 世紀 編 II]』では実機 が存在 したかのように書 かれている。 - ^ 「サイコ・ブレード」とする
資料 もあるが[46]、本 機 へのサイコミュ搭載 に言及 した資料 はない。 - ^ なお「
次世代 実験 機 」として相関 図 に掲載 された機体 は、モノクロではあるものの同 じ相関 図 のジム・クゥエルやガンダムMk-IIと同 じティターンズ・カラーとなっている。 - ^
後 ろ姿 のイラストでは、ハイザック[ヴァナルガンド]の長 銃身 型 ビーム・ライフルにバイポットなどを追加 したものを携行 している[54]。 - ^
本 形態 (MA形態 )の全長 は、[エルアライラー]のMA形態 と比較 して約 3倍 である。
出典 [編集 ]
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参考 文献 [編集 ]
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