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ハイザック (HIZACK / HI-ZACK) は、「ガンダムシリーズ 」のうち宇宙 うちゅう 世紀 せいき を舞台 ぶたい とする作品 さくひん に登場 とうじょう する架空 かくう の兵器 へいき 。有人 ゆうじん 操縦 そうじゅう 式 しき の人 ひと 型 がた 機動 きどう 兵器 へいき 「モビルスーツ (MS)」のひとつ。初出 しょしゅつ は、1985年 ねん に放送 ほうそう されたテレビアニメ 『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム 』。
作中 さくちゅう の軍事 ぐんじ 勢力 せいりょく のひとつである地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん の量産 りょうさん 機 き 。第 だい 1作 さく 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 』で連邦 れんぽう 軍 ぐん と敵対 てきたい したジオン公国 こうこく 軍 ぐん の主力 しゅりょく 量産 りょうさん 機 き 「ザクII 」を参考 さんこう に、連邦 れんぽう 軍 ぐん 由来 ゆらい の技術 ぎじゅつ も導入 どうにゅう して開発 かいはつ されており、双方 そうほう の特徴 とくちょう が見 み られる外観 がいかん となっている。劇 げき 中 ちゅう では緑色 みどりいろ と青 あお の2種類 しゅるい を基調 きちょう としたカラーリングで登場 とうじょう し、基本 きほん 的 てき に緑色 みどりいろ は連邦 れんぽう 軍 ぐん の軍閥 ぐんばつ 「ティターンズ 」、青 あお はそれ以外 いがい の連邦 れんぽう 軍 ぐん 部隊 ぶたい に配備 はいび されている。
本 ほん 記事 きじ では、アニメ本編 ほんぺん やその他 た 外伝 がいでん 作品 さくひん などに登場 とうじょう するバリエーション機 き についても解説 かいせつ する。
永野 ながの 護 まもる のデザインしたリック・ディアス とガルバルディβ べーた の出来 でき に不満 ふまん を持 も った制作 せいさく 会社 かいしゃ やスポンサーにより、ガンダムMk-II とともに登場 とうじょう が決 き まった[1] [2] 。
大河原 おおかわら 邦男 くにお による初期 しょき 案 あん を藤田 ふじた 一己 かずみ がクリンナップ した。『Ζ ぜーた ガンダム』において藤田 ふじた が最初 さいしょ にデザインしたMSで、「僕 ぼく がデザインしていいんでしょうか?」と監督 かんとく の富野 とみの 由 ゆかり 悠 ゆう 季 き に聞 き いたところ「よい」との返事 へんじ でデザインしたが、何 なに を描 えが いていいのか分 わ からず、恐 おそ る恐 おそ る提出 ていしゅつ したものが採用 さいよう されてしまい、藤田 ふじた はその出来 でき にはかなり後悔 こうかい しているという[3] [要 よう ページ番号 ばんごう ] 。
放送 ほうそう 終了 しゅうりょう の後年 こうねん 、富野 とみの はインタビューで「そういえばハイザックはカッコ良 よ かった」と、直接 ちょくせつ 関係 かんけい ないハイザックの名 な を挙 あ げており、思 おも い入 い れの強 つよ いMSなのだと記者 きしゃ が推測 すいそく している[4] 。
地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん が、ジオン公国 こうこく 軍 ぐん の名 な 機 き ザク とほぼ同 おな じ基本 きほん コンセプトで、接収 せっしゅう した公国 こうこく 軍 ぐん の開発 かいはつ ノウハウをベースに作 つく った量産 りょうさん 型 がた MS[9] 。連邦 れんぽう 軍 ぐん 規格 きかく の各種 かくしゅ 部材 ぶざい が組 く み込 こ まれており、一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 後 のち に本格 ほんかく 量産 りょうさん された初 はつ の機体 きたい でもある[10] [注 ちゅう 1] 。具体 ぐたい 的 てき な開発 かいはつ ベースは、アクト・ザク [11] ともザクII F2型 がた [12] とも言 い われている。
一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 後 ご の連邦 れんぽう 軍 ぐん はその戦費 せんぴ などにより経済 けいざい 状況 じょうきょう が芳 かんば しくなかったため、運用 うんよう する機体 きたい は新規 しんき 開発 かいはつ よりも既存 きそん 機 き のマイナーチェンジを主流 しゅりゅう としていた[13] 。しかしながら、戦後 せんご もジオン軍 ぐん 残党 ざんとう による各所 かくしょ への攻撃 こうげき は完全 かんぜん に収 おさ まらず、連邦 れんぽう 軍 ぐん は戦力 せんりょく 不足 ふそく でもそれらの掃討 そうとう を行 おこな わざるを得 え なかった[14] 。
MSの適正 てきせい 配備 はいび はU.C. 0081年 ねん 10月 がつ に「連邦 れんぽう 軍 ぐん 再建 さいけん 計画 けいかく 」が可決 かけつ されて以来 いらい の懸案 けんあん となっていたが[10] 、U.C.0083年 ねん 12月にティターンズ が結成 けっせい されると、MS開発 かいはつ は再 ふたた び活発 かっぱつ 化 か することとなった[13] 。
こうした中 なか で、連邦 れんぽう 軍 ぐん はアナハイム・エレクトロニクス (AE) 社 しゃ と共同 きょうどう で「ハイザック」の開発 かいはつ を行 おこな うことになった[15] 。U.C.0084年 ねん 7月 がつ にロールアウト[13] 。翌年 よくねん 0085年 ねん にハイザックが制式 せいしき 採用 さいよう され、ティターンズ から優先 ゆうせん 的 てき に配備 はいび されていった[14] 。
誕生 たんじょう したハイザックは、ザクの発展 はってん 型 がた というよりは、ザクにジム の設計 せっけい を強引 ごういん に組 く み合 あ わせたハイブリッド機 き というべき機体 きたい である[10] 。
メインジェネレーターは連邦 れんぽう 軍 ぐん 規格 きかく のものだが[10] 、動力 どうりょく 系統 けいとう は公国 こうこく 由来 ゆらい の流体 りゅうたい パルス駆動 くどう と、連邦 れんぽう 由来 ゆらい のフィールド・モーター駆動 くどう を併用 へいよう する方式 ほうしき を採用 さいよう している[10] 。しかし、この動力 どうりょく 系統 けいとう の混合 こんごう からエネルギー経路 けいろ のスペースは圧迫 あっぱく され、ビーム兵器 へいき のエネルギー供給 きょうきゅう 用 よう サプライケーブルは機体 きたい 各部 かくぶ に露出 ろしゅつ することとなった[10] 。同時 どうじ に、ビーム兵器 へいき のドライブは1基 き までに限定 げんてい され、2つのビーム兵器 へいき を同時 どうじ 使用 しよう することはできなくなった[10] [注 ちゅう 2] 。
コクピットには、AE社 しゃ の後押 あとお しで同社 どうしゃ 製 せい 普及 ふきゅう 型 がた 全 ちょん 天 たかし 周 しゅう モニターつきリニアシート 「JTS-17F」が導入 どうにゅう された[14] 。
装甲 そうこう 材 ざい には当時 とうじ の最新 さいしん の部材 ぶざい が用 もち いられており、機体 きたい の軽量 けいりょう 化 か を実現 じつげん した[9] 。同時 どうじ に燃料 ねんりょう 積載 せきさい 量 りょう の増加 ぞうか も可能 かのう となった[9] 。バックパックにはMS-06R に近似 きんじ するタイプを採用 さいよう [9] 。燃料 ねんりょう の積載 せきさい 量 りょう やスラスター技術 ぎじゅつ の発展 はってん もあり、無 む 重力 じゅうりょく 空間 くうかん における機動 きどう 性 せい は向上 こうじょう した[9] 。こうして、ハイザックは生産 せいさん 性 せい と操縦 そうじゅう 性 せい の高 たか さから連邦 れんぽう 軍 ぐん 全体 ぜんたい に主力 しゅりょく 機 き として配備 はいび された[16] 。
120mmマシンガン(ザク・マシンガン改 あらため )
ストックを改良 かいりょう し、連邦 れんぽう 軍 ぐん 規格 きかく のセンサーで命中 めいちゅう 精度 せいど が向上 こうじょう した。
ビーム・ライフル
後継 こうけい 機 き のマラサイ と共用 きょうよう されるエネルギーパック式 しき の小型 こがた ビームライフル (出力 しゅつりょく 2.2MW)。
ヒート・ホーク
ザクのものに比 くら べブレード部 ぶ が大型 おおがた 化 か した[10] 。エネルギー消費 しょうひ 率 りつ はビームサーベルより低 ひく いため、使用 しよう 率 りつ は高 たか い[17] 。
ビーム・サーベル
連邦 れんぽう 軍 ぐん 製 せい MSの使用 しよう する標準 ひょうじゅん 的 てき なサーベルユニット[10] 。ビーム兵器 へいき を同時 どうじ 運用 うんよう できない弊害 へいがい から、ビーム・ライフルとビーム・サーベルは基本 きほん 的 てき に同時 どうじ 装備 そうび されることはない。
シールド
ザクと同 おな じ右肩 みぎかた 固定 こてい 型 がた 。
オプション・シールド[9]
腕 うで 部 ぶ ラッチに接続 せつぞく される携行 けいこう 型 がた のシールド。同 おな じく左腕 さわん でシールドを保持 ほじ する連邦 れんぽう 系 けい 機体 きたい からの乗 の り換 か えに配慮 はいりょ した装備 そうび であり、所属 しょぞく を示 しめ す記章 きしょう 表示 ひょうじ にも有効 ゆうこう である[9] 。その裏面 りめん にはビームライフル用 よう の予備 よび エネルギーパックを2基 き 格納 かくのう できる。
3連装 れんそう ミサイル・ポッド
オプションとしてリアスカートのビーム・サーベル用 よう ホルダーに2基 き 増設 ぞうせつ 可能 かのう 。先端 せんたん 部 ぶ にセンサーを内蔵 ないぞう している[17] 。
大型 おおがた メガ・ランチャー
遠距離 えんきょり 射撃 しゃげき 用 よう として用意 ようい されているが、ジェネレーターの出力 しゅつりょく 不足 ふそく から2機 き がかりでの運用 うんよう が基本 きほん となる。「Z」27話 わ でサラ・ザビアロフが使用 しよう し、カラバから出発 しゅっぱつ したシャトル(クワトロ大尉 たいい が搭乗 とうじょう していたが、直前 ちょくぜん でシャトルから離脱 りだつ )を撃墜 げきつい している。
グリプス戦役 せんえき では、地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん 正規 せいき 軍 ぐん とその軍閥 ぐんばつ であるティターンズそれぞれで運用 うんよう される。
青色 あおいろ (連邦 れんぽう 正規 せいき 軍 ぐん 、ティターンズ)
おもに連邦 れんぽう 正規 せいき 軍 ぐん が使用 しよう 。劇場 げきじょう 版 ばん でも確認 かくにん できるとおり、ティターンズのドゴス・ギア にも青色 あおいろ の機体 きたい が配備 はいび されている。
緑色 みどりいろ (ティターンズ)
一般 いっぱん 量産 りょうさん 型 がた のザクIIと同系 どうけい 色 しょく とすることで、掃討 そうとう 対象 たいしょう であるジオン軍 ぐん 残党 ざんとう への心理 しんり 的 てき 効果 こうか を狙 ねら っている。また、演習 えんしゅう 時 じ の仮想 かそう 敵 てき 機 き として運用 うんよう されることが多 おお かったという理由 りゆう もある[9] 。
ティターンズの別 べつ 部隊 ぶたい カラー
テレビ版 ばん 第 だい 39話 わ 冒頭 ぼうとう でゼダンの門 もん に配備 はいび されていた機体 きたい には後述 こうじゅつ のハイザック・カスタム と同色 どうしょく のものも登場 とうじょう 。
ジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん (ネオ・ジオン 鹵獲 ろかく 機 き カラー)
ジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん はグリプス戦役 せんえき 当時 とうじ 、ティターンズの傘下 さんか に置 お かれていたため、同軍 どうぐん 配属 はいぞく 機 き はティターンズのものと同色 どうしょく である。ダカール制圧 せいあつ の際 さい にネオ・ジオンに接収 せっしゅう された機体 きたい は、彼 かれ らによって本来 ほんらい の意味 いみ で使用 しよう されることになる。
ジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん カラー(宇宙 うちゅう 世紀 せいき 0096年 ねん 時 じ )
小説 しょうせつ 版 ばん 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC 』に登場 とうじょう 。連邦 れんぽう 軍 ぐん の規定 きてい によって白無垢 しろむく のカラーが制式 せいしき となっており、ジオン・カラーに塗 ぬ り替 か えることは一切 いっさい 禁止 きんし されている。
レジオン鹵獲 ろかく 仕様 しよう
雑誌 ざっし 企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢 ゆめ - 』に登場 とうじょう 。火星 かせい のジオン残党 ざんとう 組織 そしき 「レジオン」が火星 かせい に逃 に げてきたティターンズ残党 ざんとう から鹵獲 ろかく した機体 きたい 。赤 あか を基調 きちょう とし(炎 ほのお をイメージしており、それがレジオンのイメージカラーとなる)、胸部 きょうぶ など一部 いちぶ を黒 くろ 、動力 どうりょく パイプやインテークなどを白 しろ に塗 ぬ り分 わ けられている。
『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム』ではティターンズ の主力 しゅりょく 機体 きたい として登場 とうじょう する。後 のち に主力 しゅりょく 機 き の座 ざ はマラサイやバーザム に取 と って代 か わられるものの最後 さいご までグリプス戦役 せんえき を戦 たたか った。名 な のあるパイロットでは、ジェリド・メサ、カクリコン・カクーラー 、サラ・ザビアロフらが搭乗 とうじょう した。
ティターンズ の傘下 さんか に置 お かれていたジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん でも運用 うんよう され、同軍 どうぐん 所属 しょぞく 機 き には頭部 とうぶ にブレードアンテナを装着 そうちゃく した機体 きたい や、詳細 しょうさい 不明 ふめい のバズーカを装備 そうび した機体 きたい も登場 とうじょう する。
『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムΖ ぜーた Ζ ぜーた 』でも、ネオ・ジオンに接収 せっしゅう されたかティターンズ残党 ざんとう によって持 も ち込 こ まれたのかは不明 ふめい であるが、ネオ・ジオンに占領 せんりょう されたダカールに1シーンで本 ほん 機 き が登場 とうじょう 。サダラーン のそばに停泊 ていはく したベースジャバー 上 うえ でザクIIと並 なら んで佇 たたず んでいる。45話 わ のグレミー の反乱 はんらん の際 さい には、キャラ の配下 はいか とグレミーの配下 はいか の両方 りょうほう にマラサイと共 とも に確認 かくにん できる。
小説 しょうせつ 版 ばん 『UC』では、宇宙 うちゅう 世紀 せいき 0096年 ねん 時点 じてん でジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん の戦力 せんりょく として多数 たすう が運用 うんよう されている。これは連邦 れんぽう 軍 ぐん の戦力 せんりょく としては既 すで に旧式 きゅうしき となり、また装備 そうび 更新 こうしん をし終 お えたことで大量 たいりょう に余 あま った本 ほん 機 き がジオン側 がわ に払下 はらいさ げられた経緯 けいい によるもの。半 なか ば押 お し付 つ けたものであり、作中 さくちゅう でのジオン共和 きょうわ 国 こく の立場 たちば の弱 よわ さが窺 うかが い知 し れる機体 きたい となっている。OVA版 ばん には、ジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん 自体 じたい が登場 とうじょう しないため登場 とうじょう しない。
雑誌 ざっし 企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot』では、火星 かせい に流 なが れ着 つ いたティターンズ残党 ざんとう の機体 きたい を、火星 かせい のジオン残党 ざんとう 組織 そしき 「レジオン」が鹵獲 ろかく し、自 じ 戦力 せんりょく として使用 しよう している。型式 けいしき 番号 ばんごう もレジオン独自 どくじ のものに変更 へんこう している。バックパックのバインダーを取 と り外 はず してトライブレードに換 かわ 装 そう した機体 きたい のほか、脚 あし 部 ぶ のスラスターを取 と り外 はず して、バックパックをマラサイのものに変更 へんこう した「軽装 けいそう 型 がた 」も開発 かいはつ ・運用 うんよう されている[18] 。
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムNT 』では、コロニー・メーティスの防衛 ぼうえい 隊 たい に複数 ふくすう 機 き が配備 はいび されている。
「リニアシート」を最初 さいしょ に採用 さいよう したMSであり、シート後 うし ろと下 した にモニターはないとする資料 しりょう [19] と、全 ぜん 天 てん 周囲 しゅうい モニター[9] とする資料 しりょう が存在 そんざい する。『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム』オンエア当時 とうじ の各 かく メディアでは、「リニアシート」と「全 ぜん 天 てん 周囲 しゅうい モニター」ははっきり区別 くべつ されておらず、ハイザックもそれに準 じゅん じて解説 かいせつ されている[20] 。また、当初 とうしょ は連邦 れんぽう 軍 ぐん の開発 かいはつ したMSという設定 せってい であったが、雑誌 ざっし 企画 きかく 『ADVANCE OF Ζ ぜーた ティターンズの旗 はた のもとに 』ではAE社 しゃ による開発 かいはつ とされている。しかし続編 ぞくへん 『A.O.Z Re-Boot』で試作 しさく 段階 だんかい では連邦 れんぽう 軍 ぐん が主体 しゅたい となって開発 かいはつ が始 はじ まり、量産 りょうさん 化 か の過程 かてい でAE社 しゃ が参加 さんか したと設定 せってい された[21] 。放映 ほうえい 当時 とうじ の設定 せってい では、ビームライフルとサーベルの同時 どうじ 使用 しよう 不可能 ふかのう な理由 りゆう は「質量 しつりょう 比 ひ の関係 かんけい で装備 そうび 不能 ふのう 」との説明 せつめい で、ジェネレーターの出力 しゅつりょく 不足 ふそく は原因 げんいん とされていない。ただし設定 せってい 画 が にはハイザックのジェネレーター出力 しゅつりょく が低 ひく いため、ビームライフルとビームサーベルの同時 どうじ 装備 そうび が出来 でき ないと明記 めいき されている[22] 。
プラモデル『Ζ ぜーた ガンダム No.17 1/144 MS-06M マリン・ハイザック』の説明 せつめい 書 しょ が初出 しょしゅつ 。マリン・ハイザックはザク・マリンタイプの系列 けいれつ 機 き であると同時 どうじ に、RX-106 の水陸 すいりく 両用 りょうよう 型 がた でもあるとされたが、これ以上 いじょう の説明 せつめい はなかった。
のちのウェブ企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot 』において、藤岡 ふじおか 建 けん 機 き によって前述 ぜんじゅつ の大河原 おおかわら 邦男 くにお による初期 しょき 稿 こう をアレンジしたデザインの機体 きたい が「ハイザック試作 しさく 型 がた 」(型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-106)として設定 せってい された[23] 。排気 はいき ダクトが左 ひだり 胸 むね だけにある左右 さゆう 非対称 ひたいしょう な胸部 きょうぶ デザインが特徴 とくちょう で、コックピット・ブロックがある胸部 きょうぶ 中央 ちゅうおう 部 ぶ が突 つ き出 で ているなど、後述 こうじゅつ のホビー・ハイザック に類似 るいじ している。『A.O.Z Re-Boot』ではジムやザニー に見 み られる赤 あか と白 しろ を基調 きちょう としたカラーリングとなっている。
『A.O.Z Re-Boot』での設定 せってい では、連邦 れんぽう 軍 ぐん 主導 しゅどう で開発 かいはつ され、AE社 しゃ が開発 かいはつ に参加 さんか する前 まえ に完成 かんせい した。量産 りょうさん を意図 いと していなかったこともあり、高性能 こうせいのう な機体 きたい であったとされる[23] 。
アニメ『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム』に登場 とうじょう する地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん の水中 すいちゅう 用 よう MS(型式 けいしき 番号 ばんごう :MS-06M)。外見 がいけん はザク・マリンタイプの色 いろ 違 ちが いで、ハイザックとの共通 きょうつう 点 てん はないが、設定 せってい 上 じょう で関連 かんれん 性 せい が語 かた られている。
『A.O.Z Re-Boot』では頭部 とうぶ にゴーグルを装着 そうちゃく した新規 しんき デザインの水中 すいちゅう 型 がた ハイザックが登場 とうじょう し、これが「MS-06M マリン・ハイザック 」だとされている。頭部 とうぶ デザイン以外 いがい の設定 せってい は公開 こうかい されていなかったが[24] 、前述 ぜんじゅつ のRX-106と共 とも に新 あら たに設定 せってい された。
RX-106ハイザック試作 しさく 型 がた を水中 すいちゅう 型 がた に改装 かいそう した機体 きたい (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-106M/MS-06M)。ザク・マリンタイプや性能 せいのう 面 めん で不安 ふあん の残 のこ るアクア・ジム の後継 こうけい 機 き として開発 かいはつ されたが、連邦 れんぽう 軍 ぐん は水陸 すいりく 両用 りょうよう MS の開発 かいはつ に消極 しょうきょく 的 てき であったため不採用 ふさいよう となり、試作 しさく 機 き が少数 しょうすう 生産 せいさん されたのみである。しかし、連邦 れんぽう 軍 ぐん の制式 せいしき 装備 そうび として、「マリン・ハイザック」はすでに登録 とうろく されていたため、名称 めいしょう のみザク・マリンタイプの改良 かいりょう 型 がた に受 う け継 つ がれたと設定 せってい された[23] 。
『A.O.Z Re-Boot』版 ばん マリン・ハイザックの外観 がいかん はRX-106を踏襲 とうしゅう するが、ゴーグルの形状 けいじょう や、左側 ひだりがわ の動力 どうりょく パイプがオミットされている点 てん はザク・ダイバー と共通 きょうつう し、パックパックはジム・スループ の発展 はってん 型 がた で、後 ご のフォーミュラ計画 けいかく にて開発 かいはつ されるF90M との関連 かんれん を意図 いと したものとなっている[23] 。
ティターンズ壊滅 かいめつ 後 ご 、火星 かせい に逃 のが れたティターンズ残党 ざんとう によって「レジオン」にもたらされ、貴重 きちょう な水中 すいちゅう 戦力 せんりょく として量産 りょうさん されている。
雑誌 ざっし 企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot』に登場 とうじょう する水陸 すいりく 両用 りょうよう MS[25] (型式 けいしき 番号 ばんごう :RMS-106M2)[26] 。
上記 じょうき 、RX-106Mマリン・ハイザックにアクア・ハンブラビII を装着 そうちゃく した形態 けいたい 。水中 すいちゅう での活動 かつどう にはアクア・ハンブラビIIの水中 すいちゅう 用 よう ジェットパックなどが用 もち いられるほか、各部 かくぶ にアクア・ハンブラビII由来 ゆらい のミサイルポッドが追加 ついか 装備 そうび される。
グリプス戦争 せんそう 時 じ にT3部隊 ぶたい により各種 かくしゅ 試験 しけん 運用 うんよう されていたが、完成 かんせい 前 まえ にティターンズが壊滅 かいめつ 、開発 かいはつ データがアクア・ハンブラビと共 とも にレジオンにもたらされ、マリン・ハイザックと共 とも に運用 うんよう されている。
雑誌 ざっし 企画 きかく 『ADVANCE OF Ζ ぜーた ティターンズの旗 はた のもとに 』に登場 とうじょう するティターンズ の量産 りょうさん 型 がた MS(型式 けいしき 番号 ばんごう :YRMS-106)。
ジオン軍 ぐん 残党 ざんとう の壊滅 かいめつ とエゥーゴ の活動 かつどう を阻止 そし するためティターンズ では組織 そしき の拡大 かくだい が行 おこな われることとなり、それに伴 ともな い更 さら なるMSの配備 はいび を余儀 よぎ なくされた。そのため既 すで に導入 どうにゅう がほぼ決定 けってい していた地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん に続 つづ き、ティターンズ でも正式 せいしき 採用 さいよう に向 む けた評価 ひょうか 試験 しけん を行 おこな うこととなった。しかし、かつての敵 てき ジオンの主力 しゅりょく 機 き ザクの意匠 いしょう を残 のこ したハイザックはパイロットには不評 ふひょう であった。また、ティターンズはAE社 しゃ を完全 かんぜん に信用 しんよう してはいなかったため、コクピットは全 ちょん 天 たかし 周 しゅう モニターではない旧 きゅう システムのコックピットを採用 さいよう している。
本 ほん 機 き は先行 せんこう 量産 りょうさん 型 がた ということもあり後 のち に正式 せいしき 採用 さいよう されたタイプとは各部 かくぶ が微妙 びみょう に異 こと なる。カラーリングは紺色 こんいろ と黒 くろ を基調 きちょう に一部 いちぶ 黄色 おうしょく を配 はい している。肩口 かたぐち から前腕 ぜんわん 部 ぶ に繋 つな がる動力 どうりょく パイプは露出 ろしゅつ していないが、大腿 だいたい 部 ぶ から脚 あし 部 ぶ スラスターユニットに繋 つな がった動力 どうりょく パイプは露出 ろしゅつ している。脚 あし 部 ぶ スラスターユニットは補助 ほじょ 推進 すいしん システムとしての位置 いち づけであり、目的 もくてき に応 おう じて着脱 ちゃくだつ 可能 かのう となっている。量産 りょうさん 型 がた にみられる脚 あし 部 ぶ およびバックパックの偏向 へんこう 板 ばん は設置 せっち されていない。また、バックパックの放熱 ほうねつ 板 ばん は下方 かほう に向 む けられて設置 せっち されている。
T3部隊 ぶたい においてはビームライフルの実戦 じっせん データの収集 しゅうしゅう が行 おこな われた。すでに出力 しゅつりょく 不足 ふそく の問題 もんだい が明 あき らかになっていた[注 ちゅう 3] ことから、ガンダムTR-1[ヘイズル] と同 どう タイプのEパックを装備 そうび したプロトタイプがテストされ、そのためのEパックホルダーを前腕 ぜんわん 部 ぶ ラッチに装備 そうび する。
テスト結果 けっか を基 もと に若干 じゃっかん の改良 かいりょう を施 ほどこ し、本 ほん 機 き はハイザックとして正式 せいしき 採用 さいよう されることとなった。
なお、「月刊 げっかん OUT 」誌上 しじょう での雑誌 ざっし 企画 きかく 『Ζ ぜーた WORLD』のVol.1(1985年 ねん 8月 がつ 号 ごう に掲載 けいさい )には、同 おな じく「YRMS-106」の型式 けいしき 番号 ばんごう を持 も つハイザックのプロトタイプが登場 とうじょう している。なお、こちらのYRMS-106はバックパックに放熱 ほうねつ 板 ばん を持 も たないほか、前腕 ぜんわん 部 ぶ の形状 けいじょう も量産 りょうさん 型 がた のハイザックとは異 こと なっている。
ハイザック先行 せんこう 量産 りょうさん 型 がた とビームキャノン・ユニットBL-85Xを組 く み合 あ わせた機体 きたい 。YRMS-106とBL-85Xが合 あ わさった形 かたち でTR-2の型式 けいしき が与 あた えられた。
T3部隊 ぶたい がテストした機体 きたい である。MSが携帯 けいたい 可能 かのう な長 ちょう 射程 しゃてい のビームキャノンとそれを輸送 ゆそう する推進 すいしん 器 き やオペレーションシステムなど組 く み合 あ わせた機体 きたい である。
大型 おおがた 火砲 かほう を運用 うんよう し、巨大 きょだい な機体 きたい を運用 うんよう するシステム全体 ぜんたい の実用 じつよう 試験 しけん のために開発 かいはつ された機体 きたい で、コアのハイザックは右肩 みぎかた 部 ぶ シールドと左肩 ひだりかた アーマーのスパイクがオミットされている。ジェネレーターとしてハイザックのものが一部 いちぶ 胸部 きょうぶ パーツごと背面 はいめん ユニットに使用 しよう されているため、 “バイ” ザック(BY-ZACK )の名称 めいしょう で呼称 こしょう される。
移動 いどう ビーム砲台 ほうだい としての機能 きのう を追求 ついきゅう したことから機動 きどう 性 せい が犠牲 ぎせい になっており、随伴 ずいはん 機 き による防衛 ぼうえい が必要 ひつよう となる。また、コアのジェネレーターとビームキャノンが右 みぎ 胸部 きょうぶ で直結 ちょっけつ されているため、緊急 きんきゅう 時 じ には胸部 きょうぶ パーツを破損 はそん しなければ切 き り離 はな しができないという欠点 けってん を抱 かか えている。この機体 きたい のデータを基 もと に、ハイザック用 よう の強化 きょうか 型 がた ビームキャノン「メガランチャー」が開発 かいはつ された。ビームキャノン部 ぶ を折 お りたたみ、移動 いどう 形態 けいたい への移行 いこう も可能 かのう となっている。
ハイザック・ブラックヘアーズ特殊 とくしゅ 任務 にんむ 仕様 しよう [ 編集 へんしゅう ]
HI-ZACK [Black Hares]
ウェブ企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot 』の「Special issue」に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :YRMS-106)。
ティターンズの秘密 ひみつ 特殊 とくしゅ 部隊 ぶたい 「ブラックヘアーズ 」に配備 はいび された先行 せんこう 量産 りょうさん 型 がた ハイザック。頭部 とうぶ にバイザーを装着 そうちゃく 、胸部 きょうぶ に装甲 そうこう を増設 ぞうせつ 、左肩 ひだりかた アーマーにコンバット・ナイフを装備 そうび する。また、ザク・マシンガン改 あらため の銃身 じゅうしん 下部 かぶ にはグレネード・ランチャーらしきものが追加 ついか されている。部隊 ぶたい カラーである漆黒 しっこく を基調 きちょう に、一部 いちぶ が白 しろ で塗 ぬ り分 わ けられている。
雑誌 ざっし 企画 きかく 『ADVANCE OF Ζ ぜーた ティターンズの旗 はた のもとに』に登場 とうじょう するティターンズの試作 しさく 型 がた 中距離 ちゅうきょり 支援 しえん 用 よう MS(型式 けいしき 番号 ばんごう :RMS-106C)。
地球 ちきゅう 連邦 れんぽう 軍 ぐん 、ティターンズに制式 せいしき 採用 さいよう されることとなったハイザックはジェネレーター出力 しゅつりょく の低 ひく さから複数 ふくすう のビーム兵器 へいき を併用 へいよう できないという問題 もんだい を抱 かか えていた。もともとハイザックはユニット換 かわ 装 そう によりほぼ無 む 改造 かいぞう で様々 さまざま な運用 うんよう をすることができるように設計 せっけい されており、そこで通常 つうじょう のバックパックを火力 かりょく 増強 ぞうきょう を目的 もくてき として開発 かいはつ されたキャノン・パックに換 かわ 装 そう することとなった。この機体 きたい を「ハイザック・キャノン」と呼 よ ぶ。
このキャノン・パックは先 さき にジム・スナイパーIII に装着 そうちゃく されてテストされていたもので、ジム・キャノン と同型 どうけい の240mmキャノン砲 ほう を装備 そうび する(ただしジム・キャノンに装備 そうび されたキャノン砲 ほう の口径 こうけい は360mmとされている)。このキャノン砲 ほう はマガジン式 しき となっており、予備 よび マガジンをバックパックのラッチに装着 そうちゃく することができる。マガジンには垂直 すいちょく 懸架 けんか 式 しき と水平 すいへい 装着 そうちゃく 式 しき の2つのタイプが存在 そんざい し、弾頭 だんとう も数種類 すうしゅるい が用意 ようい され、作戦 さくせん に応 おう じて使 つか い分 わ けることが可能 かのう となっている。また、240mmキャノン砲 ほう をガトリング・スマッシャーに換 かわ 装 そう することも可能 かのう である。
胸部 きょうぶ には試験 しけん 的 てき にコクピット周辺 しゅうへん のみを覆 おお うタイプの追加 ついか 装甲 そうこう が装備 そうび され、着脱 ちゃくだつ 可能 かのう となっている。これらのオプションは汎用 はんよう 規格 きかく のためガルバルディβ べーた やマラサイにも装着 そうちゃく が可能 かのう である。腰部 ようぶ ラッチにはハイザックでオプションとして用意 ようい されていた3連装 れんそう ミサイルポッドを2基 き 接続 せつぞく するが、本 ほん 機 き では火力 かりょく 増強 ぞうきょう のため標準 ひょうじゅん 装備 そうび となっている。携行 けいこう 火器 かき としてはジム・コマンド やジム改 あらため と同型 どうけい のブルパップマシンガン を装備 そうび した機体 きたい が確認 かくにん されている。
マラサイなどジェネレーター出力 しゅつりょく を強化 きょうか しビーム兵器 へいき を併用 へいよう できる機体 きたい が登場 とうじょう したことにより量産 りょうさん 化 か には至 いた らなかったが、試作 しさく 機 き は有用 ゆうよう 性 せい を認 みと められ後方 こうほう 支援 しえん 用 よう として実戦 じっせん に参加 さんか している。
雑誌 ざっし 企画 きかく 『ADVANCE OF Ζ ぜーた 刻 こく に抗 こう いし者 しゃ 』に登場 とうじょう する反 はん ティターンズ組織 そしき 「ケラウノス」所属 しょぞく のMS。
通常 つうじょう 型 がた との大 おお きな違 ちが いとしては胸部 きょうぶ ダクトを廃 はい し、冷却 れいきゃく 機 き を取 と り付 つ けたことにより、作戦 さくせん 活動 かつどう 時間 じかん が延長 えんちょう している。右肩 みぎかた もスパイクアーマーに換 かわ 装 そう されている。武装 ぶそう として専用 せんよう の155mmマシンガンランチャーを携行 けいこう している。
ティターンズとの交戦 こうせん で破壊 はかい されたケラウノス所属 しょぞく 機 き の頭部 とうぶ を、正規 せいき 品 ひん がなかったために素性 すじょう 不明 ふめい の試作 しさく 品 ひん に変更 へんこう した機体 きたい 。光学 こうがく 系 けい 装備 そうび が強化 きょうか されている。頭部 とうぶ 以外 いがい の変更 へんこう は行 おこ なわれていない。「アイリス」の名称 めいしょう は頭部 とうぶ のユニット名 めい から取 と られている。
U.C.0087年 ねん に[アイリス]の頭部 とうぶ を換 かわ 装 そう した機体 きたい 。正面 しょうめん とサイドのカメラ部 ぶ がモノアイからジム系 けい の物 もの になっており、[アイリス]よりさらにセンサーが強化 きょうか されている。名称 めいしょう は[アイリス]と同様 どうよう に頭部 とうぶ ユニットの名 な から取 と られている。
HI-ZACK [VANARGAND]
雑誌 ざっし 企画 きかく 『ADVANCE OF Ζ ぜーた 刻 こく に抗 こう いし者 しゃ 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RX-106E / RMS-106E )。「ヴァナルガンド」は北欧 ほくおう 神話 しんわ における神 かみ をも喰 く らう巨大 きょだい 狼 おおかみ に由来 ゆらい するが(「灰 はい 狼 おおかみ 」の意 い とも)、『A.O.Z. Re-Boot』では試作 しさく 1号機 ごうき に付 つ けられた愛称 あいしょう であり、機体 きたい 名称 めいしょう は「プロトハイザック飛行 ひこう 型 がた (PROTO HI-ZACK with Flight Unit) 」であるとされた。
ティターンズ主導 しゅどう のもと、ハイザック試作 しさく 型 がた をベースにオークランド研究所 けんきゅうじょ で開発 かいはつ される。大 だい 推力 すいりょく のスラスターとプロペラントタンクによって、短時間 たんじかん ながら空中 くうちゅう での移動 いどう および滞空 たいくう が可能 かのう であるが、パイロットにかかる負担 ふたん が大 おお きいため実質 じっしつ 的 てき に強化 きょうか 人間 にんげん 専用 せんよう 機 き となっている。随所 ずいしょ にティターンズが独自 どくじ 開発 かいはつ した、特 とく にガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル] でつちかわれた技術 ぎじゅつ が反映 はんえい されており、強化 きょうか 型 がた ハイザックあるいは[アドバンスド・ハイザック]とも呼 よ べるとされる。バックパックは[ヘイズル] と同型 どうけい のものに換 かわ 装 そう され、[アドバンスド・ヘイズル]系 けい の頭部 とうぶ ブレード・アンテナ、ゴーグル、ソール・ブースターを装備 そうび 。腰部 ようぶ 側面 そくめん と背面 はいめん のスカートを除去 じょきょ し、大腿 だいたい 部 ぶ 後部 こうぶ にスラスター、背骨 せぼね に相当 そうとう するフレームにはウィング状 じょう のバインダーが増設 ぞうせつ されており、一部 いちぶ はバーザム にもフィードバックされている。バックパックのマルチ・コネクター・ポッドに装着 そうちゃく されたフレキシブル・ブースターは[ヘイズル2号機 ごうき ] のトライ・ブースターと同 どう 系統 けいとう であり、フレームと接続 せつぞく して自由 じゆう な可動 かどう 域 いき を確保 かくほ している。操縦 そうじゅう のサポートのために準 じゅん サイコミュ も搭載 とうさい され思考 しこう による機体 きたい 制御 せいぎょ も可能 かのう となっており、同 どう 技術 ぎじゅつ は後発 こうはつ の機体 きたい にも用 もち いられている。主 おも 兵 へい 装 そう として、[ヘイズル]のビーム・ライフルをベースに連射 れんしゃ 用 よう バレルと延長 えんちょう ストックを取 と り付 つ けた長 ちょう 銃身 じゅうしん 型 がた ビーム・ライフルを装備 そうび 、バレル下部 かぶ にはハイパー・バズーカを取 と り付 つ けることも可能 かのう 。シールドは外縁 がいえん 部 ぶ に打 だ 突用の突起 とっき が取 と り付 つ けられ、予備 よび のEパック4基 き がマウントされる。
試作 しさく 1号機 ごうき は強化 きょうか 人間 にんげん であるロスヴァイセ のために用意 ようい され、0086年 ねん 7月 がつ にティターンズのヘビィ・フォーク級 きゅう 陸上 りくじょう 戦艦 せんかん 「ニコシア」に配備 はいび される。地上 ちじょう 用 よう であるため、ロスヴァイセが宇宙 うちゅう へ上 あ がる際 さい にオークランド研 けん に返還 へんかん された。カラーリングは濃紺 のうこん の「ティターンズ・カラー」を基調 きちょう とする。
HI-ZACK with FLYING UNIT "ICARUS" PROTOTYPE
『A.O.Z. Re-Boot』に登場 とうじょう 。プロトハイザック飛行 ひこう 型 がた の空戦 くうせん 能力 のうりょく をさらに向上 こうじょう させるための追加 ついか 装備 そうび を装着 そうちゃく した状態 じょうたい 。ガンダムTR-1[ヘイズル改 あらため ] による運用 うんよう 試験 しけん がおこなわれたのちに生産 せいさん されたユニットが、陸上 りくじょう 実戦 じっせん 部隊 ぶたい に配備 はいび される。両 りょう 肩 かた と腰部 ようぶ の前後 ぜんご に3基 き の飛行 ひこう 用 よう ユニットを装備 そうび し、大 だい 推力 すいりょく によって大気圏 たいきけん 内 ない 飛行 ひこう を可能 かのう とする。さらにフレキシブル・ブースターが翼 つばさ として稼働 かどう することで、高 たか い機動 きどう 性 せい を発揮 はっき する。その性能 せいのう はパイロットが強化 きょうか 人間 にんげん であっても、余命 よめい にすら影響 えいきょう をおよぼすほどの肉体 にくたい 的 てき な負荷 ふか が掛 か かる。飛行 ひこう 用 よう ユニットは、被弾 ひだん 時 じ やプロペラント消費 しょうひ 時 じ にデッドウェイトを避 さ けるためパージが可能 かのう となっている。
HI-ZACK with Flight Unit
漫画 まんが 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢 ゆめ - 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :ARZ-106E )。ティターンズのトリスタン 船長 せんちょう の手引 てび きによってプロトハイザック飛行 ひこう 型 がた のデータが火星 かせい にもちこまれ、レジオンに採用 さいよう されて量産 りょうさん が進 すす められる。カラーリングは赤 あか を基調 きちょう とする。
0091年 ねん 10月 がつ の反乱 はんらん 軍 ぐん による「輝 かがや ける星 ほし 」作戦 さくせん の際 さい に、強化 きょうか 人間 にんげん 部隊 ぶたい である「新生 しんせい PG部隊 ぶたい 」が搭乗 とうじょう し、オリンポス山 さん 火口 かこう 基地 きち で蜂起 ほうき したもうひとつのジオン残党 ざんとう 「ジオンマーズ」のチェスターJr. 部隊 ぶたい 鎮圧 ちんあつ の任 にん に就 つ くが、奪取 だっしゅ されたサイコガンダムMk-II によって次々 つぎつぎ に撃破 げきは される。
ADVANCED HI-ZACK
『A.O.Z Re-Boot』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RMS-106)。グリプス戦役 せんえき 時 じ にエゥーゴの高性能 こうせいのう MSに対抗 たいこう するため、TR計画 けいかく による高性能 こうせいのう 化 か (アドバンス化 か )改修 かいしゅう がほどこされた機体 きたい で、ハイザック飛行 ひこう 型 がた のベース機 き としても使用 しよう される。頭部 とうぶ センサーの強化 きょうか 、胸部 きょうぶ の増加 ぞうか 装甲 そうこう 、腰部 ようぶ や臀部 でんぶ 、脚 あし 部 ぶ へのスラスター追加 ついか などがアドバンス化 か による変更 へんこう 点 てん として挙 あ げられる。外観 がいかん は飛行 ひこう 型 がた に近 ちか いが、左肩 ひだりかた アーマーがハイザック・カスタム、右肩 みぎかた シールドがマラサイのものになっており、[ヘイズル]と同型 どうけい のバックパックを装備 そうび する。また、左腕 さわん 部 ぶ にシールド・ブースターを装備 そうび するためのコネクターが設 もう けられている。武装 ぶそう はマラサイのビーム・ライフルをベースとする改良 かいりょう 型 がた を携行 けいこう する。カラーリングはブラックヘアーズ仕様 しよう の漆黒 しっこく を基調 きちょう とするものが確認 かくにん できる。
スマートフォン用 よう ゲーム『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム U.C. ENGAGE 』に登場 とうじょう (型式 けいしき 番号 ばんごう :RMS-106AN )。CPU専用 せんよう 機 き でプレイヤーがユニットとして入手 にゅうしゅ する事 こと は不可能 ふかのう 。
ニュータイプ研究所 けんきゅうじょ 仕様 しよう 。アクト・ザク や可変 かへん モビルアーマー との連携 れんけい のためにマグネット・コーティング がほどこされ、中身 なかみ も刷新 さっしん されたことから通常 つうじょう 型 がた と異 こと なる型式 けいしき 番号 ばんごう が与 あた えられている。おもに可変 かへん MAの支援 しえん 用 よう として実体 じったい 弾 だん 主体 しゅたい の兵 へい 装 そう を装備 そうび しており、一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 時 じ にRX-78-2ガンダム が使用 しよう していたものの改良 かいりょう 型 がた であるブラッシュ 社 しゃ 製 せい のハイパー・バズーカを主 おも 兵 へい 装 そう とする。ミサイル・ポッドは腰部 ようぶ から前腕 ぜんわん 部 ぶ に移設 いせつ 、照準 しょうじゅん を合 あ わせやすくより中距離 ちゅうきょり 支援 しえん に適 てき しているとされる。原型 げんけい 機 き と比 くら べて左肩 ひだりかた アーマーが角 かく ばったものになり、スパイクはなくなっている。また、バックパックの形状 けいじょう も異 こと なる。左 ひだり 後頭部 こうとうぶ にはアンテナを追加 ついか 。カラーリングは連邦 れんぽう 軍 ぐん 仕様 しよう に近 ちか いが、上腕 じょうわん 部 ぶ など一部 いちぶ 塗 ぬ り分 わ けが異 こと なる。
劇 げき 中 ちゅう での活躍 かつやく
「アムロシャアモード」のゲームパート「アッシマー強襲 きょうしゅう 」[注 ちゅう 4] で2機 き が登場 とうじょう 。それぞれベースジャバー に乗 の り、アッシマー 、アクト・ザク、通常 つうじょう 仕様 しよう のハイザックとともに出撃 しゅつげき 。ガンダムMk-II や百 ひゃく 式 しき と交戦 こうせん し、撃破 げきは される。
アニメ『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム』に登場 とうじょう するティターンズの狙撃 そげき 用 よう MS。隠 かく れハイザック とも呼 よ ばれる。
ハイザックを改良 かいりょう し、遠距離 えんきょり 狙撃 そげき 用 よう に特 とく 化 か した機体 きたい である。ジェネレーターをAE社 しゃ 製 せい のものに換 かわ 装 そう し、高 こう 出力 しゅつりょく の狙撃 そげき 用 よう ビーム・ランチャーを運用 うんよう 可能 かのう となっている[37] 。モノアイも高 こう 精度 せいど のタイプに変更 へんこう し、頭部 とうぶ 排 はい 熱 ねつ 機構 きこう を伸長 しんちょう している[37] 。一部 いちぶ 装甲 そうこう 材 ざい をガンダリウム合金 ごうきん に変更 へんこう し、装甲 そうこう 厚 あつ も増加 ぞうか [38] 。右肩 みぎかた シールドは伸縮 しんしゅく する[39] 。バックパックは大型 おおがた のものに換 かわ 装 そう され、機動 きどう 性 せい も向上 こうじょう している[40] 。塗装 とそう は一般 いっぱん 型 がた よりやや淡 あわ く、ザクII に近 ちか い色 いろ になっている。動力 どうりょく パイプは赤 あか 。小説 しょうせつ 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC』ではジオン共和 きょうわ 国 こく に払 はら い下 さ げられ、ロールアウト時 じ のグレー基調 きちょう のままで運用 うんよう されている。
劇 げき 中 ちゅう での活躍 かつやく
TV版 ばん 第 だい 39話 わ では2機 き が登場 とうじょう 。サイド2の13バンチ付近 ふきん に潜伏 せんぷく し、エゥーゴのMS9機 き を狙撃 そげき ・撃墜 げきつい していたが、クワトロ・バジーナ の搭乗 とうじょう する百 ひゃく 式 しき と交戦 こうせん し、撃破 げきは されている。
劇場 げきじょう 版 ばん 『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダムIII A New Translation -星 ほし の鼓動 こどう は愛 あい -』では、目立 めだ った活躍 かつやく はないものの、ゼダンの門 もん 周辺 しゅうへん 宙 ちゅう 域 いき をマラサイと共 とも に警護 けいご している。
小説 しょうせつ 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC 』ではジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん のギリガン・ユースタス大尉 たいい の愛 あい 機 き として登場 とうじょう 。かつてネオ・ジオン軍 ぐん が認 みと めなかったハイザック系 けい 機体 きたい が、ジオン共和 きょうわ 国 こく の軍人 ぐんじん に「ザクの直系 ちょっけい 」として誇 ほこ られる状況 じょうきょう となっている。
アニメ版 ばん 『UC』には登場 とうじょう しないが、後日 ごじつ 譚 たん である脚本 きゃくほん 『獅子 しし の帰還 きかん 』では、ジオン共和 きょうわ 国軍 こくぐん 沿岸 えんがん 警備 けいび 隊 たい 所属 しょぞく の機体 きたい が登場 とうじょう する。
本 ほん 機 き の狙撃 そげき 用 よう ビーム・ランチャーは、のちのザンスカール帝国 ていこく のモビルワーカー、サンドージュ が同型 どうけい のものを携行 けいこう している。
ゲーム『ギレンの野望 やぼう 』シリーズ(『ジオンの系譜 けいふ 』以降 いこう )では、「連邦 れんぽう 軍 ぐん 仕様 しよう 」が登場 とうじょう 。連邦 れんぽう 正規 せいき 軍 ぐん のカラーである青 あお に塗装 とそう されている。
デザイン
デザイナーの藤田 ふじた 一己 かずみ は、設定 せってい 画 が にお遊 あそ びで[41] 「対 たい モデラー用 よう MS」と書 か き加 くわ えている。実際 じっさい 、通常 つうじょう のハイザックとはディテールのみならずフォルムにも大 おお きな差 さ が見 み られ、キット改造 かいぞう にはそれなりのスキルが必要 ひつよう とされている。
アニメ『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムΖ ぜーた Ζ ぜーた 』および『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC』に登場 とうじょう 。
偵察 ていさつ 用 よう [43] および早期 そうき 警戒 けいかい 機 き として[46] 、ハイザックをベースに電子 でんし 戦 せん に特 とく 化 か させた機体 きたい [47] 。ミノフスキー粒子 りゅうし 散布 さんぷ 下 か ではレーダーが使用 しよう 不能 ふのう となるが、粒子 りゅうし が拡散 かくさん すると効果 こうか が激減 げきげん するため[43] 、ミノフスキー粒子 りゅうし 濃度 のうど が低 ひく い区域 くいき でのレーダーによる警戒 けいかい ・索敵 さくてき は十分 じゅうぶん 有効 ゆうこう となる[46] [注 ちゅう 5] 。型式 けいしき 番号 ばんごう のRMS-119は、ルナツー製 せい であることを示 しめ す。
偵察 ていさつ 用 よう のMSは、旧 きゅう ジオン軍 ぐん ではザク強行 きょうこう 偵察 ていさつ 型 がた が開発 かいはつ されているが、連邦 れんぽう 軍 ぐん ではデッシュ やフラットマウス といった、従来 じゅうらい 型 がた の航空 こうくう ・航 こう 宙 ちゅう 機 き の偵察 ていさつ 機 き を多数 たすう 保有 ほゆう していた。そのため、一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 期 き には連邦 れんぽう 軍 ぐん で偵察 ていさつ 型 がた MSは開発 かいはつ されていないが、戦後 せんご はMSのみで編成 へんせい される部隊 ぶたい が一般 いっぱん 的 てき となり、保守 ほしゅ 整備 せいび の観点 かんてん や防御 ぼうぎょ 力 りょく の優位 ゆうい 性 せい から、連邦 れんぽう 軍 ぐん でも偵察 ていさつ ・早期 そうき 警戒 けいかい を目的 もくてき としたMSの開発 かいはつ が計画 けいかく される[48] 。当初 とうしょ はジム改 あらため をベースとしたEWACジム が開発 かいはつ されるものの、ミノフスキー粒子 りゅうし 散布 さんぷ 下 か での性能 せいのう に難 なん があり少数 しょうすう 生産 せいさん に終 お わるが、同機 どうき のバックパックは拡張 かくちょう 性 せい が高 たか いハイザックのものを流用 りゅうよう している[49] 。
本 ほん 機 き のバックパック、および後頭部 こうとうぶ に位置 いち する大型 おおがた のロート・ドーム(レドーム)は、上記 じょうき EWACジムのものと外観 がいかん 的 てき に変 か わりはない。ただし、着脱 ちゃくだつ 可能 かのう であったロート・ドームは頭部 とうぶ と一体化 いったいか されている。ロート・ドームはデッシュを参考 さんこう にした[50] 従来 じゅうらい の航空機 こうくうき のものと同様 どうよう の構造 こうぞう で[注 ちゅう 6] 、毎 まい 分 ぶん 約 やく 6回転 かいてん する[46] 。レーダーの走査 そうさ 域 いき は上面 うわつら 194度 ど であるため、全 ぜん 天 てん を監視 かんし する際 さい には2機 き が必要 ひつよう となる[46] 。ロート・ドーム下面 かめん には高 こう 高度 こうど からの光学 こうがく 撮影 さつえい が可能 かのう な[47] 後方 こうほう ・対地 たいち 監視 かんし 用 よう のモノアイ・レールが縦横 じゅうおう に走 はし っている。頭頂 とうちょう 部 ぶ にはオプティカル・センサーとともにアクティブ・レーザー・センサーが装備 そうび されており、ミノフスキー粒子 りゅうし 散布 さんぷ 下 か において原型 げんけい 機 き の倍 ばい 以上 いじょう の有効 ゆうこう 半径 はんけい を誇 ほこ る[47] 。股間 こかん 部 ぶ のグラウンド・センサー・アンテナは、地上 ちじょう では文字通 もじどお り対地 たいち センサーとして機能 きのう するが[43] 、宇宙 うちゅう では頭部 とうぶ ブレード・アンテナの予備 よび および複数 ふくすう の周波数 しゅうはすう 帯 たい を補完 ほかん するリンケージ・システムとなる[47] 。収集 しゅうしゅう したデータは、バックパックの指向 しこう 性 せい の[43] ディスク・アンテナより[47] 、母艦 ぼかん のCIC(戦闘 せんとう 指揮 しき 所 しょ )にリアルタイムで送信 そうしん される[46] 。ミノフスキー粒子 りゅうし 濃度 のうど が高 たか い場合 ばあい は、ロート・ドーム下部 かぶ に4基 き 装備 そうび されているデータ・ポッドに記録 きろく し、プロテクトを施 ほどこ して放出 ほうしゅつ する[43] 。
単機 たんき での長距離 ちょうきょり 移動 いどう 任務 にんむ が多 おお いことから[47] 、バックパックに容量 ようりょう 1,200ガロン[46] のプロペラント・タンクを2基 き 装備 そうび 。両 りょう 肩 かた にはスパイクのない球状 きゅうじょう アーマーが装備 そうび されている。ほかにバリエーション機 き としてロート・ドームを大型 おおがた 化 か し、索敵 さくてき 能力 のうりょく を向上 こうじょう させた新型 しんがた の頭部 とうぶ (モノアイ・レールが正面 しょうめん からロート・ドームの外周 がいしゅう を走 はし り、頭部 とうぶ が前方 ぜんぽう に張 は り出 だ している)を装備 そうび したタイプや[43] 、左手 ひだりて を換 かわ 装 そう して装備 そうび する有線 ゆうせん 式 しき の「山越 やまご えカメラ」と呼 よ ばれる探査 たんさ ユニット[43] 、「ドロイド・シーカー」と呼 よ ばれる自律 じりつ AI搭載 とうさい の探査 たんさ ポッド[43] といったオプションも計画 けいかく されていたという[47] 。
ネオ・ジオン軍 ぐん のダカール侵攻 しんこう の際 さい 、ティターンズ残党 ざんとう の手 て によってほかの機体 きたい とともにネオ・ジオンに譲渡 ゆずりわた されている[43] 。偵察 ていさつ 用 よう であることから、固定 こてい 武装 ぶそう もなく戦闘 せんとう には向 む いていないが、ハイザックの武装 ぶそう を使用 しよう 可能 かのう である[43] 。
劇 げき 中 ちゅう での活躍 かつやく
『Ζ ぜーた Ζ ぜーた 』第 だい 30話 わ では、部隊 ぶたい 名 めい 通 どお り青 あお で塗装 とそう されたアフリカ解放 かいほう 戦線 せんせん (FLN) の「青 あお の部隊 ぶたい 」所属 しょぞく 機 き が登場 とうじょう 。FLN経由 けいゆ でネオ・ジオンから受領 じゅりょう した機体 きたい で[51] 、同隊 どうたい のエロ・メロエ は本 ほん 機 き を見 み て「スペースノイド は地球 ちきゅう を何 なに も分 わ かっていない。このデカイ頭 あたま に何 なに ができるんだ!」と憤慨 ふんがい したという[51] 。哨戒 しょうかい 中 ちゅう にガルダーヤの町 まち に向 む かうΖ ぜーた ガンダム らを捕捉 ほそく するが、直後 ちょくご の戦闘 せんとう でベースジャバーに乗 の っているところをガンダムMk-IIに撃破 げきは される。第 だい 37話 わ では、ネオ・ジオン軍 ぐん のマシュマー・セロ が指揮 しき を執 と るエンドラII の偵察 ていさつ 部隊 ぶたい でブルー・グレーと濃紺 のうこん に塗装 とそう された機体 きたい が複数 ふくすう 運用 うんよう されている。
小説 しょうせつ ・アニメ『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC』では、ライト・グレーに塗装 とそう された数 すう 機 き (アニメ版 ばん で確認 かくにん できるのは1機 き )がザク・マシンガン改 あらため を携行 けいこう し、「袖 そで 付 つ き」 の本拠地 ほんきょち パラオ の宙 ちゅう 域 いき を哨戒 しょうかい している。また、アニメ版 ばん では非 ひ 武装 ぶそう の1機 き がネェル・アーガマ のハイパー・メガ粒子 りゅうし 砲 ほう の砲撃 ほうげき に巻 ま き込 こ まれ溶解 ようかい する。なお、アニメ版 ばん では「袖 そで 」の装飾 そうしょく があるが、小説 しょうせつ 版 ばん の設定 せってい 画 が ではそれがない[52] 。
小説 しょうせつ 版 ばん 『UC』ではビスト財団 ざいだん 当主 とうしゅ の側近 そっきん ガエル・チャンが搭乗 とうじょう する機体 きたい も登場 とうじょう (アニメ版 ばん と展開 てんかい が異 こと なる)。機体 きたい 色 しょく はグレーで、ブースター・ベッドに乗 の り「袖 そで 付 つ き」のガランシェール と合流 ごうりゅう する。その後 ご 、ラプラス残骸 ざんがい の宙 ちゅう 域 いき で高 こう 濃度 のうど のミノフスキー粒子 りゅうし を隠 かく れ蓑 みの にネェル・アーガマに接近 せっきん するが、その動 うご きをいち早 はや く察知 さっち したバナージ・リンクス のユニコーンガンダム と交戦 こうせん 、直後 ちょくご にネェル・アーガマの対空 たいくう 砲火 ほうか を浴 あ びて撃破 げきは されるもガエルは直前 ちょくぜん に脱出 だっしゅつ し、ネェル・アーガマ内部 ないぶ に潜入 せんにゅう している。同機 どうき はザク・マシンガン改 あらため のほかにビーム・サーベルも装備 そうび している。
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムUC MSV 楔 くさび 』では、パラオでカサーケ という名 な のパイロットが本 ほん 機 き に搭乗 とうじょう している。
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還 きかん 』では、新生 しんせい ネオ・ジオン軍 ぐん 所属 しょぞく 機 き が登場 とうじょう 。複 ふく 座 ざ 型 がた になっており、コックピット・ブロックが大型 おおがた 化 か され、パイロットのほかにデータ収集 しゅうしゅう 担当 たんとう が搭乗 とうじょう する。「茨 いばら の園 えん 」から発進 はっしん するFSS の艦隊 かんたい を観測 かんそく し、味方 みかた の艦隊 かんたい へ向 む けてデータ・ポッドを射出 しゃしゅつ するが、直後 ちょくご に発見 はっけん されMS隊 たい に取 と り囲 かこ まれる。投降 とうこう を促 うなが されるが、ザク・マシンガン改 あらため を発砲 はっぽう したため撃破 げきは される。なおシールドも装備 そうび しているが、十字 じゅうじ のレリーフは外 はず されている。
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムF91プリクエル 』では、サナリィ 所属 しょぞく の機体 きたい が登場 とうじょう 。0120年代 ねんだい にフロンティア・サイド 宙 ちゅう 域 いき でF91ヴァイタル のテストを記録 きろく する。しかしF91の機動 きどう 性 せい に付 つ いていけず、のちのテストでは2機 き に増 ふ え、いずれも脚 あし 部 ぶ はプロペラントタンクとスラスターが一体化 いったいか されたシュツルム・ブースターに換 かわ 装 そう されている。また頭頂 とうちょう 部 ぶ のブレード・アンテナは廃 はい され、両手 りょうて にカメラ・ガンを携行 けいこう する。頭部 とうぶ カメラはモノアイではなくゴーグル状 じょう に変更 へんこう されている。
デザイン
かときすなを(現 げん ・カトキハジメ )による[53] 、ガンダムシリーズの映像 えいぞう 作品 さくひん で採用 さいよう された最初 さいしょ のデザイン。新型 しんがた 頭部 とうぶ およびオプションのデザインは明 あきら 貴 き 美加 みか [54] 。
諸 しょ 元 もと
ホビー・ハイザック HOBBY HIZACK / HOBBY HI-ZACK
型式 けいしき 番号 ばんごう
RMS-116H
所属 しょぞく
民間 みんかん (ネオ・ジオン)
頭頂 とうちょう 高 だか
18.5 m
重量 じゅうりょう
35.4 t
武装 ぶそう
非 ひ 武装 ぶそう [注 ちゅう 7]
搭乗 とうじょう 者 しゃ
ギュネイ・ガス
アニメ映画 えいが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 逆襲 ぎゃくしゅう のシャア 』に登場 とうじょう するネオ・ジオン所属 しょぞく のMS。
用途 ようと 廃止 はいし となったMSは民間 みんかん に払 はら い下 さ げられ、一部 いちぶ のサイドや月面 げつめん 都市 とし の市民 しみん 自衛 じえい 軍 ぐん に配備 はいび されたり、武装 ぶそう の撤去 てっきょ や戦闘 せんとう 用 よう OS 、各種 かくしゅ データの消去 しょうきょ を施 ほどこ された上 うえ で、スポーツや個人 こじん の趣味 しゅみ 用 よう などに利用 りよう されるといった例 れい が数多 かずおお く見 み られた。本 ほん 機体 きたい もその一種 いっしゅ であるが、ロンド・ベル の本拠地 ほんきょち であるサイド1 コロニー「ロンデニオン」内 ない で交渉 こうしょう 中 ちゅう のシャア・アズナブル を、民間 みんかん 機 き を装 よそお いつつ陰 かげ ながら護衛 ごえい を行 おこな うために用 もち いられた。彩 いろどり 度 ど の高 たか い水色 みずいろ と白 しろ を用 もち いた機体 きたい 色 しょく が特徴 とくちょう で、民間 みんかん 機 き であることを周囲 しゅうい にアピールする目的 もくてき で、意図 いと 的 てき に派手 はで なカラーリングが施 ほどこ されている。
本 ほん 機 き の型式 けいしき 番号 ばんごう については、『逆襲 ぎゃくしゅう のシャア』公開 こうかい 当時 とうじ のムックや『ENTERTAINMENT BIBLE .3 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム MS大 だい 図鑑 ずかん 【PART.3 アクシズ戦争 せんそう 編 へん 】』には記載 きさい されておらず、「型式 けいしき 番号 ばんごう はない」と明記 めいき する資料 しりょう [55] も存在 そんざい する中 なか で、「RMS-116H」の記載 きさい は1998年 ねん 8月 がつ 発行 はっこう の『データコレクション7 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム 逆襲 ぎゃくしゅう のシャア』で確認 かくにん でき、その後 ご はメディアワークス(現 げん ・アスキー・メディアワークス )の『MS大 だい 全集 ぜんしゅう 』シリーズのカラーページなど、複数 ふくすう の比較的 ひかくてき 新 あたら しい資料 しりょう に記載 きさい されていたが、2013年 ねん 以降 いこう の『MS大 だい 全集 ぜんしゅう 』には記載 きさい されていない。グリプス戦役 せんえき 時代 じだい と同 おな じ規則 きそく に従 したが っている番号 ばんごう [注 ちゅう 8] であれば「RMS-116」はルナツーで開発 かいはつ された機種 きしゅ ということになるが、ルナツーでの開発 かいはつ を記載 きさい した設定 せってい は存在 そんざい しない。
外装 がいそう は、多 おお くの部分 ぶぶん でRMS-106CS ハイザック・カスタム に近 ちか い特徴 とくちょう を備 そな えている。
コクピット内部 ないぶ は、グリプス戦役 せんえき 当時 とうじ のRMS-106標準 ひょうじゅん のものでも、その他 た の機体 きたい で広 ひろ く採用 さいよう された普及 ふきゅう 型 がた でもなく、ガンダムMk-II などで採用 さいよう された比較的 ひかくてき 珍 めずら しいものとなっている。
劇 げき 中 ちゅう での活躍 かつやく
第 だい 二 に 次 じ ネオ・ジオン抗争 こうそう 期 き にネオ・ジオンのパイロットでもあるギュネイが使用 しよう 。サイド1のコロニー「ロンデニオン」内 ない でクェス・パラヤ を連 つ れ去 さ るシャアを救出 きゅうしゅつ している。また、クェスとギュネイが同乗 どうじょう してクェスの訓練 くんれん 機 き としても使用 しよう され、トンボ返 がえ りなどを披露 ひろう している。ハイザックという機種 きしゅ のチョイスか、もしくはそのカラーリングを指 さ しているのかは不明 ふめい だが、目撃 もくげき したMS愛好 あいこう 者 しゃ からは好意 こうい 的 てき な評価 ひょうか を得 え ている。
第 だい 二 に 次 じ ネオ・ジオン抗 こう 争 そう 前 まえ の時代 じだい を描 えが いた漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還 きかん 』では、ゴップ自然 しぜん 公園 こうえん のアトラクションの1つとして、本来 ほんらい の用途 ようと に供 きょう されている。
2023年 ねん 7月 がつ からGUNDAM SIDE-F限定 げんてい で販売 はんばい されたプラモデル『HGUC ホビー・ハイザック(A.O.Z RE-BOOT版 ばん )』のボックスアート には、格納庫 かくのうこ に駐 ちゅう 機 き する2機 き が描 えが かれている。
デザイン
デザインは出渕 いずぶち 裕 ひろし 。胸部 きょうぶ がボリュームアップされ、スラスターの数 かず も増 ふ えているが、元 もと のデザインのシルエットを崩 くず さない程度 ていど のアレンジにとどまっている[56] 。
GRAN-ZACK[57]
雑誌 ざっし 企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢 ゆめ - 』に登場 とうじょう するMS(型式 けいしき 番号 ばんごう :ARZ-106GZk [57] )。「グランザク」とも呼 よ ばれる。
ジオン軍 ぐん 残党 ざんとう 組織 そしき 「レジオン」が鹵獲 ろかく したハイザックに、グラン-マラサイ と同型 どうけい のホバリングスカートユニット「グランユニット」を装着 そうちゃく したもの[57] 。
作中 さくちゅう では、レジオン支配 しはい 下 か の移民 いみん 都市 とし 「サイドA」でテロを発生 はっせい させたティターンズ残党 ざんとう の鎮圧 ちんあつ や、アルカディア平原 へいげん の大 だい 工業 こうぎょう プラントを襲撃 しゅうげき したジオンマーズ部隊 ぶたい の迎撃 げいげき に用 もち いられている。
LOW-ZACK[57]
雑誌 ざっし 企画 きかく 『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢 ゆめ -』に登場 とうじょう する作業 さぎょう 用 よう MS(型式 けいしき 番号 ばんごう :ARZ-106 [57] )。
ジオン軍 ぐん 残党 ざんとう 組織 そしき 「レジオン」が鹵獲 ろかく し運用 うんよう しているハイザックの中 なか で、老朽 ろうきゅう 化 か して戦闘 せんとう に運用 うんよう できなくなった機体 きたい を作業 さぎょう 用 よう に改修 かいしゅう ・転用 てんよう したもの。武装 ぶそう などは撤去 てっきょ され、その代 か わりにバックパックとして装備 そうび される汎用 はんよう モビルバケットや携行 けいこう 型 がた のスコップといった各種 かくしゅ の作業 さぎょう 用 よう 装備 そうび を有 ゆう している。かつての一般 いっぱん 作業 さぎょう 用 よう ザク などと同様 どうよう に現地 げんち 改修 かいしゅう によって製作 せいさく されているため、一 ひと つとして同 どう 一 いち 仕様 しよう の機体 きたい は存在 そんざい しない。作中 さくちゅう に登場 とうじょう する機体 きたい はパイプラインの保守 ほしゅ 作業 さぎょう に従事 じゅうじ していた。
また、「モデルグラフィックス 」2000年 ねん 12月 がつ 号 ごう にも同名 どうめい の機体 きたい (型式 けいしき 番号 ばんごう :RMS-006)の模型 もけい 作例 さくれい が掲載 けいさい されているが、こちらは連邦 れんぽう 軍 ぐん が開発 かいはつ したハイザックの試作 しさく 機 き とされている。
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし ガンダムF91プリクエル 』に登場 とうじょう 。サナリィ が運用 うんよう する機体 きたい で、名称 めいしょう はメカニックの間 あいだ で呼 よ ばれているものである(「リビザック」と短縮 たんしゅく も)。
頭頂 とうちょう 部 ぶ にサブカメラが追加 ついか され、動力 どうりょく パイプの外装 がいそう が外 はず されている以外 いがい は原型 げんけい 機 き と外観 がいかん 上 じょう の違 ちが いはないが、ジェネレーターの交換 こうかん 、フレームの補強 ほきょう 、CPUの交換 こうかん がおこなわれてジェガン 並 な みの性能 せいのう にチューンアップされている。サナリィがアグレッサー 機 き としてAE社 しゃ のジェガンを使 つか うのは角 かく が立 た つため、替 か わって運用 うんよう される。0123年 ねん 3月 がつ 16日 にち 、次期 じき 主力 しゅりょく MSコンペに参加 さんか するF91ヴァイタル を搭載 とうさい したクラップ級 きゅう 「ラフィン・ブル 」に随伴 ずいはん する練習 れんしゅう 艦 かん スペース・アーク に3機 き が搭載 とうさい される。
諸 しょ 元 もと
G・ザック G・ZAKU
型式 けいしき 番号 ばんごう
PCX-005
所属 しょぞく
新生 しんせい エゥーゴ スーパー・ジオン
頭頂 とうちょう 高 だか
18.65m
本体 ほんたい 重量 じゅうりょう
30.5t
装甲 そうこう 材質 ざいしつ
ガンダリウム合金 ごうきん
武装 ぶそう
ビームサーベル他 た
搭乗 とうじょう 者 しゃ
アルテイシア少佐 しょうさ
雑誌 ざっし 上 じょう のパロディ企画 きかく 『機動 きどう 戦士 せんし Oガンダム 光 こう のニュータイプ 』に登場 とうじょう するMS。名称 めいしょう は「グランド・ザック」と読 よ む。
ハイザックの重 じゅう 武装 ぶそう 強攻 きょうこう 型 がた として開発 かいはつ された機体 きたい で、背部 はいぶ に装備 そうび された大型 おおがた アタッチメント・パックによって、宇宙 うちゅう 空間 くうかん ではハイザックの1.5倍 ばい の機動 きどう 性 せい を発揮 はっき できる。その安定 あんてい した性能 せいのう を評価 ひょうか され、新生 しんせい エゥーゴやスーパー・ジオンの主力 しゅりょく 機 き となっており、スーパー・ジオンに所属 しょぞく するアルテイシア少佐 しょうさ も一時 いちじ 搭乗 とうじょう するとされていた。
漫画 まんが 『機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム Define 』では、腕 うで 部 ぶ と胴体 どうたい を繋 つな ぐ動力 どうりょく パイプを排除 はいじょ したアレンジが加 くわ わり、またジェリド・メサ搭乗 とうじょう 機 き (ジェリドカスタム)は右肩 みぎかた もスパイクアーマーになっている[58] 。
^ 一 いち 年 ねん 戦争 せんそう 終結 しゅうけつ からグリプス戦役 せんえき までに開発 かいはつ された機体 きたい 群 ぐん は既存 きそん 機体 きたい の改修 かいしゅう や応用 おうよう が多 おお く、本格 ほんかく 的 てき な量産 りょうさん がなされたものはなかった[10] 。
^ 実際 じっさい には不可能 ふかのう ではないが、ライフル側 がわ のエネルギー再 さい 充填 じゅうてん の際 さい にサーベルを使 つか った場合 ばあい 、武器 ぶき 側 がわ のブレーカーが作動 さどう して兵 へい 装 そう の使用 しよう がおこなえなくなる危険 きけん 性 せい を持 も っている[10] 。なお、ジェネレーター関連 かんれん の騒動 そうどう については、当初 とうしょ からタキム社 しゃ 製 せい ジェネレーターを搭載 とうさい 予定 よてい だったが、AE社 しゃ の働 はたら きかけにより急遽 きゅうきょ AE製 せい に変更 へんこう したことがトラブルの原因 げんいん になり、連邦 れんぽう 軍 ぐん 内 ない で連邦 れんぽう 系 けい 技術 ぎじゅつ を推 お す技術 ぎじゅつ 者 しゃ が不信 ふしん 感 かん を募 つの らせて純 じゅん 連邦 れんぽう 系 けい 技術 ぎじゅつ のMS開発 かいはつ を後押 あとお しさせ、のちのガンダムMk-II の開発 かいはつ およびジムII の新規 しんき 増産 ぞうさん につながった[14] 。最終 さいしゅう 的 てき にハイザックのメインジェネレーターには、量産 りょうさん 段階 だんかい でタキム社 しゃ 製 せい のものが用 もち いられている[15] 。
^ 作中 さくちゅう 設定 せってい において先行 せんこう 量産 りょうさん 機 き にもその問題 もんだい があるかは言及 げんきゅう されていない。また、電撃 でんげき ホビーマガジン2005年 ねん 10月 がつ 号 ごう 付録 ふろく 設定 せってい 資料集 しりょうしゅう 12Pの英字 えいじ 武装 ぶそう 一覧 いちらん では非 ひ ビーム兵器 へいき が記載 きさい されていない。先行 せんこう 量産 りょうさん 型 がた にも同様 どうよう の問題 もんだい があることについて言及 げんきゅう しているのは『総 そう 解説 かいせつ ガンダム事典 じてん Ver.1.5』のみである。
^ 「機動 きどう 戦士 せんし Zガンダム 」テレビ版 ばん 第 だい 14話 わ 「アムロ再 ふたた び」及 およ び劇場 げきじょう 版 ばん 第 だい 1部 ぶ の、アウドムラ を巡 めぐ る戦闘 せんとう を再現 さいげん したもの。
^ ミノフスキー粒子 りゅうし 散布 さんぷ 下 か でも存分 ぞんぶん にその機能 きのう を発揮 はっき するという資料 しりょう もある。
^ レーダー・アンテナと目標 もくひょう 識別 しきべつ アンテナが背中合 せなかあ わせに内蔵 ないぞう されているとされる[46] 。早期 そうき 警戒 けいかい 管制 かんせい 機 き #機上 きじょう レーダー も参照 さんしょう 。
^ 一部 いちぶ ゲーム作品 さくひん では、トリモチとダミーバルーン を装備 そうび している。
^ 型式 けいしき 番号 ばんごう の法則 ほうそく は『総 そう 解説 かいせつ ガンダム事典 じてん Ver.1.5』355頁 ぺーじ などの資料 しりょう による。
^ 『ZGUNDAM A (ゼータガンダムエース)』角川書店 かどかわしょてん 、2005年 ねん 7月 がつ 、82-85頁 ぺーじ 。
^ 『機動 きどう 戦士 せんし Zガンダムヒストリカ 第 だい 09巻 かん OFFICIAL FILE MAGAZINE』講談社 こうだんしゃ 、2005年 ねん 11月。ISBN 9784063671919 。
^ 『アニメック』1985年 ねん 10月 がつ 号 ごう 、ラポート。
^ 『語 かた れ!機動 きどう 戦士 せんし ガンダム』ベストセラーズ、2012年 ねん 5月 がつ 。(ISBN 978-4584204528 )
^ 『サイドストーリー・オブ・ガンダム・ゼータ』メディアワークス、1999年 ねん 9月 がつ 。(ISBN 978-4840205771 )
^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動 きどう 戦士 せんし ガンダム MS大 だい 図鑑 ずかん 【PART.2 グリプス戦争 せんそう 編 へん 】』バンダイ、1988年 ねん 3月 がつ 、50-51頁 ぺーじ 。
^ a b c 『ジ・アニメ特別 とくべつ 編集 へんしゅう 機動 きどう 戦士 せんし Ζ ぜーた ガンダム PART3』近代映画社 きんだいえいがしゃ 、1986年 ねん 4月 がつ 、82頁 ぺーじ 。
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^ 出渕 いずぶち 裕 ひろし 『出渕 いずぶち 裕 ひろし メカニカルデザインワークス (1)』ムービック、2000年 ねん 8月 がつ 、19頁 ぺーじ 。ISBN 978-4896014907 。
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小説 しょうせつ
神野 かみの 淳一 じゅんいち 『ADVANCE OF Ζ ぜーた 刻 こく に抗 こう いし者 しゃ 』 第 だい 2巻 かん 、アスキー・メディアワークス、2011年 ねん 6月 がつ 25日 にち 。ISBN 978-4-04-870653-7 。
トレーディングカード
「02A/U BK029R ハイザック[ヴァナルガンド]」『ガンダムウォーネグザ 』、バンダイ、2012年 ねん 5月 がつ 18日 にち 。
U.C.0079 - 0083
アニメ 漫画 まんが 小説 しょうせつ ゲーム その他 た 楽曲 がっきょく
U.C.0084 - 0107
アニメ 漫画 まんが 小説 しょうせつ ゲーム 楽曲 がっきょく
U.C.0112 - 0169
U.C.0203 - 0224
総括 そうかつ