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ハイザック

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハイザック (HIZACK / HI-ZACK) は、「ガンダムシリーズ」のうち宇宙うちゅう世紀せいき舞台ぶたいとする作品さくひん登場とうじょうする架空かくう兵器へいき有人ゆうじん操縦そうじゅうしきひとがた機動きどう兵器へいきモビルスーツ (MS)」のひとつ。初出しょしゅつは、1985ねん放送ほうそうされたテレビアニメ機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』。

作中さくちゅう軍事ぐんじ勢力せいりょくのひとつである地球ちきゅう連邦れんぽうぐん量産りょうさんだい1さく機動きどう戦士せんしガンダム』で連邦れんぽうぐん敵対てきたいしたジオン公国こうこくぐん主力しゅりょく量産りょうさんザクII」を参考さんこうに、連邦れんぽうぐん由来ゆらい技術ぎじゅつ導入どうにゅうして開発かいはつされており、双方そうほう特徴とくちょうられる外観がいかんとなっている。げきちゅうでは緑色みどりいろあおの2種類しゅるい基調きちょうとしたカラーリングで登場とうじょうし、基本きほんてき緑色みどりいろ連邦れんぽうぐん軍閥ぐんばつティターンズ」、あおはそれ以外いがい連邦れんぽうぐん部隊ぶたい配備はいびされている。

ほん記事きじでは、アニメ本編ほんぺんやその外伝がいでん作品さくひんなどに登場とうじょうするバリエーションについても解説かいせつする。

デザイン

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永野ながのまもるのデザインしたリック・ディアスガルバルディβべーた出来でき不満ふまんった制作せいさく会社かいしゃやスポンサーにより、ガンダムMk-IIとともに登場とうじょうまった[1][2]

大河原おおかわら邦男くにおによる初期しょきあん藤田ふじた一己かずみクリンナップした。『Ζぜーたガンダム』において藤田ふじた最初さいしょにデザインしたMSで、「ぼくがデザインしていいんでしょうか?」と監督かんとく富野とみのゆかりゆういたところ「よい」との返事へんじでデザインしたが、なにえがいていいのかからず、おそおそ提出ていしゅつしたものが採用さいようされてしまい、藤田ふじたはその出来できにはかなり後悔こうかいしているという[3][ようページ番号ばんごう]

放送ほうそう終了しゅうりょう後年こうねん富野とみのはインタビューで「そういえばハイザックはカッコかった」と、直接ちょくせつ関係かんけいないハイザックのげており、おもれのつよいMSなのだと記者きしゃ推測すいそくしている[4]

設定せってい解説かいせつ

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しょもと
ハイザック
HIZACK / HI-ZACK
型式けいしき番号ばんごう RMS-106
ARZ-106HZ(レジオン鹵獲ろかく仕様しよう
MS-20[5]
所属しょぞく 地球ちきゅう連邦れんぽうぐん
ティターンズ
ジオン共和きょうわこく
レジオン
開発かいはつ 共同きょうどう
ぜんこう 21.2m[6] / 20.6m[7] / 18.0m[8]
頭頂とうちょうだか 18.0m[7]
本体ほんたい重量じゅうりょう 38.7t[8]
全備ぜんび重量じゅうりょう 59.6t[8]
装甲そうこう材質ざいしつ チタン合金ごうきんセラミックふくごうざい[8]
出力しゅつりょく 1,428kW[8]
推力すいりょく 16,200kg×4[8]
そう推力すいりょく:64,800kg[7]
センサー
有効ゆうこう半径はんけい
8,900m[8]
武装ぶそう 120mmマシンガン[8]
ビーム・ライフル
ヒート・ホーク
ビーム・サーベル
ミサイル・ポッド
シールド
メガ・ランチャー
搭乗とうじょうしゃ アドル・ゼノ
カクリコン・カクーラー
フランクリン・ビダン
ジェリド・メサ
キッチマン
デーバ・バロ
サラ・ザビアロフ
その 姿勢しせい制御せいぎょバーニア×10[8]

地球ちきゅう連邦れんぽうぐんが、ジオン公国こうこくぐんザクとほぼおな基本きほんコンセプトで、接収せっしゅうした公国こうこくぐん開発かいはつノウハウをベースにつくった量産りょうさんがたMS[9]連邦れんぽうぐん規格きかく各種かくしゅ部材ぶざいまれており、いちねん戦争せんそうのち本格ほんかく量産りょうさんされたはつ機体きたいでもある[10][ちゅう 1]具体ぐたいてき開発かいはつベースは、アクト・ザク[11]ともザクII F2がた[12]ともわれている。

いちねん戦争せんそう連邦れんぽうぐんはその戦費せんぴなどにより経済けいざい状況じょうきょうかんばしくなかったため、運用うんようする機体きたい新規しんき開発かいはつよりも既存きそんのマイナーチェンジを主流しゅりゅうとしていた[13]。しかしながら、戦後せんごもジオンぐん残党ざんとうによる各所かくしょへの攻撃こうげき完全かんぜんおさまらず、連邦れんぽうぐん戦力せんりょく不足ふそくでもそれらの掃討そうとうおこなわざるをなかった[14]

MSの適正てきせい配備はいびU.C.0081ねん10がつに「連邦れんぽうぐん再建さいけん計画けいかく」が可決かけつされて以来いらい懸案けんあんとなっていたが[10]、U.C.0083ねん12月にティターンズ結成けっせいされると、MS開発かいはつふたた活発かっぱつすることとなった[13]

こうしたなかで、連邦れんぽうぐんアナハイム・エレクトロニクス (AE) しゃ共同きょうどうで「ハイザック」の開発かいはつおこなうことになった[15]。U.C.0084ねん7がつにロールアウト[13]翌年よくねん0085ねんにハイザックが制式せいしき採用さいようされ、ティターンズから優先ゆうせんてき配備はいびされていった[14]

誕生たんじょうしたハイザックは、ザクの発展はってんがたというよりは、ザクにジム設計せっけい強引ごういんわせたハイブリッドというべき機体きたいである[10]

メインジェネレーターは連邦れんぽうぐん規格きかくのものだが[10]動力どうりょく系統けいとう公国こうこく由来ゆらい流体りゅうたいパルス駆動くどうと、連邦れんぽう由来ゆらいのフィールド・モーター駆動くどう併用へいようする方式ほうしき採用さいようしている[10]。しかし、この動力どうりょく系統けいとう混合こんごうからエネルギー経路けいろのスペースは圧迫あっぱくされ、ビーム兵器へいきのエネルギー供給きょうきゅうようサプライケーブルは機体きたい各部かくぶ露出ろしゅつすることとなった[10]同時どうじに、ビーム兵器へいきのドライブは1までに限定げんていされ、2つのビーム兵器へいき同時どうじ使用しようすることはできなくなった[10][ちゅう 2]

コクピットには、AEしゃ後押あとおしで同社どうしゃせい普及ふきゅうがたちょんたかししゅうモニターつきリニアシート「JTS-17F」が導入どうにゅうされた[14]

装甲そうこうざいには当時とうじ最新さいしん部材ぶざいもちいられており、機体きたい軽量けいりょう実現じつげんした[9]同時どうじ燃料ねんりょう積載せきさいりょう増加ぞうか可能かのうとなった[9]。バックパックにはMS-06R近似きんじするタイプを採用さいよう[9]燃料ねんりょう積載せきさいりょうやスラスター技術ぎじゅつ発展はってんもあり、重力じゅうりょく空間くうかんにおける機動きどうせい向上こうじょうした[9]。こうして、ハイザックは生産せいさんせい操縦そうじゅうせいたかさから連邦れんぽうぐん全体ぜんたい主力しゅりょくとして配備はいびされた[16]

武装ぶそう

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120mmマシンガン(ザク・マシンガンあらため
ストックを改良かいりょうし、連邦れんぽうぐん規格きかくのセンサーで命中めいちゅう精度せいど向上こうじょうした。
ビーム・ライフル
後継こうけいマラサイ共用きょうようされるエネルギーパックしき小型こがたビームライフル出力しゅつりょく2.2MW)。
ヒート・ホーク
ザクのものにくらべブレード大型おおがたした[10]。エネルギー消費しょうひりつはビームサーベルよりひくいため、使用しようりつたか[17]
ビーム・サーベル
連邦れんぽうぐんせいMSの使用しようする標準ひょうじゅんてきなサーベルユニット[10]。ビーム兵器へいき同時どうじ運用うんようできない弊害へいがいから、ビーム・ライフルとビーム・サーベルは基本きほんてき同時どうじ装備そうびされることはない。
シールド
ザクとおな右肩みぎかた固定こていがた
オプション・シールド[9]
うでラッチに接続せつぞくされる携行けいこうがたのシールド。おなじく左腕さわんでシールドを保持ほじする連邦れんぽうけい機体きたいからのえに配慮はいりょした装備そうびであり、所属しょぞくしめ記章きしょう表示ひょうじにも有効ゆうこうである[9]。その裏面りめんにはビームライフルよう予備よびエネルギーパックを2格納かくのうできる。
3連装れんそうミサイル・ポッド
オプションとしてリアスカートのビーム・サーベルようホルダーに2増設ぞうせつ可能かのう先端せんたんにセンサーを内蔵ないぞうしている[17]
大型おおがたメガ・ランチャー
遠距離えんきょり射撃しゃげきようとして用意よういされているが、ジェネレーターの出力しゅつりょく不足ふそくから2がかりでの運用うんよう基本きほんとなる。「Z」27でサラ・ザビアロフが使用しようし、カラバから出発しゅっぱつしたシャトル(クワトロ大尉たいい搭乗とうじょうしていたが、直前ちょくぜんでシャトルから離脱りだつ)を撃墜げきついしている。

カラーリング

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グリプス戦役せんえきでは、地球ちきゅう連邦れんぽうぐん正規せいきぐんとその軍閥ぐんばつであるティターンズそれぞれで運用うんようされる。

青色あおいろ連邦れんぽう正規せいきぐん、ティターンズ)
おもに連邦れんぽう正規せいきぐん使用しよう劇場げきじょうばんでも確認かくにんできるとおり、ティターンズのドゴス・ギアにも青色あおいろ機体きたい配備はいびされている。
緑色みどりいろ(ティターンズ)
一般いっぱん量産りょうさんがたのザクIIと同系どうけいしょくとすることで、掃討そうとう対象たいしょうであるジオンぐん残党ざんとうへの心理しんりてき効果こうかねらっている。また、演習えんしゅう仮想かそうてきとして運用うんようされることがおおかったという理由りゆうもある[9]
ティターンズのべつ部隊ぶたいカラー
テレビばんだい39冒頭ぼうとうゼダンのもん配備はいびされていた機体きたいには後述こうじゅつハイザック・カスタム同色どうしょくのものも登場とうじょう
ジオン共和きょうわ国軍こくぐんネオ・ジオン鹵獲ろかくカラー)
ジオン共和きょうわ国軍こくぐんはグリプス戦役せんえき当時とうじ、ティターンズの傘下さんかかれていたため、同軍どうぐん配属はいぞくはティターンズのものと同色どうしょくである。ダカール制圧せいあつさいにネオ・ジオンに接収せっしゅうされた機体きたいは、かれらによって本来ほんらい意味いみ使用しようされることになる。
ジオン共和きょうわ国軍こくぐんカラー(宇宙うちゅう世紀せいき0096ねん
小説しょうせつばん機動きどう戦士せんしガンダムUC』に登場とうじょう連邦れんぽうぐん規定きていによって白無垢しろむくのカラーが制式せいしきとなっており、ジオン・カラーにえることは一切いっさい禁止きんしされている。
レジオン鹵獲ろかく仕様しよう
雑誌ざっし企画きかくA.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみたゆめ-』に登場とうじょう火星かせいのジオン残党ざんとう組織そしき「レジオン」が火星かせいげてきたティターンズ残党ざんとうから鹵獲ろかくした機体きたいあか基調きちょうとし(ほのおをイメージしており、それがレジオンのイメージカラーとなる)、胸部きょうぶなど一部いちぶくろ動力どうりょくパイプやインテークなどをしろけられている。

げきちゅうでの活躍かつやく

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機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』ではティターンズ主力しゅりょく機体きたいとして登場とうじょうする。のち主力しゅりょくはマラサイやバーザムってわられるものの最後さいごまでグリプス戦役せんえきたたかった。のあるパイロットでは、ジェリド・メサ、カクリコン・カクーラー、サラ・ザビアロフらが搭乗とうじょうした。

ティターンズ傘下さんかかれていたジオン共和きょうわ国軍こくぐんでも運用うんようされ、同軍どうぐん所属しょぞくには頭部とうぶにブレードアンテナを装着そうちゃくした機体きたいや、詳細しょうさい不明ふめいのバズーカを装備そうびした機体きたい登場とうじょうする。

機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』でも、ネオ・ジオンに接収せっしゅうされたかティターンズ残党ざんとうによってまれたのかは不明ふめいであるが、ネオ・ジオンに占領せんりょうされたダカールに1シーンでほん登場とうじょうサダラーンのそばに停泊ていはくしたベースジャバーうえでザクIIとならんでたたずんでいる。45グレミー反乱はんらんさいには、キャラ配下はいかとグレミーの配下はいか両方りょうほうにマラサイととも確認かくにんできる。

小説しょうせつばん『UC』では、宇宙うちゅう世紀せいき0096ねん時点じてんでジオン共和きょうわ国軍こくぐん戦力せんりょくとして多数たすう運用うんようされている。これは連邦れんぽうぐん戦力せんりょくとしてはすで旧式きゅうしきとなり、また装備そうび更新こうしんをしえたことで大量たいりょうあまったほんがジオンがわ払下はらいさげられた経緯けいいによるもの。なかけたものであり、作中さくちゅうでのジオン共和きょうわこく立場たちばよわさがうかがれる機体きたいとなっている。OVAばんには、ジオン共和きょうわ国軍こくぐん自体じたい登場とうじょうしないため登場とうじょうしない。

雑誌ざっし企画きかく『A.O.Z Re-Boot』では、火星かせいながいたティターンズ残党ざんとう機体きたいを、火星かせいのジオン残党ざんとう組織そしき「レジオン」が鹵獲ろかくし、戦力せんりょくとして使用しようしている。型式けいしき番号ばんごうもレジオン独自どくじのものに変更へんこうしている。バックパックのバインダーをはずしてトライブレードにかわそうした機体きたいのほか、あしのスラスターをはずして、バックパックをマラサイのものに変更へんこうした「軽装けいそうがた」も開発かいはつ運用うんようされている[18]

漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダムNT』では、コロニー・メーティスの防衛ぼうえいたい複数ふくすう配備はいびされている。

設定せってい変遷へんせん

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「リニアシート」を最初さいしょ採用さいようしたMSであり、シートうしろとしたにモニターはないとする資料しりょう[19]と、ぜんてん周囲しゅういモニター[9]とする資料しりょう存在そんざいする。『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』オンエア当時とうじかくメディアでは、「リニアシート」と「ぜんてん周囲しゅういモニター」ははっきり区別くべつされておらず、ハイザックもそれにじゅんじて解説かいせつされている[20]。また、当初とうしょ連邦れんぽうぐん開発かいはつしたMSという設定せっていであったが、雑誌ざっし企画きかくADVANCE OF Ζぜーた ティターンズのはたのもとに』ではAEしゃによる開発かいはつとされている。しかし続編ぞくへん『A.O.Z Re-Boot』で試作しさく段階だんかいでは連邦れんぽうぐん主体しゅたいとなって開発かいはつはじまり、量産りょうさん過程かていでAEしゃ参加さんかしたと設定せっていされた[21]放映ほうえい当時とうじ設定せっていでは、ビームライフルとサーベルの同時どうじ使用しよう不可能ふかのう理由りゆうは「質量しつりょう関係かんけい装備そうび不能ふのう」との説明せつめいで、ジェネレーターの出力しゅつりょく不足ふそく原因げんいんとされていない。ただし設定せっていにはハイザックのジェネレーター出力しゅつりょくひくいため、ビームライフルとビームサーベルの同時どうじ装備そうび出来できないと明記めいきされている[22]

試作しさく・バリエーション

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ハイザック試作しさくがた

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プラモデル『Ζぜーたガンダム No.17 1/144 MS-06M マリン・ハイザック』の説明せつめいしょ初出しょしゅつ。マリン・ハイザックはザク・マリンタイプの系列けいれつであると同時どうじに、RX-106水陸すいりく両用りょうようがたでもあるとされたが、これ以上いじょう説明せつめいはなかった。

のちのウェブ企画きかくA.O.Z Re-Boot』において、藤岡ふじおかけんによって前述ぜんじゅつ大河原おおかわら邦男くにおによる初期しょき稿こうをアレンジしたデザインの機体きたいが「ハイザック試作しさくがた」(型式けいしき番号ばんごう:RX-106)として設定せっていされた[23]排気はいきダクトがひだりむねだけにある左右さゆう非対称ひたいしょう胸部きょうぶデザインが特徴とくちょうで、コックピット・ブロックがある胸部きょうぶ中央ちゅうおうているなど、後述こうじゅつホビー・ハイザック類似るいじしている。『A.O.Z Re-Boot』ではジムやザニーられるあかしろ基調きちょうとしたカラーリングとなっている。

『A.O.Z Re-Boot』での設定せっていでは、連邦れんぽうぐん主導しゅどう開発かいはつされ、AEしゃ開発かいはつ参加さんかするまえ完成かんせいした。量産りょうさん意図いとしていなかったこともあり、高性能こうせいのう機体きたいであったとされる[23]

マリン・ハイザック

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アニメ『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』に登場とうじょうする地球ちきゅう連邦れんぽうぐん水中すいちゅうようMS(型式けいしき番号ばんごう:MS-06M)。外見がいけんはザク・マリンタイプのいろちがいで、ハイザックとの共通きょうつうてんはないが、設定せっていじょう関連かんれんせいかたられている。

『A.O.Z Re-Boot』では頭部とうぶにゴーグルを装着そうちゃくした新規しんきデザインの水中すいちゅうがたハイザックが登場とうじょうし、これが「MS-06M マリン・ハイザック」だとされている。頭部とうぶデザイン以外いがい設定せってい公開こうかいされていなかったが[24]前述ぜんじゅつのRX-106とともあらたに設定せっていされた。

マリン・ハイザック(A.O.Z Re-Boot)

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RX-106ハイザック試作しさくがた水中すいちゅうがた改装かいそうした機体きたい型式けいしき番号ばんごう:RX-106M/MS-06M)。ザク・マリンタイプや性能せいのうめん不安ふあんのこアクア・ジム後継こうけいとして開発かいはつされたが、連邦れんぽうぐん水陸すいりく両用りょうようMS開発かいはつ消極しょうきょくてきであったため不採用ふさいようとなり、試作しさく少数しょうすう生産せいさんされたのみである。しかし、連邦れんぽうぐん制式せいしき装備そうびとして、「マリン・ハイザック」はすでに登録とうろくされていたため、名称めいしょうのみザク・マリンタイプの改良かいりょうがたがれたと設定せっていされた[23]

『A.O.Z Re-Boot』ばんマリン・ハイザックの外観がいかんはRX-106を踏襲とうしゅうするが、ゴーグルの形状けいじょうや、左側ひだりがわ動力どうりょくパイプがオミットされているてんザク・ダイバー共通きょうつうし、パックパックはジム・スループ発展はってんがたで、フォーミュラ計画けいかくにて開発かいはつされるF90Mとの関連かんれん意図いとしたものとなっている[23]

ティターンズ壊滅かいめつ火星かせいのがれたティターンズ残党ざんとうによって「レジオン」にもたらされ、貴重きちょう水中すいちゅう戦力せんりょくとして量産りょうさんされている。

アクア・ハイザック

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雑誌ざっし企画きかく『A.O.Z Re-Boot』に登場とうじょうする水陸すいりく両用りょうようMS[25]型式けいしき番号ばんごう:RMS-106M2)[26]

上記じょうき、RX-106Mマリン・ハイザックにアクア・ハンブラビII装着そうちゃくした形態けいたい水中すいちゅうでの活動かつどうにはアクア・ハンブラビIIの水中すいちゅうようジェットパックなどがもちいられるほか、各部かくぶにアクア・ハンブラビII由来ゆらいのミサイルポッドが追加ついか装備そうびされる。

グリプス戦争せんそうにT3部隊ぶたいにより各種かくしゅ試験しけん運用うんようされていたが、完成かんせいまえにティターンズが壊滅かいめつ開発かいはつデータがアクア・ハンブラビとともにレジオンにもたらされ、マリン・ハイザックととも運用うんようされている。

ハイザック先行せんこう量産りょうさんがた

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雑誌ざっし企画きかくADVANCE OF Ζぜーた ティターンズのはたのもとに』に登場とうじょうするティターンズ量産りょうさんがたMS(型式けいしき番号ばんごう:YRMS-106)。

ジオンぐん残党ざんとう壊滅かいめつエゥーゴ活動かつどう阻止そしするためティターンズでは組織そしき拡大かくだいおこなわれることとなり、それにともなさらなるMSの配備はいび余儀よぎなくされた。そのためすで導入どうにゅうがほぼ決定けっていしていた地球ちきゅう連邦れんぽうぐんつづき、ティターンズでも正式せいしき採用さいようけた評価ひょうか試験しけんおこなうこととなった。しかし、かつてのてきジオンの主力しゅりょくザクの意匠いしょうのこしたハイザックはパイロットには不評ふひょうであった。また、ティターンズはAEしゃ完全かんぜん信用しんようしてはいなかったため、コクピットはちょんたかししゅうモニターではないきゅうシステムのコックピットを採用さいようしている。

ほん先行せんこう量産りょうさんがたということもありのち正式せいしき採用さいようされたタイプとは各部かくぶ微妙びみょうことなる。カラーリングは紺色こんいろくろ基調きちょう一部いちぶ黄色おうしょくはいしている。肩口かたぐちから前腕ぜんわんつながる動力どうりょくパイプは露出ろしゅつしていないが、大腿だいたいからあしスラスターユニットにつながった動力どうりょくパイプは露出ろしゅつしている。あしスラスターユニットは補助ほじょ推進すいしんシステムとしての位置いちづけであり、目的もくてきおうじて着脱ちゃくだつ可能かのうとなっている。量産りょうさんがたにみられるあしおよびバックパックの偏向へんこうばん設置せっちされていない。また、バックパックの放熱ほうねつばん下方かほうけられて設置せっちされている。

T3部隊ぶたいにおいてはビームライフルの実戦じっせんデータの収集しゅうしゅうおこなわれた。すでに出力しゅつりょく不足ふそく問題もんだいあきらかになっていた[ちゅう 3]ことから、ガンダムTR-1[ヘイズル]どうタイプのEパックを装備そうびしたプロトタイプがテストされ、そのためのEパックホルダーを前腕ぜんわんラッチに装備そうびする。

テスト結果けっかもと若干じゃっかん改良かいりょうほどこし、ほんはハイザックとして正式せいしき採用さいようされることとなった。

なお、「月刊げっかんOUT誌上しじょうでの雑誌ざっし企画きかくΖぜーた WORLD』のVol.1(1985ねん8がつごう掲載けいさい)には、おなじく「YRMS-106」の型式けいしき番号ばんごうつハイザックのプロトタイプが登場とうじょうしている。なお、こちらのYRMS-106はバックパックに放熱ほうねつばんたないほか、前腕ぜんわん形状けいじょう量産りょうさんがたのハイザックとはことなっている。

バイザックTR-2[ビグウィグ]

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ハイザック先行せんこう量産りょうさんがたとビームキャノン・ユニットBL-85Xをわせた機体きたい。YRMS-106とBL-85XがわさったかたちでTR-2の型式けいしきあたえられた。

T3部隊ぶたいがテストした機体きたいである。MSが携帯けいたい可能かのうちょう射程しゃていのビームキャノンとそれを輸送ゆそうする推進すいしんやオペレーションシステムなどわせた機体きたいである。

大型おおがた火砲かほう運用うんようし、巨大きょだい機体きたい運用うんようするシステム全体ぜんたい実用じつよう試験しけんのために開発かいはつされた機体きたいで、コアのハイザックは右肩みぎかたシールドと左肩ひだりかたアーマーのスパイクがオミットされている。ジェネレーターとしてハイザックのものが一部いちぶ胸部きょうぶパーツごと背面はいめんユニットに使用しようされているため、 “バイ” ザック(BY-ZACK)の名称めいしょう呼称こしょうされる。

移動いどうビーム砲台ほうだいとしての機能きのう追求ついきゅうしたことから機動きどうせい犠牲ぎせいになっており、随伴ずいはんによる防衛ぼうえい必要ひつようとなる。また、コアのジェネレーターとビームキャノンがみぎ胸部きょうぶ直結ちょっけつされているため、緊急きんきゅうには胸部きょうぶパーツを破損はそんしなければはなしができないという欠点けってんかかえている。この機体きたいのデータをもとに、ハイザックよう強化きょうかがたビームキャノン「メガランチャー」が開発かいはつされた。ビームキャノンりたたみ、移動いどう形態けいたいへの移行いこう可能かのうとなっている。

ハイザック・ブラックヘアーズ特殊とくしゅ任務にんむ仕様しよう

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HI-ZACK [Black Hares]

ウェブ企画きかくA.O.Z Re-Boot』の「Special issue」に登場とうじょう型式けいしき番号ばんごう:YRMS-106)。

ティターンズの秘密ひみつ特殊とくしゅ部隊ぶたいブラックヘアーズ」に配備はいびされた先行せんこう量産りょうさんがたハイザック[27]頭部とうぶにバイザーを装着そうちゃく胸部きょうぶ装甲そうこう増設ぞうせつ左肩ひだりかたアーマーにコンバット・ナイフを装備そうびする[27]。また、ザク・マシンガンあらため銃身じゅうしん下部かぶにはグレネード・ランチャーらしきものが追加ついかされている。部隊ぶたいカラーである漆黒しっこく基調きちょうに、一部いちぶしろけられている。

ハイザック・キャノン

[編集へんしゅう]

雑誌ざっし企画きかく『ADVANCE OF Ζぜーた ティターンズのはたのもとに』に登場とうじょうするティターンズの試作しさくがた中距離ちゅうきょり支援しえんようMS(型式けいしき番号ばんごう:RMS-106C)。

地球ちきゅう連邦れんぽうぐん、ティターンズに制式せいしき採用さいようされることとなったハイザックはジェネレーター出力しゅつりょくひくさから複数ふくすうのビーム兵器へいき併用へいようできないという問題もんだいかかえていた。もともとハイザックはユニットかわそうによりほぼ改造かいぞう様々さまざま運用うんようをすることができるように設計せっけいされており、そこで通常つうじょうのバックパックを火力かりょく増強ぞうきょう目的もくてきとして開発かいはつされたキャノン・パックにかわそうすることとなった。この機体きたいを「ハイザック・キャノン」とぶ。

このキャノン・パックはさきジム・スナイパーIII装着そうちゃくされてテストされていたもので、ジム・キャノン同型どうけいの240mmキャノンほう装備そうびする(ただしジム・キャノンに装備そうびされたキャノンほう口径こうけいは360mmとされている)。このキャノンほうはマガジンしきとなっており、予備よびマガジンをバックパックのラッチに装着そうちゃくすることができる。マガジンには垂直すいちょく懸架けんかしき水平すいへい装着そうちゃくしきの2つのタイプが存在そんざいし、弾頭だんとう数種類すうしゅるい用意よういされ、作戦さくせんおうじて使つかけることが可能かのうとなっている。また、240mmキャノンほうをガトリング・スマッシャーにかわそうすることも可能かのうである。

胸部きょうぶには試験しけんてきにコクピット周辺しゅうへんのみをおおうタイプの追加ついか装甲そうこう装備そうびされ、着脱ちゃくだつ可能かのうとなっている。これらのオプションは汎用はんよう規格きかくのためガルバルディβべーたやマラサイにも装着そうちゃく可能かのうである。腰部ようぶラッチにはハイザックでオプションとして用意よういされていた3連装れんそうミサイルポッドを2接続せつぞくするが、ほんでは火力かりょく増強ぞうきょうのため標準ひょうじゅん装備そうびとなっている。携行けいこう火器かきとしてはジム・コマンドジムあらため同型どうけいブルパップマシンガン装備そうびした機体きたい確認かくにんされている。

マラサイなどジェネレーター出力しゅつりょく強化きょうかしビーム兵器へいき併用へいようできる機体きたい登場とうじょうしたことにより量産りょうさんにはいたらなかったが、試作しさく有用ゆうようせいみとめられ後方こうほう支援しえんようとして実戦じっせん参加さんかしている。

ハイザック[ケラウノス所属しょぞく

[編集へんしゅう]

雑誌ざっし企画きかくADVANCE OF Ζぜーた こくこういししゃ』に登場とうじょうするはんティターンズ組織そしき「ケラウノス」所属しょぞくのMS。

通常つうじょうがたとのおおきなちがいとしては胸部きょうぶダクトをはいし、冷却れいきゃくけたことにより、作戦さくせん活動かつどう時間じかん延長えんちょうしている。右肩みぎかたもスパイクアーマーにかわそうされている。武装ぶそうとして専用せんようの155mmマシンガンランチャーを携行けいこうしている。

ハイザック[アイリス]

[編集へんしゅう]

ティターンズとの交戦こうせん破壊はかいされたケラウノス所属しょぞく頭部とうぶを、正規せいきひんがなかったために素性すじょう不明ふめい試作しさくひん変更へんこうした機体きたい光学こうがくけい装備そうび強化きょうかされている。頭部とうぶ以外いがい変更へんこうおこなわれていない。「アイリス」の名称めいしょう頭部とうぶのユニットめいからられている。

ハイザック[エピデンドルム]

[編集へんしゅう]

U.C.0087ねんに[アイリス]の頭部とうぶかわそうした機体きたい正面しょうめんとサイドのカメラがモノアイからジムけいものになっており、[アイリス]よりさらにセンサーが強化きょうかされている。名称めいしょうは[アイリス]と同様どうよう頭部とうぶユニットのからられている。

ハイザック[ヴァナルガンド]

[編集へんしゅう]
HI-ZACK [VANARGAND][28]

雑誌ざっし企画きかくADVANCE OF Ζぜーた こくこういししゃ』に登場とうじょう型式けいしき番号ばんごうRX-106E[28] / RMS-106E[29])。「ヴァナルガンド」は北欧ほくおう神話しんわにおけるかみをもらう巨大きょだいおおかみ由来ゆらいするが[30](「はいおおかみ」のとも[31])、『A.O.Z. Re-Boot』では試作しさく1号機ごうきけられた愛称あいしょうであり、機体きたい名称めいしょうは「プロトハイザック飛行ひこうがた (PROTO HI-ZACK with Flight Unit)」であるとされた[31]

ティターンズ主導しゅどうのもと、ハイザック試作しさくがたをベースにオークランド研究所けんきゅうじょ開発かいはつされる[31]だい推力すいりょくのスラスターとプロペラントタンクによって、短時間たんじかんながら空中くうちゅうでの移動いどうおよび滞空たいくう可能かのうであるが[28]、パイロットにかかる負担ふたんおおきいため実質じっしつてき強化きょうか人間にんげん専用せんようとなっている[31]随所ずいしょにティターンズが独自どくじ開発かいはつした[28]とくガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]でつちかわれた技術ぎじゅつ反映はんえいされており[31]強化きょうかがたハイザック[28]あるいは[アドバンスド・ハイザック]ともべるとされる[31]。バックパックは[ヘイズル]同型どうけいのものにかわそうされ、[アドバンスド・ヘイズル]けい頭部とうぶブレード・アンテナ、ゴーグル、ソール・ブースターを装備そうび[31]腰部ようぶ側面そくめん背面はいめんのスカートを除去じょきょし、大腿だいたい後部こうぶにスラスター、背骨せぼね相当そうとうするフレームにはウィングじょうのバインダーが増設ぞうせつされており、一部いちぶバーザムにもフィードバックされている[31]。バックパックのマルチ・コネクター・ポッドに装着そうちゃくされたフレキシブル・ブースターは[30][ヘイズル2号機ごうきのトライ・ブースターとどう系統けいとうであり、フレームと接続せつぞくして自由じゆう可動かどういき確保かくほしている[31]操縦そうじゅうのサポートのためにじゅんサイコミュ搭載とうさいされ思考しこうによる機体きたい制御せいぎょ可能かのうとなっており、どう技術ぎじゅつ後発こうはつ機体きたいにももちいられている[31]おもへいそうとして、[ヘイズル]のビーム・ライフルをベースに連射れんしゃようバレルと延長えんちょうストックをけたちょう銃身じゅうしんがたビーム・ライフルを装備そうび、バレル下部かぶにはハイパー・バズーカをけることも可能かのう[32]。シールドは外縁がいえん突用の突起とっきけられ、予備よびのEパック4がマウントされる[32]

試作しさく1号機ごうき[31]強化きょうか人間にんげんであるロスヴァイセのために用意よういされ[28]、0086ねん7がつにティターンズのヘビィ・フォークきゅう陸上りくじょう戦艦せんかん「ニコシア」に配備はいびされる[31]地上ちじょうようであるため、ロスヴァイセが宇宙うちゅうがるさいにオークランドけん返還へんかんされた。カラーリングは濃紺のうこんの「ティターンズ・カラー」を基調きちょうとする。

ハイザック・イカロス・ユニット試作しさくプラン

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HI-ZACK with FLYING UNIT "ICARUS" PROTOTYPE[32]

『A.O.Z. Re-Boot』に登場とうじょう。プロトハイザック飛行ひこうがた空戦くうせん能力のうりょくをさらに向上こうじょうさせるための追加ついか装備そうび[31]装着そうちゃくした状態じょうたいガンダムTR-1[ヘイズルあらためによる運用うんよう試験しけんがおこなわれたのちに生産せいさんされたユニットが、陸上りくじょう実戦じっせん部隊ぶたい配備はいびされる[32]りょうかた腰部ようぶ前後ぜんごに3飛行ひこうようユニットを装備そうびし、だい推力すいりょくによって大気圏たいきけんない飛行ひこう可能かのうとする[32]。さらにフレキシブル・ブースターがつばさとして稼働かどうすることで、たか機動きどうせい発揮はっきする[32]。その性能せいのうはパイロットが強化きょうか人間にんげんであっても、余命よめいにすら影響えいきょうをおよぼすほどの肉体にくたいてき負荷ふかかる[32]飛行ひこうようユニットは、被弾ひだんやプロペラント消費しょうひにデッドウェイトをけるためパージが可能かのうとなっている[32]

ハイザック飛行ひこうがた

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HI-ZACK with Flight Unit[31]

漫画まんがA.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみたゆめ-』に登場とうじょう型式けいしき番号ばんごうARZ-106E[31])。ティターンズのトリスタン船長せんちょう手引てびきによって[31]プロトハイザック飛行ひこうがたのデータが火星かせいにもちこまれ[32]、レジオンに採用さいようされて量産りょうさんすすめられる[31]。カラーリングはあか基調きちょうとする。

0091ねん10がつ反乱はんらんぐんによる「かがやけるほし作戦さくせんさいに、強化きょうか人間にんげん部隊ぶたいである「新生しんせいPG部隊ぶたい」が搭乗とうじょうし、オリンポスさん火口かこう基地きち蜂起ほうきしたもうひとつのジオン残党ざんとう「ジオンマーズ」のチェスターJr.部隊ぶたい鎮圧ちんあつにんくが、奪取だっしゅされたサイコガンダムMk-IIによって次々つぎつぎ撃破げきはされる。

アドバンスド・ハイザック
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ADVANCED HI-ZACK[33]

『A.O.Z Re-Boot』に登場とうじょう型式けいしき番号ばんごう:RMS-106)。グリプス戦役せんえきにエゥーゴの高性能こうせいのうMSに対抗たいこうするため、TR計画けいかくによる高性能こうせいのう(アドバンス改修かいしゅうがほどこされた機体きたいで、ハイザック飛行ひこうがたのベースとしても使用しようされる[33]頭部とうぶセンサーの強化きょうか胸部きょうぶ増加ぞうか装甲そうこう腰部ようぶ臀部でんぶあしへのスラスター追加ついかなどがアドバンスによる変更へんこうてんとしてげられる[34]外観がいかん飛行ひこうがたちかいが、左肩ひだりかたアーマーがハイザック・カスタム、右肩みぎかたシールドがマラサイのものになっており、[ヘイズル]と同型どうけいのバックパックを装備そうびする。また、左腕さわんにシールド・ブースターを装備そうびするためのコネクターがもうけられている[34]武装ぶそうはマラサイのビーム・ライフルをベースとする改良かいりょうがた携行けいこうする。カラーリングはブラックヘアーズ仕様しよう漆黒しっこく基調きちょうとするものが確認かくにんできる。

アクト・ハイザック

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スマートフォンようゲーム『機動きどう戦士せんしガンダム U.C. ENGAGE』に登場とうじょう型式けいしき番号ばんごうRMS-106AN[35])。CPU専用せんようでプレイヤーがユニットとして入手にゅうしゅすること不可能ふかのう

ニュータイプ研究所けんきゅうじょ仕様しよう[35]アクト・ザク可変かへんモビルアーマーとの連携れんけいのためにマグネット・コーティングがほどこされ、中身なかみ刷新さっしんされたことから通常つうじょうがたことなる型式けいしき番号ばんごうあたえられている[35]。おもに可変かへんMAの支援しえんようとして実体じったいだん主体しゅたいへいそう装備そうびしており、いちねん戦争せんそうにRX-78-2ガンダム使用しようしていたものの改良かいりょうがたであるブラッシュしゃせいのハイパー・バズーカをおもへいそうとする[35]。ミサイル・ポッドは腰部ようぶから前腕ぜんわん移設いせつ照準しょうじゅんわせやすくより中距離ちゅうきょり支援しえんてきしているとされる[35]原型げんけいくらべて左肩ひだりかたアーマーがかくばったものになり、スパイクはなくなっている。また、バックパックの形状けいじょうことなる。ひだり後頭部こうとうぶにはアンテナを追加ついか。カラーリングは連邦れんぽうぐん仕様しようちかいが、上腕じょうわんなど一部いちぶけがことなる。

げきちゅうでの活躍かつやく
「アムロシャアモード」のゲームパート「アッシマー強襲きょうしゅう[ちゅう 4]で2登場とうじょう。それぞれベースジャバーり、アッシマー、アクト・ザク、通常つうじょう仕様しようのハイザックとともに出撃しゅつげきガンダムMk-IIひゃくしき交戦こうせんし、撃破げきはされる。

ハイザック・カスタム

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しょもと
ハイザック・カスタム
HIZACK CUSTOM / HI-ZACK CUSTOM
型式けいしき番号ばんごう RMS-106CS
所属しょぞく ティターンズ
ジオン共和きょうわこく
頭頂とうちょうだか 18m[36]
本体ほんたい重量じゅうりょう 35.6t[36]
全備ぜんび重量じゅうりょう 60.7t[36]
装甲そうこう材質ざいしつ チタン合金ごうきんセラミックふくごうざい
 +ガンダリウム合金ごうきん[36]
出力しゅつりょく 1,480kW[36]
推力すいりょく 74,000kg[36]
センサー
有効ゆうこう半径はんけい
8,900m[36]
武装ぶそう 狙撃そげきようビーム・ランチャー
ビーム・サーベル
搭乗とうじょうしゃ ソラマ
カラ
ギリガン・ユースタス
その 姿勢しせい制御せいぎょバーニア×10[よう出典しゅってん]

アニメ『機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム』に登場とうじょうするティターンズの狙撃そげきようMS。かくれハイザックともばれる。

ハイザックを改良かいりょうし、遠距離えんきょり狙撃そげきようとくした機体きたいである。ジェネレーターをAEしゃせいのものにかわそうし、こう出力しゅつりょく狙撃そげきようビーム・ランチャーを運用うんよう可能かのうとなっている[37]。モノアイもこう精度せいどのタイプに変更へんこうし、頭部とうぶはいねつ機構きこう伸長しんちょうしている[37]一部いちぶ装甲そうこうざいをガンダリウム合金ごうきん変更へんこうし、装甲そうこうあつ増加ぞうか[38]右肩みぎかたシールドは伸縮しんしゅくする[39]。バックパックは大型おおがたのものにかわそうされ、機動きどうせい向上こうじょうしている[40]塗装とそう一般いっぱんがたよりややあわく、ザクIIちかいろになっている。動力どうりょくパイプはあか小説しょうせつ機動きどう戦士せんしガンダムUC』ではジオン共和きょうわこくはらげられ、ロールアウトのグレー基調きちょうのままで運用うんようされている。

げきちゅうでの活躍かつやく
TVばんだい39では2登場とうじょう。サイド2の13バンチ付近ふきん潜伏せんぷくし、エゥーゴのMS9狙撃そげき撃墜げきついしていたが、クワトロ・バジーナ搭乗とうじょうするひゃくしき交戦こうせんし、撃破げきはされている。
劇場げきじょうばん機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムIII A New Translation -ほし鼓動こどうあい-』では、目立めだった活躍かつやくはないものの、ゼダンのもん周辺しゅうへんちゅういきをマラサイととも警護けいごしている。
小説しょうせつ機動きどう戦士せんしガンダムUC』ではジオン共和きょうわ国軍こくぐんのギリガン・ユースタス大尉たいいあいとして登場とうじょう。かつてネオ・ジオンぐんみとめなかったハイザックけい機体きたいが、ジオン共和きょうわこく軍人ぐんじんに「ザクの直系ちょっけい」としてほこられる状況じょうきょうとなっている。
アニメばん『UC』には登場とうじょうしないが、後日ごじつたんである脚本きゃくほん獅子しし帰還きかん』では、ジオン共和きょうわ国軍こくぐん沿岸えんがん警備けいびたい所属しょぞく機体きたい登場とうじょうする。
ほん狙撃そげきようビーム・ランチャーは、のちのザンスカール帝国ていこくのモビルワーカー、サンドージュ同型どうけいのものを携行けいこうしている。
ゲーム『ギレンの野望やぼう』シリーズ(『ジオンの系譜けいふ以降いこう)では、「連邦れんぽうぐん仕様しよう」が登場とうじょう連邦れんぽう正規せいきぐんのカラーであるあお塗装とそうされている。
デザイン
デザイナーの藤田ふじた一己かずみは、設定せっていにおあそびで[41]たいモデラーようMS」とくわえている。実際じっさい通常つうじょうのハイザックとはディテールのみならずフォルムにもおおきなられ、キット改造かいぞうにはそれなりのスキルが必要ひつようとされている。

アイザック

[編集へんしゅう]
しょもと
アイザック
EWAC-ZACK / EYEZACK[42]
型式けいしき番号ばんごう RMS-119
所属しょぞく 地球ちきゅう連邦れんぽうぐん
あお部隊ぶたい
ネオ・ジオン
建造けんぞう 地球ちきゅう連邦れんぽうぐんルナツー基地きち
ぜんこう 19.2m[43]
頭頂とうちょうだか 18.0m[44] / 18.3m[43]
本体ほんたい重量じゅうりょう 41.6t[43]
全備ぜんび重量じゅうりょう 73.5t[43]
装甲そうこう材質ざいしつ チタン・セラミックふくごうざい[43]
出力しゅつりょく 1,430kW[43]
推力すいりょく 16,200kg×4[43]
そう推力すいりょく:64,800kg[45]
センサー
有効ゆうこう半径はんけい
26,000m[43]
武装ぶそう ハイザックと共通きょうつう[43]
搭乗とうじょうしゃ ガエル・チャン(『UC』小説しょうせつばん
カサーケ
その 姿勢しせい制御せいぎょようバーニア×10[43]

アニメ『機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーたΖぜーた』および『機動きどう戦士せんしガンダムUC』に登場とうじょう

偵察ていさつよう[43]および早期そうき警戒けいかいとして[46]、ハイザックをベースに電子でんしせんとくさせた機体きたい[47]ミノフスキー粒子りゅうし散布さんぷではレーダーが使用しよう不能ふのうとなるが、粒子りゅうし拡散かくさんすると効果こうか激減げきげんするため[43]、ミノフスキー粒子りゅうし濃度のうどひく区域くいきでのレーダーによる警戒けいかい索敵さくてき十分じゅうぶん有効ゆうこうとなる[46][ちゅう 5]型式けいしき番号ばんごうのRMS-119は、ルナツーせいであることをしめす。

偵察ていさつようのMSは、きゅうジオンぐんではザク強行きょうこう偵察ていさつがた開発かいはつされているが、連邦れんぽうぐんではデッシュフラットマウスといった、従来じゅうらいがた航空こうくうこうちゅう偵察ていさつ多数たすう保有ほゆうしていた。そのため、いちねん戦争せんそうには連邦れんぽうぐん偵察ていさつがたMSは開発かいはつされていないが、戦後せんごはMSのみで編成へんせいされる部隊ぶたい一般いっぱんてきとなり、保守ほしゅ整備せいび観点かんてん防御ぼうぎょりょく優位ゆういせいから、連邦れんぽうぐんでも偵察ていさつ早期そうき警戒けいかい目的もくてきとしたMSの開発かいはつ計画けいかくされる[48]当初とうしょジムあらためをベースとしたEWACジム開発かいはつされるものの、ミノフスキー粒子りゅうし散布さんぷでの性能せいのうなんがあり少数しょうすう生産せいさんわるが、同機どうきのバックパックは拡張かくちょうせいたかいハイザックのものを流用りゅうようしている[49]

ほんのバックパック、および後頭部こうとうぶ位置いちする大型おおがたのロート・ドーム(レドーム)は、上記じょうきEWACジムのものと外観がいかんてきわりはない。ただし、着脱ちゃくだつ可能かのうであったロート・ドームは頭部とうぶ一体化いったいかされている。ロート・ドームはデッシュを参考さんこうにした[50]従来じゅうらい航空機こうくうきのものと同様どうよう構造こうぞう[ちゅう 6]まいぶんやく6回転かいてんする[46]。レーダーの走査そうさいき上面うわつら194であるため、ぜんてん監視かんしするさいには2必要ひつようとなる[46]。ロート・ドーム下面かめんにはこう高度こうどからの光学こうがく撮影さつえい可能かのう[47]後方こうほう対地たいち監視かんしようのモノアイ・レールが縦横じゅうおうはしっている。頭頂とうちょうにはオプティカル・センサーとともにアクティブ・レーザー・センサーが装備そうびされており、ミノフスキー粒子りゅうし散布さんぷにおいて原型げんけいばい以上いじょう有効ゆうこう半径はんけいほこ[47]股間こかんのグラウンド・センサー・アンテナは、地上ちじょうでは文字通もじどお対地たいちセンサーとして機能きのうするが[43]宇宙うちゅうでは頭部とうぶブレード・アンテナの予備よびおよび複数ふくすう周波数しゅうはすうたい補完ほかんするリンケージ・システムとなる[47]収集しゅうしゅうしたデータは、バックパックの指向しこうせい[43]ディスク・アンテナより[47]母艦ぼかんのCIC(戦闘せんとう指揮しきしょ)にリアルタイムで送信そうしんされる[46]。ミノフスキー粒子りゅうし濃度のうどたか場合ばあいは、ロート・ドーム下部かぶに4装備そうびされているデータ・ポッドに記録きろくし、プロテクトをほどこして放出ほうしゅつする[43]

単機たんきでの長距離ちょうきょり移動いどう任務にんむおおいことから[47]、バックパックに容量ようりょう1,200ガロン[46]のプロペラント・タンクを2装備そうびりょうかたにはスパイクのない球状きゅうじょうアーマーが装備そうびされている。ほかにバリエーションとしてロート・ドームを大型おおがたし、索敵さくてき能力のうりょく向上こうじょうさせた新型しんがた頭部とうぶ(モノアイ・レールが正面しょうめんからロート・ドームの外周がいしゅうはしり、頭部とうぶ前方ぜんぽうしている)を装備そうびしたタイプや[43]左手ひだりてかわそうして装備そうびする有線ゆうせんしきの「山越やまごえカメラ」とばれる探査たんさユニット[43]、「ドロイド・シーカー」とばれる自律じりつAI搭載とうさい探査たんさポッド[43]といったオプションも計画けいかくされていたという[47]

ネオ・ジオンぐんのダカール侵攻しんこうさい、ティターンズ残党ざんとうによってほかの機体きたいとともにネオ・ジオンに譲渡ゆずりわたされている[43]偵察ていさつようであることから、固定こてい武装ぶそうもなく戦闘せんとうにはいていないが、ハイザックの武装ぶそう使用しよう可能かのうである[43]

げきちゅうでの活躍かつやく
ΖぜーたΖぜーただい30では、部隊ぶたいめいどおあお塗装とそうされたアフリカ解放かいほう戦線せんせん (FLN) の「あお部隊ぶたい所属しょぞく登場とうじょう。FLN経由けいゆでネオ・ジオンから受領じゅりょうした機体きたい[51]同隊どうたいエロ・メロエほんて「スペースノイド地球ちきゅうなにかっていない。このデカイあたまなにができるんだ!」と憤慨ふんがいしたという[51]哨戒しょうかいちゅうにガルダーヤのまちかうΖぜーたガンダムらを捕捉ほそくするが、直後ちょくご戦闘せんとうでベースジャバーにっているところをガンダムMk-IIに撃破げきはされる。だい37では、ネオ・ジオンぐんマシュマー・セロ指揮しきエンドラII偵察ていさつ部隊ぶたいでブルー・グレーと濃紺のうこん塗装とそうされた機体きたい複数ふくすう運用うんようされている。
小説しょうせつ・アニメ『機動きどう戦士せんしガンダムUC』では、ライト・グレーに塗装とそうされたすう(アニメばん確認かくにんできるのは1)がザク・マシンガンあらため携行けいこうし、そでき」本拠地ほんきょちパラオちゅういき哨戒しょうかいしている。また、アニメばんでは武装ぶそうの1ネェル・アーガマのハイパー・メガ粒子りゅうしほう砲撃ほうげきまれ溶解ようかいする。なお、アニメばんでは「そで」の装飾そうしょくがあるが、小説しょうせつばん設定せっていではそれがない[52]
小説しょうせつばん『UC』ではビスト財団ざいだん当主とうしゅ側近そっきんガエル・チャンが搭乗とうじょうする機体きたい登場とうじょう(アニメばん展開てんかいことなる)。機体きたいしょくはグレーで、ブースター・ベッドにり「そでき」のガランシェール合流ごうりゅうする。その、ラプラス残骸ざんがいちゅういきこう濃度のうどのミノフスキー粒子りゅうしかくみのにネェル・アーガマに接近せっきんするが、そのうごきをいちはや察知さっちしたバナージ・リンクスユニコーンガンダム交戦こうせん直後ちょくごにネェル・アーガマの対空たいくう砲火ほうかびて撃破げきはされるもガエルは直前ちょくぜん脱出だっしゅつし、ネェル・アーガマ内部ないぶ潜入せんにゅうしている。同機どうきはザク・マシンガンあらためのほかにビーム・サーベルも装備そうびしている。
漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダムUC MSV くさび』では、パラオでカサーケというのパイロットがほん搭乗とうじょうしている。
漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還きかん』では、新生しんせいネオ・ジオンぐん所属しょぞく登場とうじょうふくがたになっており、コックピット・ブロックが大型おおがたされ、パイロットのほかにデータ収集しゅうしゅう担当たんとう搭乗とうじょうする。「いばらえん」から発進はっしんするFSS艦隊かんたい観測かんそくし、味方みかた艦隊かんたいけてデータ・ポッドを射出しゃしゅつするが、直後ちょくご発見はっけんされMSたいかこまれる。投降とうこううながされるが、ザク・マシンガンあらため発砲はっぽうしたため撃破げきはされる。なおシールドも装備そうびしているが、十字じゅうじのレリーフははずされている。
漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダムF91プリクエル』では、サナリィ所属しょぞく機体きたい登場とうじょう。0120年代ねんだいフロンティア・サイドちゅういきF91ヴァイタルのテストを記録きろくする。しかしF91の機動きどうせいいていけず、のちのテストでは2え、いずれもあしはプロペラントタンクとスラスターが一体化いったいかされたシュツルム・ブースターにかわそうされている。また頭頂とうちょうのブレード・アンテナははいされ、両手りょうてにカメラ・ガンを携行けいこうする。頭部とうぶカメラはモノアイではなくゴーグルじょう変更へんこうされている。
デザイン
かときすなを(げんカトキハジメ)による[53]、ガンダムシリーズの映像えいぞう作品さくひん採用さいようされた最初さいしょのデザイン。新型しんがた頭部とうぶおよびオプションのデザインはあきら美加みか[54]

ホビー・ハイザック

[編集へんしゅう]
しょもと
ホビー・ハイザック
HOBBY HIZACK / HOBBY HI-ZACK
型式けいしき番号ばんごう RMS-116H
所属しょぞく 民間みんかん(ネオ・ジオン)
頭頂とうちょうだか 18.5 m
重量じゅうりょう 35.4 t
武装ぶそう 武装ぶそう[ちゅう 7]
搭乗とうじょうしゃ ギュネイ・ガス

アニメ映画えいが機動きどう戦士せんしガンダム 逆襲ぎゃくしゅうのシャア』に登場とうじょうするネオ・ジオン所属しょぞくのMS。

用途ようと廃止はいしとなったMSは民間みんかんはらげられ、一部いちぶのサイドや月面げつめん都市とし市民しみん自衛じえいぐん配備はいびされたり、武装ぶそう撤去てっきょ戦闘せんとうようOS各種かくしゅデータの消去しょうきょほどこされたうえで、スポーツや個人こじん趣味しゅみようなどに利用りようされるといったれい数多かずおおられた。ほん機体きたいもその一種いっしゅであるが、ロンド・ベル本拠地ほんきょちであるサイド1コロニー「ロンデニオン」ない交渉こうしょうちゅうシャア・アズナブルを、民間みんかんよそおいつつかげながら護衛ごえいおこなうためにもちいられた。いろどりたか水色みずいろしろもちいた機体きたいしょく特徴とくちょうで、民間みんかんであることを周囲しゅういにアピールする目的もくてきで、意図いとてき派手はでなカラーリングがほどこされている。

ほん型式けいしき番号ばんごうについては、『逆襲ぎゃくしゅうのシャア』公開こうかい当時とうじのムックや『ENTERTAINMENT BIBLE .3 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.3 アクシズ戦争せんそうへん】』には記載きさいされておらず、「型式けいしき番号ばんごうはない」と明記めいきする資料しりょう[55]存在そんざいするなかで、「RMS-116H」の記載きさいは1998ねん8がつ発行はっこうの『データコレクション7 機動きどう戦士せんしガンダム 逆襲ぎゃくしゅうのシャア』で確認かくにんでき、そのはメディアワークス(げんアスキー・メディアワークス)の『MSだい全集ぜんしゅう』シリーズのカラーページなど、複数ふくすう比較的ひかくてきあたらしい資料しりょう記載きさいされていたが、2013ねん以降いこうの『MSだい全集ぜんしゅう』には記載きさいされていない。グリプス戦役せんえき時代じだいおな規則きそくしたがっている番号ばんごう[ちゅう 8]であれば「RMS-116」はルナツーで開発かいはつされた機種きしゅということになるが、ルナツーでの開発かいはつ記載きさいした設定せってい存在そんざいしない。

外装がいそうは、おおくの部分ぶぶんでRMS-106CS ハイザック・カスタムちか特徴とくちょうそなえている。

コクピット内部ないぶは、グリプス戦役せんえき当時とうじのRMS-106標準ひょうじゅんのものでも、その機体きたいひろ採用さいようされた普及ふきゅうがたでもなく、ガンダムMk-IIなどで採用さいようされた比較的ひかくてきめずらしいものとなっている。

げきちゅうでの活躍かつやく
だいネオ・ジオン抗争こうそうにネオ・ジオンのパイロットでもあるギュネイが使用しよう。サイド1のコロニー「ロンデニオン」ないクェス・パラヤるシャアを救出きゅうしゅつしている。また、クェスとギュネイが同乗どうじょうしてクェスの訓練くんれんとしても使用しようされ、トンボがえりなどを披露ひろうしている。ハイザックという機種きしゅのチョイスか、もしくはそのカラーリングをしているのかは不明ふめいだが、目撃もくげきしたMS愛好あいこうしゃからは好意こういてき評価ひょうかている。
だいネオ・ジオンこうそうまえ時代じだいえがいた漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還きかん』では、ゴップ自然しぜん公園こうえんのアトラクションの1つとして、本来ほんらい用途ようときょうされている。
2023ねん7がつからGUNDAM SIDE-F限定げんてい販売はんばいされたプラモデル『HGUC ホビー・ハイザック(A.O.Z RE-BOOTばん)』のボックスアートには、格納庫かくのうこちゅうする2えがかれている。
デザイン
デザインは出渕いずぶちひろし胸部きょうぶがボリュームアップされ、スラスターのかずえているが、もとのデザインのシルエットをくずさない程度ていどのアレンジにとどまっている[56]

グラン-ザック

[編集へんしゅう]
GRAN-ZACK[57]

雑誌ざっし企画きかくA.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみたゆめ-』に登場とうじょうするMS(型式けいしき番号ばんごうARZ-106GZk[57])。「グランザク」ともばれる。

ジオンぐん残党ざんとう組織そしき「レジオン」が鹵獲ろかくしたハイザックに、グラン-マラサイ同型どうけいのホバリングスカートユニット「グランユニット」を装着そうちゃくしたもの[57]

作中さくちゅうでは、レジオン支配しはい移民いみん都市とし「サイドA」でテロを発生はっせいさせたティターンズ残党ざんとう鎮圧ちんあつや、アルカディア平原へいげんだい工業こうぎょうプラントを襲撃しゅうげきしたジオンマーズ部隊ぶたい迎撃げいげきもちいられている。

ローザック

[編集へんしゅう]
LOW-ZACK[57]

雑誌ざっし企画きかく『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみたゆめ-』に登場とうじょうする作業さぎょうようMS(型式けいしき番号ばんごうARZ-106[57])。

ジオンぐん残党ざんとう組織そしき「レジオン」が鹵獲ろかく運用うんようしているハイザックのなかで、老朽ろうきゅうして戦闘せんとう運用うんようできなくなった機体きたい作業さぎょうよう改修かいしゅう転用てんようしたもの。武装ぶそうなどは撤去てっきょされ、そのわりにバックパックとして装備そうびされる汎用はんようモビルバケットや携行けいこうがたのスコップといった各種かくしゅ作業さぎょうよう装備そうびゆうしている。かつての一般いっぱん作業さぎょうようザクなどと同様どうよう現地げんち改修かいしゅうによって製作せいさくされているため、ひとつとしてどういち仕様しよう機体きたい存在そんざいしない。作中さくちゅう登場とうじょうする機体きたいはパイプラインの保守ほしゅ作業さぎょう従事じゅうじしていた。

また、「モデルグラフィックス」2000ねん12がつごうにも同名どうめい機体きたい型式けいしき番号ばんごう:RMS-006)の模型もけい作例さくれい掲載けいさいされているが、こちらは連邦れんぽうぐん開発かいはつしたハイザックの試作しさくとされている。

リビルドハイザック

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漫画まんが機動きどう戦士せんしガンダムF91プリクエル』に登場とうじょうサナリィ運用うんようする機体きたいで、名称めいしょうはメカニックのあいだばれているものである(「リビザック」と短縮たんしゅくも)。

頭頂とうちょうにサブカメラが追加ついかされ、動力どうりょくパイプの外装がいそうはずされている以外いがい原型げんけい外観がいかんじょうちがいはないが、ジェネレーターの交換こうかん、フレームの補強ほきょう、CPUの交換こうかんがおこなわれてジェガンみの性能せいのうにチューンアップされている。サナリィがアグレッサーとしてAEしゃのジェガンを使つかうのはかくつため、わって運用うんようされる。0123ねん3がつ16にち次期じき主力しゅりょくMSコンペに参加さんかするF91ヴァイタル搭載とうさいしたクラップきゅうラフィン・ブル」に随伴ずいはんする練習れんしゅうかんスペース・アークに3搭載とうさいされる。

G・ザック

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しょもと
G・ザック
G・ZAKU
型式けいしき番号ばんごう PCX-005
所属しょぞく 新生しんせいエゥーゴ
スーパー・ジオン
頭頂とうちょうだか 18.65m
本体ほんたい重量じゅうりょう 30.5t
装甲そうこう材質ざいしつ ガンダリウム合金ごうきん
武装ぶそう ビームサーベル
搭乗とうじょうしゃ アルテイシア少佐しょうさ

雑誌ざっしじょうのパロディ企画きかく機動きどう戦士せんしOガンダム こうのニュータイプ』に登場とうじょうするMS。名称めいしょうは「グランド・ザック」とむ。

ハイザックのじゅう武装ぶそう強攻きょうこうがたとして開発かいはつされた機体きたいで、背部はいぶ装備そうびされた大型おおがたアタッチメント・パックによって、宇宙うちゅう空間くうかんではハイザックの1.5ばい機動きどうせい発揮はっきできる。その安定あんていした性能せいのう評価ひょうかされ、新生しんせいエゥーゴやスーパー・ジオンの主力しゅりょくとなっており、スーパー・ジオンに所属しょぞくするアルテイシア少佐しょうさ一時いちじ搭乗とうじょうするとされていた。

ハイザック(Defineばん

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漫画まんが機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダム Define』では、うで胴体どうたいつな動力どうりょくパイプを排除はいじょしたアレンジがくわわり、またジェリド・メサ搭乗とうじょう(ジェリドカスタム)は右肩みぎかたもスパイクアーマーになっている[58]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ いちねん戦争せんそう終結しゅうけつからグリプス戦役せんえきまでに開発かいはつされた機体きたいぐん既存きそん機体きたい改修かいしゅう応用おうようおおく、本格ほんかくてき量産りょうさんがなされたものはなかった[10]
  2. ^ 実際じっさいには不可能ふかのうではないが、ライフルがわのエネルギーさい充填じゅうてんさいにサーベルを使つかった場合ばあい武器ぶきがわのブレーカーが作動さどうしてへいそう使用しようがおこなえなくなる危険きけんせいっている[10]。なお、ジェネレーター関連かんれん騒動そうどうについては、当初とうしょからタキムしゃせいジェネレーターを搭載とうさい予定よていだったが、AEしゃはたらきかけにより急遽きゅうきょAEせい変更へんこうしたことがトラブルの原因げんいんになり、連邦れんぽうぐんない連邦れんぽうけい技術ぎじゅつ技術ぎじゅつしゃ不信ふしんかんつのらせてじゅん連邦れんぽうけい技術ぎじゅつのMS開発かいはつ後押あとおしさせ、のちのガンダムMk-II開発かいはつおよびジムII新規しんき増産ぞうさんにつながった[14]最終さいしゅうてきにハイザックのメインジェネレーターには、量産りょうさん段階だんかいでタキムしゃせいのものがもちいられている[15]
  3. ^ 作中さくちゅう設定せっていにおいて先行せんこう量産りょうさんにもその問題もんだいがあるかは言及げんきゅうされていない。また、電撃でんげきホビーマガジン2005ねん10がつごう付録ふろく設定せってい資料集しりょうしゅう12Pの英字えいじ武装ぶそう一覧いちらんではビーム兵器へいき記載きさいされていない。先行せんこう量産りょうさんがたにも同様どうよう問題もんだいがあることについて言及げんきゅうしているのは『そう解説かいせつガンダム事典じてんVer.1.5』のみである。
  4. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダム」テレビばんだい14「アムロふたたび」およ劇場げきじょうばんだい1の、アウドムラめぐ戦闘せんとう再現さいげんしたもの。
  5. ^ ミノフスキー粒子りゅうし散布さんぷでも存分ぞんぶんにその機能きのう発揮はっきするという資料しりょうもある[42]
  6. ^ レーダー・アンテナと目標もくひょう識別しきべつアンテナが背中合せなかあわせに内蔵ないぞうされているとされる[46]早期そうき警戒けいかい管制かんせい#機上きじょうレーダー参照さんしょう
  7. ^ 一部いちぶゲーム作品さくひんでは、トリモチとダミーバルーン装備そうびしている。
  8. ^ 型式けいしき番号ばんごう法則ほうそくは『そう解説かいせつ ガンダム事典じてん Ver.1.5』355ぺーじなどの資料しりょうによる。

出典しゅってん

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  1. ^ 『ZGUNDAM A (ゼータガンダムエース)』角川書店かどかわしょてん、2005ねん7がつ、82-85ぺーじ 
  2. ^ 機動きどう戦士せんしZガンダムヒストリカ だい09かん OFFICIAL FILE MAGAZINE』講談社こうだんしゃ、2005ねん11月。ISBN 9784063671919 
  3. ^ 『アニメック』1985ねん10がつごう、ラポート。
  4. ^ かたれ!機動きどう戦士せんしガンダム』ベストセラーズ、2012ねん5がつ。(ISBN 978-4584204528)
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  6. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .2 機動きどう戦士せんしガンダム MSだい図鑑ずかん【PART.2 グリプス戦争せんそうへん】』バンダイ、1988ねん3がつ、50-51ぺーじ
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  8. ^ a b c d e f g h i 機動きどう戦士せんしΖぜーたガンダムを10ばいたのしむほん講談社こうだんしゃ、1985ねん5がつ、94ぺーじ
  9. ^ a b c d e f g h i HGUC No.12 ハイザック』バンダイ、2000ねん7がつ取扱とりあつかい説明せつめいしょ
  10. ^ a b c d e f g h i j k 『マスターグレード RMS-106 ハイザック』バンダイ、2004ねん8がつ組立くみたて説明せつめいしょ
  11. ^ 『MJマテリアル10 機動きどう戦士せんしガンダムΖぜーた&ΖぜーたΖぜーた 保存ほぞんばん設定せってい資料集しりょうしゅう』バンダイ、1986ねん6がつ25にち、46ぺーじ
  12. ^ 『データコレクション 機動きどう戦士せんしガンダムいちねん戦争せんそう外伝がいでん』メディアワークス、1997ねん4がつ15にち初版しょはん発行はっこう、36ぺーじ。(ISBN 978-4840205849)
  13. ^ a b c 『ENTERTAINMENT BIBLE 機動きどう戦士せんしガンダムMSだい図鑑ずかん PART.2 グリプス戦争せんそうへん』バンダイ、1989ねん3がつ、36-37ぺーじ・42ぺーじ。(ISBN 978-4891890186)
  14. ^ a b c d 『マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム (GA Graphic VOLUME 1) 』ソフトバンククリエイティブ、2010ねん9がつ、76-80ぺーじ。(ISBN 978-4797359046)
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  16. ^ HGUC No.55 ハイザック(連邦れんぽうぐんカラー)』バンダイ、2005ねん7がつ取扱とりあつかい説明せつめいしょ
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参考さんこう文献ぶんけん

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  • ムック
    • 『ADVANCE OF Ζぜーた こくこういししゃ ビジュアルブック Vol.2』アスキー・メディアワークス、2011ねん9がつ24にちISBN 978-4-04-870855-5 
  • 小説しょうせつ
    • 神野かみの淳一じゅんいち『ADVANCE OF Ζぜーた こくこういししゃだい2かん、アスキー・メディアワークス、2011ねん6がつ25にちISBN 978-4-04-870653-7 
  • トレーディングカード
    • 「02A/U BK029R ハイザック[ヴァナルガンド]」『ガンダムウォーネグザ』、バンダイ、2012ねん5がつ18にち 
  • ウェブサイト
    • アイザック|ひるMS【ガンチャン】”. Youtube. そうどおり・サンライズ. 2021ねん7がつ19にち閲覧えつらん
    • A.O.Z Re-Boot Special issue #1”. 電撃でんげきホビーウェブ. KADOKAWA. 2022ねん10がつ4にち閲覧えつらん
    • A.O.Z Re-Boot Vol.81”. 電撃でんげきホビーウェブ. KADOKAWA. 2023ねん7がつ28にち閲覧えつらん
    • A.O.Z Re-Boot Vol.82”. 電撃でんげきホビーウェブ. KADOKAWA. 2023ねん8がつ10日とおか閲覧えつらん
    • A.O.Z Re-Boot Vol.85”. 電撃でんげきホビーウェブ. KADOKAWA. 2023ねん10がつ13にち閲覧えつらん
    • A.O.Z Re-Boot Vol.88”. 電撃でんげきホビーウェブ. KADOKAWA. 2024ねん2がつ22にち閲覧えつらん
    • MOBILE SUIT”. 機動きどう戦士せんしガンダム U.C. ENGAGE 公式こうしきサイト. バンダイナムコエンターテインメント. 2023ねん5がつ28にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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