ドラえもんのひみつ道具どうぐ (ふ)

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ドラえもんのひみつ道具どうぐ (ふ) では、藤子とうこ・F・不二雄ふじおの漫画まんが『ドラえもん』、『大だい長編ちょうへんドラえもん』(VOL.1〜17)、藤子とうこ・F・不二雄ふじおのその他たの著作ちょさくに登場とうじょうするひみつ道具どうぐのうち 、読よみが「ふ」で始はじまるものを列挙れっきょする。

ファイタースーツ

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (はあ-はと)#ハツメイカー」を参照さんしょう

ファンクラブ結成けっせいバッジとファンクラブ本部ほんぶ

ファンクラブ結成けっせいバッジとファンクラブ本部ほんぶ（ファンクラブけっせい バッジとファンクラブほんぶ）は、「フィーバー!! ジャイアンF・C」（てんとう虫ちゅうコミックス33巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

誰だれかのファンクラブを作つくるために使用しようする。「ファンクラブ結成けっせいバッジ」を着つけた者ものは、「ファンクラブ本部ほんぶ」という機械きかいから放はなつ指令しれい電波でんぱに操あやつられ、強制きょうせい的てきにファンクラブに入会にゅうかいさせられ、その人物じんぶつのファンにさせられてしまう。一度いちどバッジを着つけてしまうと、決けっして外はずすことはできない。

人気にんきのない人物じんぶつのファンクラブに入いれられた場合ばあいは、ファンの反はん応おうも嫌々いやいやクラブに入はいっているように意気いきが上あがらないが、ファンクラブ本部ほんぶの指令しれい電波でんぱを調節ちょうせつすることでファンの熱狂ねっきょう度どを上あげることができる。作中さくちゅうではジャイアンのファンクラブを作つくったところやはり反応はんのうは今いまひとつだったが、指令しれい電波でんぱで熱狂ねっきょう度どを最強さいきょうにすると、コンサートのチケットは瞬またたく間まに完売かんばいし、皆みなが良よい席せきをとろうと会場かいじょうの空あき地ちに前日ぜんじつから列れつを成なすほどに熱狂ねっきょうさせることができた。

ファンタグラス

ファンタグラスは、「タンポポ空そらを行いく」（てんとう虫ちゅうコミックス18巻かん収録しゅうろく）などに登場とうじょうする。

眼鏡めがね状じょうの道具どうぐ。左ひだりの眼鏡めがねのわきからコードが伸のび、その先さきについたイヤホンを耳みみに入いれて使用しようする。これを装着そうちゃくして動物どうぶつや植物しょくぶつを見みると、童話どうわやファンタジーのように擬人ぎじん化かされた姿すがたに見みえ、声こえも聞きこえるようになる。

ドラえもんの解説かいせつでは、本当ほんとうに動植物どうしょくぶつがしゃべっているわけではなく、グラスの使用しよう者しゃの潜在せんざい意識いしきが言葉ことばとなって聞きこえているだけとのことだが、作中さくちゅうではのび太たの知しらないはずのことを動植物どうしょくぶつが喋しゃべるシーンもあり、この解説かいせつには疑問ぎもんが感かんじられる。

また、「うつしっぱなしミラー」にも「ファンタフィルター」として同様どうようの機能きのうが内蔵ないぞうされている。

てんとう虫ちゅうコミックス25巻かん収録しゅうろく「羽はねアリのゆくえ」では、「ファンタメガネ」と呼よばれている。

風雲ふううんドラえもん城じょう

風雲ふううんドラえもん城じょう（ふううんドラえもんじょう）は、『のび太たと竜りゅうの騎士きし』に登場とうじょうする。

竜りゅう人じん族ぞくたちと対立たいりつする羽目はめになったドラえもんが建たてた城しろ。エピソード発表はっぴょう当時とうじ人気にんきだった『風雲ふううん!たけし城じょう』のパロディ。日本にっぽんの中なか近世きんせいの城しろを摸もしたもので、巨大きょだいな天守閣てんしゅかくが目立めだつ。城しろ全体ぜんたいをバリヤーで覆おおうことによって砲撃ほうげきも防御ぼうぎょできる。ただし、攻おさむ城じょうやぐらなど敵てき兵士へいしが直接ちょくせつ乗のり込こんでくる攻撃こうげきに対たいしては普通ふつうの城しろと同等どうとうの防御ぼうぎょ力りょくしかない。また、巨大きょだい彗星すいせいの衝突しょうとつによる衝撃波しょうげきはや突風とっぷうに対たいしても防ふせぎきれず、崩くずれ落おちている。

またこの道具どうぐは、ドラえもんが四よん次元じげんポケットから出だす道具どうぐの中なかで、大おおきさを自由じゆうに変かえられるものを除のぞけば最大さいだい。

風船ふうせんいかだ

風船ふうせんいかだ（ふうせんいかだ）は、「のび太た漂流ひょうりゅう記き」（てんとう虫ちゅうコミックス6巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ゴムボートのように空気くうきで膨ふくらませるいかだ。膨ふくらませないときは手てのひら程度ていどの大おおきさで手軽てがるに持もち運はこびできる。膨張ぼうちょう率りつを別べつにすれば、現代げんだいにも存在そんざいするゴムボートと変かわらないもののようである。

風神ふうじんうちわ

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (きや-きん)#強力きょうりょくうちわ「風神ふうじん」」を参照さんしょう

風ふう蔵ぞう庫こ

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (たあ-たお)#台風たいふうトラップと風ふう蔵ぞう庫こ」を参照さんしょう

プール服ふく

プール服ふく（プールふく）は、「ドラえもん大だい事典じてん」（てんとう虫ちゅうコミックス11巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

透明とうめいビニール状じょうの服ふくで中なかに水みずが入はいる構造こうぞうになっており、プールに浸つかっているように涼すずしく動うごき回まわることができる。

フエールうえ木きばち

フエールうえ木きばち（フエールうえきばち）は、「フエールうえ木きばち」（ぴっかぴかコミックス1巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この植木鉢うえきばちの中なかに物ものを埋うめ、水みずをたっぷりと与あたえると、やがて芽めが出でて、どんどん成長せいちょうして花はなが咲さき、最終さいしゅう的てきにヤシのような形かたちの実みが10個こなる。この実みを割わると、中なかには最初さいしょに植木鉢うえきばちに埋うめたものと全まったく同どうじ物ぶつが入はいっており、結果けっか的てきに物ものを10個こに増ふやすことができる。

芽めをうまく育そだてるには充分じゅうぶんに水みずを与あたえる必要ひつようがあり、これを怠おこたると小ちいさくしなびた実みがなり、中身なかみも小ちいさくしなびた状態じょうたいになってしまう。

フエール銀行ぎんこう

フエール銀行ぎんこう（フエールぎんこう）は、「フエール銀行ぎんこう」（てんとう虫ちゅうコミックス30巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

小型こがたの、レジほどの大おおきさの道具どうぐ。これに現金げんきんを預あづけると、1時じ間あいだごとに1割わりの割合わりあいで利子りしが増ふえていく。計算けいさん上じょうでは10円えんを1週間しゅうかん預あづけると9千せん万まん円えん弱じゃくになる。定期ていき預金よきんだとさらに利子りしが高たかく、1か月げつ定期ていきは利息りそく1時じ間あいだ2割わり、1年ねんだと5割わり。ただし、この定期ていき預金よきんは中途ちゅうと解約かいやくが不可能ふかのうであり、満期まんきにならないと金かねを下おろすことはできない。

銀行ぎんこう強盗ごうとうを防ふせぐため、この銀行ぎんこうを壊こわそうとした者ものを電撃でんげきで撃退げきたいする機能きのうも内蔵ないぞうしている。

預あづけるだけでなく金かねを借かりることもできるが、利子りしは1時じ間あいだ2割わりと非常ひじょうに高たかく、返済へんさいしないと利子りしとして1時じ間あいだごとに着きている物ものがどんどん消きえてしまい最後さいごには全裸ぜんらにされる（借かりた者ものの預金よきん口座こうざから利子りしが引ひかれるかは不明ふめいだが、もしそうなら作中さくちゅうののび太たの場合ばあいは借かり入いれが預金よきん高だかの500倍ばいだったので最初さいしょの1時じ間あいだで預金よきん0である）。

フェザーゴーグル

「#フェザープレーン」を参照さんしょう

フェザープレーン

フェザープレーンは、「フェザープレーン」（てんとう虫ちゅうコミックス32巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

室内しつない用よう軽量けいりょう飛行機ひこうき「フェザープレーン」の未来みらい版ばんといえる道具どうぐ。人ひとが乗のれるほどの大おおきさだが、現代げんだいの物ものと同おなじく非常ひじょうに軽量けいりょうで、指ゆび1本ほんで持もち上あげることができる。機首きしゅに備そなえられているゴム仕掛しかけのプロペラを巻まくことで、空そらへ飛とばすことができる。

さらに、人間にんげんが専用せんようのフェザーゴーグルを頭あたまに付つけて体からだを軽かるくすることで、このフェザープレーンに乗のって操縦そうじゅうすることも可能かのう。ただしスピードは人間にんげんが歩あるくよりも遅おそい。またのび太たのくしゃみ等とうの突風とっぷうにも弱よわい。一人ひとり乗のりであるが、後半こうはんの場面ばめんではもう一人ひとりが操縦そうじゅう席せきの後うしろの機体きたい上じょうに乗のり、二人ふたり乗のり（のび太たとしずか、スネ夫おっととジャイアン）で飛とんでいる。さらにテレビアニメ第だい2作さく第だい1期きでは、操縦そうじゅう席せきにのび太た、右翼うよく上じょうにドラえもん、左翼さよく上じょうにしずかが乗のり、3人にん乗のりで飛とんでいる。この場合ばあい、同乗どうじょう者しゃも全員ぜんいんフェザーゴーグルが必要ひつよう。

フエルミラー

フエルミラーは、「かがみの中なかののび太た」（てんとう虫ちゅうコミックス5巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

縦長たてながの鏡台きょうだい状じょうの道具どうぐ。この道具どうぐを使つかうと、物ものを2つに増ふやすことができる。使つかい方かたはまず台座だいざにあるスイッチを入いれ、増ふやしたい物ものをこの鏡かがみに映うつし、鏡かがみの中なかに手てを入いれて増ふやしたい物ものを取とり出だすという手順てじゅん。ただし、鏡かがみなので左右さゆう反転はんてんした状態じょうたいで物ものが出でる。そのため通貨つうかは増ふやしても使つかい物ものにはならない（そもそも紙幣しへいの場合ばあい、偽造ぎぞう防止ぼうしのために通とおし番号ばんごうが印刷いんさつされているため、コピーした紙幣しへいはどのみち使用しようできない）。他ほかにも野球やきゅうのグローブや時計とけいなど、左右さゆう逆ぎゃくでは不具合ふぐあいのある品物しなものをコピーする場面ばめんがある（コピーした物ものをまたコピーできればオリジナルと同おなじ向むきになるはずだが、それが可能かのうかは不明ふめい）。

作中さくちゅうでは鏡かがみの中なかののび太たが鏡かがみから勝手かってに出でてきてしまった。その際さいに本物ほんものののび太たは鏡かがみの中なかに追おいやられてしまい、スイッチを切きられて鏡かがみの中なかに閉とじ込こめられてしまった。鏡かがみの中なかの世界せかいは真まっ暗くら。このような事ことも起おこり得えるため、使用しよう後ごはスイッチを切きらなければ危険きけんである。ちなみに鏡かがみの中なかののび太たは、本物ほんものとは性格せいかくもき手きても正せい反対はんたいだったが、のび太たの母親ははおやである玉子たまごには全まったく勝かてず、最終さいしゅう的てきには玉子たまごを恐おそれて自みずから鏡きょうの中なかに帰かえって行いき、本物ほんものののび太たもドラえもんに救出きゅうしゅつされた。

現実げんじつ的てきに、3Dスキャナを使用しようして立体りったい物ぶつを三さん次元じげんデーターとして読よみ取とり、これを3Dプリンタで出力しゅつりょくすることで立体りったいコピーが可能かのうである。材質ざいしつは出力しゅつりょく機械きかいによって決きまってしまうが、同おなじ形がた、色いろ、大おおきさで物ものを複製ふくせいするという意味いみでは実現じつげんできたといえる。『のび太たの人魚にんぎょ大だい海戦かいせん』では、対象たいしょうが身みにつけている衣服いふくのみを読よみ取とり、更さらに色いろやサイズを調節ちょうせつした上うえでコピーするという、これに似にた機能きのうが使つかわれた。

関連かんれん品ひんとして、「サンタメール」（てんとう虫ちゅうコミックス21巻かん）、『のび太たの創世そうせい日記にっき』では手鏡てかがみ状じょうの「フエルミラー コンパクトタイプ」が登場とうじょうする（「サンタメール」では手鏡てかがみも単たんに「フエルミラー」と呼よばれ、形かたちも『創世そうせい日記にっき』の物ものとは微妙びみょうに違ちがう）。また『創世そうせい日記にっき』のラストでフエルミラーでコピーを作つくったといっているが、コンパクトタイプなのかは不明ふめい。

映画えいがでもたびたび使つかわれるが、名前なまえだけで実物じつぶつが登場とうじょうすることはほとんどない（『のび太たとアニマル惑星わくせい』、『のび太たの創世そうせい日記にっき』、『のび太たの宇宙うちゅう漂流ひょうりゅう記き』など）。

なお、学習がくしゅうシリーズドラえもんのかん字じじてんステップ1での表記ひょうきは「ふえるミラー」または「フエル・ミラー」。

プカリクリーム

プカリクリームは、「ペタリ甲板かんぱん」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

これを体からだに塗ぬると、体からだが水みずをはじくようになり、水上すいじょうを自在じざいに歩あるき回まわることができる。

同様どうようの道具どうぐに「あめんぼう」がある。

ふきかえ糸いと電話でんわ

ふきかえ糸いと電話でんわ（ふきかえいとでんわ）は、「ふきかえ糸いと電話でんわ」（てんとう虫ちゅうコミックス37巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

糸いと電話でんわに似にた道具どうぐ。普通ふつうの糸いと電話でんわは糸いとの両りょう端はしに受話器じゅわき（紙かみコップ）がついているが、このふきかえ糸いと電話でんわは糸いとの片方かたがたにしかついていない。受話器じゅわきがない方ほうの糸いとの先端せんたんを誰だれかにつなげて受話器じゅわきから声こえを送おくると、糸いとを繋つないだ相手あいてにその言葉ことばを喋しゃべらせることができる。糸いとを繋つないだ相手あいては動物どうぶつでも、また眠ねむっている人間にんげんでも良よい。

ふきとばし・せん風ぷう機き

ふきとばし・せん風ぷう機き（ふきとばし・せんぷうき）は、「テストにアンキパン」（てんとう虫ちゅうコミックス2巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

小型こがたの室内しつない扇風機せんぷうきほどの大おおきさの扇風機せんぷうき。翌日よくじつのテストを前まえに慌あわてるのび太たに対たいして、ドラえもんが「これで学校がっこうを吹ふき飛とばせばテストは無なくなる」と無茶苦茶むちゃくちゃを言いっていた。無論むろん、実際じっさいには使用しようされなかった。なお道具どうぐ名めいは原作げんさくでは未み登場とうじょうで、本ほん項こうの名前なまえはドラえもん (2005年ねんのテレビアニメ)公式こうしきHPのひみつ道具どうぐカタログから。

復元ふくげん光線こうせん

復元ふくげん光線こうせん（ふくげんこうせん）は、「(秘ひ)スパイ大だい作戦さくせん」（てんとう虫ちゅうコミックス1巻かん収録しゅうろく）などに登場とうじょうする。

懐中かいちゅう電灯でんとうのような形かたちをした道具どうぐ。壊こわれた物体ぶったいにこの道具どうぐから発はっする光線こうせんを浴あびせると、壊こわれる前まえの状態じょうたいに戻もどしてくれる。

テレビアニメ第だい2作さく第だい2期きでは生物せいぶつにも有効ゆうこうとされており、汚よごれている人間にんげんの体からだと服ふくを綺麗きれいにしている。

書籍しょせき「続ぞく・ドラえもん全ぜん百科ひゃっか」では泥どろだらけの人間にんげんに使つかうと服ふくだけきれいになり体たいは汚よごれたままになる（体からだの汚よごれはダッピ灯とうで取とる）とされている。

書籍しょせき「ドラえもん 化石かせき大だい探検たんけん」では化石かせきの破損はそん修復しゅうふくはできるが生前せいぜんの状態じょうたいには戻もどせないとされている。ただし原作げんさくでは生物せいぶつに使つかったことはない。

表記ひょうきは初出しょしゅつでは「復元ふくげん光線こうせん」だったが、現在げんざいの単行本たんこうぼんでは「復原ふくげん光線こうせん」とされている。ただし「(秘ひ)スパイ大だい作戦さくせん」以外いがいの作品さくひんでの表記ひょうきは全すべて「復元ふくげん光線こうせん」となっている。映画えいが『ひみつ道具どうぐ博物館はくぶつかん』での表記ひょうきは「復元ふくげん光線こうせん」となっている。

また、テレビアニメ第だい2作さく第だい1期き「みちび機き」(「七なな時じに何なにかが起おこる」のリメイク版ばん。1993年ねん2月がつ5日にち放送ほうそう）では「復元ふくげんスプレー」という道具どうぐがあるとされているが、道具どうぐそのものは出でずに道具どうぐ名めいのみの登場とうじょうであったため、どのようなものなのか、効果こうかは復元ふくげん光線こうせんと同おなじかどうかは不明ふめい。

復元ふくげんフード

復元ふくげんフード（ふくげんフード）は、「そっくりペットフード」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

「そっくりペットフード」の効力こうりょくを打うち消けす道具どうぐ。丸薬がんやく状じょうで、瓶びんに入はいっている。のび太たが「そっくりペットフード」を勝手かってに買かったことを知しり、ドラえもんが慌あわてて購入こうにゅうしたもの。

ふくびんコンビ

ふくびんコンビは、「ふくびんコンビ」（てんとう虫ちゅうコミックス20巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

福ふくの神かみ（声こえ - 不明ふめい（1980.7）→魚さかな建けん（2014.3））と貧乏神びんぼうがみ（声こえ - 不明ふめい（1980.7）→小形おがた満みつる（2014.3））を模もした小型こがたロボットのコンビ。それぞれ後頭部こうとうぶにボタンがついており、誰だれかを見みせながらボタンを押おすと、その相手あいてをそれぞれのロボットが付ついて歩あるくようになる。以降いこう、貧乏神びんぼうがみがついた方ほうに幸運こううんが訪おとずれると、その得とくが福ふくの神かみのついた方ほうに訪おとずれる（例たとえば、貧乏神びんぼうがみ側がわが道みちに落おちている紙幣しへいを拾ひろおうとすると、風ふうで紙幣しへいが福ふくの神かみ側がわに飛とばされる、など）。逆ぎゃくに福ふくの神かみ側がわが災難さいなんに逢あうと、その災わざわいが貧乏神びんぼうがみ側がわに訪おとずれる（物ものが飛とんできて福ふくの神かみ側がわに当あたりそうになると、電柱でんちゅうに当あたって貧乏神びんぼうがみ側がわへ跳はね返かえる、など）。どちらかの後頭部こうとうぶのボタンを再度さいど押おすと、効果こうかは切きれる。 テレビアニメ第だい2作さく第だい2期きでは、自分じぶんに付ついているロボットを自分じぶん自身じしんでボタンを押おそうとすると、そのロボットが逃にげ回まわるという描写びょうしゃがある。

フクロマンスーツ

フクロマンスーツは、「フクロマンスーツ」（てんとう虫ちゅうコミックス34巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

未来みらいの子供こどもがヒーローごっこをするときに着きるスーツ。このスーツを着きると「フクロマン」という架空かくうのヒーローになることができる。飛行ひこうや怪力かいりきなどの能力のうりょくが身みに付つくものの、おもちゃなので性能せいのうは今いまひとつで、空そらを飛とぶには空中くうちゅうを泳およがなければならず、パンチでコンクリートブロック程度ていどを叩はたき壊こわせるものの、それ相応そうおうの痛いたみを伴ともなう。デザインはフクロウの姿すがたをモチーフにしており、この外観がいかんも今いまひとつである。作中さくちゅうでのテレビ番組ばんぐみ「コンドルマン」に憧あこがれるのび太たが、ドラえもんに頼たのんで出だしてもらった。

ふくわらい石せっけん

ふくわらい石せっけん（ふくわらいせっけん）は、「ふくわらい石せっけん」（藤子とうこ不二雄ふじおランド19巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この石鹸せっけんで顔かおを洗あらうと、顔かおから目め、鼻はな、口くちがはずれる。それらを自分じぶんの顔かおに取とり付つけることで実物じつぶつの福ぶく笑わらいとして遊あそぶことができる。

腹はら話ばなしロボット

腹はら話ばなしロボット（ふくわロボット）は、「腹はら話ばなしロボット」（てんとう虫ちゅうコミックス32巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

小ちいさな人形にんぎょう型がたロボット。肩かたに乗のせると、そのロボットが肩かたに乗のった人ひとの口くちを動うごかして、腹話術ふくわじゅつのようにその人ひとの声こえで嘘うそを本当ほんとうのように話はなす。その話はなしを聞きいている人ひとは、どんなにメチャクチャな理屈りくつでも信しんじてしまう。ただし、ロボットを止とめる（肩かたからはずす）と、それまでついた嘘うそが一気いっきにばれる。

ふしぎなめがね

ふしぎなめがねは、「ふしぎなめがね」（『小学しょうがく一いち年生ねんせい』1973年ねん11月がつ号ごう掲載けいさい、単行本たんこうぼん未み収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この眼鏡めがねをかけ、人ひとを見みながら自分じぶんの目めを上下じょうげ左右さゆうに動うごかすと、あたかも念力ねんりきのように、手てを触ふれなくても相手あいてをその通とおりに動うごかすことができる。

プッシュドア

プッシュドアは、「プッシュドア」（てんとう虫ちゅうコミックス20巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

適当てきとうなドアに取とり付つけ、キー裏うらに場所ばしょ名めいを書かき込こみ赤あかいボタンと一緒いっしょにプッシュするとどこでもドアのようにドアを通つうじて書かいた場所ばしょにつなげることができる。行いき先さきはキーの数かず（12ヶ所かしょ）まで指定してい可能かのう。白しろいボタンを押おせば普通ふつうのドアに戻もどり、これを忘わすれると取とり付つけたドアから知しらない人ひとがいきなり入はいることがある。

物体ぶったい瞬間しゅんかん移動いどう機き

物体ぶったい瞬間しゅんかん移動いどう機き（ぶったいしゅんかんいどうき）は、「物体ぶったい瞬間しゅんかん移動いどう機き」（藤子とうこ不二雄ふじおランド4巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

離はなれた場所ばしょにある物ものを瞬間しゅんかん移動いどうによって手元てもとに取とり寄よせる道具どうぐ。方位ほういと距離きょりを指定していすることで、その物もののある場所ばしょを機械きかいに備そなえられたスクリーン上じょうに映うつし出だし、機械きかいを作動さどうさせることで、その物ものが一瞬いっしゅんにして手元てもとへ転送てんそうされる。

その機能きのうから、「ドロボー機き」と呼よばれることもある。

物体ぶったい電送でんそうアダプター

物体ぶったい電送でんそうアダプター（ぶったいでんそうアダプター）は、「真夜中まよなかの電話でんわ魔ま」（てんとう虫ちゅうコミックス30巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

皿さら状じょうの道具どうぐで、電話機でんわきの送話そうわ口こうに取とり付つけて電話でんわをかけて送話そうわ口こうに手てを突つっ込こむと、先方せんぽうの受話器じゅわきからその手てが飛とび出だす。これによって品物しなものを先方せんぽうへ送おくったり、逆ぎゃくに電話でんわ先さきから品物しなものをこちらへ取とり出だすことができる。

物体ぶったい変換へんかんクロス

物体ぶったい変換へんかんクロス（ぶったいへんかんクロス）は、「マジックの使つかい道みち」（てんとう虫ちゅうコミックス41巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

2つの物体ぶったいの位置いちを入いれ替かえることのできる布ぬの。片方かたがたにこの布ぬのをかぶせ、もう1つの物ものの名前なまえを呼よぶと、2つの物ものが入いれ替かえる。作中さくちゅうではのび太たは買かい物ものの際さい、クロスをお金かねに被かぶせて野菜やさいや肉にくなどを入いれ替かえていたが、そのお金かねはどこと入いれ替かわったのかは不明ふめい。

藤子とうこ・F・不ふ二に雄大ゆうだい全集ぜんしゅう第だい17巻かん収録しゅうろく「高層こうそうマンション脱出だっしゅつ大だい作戦さくせん」では「物体ぶったい交換こうかんクロス」と呼よばれている。

同様どうようの道具どうぐに「とりかえっこふろしき」がある。

物体ぶったい変換へんかん銃じゅう

物体ぶったい変換へんかん銃じゅう（ぶったいへんかんじゅう）は、「物体ぶったい変換へんかん銃じゅう」（てんとう虫ちゅうコミックス38巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

物体ぶったいに銃口じゅうこうを向むけ、元素げんそ組成そせいを操作そうさして別べつの物体ぶったいに作つくり変かえることのできる銃じゅう。何なんの物体ぶったいに変かえるかは銃じゅうについている指令しれいマイクで算数さんすうのように言葉ことば合あわせで指定していする。例たとえば、ダイコンに対たいして「ダイコン マイナス ダイ、プラス ラジ」と言いうと、ダイコンがラジコンに変かわる。「ッ」を加くわえる・取とり除のぞく場合ばあいは「小ちいさいツ」、同おなじ文字もじが複数ふくすうある場合ばあいは「○個こ目めの文字もじ」と言いえばいい。無生物むせいぶつになった生物せいぶつ（例れいとしてドラムカンになったドラえもん）は自分じぶんの意思いしで動うごく事ことが出来できないが、喋しゃべる事ことができる。15分ふん経たつと元もとの姿すがたに戻もどる。

フトメレンズ

フトメレンズは、「ふんわりズッシリメーター」（てんとう虫ちゅうコミックス41巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ドラミの道具どうぐ。眼鏡めがねに付つけるレンズか、もしくは眼鏡めがねそのものと思おもわれる。このレンズを通とおして見みると、周囲しゅういの人ひとが太ふとめに見みえる。肥満ひまんを気きにしている人ひとを落おち着つかせる効果こうかがある。

部分ぶぶん進化しんかガン

部分ぶぶん進化しんかガン（ぶぶんしんか -）は、「うら山やまのウサギ怪獣かいじゅう」（てんとう虫ちゅうコミックス29巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

外観がいかんはライフル銃じゅうのようで、動物どうぶつの体からだの一部いちぶを別べつの動物どうぶつの姿すがたへと進化しんかさせることができる。ゾウ、サル、鳥とり、ライオンなどの弾丸だんがんが用意よういされており、これを銃じゅうに装填そうてんして動物どうぶつの体からだを撃うつと、その部分ぶぶんがその弾丸だんがんの種類しゅるいに応おうじた形かたちとなる。10分ふん経たつと元もとの姿すがたに戻もどる。

原作げんさく及および第だい2作さく第だい1期きでは弾丸だんがんは釘くぎ型がたになっているが、第だい2期きではボール型がたになっている。

作中さくちゅうで使用しようしたのは以下いかの通とおり。

ゾウだま

動物どうぶつの鼻はなに当あてると、ゾウの鼻はなになり、鼻はなを長ながく伸のばしたり、怪力かいりきで自分じぶんより大おおきなものを持もち上あげる事ことが出来できる。

サルだま

動物どうぶつの手足てあしに当あてると、サルの手足てあしになり、木きに登のぼる事ことが出来できる。

トリだま

動物どうぶつの手てや前ぜん脚あしに当あてると、鳥とりの翼つばさになり、空そらを飛とぶ事ことが出来できる。

ライオンだま

動物どうぶつの顔かおに当あてると、ライオンの顔かおになり、相手あいてに向むかって吠ほえる。

ヘビだま

動物どうぶつの顔かおに当あてると、ヘビの顔かおになり、細長ほそながい舌したを動うごかす。テレビアニメ第だい2作さく第だい1期きのみ。

ウマだま

動物どうぶつの後のち脚あしに当あてると、ウマの後のち脚あしになり、人ひとを蹴けり飛とばすほどの脚力きゃくりょくを得える。テレビアニメ第だい2作さく第だい2期きのみ。

ふみきりセット

ふみきりセットは、「ふみきりセット」（てんとう虫ちゅうコミックス15巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ポールからバーが伸のびた踏切ふみきりを模もした道具どうぐ。電車でんしゃを模もしたリモコンで警笛けいてきを鳴ならすと作動さどうし、あらゆる追跡ついせき者しゃを足止あしどめすることができる。

通とおせんぼされた追跡ついせき者しゃがこの踏切ふみきりを乗のり越こえようとするとバーが自動的じどうてきに動うごいて上うえに上あがって超こえられなくし、下したをくぐろうと屈かがみこむとすかさず下したに降おりてきて行いく手てを阻はばむ。また石いしなどを投なげつけようとすると、たちまちその軌道きどうにスライドしてバットのようにはじき返かえしてしまうなど性能せいのうは抜群ばつぐん。警笛けいてきを解除かいじょするまで効果こうかは続つづく。うっかり踏切ふみきりの向むこう側がわへリモコンを落おとし、そのはずみでスイッチが入はいってしまうと解除かいじょできなくなってしまう虞おそれがある。

ブラックベルト

ブラックベルトは、「黒くろおびのび太た」（てんとう虫ちゅうコミックス5巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

帯状おびじょうの道具どうぐ。身みにつけると柔道じゅうどうの達人たつじんになれるが、着用ちゃくよう者しゃの意思いしに関係かんけいなく、触ふれた者ものを自動的じどうてきに投なげてしまうという欠点けってんがある。このため、この帯おびをほどく場合ばあいは着用ちゃくよう者しゃ本人ほんにんがしなければならない。ただし、同おなじく作中さくちゅうのラストでは、野比のびのび助すけがこのベルトを着用ちゃくようしたまま茶碗ちゃわんと箸はしを普通ふつうに持もって食事しょくじをするシーンが存在そんざいする。

書籍しょせき「続ぞく・ドラえもん全ぜん百科ひゃっか」のクイズでは、「いじめっ子こから身みを守まもる」問題もんだいにおいてこの道具どうぐと共ともに選択肢せんたくしに挙あげられたがんじょうを、「先生せんせいが肩かたを叩たたいただけでも大変たいへんな事ことになるから危険きけん」として不ふ正解せいかいとしながら、先述せんじゅつの欠点けってんのため同様どうようの危険きけんがあるはずのこの道具どうぐが何故なぜか正解せいかいとされている。

名前なまえの由来ゆらいは柔道じゅうどうの有段者ゆうだんしゃに授さづけられる「黒くろ帯たい」から。

似にた道具どうぐとして、相撲すもうのまわしを模もした「横綱よこづなベルト」がある（テレビアニメ第だい2作さく第だい1期き「横綱よこづなのび太た」（てんとう虫ちゅうコミックス5巻かん収録しゅうろく「黒くろおびのび太た」のアニメ化か作品さくひん。1992年ねん7月がつ10日とおか放送ほうそう、ビデオソフト未み収録しゅうろく）より）。これを装着そうちゃくすると、柔道じゅうどうではなく相撲すもうの達人たつじんとなるが、ブラックベルトと同様どうようの欠点けってんを持もつ。

ブラックホール分解ぶんかい液えき

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (み)#ミニ・ブラックホール」を参照さんしょう

ブラックホールペンとホワイトホールペン

ブラックホールペンとホワイトホールペンは、「ブラック・ホワイトホールペン」（てんとう虫ちゅうコミックス44巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

それぞれボールペンのような道具どうぐ。ブラックホールペンで壁かべや紙かみなどに描えがいた円えんに物ものを投なげ込こむと、物ものが吸すい込こまれて消きえ去さる。その後ごに別べつの場所ばしょにホワイトホールペンで同おなじように円えんを描えがくと、その円えんからその物ものが飛とび出だしてくる。うかつにブラックホールの円えんに人ひとが近ちかづくと、誤あやまって円えんに吸すい込こまれてしまう恐おそれもある。その際さい、第三者だいさんしゃによってホワイトホールペンで新あたらしい円えんを書かいてもらわない限かぎり、吸すい込こまれてから戻もどってくる事ことが出来できない危険きけん性せいがある。

この道具どうぐは、1986年ねんに『月刊げっかんコロコロコミック』誌上しじょうで行おこなわれた「ドラえもんひみつ道具どうぐアイディアコンテスト」において入選にゅうせんした、読者どくしゃのアイディアで生うまれたもの。

プラモ化かカメラ

プラモ化かカメラ（プラモかカメラ）は、「百ひゃく丈たけ島とうの原寸げんすん大だいプラモ」（てんとう虫ちゅうコミックス28巻かん収録しゅうろく）、「プラモが大だい脱走だっそう」（同どう29巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

物体ぶったいを撮影さつえいしてプラモデルを作つくり出だすカメラ。撮影さつえい対象たいしょうは人ひと、乗のり物もの、自然しぜん物ぶつなど何なんでも良よい。縮尺しゅくしゃくも自在じざいに調節ちょうせつできる。また撮影さつえい対象たいしょうは実物じつぶつではなく、その対象たいしょうが映うつった写真しゃしんや絵えでもよい。絵えを撮影さつえいした場合ばあいは、どんなに下手へたな絵えでも実物じつぶつそっくりにプラモ化かし、市販しはんのプラモデルのように丁寧ていねいにパッケージ化かされて出でてくる。

テレビ、クーラー、ステレオなどの家電かでん製品せいひんをプラモ化かすると、本物ほんもの同様どうように使用しようできる。動物どうぶつやロボットをプラモ化かした場合ばあいは、ソフトプラスチック使用しように加くわえ、「オートアクションユニット」を組くみ込こむことで本物ほんものそっくりに動うごく。ロボットのプラモを撮影さつえいした場合ばあいは、そのスケールに合あわせてプラモ化かされた。

原作げんさく本編ほんぺん中ちゅうで作つくったプラモは以下いかの通とおり。

「百ひゃく丈たけ島とうの原寸げんすん大だいプラモ」

• のび太たの1/2スケール
• クイーン・エリザベス2（乗のり物もの図鑑ずかんの写真しゃしんから。スネ夫おっとの持もつ同型どうけいプラモに対抗たいこうして数すう倍ばい大おおきく作つくった）
• 百ひゃく丈たけ島とう（ドラえもんが島しまを描えがいた絵えを元もとに、スケール1000倍ばい（面積めんせきにして100万まん倍ばい）の規模きぼ。テレビ・クーラー・ステレオ付つきの別荘べっそうもある）
• 百ひゃく丈たけ島とうの昆虫こんちゅう（チョウ、セミ、カブトムシなど）
• 先生せんせいの原寸げんすん大だい（勉強べんきょう中ちゅうに気きが散ちるのを防ふせぐために作つくったが、玉子たまご・ジャイアン・スネ夫おっとは本物ほんものと誤認ごにんした。原作げんさく・テレビアニメ第だい2作さく第だい1期きでは野比のび家かを訪おとずれた先生せんせいからコピーしたが、テレビアニメ第だい2作さく第だい2期きでは先生せんせいが生徒せいとを叱しかっている写真しゃしんからコピーした）
• のび太たの勉強べんきょうスタイル（宿題しゅくだいが終おわったことを信用しんようしない玉子たまごの目めをごまかすため、テレビアニメ第だい2作さく第だい2期きでは登場とうじょうせず）
• のび太たの水泳すいえいスタイル（自動じどうで泳およぐ可動かどう型がた）
• 釣つり道具どうぐ＆魚さかな（図鑑ずかんの写真しゃしんから。魚さかなと釣針つりばりが磁石じしゃくで引ひき合あって釣つれる）
• しずか（ダンスの相手あいてが出来できる可動かどう型がた）

また、扉絵とびらえではドラえもんのプラモも作つくっている。

「プラモが大だい脱走だっそう」

• 上空じょうくうを飛とんでいた飛行機ひこうき
• 「バンダム」シリーズのロボットプラモ（スネ夫おっとのコレクションを貰もらった写真しゃしんからコピー。ジャイアン撃退げきたいのために実物じつぶつ大だいも作つくった）

フリーサイズぬいぐるみカメラ

フリーサイズぬいぐるみカメラは、「フリーサイズぬいぐるみカメラ」（てんとう虫ちゅうコミックス40巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

このカメラを使つかって撮影さつえいすると、撮影さつえいされた者もののぬいぐるみがすぐに作成さくせいされる。このカメラで生成せいせいされたぬいぐるみは体からだの大小だいしょうや、体格たいかくに関かかわらず誰だれでも着きることができる。しかも非常ひじょうに精巧せいこうな出来できの上うえ、声こえも撮影さつえいされた者ものに似にる（テレビアニメ第だい2作さく第だい1期き「ドタバタ虫歯むしば逃亡とうぼう記き」のセワシが出だしたのでは同おなじ道具どうぐでも声こえは変かえられない模様もよう）ため、何なにも知しらない人間にんげんが見みると当人とうにんと見分みわけがつかない。

ふりだしにもどる

ふりだしにもどるは、「ふしぎなさいころフリダシニモドル」（『小学しょうがく三さん年生ねんせい』1973年ねん1月がつ号ごう掲載けいさい、単行本たんこうぼん未み収録しゅうろく）、「はるかぜうちわ」（『小学しょうがく一いち年生ねんせい』1978年ねん3月がつ号ごう掲載けいさい、単行本たんこうぼん未み収録しゅうろく）、「ハッピーバースデイ・ジャイアン」（てんとう虫ちゅうコミックス23巻かん収録しゅうろく）、「ぐ〜〜たらお正月しょうがつセット」（てんとう虫ちゅうコミックス35巻かん収録しゅうろく）の4話わに登場とうじょうする。

サイコロを模もしており、これを振ふると時間じかんが戻もどる。

初はつ登場とうじょう時じのみ効果こうかは「サイコロの目め一ひとつにつき1分ぶんの時間じかんが戻もどる」であったが、その後ごの作品さくひんでは、そのような描写びょうしゃはない。

またふつうのサイコロと同どうサイズと、ひと抱かかえサイズの2種類しゅるいが確認かくにんされている。

テレビアニメ第だい2作さく第だい2期き「ぼくを止とめるのび太た」（2011年ねん6月がつ17日にち放送ほうそう）では、ドラえもんが「本当ほんとうはルール違反いはんだが、これのオプションを使つかえば弄いじった過去かこを元通もとどおりにできる。ただし過去かこがもつれすぎると完全かんぜんに元通もとどおりになるかはわからない」と述のべている。

ブルートレインセット

ブルートレインセットは、「ブルートレインはぼくの家いえ」（てんとう虫ちゅうコミックス25巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

自分じぶんの家いえをまるごと動うごかしてブルートレイン気分きぶんを楽たのしむ道具どうぐ。「さくら」のヘッドマークを玄関げんかんのドアに貼はり、室内しつないにマスコンを設置せっちして操作そうさすると、家いえがそのまま列車れっしゃのように動うごき出だす。家いえ全体ぜんたいが四よん次元じげん空間くうかんに入はいるため、周囲しゅういの建物たてものなどの障害しょうがい物ぶつは突つき抜ぬけてしまう（ただし走はしっている家いえは通常つうじょう空間くうかんから見みえる）。実際じっさいの線路せんろを走はしることも可能かのうで、スピードは本物ほんものの列車れっしゃ以上いじょうである。

しかし寝台しんだい列車れっしゃの機能きのうを模もした道具どうぐだけに、夜よるしか動うごかせない。

道具どうぐの名称めいしょうは書籍しょせき「ひみつ道具どうぐ大だい事典じてん」によるもので、作中さくちゅうでは名称めいしょう不明ふめい。テレビアニメ第だい2作さく第だい2期き「夜行やこう列車れっしゃはぼくの家いえ」(2011年ねん7月がつ15日にち放送ほうそう)では『寝台しんだい列車れっしゃセット』という名称めいしょうで登場とうじょう。

DX列車れっしゃセット（デラックスれっしゃセット）

ドラえもん誕生たんじょう日びスペシャル 「のび太た特急とっきゅうと謎なぞのトレインハンター」（2015年ねん9月がつ4日にち放送ほうそう）に登場とうじょうするひみつ道具どうぐ。セッティング方法ほうほうはブルートレインセットと同おなじだが、「トレインモード」にすると家いえが3両りょう編成へんせいの列車れっしゃに変形へんけいする。

ブロージェット

ブロージェットは、「エネルギーせつやく熱ねつ気球ききゅう」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』4巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

「エネルギー節約せつやく熱ねつ気球ききゅう」の操縦そうじゅうに使用しようする。拡声かくせい器きを模もした道具どうぐ。これで軽かるく息いきを吹ふくことで、ジェット気流きりゅうを生うみ出だすのか、気球ききゅうを推進すいしんさせることができる。

ふろしきタクシー

ふろしきタクシーは、「ふろしきタクシー」（てんとう虫ちゅうコミックス『ドラえもんプラス』1巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

この風呂敷ふろしきを広ひろげた上うえに人ひとが乗のると、ひとりでに風呂敷ふろしきが包つつまれる。そしてその風呂敷ふろしき包つつみを見みた人ひとは、「運転うんてん手しゅ」にされてしまい、ひとりでに風呂敷ふろしき包つつみを持もち上あげ、中なかの人ひとの言いうがままに目的もくてき地ちまで歩ふかされてしまう。

通常つうじょうのタクシー同様どうよう、目的もくてき地ちの所在しょざいを風呂敷ふろしきの中なかの人じんか運転うんてん手しゅが知しっている必要ひつようがある。

フワフワオビ

フワフワオビは、「しずちゃんのはごろも」（てんとう虫ちゅうコミックス2巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

伝承でんしょうにある天女てんにょの羽衣はごろものような美うつくしい帯おび。これを体からだに巻まきつけると体からだが宙ちゅうに浮うき、空そらを飛とぶことができる。

ふわふわガス

「#ふんわりガス」を参照さんしょう

ふわふわぐすり

ふわふわぐすりは、「雲くもの中なかの散歩さんぽ」（てんとう虫ちゅうコミックス11巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

仁丹じんたんに似にた丸薬がんやく。これを噛かむと体内たいないに空気くうきより軽かるいガスが発生はっせいし、手てではばたくことで空そらを飛とべるようになる。

1粒つぶのみで雲くもの上うえまで行いくことができる。一いち度どに大量たいりょうに飲のみ過すぎると、ロケットのように空そらの上うえまで吹ふき飛とんでしまうことがある。なおガスは時間じかんが経たつと自然しぜんに体からだから抜ぬける。

フワフワ銃じゅう

フワフワ銃じゅう（フワフワじゅう）は、『のび太たと銀河ぎんが超ちょう特急とっきゅう』『のび太たのねじ巻まき都市とし冒険ぼうけん記き』に登場とうじょうする。

ハテノハテ星雲せいうんにあるテーマパーク「ドリーマーズランド」、その遊戯ゆうぎ施設しせつ「西部せいぶの星ほし」で使用しようされている6連発れんぱつのリボルバー銃じゅう。遊戯ゆうぎ用ようだけあって殺傷さっしょう能力のうりょくはなく、撃うたれた人間にんげんはアドバルーンのように体からだが膨ふくれ上あがって宙ちゅうに浮うかび上あがり、身動みうごきが取とれなくなってしまう。1時間じかん経たつと元もとに戻もどり、地面じめんに降おりられる。西部せいぶの星ほしの悪役あくやくロボットを撃うつと機能きのうを停止ていしさせることができる（ドラえもんは撃うたれずにネズミで気絶きぜつしており、他たのロボットにも同おなじ効果こうかかは不明ふめい）。

ドラえもんがドリーマーズランド来訪らいほう記念きねんに1丁ちょう貰もらってポケットに収おさめておいたため、『のび太たのねじ巻まき都市とし冒険ぼうけん記き』においては銃じゅうの名手めいしゅであるのび太たが武器ぶきとして使用しようした。

なお道具どうぐの名称めいしょうが登場とうじょうするのは『のび太たのねじ巻まき都市とし冒険ぼうけん記き』のみ。

フワフワリング

「ドラえもんのひみつ道具どうぐ (そ)#創世そうせいセット」を参照さんしょう

ふわりねんど

ふわりねんどは、「ふわりねんど」（てんとう虫ちゅうコミックススペシャル『ドラえもん カラー作品さくひん集しゅう』6巻かんに収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

大おおきなチューブに入はいった粘土ねんどで、これで作つくった粘土ねんど細工ざいくは風船ふうせんのように空そらに浮うかべることができる。十分じゅうぶんな量りょうを使つかえば、人ひとが乗のっても空そらに浮うくほどの浮力ふりょくを持もつ。

分解ぶんかいドライバー

分解ぶんかいドライバー（ぶんかいドライバー）は、「分解ぶんかいドライバー」（『てれびくん』1977年ねん6月がつ号ごう掲載けいさい、藤子とうこ・Ｆ・不ふ二に雄大ゆうだい全集ぜんしゅう版ばん第だい18巻かん収録しゅうろく。なお初出しょしゅつ時じは「分ぶんかいドライバー」の題だいだった）に登場とうじょうする。

どんな物ものでも分解ぶんかいするドライバー。物ものの中央ちゅうおう部分ぶぶんにこのドライバーで触ふれると、バラバラに分解ぶんかいされる。機械きかい類るいを部品ぶひんの状態じょうたいにまで分解ぶんかいすることはもちろんのこと、人間にんげんや動物どうぶつに触ふれれば五体ごたいがバラバラになる。分解ぶんかいした部分ぶぶんは好すきなようにつけ直なおすことも、他人たにんの身体しんたいを使つかうこともできる。また、頭部とうぶがなくとも思考しこうが可能かのうになると思おもわれる（作中さくちゅうでは、「腰こし部分ぶぶんと左手ひだりてだけののび太た」がその他たの身体しんたいとは別べつに行動こうどうしている）。

分身ぶんしんハンマー

分身ぶんしんハンマー（ぶんしんハンマー）は、「分身ぶんしんハンマー」（てんとう虫ちゅうコミックス27巻かん収録しゅうろく）、「四よん次元じげんくずかご」（てんとう虫ちゅうコミックス45巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

やらなければならないことが同時どうじに2つできたとき、このハンマーで頭あたまを叩たたくと分身ぶんしんが飛とび出だして体からだが2つに分わかれ、2つのことができるようになる。やりたくないことを担当たんとうする方ほうが分身ぶんしんとして本体ほんたいから飛とび出だすようで、やる気きのなさの分ぶん、体からだの色いろも薄うすくなる。さらにやる気きのない場合ばあいは、分身ぶんしんを出でそうとしてもすぐに引ひっ込こんでしまうので、強つよく叩たたいて強引ごういんに分身ぶんしんを飛とび出ださせる必要ひつようがある。やらなければならないことが増ふえるつど、本体ほんたいの頭あたまをハンマーで叩はたけば、分身ぶんしんはいくらでも作つくることができる。分身ぶんしんの頭あたまをハンマーで叩たたくと、分身ぶんしんは本体ほんたいに戻もどる。古ふるいハンマーでも体からだの色いろが薄うすくなる。また、分身ぶんしんもトイレに行いく場面ばめんがある。 ただしやるべきことが1つでも分身ぶんしんを出だすことは可能かのうで、その時ときに本人ほんにんがひみつ道具どうぐを身みに付つけていた場合ばあいは、その道具どうぐも含ふくめた分身ぶんしんが現あらわれ道具どうぐの性能せいのうもそのままである。

ふんわりガス

ふんわりガスは、「ふんわりガス」（藤子とうこ不二雄ふじおランド11巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

このガスを吹ふきつけた物ものは何なんでも空気くうきより軽かるくなり、ふんわりと宙ちゅうに浮うく。

雑誌ざっし掲載けいさい時じの名称めいしょうは「ふわふわガス」だった。

ふんわりズッシリメーター

ふんわりズッシリメーターは、「ふんわりズッシリメーター」（てんとう虫ちゅうコミックス41巻かん収録しゅうろく）に登場とうじょうする。

ドラミが出だした道具どうぐ。機械きかいについたレンズ越ごしに相手あいてを覗のぞき、メーターを操作そうさすると相手あいての重おもさがそれにあわせて増減ぞうげんする（例たとえば「-1」だと1キログラム減へり、「+2」だと2キログラム増ます）。

同様どうようの機能きのうを持もつ道具どうぐに「おもかるとう」がある。