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ナイス (バンド)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナイス
解散かいさん間際まぎわのライブ (1970ねん)
基本きほん情報じょうほう
原語げんごめい The Nice
別名べつめい
  • パット・アーノルド・アンド・ザ・ナイス(1967ねん
  • キース・エマーソン&ザ・ナイス(2002ねん-2003ねん
出身しゅっしん イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル
活動かつどう期間きかん
  • 1966ねん - 1970ねん
  • 2002ねん - 2003ねん
レーベル
きゅうメンバー

ナイス[注釈ちゅうしゃく 1]The Nice)は、1960年代ねんだい後半こうはん活動かつどうしたイングランド出身しゅっしんロック・バンド。キーボーディストのキース・エマーソン在籍ざいせきしていたことられ、プログレッシブ・ロック始祖しそのバンドのひとつにげられる。

結成けっせいはキーボーディスト、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーからなるカルテットだったが、デビューやく1ねんキーボード・トリオ再編さいへんされた。

略歴りゃくれき

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結成けっせい

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1967ねん5がつローリング・ストーンズのマネージャーのアンドリュー・ルーグ・オールダム所有しょゆうするイミディエイト・レコード所属しょぞくしていたシンガーのP・P・アーノルド[注釈ちゅうしゃく 2]のバック・バンドとして結成けっせいされた。メンバーはアーノルドにバンドの結成けっせい依頼いらいされたエマーソン[注釈ちゅうしゃく 3](キーボード、もとザ・ヴィップス)、エマーソンが以前いぜん在籍ざいせきしていたバンドの同僚どうりょうだったリー・ジャクソン(ベース・ギター、げんゲイリー・ファー・アンド・ザ・T・ボーンズ)、デヴィッド・オリスト (ギター、もとジ・アタック)、イアン・ヘイグ[5] (ドラムス、もとクリス・ファーロウ&ザ・サンダーバーズ)の4にんだった。アーノルドと彼等かれらパット・アーノルド・アンド・ザ・ナイスとして活動かつどう開始かいしした[注釈ちゅうしゃく 4][6][7]

エマーソンはアーノルドにバック・バンドの結成けっせいたのまれたとき自分じぶんたちだけの出番でばんしいと彼女かのじょい、彼女かのじょ登場とうじょうするまえの2、30分間ふんかんきに使つかっていいという快諾かいだく[8]。アーノルドのライブの最初さいしょ部分ぶぶんはナイス単独たんどく演奏えんそうになり[注釈ちゅうしゃく 5][9][6]彼女かのじょ徐々じょじょにリハーサルにあらわれなくなり、ときには本番ほんばんまで無断むだん欠勤けっきんすることすらあったという[10][11]。ナイスは徐々じょじょ人気にんきあつめ、8がつバークシャーウィンザー開催かいさいされただい7かいナショナル・ジャズ・アンド・ブルース・フェスティバル単独たんどく出演しゅつえんし、オールダムのマネージメントのしたマーキー・クラブ毎週まいしゅう出演しゅつえんするようになった[12]。そして、薬物やくぶつ常用じょうよう失調しっちょうをきたして演奏えんそうなんがあったヘイグを解雇かいこして、エマーソンやジャクソンのむかしなじみだったブライアン・デヴィソン(ドラムス、もとマーク・リーマン・ファイヴ)をむかえた[13]

アメリカじんのアーノルドは、イギリスの労働ろうどう許可きょかしょう有効ゆうこう期限きげん終了しゅうりょうちかづいたので、一旦いったん帰国きこくして子供こどもたちれてくることにした。彼女かのじょ帰国きこくまえに、彼等かれらミック・ジャガーがプロデュースした彼女かのじょのアルバム『ファースト・レディ・オブ・イミディエイト』の3きょく録音ろくおん参加さんかした[14]。そして1967ねん9月、オールダムをマネージャーにむかえてナイスとして独立どくりつした。

デビューから解散かいさんまで

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1967ねん11月、イミディエイト・レコードからデビュー・シングル『The Thoughts of Emerlist Davjack』[注釈ちゅうしゃく 6]よく1968ねん1がつにはデビュー・アルバム『ナイスの思想しそう』を発表はっぴょう。ライブでエマーソンがハモンドオルガンっかったりナイフをしたりするアクション[注釈ちゅうしゃく 7]話題わだいんだ。4月、オールダムに不満ふまんいて、もとジャーナリストのトニー・ストラットン・スミス[注釈ちゅうしゃく 8]とマネージメントの契約けいやくむすんだ[15]。7月にはミュージカルウエスト・サイド・ストーリー』の挿入歌そうにゅうかをカバーした「アメリカ[注釈ちゅうしゃく 9]全米ぜんべいのシングル・チャートを29まで上昇じょうしょうした[9]

新作しんさくアルバムの録音ろくおんちゅう薬物やくぶつ依存いぞんしょう遅刻ちこく欠席けっせきかえすオリストを解雇かいこもとボダストスティーヴ・ハウむかえようとしたがことわられ、ギタリスト不在ふざいトリオに再編さいへん[16]。11月に2さくのアルバム『少年しょうねんえきろうがくなんなり』を発表はっぴょうして、1969ねんにはアメリカ公演こうえんおこない、4がつフィルモア・イーストでのライブ録音ろくおんあらたなスタジオ録音ろくおんわせて、9月に3さくのアルバム 『ジャズ+クラシック/ロック=ナイス[注釈ちゅうしゃく 10]発表はっぴょう。その、スミスはイミディエイト・レコードの対応たいおうつよ不満ふまんおぼえて、ナイスを同年どうねん自分じぶん設立せつりつしたカリスマ・レコード移籍いせきさせた[17]

エマーソンとジャクソンはニューカッスル芸術げいじゅつさいから楽曲がっきょく制作せいさく依頼いらいされて、当地とうちかる5つのはしちなんだ組曲くみきょくともさく。ナイスは、ニューヨーク・シンフォニーの指揮しきしゃで、かねてからポップ/ロック・グループとの共演きょうえんのぞんでいたジョセフ・イーガーに連絡れんらくして、1969ねん10がつに、この組曲くみきょくをイーガーが指揮しきするシンフォニア・オブ・ロンドンとの共演きょうえん披露ひろうした。このころからエマーソンとジャクソン、デヴィソンとのあいだ音楽おんがくじょう意見いけん相違そうい表面ひょうめんはじめた[注釈ちゅうしゃく 11]

1969ねん11月からキング・クリムゾン合同ごうどうでアメリカ公演こうえんおこなう。そのさい、エマーソンがキング・クリムゾンのグレッグ・レイク意気投合いきとうごうし、あたらしいバンドの結成けっせい構想こうそうはじめる[注釈ちゅうしゃく 12][18]契約けいやく履行りこうしなければならなかったので結成けっせい水面すいめんすすめられた[9]が、1970ねん初頭しょとう英国えいこく音楽おんがくでは「ナイスにグレッグ・レイクが加入かにゅう」という記事きじ出回でまわった。

1970ねん4がつ、ナイスは正式せいしき解散かいさんした[注釈ちゅうしゃく 13][19]。カリスマ・レコードは、同年どうねん6がつ前年ぜんねんのシンフォニア・オブ・ロンドンとの共演きょうえん収録しゅうろくした『ファイヴ・ブリッジズ[注釈ちゅうしゃく 14]、1971ねん4がつ移籍いせき発表はっぴょう音源おんげん収録しゅうろくした『エレジー[注釈ちゅうしゃく 15]、1972ねん移籍いせきまえのイミディエイト・レコード時代じだい楽曲がっきょくべつヴァージョンやアルバム収録しゅうろくきょくなどをふくんだ『オータム'67 – スプリング'68』を発売はつばいした[注釈ちゅうしゃく 16][20]

解散かいさん動向どうこう

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ELP時代じだいのキース・エマーソン(Key)

エマーソンはかねての計画けいかくどおりレイクと合流ごうりゅうし、アトミック・ルースターカール・パーマーさそって「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」(ELP)を結成けっせいした[注釈ちゅうしゃく 17]。ジャクソンは「ジャクソン・ハイツ」を結成けっせいしてアルバムを4さく発表はっぴょう[注釈ちゅうしゃく 18]し、デヴィソンは「エヴリ・ウィッチ・ウェイ」を結成けっせいしてアルバムを1さく発表はっぴょうしたが、いずれも商業しょうぎょうてき成功せいこうにはいたらなかった。

1973ねんなつ、ジャクソン[注釈ちゅうしゃく 19]とデヴィソン[注釈ちゅうしゃく 20]は、キーボーディストのパトリック・モラーツと「だい2のナイス」を企図きとした[21]レフュジー」を結成けっせい[注釈ちゅうしゃく 21]。1974ねんにアルバム『レフュジー』でデビューした[注釈ちゅうしゃく 22]が、その直後ちょくご、モラーツがリック・ウェイクマン後任こうにんとしてイエスかれたので、活動かつどう停止ていし余儀よぎなくされた[22][23]

2002ねん、エマーソン、ジャクソン、デヴィソンがキース・エマーソン&ザ・ナイス名義めいぎで32ねんぶりに国内こくないツアーをおこない、2003ねん、ライブCD『ヴィヴァシタス - ライヴ・アット・グラスゴー 2002』を発表はっぴょうした[注釈ちゅうしゃく 23]

2008ねん4がつ15にち、ブライアン・デヴィソンが病気びょうき他界たかい

2009ねん、ヴァージン・レコードの傘下さんかにあるカリスマ・レコードが、1969ねん12月19にち20日はつかにフィルモア・イーストで録音ろくおんされた音源おんげんを『フィルモア・イースト 1969』として発表はっぴょう

2016ねん3がつ10日とおか、キース・エマーソンが自殺じさつ他界たかい[24]

エピソード

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  • 1967ねんやとわれたイアン・キルミスターというローディーが、エマーソンがナイフをオルガンの鍵盤けんばんすのをて、かれヒトラーユーゲント・ナイフ提供ていきょうした。キルミスターはレミー・キルミスターである[25]
  • 1968ねん7がつ7にちロイヤル・アルバート・ホールひらかれたビアフラ救済きゅうさいチャリティーコンサートで、エマーソンは「アメリカ」の最後さいごにオルガンをたおして星条旗せいじょうきをかぶせてをつけた。その結果けっか、ナイスはどうホールでの演奏えんそうきんじられてしまった[26]

メンバー

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変遷へんせん

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パット・アーノルド・アンド・ザ・ナイス (1967ねん5がつ - 8がつ23にち)
  • P・P・アーノルド – ボーカル
  • キース・エマーソン – キーボード
  • デヴィッド・オリスト – ギター
  • リー・ジャクソン – ベース
  • イアン・ヘイグ – ドラムス
パット・アーノルド・アンド・ザ・ナイス (1967ねん8がつ28にち)[注釈ちゅうしゃく 24]
  • P・P・アーノルド – ボーカル
  • キース・エマーソン – キーボード
  • デヴィッド・オリスト – ギター
  • リー・ジャクソン – ベース
  • ブライアン・デヴィソン – ドラムス
だい1 (1967ねん9がつ - 1968ねん9がつ)
  • キース・エマーソン – キーボード、ボーカル
  • デヴィッド・オリスト – ギター、トランペット、フルート、ボーカル
  • リー・ジャクソン – ベース、ボーカル
  • ブライアン・デヴィソン – ドラムス

※『ナイスの思想しそう録音ろくおん[注釈ちゅうしゃく 25]

だい2 (1968ねん10がつ - 1970ねん4がつ)
  • キース・エマーソン – キーボード、ボーカル[注釈ちゅうしゃく 26]
  • リー・ジャクソン – ベース、ボーカル
  • ブライアン・デヴィソン – ドラムス、パーカッション

※『少年しょうねんえきろうがくなんなり』『ジャズ+クラシック/ロック=ナイス』録音ろくおん[注釈ちゅうしゃく 27]

キース・エマーソン&ザ・ナイス (2002ねん - 2003ねん)
  • キース・エマーソン – キーボード
  • リー・ジャクソン – ベース、ボーカル
  • ブライアン・デヴィソン – ドラムス
  • デヴィッド・キルミンスター (David Kilminster) – ギター
  • フィル・ウィリアムス (Phil Williams) – ベース
  • ピート・ライリー (Pete Riley) – ドラムス

※『ヴィヴァシタス - ライヴ・アット・グラスゴー 2002』録音ろくおん(2003ねん発表はっぴょう)。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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ライブ・アルバム 

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ラジオ・セッション

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  • America – The BBC Sessions (1996ねん、Receiver)
トラックリスト
  • Receiver Records Ltd. RRCD 224
#タイトル作詞さくし作曲さっきょくFirst Transmission Date
1.「America
  • America
  • Second Amendment」

  • Bernstein/Sondheim
  • Emerson/O'List/Davison/Jackson
  • 25th August 1968
    2.「One Of These People」Emerson/Jackson20th April 1969
    3.「Azrael Revisited」Emerson/Jackson20th April 1969
    4.「St. Thomas」Rollins8th June 1969
    5.「For Example」Emerson/Jackson8th June 1969
    6.「Five Bridges Suite
  • 2nd Bridge
  • Choral 3rd Bridge
  • High Level Fugue 4th Bridge」
  • Emerson/Jackson6th April 1970
    7.「Pathetique (Symphony No. 6 Third Movement)」Tchaikovsky/arr. Emerson6th April 1970
    8.「Little Arabella」Emerson/Jackson4th August 1968
    9.「Happy Friends」Emerson/Jackson1st December 1968
    10.「Better Than Better」unknown1st December 1968
    11.「Sombrero King」unknown22nd October 1967
    12.「Arics」unknown25th August 1968
    13.「Diary Of An Empty Day」Emerson/Jackson20th April 1969
    14.「Ars Longa Vita Brevis (2nd Movement)」Emerson/O'List/Jackson25th August 1968
  • The Swedish Radio Sessions (Sanctuary, 2001ねん) ※1967ねん後半こうはんのライブ
  • トラックリスト
    • Sanctuary Records Group Ltd. CMRCD364
    • "The Nice recorded the previously unreleased radio session during their first European tour in late 1967, prior to releasing any records."
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく時間じかん
    1.「She Belongs To Me」Dylan
    2.「Flower King Of Flies」Jackson, Emerson
    3.「Sombrero Sam」Lloyd
    4.「You Keep Me Hanging On」Holland, Dozier, Holland
    5.「The Thoughts Of Emerlist Davjack」O'List, Emerson
    6.「Rondo」Emerson, O'List, Davison, Jackson
    合計ごうけい時間じかん:
  • 『BBCセッションズ』 - BBC Sessions (2002ねん、Sanctuary)
  • トラックリスト
    • Sanctuary Records Group Ltd. CMFCD 457
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょくBroadcasting時間じかん
    1.「Flower King Of Flies」Emerson, Jackson22/10/67 Top Gear
    2.「Sombrero Sams」Lloyd22/10/67 Top Gear
    3.「Rondo」Emerson, O'List, Davison, Jackson22/10/67 Top Gear
    4.「Get To You」Hillman, McGuinn16/6/68 Top Gear
    5.「Diamond Hard Blue Apples Of The Moon」Emerson, Jackson16/6/68 Top Gear
    6.「Brandenburger」Emerson, Davison, Jackson16/6/68 Top Gear
    7.「Little Arabella (& Sorcery)」Emerson, Jackson16/6/68 Top Gear
    8.「America
  • i) America
  • ii) Second Amendment」

  • i) Sondheim, Bernstein
  • ii) Emerson, Davison, Jackson, O'List
  • 25/8/68 Top Gear
    9.「Lumpy Gravy」Zappa25/8/68 Top Gear
    10.「Aries」unknown25/8/68 Top Gear
    11.「Ars Longa Vita Brevis」Emerson, Davison, Jackson, O'List25/8/68 Top Gear
    12.「Little Arabella」Emerson, Jackson29/8/68 Pop North
    13.「Happy Freuds」Emerson, Jackson1/12/68 Top Gear
    14.「Brandenburger」Emerson, Davison, Jackson1/12/68 Top Gear
    15.「Intermezzo From The Korelia Suite」Sibelius1/12/68 Top Gear
    16.「I'm Not One Of Those People」Emerson, Jackson20/4/69 Top Gear
    17.「Azreal Revisited」Emerson, Jackson20/4/69 Top Gear
    18.「Blues For The Praries」Peterson20/4/69 Top Gear
    19.「Diary Of An Empty Day (& Top Gear Signature)」Emerson, Jackson20/4/69 Top Gear
    合計ごうけい時間じかん:
  • Diamond Hard Blue Apples Of The Moon (2009ねん、Shout! Factory)
  • Volume One - The Quartet
    • Shout! factory, MW 067
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょくRecording時間じかん
    1.「She Belongs To Me」DylanAt the Koncerthusit, Stockholm, Sweden (December, 1967)
    2.「Flower King Of Flies」Emerson/JacksonAt the Koncerthusit, Stockholm, Sweden (December, 1967)
    3.「Sombrero Sams」LloydAt the Koncerthusit, Stockholm, Sweden (December, 1967)
    4.「You Keep Me Hanging On」Holland/Dozier/HollandAt the Koncerthusit, Stockholm, Sweden (December, 1967)
    5.「The Thoughts Of Emerlist Davjack」Emerson/O'ListAt the Koncerthusit, Stockholm, Sweden (December, 1967)
    6.「Brandenburg」Emerson/Davison/JacksonAt Top Gear, London, UK (June 16, 1968)
    7.「Diamond Hard Blue Apples Of The Moon」Emerson/JacksonAt Top Gear, London, UK (June 16, 1968)
    8.「Ars Longa Vita Brevis (2nd Movement)」Emerson/Davison/Jackson/O'ListAt Top Gear, London, UK (August 25, 1968)
    9.「Aries」Garson/WilsonAt Top Gear, London, UK (August 25, 1968)
    10.「Lumpy Gravy」ZappaAt Top Gear, London, UK (August 25, 1968)
    11.「Little Arabella」Emerson/JacksonAt the Pop North, London, UK (August 29, 1968)
    12.「Happy Freuds」Emerson/JacksonAt Top Gear, London, UK (December 01, 1968)
    13.「Get To You」Hillman/McGuinnAt Top Gear, London, UK (August 25, 1968)
    14.「America」Bernstein/Sondheim arr. Emerson/Davison/JacksonAt the How It Is, Shepherd's Bush BBC Studios, London, UK (August 23, 1968)
    合計ごうけい時間じかん:
    Volume Two - The Trio
  • Shout! factory, MW 067
  • #タイトル作詞さくし作曲さっきょくRecording時間じかん
    1.「Introduction」Emerson/Jackson/DavisonAt the Actuel Festival, Amougies, Belgium (October 26, 1969)
    2.「I'm Not One Of Those People」Emerson/JacksonAt Top Gear, London, UK (April 20, 1969)
    3.「Azrael Revisited」Emerson/JacksonAt Top Gear, London, UK (April 20, 1969)
    4.「Blues Of The Prairies」PetersonAt Top Gear, London, UK (April 20, 1969)
    5.「Dairy Of An Empty ay (& Top Gear Signature)」Emerson/JacksonAt Top Gear, London, UK (April 20, 1969)
    6.「For Example」Emerson/JacksonAt Top Gear, London, UK (June 08, 1969)
    7.「St. Thomas (with special guest Roy Harper)」RollinsAt Top Gear, London, UK (June 08, 1969)
    8.「Intermezzo Karelia Suite」Sibelius arr. Emerson/EgerAt the Fairfield Hall, Croydon, UK (October 17, 1969)
    9.「Hang On To A Dream」Hardin arr. EmersonAt the Beat Club, Bremen, West Germany (October 25, 1969)
    10.「Country Pie - Brandenburg Concerto No. 6」DylanAt the Fillmore West, San Francisco, CA (December 12, 1969)
    11.「Rondo」Brubeck arr. EmersonAt the Fillmore East, New York, NY (December 19, 1969)
    12.「Pathetique (Symphony No. 6 3rd Movement)」Emerson/EgerAt Sound Of The Seventies, London, UK (April 06, 1970)
    13.「Five Bridge Suite」EmersonAt Sound Of The Seventies, London, UK (April 06, 1970)
    合計ごうけい時間じかん:

    コンピレーション・アルバム

    [編集へんしゅう]
    • オータム'67 – スプリング'68』 - Autumn '67 – Spring '68 (1972ねん、Charisma) ※Autumn to Springとして1973ねん再発さいはつ
    • 『ナイセスト!』 - The Nicest Of The Nice (1970ねん)[27]
    • 『キース・エマーソン・ウィズ・ザ・ナイス』 - Keith Emerson with The Nice (1972ねん、Charisma)[28]※『ファイヴ・ブリッジズ』『エレジー』から編集へんしゅう
    • The Immediate Years (1995ねん、Charly)
    Disc One
    • Charly, CD IMM BOX 2
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく時間じかん
    1.「Flower King Of Flies」Jackson, Emerson
    2.「The Thoughts Of Emerlist Davjack」Davjack, Emerson, O'List
    3.「Bonnie K」Jackson, O'List
    4.「Rondo」Emerson, O'List, Davison, Jackson
    5.「War And Peace」Emerson
    6.「Tantalising Maggie」Jackson, Emerson
    7.「Dawn」Emerson, Jackson, Davison
    8.「The Cry Of Eugene」Jackson, O'List, Emerson
    9.「The Thoughts Of Emerlist Davjack」(Remix)Emerson, O'List
    10.「Flower King Of Flies」(Remix)Jackson, Emerson
    11.「Bonnie K」(Remix)Jackson, O'List
    12.「America」(6:06 Version (Single Version))Sondheim, Bernstein
    合計ごうけい時間じかん:
    Disc Two
  • Charly, CD IMM BOX 2
  • #タイトル作詞さくし作曲さっきょく時間じかん
    1.「Diamond-Hard Blue Apples Of The Moon」Emerson, Jackson
    2.「Dawn」(Remix)Emerson, Jackson, Davison
    3.「Tantalising Maggie」(Remix)Jackson, Emerson
    4.「The Cry Of Eugene」(Remix)Jackson, O'List, Emerson
    5.「Daddy, Where Did I Come From?」(Early Version)Jackson, Emerson
    6.「Azrael」(Version One)Emerson, Jackson
    7.「America
  • America
  • 2nd Amendment」
  •  
  • Sondheim, Bernstein
  • Emerson, O'List, Davison
  • 8.「Daddy, Where Did I Come From?」(Second Version)Jackson, Emerson
    9.「Little Arabella」Emerson, Jackson
    10.「Happy Freuds」(Mono)Emerson, Jackson
    11.「Intermezzo From "Karelia Suite"」Sibelius
    12.「Brandenburger」(Demo)Jackson, Emerson, Davison
    合計ごうけい時間じかん:
    Disc Three
    • Charly, CD IMM BOX 2
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく時間じかん
    1.「Don Edito El Gruva」Emerson, Jackson
    2.「Symphony For Group And Orchestra
    1. Prelude (Mono)
    2. First Movement - Awakening
    3. Second Movement - Realization
    4. Third Movement - Acceptance "Brandenburger"
    5. Fourth Movement - Denial
    6. Coda - Extension To The Big Note」
    Emerson, Jackson, Davison
    3.「Azrael Revisited」Emerson, Jackson
    4.「Hang On To A Dream」Hardin
    5.「Diary Of An Empty Day」Emerson, Jackson
    6.「For Example」Emerson, Jackson
    7.「Rondo (69)」Emerson, Jackson, Davison
    8.「She Belongs To Me」Dylan
    合計ごうけい時間じかん:
    • Nice Hits Nice Bits (1999ねん)[29]
    • Here Comes The Nice - The Immediate Anthology (2000ねん、Sanctuary)
    Disc One
    • Sanctuary Records Group Ltd, CMETD 055
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく付記ふき時間じかん
    1.「The Thoughts Of Emerlist Davjack」Emerson, O'ListSingle
    2.「Azrial (Angel Of Death)」Emerson, Jackson, O'ListSingle
    3.「Sampler for The Thoughts Of Emerlist Davjack LP」 Single
    4.「Flower King Of Flies」Emerson, JacksonAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    5.「Bonnie 'K'」Jackson, O'ListAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    6.「Rondo」Emerson, Davison, Jackson, O'ListAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    7.「War And Peace」Emerson, Davison, Jackson, O'ListAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    8.「Tantalising Maggie」Emerson, JacksonAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    9.「Dawn」Emerson, Davison, JacksonAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    10.「The Cry Of Eugene」Emerson, Jackson, O'ListAlbum "The Thoughts Of Emerlist Davjack"
    11.「America
  • i) America
  • ii) Second Amendment」

  • i) Sondheim, Bernstein
  • ii) Emerson, Davison, Jackson, O'List
  • Single
    12.「The Diamond Hard Blue Apples Of The Moon」Emerson, JacksonSingle
    13.「Daddy Where Did I Did Come From」Emerson, JacksonAlbum "Ars Longa Vita Brevis"
    14.「Little Arabella」Emerson, JacksonAlbum "Ars Longa Vita Brevis"
    15.「Happy Freuds」Emerson, JacksonAlbum "Ars Longa Vita Brevis"
    16.「Intermezzo from the Karelia Suite」SibeliusAlbum "Ars Longa Vita Brevis"
    17.「Don Edito El Gruva」Emerson, Jackson, DvisonAlbum "Ars Longa Vita Brevis"
    合計ごうけい時間じかん:
    Disc Two
  • Sanctuary Records Group Ltd, CMETD 055
  • #タイトル作詞さくし作曲さっきょく付記ふき時間じかん
    1.「Ars Longa Vita Brevis」Emerson, Davison, Jackson, O'ListAlbum "Ars Longa Vita Brevis"
    2.「Brandenburger」Emerson, Davison, JacksonSingle
    3.「Azrael Revisited」Emerson, JacksonAlbum "Nice"
    4.「Hang On To A Dream」HardinAlbum "Nice"
    5.「Diary Of An Empty Day」Emerson, JacksonAlbum "Nice"
    6.「For Example」Emerson, JacksonAlbum "Nice"
    7.「Rondo (69)」(Live at Fillmore East, New York)Emerson, Davison, JacksonAlbum "Nice"
    8.「She Belongs To Me」(Live at Fillmore East, New York)DylanAlbum "Nice"
    合計ごうけい時間じかん:
    Disc Three
    • Sanctuary Records Group Ltd, CMETD 055
    #タイトル作詞さくし作曲さっきょく付記ふき時間じかん
    1.「America
  • i) America
  • ii) Second Amendment」(Live Newcastle '68)

  • i) Sondheim, Bernstein
  • ii) Emerson, Davison, Jackson, O'List
  • Previously Unissued Live Tracks
    2.「Rondo」(Live Newcastle '68)Emerson, Davison, Jackson, O'ListPreviously Unissued Live Tracks
    3.「The Thoughts Of Emerlist Davjack」(Long Version)Emerson, O'ListImmediate Demos & Alternative Takes
    4.「Flower King Of Flies」(Alternative Version)Emerson, JacksonImmediate Demos & Alternative Takes
    5.「Bonnie 'K'」(Alternative Version)Jackson, O'ListImmediate Demos & Alternative Takes
    6.「America
  • i) America
  • ii) Second Amendment」(Alternative Stereo Version)
  •  
  • i) Sondheim, Bernstein
  • ii) Emerson, Davison, Jackson, O'List
  • Immediate Demos & Alternative Takes
    7.「Dawn」(Alternative Version)Emerson, Davison, JacksonImmediate Demos & Alternative Takes
    8.「Tantalising Maggie」(Alternative Version)Emerson, JacksonImmediate Demos & Alternative Takes
    9.「The Cry Of Eugene」(Alternative Version)Emerson, Jackson, O'ListImmediate Demos & Alternative Takes
    10.「Daddy Where Did I Come From」(Alternative Version)Emerson, JacksonImmediate Demos & Alternative Takes
    11.「Brandenburger」(Demo Version)Emerson, Davison, JacksonImmediate Demos & Alternative Takes
    12.「Pathetique Symphony 4th」(Live Fairfields Hall '69)UnknownPreviously Unissued Live Tracks
    13.「Lt Kije (The Troika)/Rondo」(Live Fairfields Hall '69)Prokovief/Emerson, Davison, Jackson, O'ListPreviously Unissued Live Tracks
    合計ごうけい時間じかん:

    シングル

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    • "The Thoughts of Emerlist Davjack" / "Azrial (Angel of Death)"[30](Immediate IM 059)※1967ねん11月
    • 「アメリカ」 - "America" / "The Diamond Hard Blue Apples of the Moon"[31] (Immediate IM 068)※1968ねん6がつ21にち
    • "Brandenburger" / "Happy Freuds"[32](Immediate IM 072)※1968ねん11月8にち
    • ゆめって」 - "Hang on to a Dream" / "Diary of an Empty Day"[33](Immediate)※1969ねん
    • 「カントリー・パイ」 - "Country Pie" / "One of Those People"[34](Charisma CB.132)※1969ねん

    脚注きゃくちゅう

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    注釈ちゅうしゃく

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    1. ^ 日本語にほんご表記ひょうきにはアルバムや資料しりょうによって「ザ・ナイス」と「ナイス」があり、2007ねん現在げんざいのアルバム発売はつばいもとであるビクター・エンタテインメントのウェブサイトは、1960年代ねんだい後半こうはん活動かつどうした時期じきのアルバムを「ナイス」というグループめい分類ぶんるいしている(ただし、どうバンドは2002ねんさい結成けっせいしてライブ・アルバムをリリースしているが、このライブ・アルバムは「キース・エマーソン&ザ・ナイス」というグループめい分類ぶんるいしている)。また、リットー・ミュージックかん「キース・エマーソンズ・インタビュー」では当該とうがいバンドを「ナイス」と表記ひょうきしている。以上いじょうてんから、おもに1960年代ねんだい後半こうはんにおける活動かつどう解説かいせつしているほんこうでは「ナイス」というバンドめい踏襲とうしゅうしている。
    2. ^ アーノルドは、1965ねんアイク&ティナ・ターナーのバッキング・コーラス・トリオのジ・アイケッツにパット・アーノルドの在籍ざいせきしていた。その、イギリスにうつりオールダムのイミディエイト・レコードと契約けいやくむすんだ。2さくのシングル「ザ・ファースト・カット・イズ・ザ・ディーペスト」はキャット・スティーヴンス作品さくひんで、彼女かのじょのシングルはスティ―ヴンスがこのきょくかれのセカンド・アルバム収録しゅうろくするまえの1967ねん4がつ発表はっぴょうされて、イギリスのチャートで最高さいこう18記録きろくした。このヒットをけて、彼女かのじょはツアーにることになり、そのためにバック・バンドが必要ひつようになった。
    3. ^ エマーソンはザ・ヴィップス在籍ざいせきしているときに、アーノルドの面倒めんどうていたミッキー・ザ・オーという人物じんぶつとフランスで出会であい、かれからアーノルドがバック・バンドを必要ひつようとしていることをいた。そこでイギリスに帰国きこくしたのち彼女かのじょたずねて、居間いまいてあったフェンダー・ローズ・ピアノをいたところ、感銘かんめいけた彼女かのじょからバック・バンドの結成けっせい依頼いらいされたので、数日すうじつあいだでメンバーをあつめた。
    4. ^ バンドが結成けっせいされて、アーノルドとメンバーがそろってはじめてのコンサートにかう途中とちゅう、アーノルドがスタンドアップ・コメディ有名ゆうめいなアメリカのロード・バックリー科白せりふであった"Here comes the Naz."をったところ、バックリーのことをなにらないメンバーは「The Nazってなに?」とききかえした。アーノルドは「NazはNaz。貴方あなたたちがイギリスらしい名前なまえがいいなら、The Niceにすればいい」とこたえたことから、バンドめいまった。Nazの語源ごげんはキリストの故郷こきょうナザレ(Nazareth)で、バックリーはかみ意味いみもちいた。
    5. ^ かれらは、ビリー・プレストンの「Billy's Bag」や映画えいが荒野あらの用心棒ようじんぼう』のテーマ、ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」、ボブ・デュランの「シー・ビロング・トゥ・ミー」などを演奏えんそうした。
    6. ^ Emerlist Davjackとはメンバー4にん名字みょうじからつくられた造語ぞうごである(Emerson, O'ListDavison, Jackson)。
    7. ^ かれはパット・アーノルド・アンド・ザ・ナイスのときから、はげしいステージ・アクションを披露ひろうしていた。自伝じでんには、アーノルドがうたかたわらでハモンドオルガンのうえっている写真しゃしん掲載けいさいされている。
    8. ^ 1988ねんにエマーソンが作詞さくし作曲さっきょくしてアルバム『スリー・トゥ・ザ・パワー』に発表はっぴょうした「オン・マイ・ウェイ・ホーム」は、前年ぜんねん病死びょうししたかれささげられたきょくである。
    9. ^ 原曲げんきょくには歌詞かしがあるが、ナイスのカバーきょくはギターとオルガンの即興そっきょう演奏えんそう中間なかまふくんだインストゥルメンタル。冒頭ぼうとうとギター・ソロの直前ちょくぜんに、ドヴォルザーク作曲さっきょく交響こうきょうきょくだいきゅうばんしん世界せかいより』だいよん楽章がくしょうのメロディが使つかわれた。
    10. ^ a b アメリカではEverything As Nice As Mother Makes Itとして発表はっぴょうされた。
    11. ^ 『エマーソン・レイク&パーマー 衝撃しょうげきのロック・トリオでん』によると、エマーソンはオーケストラの導入どうにゅうのぞんだが、ジャクソンとデヴィソンはその方法ほうほう反対はんたいした。
    12. ^ エマーソンは、ベーシストけんボーカリストをもとめて、イエスクリス・スクワイアもとクリームジャック・ブルースさそったが、いずれにもことわられた。かれはスミスから内密ないみつにレイクをすすめられ、フィルモア・ウエストでキング・クリムゾンとおなじステージにった直後ちょくごの12月16にちにレイクに秘密裏ひみつりい、レイクとトリオを結成けっせいする決心けっしんをした。
    13. ^ 1970ねん1がつ27にちからはじまったイギリス・ツアーがかれらの最後さいごのツアーとなった。2月7にちのロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでのコンサートで、エマーソンはマンフレッド・マンマイク・ヴィッカーズからりたモーグ・シンセサイザー披露ひろうした。2がつ10日とおかにはツアーの合間あいまにロサンゼルスにんで、NBC企画きかくズービン・メータ指揮しきするロサンゼルス・フィルハーモニック・オーケストラ共演きょうえんした。3月6にちにはロイャル・フェスティバル・ホールで、イーガーが指揮しきするロンドン・フィルハーモニー管弦楽かんげんがくだん共演きょうえんし、エマーソンはふたたびモーグ・シンセサイザーを披露ひろうした。3月22にちにイギリスでの最後さいごのコンサート、3月25にち最後さいごのBBCセッション、3月28にちにドイツのハンブルクで最後さいごのコンサートをそれぞれおこなったのち解散かいさんした。
    14. ^ 1969ねん10がつ17にちのロンドンでのシンフォニア・オブ・ロンドンとの共演きょうえんのライブ録音ろくおん収録しゅうろくに、スタジオ録音ろくおんいちきょくと1969ねん12月フィルモア・イーストでのライブ録音ろくおんいちきょく収録しゅうろくされた。ジャケットはヒプノシスによる。きゅう邦題ほうだいは『フェアウェル・ザ・ナイス - 組曲くみきょくいつつのはし」』。
    15. ^ スタジオ録音ろくおんが2きょくと1969ねん12月のフィルモア・イーストでのライブ録音ろくおんが2きょく収録しゅうろくされた。ジャケットの「砂漠さばくれつをなしてならあか球体きゅうたい」はヒプノシスのデザインによる。きゅう邦題ほうだいは『エレジー ザ・ナイス・ラスト・アルバム』。
    16. ^ ジャケットはヒプノシスによる。
    17. ^ エマーソンはELPの初期しょきのライブではナイスの「ロンド」を頻繁ひんぱん演奏えんそうし、さらにさい結成けっせいした1990年代ねんだいのライブでは「アメリカ」もげた。
    18. ^ 1さくの『キング・プログレス』では、ナイスの「The Cry of Eugene」、3さくの『ラガマフィンズ・フール』ではナイスの「ファイヴ・ブリッジズ」組曲くみきょくだいさん楽章がくしょうげられ、後者こうしゃ改作かいさくにはエマーソンが協力きょうりょくした。また4さくの『バンプ・ン・グラインド』ではエマーソンがモーグ・シンセサイザーし、音色ねいろ設定せってい協力きょうりょくした。
    19. ^ 当時とうじジャクソン・ハイツはジャクソン以外いがいのメンバーが相次あいついで脱退だったいしたので活動かつどう不能ふのう状態じょうたいおちいっていた。
    20. ^ エヴリ・ウィッチ・ウェイは1971ねんはる解散かいさんした。
    21. ^ 「キース・エマーソン自伝じでん」(ISBN 978-4384057256)によると、エマーソンがモラーツからたのまれて、かれをジャクソンとデヴィソンに紹介しょうかいした。"Pictures of an Exhibitionist" (ISBN-13: 9-781904-034797) の120ページと121ページには、エマーソン・レイク・アンド・パーマーがロンドンのピカデリー・サーカスにあるパビリオンでコンサートをひらいたときに、モラーツがエマーソンの楽屋がくやしかけてジャクソンとデヴィソンの近況きんきょうたずねて、エマーソンを苛立いらだたせたという回想かいそうがあるが、エマーソンがモラーツをにん紹介しょうかいしたとはしるされてはいない。かれは、そのやく1ねんに、ジャクソンからの電話でんわで、二人ふたりがモラーツとトリオを形成けいせいしてトニー・ストラットン・スミスのカリスマ・レコード契約けいやくしたことをったという。
    22. ^ 2007ねん発表はっぴょうされたライブCD『ライヴ・イン・コンサート:ニューキャッスル・シティ・ホール・1974』では、ナイスの「ダイアモンド・ハード・ブルー・アップルズ・オブ・ザ・ムーン」がげられている。
    23. ^ ディスク1はエマーソン、ジャクソン、デヴィソンの演奏えんそうによるナイスのきょく収録しゅうろく。ディスク2はエマーソンのピアノ・ソロをきょくと、エマーソン、デイブ・キルミンスター(G, Vo)、フィル・ウィリアムス(B)、ピート・ライリー(D)の演奏えんそうによるELPのきょく収録しゅうろく。ディスク3はエマーソン、ジャクソン、デヴィソンのインタビューを収録しゅうろく
    24. ^ ラスト・ステージであった。
    25. ^ べつヴァージョンやアルバム収録しゅうろくのシングルなどが『オータム'67 – スプリング'68』に収録しゅうろくされた。
    26. ^ アルバム『少年しょうねんえきろうがくなんなり』の収録しゅうろくされた 「何処どこからたのだろう」「陽気ようきなフロイド」のぜんへんと「リトル・アラベラ」のなかあいだのリード・ボーカルを担当たんとうした。
    27. ^ べつヴァージョンやアルバム収録しゅうろくのシングル、発表はっぴょう音源おんげんなどが『ファイブ・ブリッジズ』『エレジー』『オータム'67 – スプリング'68』などに収録しゅうろくされた。

    出典しゅってん

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    34. ^ Discogs”. 2024ねん3がつ31にち閲覧えつらん

    引用いんよう文献ぶんけん

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    • Hanson, Martyn (2014). Hang on to a Dream: The Story of the Nice. London: Foruli Classics. ISBN 978-1-905792-61-0 

    参考さんこう文献ぶんけん

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    • 吉田よしだ弘和ひろかず 編集へんしゅう『エマーソン・レイク&パーマー: 衝撃しょうげきのロック・トリオでん新興しんこう楽譜がくふ出版しゅっぱんしゃ、1977ねんASIN B000J8VFP2 
    • キース・エマーソン『キース・エマーソン自伝じでん川本かわもとさとしたねわけ)、三修社さんしゅうしゃ、2013ねんISBN 978-4384057256 
    • 黒田くろだ史朗しろう『イエス』音楽之友社おんがくのともしゃ、1979ねん 

    関連かんれん項目こうもく

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    外部がいぶリンク

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