ヒメ目
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ヒメ
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ヒメ
分布 ・生態
[ヒメ
エソ
形態
[ヒメ
分類
[- ヒメ
亜 目 Synodontoidei(Aulopoidei) - 4
科 8属 からなり、78種 を含 む。Nelson(2006)の体系 ではBaldwin(1996)[4]およびSato(2002)[5]らの解析 結果 を踏 まえ、ナガアオメエソ属 が本目 の中 でもっとも原始 的 な一 群 であり、他 のヒメ目 魚類 の姉妹 群 であるとする見解 を採用 している[1]。- ナガアオメエソ
科 Paraulopidae - 1
属 10種 で、主 にインド太平洋 に分布 する底 生魚 の一群 である[1]。最大 で35cmほどに成長 し、背鰭 の鰭 条 数 は10-11本 [1]。- ナガアオメエソ
属 Paraulopus
- ナガアオメエソ
- ヒメ
科 Aulopidae - 2
属 10種 を含 み、Aulopus属 は大西 洋 、Hime属 は太平洋 に分布 する[1]。背鰭 の起 始 部 は体 の前方 にあり、鰭 条 数 は14-22本 。本科 はかつて単独 でヒメ亜 目 Aulopoidei を構成 していた。Hime属 の設置 を認 めず、Aulopus属 に含 める意見 もある[4]。 - ホタテエソ
科 Pseudotrichonotidae - 1
属 1種 で、ホタテエソ P. altivelis のみを含 む。背鰭 の鰭 条 数 は33本 で、脂 鰭 を欠 く。最大 長 は約 9 cm。- ホタテエソ
属 Pseudotrichonotus
- ホタテエソ
- エソ
科 Synodontidae - 2
亜 科 4属 57種 で構成 され、三 大洋 に幅広 く分布 する[1]。雌雄 異体 である。マエソ・ワニエソ・オキエソなどは練製品 の原料 として漁獲 対象 となる。
- ナガアオメエソ
- アオメエソ
亜 目 Chlorophthalmoidei - 5
科 12属 71種 。- オニアオメエソ
科 Bathysauroididae - オニアオメエソ B. gigas のみ、1
属 1種 。他 のグループとの関係 は不明瞭 なままで、暫定 的 にこの位置 に置 かれている[1]。- オニアオメエソ
属 Bathysauroides
- オニアオメエソ
- アオメエソ
科 Chlorophthalmidae 三 大洋 の深海 に分布 する底 生魚 で、2属 19種 を含 む[1]。眼 が大 きく、雌雄 同体 である。マルアオメエソなどの食用 種 を総称 して「メヒカリ」と呼 ぶこともある。- Bathysauropsidae
- 1
属 3種 。本属 はかつてチョウチンハダカ科 に含 められていたが、Nelson(2006)において単独 の科 とされた[1]。 - フデエソ
科 Notosudidae - 3
属 19種 からなり、北極 および南極 周囲 の寒冷 な海 に生息 する[1]。仔 魚 は上顎 に歯 をもち、ヒメ目 の他 の魚類 には見 られない特徴 となっている。 - チョウチンハダカ
科 Ipnopidae - 5
属 29種 を含 む。眼 が小 さく、板 状 の網膜 しか残 っていない種類 もある。イトヒキイワシ属 は胸 鰭 ・腹 鰭 ・尾鰭 が著 しく長 く伸 びる。
- オニアオメエソ
- ミズウオ
亜 目 Alepisauroidei - 4
科 22属 83種 で構成 される。かつて独立 の Enchodontidae亜 目 として分類 されていた白 亜紀 の絶滅 群 、Cimolichthyidae科 および Enchodontidae科 の2科 は、Nelson(2006)の体系 では本 亜 目 に含 められるようになった[1]。- デメエソ
科 Scopelarchidae - 4
属 17種 を含 み、北極 海 と地中海 を除 くすべての海 から知 られている[1]。眼 は大 きく管状 で、真上 を向 いている。舌 の上 に鉤 のついた強靭 な歯 をもつ。全身 に鱗 がある。 - ヤリエソ
科 Evermannellidae - 3
属 7種 を含 む。頭部 と体 には鱗 がない。眼 の大 きさはさまざまで、ほとんどの種類 は管状 になっている。 - ミズウオ
科 Alepisauridae - 2
属 3種 。鱗 を欠 く。ミズウオ属 の背鰭 は鰭 条 が非常 に長 く発達 する。キバハダカ属 は、以前 は独立 のキバハダカ科 Omosudidae として扱 われていた。 - ハダカエソ
科 Paralepididae - 13
属 56種 からなり、極 圏 を含 む全 海洋 を分布 範囲 とする[1]。背鰭 は体 幹 の中央 から起 始 し、臀 鰭 の基底 は長 い。ミズウオダマシ属 はかつてミズウオダマシ科 Anotopteridae として分類 されていた。
- デメエソ
- ボウエンギョ
亜 目 Giganturoidei - 2
科 2属 4種 で構成 される。シンカイエソ属 はかつて所属 したエソ科 から本 亜 目 に移動 され、単独 の科 とされた。- シンカイエソ
科 Bathysauridae - 1
属 2種 。頭部 は強 く縦 扁 し、平 べったくなっている。深海 で底 生 生活 をし、雌雄 同体 である。- シンカイエソ
属 Bathysaurus
- シンカイエソ
- ボウエンギョ
科 Giganturidae - 1
属 2種 を含 む。いずれも遊泳 性 の深海魚 で、眼球 が大 きく突出 した管状 眼 をもつ。胃 は伸縮 性 に富 み、大型 の獲物 を飲 み込 むことが可能 となっている。胸 鰭 の位置 が高 く、鰓 よりも上 にある。尾鰭 の下 側 の鰭 条 が長 く伸 びる。本科 魚類 は発生 機 序 に特徴 があり、前 上顎 骨 ・頭頂 骨 ・後 側 頭骨 などいくつかの骨格 を欠 く。- ボウエンギョ
属 Gigantura
- ボウエンギョ
- シンカイエソ
系統
[Davis and Fielitz(2010)による
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出典 ・脚注
[- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.214-223
- ^ a b 『
新版 魚 の分類 の図鑑 』 pp.72-73 - ^ 『Origin and Phylogenetic Interrelationships of Teleosts』 pp.144-145
- ^ a b Baldwin CC, Johnson GD (1996). Interrelationships of fishes. San Diego: Academic Press
- ^ Sato T, Nakabo T (2002). “Paraulopidae and Paraulopus, a new family and genus of aulopiform fishes with revised relationships within the order”. Ichthyol Res 49: 25-46.
- ^ Matthew P. Davis, Christopher Fielitz (2010). “Estimating divergence times of lizardfishes and their allies (Euteleostei: Aulopiformes) and the timing of deep-sea adaptations”. Molecular Phylogenetics and Evolution 57 (3): 1194–1208. doi:10.1016/j.ympev.2010.09.003.
参考 文献
[- Joseph S. Nelson 『Fishes of the World Fourth Edition』 Wiley & Sons, Inc. 2006
年 ISBN 0-471-25031-7 - Joseph S. Nelson, Hans-Peter Schultze, Mark V. H. Wilson 『Origin and Phylogenetic Interrelationships of Teleosts』 Verlag Dr. Friedrich Pfeil 2010
年 ISBN 978-3-89937-107-9 上野 輝 彌 ・坂本 一男 『新版 魚 の分類 の図鑑 』東海大学 出版 会 2005年 ISBN 978-4-486-01700-4岡村 収 ・尼 岡 邦夫 監修 『日本 の海水 魚 』山 と溪谷社 1997年 ISBN 4-635-09027-2
外部 リンク
[- FishBase‐ヒメ
目 (英語 ) - ヒメ
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