ブンミおじさんの森もり

ブンミおじさんの森もり
	ลุงบุญมีระลึกชาติ
監督かんとく	アピチャートポン・ウィーラセータクン
脚本きゃくほん	アピチャートポン・ウィーラセータクン
製作せいさく	アピチャートポン・ウィーラセータクン; サイモン・フィールド; キース・グリフィス; シャルル・ド・モー
出演しゅつえん者しゃ	タナパット・サイサイマー
撮影さつえい	サヨムプー・ムックディプローム
編集へんしゅう	リー・チャータメーティクン
配給はいきゅう	ムヴィオラ
公開こうかい	2010年ねん5月21日にち; （第だい63回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい）; 2010年ねん6月25日にち; 2010年ねん9月16日にち; （第だい35回かいトロント国際こくさい映画えいが祭さい）; 2011年ねん3月5日にち
上映じょうえい時間じかん	114分ふん
製作せいさく国こく	タイ; イギリス; フランス; ドイツ; スペイン
言語げんご	タイ語ご
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『ブンミおじさんの森もり』（原題げんだい・タイ語ご: ลุงบุญมีระลึกชาติ, 英語えいご: Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives）は、アピチャートポン・ウィーラセータクン監督かんとく・脚本きゃくほんによる2010年ねん公開こうかいのタイの映画えいがである。

あらすじ

タイ東北とうほく部ぶ。腎臓じんぞうの病やまいにより死しを前まえにしたブンミおじさん。後先あとさき長ながくないことを悟さとり、ある時とき死しんだブンミの妻つまの妹いもうと・ジェンとその息子むすこトンを自みずからの農園のうえんに呼よぶ。三さん人にんで食卓しょくたくを囲かこんでいると、突然とつぜん女性じょせいの幽霊ゆうれいが出現しゅつげんする。それこそが19年ねん前まえに亡なくなったブンミの妻つま・フエイだった。しばらくすると、今度こんどは長年ながねん行方ゆくえが分わからなくなっていたブンミの息子むすこ・ブンソンが姿すがたを変かえて現あらわれる。愛あいする者ものたちを取とり戻もどしたブンミは、4人にんで森もりの中なかに入はいっていく。

キャスト

評価ひょうか

第だい63回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいにおいて、タイ映画えいが史上しじょう初はじめてパルム・ドールを受賞じゅしょうした。受賞じゅしょうの理由りゆうについて審査しんさ委員いいん長ちょうのティム・バートンは「この映画えいがは私わたしが見みたこともない、ファンタジーの要素ようそがあり、それは美うつくしく、奇妙きみょうな夢ゆめを見みているようだった」と述のべた^[1]。

受賞じゅしょう・ノミネート

映画えいが祭さい・賞しょう	部門ぶもん	候補こうほ	結果けっか
カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい	パルム・ドール	アピチャートポン・ウィーラセータクン	受賞じゅしょう
インディペンデント・スピリット賞しょう	外国がいこく映画えいが賞しょう	アピチャートポン・ウィーラセータクン	ノミネート
セントルイス映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	Moving the Medium Forward		ノミネート
トロント映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	作品さくひん賞しょう		次点じてん
トロント映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	外国がいこく映画えいが賞しょう		受賞じゅしょう
ロンドン映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	監督かんとく賞しょう	アピチャートポン・ウィーラセータクン	ノミネート
ロンドン映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	外国がいこく映画えいが賞しょう		ノミネート

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ “カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい、ティム・バートンの審査しんさ委員いいん長ちょうの選考せんこうポイントは「ファンタジー要素ようそ」【第だい63回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい】”. シネマトゥデイ. (2010年ねん5月がつ24日にち) 2010年ねん12月23日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

ポータル映画えいが
プロジェクト映画えいが

ブンミおじさん (@uncle_boonmee) - X（旧きゅうTwitter）
ブンミおじさんの森もり - allcinema
ブンミおじさんの森もり - KINENOTE
ลุงบุญมีระลึกชาติ - オールムービー（英語えいご）
ลุงบุญมีระลึกชาติ - IMDb（英語えいご）

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[1] “カンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい、ティム・バートンの審査しんさ委員いいん長ちょうの選考せんこうポイントは「ファンタジー要素ようそ」【第だい63回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい】”. シネマトゥデイ. (2010年ねん5月がつ24日にち) 2010年ねん12月23日にち閲覧えつらん。

[1]

表ひょう話はなし編へん歴れきパルム・ドール受賞じゅしょう作品さくひん
1939–1960	大平おおひら原げん（1939）もだえ（1946）失うしなわれた週末しゅうまつ（1946）地球ちきゅうは赤あかくなる（1946）逢びき（1946）マリア・カンデラリア（1946）下層かそう都市とし（1946）偉大いだいな転換てんかん（1946）田園でんえん交響楽こうきょうがく（1946）最後さいごのチャンス（1946）翼つばさのない男おとこたち（1946）無む防備ぼうび都市とし（1946）第だい三さんの男おとこ（1949）令嬢れいじょうジュリー（1951）ミラノの奇蹟きせき（1951）オーソン・ウェルズのオセロ（1952） 2ペンスの希望きぼう（1952）恐怖きょうふの報酬ほうしゅう（1953）地獄じごく門もん（1954）マーティ（1955）沈黙ちんもくの世界せかい（1956）友情ゆうじょうある説得せっとく（1957）戦争せんそうと貞操ていそう（1958）黒くろいオルフェ（1959）甘あまい生活せいかつ（1960）
1961–1980	かくも長ながき不在ふざい（1961）ビリディアナ（1961）サンタ・バルバラの誓ちかい（1962）山猫やまねこ（1963）シェルブールの雨傘あまがさ（1964）ナック（1965）男おとこと女おんな（1966）蜜みつがいっぱい（1966）欲望よくぼう（1967） If もしも....（1969） M★A★S★H マッシュ（1970）恋こい（1971）労働ろうどう者しゃ階級かいきゅうは天国てんごくに入はいる（1972）黒くろい砂漠さばく（1972）雇やとい人にん（1973）スケアクロウ（1973）カンバセーション…盗聴とうちょう…（1974）小ちいさな火ひの歴史れきし（1975）タクシードライバー（1976）父ちちパードレ・パドローネ（1977）木靴きぐつの樹き（1978）地獄じごくの黙示録もくしろく（1979）ブリキの太鼓たいこ（1979）オール・ザット・ジャズ（1980）影武者かげむしゃ（1980）
1981–2000	鉄てつの男おとこ（1981）ミッシング（1982）路みち（1982）楢山節考ならやまぶしこう（1983）パリ、テキサス（1984）パパは、出張しゅっちょう中ちゅう!（1985）ミッション（1986）悪魔あくまの陽ひの下したに（1987）ペレ（1988）セックスと嘘うそとビデオテープ（1989）ワイルド・アット・ハート（1990）バートン・フィンク（1991）愛あいの風景ふうけい（1992）さらば、わが愛あい/覇王はおう別べつ姫ひめ（1993）ピアノ・レッスン（1993）パルプ・フィクション（1994）アンダーグラウンド（1995）秘密ひみつと嘘うそ（1996）桜桃おうとうの味あじ（1997）うなぎ（1997）永遠えいえんと一いち日にち（1998）ロゼッタ（1999）ダンサー・イン・ザ・ダーク（2000）
2001–2020	息子むすこの部屋へや（2001）戦場せんじょうのピアニスト（2002）エレファント（2003）華氏かし911（2004）ある子供こども（2005）麦むぎの穂ほをゆらす風かぜ（2006） 4ヶ月かげつ、3週しゅうと2日にち（2007）パリ20区く、僕ぼくたちのクラス（2008）白しろいリボン（2009）ブンミおじさんの森もり（2010）ツリー・オブ・ライフ（2011）愛あい、アムール（2012）アデル、ブルーは熱あつい色いろ（2013）雪ゆきの轍わだち（2014）ディーパンの闘たたかい（2015）わたしは、ダニエル・ブレイク（2016）ザ・スクエア思おもいやりの聖域せいいき（2017）万引まんびき家族かぞく（2018）パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2019）
2021–2040	TITANE/チタン（2021）逆転ぎゃくてんのトライアングル (2022) 落下らっかの解剖かいぼう学がく (2023)
カテゴリ

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2000年代ねんだい	シティ・オブ・ゴッド（2003） HERO（2004）世界せかい（2005）ある子供こども（2006） 4ヶ月かげつ、3週しゅうと2日にち（2007）ぼくのエリ 200歳さいの少女しょうじょ（2008）白しろいリボン（2009）
2010年代ねんだい	ブンミおじさんの森もり（2010）ミステリーズ運命うんめいのリスボン（2011）愛あい、アムール（2012）罪つみの手てざわり（2013）フレンチアルプスで起おきたこと（2014）あの日ひのように抱だきしめて（2015）ありがとう、トニ・エルドマン（2016）ザ・スクエア思おもいやりの聖域せいいき（2017）バーニング（2018）パラサイト半地はんじ下かの家族かぞく（2019）
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