プリピャチ川がわ

プリピャチ川がわ
プリピャチ川がわ
水系すいけい	ドニエプル川がわ
延長えんちょう	710 km
河口かこう・合流ごうりゅう先さき	ドニエプル川がわ
流域りゅういき	ウクライナ、ベラルーシ

プリピャチ川がわ（プリピャチがわ、ベラルーシ語ご:Прыпяцьプルィーピャチ；ウクライナ語ご:Прип'ятьプルィーピヤチ；ロシア語ご:Припятьプリーピャチ）は、ベラルーシからウクライナへと流ながれている川かわである。ドニエプル川がわの支流しりゅうの1つであり、チョルノブィリ下流かりゅうでドニエプル川がわ（キエフ貯水ちょすい湖こ）に合流ごうりゅうする。川かわの周辺しゅうへんは大だい規模きぼな湿地しっち帯おび（プリピャチ湿地しっち、ピンスク湿地しっち）が形成けいせいされている。

流域りゅういきは主おもにベラルーシであり、ベラルーシとウクライナの間あいだに広ひろがる湿地しっちの多おおいポリーシャ地方ちほうの主要しゅような河川かせんである。

流域りゅういきに湖みずうみ、沼地ぬまち、泥炭でいたん地ち、砂丘さきゅう、湿潤しつじゅん草地くさち、河畔かはん林りんが多おおく、川かわとその周辺しゅうへんにはヨーロッパウナギ、ムジナモ、コチョウザメ、ハシボソヨシキリ、カリガネ、オグロシギ、エリマキシギ、メジロガモなどが生息せいそくしている。上流じょうりゅう部ぶのウクライナ領内りょうないのプリピャチ川がわ氾濫はんらん原ばらとベラルーシのプリピャチ川がわ・ストィル川がわのプロストィリ氾濫はんらん原ばら、中流ちゅうりゅう部ぶのベラルーシ領内りょうないの国立こくりつ風景ふうけい保護ほご区くおよびプリピャチ国立こくりつ公園こうえんはラムサール条約じょうやく登録とうろく地ちである。

チェルノブイリ原子力げんしりょく発電はつでん所しょのすぐ近ちかくを流ながれており、1986年ねんに同どう発電はつでん所しょで起おこった事故じこより汚染おせんされた。

外部がいぶリンク

• International cooperation - Прип'ять-Стохід

流ながれ路ろ図ず。ウクライナからベラルーシに入はいった後のち、またウクライナに入はいり、ドニエプル川がわと合流ごうりゅうする。