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マギー司郎しろう

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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
マギー司郎しろう
本名ほんみょう 野澤のざわ 司郎しろう
生年月日せいねんがっぴ (1946-03-17) 1946年ねん3月17日にち（78歳さい）
出身しゅっしん地ち 日本の旗 日本にっぽん・茨城いばらき県けん真壁まかべ郡ぐん下館しもだて町まち（現げん・筑西市し）
血液けつえき型がた A型がた
言語げんご 日本語にほんご
方言ほうげん 茨城いばらき弁べん
師匠ししょう マギー信沢のぶさわ
芸風げいふう マジック
事務所じむしょ オフィス樹木じゅもく
活動かつどう時期じき 1966年ねん -
配偶はいぐう者しゃ なし（離婚りこん歴れきあり）
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マギー司郎しろう（マギーしろう、1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）3月17日にち - ）は、日本にっぽんの手品てじな師し、タレント。日本にっぽん奇術きじゅつ協会きょうかい相談役そうだんやく。本名ほんみょう：野澤のざわ 司郎しろう（のざわ しろう）[1]。

茨城いばらき県けん真壁まかべ郡ぐん下館しもだて町まち（現げん・筑西市し）出身しゅっしん。オフィス樹木じゅもく所属しょぞく。

来歴らいれき

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人物じんぶつ

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9人にんきょうだい（兄弟きょうだい姉妹しまいの構成こうせいについては不明ふめい）の7番目ばんめとして育そだつ[1]。16歳さいで上京じょうきょうしてから長ながい間あいだ故郷こきょうには戻もどらず、母親ははおやに連絡れんらくすることもなかった[1]。35歳さいの時とき、テレビ番組ばんぐみ『小川おがわ宏ひろしショー』に出演しゅつえんすると、白内障はくないしょうで入院にゅういん中ちゅうだった母親ははおやからテレビ局てれびきょくに連絡れんらくが来きて、後日ごじつ故郷こきょうの病院びょういんを訪たずねて約やく20年ねんぶりに母親ははおやと再会さいかいした[1]。

私生活しせいかつでは2度ど結婚けっこんと離婚りこんをしており、現在げんざいは独身どくしん。本人ほんにんは後年こうねん、「結婚けっこんしていた30代だい後半こうはん（1度目どめか2度目どめかは不明ふめい）の頃ころ、3年ねんくらい家いえに帰かえらなかった。その間あいだ麻雀まーじゃんやったり、僕ぼくは酒さけ飲のめないけど飲のみの席せきでみんなと騒さわいだりしていた。僕ぼくは結婚けっこん生活せいかつに向むかないんだと思おもう」と語かたったことがある[1]。

芸風げいふう

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メガネに口くちヒゲ・黄色きいろい燕尾服えんびふくの風貌ふうぼうで、飄々ひょうひょうとした茨城いばらき弁べんによる客きゃくいじりで煙けむに巻まくスタイル。

何なにが起おこるかを先さきに明あかすネタばらしから始はじまる変則へんそく派はで、「縦縞たてじまのハンカチを横縞よこじまにする」[注釈ちゅうしゃく 1]、「麦茶むぎちゃを烏龍茶うーろんちゃにする」、「コシヒカリをササニシキに変かえる」[注釈ちゅうしゃく 2]などのインチキ手品てじなを行おこないつつ、「うちの近所きんじょの八百屋やおやのおかみさんに評判ひょうばんなんだけど、」「板橋いたばしに○○って飲のみ屋やがあるの知しってる?そこに週しゅう5回かい通かよう、常連じょうれんの○○って人ひと知しってる?その人ひとが大好だいすきなマジック、今いまからやるから」などのトークで繋つなぎ、最後さいごは正統せいとう派はマジックに戻もどって高座こうざを締しめる。

「これはデパート行いけば売うってますからね」、「ハンカチが繋つながるまでに、二日ふつかかかるのよ。ずーっと二に日にち待まちますか？今日きょうは特別とくべつに2日にち前まえにやったものをお見みせしますからね」、「（ボールやカードの色いろを変かえる手品てじなで）赤あか?…赤あかは先週せんしゅうで終おわっちゃったのよ」、「こうやって破やぶいた紙かみが……つながらないってのは知しってるよね？」、「1000円えんを2000円えんにするには2000円えんないとできませんからね」などとギャグを挟はさみ、笑わらいを取とる。これという時ときには、最初さいしょから正統せいとう派はマジックを見みせる場合ばあいもある。

また、先さきに挙あげたインチキ手品てじなを行おこなうと思おもわせながら、「ここに金魚きんぎょの入はいった水槽すいそうがあります。この水槽すいそうに、手品てじな用ようのピンク色ぴんくいろのハンカチを被かぶせます」と言いいつつ、「すると…このピンク色ぴんくいろのハンカチの向むこうにうっすらと金魚きんぎょが見みえるでしょ?このうっすらと見みえるのが…僕ぼく大好だいすきなの…」と、おとぼけの類るいを披露ひろうすることも少すくなくない。

助手じょしゅを伴ともなう際さいには『移動いどうマジック』と称しょうし、客きゃくに箱はこの中身なかみを見みせぬまま、中身なかみが移動いどうしたかどうかを助手じょしゅだけに証言しょうげんさせ、さらに元もとに戻もどしてから客きゃくに確認かくにんさせるなどの掛かけ合あいも見みせる。

エピソード

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手品てじなとの出会であい

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16歳さいの時ときに家出いえでして上京じょうきょうした後のち、20歳さい頃ごろになると池袋いけぶくろの安やすアパートで暮くらしながら、夜よるにバーやキャバレーで働はたらいた[1]。給料きゅうりょうは月つき1万まん円えん（当時とうじ）でアパートの家賃やちんは4500円えんだったが、晩ばん飯めしは仕事場しごとばで食たべさせてもらえたため、何なにとか食たべていけたという[1]。

昼間ひるまは時間じかんに余裕よゆうがあったため、上野うえのの鈴本すずもと演芸えんげい場じょうに足あしを運はこんで、趣味しゅみとして奇術きじゅつ師し・アダチ龍光りゅうこうのマジックを見みるなどしていた[1]。ある雑誌ざっしで日本にっぽん奇術きじゅつ連盟れんめいの「あなたもプロのマジシャンになりませんか？」という広告こうこくを見みて手品てじなに興味きょうみを持もち、その教室きょうしつに週しゅうに数すう回かい通かよって習ならい始はじめた[1]。教室きょうしつに行いくたび講師こうしから買かわされる手品てじな道具どうぐで自宅じたくが徐々じょじょに埋うまっていくのを見みながら、「マジックで食たべていけたらなぁ」と思おもうようになった[1]。

ある程度ていど手品てじなのネタを身みに着つけた後のち、いくつかの芸能げいのう社しゃ（今いまで言いう芸能げいのうプロダクションのような所ところ）に電話でんわで自分じぶんを売うり込こみ、巣鴨すがもにあった芸能げいのう社しゃに訪おとずれて手品てじなを披露ひろうして合格ごうかく[1]。芸能げいのう活動かつどうを始はじめるにあたり、その芸能げいのう社しゃから「本名ほんみょうではちょっと堅かたい」との理由りゆうにより、「ジミー司し」の芸名げいめいをもらった[1]。

下積したづみ時代じだい

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芸能げいのう社しゃ経由けいゆで初はじめて仕事しごとの依頼いらいを受うけ、京浜急行けいひんきゅうこうの生麦なまむぎ駅えき前まえにあった『生麦なまむぎミュージック劇場げきじょう』に向むかい、着ついてからそこがストリップ劇場げきじょうだと知しった[注釈ちゅうしゃく 3]。踊おどり子このショーとショーの合間あいまの20分ふんが持もち時間じかんで、基本きほんは1日にち4ステージで、劇場げきじょうが深夜しんやまで営業えいぎょうする金曜きんようと土曜どようは1日にち6ステージだった[1]。

当初とうしょはハトを出だすような派手はでな手品てじなに憧あこがれていたが、短期間たんきかんで「僕ぼくにはカッコいい手品てじな師しにはなれないな」と挫折ざせつし、カードネタなどの地味じみなネタを模索もさくし始はじめた[1]。また、ストリップ劇場げきじょうの客きゃくたちは踊おどり子こ目当めあてなため、舞台ぶたいに登場とうじょうするたび「すみませんね、20分ふんで終おわりますから」と客席きゃくせきに謝あやまってから手品てじなをするようになった[1]。その後ごの司郎しろうの控ひかえめな芸風げいふうは、この時期じきに芽生めばえたものである[注釈ちゅうしゃく 4]。

ストリップ劇場げきじょうなどの興行こうぎょうは1つの依頼いらいにつき、5～10日間にちかんとまちまちで東京とうきょうだけでなく地方ちほうも色々いろいろと周しゅうった[1]。当初とうしょの日当にっとうは1日にち1000円えんで1か月げつ働はたらくと3万まん円えんほどになり[注釈ちゅうしゃく 5]、このような下積したづみ時代じだいは30代だい前半ぜんはんまで続つづいた[注釈ちゅうしゃく 6]。

周まわりからの評価ひょうかなど

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一番いちばん弟子でしのマギー隆司たかしからは、「基本きほん的てきに真面目まじめで謙虚けんきょな方ほうです。世間せけんから見みたらボケがかわいく映うつると思おもいますが、本人ほんにんはいつも一生懸命いっしょうけんめいなんです」と評ひょうされている[1]。

三さん番ばん弟子でしのマギー審しん司しからは、「子供こどもの頃ころから見みていた『笑わらい点てん』に師匠ししょうがゲスト出演しゅつえんすると、田舎いなか訛なまりも温あたたかい感かんじがして、芸げい以上いじょうに師匠ししょうの人柄ひとがらにどんどん引ひき込こまれました。その後ご弟子でし入いりして30年ねん経たちますが、僕ぼくは子供こどもの頃ころからずっとマギー司郎しろうのファンなんだなって思おもいますね。両親りょうしんはもう亡なくなりましたが、僕ぼくにとっては師匠ししょうは“親おや”でもあります」と言いわれている[1]。

『笑わらい点てん』のプロデューサーで、ユニオン映画えいが社しゃ顧問こもんの飯田いいだ達哉たつやは、司郎しろうのマジックの魅力みりょくについて以下いかのように語かたっている。「ネタをされる時ときの、あの素朴そぼくなイントネーションに引ひき込こまれる。マジックのネタも分わかりやすくコミカルで、見みていて安心あんしん感かんがある。それまでのプロのマジックは、基本きほん的てきにマジシャンは喋しゃべらないでネタだけをやる芸能げいのうでした。マギーさんとナポレオンズさんが、“おしゃべりマジック”というジャンルを開拓かいたくされたと思おもいます」[1]。

その他たエピソード

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  • 座右ざゆうの銘めいは「自分じぶんの弱点じゃくてんは武器ぶきになる。弱点じゃくてんをさらけ出だせば人ひとは強つよくなれる」、「芸人げいにんは犯罪はんざいでなければ何なにをしたって構かまわない」。
  • 都下とかに複数ふくすうのアパートを借かり、その日ひの気分きぶんや都合つごうに応おうじて泊とまり分わけている。各々おのおの固定こてい電話でんわがなく携帯けいたい電話でんわも持もっていないため、連絡れんらくを取とるには出先でさきに赴おもむくか、アパートを順じゅんに訪たずねるしかない。また、2024年ねん現在げんざい、これまでの弟子でしたちは師匠ししょうの家いえを訪おとずれたことがなく、そもそも住すんでいる場所ばしょも知しらない[注釈ちゅうしゃく 7]。
  • 20歳さい頃ごろに通かよっていた日本にっぽん奇術きじゅつ連盟れんめいの手品てじな教室きょうしつには、後ごのMr.マリックや初代しょだい・引田ひきた天たかし功いさおも当時とうじ生徒せいととして手品てじなを習ならっていたという[1]。
  • 駆かけ出だしの頃ころネタがなかなか受うけず、「僕ぼくも大変たいへんなのよ…」、「僕ぼくマジックが上手うまく出来できないんですよねぇ」と呟つぶやいたら受うけたため、手品てじなと共ともに客きゃくいじりを工夫くふうをするようになった。
  • 1966年ねんから10年ねん以上いじょう、全国ぜんこくのストリップ劇場げきじょうを回かいわる下積したづみ時代じだいが続つづき、臨機応変りんきおうへんの話術わじゅつが磨みがかれた。当時とうじのギャラは10日とおか間あいだで7000円えん[3]。
  • NHK『課外かがい授業じゅぎょうようこそ先輩せんぱい』に出演しゅつえんした際さい、「“自分じぶんのだめなところ”を敢あえて口くちに出だしつつ、マジックを披露ひろうすること」を後輩こうはいに課題かだいとして与あたえ、それを実践じっせんした子供こども達たちを大おおいに褒ほめた。同どう番組ばんぐみは日本にっぽん賞しょう・最優秀さいゆうしゅう番組ばんぐみ賞しょうを受賞じゅしょうした。
  • 1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）、神奈川かながわ県けんのある劇場げきじょうで手動しゅどう式しきの印刷いんさつ機きに入いれた白しろい紙かみを一いち万まん円えん札さつに変かえるマジックを行おこなった際さい、客きゃくの誰だれかが偽札にせさつを作つくっている男おとこがいると警察けいさつに通報つうほう、駆かけつけた警察官けいさつかんに事情じじょうを話はなすと警官けいかんはぶつぶつ言いいながら帰かえっていった[4]。同おなじマジックを別べつの場所ばしょでしたときには宿泊しゅくはく先さきの仲居なかいが夜中よなかに訪たずねてきて、真剣しんけんな顔かおで白しろい紙かみの束たばを差さし出だしてきて「これに一いち万まん円えん札さつを印刷いんさつして下ください」と言いってきたこともあった[4]。
  • 全国ぜんこく銀行ぎんこう協会きょうかい（JBA）の『マギー司郎しろうが教おしえる金融きんゆう犯罪はんざいのタネと仕掛しかけ』という小しょう冊子さっしに登場とうじょう、オレオレ詐欺さぎ、銀行ぎんこう口座こうざ売買ばいばい等とうの金融きんゆう犯罪はんざいの手口てぐち、防止ぼうし策さくの説明せつめいと、おまけの手品てじな2種類しゅるいを披露ひろうしている。
  • ビートたけしより先輩せんぱいで歳としも上うえなのだが、毎回まいかい共演きょうえんするとぞんざいな扱あつかいを受うけている。
  • ノブ&フッキーのフッキーのモノマネレパートリーの1人ひとりでもある。
  • 茨城いばらき県けん鹿嶋かしま市しに住すんでいる妹いもうとが『昼ひるめし旅たび 〜あなたのご飯はん見みせてください!〜』に偶然ぐうぜん出演しゅつえんしたことがある。
  • マジシャンとしては国民こくみん的てき人気にんきを誇ほこり、演芸えんげいバラエティ番組ばんぐみ『笑わらい点てん』（日本にほんテレビ系けい）のゲスト出演しゅつえん頻度ひんどがトップクラスで、同おなじくマジシャンのナポレオンズと双璧そうへきとされる[1]（ただし正確せいかくな出演しゅつえん回数かいすうは不明ふめい）。

マギー一門いちもん

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→詳細しょうさいは「マギー一門いちもん」を参照さんしょう

マギーは、普段ふだんから弟子でしたちを“くん”付つけで呼称こしょうしている[1]。現在げんざいは10人にんの弟子でしを抱かかえている（2024年ねん3月がつ時点じてん）[1]。

  • マギー信沢のぶさわ - 司郎しろう、瑠美るみの師匠ししょう
    • マギー司郎しろう
      • マギー隆司たかし - 1983年ねんに弟子でし入いりした最初さいしょの弟子でし
      • 青木あおき和彦かずひこ - 2番目ばんめの弟子でしだが、現在げんざいは手品てじな師しではなく俳優はいゆうとして活動かつどうしている。
      • マギー審しん司し - 3番目ばんめの弟子でし、マセキ芸能げいのう社しゃ所属しょぞく。マギー一門いちもんの中なかでもテレビ番組ばんぐみなどのメディア出演しゅつえんが多おおく、司郎しろうとの共演きょうえんも多おおい。マギー一門いちもんの中なかでも、喋しゃべり方かたやネタなどの司郎しろうのスタイルを正当せいとうに踏襲とうしゅうしている。
      • マギー勝司しょうじ - 4番目ばんめの弟子でし
      • マギー裕ひろし基もと - 5番目ばんめの弟子でし
      • マギー隆史たかし - 6番目ばんめの弟子でし、現在げんざいはオフィス樹木じゅもくのウェブサイトの『マギー一門いちもん系図けいず』から外はずされている
      • マギー塁るい - 7番目ばんめの弟子でし、兄弟子あにでしの隆司たかしの弟子でし入いりよりも後ごの1984年ねん生うまれ
      • マギー布野ふの - 8番目ばんめの弟子でし
      • マギー直樹なおき - 9番目ばんめの弟子でし、ホリプロコム所属しょぞく
      • マギー憲司けんじ - 10番目ばんめの弟子でし
      • マギー幸人ゆきと - 11番目ばんめの弟子でし
      • マギー夏樹なつき - 12番目ばんめの弟子でし
      • マギー利博としひろ - 13番目ばんめの弟子でし
      • マギー恵太けいた - 14番目ばんめの弟子でし
    • マギー瑠美るみ - 妹いもうと弟子でし

受賞じゅしょう歴れき

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テレビ出演しゅつえん

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情報じょうほう・バラエティ番組ばんぐみ

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テレビドラマ

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映画えいが出演しゅつえん

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ラジオ出演しゅつえん

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CM出演しゅつえん

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PV出演しゅつえん

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書籍しょせき

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関連かんれん人物じんぶつ

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脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 具体ぐたい的てきには、「ここに縦縞たてじまのハンカチがあります。表ひょうも裏うらも縦縞たてじまです。この縦縞たてじまのハンカチを手ての中なかに入いれて、軽かるく揉もむんですよ。そうするとこれが一瞬いっしゅんにして横縞よこじまになるんですよ」というもの[1]
  2. ^ コカ・コーラを入いれたコップの上うえからハンカチをかけて、「ハイ、ペプシコーラに変かわりました」というネタや、同おなじようにササニシキを入いれたお椀わんにハンカチをかけて「今いま、コシヒカリに変かわったの分わかります？」と客席きゃくせきに聞きくというネタもある[1]
  3. ^ 東京とうきょうには当時とうじ、現在げんざいの芸能げいのう事務所じむしょ主催しゅさいのお笑わらいスクールなどはなく、お笑わらい芸人げいにんはネタ見みせの修行しゅぎょうの場ばとしてストリップ劇場げきじょうや温泉おんせん場じょうで披露ひろうすることがよくあったという。例れいとしてツービートは浅草あさくさロック座ざで修行しゅぎょうし、渋谷しぶやの道頓堀どうとんぼり劇場げきじょうからはコント・レオナルドやコント赤信号あかしんごうが誕生たんじょうした。司郎しろうによると「東京とうきょうのストリップ劇場げきじょう育そだちの芸人げいにんはエリート。僕ぼくはストリップ劇場げきじょうより、温泉おんせん場じょうの小屋こやの方ほうが多おおかった」と回想かいそうしている[1]
  4. ^ 本人ほんにんは後年こうねん、「お客きゃくさんは夜よる遅おそくになると、僕ぼくがネタをやる時ときに半分はんぶん以上いじょうの人ひとが寝ねていることもあった。だから起おこさないようにやる芸げいも覚おぼえ、起おきている人ひとだけに向むけてそっと芸げいを見みせて持もち時間じかんを使つかい切きることもあった。ストリップ劇場げきじょうや温泉おんせん場じょうの舞台ぶたいは、お客きゃくさんに対たいする気遣きづかいを僕ぼくに教おしえてくれた。今いまとなっては、「僕ぼくはカッコいい手品てじな師しになれない」と早はやめに挫折ざせつしたのが良よかったかなと思おもいますね」と述懐じゅっかいしている[1]
  5. ^ 芸能げいのう社しゃとの契約けいやくで、受うけ取とったギャラの中なかから仕事しごとの紹介しょうかい料りょうの20％を旅先たびさきの郵便ゆうびん局きょくから現金げんきん書留かきとめで送おくったとのこと。
  6. ^ 本人ほんにんによると、「ストリップ劇場げきじょうで仕事しごとを初はじめてからしばらくは、楽屋がくやで踊おどり子こさんたちがみんな素すっ裸ぱだかで過すごしてたからビックリしていた。だけど、食たべ物ものは楽屋がくやにたくさんあって不自由ふじゆうしなかったし、楽屋がくやで寝ねたりできたので宿やどにも困こまらなかった。女おんなの人ひとばかりの“姉妹しまい”の家いえに、“末すえっ子こ”の自分じぶんがひとり交まじったという感かんじで、大だい家族かぞく的てきな雰囲気ふんいきで楽たのしかったですね。ストリップ劇場げきじょうでの暮くらしは、僕ぼくの青春せいしゅん時代じだいでしたね」と回想かいそうしている[1]
  7. ^ これについて本人ほんにんは、「下積したづみ時代じだいに色々いろいろなストリップ劇場げきじょうの楽屋がくやで約やく15年間ねんかんも寝起ねおきしていた僕ぼくは、寝起ねおきするのに布団ふとんだけあれば良よくて、住すむ家いえには無頓着むとんじゃくだったんです。一番いちばん弟子でしの隆司たかしが弟子でし入いりした頃ころ、僕ぼくは4畳じょう半はんの部屋へやに住すんでいた。師匠ししょうと呼よばれる存在そんざいになったのに『弟子でしをここに連つれてくるのは恥はずかしいな』と思おもってね。でも数日すうじつ後ご、“弟子でしが師匠ししょうの家いえを知しらないっていうのは、ある意味いみ面白おもしろいんじゃないか”と思おもって、以来いらい他たの弟子でしも誰だれ一人ひとり連つれてきたことはいないんです」と理由りゆうを語かたっている[1]。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah 『週刊しゅうかん女性じょせい』2024年ねん4月がつ9日にち号ごう.
  2. ^ a b c d MOOK『笑わらい点てん五ご〇年ねん史し 1966-2016』155ページ
  3. ^ “ストリップ劇場げきじょう回まわりは日給にっきゅう千せん円えん。芸能げいのうプロに3割わり取とられ…”. 日刊にっかんゲンダイ (2020年ねん8月がつ28日にち). 2020年ねん9月がつ6日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b フジテレビトリビア普及ふきゅう委員いいん会かい『トリビアの泉いずみ〜へぇの本ほん〜 15』講談社こうだんしゃ、2006年ねん。 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 「人間にんげんドキュメント「笑わらわせたい 笑わらってもらいたい～マギー司郎しろう」」『週刊しゅうかん女性じょせい』2024年ねん4月がつ9日にち号ごう、主婦しゅふと生活社せいかつしゃ、2024年ねん3月がつ26日にち、36-42頁ぺーじ、JAN 4910203620447。 

外部がいぶリンク

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