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ミカ・ワルタリ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
ミカ・ワルタリ
Mika Waltari
壮年そうねん期きのミカ・ワルタリ
誕生たんじょう Mika Toimi Waltari
1908年ねん9月19日にち
フィンランド大公国の旗 フィンランド大公たいこう国こく
ウーシマー州しゅう ヘルシンキ
死没しぼつ (1979-08-26) 1979年ねん8月がつ26日にち（70歳さい没ぼつ）
 フィンランド
ウーシマー州しゅうヘルシンキ
職業しょくぎょう 作家さっか、脚本きゃくほん家か、翻訳ほんやく家か、ジャーナリスト
言語げんご フィンランド語ご
国籍こくせき  フィンランド
教育きょういく 名誉めいよ博士はかせ号ごう (トゥルク大学だいがく)
最終さいしゅう学歴がくれき ヘルシンキ大学だいがく
活動かつどう期間きかん 1925年ねん-?
ジャンル 歴史れきし小説しょうせつ
推理すいり小説しょうせつ
戯曲ぎきょく
脚本きゃくほん
ノンフィクション
批評ひひょう
書評しょひょう
コラム
文学ぶんがく活動かつどう 自由じゆう主義しゅぎ文学ぶんがく運動うんどう（Tulenkantajat（英語えいご） のちに右傾うけい化か）
代表だいひょう作さく Sinuhe egyptiläinen
デビュー作さく Suuri illusioni
子供こども サトゥ・ワルタリ
署名しょめい
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ミカ・トイミ・ワルタリ（芬: Mika Toimi Waltari, ミッカ・ワルタリとも, 1908年ねん9月19日にち - 1979年ねん8月がつ26日にち）は、フィンランドの作家さっか。歴史れきし小説しょうせつ『エジプト人じん』[1]でよく知しられている。

経歴けいれき[編集へんしゅう]

ヘルシンキに生うまれ、5歳さいでルター派はの宣教師せんきょうしであった父親ちちおやと死別しべつする。子こども時代じだいにフィンランド内戦ないせんの目撃もくげき者しゃとなった。後のちに母親ははおやの希望きぼうによりヘルシンキ大学だいがく神学しんがく部ぶに進すすむが、間まもなく神学しんがくを捨すて哲学てつがく、美学びがく、文学ぶんがくを専攻せんこうして同学どうがくを1929年ねんに卒業そつぎょう。

学生がくせい時代じだいから詩しや物語ものがたりを執筆しっぴつしてはさまざまな雑誌ざっしに投稿とうこうしており、最初さいしょの小説しょうせつは1925年ねんに刊行かんこうされた。1927年ねん、パリにおもむくと長編ちょうへん小説しょうせつ第だい1号ごう "Suuri illusioni" （“The Grand Illusion” ― 遥はるかなる私わたしの想おもい）を執筆しっぴつした。これはボヘミアンの生活せいかつを描えがいたもので、いわばアメリカの作家さっか群ぐん「失うしなわれた世代せだい」の作品さくひんのフィンランド版ばんである。しばらくの間あいだ、自由じゆう主義しゅぎの文学ぶんがく運動うんどうTulenkantajatに加くわわり、やがて政治せいじ的てき社会しゃかい的てきな見方みかたはかなり右傾うけいしていく。1931年ねんに結婚けっこんするとひとり娘むすめのサトゥ（wikidata）を授さずかる。サトゥは長ながじて小説しょうせつの道みちに進すすんでいる。

1930年代ねんだいと40年代ねんだいを通とおして、ワルタリはジャーナリスト、批評ひひょう家かとして何なにかにとりつかれたかのように働はたらき、新聞しんぶんや雑誌ざっしに執筆しっぴつする傍かたわら、取材しゅざいのためヨーロッパ中ちゅうへ足あしを運はこんだ。この時期じきには文学ぶんがくにとらわれず、いとも軽々かるがるとジャンルの枠わくをまたいで数すう多おおくの作品さくひんを上梓じょうしした。

ハードな仕事しごとぶりから不眠症ふみんしょうとうつ病びょうに苦くるしみ、アルコール依存いぞんが進すすむとしばしば入院にゅういん加療かりょうが必要ひつようなほどこじらせている。ワルタリは自みずからの作品さくひんの質しつを批評ひひょう家かに実証じっしょうしてみせるという意図いともあって、文学ぶんがくの公募こうぼ賞しょうにも積極せっきょく的てきに筆名ひつめいで投稿とうこうし、しばしば入賞にゅうしょうしてみせた[注釈ちゅうしゃく 1]。もっぱら歴史れきし小説しょうせつで知しられる作家さっかだが実じつは推理すいり小説しょうせつも書かき、一連いちれんの公募こうぼ展てん投稿とうこう作さくの1つで手応てごたえを得えると、1940年ねんにヘルシンキ警察けいさつのパルム警部けいぶという人物じんぶつが誕生たんじょう[2]、ワルタリの作品さくひんで人気にんきキャラクターの1人ひとりとなる。いささかぶっきら棒ぼうで無愛想ぶあいそうな人物じんぶつ[注釈ちゅうしゃく 2]を主人公しゅじんこうに据すえると3作さくに登場とうじょうさせ、映画えいが化か[4]もされている。人気にんきカートゥーン『Kieku ja Kaiku』の原作げんさくを書かき[5][6]、脚本きゃくほん作家さっかを目指めざす若者わかもので作家さっかカッレ・パータロ Kalle Päätalo（英語えいご）[7][8]のファンに向むけてガイドブックを著あらわした。

冬ふゆ戦争せんそう（1939年ねん - 1940年ねん）と継続けいぞく戦争せんそう（1941年ねん - 1944年ねん9月がつ）の間あいだはフィンランド政府せいふ情報じょうほう本部ほんぶで働はたらき、その文学ぶんがく的てきな才能さいのうを政治せいじキャンペーンにも役立やくだてた[9][10][11]。1945年ねん、初はつの長編ちょうへん小説しょうせつ『エジプト人じん』を出版しゅっぱん、これは現在げんざいも読よみ継つがれるフィンランドのベストセラーである[12]。人道じんどう主義しゅぎ的てきな価値かち観かんが唯物ゆいぶつ論ろんに堕落だらくしていくというテーマは、まさに第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんの余韻よいんを漂ただよわせ、本ほん作さくは間まもなく世界せかい的てきなベストセラーとなり[1]、1954年ねんにはハリウッド映画えいが[13][14]の原作げんさくにもなった。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ご[編集へんしゅう]

ワルタリはその後ごさまざまな古代こだい文明ぶんめいに取材しゅざいした長編ちょうへん歴史れきし小説しょうせつを7本ほん執筆しっぴつした。中なかでもビザンチン帝国ていこくを舞台ぶたいにした作品さくひん（英訳えいやく『The Dark Angel』[15]）が、恐おそらく最もっとも成功せいこうした作品さくひんと言いわれている[誰だれ?]。あるいはロろーマ帝国まていこくを主題しゅだいにした2作さく[16][17]では、キリスト教きりすときょうの信仰しんこうに対たいするワルタリのペシミズムが色濃いろこく反映はんえいされている[要よう出典しゅってん]。

戦後せんご、さらに数すう多おおくの小説しょうせつを執筆しっぴつし、その内うちには推理すいり小説しょうせつも含ふくまれる。

ワルタリは、フィンランドの最もっとも執筆しっぴつ量りょうの多おおい作家さっかの1人ひとりであった。長編ちょうへん小説しょうせつ29作さくと中編ちゅうへん小説しょうせつ15作さく、短たん編集へんしゅう及および妖精ようせい物語ものがたりを合計ごうけい6冊さつ上梓じょうしし、戯曲ぎきょく26本ほんを書かいたほか、映画えいがとラジオドラマの脚本きゃくほん、ノンフィクション、翻訳ほんやく、そして書評しょひょうやコラム数すう百ひゃく本ほんを残のこしている。フィンランド人じん作家さっかで最もっとも国際こくさい的てきに著名ちょめいで、30ヵ国かこく語ごに翻訳ほんやくされた[20]。遺のこされた大量たいりょうの未み発表はっぴょう原稿げんこうは、さまざまな筆名ひつめいを使つかい分わけ、現在げんざいもミカ・ワルタリ協会きょうかいによって整理せいりと出版しゅっぱんが続つづいている[2]。

映画えいが化か作品さくひん[編集へんしゅう]

ワルタリ自身じしんの脚本きゃくほんもしくは小説しょうせつ他たに取材しゅざいし、映画えいが33本ほんが製作せいさくされた。歴史れきし映画えいが『Akhnaton, auringosta syntynyt』（同名どうめい原作げんさく[22]仮題かだい『太陽たいようの子こアクナトン』）、同どう『Paracelsus Baselissa』（同名どうめい原作げんさく[23]仮題かだい『バーゼルのパラセルスス』）が人気にんきの双璧そうへきをなす。原作げんさくの小説しょうせつは、続つづく人物じんぶつ伝でん[注釈ちゅうしゃく 3]の前段ぜんだんと見みなす声こえもある[2]。後者こうしゃの映画えいがは公開こうかい時じにイギリスで『Michael the Finn』（フィンランド人じんミカエル）、アメリカで『The Adventurer』（冒険ぼうけん者しゃ）と現地げんち題名だいめいを付つけている。歴史れきし物ぶつだけではなく喜劇きげきにも真価しんかを発揮はっきし、原作げんさく『Kulkurin valssi』（仮題かだい＝ならず者もの／放浪ほうろう者しゃのワルツ[25]』）は舞台ぶたいにも映画えいがにもなり、演劇えんげきでも映画えいがでも観衆かんしゅうから好評こうひょうを博はくした[2]。

主おもな受賞じゅしょう、栄典えいてん[編集へんしゅう]

ワルタリ夫妻ふさいミカとマルジャッタ、ロルフ・ネヴァンリンナ（フィンランド語ご）（右みぎ端はし）と妻つまシニッカ（左端ひだりはし）（1971年ねん、フィンランディア・ホールの開館かいかん演奏えんそう会かいにて）

ワルタリには1952年ねん、フィンランディア勲章くんしょう（フィンランド語ご版ばん）が授与じゅよされる。またその功績こうせきを称となえてフィンランド作家さっか協会きょうかい（英語えいご版ばん）（Suomen Kirjailijaliitto）は毎年まいとし恒例こうれいの顕彰けんしょう事業じぎょうを続つづけ、若手わかて作家さっかを対象たいしょうにワルタリ賞しょう（英語えいご）（フィンランド語ご）を選考せんこうしてきた[26][リンク切きれ][27]。

ヘルシンキのワルタリ記念きねん像ぞう（フィンランド語ご）はヘルシンキ市し南部なんぶカンピンマルミ地区ちくEtu-Töölöにあり、ワルタリの旧宅きゅうたくに近ちかい。また彫刻ちょうこく「王おうの思惑おもわく」Veikko Hirvimäki（フィンランド語ご）の創作そうさくの源みなもとは、ワルタリの書かいたTurms kuolemattomaan （仮題かだい『不滅ふめつのトゥルムス』）の一節いっせつから得えたという。

"Ihmisessä itsessään ovat pisimmät matkat."（「人じんこそ最もっとも長ながい旅たびをしている。」）
—ヘルシンキ市立しりつ美術館びじゅつかん「公共こうきょうの彫刻ちょうこく[28]」

これまでに公共こうきょうの場ばに置おく彫刻ちょうこくについて激はげしい論議ろんぎが交かわされ、näköispatsas（フィンランド語ご）[29][30]の方ほうがよかったという人ひとも多おおい。ワルタリはヘルシンキ中心ちゅうしん部ぶに抱いだく自身じしんの記憶きおくが消きえないうちに「公共こうきょうの小便しょうべん器き（フィンランド語ご）」を建たてたいと述のべた[31]。作家さっかの記憶きおくを受うけ継つぐミカ・ワルタリ協会きょうかいは（2000年ねん設立せつりつ）、とりわけ年鑑ねんかん『Illusioni』[注釈ちゅうしゃく 4]の出版しゅっぱん事業じぎょうを担になってきた[33]。

ワルタリ生誕せいたん99周年しゅうねんを記念きねんして、ヘルシンキのTöölön kirjasto図書館としょかんは2007年ねん9月がつ19日にち、4階かいの多目的たもくてき空間くうかんを「ミカ・ワルタリ・ホール」として開設かいせつした[34]。

生誕せいたん100周年しゅうねんに当あたる2008年ねん、新聞しんぶんやラジオ、テレビで多おおくの機会きかいに記念きねんの記事きじや番組ばんぐみを公開こうかいした。フィンランド貨幣かへい局きょく（フィンランド語ご版ばん）は記念きねんコインの銀貨ぎんかを発行はっこう、額面がくめんは10ユーロであった。当時とうじもフィンランド人じんが最もっとも愛読あいどくする書籍しょせきには『エジプト人じんシヌヘ』（Sinuhe egyptiläinen）が選えらばれている[12]。fi:Panu Rajala（ウィキデータ）の著あらわした伝記でんきは2008年ねん秋あきにWSOYから、850ページの大部たいぶ『Unio mystica: Mika Waltarin elämä ja teoksetika』として発行はっこうされ（仮題かだい『ワルタリの人生じんせいと仕事しごと』）、Marketa Hejkalováの英訳えいやく版ばん『Mika Waltari the Finn[35]』も上梓じょうしされた（後者こうしゃはチェコ語ご版ばんから重訳じゅうやく、仮題かだい『フィンランド人じんミカ・ワルタリ』。）

『Aku Ankka』（フィンランド語ご）はワルタリに捧ささげた11ページの漫画まんが雑誌ざっしで、ワルタリ自身じしんと「時代遅じだいおくれのキャラクター」キエクとカイクが登場とうじょうする[36]。ミカ・ワルタリの名前なまえを冠かんした学校がっこうは、2014年ねんにウーシマー県けんPornainen（ウィキデータ）のLaukkoski村むら（ウィキデータ）に設立せつりつされた[37]。

栄誉えいよ栄典えいてん[編集へんしゅう]

日本語にほんご訳やくの作品さくひん[編集へんしゅう]

発表はっぴょう年ねん順じゅん。

  • 『エジプト人じん』飯島いいじま 淳あつし秀しゅう（訳わけ）、岡倉おかくら書房しょぼう、1950年ねん、NCID BN13417746。
    • 改版かいはん改題かいだい、1958年ねんに平凡社へいぼんしゃ『世界せかい名作めいさく全集ぜんしゅう』第だい34巻かんに収載しゅうさい（NCID BN05211891）、1960年ねんに〈角川かどかわ文庫ぶんこ〉に改版かいはん（上うえ・中なか・下した3冊さつ、NCID BN04466729）。
  • Waltari, Mika（作詞さくし）、Kankainen, Jukka（作曲さっきょく）、峯みね 陽よう（編曲へんきょく）『ミッカ・ワルタリの詩しによる組曲くみきょく : 女声じょせい合唱がっしょうのための』ハルモニア、1992年ねん、NCID BA85920372
  • 『ミイラ医師いしシヌヘ』木原きはら 悦子えつこ（訳わけ）、小学しょうがく館かん〈地球人ちきゅうじんライブラリー 001〉、1994年ねん、NCID BN10989018。

英語えいごに翻訳ほんやくされた主おもな著作ちょさく[編集へんしゅう]

小説しょうせつ

丸まるカッコ内ないは原題げんだいを示しめす。発行はっこう年ねん順じゅん、以下いか同おなじ。

  • A Stranger Came to the Farm [40]（Vieras mies tuli taloon, 1937）
  • The Egyptian [41][42]（Sinuhe egyptiläinen, 1945）
  • The Adventurer [43]（Mikael Karvajalka, 1948）
  • A Nail Merchant at Nightfall（Neljä päivänlaskua, 1949）
  • The Wanderer [44]（Mikael Hakim, 1949）
  • The Dark Angel [45]（Johannes Angelos, 1952）
  • The Etruscan [46]（Turms kuolematon, 1955）
  • The Secret of the Kingdom[17]（Valtakunnan salaisuus, 1959）
  • The Roman [16]（Ihmiskunnan viholliset, 1964）

短編たんぺん小説しょうせつ

楽譜がくふ、録音ろくおん[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ WSOY（Werner Söderström publishing house）主催しゅさいの短編たんぺん小説しょうせつ公募こうぼ賞しょう（1937年ねん）でワルタリが筆名ひつめいで応募おうぼした『Vieras mies tuli taloon』（仮題かだい『農場のうじょうに来きた余所者よそもの』）と『Ei koskaan huomispäivää』（仮題かだい『明日あしたは来こない』）は1、2位いを占しめた[2]。北欧ほくおう探偵たんてい小説しょうせつ公募こうぼ賞しょうは1939年ねんに開ひらかれ、国くに別べつ部門ぶもんでワルタリは『Kuka murhasi rouva Skrofin?』（仮題かだい『誰だれがスコロフ夫人ふじんを殺ころした？』）でフィンランド第だい1位い[2]。
  2. ^ 1940年ねんの探偵たんてい小説しょうせつ『Komisario Palmun erehdys』[3]（仮題かだい『パルム警部けいぶの失態しったい』）は主人公しゅじんこうの造形ぞうけいに文芸ぶんげい評論ひょうろん家かViljanenという実際じっさいのモデルがおり、1936年ねんに公開こうかいで作品さくひん論ろんを戦たたかわせて痛いたい目めに遭あわされた相手あいてを、やんわりと揶揄やゆして描えがいたという[2]。
  3. ^ 歴史れきし人物じんぶつ小説しょうせつは『シヌヘ』あるいは『Mikael Karvajalka』[24]（仮題かだい『ミカエル・カルヴァジャルカ』）が続つづく。
  4. ^ ワルタリの著書ちょしょSuuri illusioni（素晴すばらしい幻想げんそう）[32]に因ちなむ。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 『エジプト人じん』上巻じょうかん・下巻げかん、飯島いいじま淳あつし秀しゅう（訳わけ）、東京とうきょう : 岡倉おかくら書房しょぼう、1950年ねん。NCID BN13417746。英語えいご訳やく『The Egyptian』からの重訳じゅうやく。
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  5. ^ 第だい1巻かんは1937年ねん発行はっこう。Alho, Asmo; Waltari, Mika (1937) (フィンランド語ご). Kieku ja Kaiku. 1. ヘルシンキ: Otava. OCLC 58183145 
  6. ^ Alho, Asmo; Waltari, Mika (1994). Kieku ja Kaiku ja Possu: valikoima parhaita sarjoja Kieku ja Kaiku-albumeista vuosilta 1947-1961 (reprint ed.). i ヘルシンキ: Otava. OCLC 635729274 ISBN 978-951-1-13367-4.
  7. ^ "Kalle Paatalo (1919-2000)". （英語えいご） OCLC 49712541.
  8. ^ “Kalle Päätalo, proosan puurtaja” (フィンランド語ご). yle.fi. 2021年ねん10月がつ12日にち閲覧えつらん。
  9. ^ Waltari, Mika (英語えいご). The rights of the sailors vindicated. In answer to a letter of Junius on the 5th of October, wherein he asserts the necessity and legality of pressing men into ... the navy. ロンドン: Printed for G. Kearsly. OCLC 182917974 . マイクロフィッシュ。
  10. ^ Waltari, Mika (英語えいご). The truth about the Schley case. ワシントンD.C.: Columbia Press. OCLC 24329934 . マイクロフィッシュ。
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  14. ^ マイケル・カーティス監督かんとく ; フィリップ・ダン（演出えんしゅつ）; レオン・シャムロイ（撮影さつえい監督かんとく）; Peter Ustinov（脚本きゃくほん）; 主演しゅえんベラ・ダルヴィ（1928-1971）; ビクター・マチュア ; エドマンド・パードム ; ジーン・シモンズ (2010). Sinuhe, der Ägypter (ドイツ語ご) (reprint ed.). [Erscheinungsort nicht ermittelbar]: Twentieth Century Fox Home Entertainment. OCLC 917756305。。映画えいが『The Egypsians』（1954年ねんアメリカ作品さくひん）のドイツ語どいつご版ばんDVD1枚まい。
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  20. ^ 例たとえばフランス語ふらんすご[18]、スペイン語ご[19]。
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  22. ^ 原作げんさく『Akhnaton, auringosta syntynyt』[21]はフィンランド文学ぶんがく協会きょうかい公募こうぼ展てんの入選にゅうせん作さく[2]。
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  40. ^ Walford, Naomi（翻訳ほんやく）A stranger came to the farm. G.P. Putnam、1952年ねん。NCID BA39243208。底本ていほんは『Vieras mies tuli taloon』の1938年ねん刊行かんこう。
  41. ^ Waltari, Mika. The Egyptian : a novel. Walford, Naomi（訳わけ）、改版かいはん、G.P. Putnam、1954年ねん。NCID BA22518684
  42. ^ Waltari, Mika. The Egyptian, a novel. Naomi Walford（訳わけ）. New York,: G. P. Putnam's Sons. 発行はっこう年ねん不明ふめい。OCLC 671921878。電子でんし版ばん。
  43. ^ Waltari, Mika. The adventurer. Walford, Naomi（訳わけ）、G.P. Putnam、1950年ねん頃ごろ。NCID BA37616075
  44. ^ Waltari, Mika. The wanderer. Walford, Naomi（訳わけ）、G.P. Putnam、1951年ねん。NCID BA39242475
  45. ^ Waltari, Mika. The dark angel. Walford, Naomi（訳わけ）、Putnam、1953年ねん。NCID BA39242919
  46. ^ Waltari, Mika. The Etruscan. Leino, Lily（訳わけ）、Putnam、1956年ねん。NCID BA2254145X
  47. ^ Waltari, Mika. Moonscape, and other stories. Walford, Naomi（訳わけ）、Putnam、1954年ねん。NCID BA83248641
  48. ^ Call, M. S. (1954). “Review of Moonscope, by M. Waltari.”. World Affairs 117 (4): 121-121. JSTOR 20668986
  49. ^ The tree of dreams: and other stories. ロンドン：Hodder and Stoughton、1965。OCLC 3809374。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

  • Ritva Haavikko（フィンランド語ご）（ウィキデータ） 文学ぶんがく研究けんきゅう者しゃ、文筆ぶんぴつ家か。ワルタリ晩年ばんねんを深ふかく知しる。
音楽おんがく関係かんけい
映画えいが俳優はいゆう

関連かんれん資料しりょう[編集へんしゅう]

本文ほんぶんの典拠てんきょではない資料しりょう、発行はっこう年ねん順じゅん。

  • 今月こんげつの書棚しょだな：『エジプト人じん（上下じょうげ）』/ミカ・ワルタリ ; 飯島いいじま淳あつし秀しゅう. 第だい17巻かん. 東京とうきょう: 日本にっぽん古書こしょ通信つうしん社しゃ. (1952-08). p. 2 （コマ番号ばんごう0002.jp2）. doi:10.11501/10232328. 国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん書誌しょしID:00018562、国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかん内ない公開こうかい。
  • ウプサラ大学だいがく図書館としょかんの回顧かいこ展てん「ミカ・ワルタリ著ちょエジプト人じん、シヌヘ」の展示てんじ図録ずろく。会期かいきは1979年ねん11月16日にち–1980年ねん2月がつ2日にち、資料しりょう提供ていきょうはヘルシンキ大学だいがく図書館としょかん。 (スウェーデン語ご) Mika Waltari: Sinuhe, egyptiern : utställning i Uppsala universitetsbibliotek i samarbete med Helsingfors universitetsbibliotek 16.11.1979-2.2.1980. ウプサラ大学だいがく出版しゅっぱん局きょく. (1980). OCLC 29940107. "catalogue of the exhibition at the University Library of Uppsala" 
  • 統合とうごう療法りょうほうの学術がくじゅつ誌しにワルタリの歴史れきし小説しょうせつについて掲載けいさい。Waltari, Mika (2018). “Paracelsus in Basle.” (英語えいご). British Homoeopathic Journal.. doi:10.1016/S0007-0785(63)80032-0. OCLC 1189165245. 
  • いわゆる5本ほん指ゆび体操たいそうとワルタリの推理すいり小説しょうせつ。Pyrhönen, Heta. “Five-Finger Exercises: Mika Waltari's Detective Stories”. Orbis Litterarum (ヘルシンキ大学だいがく) 59 (1 (February 2004)): 23-38. doi:10.1111/j.0105-7510.2004.00794.x. ISSN 0105-7510. OCLC 5153663520. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.0105-7510.2004.00794.x. 。
  • 博士はかせ論文ろんぶん、ハリウッド映画えいが界かいが改作かいさくする傾向けいこう（ハリウッド）を、以下いかのスウェーデン語ご原作げんさくと英語えいご要約ようやくを対比たいひして分析ぶんせき。『Lasisydän』『Komisario Palmun erehdys』『Yksityisalue』『Kesällä kello 5』。Juva, Anu (2008). "Hollywood-syndromi" : jazzia ja dodekafoniaa : elokuvamusiikin funktioanalyysi neljässä 1950- ja 1960-luvun vaihteen suomalaisessa elokuvassa (Thesis) (フィンランド語ご). オーボ・アカデミー大学だいがく. OCLC 496848837。. 同学どうがく大学院だいがくいん博士はかせ論文ろんぶん。. ISBN 9789517654296, 9517654294。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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